JPH05227507A - ディジタルビデオテープレコーダ - Google Patents

ディジタルビデオテープレコーダ

Info

Publication number
JPH05227507A
JPH05227507A JP4023774A JP2377492A JPH05227507A JP H05227507 A JPH05227507 A JP H05227507A JP 4023774 A JP4023774 A JP 4023774A JP 2377492 A JP2377492 A JP 2377492A JP H05227507 A JPH05227507 A JP H05227507A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
data
recording
audio
mode
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4023774A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshinobu Nishikawa
義信 西川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
Priority to JP4023774A priority Critical patent/JPH05227507A/ja
Publication of JPH05227507A publication Critical patent/JPH05227507A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Television Signal Processing For Recording (AREA)
  • Digital Magnetic Recording (AREA)
  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、MUSE信号をディジタル信号に
変換してディジタル記録するVTRにおいて、映像
(Y、C)信号を圧縮して長時間記録するモードにおい
ても、元のPCM音声信号を圧縮することなく、かつデ
ィジタルデータを効率よく記録することを目的とする。 【構成】 記録フォ−マットにおいて、メインモ−ド時
に音声記録エリアとサブコ−ド記録エリア(映像や音声
に関する付加情報を記録するエリア)を設け、長時間記
録モード(映像デ−タ圧縮記録モード)時に、サブコ−
ド記録エリアの一部を用いて音声信号を記録するもので
ある。また、この時磁気テープ上に記録された信号がメ
インモ−ドであるか、または長時間モードであるかを識
別するためのコードを記録フォーマットの所定の位置に
記録し、再生時にこの識別コードを検出して信号処理の
方法を変える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、映像信号(アナログ信
号)及び音声信号(アナログ信号)をディジタル信号に
変換して、回転磁気ヘッドにて磁気テ−プ上に記録し、
かつ再生する磁気記録再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】所謂、ハイビジョンは、元々R・G・B
の各信号帯域幅が30MHzと極めて広帯域である。こ
の為、このハイビジョン信号を衛星放送1チャンネルで
一般家庭に送出するために、ベ−スバンド信号帯域幅で
約8MHzまで帯域圧縮を行う必要がある。これを実現
するために、アナログ・サンプル値伝送方式であるMU
SE(Multi Sub-Nyquist Sampling Encoding)と呼ば
れる帯域圧縮方式がNHKで開発された。このMUSE
方式の技術的詳細については、種々の論文・雑誌等で説
明されているので、ここでは詳細な説明は省略するが、
本発明に関係するMUSE信号の伝送信号形式を図6に
示し、これを用いて簡単に説明しておく。
【0003】前述したようにMUSE信号はアナログ・
サンプル値伝送であるので、受信側でサンプリング・ク
ロックを再生する必要がある。この再生されたサンプリ
ング・クロック(16.2MHz)を用いて、伝送され
てきたアナログ・サンプル値をサンプリング(これをリ
サンプリングと呼ぶ)する。図6に示すように、16.
