JP2571669B2 - 光学ドライブコントローラ及び光学ディスクドライブ並びに情報読み取り方法 - Google Patents

光学ドライブコントローラ及び光学ディスクドライブ並びに情報読み取り方法

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JP2571669B2
JP2571669B2 JP6011049A JP1104994A JP2571669B2 JP 2571669 B2 JP2571669 B2 JP 2571669B2 JP 6011049 A JP6011049 A JP 6011049A JP 1104994 A JP1104994 A JP 1104994A JP 2571669 B2 JP2571669 B2 JP 2571669B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、一般に、回転記憶メデ
ィア上のセクタへアクセスすることに係り、特に、光学
ディスクのようなスパイラルトラックデータ記憶ディス
クの容量を増すと共に、ディスク上のセクタへのアクセ
スの信頼性を改善することに関する。
【0002】
【従来の技術】光学ディスクのような回転記録ディスク
は、(各トラックがディスクの一回転に対応している)
同心円の物理的トラック又は中心スピンドル穴/取付け
ハブの周りの単一のスパイラルにおいてフォーマットさ
れることができる。スパイラルは、(必ずしも一回転へ
対応していない)一連の論理トラックへ分割される。各
論理トラック(以後、単に「トラック」と称せられる)
は、データのブロックが記録されるセクタへ副分割され
る。各セクタは、ヘッダフィールドとその後に続くデー
タフィールドを有しており、これら二つの間にセクタ内
ギャップ(intra-sector gap)を有する。セクタ間ギャ
ップ(inter-sector gap)は、その後に続くセクタから
セクタを分離させる。ヘッダは、一般に、製造処理の
間、ディスクの表面へエンボスされ(そうでなければ、
ディスクはソフトフォーマットされることができる
が)、且つセクタと同期している読み取り/書き込みコ
ントローラを補助するために、セクタマーク、トラック
及びセクタ情報を有する一連の識別(ID)フィール
ド、並びに他のフィールドを含む。データフィールド
は、ユーザデータ、関連エラー検出及び回復(リカバ
リ)情報、及び同期情報を含む。リードオンリー(読み
出し専用)、ライトワンス(一回書き込み)、及び(光
学ディスクが保護ハウジング内にケーシングされてい
る)再書込み可能な光学ディスクカートリッジに対する
一つの提案された規格下では、ヘッダは(5バイトの5
機能セクタマークパターンを含む)52バイト長であ
り、且つデータフィールドは(トラック当たり17又は
31セクタをベースとしており且つ1024又は512
バイトのユーザデータを記録することができる)127
4又は665バイト長である。
【0003】読み取り又は書き込み動作の間、読み取り
/書き込みヘッドから放出されるレーザビームはアクセ
スされるセクタ上へ向けられなければならない。公知で
あるように、ヘッドは、ターゲットセクタに近いがその
前方にあるセクタに「降り着く」ため、レーザビームに
対するサーボ制御下でキャリッジ上を内方又は外方にラ
ジアル方向(半径方向)へ移動される。「近く」とはタ
ーゲットセクタの約5トラック前から3セクタ前までの
間である。ドライブコントローラは、トラック追跡モー
ドへスイッチし、且つ非同期検出を用いて、ディスクの
表面から反射されたレーザ光学を検出することによって
遭遇される第1のセクタマークを検出しようと試みる。
セクタマークパターン内の五つの機能の内の少なくとも
三つが認識された場合、セクタマークが検出可能と見な
される。光の反射はディスク上に記録されるデータを表
す電気的信号へ変換される。少なくとも三つの機能が満
足に検出されることができない場合、ディスクフォーマ
ットとの同期は達成されず、これによりヘッドは他のセ
クタマークを走査する。一旦セクタマークが充分に検出
されると、ドライブコントローラは、ヘッダの残りの入
力識別データストリームをロックオンし且つドライブコ
ントローラをデータストリームへ同期するため、位相ロ
ックループを起動させる。現在ディスクフォーマット
は、他のフォーマットが提示されていても、パルス位置
モジュレーション(PPM)フォーマットを用いる。I
Dデータがトラック及びセクタ情報へ復号化され、これ
によりレーザビームのディスク上の正確な位置を決定す
るためにドライブコントローラがイネーブルとされる。
【0004】レーザビームが降り着くセクタがターゲッ
トセクタでない場合、従来のコントローラは、レーザビ
