JPH0522814U - 止め金具 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】衝撃による装置の位置ずれを防止する。 【構成】装置１を設置する装置取付台２のねじ固定用穴
１０に差し込み、ストッパーの役目をする円形の座金押
え３と、装置の位置調整を行う円形の座金とを備え、座
金押え３は中心を通り装置取付台２の取付用のねじ５の
直径を幅とする矩形状の穴３１を有し、座金４は座金４
のほぼ半径を直径としねじ５の直径を幅とする座金４の
中心からの半円周の穴４１を有している。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

本考案は止め金具に関し、特に装置の止め金具に関する。

【０００２】

【従来の技術】

従来の止め金具は、図３に示すように円状の平板の中心にねじ５を差し込む丸 穴が空いている座金６を有して成っている。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

上述した従来の止め金具は、図３に示すように、下からのねじ５と座金６にて 装置１を装置取付台２に固定しているが、装置１を固定する力がねじ５による力 だけであるため、装置取付台２に衝撃を与えると、装置１が固定していた位置か らずれてしまうという問題点がある。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

本考案の止め金具は、装置を設置する取付台のねじ固定用穴に差し込み、スト ッパーの役目をする円形の座金押えと、前記装置の位置調整を行う円形の座金を 備えて成り、前記座金押え中心を通り前記取付台の取付用ねじの直径を幅とする 矩形状の穴を有し、前記座金は前記座金のほぼ半径を直径とし前記ねじの直径を 幅とする前記座金の中心からの半円周の穴を有している。

【０００５】

【実施例】

次に本考案について図面を参照して説明する。

【０００６】 図１は本考案の一実施例を示す斜視図である。

【０００７】 図１において、本実施例の止め金具は装置１を設置する装置取付台２のねじ固 定用穴１０に差し込み、ストッパーの役目をする円形の座金押え３と、装置１の 位置調整を行う円形の座金４とを備え、座金押え３は中心を通り装置取付台２の 取付用ねじ５の直径を幅とする矩形状の穴３１を有し、座金４は座金４のほぼ半 径を直径としねじ５の直径を幅とする座金４の中心からの半円周の穴４１を有し ている。

【０００８】 図２は本実施例の適用例を示し、（ａ）は本実施例を取付状態を示す図、（ｂ ）は図２の（ａ）の中の本実施例部分の拡大図である。

【０００９】 次に本実施例の取付け方法について図１，図２を併用して説明する。

【００１０】 装置１を装置取付台２に乗せ、座金押え３を装置取付台２に空いているねじ固 定用穴１０へ装置取付台２の下から差し込む。次に、座金４を装置取付台２に差 し込んである座金押え３へ装置１のねじ穴位置を確認してからはめ込む。最後に 座金４を穴４１に沿って回転して位置調整をしてねじ５で固定する。

【００１１】

【考案の効果】

以上説明したように本考案は、装置を設置する取付台のねじ固定用穴に差し込 み、ストッパーの役目をする円形の座金押えと、装置の位置調整を行う円形の座 金とを備え、座金押えは中心を通り取付台の取付用ねじの直径を幅とする矩形状 の穴を有し、座金は座金のほぼ半径を直径としねじの直径を幅とする座金の中心 からの半円周の穴を有することにより、座金押えが、取付台に設けてあるねじ固 定用穴の両端を固定してあるため、衝撃による装置の位置ずれを生じさせないよ うにし、また、座金を回転させることにより、装置位置調整を簡単にすることご できる効果がある。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の一実施例を示す斜視図である。

【図２】本実施例の適用例を示し、（ａ）は本実施例の
取付状態を示す図、（ｂ）は図２の（ａ）の中の部分拡
大図である。

【図３】従来の止め金具の一例の取付状態を示す図であ
る。

【符号の説明】

１ 装置 ２ 装置取付台 ３ 座金押え ４ 座金 ５ ねじ ６ 座金 １０ ねじ固定用穴 ３１，４１ 穴

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 装置を設置する取付台のねじ固定用穴に
   差し込み、ストッパーの役目をする円形の座金押えと、
   前記装置の位置調整を行う円形の座金を備えて成り、前
   記座金押え中心を通り前記取付台の取付用ねじの直径を
   幅とする矩形状の穴を有し、前記座金は前記座金のほぼ
   半径を直径とし前記ねじの直径を幅とする前記座金の中
   心からの半円周の穴を有すること特徴とする止め金具。