JPH05225731A - ディスク記憶装置のセクタパルス発生方式 - Google Patents

ディスク記憶装置のセクタパルス発生方式

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JPH05225731A
JPH05225731A JP2870092A JP2870092A JPH05225731A JP H05225731 A JPH05225731 A JP H05225731A JP 2870092 A JP2870092 A JP 2870092A JP 2870092 A JP2870092 A JP 2870092A JP H05225731 A JPH05225731 A JP H05225731A
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JP
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servo
pulse
sector
counting
disk
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JP2870092A
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Shigeru Komine
繁 小峯
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Fuji Electric Co Ltd
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Fuji Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】データをディスクの径方向に関しほぼ一様な線
記録密度で書き込みかつサーボ情報をディスクの周方向
に一定角度間隔で書き込むディスク記憶装置のデータ読
み書き動作を制御するセクタパルスをサーボ情報の相互
間の中間位置にあるセクタの先頭に対応するタイミング
で発生させる。 【構成】サーボ検出手段20によりサーボ情報SIを検出し
て、そのサーボ検出パルスDSをサーボ計数手段40に計数
させ、かつそれによりクロック計数手段50にクロックパ
ルスCPの計数を開始させ、クロック計数値がレジスタ手
段60内に記憶された設定値と合致したときにセクタパル
ス発生手段70にセクタパルスDPを発生させながら、サー
ボ計数手段40の計数値に応じレジスタ手段60内の設定値
を逐次書き換えて行くようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、データをディスクの径
方向に関しほぼ一様な線記録密度で書き込むディスク記
憶装置において、ディスク面内のデータ記録の単位であ
る各セクタに対するデータの読み書き動作の開始タイミ
ングを指定するためのセクタパルスを発生させる方式に
関する。
【0002】
【従来の技術】周知のようにディスク記憶装置のディス
ク面内にはトラックが設定され、このトラック内にデー
タの記録単位であるセクタが複数個設定される。ディス
クへのデータの読み書きはもちろんヘッドを介してなさ
れるが、そのためにはヘッドをディスク面内の所望の径
方向位置に移動させてトラック上に正しく位置決めする
必要があるので、ヘッドの位置制御用にディスクのフォ
ーマッティングに先立ちいわゆるサーボ情報が正確に書
き込みないし組み込まれる。最近ではこのサーボ情報は
記憶容量を増すためにデータ記録用のディスク面に書き
込まれるいわゆる埋め込みサーボ方式とされるのが通例
であり、さらにヘッドの位置制御の精度を極力上げるた
めにセクタの相互間に書き込まれるいわゆるセクタ間サ
ーボ方式とされることが多い。
【0003】さて、ディスク面内の各セクタへのデータ
の読み書きに際しては、その動作の開始タイミングをデ
ィスク記憶装置内の読み書き回路に指定する必要がある
が、上述のセクタ間サーボ方式ではディスク面のサーボ
情報を検出してサーボパルスを発生させ、このサーボパ
ルスにより読み書きの開始タイミングを指定するのが従
来からの通例である。以下、図5と図6を参照してこの
セクタ間サーボ方式のサーボ情報の概要とそれからサー
ボパルスを発生させるサーボパルス発生回路の従来例を
説明する。
【0004】図5(a) はディスク1からその周方向の一
部を取り出して示すもので、図示のようにサーボ情報SI
はディスク1の周方向に所定角度間隔で分布した複数個
所に書き込まれる。図5(b) はこのディスク1内のトラ
ックTのごく一部を拡大した展開図で示すもので、サー
ボ情報SIの領域がハッチングを付して示されており、そ
れらの相互間にデータ記録用のセクタS1,S2 等が設定さ
れる。サーボ情報SIの領域の先頭にはそれに続く部分が
データでなくサーボ情報である旨を示すためのいわゆる
アドレスマークがあるので、ヘッドを介してディスク面
から種々の情報を読み出した信号からサーボ情報SIを検
出でき、この検出のつど図5(c) に示すサーボ検出パル
スDSを発生させる。なお、サーボ情報SI用の領域内には
アドレスマークの次にヘッドのトラックTの中心からの
ずれやディスク1の面内の径方向位置を検出するための
