JPH05227130A - コードレス電話 - Google Patents

コードレス電話

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Publication number
JPH05227130A
JPH05227130A JP3289258A JP28925891A JPH05227130A JP H05227130 A JPH05227130 A JP H05227130A JP 3289258 A JP3289258 A JP 3289258A JP 28925891 A JP28925891 A JP 28925891A JP H05227130 A JPH05227130 A JP H05227130A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
secret
telephone
circuit
speech
privacy
Prior art date
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Pending
Application number
JP3289258A
Other languages
English (en)
Inventor
Masashi Motomiya
昌志 本宮
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Platforms Ltd
Original Assignee
Nitsuko Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Nitsuko Corp filed Critical Nitsuko Corp
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Publication of JPH05227130A publication Critical patent/JPH05227130A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 従来の秘話機能付きのコードレス電話では、
子器と親機との無線通信回路上では秘話が保たれてプラ
イバシーの保護がなされているが、電話回線を介した通
話では電話回線上での秘話が保たれていない。秘話回路
を新たに設けることなく電話回線上での秘話を保つこ
と。 【構成】 子機1では秘話を実現するための秘話変調回
路13と、秘話変調を復調する秘話復調回路14を設
け、親機2では秘話変調回路と、秘話復調回路を設けな
い。子機1からの秘話変調音声信号を親機2では復調せ
ずにそのまま電話回線30に送り、受け側では、親機2
は受けとった秘話変調音声信号をそのまま無線で子機1
に送信する。子機は受信信号を復調して元の音声信号に
戻す。このように、子機−電話回線−子機間で秘話をか
けることによる電話回線上でのプライバシー保護が保た
れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、同一機種での電話回線
上の秘話を確保する秘話機能付きのコードレスコードレ
ス電話に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の秘話機能付きのコードレス電話で
は、子機で秘話のために秘話変調をかけると、親機の方
では子機からの秘話変調電波を受けて秘話復調を行うの
で、子機と親機の間、すなわち、無線通信回路上では秘
話が保たれてプライバシーの保護がなされていた。
【0003】この従来例を図面に基づいて説明する。図
3は従来例における秘話機能付きのコードレス電話のブ
ロック図である。図において、1は子機、11は送話
器、12は受話器、13は秘話変調回路、14は秘話復
調回路、15は無線機、16は共用器、17はアンテナ
である。2は親機、21はアンテナ、22は共用器、2
3は無線機、24は秘話復調回路、25は秘話変調回
路、26はトランスである。
【0004】子機1の送話器11からの音声信号は秘話
変調回路13で秘話変調されて秘話変調音声信号として
無線機15に送られる。無線機15は搬送波をこの秘話
変調音声信号で変調して共用器16を介し、アンテナ1
7から放射する。親機2のアンテナ21はこの秘話変調
音声信号で変調された搬送波を受信し、共用器22を介
して無線機23に送る。無線機23で復調された秘話変
調音声信号は秘話復調回路24に送られる。秘話復調回
路24では秘話変調音声信号を復調して通常の音声信号
に復調する。
【0005】同様に、親機2の秘話変調回路25に送ら
れた音声信号は秘話変調音声信号に変調されて無線機2
3に送られる。無線機23は搬送波をこの秘話変調音声
信号で変調して共用器22を介し、アンテナ21から放
射する。子機1のアンテナ17はこの秘話変調音声信号
で変調された搬送波を受信し、共用器16を介して無線
機15に送る。無線機15で復調された秘話変調音声信
号は秘話復調回路14に送られる。秘話復調回路24で
は秘話変調音声信号を復調して通常の音声信号に復調し
受話器12に送る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
秘話機能付きのコードレス電話では、子器と親機との無
線通信回路上では秘話が保たれてプライバシーの保護が
なされているが、電話回線を介した通話では電話回線上
での秘話が保たれず、プライバシーの保護がなされてい
ない。また、電話回線上での秘話を保つための秘話回路
を新たに設けると費用が嵩み、回路が複雑になる。
【0007】上記の電話回線を通じての通話を図4に基
づいて説明する。図において、2a及び2bは親機であ
り、1a及び1bは子機である。子機1aから秘話変調
音声信号で変調された電波は親機2aで復調されて通常
の音声信号となり、この音声信号は電話回線30を介し
て相手方の親機2bに送出される。親機2bではこの音
声信号に秘話変調をかけて無線回路で子機1bに送信さ
れる。図から明らかなように、子機1a(または1b)
と親機2a(または2b)間の無線回路上では音声信号
は秘話変調されており、秘話が保たれている。しかしな
がら、親機2aと親機2b間の電話回線30上では通常
通信となっており、この電話回線30上で盗聴される恐
れがある。
【0008】本発明はこのような点に鑑みてなされたも
ので、秘話回路を新たに設けることなく電話回線上での
秘話を保つことのできる秘話機能付きのコードレス電話
を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明のコードレス電話は、電話回線に接続される親
機と無線回線を介して親機と接続される子機から成るコ
ードレス電話において、子機では秘話を実現するための
秘話変調回路と、秘話変調を復調する秘話復調回路を設
け、親機では秘話を実現するための秘話変調回路と、秘
話変調を復調する秘話復調回路を設けないことに特徴を
有している。
【0010】また、本発明の他のコードレス電話は、電
話回線に接続される親機と無線回線を介して親機と接続
される子機から成るコードレス電話において、子機では
秘話を実現するための秘話変調回路と、秘話変調を復調
する秘話復調回路を設け、秘話を実現するための秘話変
調回路と、秘話変調を復調する秘話復調回路を有する親
機には秘話変調回路の動作及び秘話復調回路の動作をオ
フにする切替手段を設けたことに特徴を有している。
【0011】
【作用】上記の構成により、子機からの秘話変調音声信
号を親機では復調せずにそのまま電話回線に送る。受け
側では、親機は受けとった秘話変調音声信号をそのまま
無線で子機に送信する。子機は受信信号を復調して元の
音声信号に戻す。このように、子機−電話回線−子機間
で秘話をかけることによる電話回線上でのプライバシー
保護が保たれ、1対の秘話回路で実現可能となる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。図1は本発明によるコードレス電話のブロック
図である。なお、図3と同一符号を付したものはそれぞ
れ同一の要素を示しており説明を省略する。送話の場合
は、子機1の送話機11から入った音声は秘話変調回路
13に入力され、音声信号は秘話変調音声信号となる。
この秘話変調音声信号は無線機15に入力される。無線
機15を経てアンテナ17から発射された電波fは、親
機2のアンテナ21に入力される(電波fは、秘話変調
音声信号で変調された電波である)。電波信号はアンテ
ナ21から共用器22を経て無線機23に入力され、無
線機23は電波信号を秘話変調音声信号に復調する。秘
話変調音声信号はトランス24を介して電話回線に送出
される。
【0013】受話の場合は、同一機種で上記(送話の場
合)の様に秘話変調された秘話変調音声信号は親機2の
トランス26に入力される。秘話変調音声信号はトラン
ス26から無線機23に入力される。無線機23では秘
話変調音声信号によって変調された電波信号が共用器2
2を介してアンテナ21に出力される。アンテナ21か
ら発射された電波fは、子機1のアンテナ17で受信さ
れる。受信された電波fは電波信号として共用器16を
介して無線機15に入力される。入力された電波信号は
無線機15で秘話変調音声信号に復調される。無線機1
5で復調された秘話変調音声号は秘話復調回路14に入
力され、そこで秘話復調された音声信号(元の音声信
号)に復元される。復元された音声信号は受話機12か
ら音声として出力される。秘話:音声信号を特定の周波
数を境に反転させる(変調)ことで、盗聴、或いは傍受
しても内容を確認することはできない。復調は反転させ
たときの周波数を境に反転させることで元の音に復元で
きる。
【0014】上記の電話回線を通じての通話を図2に基
づいて説明する。なお、図4と同一符号を付したものは
それぞれ同一の要素を示しており説明を省略する。子機
1aから秘話変調された電波は親機2aでそのまま復調
しないで秘話変調音声信号が電話回線30を介して相手
方の親機2bに送出される。親機2bではこの秘話変調
音声信号をそのまま無線回路で子機1bに送信する。子
機1bは受信信号を復調して通常音声信号とする。図か
ら明らかなように、子機1aと子機1b間の無線回路
上、電話回線上共に音声信号は秘話変調されており、秘
話が保たれている。
【0015】
【発明の効果】以上の説明のように、本発明のコードレ
ス電話は、子機では秘話を実現するための秘話変調回路
と、秘話変調を復調する秘話復調回路を設け、親機では
秘話を実現するための秘話変調回路と、秘話変調を復調
する秘話復調回路を設けていないので、また、本発明の
他のコードレス電話は、子機では秘話を実現するための
秘話変調回路と、秘話変調を復調する秘話復調回路を設
け、秘話を実現するための秘話変調回路と、秘話変調を
復調する秘話復調回路を有する親機には秘話変調回路の
動作及び秘話復調回路の動作をオフにする切替手段を設
けているので、親機に秘話回路が不要であり、より低価
格のコードレス電話を提供でき、無線回線上だけでな
く、電話回線にも同一の秘話がかけられプライバシーが
保護される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例におけるコードレス電話のブ
ロック図である。
【図2】本発明による電話回線を通じての通話を説明す
る説明図である。
【図3】従来例におけるコードレス電話のブロック図で
ある。
【図4】従来例における電話回線を通じての通話を説明
する説明図である。
【符号の説明】
1、1a、1b 子機 2、2a、2b 親機 11 送話機 12 受話機 13 秘話変調回路 14 秘話復調回路 15 無線機 16 共用器 17 アンテナ 21 アンテナ 22 共用器 23 無線機 26 トランス 30 電話回線

