JPH05227486A - 固体撮像装置 - Google Patents
固体撮像装置Info
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- JPH05227486A JPH05227486A JP4056076A JP5607692A JPH05227486A JP H05227486 A JPH05227486 A JP H05227486A JP 4056076 A JP4056076 A JP 4056076A JP 5607692 A JP5607692 A JP 5607692A JP H05227486 A JPH05227486 A JP H05227486A
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Links
- 239000007787 solid Substances 0.000 title 1
- 238000003384 imaging method Methods 0.000 claims description 11
- 238000007599 discharging Methods 0.000 claims description 8
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- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 4
- 239000000470 constituent Substances 0.000 claims description 3
- 230000001186 cumulative effect Effects 0.000 abstract 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 12
- 230000001360 synchronised effect Effects 0.000 description 5
- 238000009792 diffusion process Methods 0.000 description 3
- 230000003321 amplification Effects 0.000 description 2
- 238000003199 nucleic acid amplification method Methods 0.000 description 2
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 description 2
- 238000005036 potential barrier Methods 0.000 description 2
- 239000000758 substrate Substances 0.000 description 2
- NLZUEZXRPGMBCV-UHFFFAOYSA-N Butylhydroxytoluene Chemical compound CC1=CC(C(C)(C)C)=C(O)C(C(C)(C)C)=C1 NLZUEZXRPGMBCV-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 1
- 238000000926 separation method Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Transforming Light Signals Into Electric Signals (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 素子数を削減した垂直走査回路を備え、チッ
プサイズの縮小化を計った固体撮像装置を提供する。 【構成】 スイッチング動作でLow レベルが読み出し電
圧VRD、Highレベルがリセット電圧VRST となる第1パ
ルスを発生するスイッチング素子1,2と、スイッチン
グ動作でLow レベルが蓄積電圧VINT 、Highレベルがオ
ーバーフロー電圧VOFとなる第2パルスを発生するスイ
ッチング素子3,4からなるパルス発生回路と、各行ラ
イン毎に配置され、前記パルス発生回路で発生する第1
及び第2パルスがそれぞれ入力され、シフトレジスタ7
の出力によりスイッチングされて画素ゲート印加パルス
Gi を出力する第1及び第2スイッチング素子5,6と
で垂直走査回路部を構成する。
プサイズの縮小化を計った固体撮像装置を提供する。 【構成】 スイッチング動作でLow レベルが読み出し電
圧VRD、Highレベルがリセット電圧VRST となる第1パ
ルスを発生するスイッチング素子1,2と、スイッチン
グ動作でLow レベルが蓄積電圧VINT 、Highレベルがオ
ーバーフロー電圧VOFとなる第2パルスを発生するスイ
ッチング素子3,4からなるパルス発生回路と、各行ラ
イン毎に配置され、前記パルス発生回路で発生する第1
及び第2パルスがそれぞれ入力され、シフトレジスタ7
の出力によりスイッチングされて画素ゲート印加パルス
Gi を出力する第1及び第2スイッチング素子5,6と
で垂直走査回路部を構成する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、光電変換素子とし
て、内部増幅機能を有し且つ非破壊読み出しが可能な電
荷変調素子(Charge Modulation Device,以下CMDと
略称する)を用いた固体撮像装置に関し、特にその垂直
走査回路部の構成に関する。
て、内部増幅機能を有し且つ非破壊読み出しが可能な電
荷変調素子(Charge Modulation Device,以下CMDと
略称する)を用いた固体撮像装置に関し、特にその垂直
走査回路部の構成に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、MIS型受光・蓄積部を有する撮
像素子からなる固体撮像装置は種々のものが知られてい
るが、その中、MIS型受光・蓄積部を有し、且つ内部
増幅機能を有する撮像素子を用いた固体撮像装置があ
る。
像素子からなる固体撮像装置は種々のものが知られてい
るが、その中、MIS型受光・蓄積部を有し、且つ内部
増幅機能を有する撮像素子を用いた固体撮像装置があ
る。
【0003】その一例として、本件出願人が提案したC
MD受光素子を用いた固体撮像装置があり、特開昭61
−84059号公報、及び1986年に開催されたInternat
ional Electron Devica Meeting (IEDM)の予稿集
の第353 〜356 頁の“A NEWMOS IMAGE SENSOR OPERATIN
G IN A NON-DESTRUCTIVE READOUT MODE”という題名の
論文で、その内容について開示がなされている。
MD受光素子を用いた固体撮像装置があり、特開昭61
−84059号公報、及び1986年に開催されたInternat
ional Electron Devica Meeting (IEDM)の予稿集
の第353 〜356 頁の“A NEWMOS IMAGE SENSOR OPERATIN
G IN A NON-DESTRUCTIVE READOUT MODE”という題名の
論文で、その内容について開示がなされている。
【0004】かかるCMD受光素子を画素として用い行
列状に配置して構成する固体撮像装置の一構成例の1画
素部分の断面構造を図10に示す。図において、101 はp
- 基板、102 は基板101 上に形成されたエピタキシャル
層からなるチャネル層、103はn+ 拡散層からなるソー
ス領域、104 は浅いn+ 拡散層及び深いn+ 拡散層から
なり、光学的な分離領域としても機能するドレイン領
域、105 は絶縁膜、106は前記ソース領域103 を囲むよ
うに絶縁膜105 上に形成されたゲート電極である。107
は各ソース領域103 を共通に接続するソースラインであ