参照情報が書き込まれる。
【0005】図5(d) に示すサーボパルスSPは同図(c)
のサーボ検出パルスDSに応じて発生されるが、読み書き
動作の開始タイミングを指定するほかサーボ情報SIの領
域にデータを誤って書き込んで消してしまわないよう読
み書き回路に書き込み動作を禁止するマスク信号の役目
をふつう兼ねるので、保護の安全のためにこのサーボパ
ルスSPには図のようにサーボ情報SIの領域の直前から直
後に至るやや広いめのパルス幅を持たせるのが通例であ
る。図6はかかるパルス幅のサーボパルスSPを発生させ
る回路例を示すものである。
【0006】図6の左下に示すサーボ検出回路20は図5
(b) のサーボ情報SIの先頭の前述のアドレスマークを検
出して図5(c) のサーボ検出パルスDSを発するもので、
30で示すサーボパルス発生回路内のカウンタ31はこれを
受けるつどにリセットされて一定周期をもつクロックパ
ルスCPの計数を開始する。レジスタ32と33は図5(c)の
サーボパルスSPのそれぞれ立ち上がりと立ち下がりのタ
イミングの設定用で、レジスタ33の方にはサーボ検出パ
ルスDSからサーボパルスSPの立ち下がりまでの時間をク
ロックパルスCPの周期で除した数値が設定されるが、サ
ーボパルスSPの立ち上がりをサーボ検出パルスDSより少
し速める必要があるので、レジスタ32の方には一つ前の
サーボ検出パルスDSからサーボパルスSPの立ち上がりま
での時間に対応する数値が設定される。
【0007】比較回路34はカウンタ31の計数値をレジス
タ32の設定値と比較して両値が合致したときにフリップ
フロップ36をセットしてそのQ出力としてのサーボパル
スSPを立ち上げ、比較回路35はカウンタ31の計数値をレ
ジスタ33の設定値と比較して両値が合致したときにフリ
ップフロップ36をリセットしてサーボパルスSPを立ち下
げる。これからわかるように、レジスタ32と33に対しそ
れぞれ数値を固定的に設定して置くことによりサーボパ
ルスSPを所望のパルス幅で発生させ、セクタ間サーボ方
式のディスク記憶装置ではその読み書き動作の開始タイ
ミングをこれにより指定することができる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述のセクタ
間サーボ方式のディスク記憶装置ではディスクの内径側
と外径側でデータの線記録密度がかなり異なるため、デ
ィスクが本来もっているデータ記憶能力を充分に活用で
きない問題がある。すなわち、従来はディスクの内径側
でも外径側でも同じ記録再生周波数ないしはデータ転送
レートでデータの読み書き動作を行なうために内径側の
線記録密度が外径側より高くなり、データ転送レートを
この内径側の最高線記録密度で決めているので本来は線
記録密度をもっと上げられるはずの外径側で記憶能力が
むだになるからである。
【0009】データの線記録密度をディスクの内径側と
外径側で同じにしてこの問題を解決するには、ディスク
回転数, データ転送レート, サーボ情報の書込角度位置
等をディスク内の径方向位置に応じて変化させることが
考えられるが、あまり細かに変化させると制御が困難に
なるので実用的にはいわゆるゾーンビット記録方式が有
利とされている。この方式はディスクの回転数とサーボ
情報の書込角度位置を従来と同様に一定に保ちながら、
ディスク面を互いに径方向位置が異なる複数のゾーンに
分けてゾーンごとにデータ転送レートを切り換えるもの
で、この方式によるディスク面の例を図4(a) を参照し
て説明する。
【0010】図示のようにディスク1にサーボ情報SIが
均等な角度間隔で書き込まれるのは従来は同じである
が、その面内が内径側から外径側に向けこの例ではZi,Z
m,Zoで示された3個のゾーンに分けられ、これらのゾー
ンにそれぞれほぼ同じ線密度でデータが記録される点が
異なる。図4(b),(d),(f) にこれらゾーンZi,Zm,Zo内の
中央のトラックTi,Tm,Toの部分展開図がそれぞれ示され
ており、データの線記録密度が同じになるようこれらの
トラックTi,Tm,To内にセクタS1,S2,S3等が図示のように
すべて同じ長さで設定される。なお、各ゾーン内のすべ
てのトラックにはその中央トラックとほぼ同じ線密度で
データが記録される。
【0011】また、線記録密度が従来最高であった内径
ゾーンZiの図4(b) のトラックTiに対してはセクタS1,S
2,S3等が例えば図のように図5(b) のセクタ間サーボ方
式と同様に設定されるが、中間ゾーンZmの図4(d) のト
ラックTmではサーボ情報SIの相互間隔が広くなるので図
のようにセクタS2やS3がサーボ情報SIの前後に跨がるよ
う設定され、外径ゾーンZoの図4(f) のトラックToでは
この傾向が一層著しくなって、図のように例えばセクタ
S3のほかセクタS2とS4の一部がサーボ情報SIの相互間に
設定されるようになる。
【0012】従って、内径ゾーンZi内の図4(b) のトラ
ックTiのセクタS1,S2,S3等に対するデータの読み書き動
作の開始タイミングは対応する図4(c) のサーボパルス
SPによって指定できるが、中間ゾーンZiや外径ゾーンZo
内の図4(d) のトラックTmや図4(f) のトラックToのセ
クタに対する読み書き動作の開始タイミングはサーボパ
ルスSPによっては指定できなくなり、それらに対応する
