JPH05228832A - 自動研削盤 - Google Patents

自動研削盤

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Publication number
JPH05228832A
JPH05228832A JP5932692A JP5932692A JPH05228832A JP H05228832 A JPH05228832 A JP H05228832A JP 5932692 A JP5932692 A JP 5932692A JP 5932692 A JP5932692 A JP 5932692A JP H05228832 A JPH05228832 A JP H05228832A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
grinding
grinding wheel
motor
pattern
reference position
Prior art date
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Pending
Application number
JP5932692A
Other languages
English (en)
Inventor
Akira Sato
彰 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Asahi Tec Corp
Original Assignee
Asahi Tec Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Asahi Tec Corp filed Critical Asahi Tec Corp
Priority to JP5932692A priority Critical patent/JPH05228832A/ja
Publication of JPH05228832A publication Critical patent/JPH05228832A/ja
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  • Automatic Control Of Machine Tools (AREA)
  • Constituent Portions Of Griding Lathes, Driving, Sensing And Control (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ならい型の自動研削盤の研削パタ−ンの基準
位置修正を砥石車の径を測定することなく行って研削処
理時間の短宿を図る。 【構成】 砥石車モ−タにより回転駆動される砥石車
と、その砥石車を被研削物の研削軌跡によって形成され
た研削パタ−ンに沿って相対的に移動させる移動手段
と、前記砥石車が前記披研削物に当接したときの前記砥
石車モ−タの駆動力(電力値)の変化を検出する検出手
段と、その検出手段の検出信号に基づいて前記研削パタ
−ンの基準位置を修正する位置修正手段とからなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、被研削物の研削パタ−
ンに沿って砥石車を相対的に移動させて研削処理する、
いわゆるならい型の自動研削盤に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ならい型の自動研削盤は、被研削
物(以下、ワ−クという)の研削パタ−ンをマイクロコ
ンピュ−タを中心に構成された制御器の記憶部に記憶さ
せておき、砥石車モ−タ(以下、砥石モ−タという)で
回転駆動されている砥石車をその研削パタ−ンに沿って
移動させ、又は砥石車を固定しておいてワ−クをその研
削パタ−ンに沿って移動させて、すなわち、砥石車が研
削パタ−ンに沿って相対的に移動されて研削処理が行わ
れている。
【0003】砥石車は、研削処理によって摩耗し、その
径が徐々に小さくなるので、一研削処理が終了する毎に
砥石車の径を測定し、その測定結果に基づいて次回の研
削処理時の研削パタ−ンの基準位置を修正している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の自動研削盤においては、一研削処理が終了する毎に
砥石車の径を測定し、その測定結果に基づいて研削パタ
−ンの基準位置を修正しているので、研削処理時間が長
くなるという欠点があった。
【0005】そこで、本発明は、上記欠点を解決するた
めになされたものであって、その目的は、研削処理の当
初に、研削パタ−ンの基準位置修正工程を付加して研削
処理時間を短縮することのできる自動研削盤を提供する
ことにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明にかかる自動研削
盤は、砥石モ−タにより回転駆動される砥石車と、その
砥石車を被研削物の研削軌跡によって形成された研削パ