り、ゲート電極106 は図示しない共通のゲートラインで
接続されるようになっている。
列状に配置して構成する固体撮像装置の一構成例の1画
素部分の断面構造を図10に示す。図において、101 はp
- 基板、102 は基板101 上に形成されたエピタキシャル
層からなるチャネル層、103はn+ 拡散層からなるソー
ス領域、104 は浅いn+ 拡散層及び深いn+ 拡散層から
なり、光学的な分離領域としても機能するドレイン領
域、105 は絶縁膜、106は前記ソース領域103 を囲むよ
うに絶縁膜105 上に形成されたゲート電極である。107
は各ソース領域103 を共通に接続するソースラインであ
り、ゲート電極106 は図示しない共通のゲートラインで
接続されるようになっている。
【0005】そして、受光及び読み出し時のCMD受光
素子は、バルクチャネルMOSトランジスタとして動作
し、光照射により生成された正孔108 はゲート電極106
の直下に蓄積され、反転層が形成される。この反転層が
形成されていない時は、ゲート電極106 に印加した負電
位により、バルクチャネル中にポテンシャル障壁が形成
され、ソース領域103 からドレイン領域104 への電子電
流は流れない。これに対して光照射により反転層が形成
されると、バルクチャネル中のポテンシャル障壁の高さ
が引き下げられ、反転層中の正孔数に応じて変調された
電子電流109 が流れるようになっている。
素子は、バルクチャネルMOSトランジスタとして動作
し、光照射により生成された正孔108 はゲート電極106
の直下に蓄積され、反転層が形成される。この反転層が
形成されていない時は、ゲート電極106 に印加した負電
位により、バルクチャネル中にポテンシャル障壁が形成
され、ソース領域103 からドレイン領域104 への電子電
流は流れない。これに対して光照射により反転層が形成
されると、バルクチャネル中のポテンシャル障壁の高さ
が引き下げられ、反転層中の正孔数に応じて変調された
電子電流109 が流れるようになっている。
【0006】図11は、CMD受光素子から映像信号を出
力する際、CMD受光素子の各行の共通ゲートラインに
印加する信号φG1,φG2,φG3の波形を示す図である。
印加する電圧は、蓄積電圧VINT ,オーバーフロー電圧
VOF,読み出し電圧VRD,リセット電圧VRST の4種類
である。そして非選択行においては、映像信号の水平有
効期間中は蓄積電圧VINT 、水平帰線期間中はオーバー
フロー電圧VOFとなり(なお、このオーバーフロー電圧
VOFについては特開昭61−136388号公報に詳述
されている)、選択行においては、映像信号の水平有効
期間中は読み出し電圧VRD、水平帰線期間中はリセット
電圧VRST となる。
力する際、CMD受光素子の各行の共通ゲートラインに
印加する信号φG1,φG2,φG3の波形を示す図である。
印加する電圧は、蓄積電圧VINT ,オーバーフロー電圧
VOF,読み出し電圧VRD,リセット電圧VRST の4種類
である。そして非選択行においては、映像信号の水平有
効期間中は蓄積電圧VINT 、水平帰線期間中はオーバー
フロー電圧VOFとなり(なお、このオーバーフロー電圧
VOFについては特開昭61−136388号公報に詳述
されている)、選択行においては、映像信号の水平有効
期間中は読み出し電圧VRD、水平帰線期間中はリセット
電圧VRST となる。
【0007】以上のような信号をCMD受光素子のゲー
トに印加するために、図12に示すようなレベルミックス
回路を備えた垂直走査回路が用いられている。すなわち
従来のレベルミックス回路は、各行ライン用のビット毎
に、ゲートにクロックVCK2を印加するように接続さ
れた読み出し電圧VRDのスイッチング用トランジスタ20
1 と、シフトレジスタ206 からの出力をゲートに印加す
るように接続されたオーバーフロー電圧VOFのスイッチ
ング用トランジスタ202 と、シフトレジスタ206 の出力
のインバータ出力をゲートに印加するように接続したリ
セット電圧VRST のスイッチング用トランジスタ203
と、反転クロック/VCK2をゲートに印加するように
接続された蓄積電圧VINT のスイッチング用トランジス
タ204 と、以上の各トランジスタを制御するコントロー
ルトランジスタ205 とを設けて形成された単位回路で構
成されている。なおシフトレジスタの各単位回路206
は、図示のようなクロックドCMOSタイプで構成され
ており、207-1 ,207-2 ,・・・207-m は、シフトレジス
タ及びレベルミックス回路の各行ライン毎の単位回路を
示している。
トに印加するために、図12に示すようなレベルミックス
回路を備えた垂直走査回路が用いられている。すなわち
従来のレベルミックス回路は、各行ライン用のビット毎
に、ゲートにクロックVCK2を印加するように接続さ
れた読み出し電圧VRDのスイッチング用トランジスタ20
1 と、シフトレジスタ206 からの出力をゲートに印加す
るように接続されたオーバーフロー電圧VOFのスイッチ
ング用トランジスタ202 と、シフトレジスタ206 の出力
のインバータ出力をゲートに印加するように接続したリ
セット電圧VRST のスイッチング用トランジスタ203
と、反転クロック/VCK2をゲートに印加するように
接続された蓄積電圧VINT のスイッチング用トランジス
タ204 と、以上の各トランジスタを制御するコントロー
ルトランジスタ205 とを設けて形成された単位回路で構
成されている。なおシフトレジスタの各単位回路206
は、図示のようなクロックドCMOSタイプで構成され
ており、207-1 ,207-2 ,・・・207-m は、シフトレジス
タ及びレベルミックス回路の各行ライン毎の単位回路を
示している。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、図12に示し
た従来のレベルミックス回路では、単位回路全体で9個
のトランジスタを用いた回路構成となっている。このよ
うに単位回路を構成するトランジスタが多いために、狭
いピッチでレイアウトする際には、レベルミックス回路
は縦長のレイアウトとなり、固体撮像装置のチップサイ
ズの縮小は困難となる。例えば、1/3インチ光学サイ
ズで33万画素の固体撮像装置においては、画素ピッチは
約7μmとなり、したがってレベルミックス回路もこの
ピッチでレイアウトすると、レベルミックス回路だけ
で、200 μmとなりこれはチップの大きさの約1割を占
めることになる。
た従来のレベルミックス回路では、単位回路全体で9個
のトランジスタを用いた回路構成となっている。このよ
うに単位回路を構成するトランジスタが多いために、狭
いピッチでレイアウトする際には、レベルミックス回路
は縦長のレイアウトとなり、固体撮像装置のチップサイ
ズの縮小は困難となる。例えば、1/3インチ光学サイ
ズで33万画素の固体撮像装置においては、画素ピッチは
約7μmとなり、したがってレベルミックス回路もこの
ピッチでレイアウトすると、レベルミックス回路だけ
で、200 μmとなりこれはチップの大きさの約1割を占
めることになる。
【0009】本発明は、従来の固体撮像装置における上
記問題点を解決するためになされたもので、構成の簡略
化により素子数を削減した垂直走査回路を備えた固体撮
像装置を提供することを目的とする。
記問題点を解決するためになされたもので、構成の簡略
化により素子数を削減した垂直走査回路を備えた固体撮
像装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段及び作用】上記問題点を解
決するため、本発明は、図1の概念図に示すように、光
照射により生成され蓄積された電荷量によりソース・ド
レイン電流が変調されるトランジスタを一画素の構成要
素として含み、該画素を行列状に配列し、その周辺部
に、該画素の蓄積電荷に対応する前記ソース・ドレイン
電流を読み出すための読み出し電圧と、該画素の蓄積電
荷を全て排出するためのリセット電圧と、該画素につい