図4(e) や(g) に示すようにサーボパルスSPと別に各セ
クタの先頭位置に対応するタイミングでセクタパルスDP
を発生させる必要がある。本発明の課題は、このゾーン
ビット記録方式のようにデータがディスクの径方向に関
しほぼ一様な線記録密度で書き込まれ、サーボ情報がデ
ィスクの周方向に所定角度間隔で分布して書き込まれる
ディスク記憶装置に対し、データの読み書き動作を開始
するタイミングを指定するセクタパルスを発生させるこ
とにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】本願の第1の発明によれ
ば、ディスクの周方向に所定角度間隔で分布して書き込
まれたサーボ情報を検出してそのつどにサーボ検出パル
スを発するサーボ検出手段と、ディスクの回転に同期し
てサーボ検出パルスを計数するサーボ計数手段と、サー
ボ検出パルスに応じクロックパルスの計数を開始するク
ロック計数手段と、このクロック計数手段の計数値と比
較すべき設定値を記憶するレジスタ手段と、クロック計
数手段の計数値をレジスタ手段内の設定値と比較して両
値が合致したときセクタの各先頭位置に対応するセクタ
パルスを発するセクタパルス発生手段とを設け、サーボ
計数手段によるサーボ計数値に応じレジスタ手段の設定
値を書き換えて行くことによって上述の課題が解決され
る。
【0014】なお、レジスタ手段内の設定値の書き換え
はディスク記憶装置に組み込まれているプロセッサに行
なわせるのがよく、このためそのソフトウエアとして設
定値書換手段を装荷するとともにプロセッサ内の記憶手
段にサーボ計数手段のサーボ計数値に対する設定値の参
照表を記憶しておき、設定値書換手段によりレジスタ手
段内の設定値をサーボ計数値に応じた参照表による設定
値で書き換えるようにするのが有利である。なお、ゾー
ンビット記録方式ではこの参照表をゾーン別に設けるの
がよく、前述のセクタ間サーボ方式である内径ゾーンの
ように読み書き動作の開始タイミングをサーボパルスで
指定でき,従ってセクタパルスをとくに発生させる必要
がない場合はレジスタ手段の設定値としてクロック計数
手段内の計数値が到達し得ない程度に大きな数値を設定
することでよい。
【0015】レジスタ手段内の設定値の書き換えは各セ
クタパルスの発生直後のタイミングで行なうのが最も簡
単であるが、プロセッサがヘッド位置制御やデータ読み
書き制御と共用の場合はサーボ検出手段によるサーボ情
報内のアドレスマークの検出直後のタイミングで行なう
のが有利である。後者の場合はレジスタ手段とセクタパ
ルス発生手段の対を複数個設け、サーボ情報の相互間に
複数のセクタパルスを発生させるようにするのがソフト
ウエア面で望ましい。
【0016】さらに、プロセッサが前述のように共用の
場合にレジスタ手段の設定値を随時書き換え得るように
する上で、セクタパルス発生手段をレジスタ手段の設定
値が書き換えられかつその後にサーボ検出手段によりサ
ーボ情報が検出されたことを条件にセクタパルスを発生
するように構成するのがとくに有利である。この実施態
様ではレジスタ手段とセクタパルス発生手段の対を少な
くとも2個設けるのがよく、さらにはこの対を4個設け
るのが望ましい。
【0017】本願の第2の発明によれば、データの記録
単位である各セクタの大きさに相当する設定値を記憶す
るレジスタ手段と、基準周期をもつクロックパルスを計
数し計数値がレジスタ手段に記憶された設定値に達した
つどに計数完了信号を発するクロック計数手段と、計数
完了信号に応じてセクタパルスを発するセクタパルス発
生手段と、サーボ情報を検出しそのつどサーボ検出パル
スを発するサーボ検出手段と、サーボ検出パルスに応じ
て各サーボ情報の大きさに相当するパルス幅のサーボパ
ルスを発するサーボパルス発生手段とを設け、クロック
計数手段の計数動作をサーボパルスにより中断させるこ
とにより前述が課題が解決される。
【0018】なお、前述のゾーンビット記録方式でもセ
クタの大きさがゾーンによって若干異なる場合があるの
で、この第2の発明ではレジスタ手段に記憶させる設定
値をゾーンごとに切り換えるのがよく、この設定値の書
き換えはディスク記憶装置に組み込まれたプロセッサに
より行なうのがよい。クロック計数手段はディスクの回
転に同期してその計数動作を始動させるのがよく、この
ためディスクの1回転につき1回発生されるインデック
スパルス,またはサーボ情報の先頭のアドレスマークと
してディスクの周方向の1個所に付けられるインデック
スマークを検出したインデックスパルスによりクロック
計数手段を始動させないしはその動作を初期化するのが
よい。さらに、このクロック計数手段にはプリセットカ
ウンタを利用してそのキャリー出力を計数完了信号とし
て取り出すのが最も簡単であり、かつ計数完了信号と上
述のインデックスパルスに応じレジスタ手段内の設定値
を装荷することによりそのプリセットを行なうのがよ
い。
【0019】
【作用】データをディスクの径方向に関してほぼ一様な
線記録密度で書き込むディスク記憶装置では、図4(d)
〜(g) のようにセクタがサーボ情報の相互間のそのつど
変化する種々な位置から始まるので、第1の発明ではレ
ジスタ手段に各セクタの先頭位置を指定する設定値をサ
ーボ情報を検出したサーボ検出パルスの計数値を参照し
