JPH0522625A - 同期信号抽出回路 - Google Patents
同期信号抽出回路Info
- Publication number
- JPH0522625A JPH0522625A JP19747191A JP19747191A JPH0522625A JP H0522625 A JPH0522625 A JP H0522625A JP 19747191 A JP19747191 A JP 19747191A JP 19747191 A JP19747191 A JP 19747191A JP H0522625 A JPH0522625 A JP H0522625A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- circuit
- signal
- sync
- synchronizing signal
- synchronization
- Prior art date
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 いかなる映像信号に対しても、安定した同期
信号を抽出できる同期信号抽出回路を得る。 【構成】 映像信号から抽出した同期信号部に同期保護
回路3により同期保護をかけると共に、クランプ回路1
でクランプされた映像信号の同期信号部をA/D変換回
路4によりディジタル化し、この同期信号部のデータと
メモリ回路5の基準パターンとを擬似同期判定回路6で
比較して、同期信号部の信号波形が擬似同期パターンで
ないかをチェックし、擬似同期パターンであれば同期保
護回路3で同期をかけ直す。 【効果】 映像信号形式に左右されない安定した同期信
号の抽出が可能となる。
信号を抽出できる同期信号抽出回路を得る。 【構成】 映像信号から抽出した同期信号部に同期保護
回路3により同期保護をかけると共に、クランプ回路1
でクランプされた映像信号の同期信号部をA/D変換回
路4によりディジタル化し、この同期信号部のデータと
メモリ回路5の基準パターンとを擬似同期判定回路6で
比較して、同期信号部の信号波形が擬似同期パターンで
ないかをチェックし、擬似同期パターンであれば同期保
護回路3で同期をかけ直す。 【効果】 映像信号形式に左右されない安定した同期信
号の抽出が可能となる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、映像信号から同期信
号を抽出するための同期信号抽出回路に関するものであ
る。
号を抽出するための同期信号抽出回路に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】図2は従来の同期信号抽出回路を示すブ
ロック図であり、図において、1はアナログ映像信号を
ぺデスタルレベルにクランプするクランプ回路、2はク
ランプされた映像信号とぺデスタルレベルとを比較する
と共に他の処理を行うことにより同期信号を抽出する抽
出回路である。
ロック図であり、図において、1はアナログ映像信号を
ぺデスタルレベルにクランプするクランプ回路、2はク
ランプされた映像信号とぺデスタルレベルとを比較する
と共に他の処理を行うことにより同期信号を抽出する抽
出回路である。
【0003】次に動作について説明する。クランプ回路
1で直流再生された映像信号は、抽出回路2で同期信号
部をコンパレータで抽出し、波形整形を行い、さらに等
化パルス等をマスクして、同期信号を抽出している。
1で直流再生された映像信号は、抽出回路2で同期信号
部をコンパレータで抽出し、波形整形を行い、さらに等
化パルス等をマスクして、同期信号を抽出している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の同期信号抽出回
路は以上のように構成されており、映像信号をクランプ
してぺデスタルレベル以下の同期信号をコンパレータ等
を用いて抽出していたため、例えば、水平同期信号の場
合、ぺデスタルレベル以下に映像信号領域をもつ映像信
号(例えば、BTA規格のHDTV信号の色差信号等)
に対しては、図3(A)に示すような擬似同期パターン
3が発生し、このため図3(B)に示すような誤った水
平同期信号4aが発生し、正しい同期信号4のみを正確
に抽出できなかった。また、ディジタル通信の分野で用
いられているような同期信号を保護する同期保護回路も
設けていないため、映像信号のじょう乱および抽出回路
2の誤動作が生じた場合、安定した同期信号が抽出でき
ない等の課題があった。
路は以上のように構成されており、映像信号をクランプ
してぺデスタルレベル以下の同期信号をコンパレータ等
を用いて抽出していたため、例えば、水平同期信号の場
合、ぺデスタルレベル以下に映像信号領域をもつ映像信
号(例えば、BTA規格のHDTV信号の色差信号等)
に対しては、図3(A)に示すような擬似同期パターン
3が発生し、このため図3(B)に示すような誤った水
平同期信号4aが発生し、正しい同期信号4のみを正確
に抽出できなかった。また、ディジタル通信の分野で用
いられているような同期信号を保護する同期保護回路も
設けていないため、映像信号のじょう乱および抽出回路
2の誤動作が生じた場合、安定した同期信号が抽出でき
ない等の課題があった。