てリセット後次の読み出しの前に蓄積電荷の一部を排出
するためのオーバーフロー電圧と、該画素について電荷
を蓄積するための蓄積電圧を選択的に該画素のゲートに
印加する駆動する手段を備えた固体撮像装置において、
前記駆動手段を、スイッチング動作によりLow レベルが
読み出し電圧VRD、Highレベルがリセット電圧VRST と
なる第1のパルスを発生するスイッチング素子1,2
と、スイッチング動作によりLow レベルが蓄積電圧V
INT 、Highレベルがオーバーフロー電圧VOFとなる第2
のパルスを発生するスイッチング素子3,4とからなる
パルス発生回路と、各行ライン毎に配置され、前記パル
ス発生回路で発生する第1及び第2のパルスがそれぞれ
入力され、シフトレジスタ7の出力によりスイッチング
されて画素ゲート印加パルスGi を出力する第1及び第
2のスイッチング素子5,6とで構成するものである。
決するため、本発明は、図1の概念図に示すように、光
照射により生成され蓄積された電荷量によりソース・ド
レイン電流が変調されるトランジスタを一画素の構成要
素として含み、該画素を行列状に配列し、その周辺部
に、該画素の蓄積電荷に対応する前記ソース・ドレイン
電流を読み出すための読み出し電圧と、該画素の蓄積電
荷を全て排出するためのリセット電圧と、該画素につい
てリセット後次の読み出しの前に蓄積電荷の一部を排出
するためのオーバーフロー電圧と、該画素について電荷
を蓄積するための蓄積電圧を選択的に該画素のゲートに
印加する駆動する手段を備えた固体撮像装置において、
前記駆動手段を、スイッチング動作によりLow レベルが
読み出し電圧VRD、Highレベルがリセット電圧VRST と
なる第1のパルスを発生するスイッチング素子1,2
と、スイッチング動作によりLow レベルが蓄積電圧V
INT 、Highレベルがオーバーフロー電圧VOFとなる第2
のパルスを発生するスイッチング素子3,4とからなる
パルス発生回路と、各行ライン毎に配置され、前記パル
ス発生回路で発生する第1及び第2のパルスがそれぞれ
入力され、シフトレジスタ7の出力によりスイッチング
されて画素ゲート印加パルスGi を出力する第1及び第
2のスイッチング素子5,6とで構成するものである。
【0011】このように構成された固体撮像装置におい
ては、パルス発生回路で形成されたLow レベルが読み出
し電圧VRD、Highレベルがリセット電圧VRST となる第
1のパルスと、同じくLow レベルが蓄積電圧VINT 、Hi
ghレベルがオーバーフロー電圧VOFとなる第2のパルス
は、各行ライン毎に設けられた第1及び第2のスイッチ
ング素子5,6にそれぞれ入力され、そしてこれらの第
1及び第2のスイッチング素子5,6をシフトレジスタ
7の出力により駆動することにより、蓄積電圧VINT ,
オーバーフロー電圧VOF,読み出し電圧VRD及びリセッ
ト電圧VRST からなる画素ゲート印加パルスGi が出力
される。これにより、より少ない素子数で駆動手段を実
現することができる。
ては、パルス発生回路で形成されたLow レベルが読み出
し電圧VRD、Highレベルがリセット電圧VRST となる第
1のパルスと、同じくLow レベルが蓄積電圧VINT 、Hi
ghレベルがオーバーフロー電圧VOFとなる第2のパルス
は、各行ライン毎に設けられた第1及び第2のスイッチ
ング素子5,6にそれぞれ入力され、そしてこれらの第
1及び第2のスイッチング素子5,6をシフトレジスタ
7の出力により駆動することにより、蓄積電圧VINT ,
オーバーフロー電圧VOF,読み出し電圧VRD及びリセッ
ト電圧VRST からなる画素ゲート印加パルスGi が出力
される。これにより、より少ない素子数で駆動手段を実
現することができる。
【0012】
【実施例】次に実施例について説明する。図2は、本発
明に係る固体撮像装置の第1実施例の垂直走査回路部の
回路構成図である。図2において、11,12はPチャネル
型MOSトランジスタからなるVRDスイッチング用トラ
ンジスタ及びVRST スイッチング用トランジスタであ
り、VRDスイッチング用トランジスタ11のソースには読
み出し電圧VRD、ゲートにはクロックVCK2の反転ク
ロック/VCK2が印加され、またVRST スイッチング
用トランジスタ12のソースにはリセット電圧VRST 、ゲ
ートにはクロックVCK2が印加され、両スイッチング
用トランジスタ11,12の各ドレインは互いに接続されて
いる。同様に、13,14はNチャネル型MOSトランジス
タからなるVINT スイッチング用トランジスタ及びVOF
スイッチング用トランジスタであり、VINT スイッチン
グ用トランジスタ13のソースには蓄積電圧VINT 、ゲー
トにはクロックVCK1の反転クロック/VCK1ある
いはクロックVCK2が印加され、VOFスイッチング用
トランジスタ14のソースにはオーバーフロー電圧VOF、
ゲートにはクロックVCK1あるいはクロックVCK2
の反転クロック/VCK2が印加され、両スイッチング
用トランジスタ13,14の各ドレインは共通に接続されて
いる。そして、これらの各スイッチング用トランジスタ
11,12,13,14でパルス発生回路を構成している。
明に係る固体撮像装置の第1実施例の垂直走査回路部の
回路構成図である。図2において、11,12はPチャネル
型MOSトランジスタからなるVRDスイッチング用トラ
ンジスタ及びVRST スイッチング用トランジスタであ
り、VRDスイッチング用トランジスタ11のソースには読
み出し電圧VRD、ゲートにはクロックVCK2の反転ク
ロック/VCK2が印加され、またVRST スイッチング
用トランジスタ12のソースにはリセット電圧VRST 、ゲ
ートにはクロックVCK2が印加され、両スイッチング
用トランジスタ11,12の各ドレインは互いに接続されて
いる。同様に、13,14はNチャネル型MOSトランジス
タからなるVINT スイッチング用トランジスタ及びVOF
スイッチング用トランジスタであり、VINT スイッチン
グ用トランジスタ13のソースには蓄積電圧VINT 、ゲー
トにはクロックVCK1の反転クロック/VCK1ある
いはクロックVCK2が印加され、VOFスイッチング用
トランジスタ14のソースにはオーバーフロー電圧VOF、
ゲートにはクロックVCK1あるいはクロックVCK2
の反転クロック/VCK2が印加され、両スイッチング
用トランジスタ13,14の各ドレインは共通に接続されて
いる。そして、これらの各スイッチング用トランジスタ
11,12,13,14でパルス発生回路を構成している。
【0013】18-1,18-2,・・・ 18-mは、シフトレジスタ
及びレベルミックス回路の各行ラインに対応する単位回
路で、シフトレジスタの単位回路17と、Pチャネル型M
OSトランジスタからなるスイッチング用トランジスタ
15,16とインバータ19とを有するレベルミックス回路の
単位回路とで構成されている。レベルミックス回路の単
位回路を構成するスイッチング用トランジスタ15のソー
スは、前記パルス発生回路のスイッチング用トランジス
タ11,12の共通接続されたドレインに接続され、またス
イッチング用トランジスタ16のソースは、同じくパルス
発生回路のスイッチング用トランジスタ13,14の共通接
続されたドレインに接続されている。そしてスイッチン
グ用トランジスタ15のゲートには、シフトレジスタの単
位回路17の出力SRが印加され、またスイッチング用ト
ランジスタ16のゲートには、インバータ19を介してシフ
トレジスタの単位回路17の出力SRが印加されるように
なっており、各スイッチング用トランジスタ15,16のド
レインは共通に接続され、そしてCMD受光素子を行列
状に配列したCMD画素アレイの各行に配列されたCM
D受光素子のゲートを共通接続したゲートラインに、更
に接続されるようになっている。シフトレジスタの単位
回路17は、クロックドCMOS回路で構成され、スター
トパルスVST,走査用クロックVCK1,その反転ク
ロック/VCK1,走査用クロックVCK2,及びその