て書き換えながら記憶させ、サーボ検出パルスに応じ開
始されるクロックパルスの計数値がこの設定値に合致し
た時,つまりセクタの先頭位置に対応するタイミングで
セクタパルスを発生させる。すなわち、前項の構成にい
うようこの第1の発明は、サーボ情報を検出したサーボ
検出パルスをサーボ計数手段に計数させ、その計数値に
応じレジスタ手段内の設定値をセクタの先頭位置を指定
するよう書き換え、かつサーボ検出パルスの発生のつど
クロック計数手段にクロックパルスの計数を開始させ、
セクタパルス発生手段にクロック計数手段の計数値がレ
ジスタ手段内の設定値と合致したタイミングでセクタパ
ルスを発生させることにより所期の課題を解決するもの
である。
【0020】また第2の発明では、図4(d) 〜(g) のよ
うにセクタがサーボ情報を跨ぐよう設定される場合でも
その大きさは一定であることを利用して、レジスタ手段
内にセクタの大きさに相当する設定値を記憶させてお
き、クロック計数手段にサーボ情報の大きさに対応する
サーボパルスの時間を除く時間内だけクロックパルスを
計数させて、その計数値がレジスタ手段内の設定値に達
したタイミング,つまり各セクタの先頭位置でセクタパ
ルスを発生させる。すなわち、前項の構成にいうようこ
の第2の発明は、レジスタ手段にセクタの大きさに相当
する設定値を記憶させるとともに、サーボ検出手段によ
りサーボ情報を検出したサーボ検出パルスに応じサーボ
パルス発生手段にサーボ情報の大きさに相当するパルス
幅のサーボパルスを発生させ、クロック計数手段のクロ
ックパルスの計数動作をこのサーボパルスにより中断さ
せながらその計数値がレジスタ手段内の設定値に達した
つどセクタパルス発生手段にセクタパルスを発生させる
ことにより所期の課題を解決するものである。
【0021】
【実施例】以下、図面を参照して本願発明の実施例を説
明する。図1は第1の発明を適用したディスク記憶装置
の要部の構成例を,図2は第1の発明の異なる実施態様
の要部の回路例を,図3は第2の発明の回路例をそれぞ
れ示し、これらの図4以降に対応する部分には同じ符号
が付されている。なお、これら実施例ではディスク記憶
装置はゾーンビット記録方式の固定ディスク装置であ
り、そのディスク面が前述の図4の要領で3個のゾーン
に分けられるものとする。
【0022】図1の上部にディスク1とそれを定速駆動
するスピンドルモータ2とデータを読み書きするヘッド
3がごく簡略に示されている。ゾーンビット記録方式な
のでディスク1にはサーボ情報SIが周方向に一定の角度
間隔で放射状に書き込まれ、その面内が径方向に内径ゾ
ーンZiと中間ゾーンZmと外径ゾーンZoとに分けられてい
る。なお、この実施例ではスピンドルモータ2がパルス
発生器2aを備え、それからディスク1の周方向の基準位
置を示すインデックスパルスIPがその1回転に1度だけ
発せられるものとする。
【0023】ディスク記憶装置内にはリードライト回路
4と読み書き手段5が組み込まれており、この内のリー
ドライト回路4は通例のようにヘッド3からの読取信号
RSを増幅して読み書き手段に与え、あるいはそれから書
込信号WSを受けてヘッド3に与えるものである。読み書
き手段5は信号処理回路や小形のプロセッサを含むが図
では単一のブロックで簡略に示されており、ディスク記
憶装置の内部バス6とインタフェース回路7と外部バス
8とを介して図示しない計算機と接続される。内部バス
6と接続されたプロセッサ10は計算機との連系下でディ
スク記憶装置の内部をスピンドルモータ2の駆動制御,
ヘッド3の移動制御と位置制御, リードライト回路4の
動作の切り換え, 読み書き手段5の動作制御等を含めて
全体制御するもので、この実施例ではアドレスデータバ
スである連絡バス11を介して読み書き手段5と接続さ
れ、かつ本発明方式を構成する諸手段の動作もこれを介
してプロセッサ10により制御されるものとする。
【0024】本発明方式を構成するサーボ検出手段20は
専用回路として構成するのがよく、リードライト回路4
から読取信号RSを受けてそれからサーボ情報SIの先頭に
あるアドレスマークを検出してサーボ検出パルスDSを発
生する。サーボ検出手段20は通例のようにこのほかにも
サーボ情報SIからヘッド3の位置制御に関する信号や情
報を検出してプロセッサ10に与えるが、煩雑を避けるた
め図1では省略されている。サーボ計数手段40はサーボ
検出パルスDSを受けてその個数を計数するもので、ディ
スク1の回転に同期した前述のインデックスパルスIPに
よりそのサーボ計数値が0にリセットされる。プロセッ
サ10は連絡バス11を介しこのサーボ計数手段40のアドレ
スを指定してそれからサーボ計数値を読み取ることによ
り図4のトラックTi,Tm,To上のヘッド3の位置を知るこ
とができる。
【0025】クロック計数手段50もサーボ検出パルスDS
を受け、そのつどにリセットされて数十nSのごく短い基
準周期をもつクロックパルスCPの計数を開始する。レジ
スタ手段60はこのクロック計数手段50の計数値と比較す
べき設定値の記憶用であり、その設定値をプロセッサ10
により連絡バス11を介して書き換え得るようになってい
る。図では一点鎖線で囲んで示されたセクタパルス発生
手段70は例えば図示のように比較回路71とRSフリップフ
ロップ22とタイマ73とからなり、比較回路71によりクロ