【0005】この発明は上記のような課題を解消するた
めになされたもので、いかなるレベルの映像領域をもつ
映像信号に対しても同期信号が抽出でき、また映像信号
のじょう乱や回路の誤動作に対しても影響を受けにくい
同期信号抽出回路を得ることを目的としている。
めになされたもので、いかなるレベルの映像領域をもつ
映像信号に対しても同期信号が抽出でき、また映像信号
のじょう乱や回路の誤動作に対しても影響を受けにくい
同期信号抽出回路を得ることを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明に係る同期信号
抽出回路は、抽出された同期信号に対して同期保護回路
により同期保護をかけるとともに、その同期信号部のデ
ータをA/D変換してディジタル化し、そのデータと予
めメモリに格納しておいたリファレンスデータとしての
同期信号の基準パターンとを比較し、両者が不一致の場
合は、擬似同期状態に陥っているとして同期保護回路
で、再度、同期をとり直すようにしたものである。
抽出回路は、抽出された同期信号に対して同期保護回路
により同期保護をかけるとともに、その同期信号部のデ
ータをA/D変換してディジタル化し、そのデータと予
めメモリに格納しておいたリファレンスデータとしての
同期信号の基準パターンとを比較し、両者が不一致の場
合は、擬似同期状態に陥っているとして同期保護回路
で、再度、同期をとり直すようにしたものである。
【0007】
【作用】この発明における同期信号抽出回路は、同期信
号部をディジタル化してそのパターンが真の同期信号で
あるかを予めメモリに格納されたリファレンスデータと
比較することによって決定する。リファレンスデータと
比較して大きな差異が生じた場合は擬似同期パターンと
みなして、同期保護回路にハンチング命令を出し、再
度、同期をとり直す。
号部をディジタル化してそのパターンが真の同期信号で
あるかを予めメモリに格納されたリファレンスデータと
比較することによって決定する。リファレンスデータと
比較して大きな差異が生じた場合は擬似同期パターンと
みなして、同期保護回路にハンチング命令を出し、再
度、同期をとり直す。
【0008】
【実施例】実施例1.以下、この発明の一実施例を図に
ついて説明する。図1において、1は映像信号をクラン
プするクランプ回路、2はクランプされた映像信号と所
定レベルとを比較して水平同期信号部を抽出する抽出回
路、3は抽出した水平同期信号部に同期保護をかける同
期保護回路、4はクランプされた映像信号の中から抽出
回路2で抽出された水平同期信号部の期間をA/D変換
するA/D変換回路である。
ついて説明する。図1において、1は映像信号をクラン
プするクランプ回路、2はクランプされた映像信号と所
定レベルとを比較して水平同期信号部を抽出する抽出回
路、3は抽出した水平同期信号部に同期保護をかける同
期保護回路、4はクランプされた映像信号の中から抽出
回路2で抽出された水平同期信号部の期間をA/D変換
するA/D変換回路である。
【0009】5は水平同期信号の基準パターンを予め登
録したメモリ回路、6はA/D変換された水平同期信号
部のディジタルデータとメモリ回路5から読み出された
同期信号の基準パターンとしてのリファレンスデータと
を比較して、擬似同期状態を判別し、その判別に応じて
同期保護回路3を制御する比較回路としての擬似同期判
定回路である。
録したメモリ回路、6はA/D変換された水平同期信号
部のディジタルデータとメモリ回路5から読み出された
同期信号の基準パターンとしてのリファレンスデータと
を比較して、擬似同期状態を判別し、その判別に応じて
同期保護回路3を制御する比較回路としての擬似同期判
定回路である。
【0010】なお、同期保護回路3は、ディジタル時分
割多重通信で用いられる同期パルスの前方保護、後方保
護を行う同期保護回路と同様のものが用いられている。
割多重通信で用いられる同期パルスの前方保護、後方保
護を行う同期保護回路と同様のものが用いられている。
【0011】次に動作について説明する。映像信号はク
ランプ回路1で直流再生された後、抽出回路2およびA
/D変換回路4へ入力される。抽出回路2へ入力された
映像信号は水平同期信号部を抽出し、これは同期保護回
路3で同期保護をかけた後、水平同期信号として出力さ
れる。A/D変換回路4へ入力された映像信号は抽出回
路2の指示に従って水平同期信号部のみディジタル化さ
れる。
ランプ回路1で直流再生された後、抽出回路2およびA
/D変換回路4へ入力される。抽出回路2へ入力された
映像信号は水平同期信号部を抽出し、これは同期保護回
路3で同期保護をかけた後、水平同期信号として出力さ
れる。A/D変換回路4へ入力された映像信号は抽出回
路2の指示に従って水平同期信号部のみディジタル化さ
れる。
【0012】A/D変換回路4でディジタル化された水
平同期信号部データは擬似同期判定回路6においてメモ
リ回路5から読み出される同期信号の基準パターンとし
てのリファレンスデータと比較されることにより、真の
水平同期信号であるかを判定される。
平同期信号部データは擬似同期判定回路6においてメモ
リ回路5から読み出される同期信号の基準パターンとし
てのリファレンスデータと比較されることにより、真の