反転クロック/VCK2を入力するようになっている。
なお以下、実施例の説明においては、VINT スイッチン
グ用トランジスタ13のゲートにはクロックVCK1の反
転クロック/VCK1が、VOFスイッチング用トランジ
スタ14のゲートにはクロックVCK1が印加された例に
ついて説明する。
及びレベルミックス回路の各行ラインに対応する単位回
路で、シフトレジスタの単位回路17と、Pチャネル型M
OSトランジスタからなるスイッチング用トランジスタ
15,16とインバータ19とを有するレベルミックス回路の
単位回路とで構成されている。レベルミックス回路の単
位回路を構成するスイッチング用トランジスタ15のソー
スは、前記パルス発生回路のスイッチング用トランジス
タ11,12の共通接続されたドレインに接続され、またス
イッチング用トランジスタ16のソースは、同じくパルス
発生回路のスイッチング用トランジスタ13,14の共通接
続されたドレインに接続されている。そしてスイッチン
グ用トランジスタ15のゲートには、シフトレジスタの単
位回路17の出力SRが印加され、またスイッチング用ト
ランジスタ16のゲートには、インバータ19を介してシフ
トレジスタの単位回路17の出力SRが印加されるように
なっており、各スイッチング用トランジスタ15,16のド
レインは共通に接続され、そしてCMD受光素子を行列
状に配列したCMD画素アレイの各行に配列されたCM
D受光素子のゲートを共通接続したゲートラインに、更
に接続されるようになっている。シフトレジスタの単位
回路17は、クロックドCMOS回路で構成され、スター
トパルスVST,走査用クロックVCK1,その反転ク
ロック/VCK1,走査用クロックVCK2,及びその
反転クロック/VCK2を入力するようになっている。
なお以下、実施例の説明においては、VINT スイッチン
グ用トランジスタ13のゲートにはクロックVCK1の反
転クロック/VCK1が、VOFスイッチング用トランジ
スタ14のゲートにはクロックVCK1が印加された例に
ついて説明する。
【0014】次に、このように構成された垂直走査回路
部の動作を、図3のタイミングチャートを参照しながら
説明する。シフトレジスタには、スタートパルスVST
として、クロックVCK1の1周期分Highレベルを保持
したパルスを入力する。まず時刻t1 において、クロッ
クVCK1はLow レベルからHighレベルになり、VOFス
イッチング用トランジスタ14がONし、VINT スイッチ
ング用トランジスタ13はOFFとなり、B点(スイッチ
ング用トランジスタ16のソース端)にはオーバーフロー
電圧VOFが現れる。時刻t2 までクロックVCK1はHi
ghレベルを維持するため、B点の電位は時刻t2 までオ
ーバーフロー電圧VOFとなる。時刻t2においてクロッ
クVCK1はHighレベルからLow レベルになり、VINT
スイッチング用トランジスタ13がONし、VOFスイッチ
ング用トランジスタ14はOFFとなり、B点の電位は蓄
積電圧VINT となる。この状態は時刻t3 まで維持され
ることになり、B点には、Low レベルが蓄積電圧
VINT 、Highレベルがオーバーフロー電圧VOFとなるク
ロックパルスが印加されることになる。
部の動作を、図3のタイミングチャートを参照しながら
説明する。シフトレジスタには、スタートパルスVST
として、クロックVCK1の1周期分Highレベルを保持
したパルスを入力する。まず時刻t1 において、クロッ
クVCK1はLow レベルからHighレベルになり、VOFス
イッチング用トランジスタ14がONし、VINT スイッチ
ング用トランジスタ13はOFFとなり、B点(スイッチ
ング用トランジスタ16のソース端)にはオーバーフロー
電圧VOFが現れる。時刻t2 までクロックVCK1はHi
ghレベルを維持するため、B点の電位は時刻t2 までオ
ーバーフロー電圧VOFとなる。時刻t2においてクロッ
クVCK1はHighレベルからLow レベルになり、VINT
スイッチング用トランジスタ13がONし、VOFスイッチ
ング用トランジスタ14はOFFとなり、B点の電位は蓄
積電圧VINT となる。この状態は時刻t3 まで維持され
ることになり、B点には、Low レベルが蓄積電圧
VINT 、Highレベルがオーバーフロー電圧VOFとなるク
ロックパルスが印加されることになる。
【0015】一方、時刻t5 において、クロックVCK
2はHighレベルからLow レベルになり、VRST スイッチ
ング用トランジスタ12がONし、VRDスイッチング用ト
ランジスタ11はOFFとなり、A点(スイッチング用ト
ランジスタ15のソース端)にはリセット電圧VRST が現
れる。時刻t6 までクロックVCK2はLow レベルとな
るため、A点はリセット電圧VRST となる。時刻t6 に
おいて、クロックVCK2はLow レベルからHighレベル
になり、これに伴い、VRDスイッチング用トランジスタ
11がONし、VRST スイッチング用トランジスタ12はO
FFとなり、A点は読み出し電圧VRDとなる。時刻t7
までクロックVCK2はHighレベルとなるため、A点の
電位は読み出し電圧VRDが維持されることになり、A点
にはLowレベルが読み出し電圧VRD、Highレベルがリセ
ット電圧VRST となるクロックパルスが印加されること
になる。
2はHighレベルからLow レベルになり、VRST スイッチ
ング用トランジスタ12がONし、VRDスイッチング用ト
ランジスタ11はOFFとなり、A点(スイッチング用ト
ランジスタ15のソース端)にはリセット電圧VRST が現
れる。時刻t6 までクロックVCK2はLow レベルとな
るため、A点はリセット電圧VRST となる。時刻t6 に
おいて、クロックVCK2はLow レベルからHighレベル
になり、これに伴い、VRDスイッチング用トランジスタ
11がONし、VRST スイッチング用トランジスタ12はO
FFとなり、A点は読み出し電圧VRDとなる。時刻t7
までクロックVCK2はHighレベルとなるため、A点の
電位は読み出し電圧VRDが維持されることになり、A点
にはLowレベルが読み出し電圧VRD、Highレベルがリセ
ット電圧VRST となるクロックパルスが印加されること
になる。
【0016】また時刻t2 において、シフトレジスタの
単位回路17の出力SRは、クロックVCK1の立ち下が
りに同期してHighレベルからLow レベルになる。したが
って、時刻t2 まではスイッチング用トランジスタ16が
ON、スイッチング用トランジスタ15がOFF状態とな
り、CMD画素アレイのゲートラインには、時刻t1ま
では蓄積電圧VINT が、時刻t1 〜t2 の間はオーバー
フロー電圧VOFが印加されることになる。時刻t2 にお
いて、シフトレジスタの単位回路17の出力SRがLow レ
ベルになるのに伴い、スイッチング用トランジスタ15が
ONし、スイッチング用トランジスタ16がOFFとなる
ため、CMD画素アレイのゲートラインには、読み出し
電圧VRDが印加される。シフトレジスタの単位回路17の
出力SRは、時刻t4 までLow レベルを維持するため、
CMD画素アレイのゲートラインには、時刻t7 まで読
み出し電圧VRDが、時刻t7 〜t8 の間はリセット電圧
VRST が印加されることになる。したがってシフトレジ
スタの単位回路17の出力SRがLow レベルの期間は、読
み出し電圧VRD及びリセット電圧VRST がCMD画素ア
レイのゲートラインに印加され、シフトレジスタの単位
回路17の出力SRがHighレベルの期間は、蓄積電圧V
INT 及びオーバーフロー電圧VOFがCMD画素アレイの
ゲートラインに印加される。
単位回路17の出力SRは、クロックVCK1の立ち下が
りに同期してHighレベルからLow レベルになる。したが
って、時刻t2 まではスイッチング用トランジスタ16が
ON、スイッチング用トランジスタ15がOFF状態とな
り、CMD画素アレイのゲートラインには、時刻t1ま