ック計数手段50の計数値をレジスタ手段60内の設定値と
比較して両者が合致したときフリップフロップ72をセッ
トし、そのQ出力であるセクタパルスDPを立ち上がらせ
る。タイマ73はセクタパルスDPのパルス幅の設定用であ
り、比較回路71の出力を受けてから例えばクロックパル
スCPの周期の数〜10倍の時限後にフリップフロップ72を
リセットしてセクタパルスDPを立ち下げる。
【0026】図1には前述のサーボパルスSP用のサーボ
パルス発生手段30も示されている。これは図6に示した
と同じ回路, ただしカウンタ31としてクロック計数手段
50を利用するものでよく、かつそのレジスタ32や33にプ
ロセッサ10から連絡バス11を介して設定値を記憶させ
る。このサーボパルスSPと上述のセクタパルスDPは読み
書き手段5とプロセッサ10とに与えられる。
【0027】以上のように構成されたこの第1の発明の
セクタパルス発生方式では、サーボ計数手段40の計数
値,すなわちヘッド3のディスク1上の周方向位置に応
じて、レジスタ手段60内の設定値を連絡バス11を介し書
き換えながらセクタパルスDPを発生させるべき位置を指
定する。このため、プロセッサ10に設定値書き換え用の
ソフトウエアを装荷しておくのがよく、また図4で説明
したようにサーボ情報SIの相互間のセクタの先頭位置は
種々変化するから、サーボ計数手段40の計数値に対する
設定値の参照表をプロセッサ10のROM等の記憶手段に
記憶しておくのがよい。この参照表は図4の3個のゾー
ンZi,Zm,Zoのそれぞれについて作る必要があるが、この
実施例ではセクタ間サーボ方式である内径ゾーンZiでは
図4(c) のようにセクタパルスDPが不要なので、それ用
の参照表にはクロック計数手段50内の計数値が到達し得
ない程度に大きな単一の数値を設定することでよい。
【0028】このレジスタ手段60内の設定値の書き換え
は原則的にはセクタパルスDPの発生直後に行なうのがよ
いが、この実施例のようにプロセッサ10がデータの読み
書き制御等と共用の場合はその制御動作中に書き換えタ
イミングをとれないおそれがある。しかし、この場合で
もサーボ検出パルスDPがプロセッサ10に対しふつうは割
り込み指令の形で与えられるので、この割り込み時に起
動するソフトウエアの先頭にレジスタ手段60内の設定値
の書き換え動作を組み込むことにより、サーボ情報SIの
アドレスマークが検出された直後のタイミングを捉えて
確実に設定値を書き換えることができる。この割り込み
を利用する場合にサーボ情報SIの相互間にセクタパルス
DPを複数個発生させるには、レジスタ手段60とセクタパ
ルス発生手段70の対を複数個設けることでよく、ふつう
は2個で充分である。
【0029】しかし、ディスク記憶装置によってはプロ
セッサ10にサーボ検出パルスDPより優先度の高い割り込
み指令が掛かることもあるので、共用プロセッサの場合
には書き換えタイミングを失してしまう最悪のケースも
考えられる。次の図2に示す第1の発明方式の異なる実
施例は書き換えタイミングの融通性を増加させることに
よりこの問題の解消を図るためのものである。
【0030】この図2の実施例ではレジスタ手段60とセ
クタパルス発生手段70との対が4組設けられているが、
いずれも同構成なので図の上部の1組分について説明す
る。レジスタ手段60は図では省略されたプロセッサと連
絡バス11を介して接続され、設定値の書き換え時に記憶
指令L1を与えるようになっている。セクタパルス発生手
段70は比較回路71とフリップフロップ74, 76とアンドゲ
ート75, 77とタイマ78を含み、上述の記憶指令L1を受け
たときフリップフロップ74がセットされ、その後にサー
ボ検出手段20からサーボ検出パルスDSを受けたときにア
ンドゲート75がイネーブルされてフリップフロップ76が
セットされ、これに応じアンドゲート77がイネーブルさ
れる。
【0031】この実施例でも比較回路71はクロック計数
手段50の計数値がレジスタ手段60内の設定値と合致した
とき出力を発するが、アンドゲート77がその時までにイ
ネーブルされている場合に限りこの出力がセクタパルス
DPとして取り出される。このセクタパルスDPが立ち上が
るとフリップフロップ74と76がそのパルス幅設定用の短
時限のタイマ78を介しリセットされ、セクタパルス発生
手段70は最初の状態に復帰する。以上の動作からわかる
ように、この実施例のセクタパルス発生手段70はレジス
タ手段60の設定値が書き換えないしは更新されかつその
後にサーボ検出手段20によりサーボ情報SIが検出されて
いることを条件としてセクタパルスDPを発するものであ
る。
【0032】さらに、図2のレジスタ手段60とセクタパ
ルス発生手段70の4組の対に対して図の左下部に示すデ
コーダ回路61が設けられており、連絡バス11を介してこ
れにアドレスを与えることにより、記憶指令L1〜L4を任
意のレジスタ回路60に送って設定値を書き換え得るよう
になっている。また、4個のセクタパルス発生手段70に
対しセクタパルスDPの出力用にオアゲート79が設けら
れ、これらのいずれかがセクタパルスDPを発した時それ
が出力されるようになっている。
【0033】以上で図2の実施例の構成と動作の説明を
終えたので、ついでその利点を説明する。前の図1の実