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電話回線に接続される親機と無線回線を
    介して親機と接続される子機から成るコードレス電話に
    おいて、 子機では秘話を実現するための秘話変調回路と、秘話変
    調を復調する秘話復調回路を設け、 親機では秘話を実現するための秘話変調回路と、秘話変
    調を復調する秘話復調回路を設けないことを特徴とする
    コードレス電話。
  2. 【請求項2】 電話回線に接続される親機と無線回線を
    介して親機と接続される子機から成るコードレス電話に
    おいて、 子機では秘話を実現するための秘話変調回路と、秘話変
    調を復調する秘話復調回路を設け、 秘話を実現するための秘話変調回路と、秘話変調を復調
    する秘話復調回路を有する親機には秘話変調回路の動作
    及び秘話復調回路の動作をオフにする切換手段を設けた
    ことを特徴とするコードレス電話。
JP3289258A 1991-10-08 1991-10-08 コードレス電話 Pending JPH05227130A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3289258A JPH05227130A (ja) 1991-10-08 1991-10-08 コードレス電話

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3289258A JPH05227130A (ja) 1991-10-08 1991-10-08 コードレス電話

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Publication Number Publication Date
JPH05227130A true JPH05227130A (ja) 1993-09-03

Family

ID=17740831

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3289258A Pending JPH05227130A (ja) 1991-10-08 1991-10-08 コードレス電話

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