2MHzのサンプリング・クロックで、1ライン当たり
480の標本点があり、その内HD(水平同期信号)に
11サンプル、C(色差信号)に94サンプル、Y(輝
度信号)に374サンプル、CとYの間に1サンプルの
ガ−ドバンドが割り当てられている。
【0004】図6に示す伝送形式で送れてきたMUSE
アナログ信号は、受信側でデコ−ドされるが、このデコ
−ドの信号処理について説明しておく。図7は、MUS
Eデコ−ダの回路ブロック図である。放送衛星から送ら
れてきた信号は、チュ−ナ−により復調されMUSEア
ナログ信号として、MUSEデコ−ダの入力端子201
に入力される。この後、ロ−パスフィルタ202によっ
て8.15MHzに帯域制限される。
【0005】MUSE方式では受信側で16.2MHz
のリサンプリング・クロックを再生する必要があり、こ
の再生されたクロックを基にして、伝送されてきたアナ
ログ・サンプル値波形をリサンプリングする。この時、
リサンプリング・クロックの位相がずれると波形歪を発
生し、大きな画質劣化の原因となる。このため、クロッ
ク再生においては、HD信号内に含まれる位相情報を基
準にして、現在のリサンプリング・クロックとの位相誤
差を検出しながら、正しい位相のリサンプリング・クロ
ックを生成するようPLL回路203が用いられる。従
って、位相誤差制御されたサンプリング・クロックを用
いることにより、送信時のMUSEディジタル信号を復
元することができる。
【0006】このように位相制御されたリサンプリング
・クロックによりA/D変換回路204にてAD変換さ
れた後、分離回路205にて、映像信号Y及びC、音声
信号、コントロ−ル信号、同期信号が分離される。
【0007】音声信号については、音声処理回路206
によって、元のアナログ音声信号に復元され出力端子2
07から出力される。
【0008】映像信号Y・Cについては、ディエンファ
シス回路208及び逆ガンマ補正回路209にてディエ
ンファシス及び逆ガンマ補正が施され、一旦フレ−ムメ
モリ210に記憶される。
【0009】MUSE方式では、4フィ−ルド分の画素
デ−タで1フィ−ルドの画素を復元する。この画面の復
元時に、画素信号の内挿が内挿回路212にて行われる
が、この内挿は画面の静止状態、動状態に応じて処理の
方法が異なる。即ち、動き系では同一フィ−ルド内の画
素を用いて内挿が行われ、静止系については他のフィ−
ルドの画素を用いて内挿が行われる。また、静止状態の
ものがカメラのパンニングなどにより、画面全体がゆっ
くり動いている時には、動き系としてではなく、静止系
と同様の内挿を行う。即ち、他のフィ−ルドの画素を用
いて内挿を行うが、この画素をフレ−ムメモリから読み
出す時、後で述べるコント−ル信号内にある動きベクト
ル情報を用いて、動きベクトルに相当する量のアドレス
をずらして読み出し、内挿を行う。
【0010】一方、分離回路205より分離されたコン
トロ−ル信号は、コントロ−ル信号処理回路211で処
理される。このコントロ−ル信号は、1フィ−ルド内の
画像情報、即ちY及びCのサブサンプル位相、水平及び
垂直方向の動きベクトル量等の情報であり、次のフィ−
ルドの情報として1フィ−ルドごとに伝送される。この
コントロ−ル信号を用いて、Y及びCのサンプル位相の
決定、静止状態、動状態に応じた画素の内挿を行う。
【0011】この後、内挿回路212出力は、TCIデ
コ−ダ回路213、逆マトリックス回路214、ガンマ
補正回路215、D/A変換回路216、LPF217
を通って、出力端子218にR、G、Bのハイビジョン
信号が出力端子218に出力される。
【0012】このようなMUSE信号をディジタル記録
するVTRについては、例えば、テレビジョン学会技術
報告(1989年11月29日発表)に提案されている
ので、ここで簡単に説明する。放送衛星から伝送されて
きたMUSE信号は、前述したように16.2MHzで
リサンプリング後、映像信号Y・C、音声信号、コント
ロ−ル信号に分離される。この後。映像信号については
ディエンファシス、逆ガンマ補正の処理が為されて1サ
ンプル当たり8ビットのデ−タとなる。また、音声信号
については、1.35Mbpsのレ−トのビットストリ
−ムデ−タが得られる。コントロ−ル信号については2
00ビット/フィ−ルドのデ−タが得られる。この信号