施例ではクロック計数手段50の計数値がレジスタ手段60
内の設定値と合致した時にセクタパルス発生手段70が必
ずセクタパルスDPを発生するので、設定値をあまり事前
に書き換えて置くと誤ったセクタパルスDPが発生してし
まい、このために設定値を書き換えるタイミングがかな
り制約される。これに対し図2の実施例では、例えクロ
ック計数手段50の計数値がレジスタ手段60内の設定値と
合致しても、設定値を書き換えた後にサーボ情報SIが検
出されない限りセクタパルス発生手段70からセクタパル
スDPは発生されない。
【0034】従ってこの図2の実施例では、セクタパル
スDPを発生させるべきサーボ情報SIの相互間より一つ前
であればいつ設定値を更新してもよく、書き換えタイミ
ングの融通性が図1の実施例よりも増加してそのための
ソフトウエアの負担が大幅に軽減される。また、設定値
を書き換えない限りセクタパルスDPは発生しないから発
生させる必要がない時は設定値を更新しなくてよく、こ
の面でもソフトウエアの負担が軽減する。
【0035】しかし、図2の実施例ではセクタパルスDP
を発生させる時より一つ前のサーボ情報SIの相互間隔内
に設定値を書き換えるから、レジスタ手段60とセクタパ
ルス発生手段70の対は2個の相互間隔の時間内使用され
ることになり、そのままではセクタパルスDPを連続して
発生させることができない。このためこの実施例ではレ
ジスタ手段60とセクタパルス発生手段70の対を少なくと
も2個設けてそれらを交互に切り換えて使うようにす
る。さらに、サーボ情報SIの相互間隔内にふつう2個の
セクタパルスDPを発生させる必要があるから、図2に示
すようにレジスタ手段60とセクタパルス発生手段70の対
を4組設けるのがよい。このように図2の実施例はその
具体構成が複雑化するが、共用プロセッサの場合にレジ
スタ手段60内の設定値の書き換えタイミングに対する制
約を緩めてそのためのソフトウエアの負担を軽減するこ
とができる。
【0036】図3に第2の発明を実施回路図により示
す。この第2の発明では、各セクタの大きさに相当する
設定値を記憶するレジスタ手段60と、その設定値と等し
い個数のクロックパルスCPを計数して計数完了信号CSを
発するクロック計数手段80と、この計数完了信号CSに応
じセクタパルスDPを発するセクタパルス発生手段70と、
サーボ情報を検出してサーボ検出パルスDSを発するサー
ボ検出手段20と、サーボ検出パルスDSに応じてサーボパ
ルスSPを発するサーボパルス発生手段30とが図示のよう
に設けられる。
【0037】レジスタ手段60は前述と同様にプロセッサ
10と連絡バス11を介して接続されてプロセッサ10から設
定値が装荷されるが、第2の発明ではこの設定値がセク
タの大きさに相当する一定の数値でよいので第1の発明
のように設定後に書き換える必要はない。ただし、ゾー
ンビット記録方式でもセクタの大きさがゾーンによりて
若干異なる場合があるので、この設定値をゾーンごとに
切り換えるようにするのがよい。サーボ検出手段20は図
1と同じものでもよいが、図示の例ではサーボ検出パル
スDSのほかインデックスパルスIPをこれに発生させる。
すなわち、この例ではディスクの周方向の特定の1個所
のサーボ情報SIにはその先頭のアドレスマークのかわり
にやや異なるインデックマークが書き込まれており、サ
ーボ検出手段20はこれを検出するとインデックスパルス
IPをサーボ検出パルスDSと同時に発するようになってい
る。
【0038】クロック計数手段80には例えばプリセット
カウンタを利用するのがよく、この実施例ではこのカウ
ンタの最大計数値と各セクタの大きさに相当する数値の
差をレジスタ手段60に設定しておき、クロック計数手段
80の計数動作の開始に当たりこの設定値をプリセットな
いし装荷した後に、クロックパルスCPを最大計数値に達
するまで計数したときのキャリー出力を計数完了信号CS
として取り出すようにする。クロック計数手段80の計数
動作はディスクの回転に同期させる必要があるので、サ
ーボ検出手段20からインデックスパルスIPが発生したと
きオアゲート81を介してこれをロード指令入力LDに与
え、クロック計数手段80にレジスタ手段60から上述の設
定値をプリセットする。また、計数完了信号CSを図示の
ようにオアゲート81に与えることにより、計数完了信号
CSの発生のつどクロック計数手段80にレジスタ手段60の
設定値をプリセットする。
【0039】計数完了信号CSを受けるこの実施例のセク
タパルス発生手段70は図示のようにフリップフロップ72
とタイマ73からなる簡単な構成であり、フリップフロッ
プ72を計数完了信号CSでセットした後にタイマ73でリセ
ットしてそのQ出力をセクタパルスDPとして出力するも
のである。サーボパルス発生手段30は第1の発明用の図
1ないし図6と同じ構成のサーボパルスSPを各サーボ情
報の大きさに相当するパルス幅で発生するものでよく、
図示の例ではこのサーボパルスSPが付属のオアゲート37
によりセクタパルスDPと並列的に加え合わされた形で読
み書き手段5とプロセッサ10に与えられる。
【0040】さて、以上の構成によりセクタパルスDPを
レジスタ手段60の設定値で指定した各セクタの大きさに
相当する時間間隔で繰り返して発生させることができる