では蓄積電圧VINT が、時刻t1 〜t2 の間はオーバー
フロー電圧VOFが印加されることになる。時刻t2 にお
いて、シフトレジスタの単位回路17の出力SRがLow レ
ベルになるのに伴い、スイッチング用トランジスタ15が
ONし、スイッチング用トランジスタ16がOFFとなる
ため、CMD画素アレイのゲートラインには、読み出し
電圧VRDが印加される。シフトレジスタの単位回路17の
出力SRは、時刻t4 までLow レベルを維持するため、
CMD画素アレイのゲートラインには、時刻t7 まで読
み出し電圧VRDが、時刻t7 〜t8 の間はリセット電圧
VRST が印加されることになる。したがってシフトレジ
スタの単位回路17の出力SRがLow レベルの期間は、読
み出し電圧VRD及びリセット電圧VRST がCMD画素ア
レイのゲートラインに印加され、シフトレジスタの単位
回路17の出力SRがHighレベルの期間は、蓄積電圧V
INT 及びオーバーフロー電圧VOFがCMD画素アレイの
ゲートラインに印加される。
【0017】以上のように、読み出し電圧VRDとリセッ
ト電圧VRST をスイッチングすることにより発生する、
Low レベルが読み出し電圧VRD、Highレベルがリセット
電圧VRST からなるクロックパルスと、蓄積電圧VINT
とオーバーフロー電圧VOFをスイッチングすることによ
り発生する、Low レベルが蓄積電圧VINT 、Highレベル
がオーバーフロー電圧VOFからなるクロックパルスを、
シフトレジスタの単位回路17からの出力信号SRにより
スイッチング用トランジスタ15及び16をスイッチングす
ることにより、CMD画素アレイのゲートラインに4種
類の電圧からなる画素ゲート印加パルスGi を印加する
ことができ、行ラインの読み出し走査を行うことができ
る。
ト電圧VRST をスイッチングすることにより発生する、
Low レベルが読み出し電圧VRD、Highレベルがリセット
電圧VRST からなるクロックパルスと、蓄積電圧VINT
とオーバーフロー電圧VOFをスイッチングすることによ
り発生する、Low レベルが蓄積電圧VINT 、Highレベル
がオーバーフロー電圧VOFからなるクロックパルスを、
シフトレジスタの単位回路17からの出力信号SRにより
スイッチング用トランジスタ15及び16をスイッチングす
ることにより、CMD画素アレイのゲートラインに4種
類の電圧からなる画素ゲート印加パルスGi を印加する
ことができ、行ラインの読み出し走査を行うことができ
る。
【0018】次に図4に基づいて第2実施例を説明す
る。図4は第2実施例の垂直走査回路部の回路構成を示
す図で、この実施例は、レベルミックス回路の単位回路
を、CMOSインバータ構成のPチャネル型MOSトラ
ンジスタ21とNチャネル型MOSトランジスタ22とで構
成した点が、第1実施例と相違するのみで、他の点は同
一であり、したがって読み出し電圧VRD,リセット電圧
VRST ,蓄積電圧VINT,オーバーフロー電圧VOFから
なるクロックパルスを発生するパルス発生回路は図示を
省略している。レベルミックス回路の単位回路を構成す
るPチャネル型MOSトランジスタ21のソースには、Lo
w レベルが読み出し電圧VRD、Highレベルがリセット電
圧VRST となるクロックパルスが印加され、一方、Nチ
ャネル型MOSトランジスタ22のソースには、Low レベ
ルが蓄積電圧VINT 、Highレベルがオーバーフロー電圧
VOFとなるクロックパルスが印加されるように構成され
ている。またPチャネル型MOSトランジスタ21とNチ
ャネル型MOSトランジスタ22の各ゲートには、インバ
ータ構成をもつシフトレジスタの単位回路17の出力SR
が印加されるようになっており、シフトレジスタの単位
回路17には、スタートパルスVST,走査用クロックV
CK1,その反転クロック/VCK1,走査用クロック
VCK2,及びその反転クロック/VCK2がそれぞれ
入力されている。そして前記Pチャネル型MOSトラン
ジスタ21とNチャネル型MOSトランジスタ22の各ドレ
インは共通に接続され、更にCMD画素アレイのゲート
ラインに接続し、画素ゲート印加パルス(CMOSイン
バータ出力)Gi を印加するようになっている。
る。図4は第2実施例の垂直走査回路部の回路構成を示
す図で、この実施例は、レベルミックス回路の単位回路
を、CMOSインバータ構成のPチャネル型MOSトラ
ンジスタ21とNチャネル型MOSトランジスタ22とで構
成した点が、第1実施例と相違するのみで、他の点は同
一であり、したがって読み出し電圧VRD,リセット電圧
VRST ,蓄積電圧VINT,オーバーフロー電圧VOFから
なるクロックパルスを発生するパルス発生回路は図示を
省略している。レベルミックス回路の単位回路を構成す
るPチャネル型MOSトランジスタ21のソースには、Lo
w レベルが読み出し電圧VRD、Highレベルがリセット電
圧VRST となるクロックパルスが印加され、一方、Nチ
ャネル型MOSトランジスタ22のソースには、Low レベ
ルが蓄積電圧VINT 、Highレベルがオーバーフロー電圧
VOFとなるクロックパルスが印加されるように構成され
ている。またPチャネル型MOSトランジスタ21とNチ
ャネル型MOSトランジスタ22の各ゲートには、インバ
ータ構成をもつシフトレジスタの単位回路17の出力SR
が印加されるようになっており、シフトレジスタの単位
回路17には、スタートパルスVST,走査用クロックV
CK1,その反転クロック/VCK1,走査用クロック
VCK2,及びその反転クロック/VCK2がそれぞれ
入力されている。そして前記Pチャネル型MOSトラン
ジスタ21とNチャネル型MOSトランジスタ22の各ドレ
インは共通に接続され、更にCMD画素アレイのゲート
ラインに接続し、画素ゲート印加パルス(CMOSイン
バータ出力)Gi を印加するようになっている。
【0019】次にこのように構成された垂直走査回路部
の動作を、図5のタイミングチャートに基づいて説明す
る。シフトレジスタの単位回路17には、スタートパルス
VSTとしてクロックVCK1の1周期分Highレベルを
保持したパルスを入力する。時刻t1 において、シフト
レジスタの単位回路17の出力SRは、クロックVCK1
の立ち下がりに同期してHighレベルからLow レベルにな
る。したがって、レベルミックス回路の単位回路を構成
するCMOSインバータのPチャネル型MOSトランジ
スタ21がONし、CMOSインバータの出力Gi は読み
出し電圧VRDとなり、CMD画素アレイのゲートライン
に読み出し電圧VRDが印加されることになる。時刻t2
までシフトレジスタの単位回路17の出力SRがLow レベ
ルに保持されるため、CMD画素アレイのゲートライン
には読み出し電圧VRDが印加された後、クロックVCK
2に同期したリセット電圧VRST が印加される。時刻t
2において、シフトレジスタの単位回路17の出力SRがL
ow レベルからHighレベルになるとCMOSインバータ
のPチャネル型MOSトランジスタ21がOFFし、Nチ
ャネル型MOSトランジスタ22はONとなるため、CM
OSインバータの出力Gi は、クロックVCK1に同期
した蓄積電圧VINT とオーバーフロー電圧VOFのクロッ
クパルスとなり、CMD画素アレイのゲートラインに印
加される。
の動作を、図5のタイミングチャートに基づいて説明す
る。シフトレジスタの単位回路17には、スタートパルス
VSTとしてクロックVCK1の1周期分Highレベルを
保持したパルスを入力する。時刻t1 において、シフト
レジスタの単位回路17の出力SRは、クロックVCK1
の立ち下がりに同期してHighレベルからLow レベルにな
る。したがって、レベルミックス回路の単位回路を構成
するCMOSインバータのPチャネル型MOSトランジ
スタ21がONし、CMOSインバータの出力Gi は読み
出し電圧VRDとなり、CMD画素アレイのゲートライン
に読み出し電圧VRDが印加されることになる。時刻t2