タ−ンに沿って相対的に移動させる移動手段と、前記砥
石車が前記披研削物に当接したときの前記砥石モ−タの
駆動力の変化を検出する検出手段と、その検出手段の検
出信号に基づいて前記研削パタ−ンの基準位置を修正す
る位置修正手段とを有することを特徴としている。
【0007】
【作用】上記構成において、砥石車がワ−クに当接する
と砥石モ−タの駆動力が変化する。その変化点は検出手
段により検出される。そして、研削パタ−ンの基準位置
は、検出された変化点が研削パタ−ンの基準位置となる
ように修正され、以後、その修正された研削パタ−ンに
基づいて研削処理が行われる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1は、一実施例に係る自動研削盤の概略構成図
であって、鋳造されたがいしキャップ金具がワ−クWと
して示されている。このがいしキャップ金具は、鋳ばり
(バリ)が表面に存在するので(図1の斜線部分参
照)、そのバリ除去のために研削処理される。
【0009】ワ−クWは、ベ−ス上にクランプ1,1に
よって固定されている。なお、ワ−クWのうち研削され
る部分はがいしキャップ金具のクレビス部で、その研削
部分の軌跡Rは、後述の制御器に研削パタ−ンとして予
め記憶されている。
【0010】砥石車Gは、砥石モ−タMの駆動軸2に設
けられており、この駆動軸2の軸心方向はベ−スの上面
と交差するように傾斜して儲けられている。この傾斜
は、がいしキャップ金具(W)のクレビス部の付け根部
分の湾曲部分と砥石車の周縁部を一致させることによ
り、研削処理を効率よく行わせるために設けられてい
る。もちろん、この駆動軸2を周知の自動研削盤と同様
に、ベ−スBの上面と平行に設けるようにしてもよい。
【0011】砥石モ−タMは、周知の自動研削盤と同様
に、X軸モ−タMXにより回転駆動されるスクリュウ3
を介してベ−スBの上面と平行方向(以後、X軸方向と
いうときもある。)に移動されるとともに、Y軸モ−タ
MYにより回転駆動されるスクリュウ4を介してベ−ス
Bの上面と直交する方向(以後、Y軸方向というときも
ある。)に移動されるように構成されている。
【0012】図中Cは、マイクロコンピュ−タを中心に
構成された制御器であって、その電気的構成は、図2に
示されている。すなわち、制御器Cは、ROM10に格
納されているシステムプログラムとRAM11に格納さ
れているワ−キングデ−タとを用いて演算処理する中央
処理部(CPU)12を中心に構成されており、このC
PU12は、I/Oユニット13を介して砥石モ−タM
の駆動電力を計測する電力計(図示せず)の検出信号を
入力する検出ドライバ14と、X軸モ−タ用ドライバ1
5と、Y軸モ−タ用ドライバ16と、砥石モ−タ用ドラ
イバ17とが接続されている。なお、このI/Oユニッ
ト13には、ワ−クWの取付状態等を検出する各種のセ
ンサドライドやクランプ1,1等の各種の駆動ドライバ
が接続されているが、本発明の説明に直接関係しないの
で省略されている。
【0013】図3はRAM11内の研削パタ−ンを示す
もので、同図の実線は基本の研削パタ−ンであって、こ
の研削パタ−ンはがいしキャップ金具(W)の種類が変
更されるまでは同一であり、予めRAM11内に記憶さ
れている。そして、この研削パタ−ンにおいて、砥石車
Gが最初に研削を開始する基準位置は(Xo,Yo)で
示されている。
【0014】次に、図3の研削パタ−ン図及び図4のフ
ロ−チャ−トを参照して本実施例装置の動作を説明す
る。
【0015】今、ワ−クWがベ−スBにスランプ1,1
を介してセットされて研削処理が開始されたものとする
(ステップ100肯定。以下、ステップをSとす
る。)。当初、砥石車Gはワ−クWのベ−スBへの取付
に邪魔にならない位置にあって、そこから基準位置(X
o,Yo)にX軸モ−タMX及びY軸モ−タMYを介し
てセットされる(S102)。この基準位置(Xo,Y
o)は、砥石車Gが新品のときの研削位置を基に決めら
れているので、研削処理が繰返される毎に砥石車Gの径
がわずかずつ小さくなってくるため、次回の研削処理に
当たっては、その径の減少分だけ基準位置を修正する必
要がある。
【0016】このために、砥石車Gは、砥石モ−タMを
回転駆動させた状態でY軸モ−タMYを駆動させて、基
準位置(Xo,Yo)からY軸方向に沿って降下させる
(S104,S106)。
【0017】砥石モ−タMの駆動電力は、電力計によっ
て計測されていて、その検出信号は制御器Cに入力され
ている。この電力は、砥石モ−タMがワ−クWに当接さ
れると負荷が増加して消費電力が増加し、その変化が所
定のしきい値と比較されて検出される。そして、その検
出信号は検出ドライバ14を介してRAM11に取り込
まれる。なお、砥石車Gがワ−クWに当接すると砥石モ
−タMの電流値も、変化するので、その電流値の変化を
検知することによってもその当接を検出可能であるが、
本実施例では、電流値と電圧値の乗算に係る電力値の方
が、砥石車Gとワ−クWとが当接したときに大きな変化