が、例えば図4(d) に示すようにセクタS2,S3 等がサー
ボ情報SIを跨いで設定される場合には、セクタパルスDP
を発生させる時間間隔をサーボ情報SIに相当する時間だ
け広げる必要がある。このため、第2の発明ではサーボ
パルスSPを図2に示すようにインバータ82を介しクロッ
ク計数手段80のイネーブル入力ENに与えることにより、
クロック計数手段80の計数動作をサーボパルスSPのパル
ス幅の時間だけ中断させる。これにより、セクタがサー
ボ情報SIを跨いで設定されているか否かに関せずセクタ
パルスDPが各セクタの先頭位置で発生される。
【0041】以上からわかるように、この第2の発明で
は構成が比較的簡単で済み、しかもレジスタ手段60の設
定値をゾーンの切り換え時を除いては書き換える必要が
ないので、共用プロセッサの場合でもソフトウエア面の
負担は非常に少なくて済む。なお、サーボパルスSPのパ
ルス幅を前述のようにサーボ情報SIの大きさより僅か広
いめにする場合は、サーボ情報SIを跨いで設定されたセ
クタの次のセクタ用のセクタパルスDPの発生タイミング
が厳密にはその分狂ってくることにはなるが、各セクタ
の前後には若干のギャップを設けるのが通例なので、タ
イミングのごく僅かな狂いはこのギャップにより吸収さ
れて、データの読み書き動作の実際面で支障が生じるお
それはない。
【0042】
【発明の効果】以上の記載のとおり、データをディスク
の径方向に関しほぼ一様な線記録密度で書き込み,かつ
サーボ情報をディスクの周方向に所定角度間隔で分布し
た複数個所に書き込むディスク記憶装置において、本願
の第1の発明では、サーボ検出手段によりサーボ情報を
検出し、そのサーボ検出パルスをサーボ計数手段にディ
スクの回転に同期して計数させ、クロック計数手段にサ
ーボ検出パルスを与えてそのつどにクロックパルスの計
数を開始させ、その計数値と比較すべき設定値をレジス
タ手段に記憶させ、セクタパルス発生手段にクロック計
数手段の計数値をレジスタ手段内の設定値と比較させて
両値が合致したときにセクタパルスを発生させるように
した上で、レジスタ手段の設定値をサーボ計数手段の計
数値に応じ書き換えて行くことにより、データの記録単
位であるセクタがサーボ情報の相互間のそのつど変化す
る種々な位置から始まる場合にも、その先頭位置に対応
する正確なタイミングでセクタパルスをデータの読み書
き動作の制御用に発生させることができる。
【0043】また、セクタパルス発生手段にレジスタ手
段の設定値が書き換えられかつその後にサーボ検出手段
によりサーボ情報が検出されていることを条件としてセ
クタパルスを発生させる第1の発明の有利な実施態様で
は、レジスタ手段の設定値をデータの読み書き制御と共
用のディスク記憶装置の内蔵プロセッサ等により書き換
えるタイミングに対する融通性を増加させて、ディスク
記憶装置に装荷される設定値書き換え用ソフトウエアの
負担を大幅に軽減し、かつ設定値の書き換えを円滑に進
めることができる。
【0044】本願の第2の発明では、レジスタ手段に各
セクタの大きさに相当する設定値を記憶させ、クロック
パルスを計数するクロック計数手段にその計数値がレジ
スタ手段の設定値に達したつどに計数完了信号を発生さ
せ、セクタパルス発生手段に計数完了信号に応じてセク
タパルスを発生させるようするとともに、サーボ検出手
段にサーボ情報を検出させてそのサーボ検出パルスに応
じてサーボパルス発生手段に各サーボ情報の大きさに相
当するパルス幅でサーボパルスを発生させて、このサー
ボパルスによりクロック計数手段の計数動作を中断させ
ることにより、セクタがサーボ情報の前後に亘って設定
されるディスク記憶装置のデータの読み書き制御用のセ
クタパルスを各セクタの先頭位置に対応する正確なタイ
ミングで発生させることができる。かつセクタの大きさ
がほぼ一定であることを利用してレジスタ手段内の設定
値を書き換える必要をほとんどなくし、ソフトウエア上
の負担を無視できる程度に減少させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願の第1の発明を適用したディスク記憶装置
の構成例を示すその要部の構成回路図である。
【図2】第1の発明の異なる実施態様の要部の回路図で
ある。
【図3】本願の第2の発明を適用したディスク記憶装置
の構成例を示すその要部回路図である。
【図4】本願発明の適用対象例としてのゾーンビット記
録方式を示し、同図(a) はそのディスクの一部の上面
図、同図(b) はディスクの内径ゾーン内のトラックの一
部展開図、同図(c) は同図(b) に対応するサーボパルス
の波形図、同図(d) は中間ゾーン内のトラックの一部展
開図、同図(e) は同図(d) に対応するサーボパルスとセ
クタパルスの波形図、同図(f) は外径ゾーン内のトラッ
クの一部展開図、同図(g) は同図(f) に対応するサーボ
パルスとセクタパルスの波形図である。
【図5】通常のデータ記録方式を示し、同図(a) はディ
スクの一部の上面図、同図(b)はトラックの一部の展開
図、同図(c) は同図(b) に対応するサーボ検出パルスの
波形図、同図(d) は同図(b) に対応するサーボパルスの
波形図である。
【図6】図5に対応するサーボパルスの発生回路図であ
る。
【符号の説明】