までシフトレジスタの単位回路17の出力SRがLow レベ
ルに保持されるため、CMD画素アレイのゲートライン
には読み出し電圧VRDが印加された後、クロックVCK
2に同期したリセット電圧VRST が印加される。時刻t
2において、シフトレジスタの単位回路17の出力SRがL
ow レベルからHighレベルになるとCMOSインバータ
のPチャネル型MOSトランジスタ21がOFFし、Nチ
ャネル型MOSトランジスタ22はONとなるため、CM
OSインバータの出力Gi は、クロックVCK1に同期
した蓄積電圧VINT とオーバーフロー電圧VOFのクロッ
クパルスとなり、CMD画素アレイのゲートラインに印
加される。
【0020】この実施例においては、Low レベルが読み
出し電圧VRD、Highレベルがリセット電圧VRST からな
るクロックパルスと、Low レベルが蓄積電圧VINT 、Hi
ghレベルがオーバーフロー電圧VOFからなるクロックパ
ルスを、シフトレジスタの単位回路17からの出力信号S
Rにより、CMOSインバータ構成のPチャネル型MO
Sトランジスタ21とNチャネル型MOSトランジスタ22
とでスイッチングすることにより、CMD画素アレイの
ゲートラインに4種類の電圧からなる画素ゲート印加パ
ルスGi を印加し、読み出し走査を行うことができる。
出し電圧VRD、Highレベルがリセット電圧VRST からな
るクロックパルスと、Low レベルが蓄積電圧VINT 、Hi
ghレベルがオーバーフロー電圧VOFからなるクロックパ
ルスを、シフトレジスタの単位回路17からの出力信号S
Rにより、CMOSインバータ構成のPチャネル型MO
Sトランジスタ21とNチャネル型MOSトランジスタ22
とでスイッチングすることにより、CMD画素アレイの
ゲートラインに4種類の電圧からなる画素ゲート印加パ
ルスGi を印加し、読み出し走査を行うことができる。
【0021】次に第3実施例について説明する。図6は
第3実施例の垂直走査回路部の構成を示す回路構成図で
ある。図において、31,32はCMOSインバータを構成
するPチャネル型MOSトランジスタ及びNチャネル型
MOSトランジスタで、Pチャネル型MOSトランジス
タ31のソースには、第1実施例のパルス発生回路で発生
する、Low レベルが読み出し電圧VRD、Highレベルがリ
セット電圧VRST からなるクロックパルスが印加されて
いる。一方、Nチャネル型MOSトランジスタ32のソー
スは、オーバーフロー電圧VOFスイッチング用のNチャ
ネル型MOSトランジスタ33のドレインと、蓄積電圧V
INT スイッチング用のNチャネル型MOSトランジスタ
34のドレインに共通に接続されている。VOFスイッチン
グ用Nチャネル型MOSトランジスタ33のゲートにはク
ロックVCK1が、VINT スイッチング用Nチャネル型
MOSトランジスタ34のゲートにはクロックVCK1の
反転クロック/VCK1がそれぞれ印加されている。ま
たPチャネル型MOSトランジスタ31及びNチャネル型
MOSトランジスタ32の各ゲートには、シフトレジスタ
の単位回路17の出力SRが印加されており、該シフトレ
ジスタの単位回路17には、スタートパルスVST,走査
用クロックVCK1,その反転クロック/VCK1,走
査用クロックVCK2,及びその反転クロック/VCK
2が入力されている。
第3実施例の垂直走査回路部の構成を示す回路構成図で
ある。図において、31,32はCMOSインバータを構成
するPチャネル型MOSトランジスタ及びNチャネル型
MOSトランジスタで、Pチャネル型MOSトランジス
タ31のソースには、第1実施例のパルス発生回路で発生
する、Low レベルが読み出し電圧VRD、Highレベルがリ
セット電圧VRST からなるクロックパルスが印加されて
いる。一方、Nチャネル型MOSトランジスタ32のソー
スは、オーバーフロー電圧VOFスイッチング用のNチャ
ネル型MOSトランジスタ33のドレインと、蓄積電圧V
INT スイッチング用のNチャネル型MOSトランジスタ
34のドレインに共通に接続されている。VOFスイッチン
グ用Nチャネル型MOSトランジスタ33のゲートにはク
ロックVCK1が、VINT スイッチング用Nチャネル型
MOSトランジスタ34のゲートにはクロックVCK1の
反転クロック/VCK1がそれぞれ印加されている。ま
たPチャネル型MOSトランジスタ31及びNチャネル型
MOSトランジスタ32の各ゲートには、シフトレジスタ
の単位回路17の出力SRが印加されており、該シフトレ
ジスタの単位回路17には、スタートパルスVST,走査
用クロックVCK1,その反転クロック/VCK1,走
査用クロックVCK2,及びその反転クロック/VCK
2が入力されている。
【0022】次に、このように構成された垂直走査回路
部の動作を、図7に示すタイミングチャートを参照しな
がら説明する。まず、時刻t1 において、クロックVC
K1に同期してシフトレジスタの単位回路17の出力SR
がHighレベルからLow レベルになると、CMOSインバ
ータを構成するPチャネル型MOSトランジスタ31がO
Nとなり、CMD画素アレイのゲートラインには読み出
し電圧VRDが印加された後、クロックVCK2に同期し
たリセット電圧VRST が印加される。時刻t2におい
て、シフトレジスタの単位回路17の出力SRがLow レベ
ルからHighレベルになると、CMOSインバータのNチ
ャネル型MOSトランジスタ32はONとなる。図6にお
いてA点(Nチャネル型MOSトランジスタ32のソース
と、Nチャネル型MOSトランジスタ33,34の各ドレイ
ンとの接続点)には、クロックVCK1に同期したオー
バーフロー電圧VOFと反転クロック/VCK1に同期し
た蓄積電圧VINT が、Nチャネル型MOSトランジスタ
33及び34により切り換えられ印加されている。したがっ
て、CMOSインバータのNチャネル型MOSトランジ
スタ32がONすることにより、CMD画素アレイのゲー
トラインには蓄積電圧VINT とオーバーフロー電圧VOF
が印加される。
部の動作を、図7に示すタイミングチャートを参照しな
がら説明する。まず、時刻t1 において、クロックVC
K1に同期してシフトレジスタの単位回路17の出力SR
がHighレベルからLow レベルになると、CMOSインバ
ータを構成するPチャネル型MOSトランジスタ31がO
Nとなり、CMD画素アレイのゲートラインには読み出
し電圧VRDが印加された後、クロックVCK2に同期し
たリセット電圧VRST が印加される。時刻t2におい
て、シフトレジスタの単位回路17の出力SRがLow レベ
ルからHighレベルになると、CMOSインバータのNチ
ャネル型MOSトランジスタ32はONとなる。図6にお
いてA点(Nチャネル型MOSトランジスタ32のソース
と、Nチャネル型MOSトランジスタ33,34の各ドレイ
ンとの接続点)には、クロックVCK1に同期したオー
バーフロー電圧VOFと反転クロック/VCK1に同期し
た蓄積電圧VINT が、Nチャネル型MOSトランジスタ
33及び34により切り換えられ印加されている。したがっ
て、CMOSインバータのNチャネル型MOSトランジ
スタ32がONすることにより、CMD画素アレイのゲー
トラインには蓄積電圧VINT とオーバーフロー電圧VOF
が印加される。
【0023】固体撮像装置の動作時において、CMD画
素アレイの選択行以外は、全てオーバーフロー電圧VOF
と蓄積電圧VINT が印加されるため、本実施例のよう
に、各行ラインに対応する単位回路毎に、オーバーフロ
ー電圧VOFと蓄積電圧VINT スイッチング用のNチャネ
ル型MOSトランジスタ33及び34を設けることにより、
レベルミックス回路の駆動能力を向上させることができ
る。
素アレイの選択行以外は、全てオーバーフロー電圧VOF
と蓄積電圧VINT が印加されるため、本実施例のよう
に、各行ラインに対応する単位回路毎に、オーバーフロ
ー電圧VOFと蓄積電圧VINT スイッチング用のNチャネ
ル型MOSトランジスタ33及び34を設けることにより、