処理の様子を図8に示す。一般的にMUSE信号をディ
ジタル記録するVTRでは、このような信号処理が為さ
れた後の信号が磁気テープに記録される。
【0013】例えば、76mmφシリンダを用い、シリ
ンダの回転数を3600rpmとし、3チャンネル6ヘ
ッドで編成されたVTRでは、通常、2時間の録画が可
能である。この記録フォ−マットを図9に示す。図9a
は1訂正ブロックの構成で、映像信号Y・C、音声信号
及びコントロ−ル信号の配置を示す。このように配置さ
れた各信号に対し、水平方向及び垂直方向に対し誤り訂
正符号(リ−ド・ソロモン符号)が形成される。このよ
うに形成された訂正ブロック各行(水平方向一行分)
は、図9bに示すように1フレ−ムが構成される。この
1フレ−ムには、先頭に同期信号が2ワ−ド(1ワ−ド
8ビット)、アドレス信号が3ワ−ド及びサブコ−ド
(音声・映像信号に関係する付加情報で、例えばスーパ
ーインポーズ用の映像データ等)が3ワ−ド分付加され
て、その後に1訂正ブロックの水平方向一行分のデ−タ
が付加される。
【0014】このように形成された各フレ−ムは、1ト
ラックで360フレ−ム記録される。即ち、1トラック
には4訂正ブロック分のデ−タが記録される。また1ト
ラックには、図9cに示すように360デ−タフレ−ム
の他、前後に4フレ−ムづつそれぞれプリアンブル部、
ポストアンブル部が付加される。このようなトラックが
6本で1フィ−ルド分のデ−タが記録されている。この
ようにMUSEディジタル信号をデ−タ圧縮なしにディ
ジタル記録する場合、2時間記録することができる。し
かし、長時間記録に対する要求もあり、これを実現する
ためには、ディジタル記録の場合、デ−タ量を削減する
必要がある。
【0015】削減する手段としては、文献(電子情報通
信学会 磁気記録研究会MR90−16)に見られるよ
うに、映像信号Y・Cを2次元予測DPCMでデ−タ量
を1/2にすることは可能である。このような方式を用
いて基本的にデ−タ量を1/2にすることができるの
で、1フィ−ルド当たりの記録トラック数を3本とする
ことは可能である。この時、記録時間は2倍の4時間と
なる。
【0016】しかし、1フィ−ルド当たりの記録トラッ
ク数を半分にすると、音声信号を記録するエリアが不足
し、所定の記録エリアに音声信号を記録しようとする
と、音声信号についても1/2にデ−タ圧縮を施さなけ
ればならない。音声信号を更にデ−タ圧縮することは、
ハイビジョン映像とハイファイ音声とのバランス上から
も不適切であり、また映像信号のデ−タ量と比較して音
声信号のデ−タ量は十分に少ないので、音声信号につい
てはデ−タ圧縮を行わずに記録することが望ましい。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、従来の
MUSEディジタルVTRにおいて、メインモ−ドとし
て圧縮を行わないMUSE信号を記録し、かつ長時間モ
−ドとして映像信号のみを圧縮し、音声信号のみはメイ
ンモ−ドと同じデ−タ量で記録する場合、音声信号の記
録エリアが不足する問題がある。そこで、長時間モ−ド
でも音声信号を記録できる音声記録エリアを設けておけ
ばよいが、このようにするとデ−タの記録効率の点から
好ましくない。
【0018】
【課題を解決するための手段】本発明は、記録フォ−マ
ットにおいて、メインモ−ド時に音声記録エリアとサブ
コ−ド記録エリア(映像や音声に関する付加情報を記録
するエリア)を設け、長時間記録モード(映像デ−タ圧
縮記録モード)時に、サブコ−ド記録エリアの一部を用
いて音声信号を記録するものである。また、この時磁気
テープ上に記録された信号がメインモ−ドであるか、ま
たは長時間モードであるかを識別するためのコードを記
録フォーマットの所定の位置に記録し、再生時にこの識
別コードを検出して信号処理の方法を変えることを特徴
とする。
【0019】
【作用】上述のようにメインモ−ド時にサブコ−ド記録
エリアとして設けられたエリアに、長時間モード時一部
音声の記録エリアとして使用することにより、長時間モ
ードにおいてもハイファイ音声を実現することができ、
かつディジタル信号の記録を効率良くすることができ
る。
【0020】
【実施例】以下、図面に従い本発明の一実施例について
説明する。図1はMUSEディジタルVTRの回路ブロ