水平同期信号であるかを判定される。
【0013】擬似同期判定回路6で擬似同期パターンと
判定された場合は、直ちに同期保護回路3へハンチング
命令を送出して、再度、同期をかけ直す。
判定された場合は、直ちに同期保護回路3へハンチング
命令を送出して、再度、同期をかけ直す。
【0014】実施例2.なお、上記実施例1では水平同
期信号について説明したが、図1の各回路2,3,6を
垂直同期抽出用に変更し、メモリ回路5内のデータも垂
直同期リファレンスデータに書き替えることにより、垂
直同期信号の抽出に対しても同等の効果が得られる。
期信号について説明したが、図1の各回路2,3,6を
垂直同期抽出用に変更し、メモリ回路5内のデータも垂
直同期リファレンスデータに書き替えることにより、垂
直同期信号の抽出に対しても同等の効果が得られる。
【0015】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、映像
信号の同期信号部のデータと同期信号の基準パターンと
を比較し、その比較結果に応じて同期保護回路を制御す
るように構成したので、従来抽出できなかったぺデスタ
ルレベル以下に映像信号領域をもつ映像信号に対しても
同期信号が抽出でき、また通常の映像信号に対しても信
号のじょう乱、および回路の誤動の影響を受けにくい安
定した同期信号の抽出が可能となる等の効果が得られ
る。
信号の同期信号部のデータと同期信号の基準パターンと
を比較し、その比較結果に応じて同期保護回路を制御す
るように構成したので、従来抽出できなかったぺデスタ
ルレベル以下に映像信号領域をもつ映像信号に対しても
同期信号が抽出でき、また通常の映像信号に対しても信
号のじょう乱、および回路の誤動の影響を受けにくい安
定した同期信号の抽出が可能となる等の効果が得られ
る。
【図1】この発明の一実施例による同期信号抽出回路の
ブロック図である。
ブロック図である。
【図2】従来の同期信号抽出回路のブロック図である。
【図3】映像信号の擬似パターンによる抽出回路の誤動
作を説明する波形図である。
作を説明する波形図である。
1 クランプ回路 2 抽出回路 3 同期保護回路 4 A/D変換回路 5 メモリ回路 6 擬似同期判定回路(比較回路)
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 【請求項1】 アナログ映像信号をクランプするクラン
プ回路と、上記クランプ回路でクランプされた映像信号
と所定レベルとを比較することにより該映像信号から同
期信号部を抽出する抽出回路と、上記抽出回路で抽出さ
れた同期信号部を保護する同期保護回路と、上記抽出回
路で抽出された同期信号部に応じて上記クランプされた
映像信号の同期信号をディジタル化するA/D変換回路
と、同期信号の基準パターンが登録されたメモリ回路
と、上記A/D変換回路から得られるディジタル化され
た同期信号と上記メモリ回路から読み出された上記同期
信号の基準パターンとを比較しその比較結果により上記
同期保護回路を制御する比較回路とを備えた同期信号抽
出回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19747191A JPH0522625A (ja) | 1991-07-12 | 1991-07-12 | 同期信号抽出回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19747191A JPH0522625A (ja) | 1991-07-12 | 1991-07-12 | 同期信号抽出回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0522625A true JPH0522625A (ja) | 1993-01-29 |
Family
ID=16375037
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19747191A Pending JPH0522625A (ja) | 1991-07-12 | 1991-07-12 | 同期信号抽出回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0522625A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100734310B1 (ko) * | 2006-02-03 | 2007-07-02 | 삼성전자주식회사 | 영상 신호 처리 장치의 동기 검출기 및 그 동기 검출기를포함하는 동기 선택 장치 |
-
1991
- 1991-07-12 JP JP19747191A patent/JPH0522625A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100734310B1 (ko) * | 2006-02-03 | 2007-07-02 | 삼성전자주식회사 | 영상 신호 처리 장치의 동기 검출기 및 그 동기 검출기를포함하는 동기 선택 장치 |
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