レベルミックス回路の駆動能力を向上させることができ
る。
【0024】次に図8に基づいて第4実施例について説
明する。この実施例は、図6に示した第3実施例におい
て、更に読み出し電圧VRDスイッチング用のPチャネル
型MOSトランジスタ35と、リセット電圧VRST スイッ
チング用のPチャネル型MOSトランジスタ36とを各単
位回路に設けたものである。すなわちCMOSインバー
タを構成するPチャネル型MOSトランジスタ31及びN
チャネル型MOSトランジスタ32の、Pチャネル型MO
Sトランジスタ31のソースは、読み出し電圧VRDスイッ
チング用のPチャネル型MOSトランジスタ35及びリセ
ット電圧VRSTスイッチング用のPチャネル型MOSト
ランジスタ36の各ドレインに接続されており、Pチャネ
ル型MOSトランジスタ35のゲートには反転クロック/
VCK2が、Pチャネル型MOSトランジスタ36のゲー
トにはクロックVCK2がそれぞれ印加されている。そ
の他の構成は、図6に示した第3実施例と同様なので説
明を省略する。
明する。この実施例は、図6に示した第3実施例におい
て、更に読み出し電圧VRDスイッチング用のPチャネル
型MOSトランジスタ35と、リセット電圧VRST スイッ
チング用のPチャネル型MOSトランジスタ36とを各単
位回路に設けたものである。すなわちCMOSインバー
タを構成するPチャネル型MOSトランジスタ31及びN
チャネル型MOSトランジスタ32の、Pチャネル型MO
Sトランジスタ31のソースは、読み出し電圧VRDスイッ
チング用のPチャネル型MOSトランジスタ35及びリセ
ット電圧VRSTスイッチング用のPチャネル型MOSト
ランジスタ36の各ドレインに接続されており、Pチャネ
ル型MOSトランジスタ35のゲートには反転クロック/
VCK2が、Pチャネル型MOSトランジスタ36のゲー
トにはクロックVCK2がそれぞれ印加されている。そ
の他の構成は、図6に示した第3実施例と同様なので説
明を省略する。
【0025】次に第4実施例の動作を図9のタイミング
チャートに基づいて説明する。図8において、A点には
図6に示した第3実施例と同様に、クロックVCK1が
Highレベルの時にはオーバーフロー電圧VOF、反転クロ
ック/VCK1がHighレベルの時、すなわちクロックV
CK1がLow レベルの時には蓄積電圧VINT が印加され
る。一方、B点(Pチャネル型MOSトランジスタ31の
ソースと、Pチャネル型MOSトランジスタ35及び36の
ドレインとの接続点)には、クロックVCK2がLow レ
ベルの時にはリセット電圧VRST が、反転クロック/V
CK2がLow レベルの時、すなわちクロックVCK2が
Highレベルの時には読み出し電圧VRDが印加される。し
たがって時刻t1 において、シフトレジスタの単位回路
17からの出力信号SRがHighレベルからLow レベルにな
ると、CMOSインバータのPチャネル型MOSトラン
ジスタ31がONし、B点に印加されているクロックパル
スがCMOSインバータの出力Gi となる。時刻t2 に
おいて、シフトレジスタの単位回路17の出力信号SRが
Low レベルからHighレベルになると、CMOSインバー
タのNチャネル型MOSトランジスタ32がONし、A点
に印加されているクロックパルスがCMOSインバータ
の出力Gi となる。したがって、時刻t1 〜t2 のシフ
トレジスタの単位回路17の出力信号SRがLow の期間だ
け、CMOSインバータの出力Gi は読み出し電圧VRD
及びリセット電圧VRST となり、その他の期間は蓄積電
圧VINT 及びオーバーフロー電圧VOFとなる。
チャートに基づいて説明する。図8において、A点には
図6に示した第3実施例と同様に、クロックVCK1が
Highレベルの時にはオーバーフロー電圧VOF、反転クロ
ック/VCK1がHighレベルの時、すなわちクロックV
CK1がLow レベルの時には蓄積電圧VINT が印加され
る。一方、B点(Pチャネル型MOSトランジスタ31の
ソースと、Pチャネル型MOSトランジスタ35及び36の
ドレインとの接続点)には、クロックVCK2がLow レ
ベルの時にはリセット電圧VRST が、反転クロック/V
CK2がLow レベルの時、すなわちクロックVCK2が
Highレベルの時には読み出し電圧VRDが印加される。し
たがって時刻t1 において、シフトレジスタの単位回路
17からの出力信号SRがHighレベルからLow レベルにな
ると、CMOSインバータのPチャネル型MOSトラン
ジスタ31がONし、B点に印加されているクロックパル
スがCMOSインバータの出力Gi となる。時刻t2 に
おいて、シフトレジスタの単位回路17の出力信号SRが
Low レベルからHighレベルになると、CMOSインバー
タのNチャネル型MOSトランジスタ32がONし、A点
に印加されているクロックパルスがCMOSインバータ
の出力Gi となる。したがって、時刻t1 〜t2 のシフ
トレジスタの単位回路17の出力信号SRがLow の期間だ
け、CMOSインバータの出力Gi は読み出し電圧VRD
及びリセット電圧VRST となり、その他の期間は蓄積電
圧VINT 及びオーバーフロー電圧VOFとなる。
【0026】以上のように、読み出し電圧VRD及びリセ
ット電圧VRST スイッチング用のPチャネル型MOSト
ランジスタ35及び36を、レベルミックス回路の各単位回
路内に設けることにより、レベルミックス回路の読み出
し電圧VRDとリセット電圧VRST のCMD画素アレイの
ゲートラインへの駆動能力が大きくなり、読み出し電圧
VRDの立ち上がりが速くなって、水平ブランキング期間
を短縮させることができる。
ット電圧VRST スイッチング用のPチャネル型MOSト
ランジスタ35及び36を、レベルミックス回路の各単位回
路内に設けることにより、レベルミックス回路の読み出
し電圧VRDとリセット電圧VRST のCMD画素アレイの
ゲートラインへの駆動能力が大きくなり、読み出し電圧
VRDの立ち上がりが速くなって、水平ブランキング期間
を短縮させることができる。
【0027】
【発明の効果】以上実施例に基づいて説明したように、
本発明によれば、シフトレジスタの出力信号により、Lo
w レベルが読み出し電圧VRD、Highレベルがリセット電
圧VRST となるクロックパルスと、Low レベルが蓄積電
圧VINT 、Highレベルがオーバーフロー電圧VOFとなる
クロックパルスをスイッチングすることにより画素ゲー
ト印加パルスを出力するように構成したので、少ない素
子数により駆動手段を構成することができる。
本発明によれば、シフトレジスタの出力信号により、Lo
w レベルが読み出し電圧VRD、Highレベルがリセット電
圧VRST となるクロックパルスと、Low レベルが蓄積電
圧VINT 、Highレベルがオーバーフロー電圧VOFとなる
クロックパルスをスイッチングすることにより画素ゲー
ト印加パルスを出力するように構成したので、少ない素
子数により駆動手段を構成することができる。
【図1】本発明に係る固体撮像装置の概念を説明するた
めの概念図である。
めの概念図である。
【図2】本発明の第1実施例の垂直走査回路部の構成を
示す回路構成図である。
示す回路構成図である。
【図3】第1実施例の動作を説明するためのタイミング
チャートである。
チャートである。
【図4】第2実施例の垂直走査回路部の構成を示す回路
構成図である。
構成図である。
【図5】第2実施例の動作を説明するためのタイミング
チャートである。
チャートである。
【図6】第3実施例の垂直走査回路部の構成を示す回路
構成図である。
構成図である。
【図7】第3実施例の動作を説明するためのタイミング
チャートである。
チャートである。
【図8】第4実施例の垂直走査回路部の構成を示す回路
構成図である。
構成図である。
【図9】第4実施例の動作を説明するためのタイミング
チャートである。
チャートである。
【図10】CMD固体撮像装置の1画素部分の構成例を示