ック図であり、これを用いて信号処理を説明する。
【0021】放送衛星から送られてきた信号は、チュ−
ナにより復調されたMUSEアナログ信号として、MU
SEディジタルVTRの入力端子101に入力される。
入力されたMUSEアナログ信号は、ロ−パスフィルタ
102によって8.15MHzに帯域制限される。
【0022】帯域制限されたMUSEアナログ信号は、
前に述べたようにHD信号を基にPLL回路104にて
位相ロック制御された16.2MHzのリサンプリング
クロックによってサンプリングされ、A/D変換回路1
03によってディジタル信号に変換される。この後、分
離回路105によって、コントロ−ル信号、音声信号、
HD信号、映像信号(Y、C)に分離される。この時、
映像信号(Y、C)については、前述したようにディエ
ンファシス回路208、逆ガンマ補正回路209にてデ
ィエンファシス及び逆ガンマ補正処理され、順次メモリ
108に記憶される。
【0023】一方、音声信号は音声信号処理回路107
によって、伝送時の3値信号から2値信号に戻され、
1.35Mbpsの信号レ−トでメモリ108に記憶さ
れる。また、コントロール信号は、コントロール信号処
理回路106で2値識別され200ビット/フィ−ルド
のデ−タがメモリ108に記憶される。
【0024】ここでモード選択スイッチ110でメイン
モードを選択した時、信号処理制御回路111はモード
選択スイッチ110のモード信号を読み取り、画像圧縮
回路109を動作させず、かつモード識別信号発生回路
112のモード識別コードを図5に示すようにメインモ
ードとする。この時、サブコ−ド信号(映像・音声に関
する付加情報)発生回路139からデータがメモリ10
8に記憶される。
【0025】メモリ−108に記憶された音声、映像、
コントロ−ル信号及び識別コードは、順次パリティ生成
回路140に読み出される。ここでは図2aに示す訂正
ブロックを構成するように、垂直パリティと水平パリテ
ィが生成され、生成されたパリティは一旦メモリ108
に記憶される。図2aは水平方向に3ワ−ドのサブコー
ド、この内所定の位置(図の斜線部)にモ−ド識別コー
ドが多重書きされている。但し図では2重書きにしてい
るが、2重以上に多重書きにしてもよい。
【0026】その他、水平方向に2ワ−ドの音声信号、
120ワ−ドの映像信号(Y、C)及び5ワードの水平
パリティがある。垂直方向には、86ワードのサブコ−
ド、音声信号、あるいは映像信号に対して4ワードの垂
直パリティが形成される。このように構成された訂正ブ
ロックは、4つの訂正ブロックで1本のトラック上に記
録される。更に、本実施例では6本のトラックで1フィ
−ルドの映像信号、音声信号などが記録される。
【0027】パリティ生成後、メモリ108からは各チ
ャンネルに対して図2aで示した訂正ブロックから水平
方向に順次データが読み出され、3チャンネルに分配さ
れ、フレーム合成回路113へ入力される。ここでは図
3に示す形態にフレーム合成される。
【0028】フレームは、2ワードの同期信号を先頭に
3ワ−ドのアドレス信号、3ワードのサブコード(一部
モード識別コードがある)、2ワードの音声信号、12
0ワードの映像信号(Y、C)、及び5ワードの水平パ
リティで構成される。フレームによっては、サブコー
ド、音声及び映像信号が垂直パリティになるものがあ
る。この時、同期信号は、同期信号発生回路141か
ら、アドレス信号はアドレス信号発生回路114から、
モード識別信号はモード識別信号発生回路112から供
給され、フレーム合成回路113でフレームに合成され
る。
【0029】フレームに合成された信号は、合成回路1
15で図4に示すように先頭に4フレーム、後端に4フ
レームの長さの各々プリアンブル信号、ポストアンブル
信号が付加される。これらの信号は、プリアンブル・ポ
ストアンブル信号発生回路116で生成され、360フ
レームのデータフレーム信号と合成される。
【0030】こうして合成された信号は、ディジタル変
調回路117にてディジタル変調され、記録アンプ11
8で増幅後に切換回路119に供給され、この切換回路
119から回転トランス120を介して所定の磁気ヘッ
ド121に接続されて、磁気テープ122に記録され
る。
【0031】尚、切換回路119は記録時に記録系から
磁気ヘッドへの信号の供給を可能とし、再生時に磁気ヘ