1 ディスク 3 ヘッド 5 データの読み書き手段 10 ディスク記憶装置に組み込まれるプロセッサ 20 サーボ検出手段 30 サーボパルス発生手段 40 サーボ計数手段 50 クロック計数手段 60 レジスタ手段 70 セクタパルス発生手段 80 第2の発明用のクロック計数手段 CP クロックパルス CS 計数完了信号 DP セクタパルス DS サーボ検出パルス IP インデックスパルス SI サーボ情報 SP サーボパルス S1 セクタ S2 セクタ S3 セクタ S4 セクタ Ti 内径ゾーン内のトラック Tm 中間ゾーン内のトラック To 外径ゾーン内のトラック

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】データがディスクの径方向に関しほぼ一様
    な線記録密度で書き込まれ、ヘッドの位置制御用のサー
    ボ情報がディスクの周方向に所定角度間隔で分布した複
    数個所に書き込まれるディスク記憶装置のデータ読み書
    き動作の制御のためにデータ記録用のセクタの各先頭位
    置に対応するセクタパルスを発生する方式であって、サ
    ーボ情報を検出してサーボ検出パルスを発するサーボ検
    出手段と、ディスクの回転に同期してサーボ検出パルス
    を計数するサーボ計数手段と、サーボ検出パルスに応じ
    クロックパルスの計数を開始するクロック計数手段と、
    このクロック計数手段の計数値と比較すべき設定値を記
    憶するレジスタ手段と、クロック計数手段の計数値をレ
    ジスタ手段内の設定値と比較して両値が合致したときに
    セクタパルスを発するセクタパルス発生手段とを設け、
    サーボ計数手段の計数値に応じレジスタ手段内の設定値
    を書き換えるようにしたことを特徴とするディスク記憶
    装置のセクタパルス発生方式。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の方式において、レジスタ
    手段の設定値が書き換えられかつその後にサーボ検出手
    段によりサーボ情報が検出されていることを条件にセク
    タパルス発生手段がセクタパルスを発生するようにした
    ことを特徴とするディスク記憶装置のセクタパルス発生
    方式。
  3. 【請求項3】データがディスクの径方向に関しほぼ一様
    な線記録密度で書き込まれ、ヘッドの位置制御用のサー
    ボ情報がディスクの周方向に所定角度間隔で分布した複
    数個所に書き込まれるディスク記憶装置のデータ読み書
    き動作の制御のためにデータ記録用のセクタの各先頭位
    置に対応するセクタパルスを発生する方式であって、各
    セクタの大きさに相当する設定値を記憶するレジスタ手
    段と、クロックパルスを計数し計数値がレジスタ手段に
    記憶された設定値に達したつど計数完了信号を発するク
    ロック計数手段と、計数完了信号に応じてセクタパルス
    を発するセクタパルス発生手段と、サーボ情報を検出し
    てサーボ検出パルスを発するサーボ検出手段と、サーボ
    検出パルスに応じて各サーボ情報の大きさに相当するパ
    ルス幅のサーボパルスを発するサーボパルス発生手段と
    を設け、サーボパルスによりクロック計数手段の計数動
    作を中断するようにしたことを特徴とするディスク記憶
    装置のセクタパルス発生方式。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5978167A (en) * 1995-10-31 1999-11-02 Fujitsu Limited Disk unit creating a position sensitivity correction value using positive and negative cross point values of two-phase servo signals

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US5978167A (en) * 1995-10-31 1999-11-02 Fujitsu Limited Disk unit creating a position sensitivity correction value using positive and negative cross point values of two-phase servo signals
US6172838B1 (en) 1995-10-31 2001-01-09 Fujitsu Limited Disk unit creating a position sensitivity correction value using positive and negative cross points values of two-phase servo signals
US6556386B1 (en) 1995-10-31 2003-04-29 Fujitsu Limited FPC connection arrangement for a disk unit

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