を示すので、電力値の変化を監視して検知するようにし
ている。
【0018】さて、電力値の変化が検出されると、CP
U12はY軸モ−タ用ドライバ16の駆動を止めるとと
もに(S110)、Y軸モ−タMYの回転した回転数か
らY軸の移動した距離を求め、さらに、Y軸が移動した
ことによるX軸の移動量を求めて、当接地点の基準位置
(Xn,Yn)を算出する(S112)。次いで、新た
な基準位置(Xn,Yn)を基に、図3の鎖線に示され
るように、元の研削パタ−ンを平行移動して新たな研削
パタ−ンが作成される(S114)。
【0019】以後、この研削パタ−ンに従ってX軸モ−
タMX及びY軸モ−タMYが制御されて研削処理が行わ
れる(S116)。なお、砥石車Gの駆動軸2がベ−ス
Bの上面と平行に設けられているときは、Y軸の修正だ
けで新たな研削パタ−ンを求めることができる。
【0020】以上のように、本実施例にかかる自動研削
盤は、従来のように、砥石車Gの径を測定して研削パタ
−ンの基準位置を修正することがないので研削処理時間
が短縮される利益がある。
【0021】なお、上述の例では、ワ−クWは、がいし
キャップ金具の例を示したが、他のワ−クであってもよ
いことはもちろんである。また、砥石車GをX軸方向及
びY軸方向に移動させるようにしたが、ベ−スBをX軸
方向及びY軸方向へ移動させるようにしてもよい。
【0022】
【発明の効果】本発明にかかる自動研削盤は、砥石モ−
タにより回転駆動される砥石車と、その砥石車をワ−ク
の研削軌跡によって形成された研削パタ−ンに沿って相
対的に移動させる移動手段と、前記砥石車が前記ワ−ク
に当接したときの前記砥石モ−タの駆動力の変化を検出
する検出手段と、その検出手段の検出信号に基づいて前
記研削パタ−ンの基準位置を修正する位置修正手段とか
らなるので、研削処理の当初に、研削パタ−ンの基準位
置修正が行われるため、従来のように砥石車の計測を必
要とせず、研削処理時間を短縮することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る自動研削盤の概略構成
図である。
【図2】制御器Cの電気的構成を示すブロック図であ
る。
【図3】研削パタ−ンの説明図である。
【図4】制御動作を示すフロ−チャ−トである。
【符号の説明】
M 砥石モ−タ(砥石車モ−タ) Mx X軸モ−タ My Y軸モ−タ C 制御器(検出手段,位置修正手段)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 砥石車モ−タにより回転駆動される砥
    石車と、 前記砥石車を被研削物の研削軌跡によって形成された研
    削パタ−ンに沿って相対的に移動させる移動手段と、 前記砥石車が前記被研削物に当接したときの前記砥石車
    モ−タの駆動力の変化を検出する検出手段と、 前記検出手段の検出信号に基づいて前記研削パタ−ンの
    基準位置を修正する位置修正手段と、 を有することを特徴とする自動研削盤。
JP5932692A 1992-02-13 1992-02-13 自動研削盤 Pending JPH05228832A (ja)

Priority Applications (1)

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JP5932692A JPH05228832A (ja) 1992-02-13 1992-02-13 自動研削盤

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5932692A JPH05228832A (ja) 1992-02-13 1992-02-13 自動研削盤

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Publication Number Publication Date
JPH05228832A true JPH05228832A (ja) 1993-09-07

Family

ID=13110120

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JP5932692A Pending JPH05228832A (ja) 1992-02-13 1992-02-13 自動研削盤

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JP (1) JPH05228832A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107160239A (zh) * 2017-05-09 2017-09-15 西北工业大学 球头刀变刀轴方向控制刀具磨损的多轴加工方法
WO2022077579A1 (zh) * 2020-10-15 2022-04-21 盐城丝路信息科技服务有限公司 一种计算机机箱打磨装置

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