ッドから再生系への信号の供給を可能にする。また、フ
レーム合成回路113乃至記録アンプ118の一連の信
号処理回路300は2ch、3chについても夫々同一
構成の信号処理回路301、302が配される。
【0032】一方、記録時にモード選択スイッチ110
で長時間モードを選択した時、信号処理制御回路111
はモード選択スイッチ110のモード信号を読み取り、
画像圧縮回路109を動作させる。信号処理制御回路1
11は、メモリー108に記憶されている画像データを
随時読み出し、画像圧縮回路109へ送り出す。画像圧
縮回路109では、画像デ−タ(Y及びC)を例えばD
−PCMの操作により8ビット/サンプルから4ビット
/サンプルに圧縮する。1/2にデ−タ圧縮された画像
データは2サンプルをまとめて8ビットデ−タにされ
る。この8ビット単位のデータでメモリー108に再び
記憶される。この操作により画像データ量は1/2に圧
縮される。この為、画像データの記録トラック数は、1
フィールド当たり3トラックとなる。
【0033】一方、音声信号は、メインモード時6本の
トラックで記録しなければならないが、長時間モ−ド時
に3本のトラックで記録するために以下の処理を行う。
即ち、長時間モ−ド時、図2aに示す訂正ブロックのサ
ブコードエリアの内、水平方向3ワ−ドの内2ワードを
音声信号記録エリアに使用する。これを図2bに示す。
この操作により、音声データを圧縮することなく記録す
ることができる。この時、長時間モード記録であること
を示す図5の識別コードを、図2bに示す位置(記録モ
ードに関係なく定位値)に記録しておくことで、映像デ
ータ及び音声データの信号処理を正しく行うことができ
る。
【0034】但し、長時間モ−ド時には、シリンダの回
転数は1800rpm(メインモ−ド時の1/2)とな
り、またテープ速度もメインモ−ド時の1/2となる。
【0035】再生時においては、磁気テープ122に記
録された信号は、それぞれのチャンネルで磁気ヘッド1
21によって読み出され、回転トランス120、切換回
路119を通して再生アンプ123に入力され増幅され
る。増幅後、波形等化回路124で磁気録再系で失われ
た特性が補償され、この再生信号を基にしてクロック生
成回路125にてクロック再生が行われ、このクロック
を用いて波形等化後の信号から復調回路126で、元の
ディジタル信号に復調される。復調された信号から同期
検出回路127で同期信号の検出が行われる。
【0036】この同期検出信号を基準にして、同期分離
・S/P変換回路128でデータを分離し、S/P変換
(シリアルデータからパラレル8ビットデータへの変
換)後、ワード単位でメモリ129に記憶される。この
時、コントロール信号、音声信号、映像信号、サブコー
ド信号共にメモリ129に記憶される。
【0037】2ch、3chの再生信号についても信号
処理回路304、305にて同様の処理がなされて、処
理出力がメモリ129に記憶される。尚、処理回路30
4、305は再生アンプ123乃至同期分離・S/P変
換回路128と同一の構成を有している。
【0038】メモリ129に記憶されたデータの内、ま
ずモード識別コードがモード識別コード検出回路131
に読み出され、記録モードの識別が行われる。この記録
モードの識別結果、記録モードに応じてシリンダ回転数
及びテープ送り速度が設定される。また、この識別コー
ドの検出結果は、信号処理制御回路132に送られる。
【0039】メモリ129に記憶されたデータは、記録
モードに関係なくまず誤り訂正・補間回路130へ順次
読み出され、ここで、訂正可能なデータは訂正処理が行
われ、メモリ129に再び記憶される。
【0040】訂正不能データについては、補間処理が行
われる。補間動作は、映像信号についてのみ行われメイ
ンモードが8ビットで、長時間モ−ドが4ビットで処理
され、その後にメモリ129に記憶される。
【0041】長時間モ−ド時のみは、訂正・補間処理
後、画像データ伸長回路133へメモリ129から映像
データ(Y、C)が読み出され、4ビットに圧縮された
データが8ビットに伸長される。伸長されたデータは再
びメモリ129に記憶される。また、コントロール信号
については、多重に記録されているので、メモリ129
からコントロ−ル信号処理回路134に読み出され、多