ームがターゲットセクタへ向かって回転する時に後に続
くセクタマーク及びヘッダを読み取る。第1のセクタマ
ーク及びIDを検出した後で、引き続くIDの検出は、
偽セクタマークの検出を阻止するために後に続くセクタ
マークの公称位置の周りの(約±0.5%のような)小
さなタイミングウィンドウの期間を除いてセクタマーク
の検出をディスエーブルとすることによって、一般に、
より堅牢に行なわれる。他の一般に使用されている技術
は、セクタマークがウィンドウ内で全く検出されなかっ
た場合、タイミングウィンドウの終わりで偽(又は「擬
似」)セクタマーク検出事象を強制する。このような技
術は欠陥のある又は破壊されたセクタマークを有するI
Dの読み取りを可能とする。このように一つのセクタマ
ークから次のセクタマークまでの時間においてウィンド
ウ操作(ウィンドウイング)することによって、偽セク
タマークが無視され且つ不良セクタマークがIDの読み
取りを禁じない一層堅牢なID読み取りシステムが得ら
れる。このように、コントローラは、ターゲットセクタ
が到達されるまでIDをカウントダウンする。ターゲッ
トセクタが到達され且つ適切に識別された時、ユーザデ
ータがデータフィールドから読み取られたり消去された
り又はデータフィールドへ書き込まれたりする。
【0005】ディスクが一定角速度(CAV)でスピン
する時、データ記録及び読み取りは高い安定性を有して
おり且つターゲットセクタへのアクセス時間はかなり速
い。しかしながら、固定記録データレートが使用された
場合、ディスクの外径近くのトラックに記録されたデー
タは、所与の回転角度で記録されたデータ量(角度記録
濃度)は同じとなるが、内径近くで記録されたデータよ
りも低い線形濃度のデータである。ディスクの記録容量
を大きくするため、データの線形濃度は、スピンドル穴
からの半径方向距離が大きくなるにつれて角度記録濃度
を高くすることによりほぼ一定のままに維持すべきであ
る。半径方向距離を大きくしたり、固定記録又はデータ
転送レートを保持することによりディスクの角速度(回
転速度)を減速することによって、固定線形速度(CL
V)における記録は、角記録濃度を高めることができ
る。しかし、ターゲットセクタへのランダムアクセスタ
イムはディスクの回転速度を変えるために必要とされる
時間によって増やされる。
【0006】CAV及びCLVの両方の利点を提供する
とともに各々の欠点を減少させる方法は、角速度を一定
に保持しながら半径方向の距離を大きくすることによっ
てドライブコントローラのデータ転送レートを高めるこ
とによって変形された定角速度(MCAV)で記録する
ことにある。転送レートはコントローラのクロックの周
波数の関数であり、且つ(転送レートは)連続的に高め
られたり、又はトラックを帯域へグループ化し且つ帯域
から帯域までクロック周波数を増分することによって増
分的に高められたりすることができる。
【0007】帯型(バンド化)メディアの例として、前
もって記載されている規格に従ってフォーマットされた
光学ディスクは、1600乃至3100トラックの16
個の環状帯域へ分割された(ディスクの内径及び外径近
くの内部と外部の製造者及び制御ゾーンの間に配置され
た)ユーザゾーン内に37,600トラックを有してお
り、帯域当たりのトラック数は中心スピンドル穴からの
半径方向の距離を大きくすることによって増加される。
ベース周波数“f”に相対して、クロック周波数は帯域
0(最も内側の帯域)において“16f”であるが、帯
域15(最も外側の帯域)におけるクロック周波数は
“31f”である。このように、角記録濃度は、半径方
向の距離を大きくすることにより帯域ごとに高くなる
が、各帯域の内径における線形濃度は一定である。
【0008】スパイラルの帯型記録は、一般に、高性能
の光学アプリケーションのために好ましいとされる。シ
ーク動作の間、レーザビームが、ターゲットセクタが配
置されている同一帯域内に降り着く場合、セクタマー
ク、ID情報、及びユーザデータが検出されることがで
き且つこれらはクロック周波数を変えずに読み取られる
ことができる。しかしながら、レーザビームが一つの帯
域(帯域N−1)内に降り着き、且つターゲットセクタ
が次の帯域(帯域N)内にある場合、クロック周波数
は、適切なセクタマークを検出し且つ帯域N−1内のI
Dを読み取るため、fN-1 にセットされ、次いで適切な
セクタマークを検出し且つ帯域N内のIDとユーザデー
タを読み取るため、帯域N−1とNの境界において周波
数fN へ変えられなければならない。およそ約50マイ
クロ秒ぐらいかかるコードオーバーヘッドやクロック整
定時間や他の遅延により、クロック周波数が変わった後
でいくらかの遅延が生じる。このクロックスイッチング