す断面斜視図である。
す断面斜視図である。
【図11】CMD固体撮像装置のゲートラインに印加する
読み出し信号波形図である。
読み出し信号波形図である。
【図12】従来の垂直走査回路部の構成例を示す回路構成
図である。
図である。
1 第1パルス発生用スイッチング素子 2 第1パルス発生用スイッチング素子 3 第2パルス発生用スイッチング素子 4 第2パルス発生用スイッチング素子 5 第1スイッチング素子 6 第2スイッチング素子 7 シフトレジスタ
Claims (4)
- 【請求項1】 光照射により生成され蓄積された電荷量
によりソース・ドレイン電流が変調されるトランジスタ
を一画素の構成要素として含み、該画素を行列状に配列
し、その周辺部に、該画素の蓄積電荷に対応する前記ソ
ース・ドレイン電流を読み出すための読み出し電圧と、
該画素の蓄積電荷を全て排出するためのリセット電圧
と、該画素についてリセット後次の読み出しの前に蓄積
電荷の一部を排出するためのオーバーフロー電圧と、該
画素について電荷を蓄積するための蓄積電圧を選択的に
該画素のゲートに印加する駆動する手段を備えた固体撮
像装置において、前記駆動手段は、スイッチング動作に
よりLow レベルが読み出し電圧、Highレベルがリセット
電圧となる第1のパルスを発生するスイッチング素子
と、スイッチング動作によりLow レベルが蓄積電圧、Hi
ghレベルがオーバーフロー電圧となる第2のパルスを発
生するスイッチング素子とからなるパルス発生回路と、
各行ライン毎に配置され、前記パルス発生回路で発生す
る第1及び第2のパルスがそれぞれ入力され、シフトレ
ジスタの出力によりスイッチングされて画素ゲート印加
パルスを出力する第1及び第2のスイッチング素子とで
構成されていることを特徴とする固体撮像装置。 - 【請求項2】 前記第1及び第2のスイッチング素子
は、CMOSインバータ構成をもつPチャネル型MOS
トランジスタとNチャネル型MOSトランジスタとで構
成されていることを特徴とする請求項1記載の固体撮像
装置。 - 【請求項3】 光照射により生成され蓄積された電荷量
によりソース・ドレイン電流が変調されるトランジスタ
を一画素の構成要素として含み、該画素を行列状に配列
し、その周辺部に、該画素の蓄積電荷に対応する前記ソ
ース・ドレイン電流を読み出すための読み出し電圧と、
該画素の蓄積電荷を全て排出するためのリセット電圧
と、該画素についてリセット後次の読み出しの前に蓄積
電荷の一部を排出するためのオーバーフロー電圧と、該
画素について電荷を蓄積するための蓄積電圧を選択的に
該画素のゲートに印加する駆動する手段を備えた固体撮
像装置において、前記駆動手段は、スイッチング動作に
よりLow レベルが読み出し電圧、Highレベルがリセット
電圧となる第1のパルスを発生するスイッチング素子か
らなる第1のパルス発生回路と、各行ライン毎に配置さ
れ、スイッチング動作によりLow レベルが蓄積電圧、Hi
ghレベルがオーバーフロー電圧となる第2のパルスを発
生するスイッチング素子とからなる第2のパルス発生回
路と、同じく各行ライン毎に配置され、前記第1のパル
ス発生回路の第1のパルスを一端に、前記第2のパルス
発生回路の第2のパルスを他端にそれぞれ入力し、シフ
トレジスタの出力によりスイッチングされるCMOSイ
ンバータ構成のPチャネル型MOSトランジスタとNチ
ャネル型MOSトランジスタとからなる第1及び第2の
スイッチング素子とで構成されていることを特徴とする
固体撮像装置。 - 【請求項4】 光照射により生成され蓄積された電荷量
によりソース・ドレイン電流が変調されるトランジスタ
を一画素の構成要素として含み、該画素を行列状に配列
し、その周辺部に、該画素の蓄積電荷に対応する前記ソ
ース・ドレイン電流を読み出すための読み出し電圧と、
該画素の蓄積電荷を全て排出するためのリセット電圧
と、該画素についてリセット後次の読み出しの前に蓄積
電荷の一部を排出するためのオーバーフロー電圧と、該
画素について電荷を蓄積するための蓄積電圧を選択的に
該画素のゲートに印加する駆動する手段を備えた固体撮
像装置において、前記駆動手段は、各行ライン毎に配置
され、スイッチング動作によりLow レベルが読み出し電
圧、Highレベルがリセット電圧となる第1のパルスを発
生するスイッチング素子からなる第1のパルス発生回路
と、同じく各行ライン毎に配置され、スイッチング動作
によりLow レベルが蓄積電圧、Highレベルがオーバーフ
ロー電圧となる第2のパルスを発生するスイッチング素
子からなる第2のパルス発生回路と、同じく各行ライン
毎に配置され、前記第1のパルス発生回路の第1のパル
スを一端に、前記第2のパルス発生回路の第2のパルス
を他端にそれぞれ入力し、シフトレジスタの出力により
スイッチングされるCMOSインバータ構成のPチャネ
ル型MOSトランジスタとNチャネル型MOSトランジ
スタとからなる第1及び第2のスイッチング素子とで構
成されていることを特徴とする固体撮像装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4056076A JPH05227486A (ja) | 1992-02-07 | 1992-02-07 | 固体撮像装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4056076A JPH05227486A (ja) | 1992-02-07 | 1992-02-07 | 固体撮像装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05227486A true JPH05227486A (ja) | 1993-09-03 |
Family
ID=13016996
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4056076A Pending JPH05227486A (ja) | 1992-02-07 | 1992-02-07 | 固体撮像装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05227486A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6124888A (en) * | 1996-03-11 | 2000-09-26 | Olympus Optical Co., Ltd. | Image pickup apparatus capable of reading in optional reading mode |
US9743022B2 (en) | 2014-10-07 | 2017-08-22 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Image sensors and related methods and electronic devices |
-
1992
- 1992-02-07 JP JP4056076A patent/JPH05227486A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6124888A (en) * | 1996-03-11 | 2000-09-26 | Olympus Optical Co., Ltd. | Image pickup apparatus capable of reading in optional reading mode |
US9743022B2 (en) | 2014-10-07 | 2017-08-22 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Image sensors and related methods and electronic devices |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19991130 |