数決決定等の処理により1フィ−ルド分のコントロール
信号を決定し、MUSEデコ−ダインターフェース回路
136へ送り出される。
【0042】MUSEデコーダインターフェース回路1
36では、メモリ129から読み出される映像(Y・
C)信号とコントロール信号処理回路134から送られ
てくるコントロール信号とを合成し、MUSE信号の伝
送形式にして出力端子138に出力するものである。
【0043】一方、音声信号は、メモリ129から音声
信号処理回路135へ読み出され、1.35Mbpsの
ビットストリ−ムの形式で音声出力端子137から出力
される。音声出力及びMUSE映像出力は、MUSEデ
コ−ダに送られて、ハイビジョン映像とPCM音声が再
生されることになる。
【0044】尚、前述の実施例はシリンダ径76mm
φ、シリンダ回転数が3600rpm(メインモー
ド)、3チャンネル6ヘッドのVTRを用い、MUSE
信号の圧縮率を1/2として説明したが、必ずしもこれ
に限定されるものではない。
【0045】
【発明の効果】上述の如く、本発明によるとMUSE信
号をディジタル信号に変換してディジタル記録するVT
Rにおいて、映像(Y、C)信号を圧縮して長時間記録
するモードにおいても、元のPCM音声信号を圧縮する
必要なく、かつディジタルデータを効率よく記録するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のMUSEディジタルVTR
の回路ブロック図である。
【図2】本発明の一実施例を示すMUSEディジタルV
TRの訂正ブロック図で、(a)はメインモ−ド、
(b)は長時間モ−ドを示す。
【図3】本発明の一実施例を示すMUSEディジタルV
TRのフレ−ム構成図である。
【図4】本発明の一実施例を示す1トラックの記録フォ
−マットである。
【図5】本発明の一実施例を示すモード識別コ−ドを説
明する図である。
【図6】MUSE信号の伝送形式を示す図である。
【図7】MUSEデコ−ダの回路ブロック図である。
【図8】MUSE信号の信号処理を示す図である。
【図9】従来のMUSEディジタルVTRの記録フォ−
マットを示す図で、(a)は訂正ブロック、(b)はフ
レ−ム構成、(c)は1トラックの記録フォーマットを
示す。
【符号の説明】
109 画像圧縮回路 112 モード識別コード発生回路 108 メモリ 111 信号処理制御回路 131 モード識別コード検出回路 129 メモリ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アナログ映像信号及びアナログ音声信号
    を、各々一定の周波数でサンプリングして映像データ及
    び音声データのディジタル信号に変換した後に、夫々所
    定ビット数の同期信号、アドレスデータ及び前記映像デ
    ータ及び音声データに関連する付加データを付加してフ
    レームとし、該フレームを磁気ヘッドにより磁気テープ
    に通常記録モード及び該通常記録モードに比べて映像デ
    ータを信号圧縮して記録する長時間記録モードの複数の
    記録モードの一方を選択して記録可能なディジタルビデ
    オテープレコーダにおいて、 前記通常記録モード時に前記音声データ及び前記付加デ
    ータを夫々音声データ記録エリア及び付加データ記録エ
    リアに記録し、前記長時間記録モード時に音声データを
    前記音声記録エリアの全部及び前記付加データ記録エリ
    アの一部に記録し、かつ記録モードを識別するための識
    別データを前記付加データ記録エリアに記録することを
    特徴とするディジタルビデオテープレコーダ。
  2. 【請求項2】 アナログ映像信号及びアナログ音声信号
    を、各々一定の周波数でサンプリングして映像データ及
    び音声データのディジタル信号に変換した後に、夫々所
    定ビット数の同期信号、アドレスデータ及び前記映像デ
    ータ及び音声データに関連する付加データを付加してフ
    レームとし、通常記録モード時に、該フレームが前記音
    声データ及び前記付加データを夫々音声データ記録エリ
    ア及び付加データ記録エリアに記録され、長時間記録モ
    ード時に、前記映像データを信号圧縮し、前記音声デー
    タを前記音声記録エリアの全部及び前記付加データ記録
    エリアの一部に記録し、かつ記録モードを識別するため
    の識別データを前記付加データ記録エリアに記録してな
    る磁気テープを再生するディジタルビデオテープレコー
    ダにおいて、 前記識別データを基に記録された信号が、いずれの記録
    モードで記録された信号であるかを判定し、長時間記録
    モードと判定されたときに、映像データをデータ伸長
    し、前記音声データを前記音声記録エリアの全部及び前
    記付加データ記録エリアの一部より取り出して、夫々D
    A変換するディジタルビデオテープレコーダ。
JP4023774A 1992-02-10 1992-02-10 ディジタルビデオテープレコーダ Pending JPH05227507A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4023774A JPH05227507A (ja) 1992-02-10 1992-02-10 ディジタルビデオテープレコーダ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4023774A JPH05227507A (ja) 1992-02-10 1992-02-10 ディジタルビデオテープレコーダ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05227507A true JPH05227507A (ja) 1993-09-03

Family

ID=12119693

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4023774A Pending JPH05227507A (ja) 1992-02-10 1992-02-10 ディジタルビデオテープレコーダ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH05227507A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3508138B2 (ja) 信号処理装置
JP3356442B2 (ja) データ記録再生装置
JPH05174496A (ja) ディジタル記録装置のid信号処理装置
JP3141629B2 (ja) 映像信号の記録および再生装置
US5124812A (en) Digital recording and reproducing apparatus for muse signal
US5526124A (en) Image recording device, image reproducing device, image recording/reproducing device and image recording method
JPH05227507A (ja) ディジタルビデオテープレコーダ
JP2815882B2 (ja) 映像信号のデジタル記録再生装置
JPH06181580A (ja) ディジタルvtr
JP3203863B2 (ja) 回転ヘッド型記録再生装置
JP2877338B2 (ja) 信号記録装置
JP2895865B2 (ja) デジタル記録再生装置
JP3025661B2 (ja) ディジタル信号記録再生装置
JP3240755B2 (ja) ディジタルテレビとディジタルvtr
JP3135237B2 (ja) デジタル信号記録装置
JP2952200B2 (ja) 記録装置
JP3444498B2 (ja) 映像記録装置及び映像記録方法
JP2886943B2 (ja) 符号化装置
JPH09130744A (ja) デジタル記録再生装置
JP3444499B2 (ja) 映像再生装置及び映像再生方法
JP2860986B2 (ja) 信号複写方法および信号複写装置
JPH0520794A (ja) デイジタル信号記録再生装置
JPH06311479A (ja) ディジタル信号記録システム及びディジタル信号再生システム及びディジタル信号記録再生システム
JPS61238184A (ja) Muse方式映像記録再生装置,muse方式映像受信記録再生装置,museデコーダ及びディジタルmuse信号記録再生装置
JP2508121B2 (ja) 記録再生装置