遅延は次のセクタマークに対するウィンドウ操作の使用
を阻止し且つウィンドウ操作技術によって供与されるロ
バストネス(堅牢性)を減少させる。例えば、新しい帯
域の最初のセクタが不良セクタマークを有している場
合、IDを読み取るためにコントローラを同期するため
にどんな手段を用いても回復不可能である。さらに、5
12バイト/セクタの内径近くのセクタは約500マイ
クロ秒で通過するが、外径近くのセクタはほんの約30
0マイクロ秒後に通過する。これによって、ターゲット
が帯域Nの最初のセクタであり、且つ帯域N−1の最後
トラックの最後セクタマークの検出後にクロック周波数
が変わる場合、ターゲットセクタの検出は信頼すること
ができず、且つ実際に検出不可能となるであろう。その
反対に、ヘッドがまだ帯域N−1内にある間、周波数が
N-1 からfN へ変わった場合、帯域N−1内の残りの
セクタマーク及びID情報は確実に読み出されることが
できず、且つセクタマークのウィンドウ操作はコントロ
ーラの同期が損なわれ得るので使用することができな
い。ターゲットセクタ位置と、帯域境界に相対してレー
ザビームが降り着くセクタの位置との他の組合せも、セ
クタマークが検出され且つデータが書き込まれたり又は
読み出されたりする際の信頼性を結果的に減少させる。
これによって、帯域境界における又は帯域境界の近くの
いくつかのセクタ又はトラックさえもリマップするかさ
もなければこれらを使用不可能又はスペアとして指定す
ることが好ましいとされ、これによって貴重なディスク
容量を空費し且つアクセスタイムを長くすることになっ
た。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上記のことから、本発
明の目的は、スパイラル記録ディスクの容量を大きくす
ることにある。
【0010】本発明の他の目的は、このようなディスク
におけるデータへのアクセスの信頼性及び速度を改良す
ることにある。
【0011】本発明のさらに他の目的は、記憶ディスク
の帯域の始まりに又は記憶ディスクの帯域の始まりの近
くに配置されているセクタへデータを書き込んだり当該
セクタからデータを読み取ったり消したりすることに関
連する性能の欠陥を減少させることにある。
【0012】
【課題を解決するための手段及び作用】本発明のこれら
の目的とそれ以外の目的は、周波数fN を有するクロッ
ク信号を発生するためのクロックと、前記クロック信号
から周波数fN-1 を有する合成された信号を発生するた
めの回路とを有する光学ドライブコントローラを提供す
ることによって達成される。このコントローラは、光学
ヘッドが帯域N内のターゲットセクタに対するシーク動
作の間、帯域N−1内の一つのセクタの終わりに位置さ
れた時にシンセザイザをイネーブルとし、且つ前記光学
ヘッドが帯域N−1内の最後のセクタの終わりの反対側
に位置された時に前記シンセサイザをディスエーブルと
するためのデバイスも含んでいる。これによって帯域N
−1内のセクタに関する識別情報はfN-1 のデータ転送
レートで処理され、且つ前記データ転送レートはわずか
に遅延するだけでfN へ切り換えられ、従ってデータが
帯域N内の第1のいくつかのセクタへ書き込まれたり帯
域N内の第1のいくつかのセクタから読み取られること
が許容される。特に、本発明は、帯域境界に至り且つ帯
域境界を横切って、各セクタ上でウィンドウ表示された
セクタマークの検出を可能とし、これにより、たとえメ
ディア上の欠陥がヘッダ又はセクタマークを不明瞭にし
ても、非常に堅牢なシステムを達成することができる。
【0013】本発明の一つの実施例において、各N個の
クロック周期(サイクル)のうちの一つのクロック周期
が抑制されるように全周期スリッピング(slipping)が
用いられる。前記クロック信号の周波数がfN である
時、結果的に生じる合成された信号の平均周波数はf
N-1 である。他の実施例において、各N個のクロック周
期の二つの半周期が抑制されるように半周期スリッピン
グが用いられる。この場合、結果的に生じる合成された
信号の平均周波数は再びfN-1 となる。
【0014】本発明の一つの態様は、帯型フォーマット
を有する光学ディスク上のターゲットセクタにアクセス
するために光学ヘッドを位置させるための光学ドライブ
コントローラであって、第1のクロック信号と反転クロ
ック信号を発生するためのクロックであって、これらの
信号の各々が、ターゲットセクタが光学ディスク上に配
置されている帯域数Nの関数である周波数fN を有して
おり、前記第1のクロック信号と前記反転クロック信号
が位相が互いに180°ずれていることよりなるクロッ
クと、第1のカウンタが前記第1のクロック信号の第1
の所定数の周期をカウントした後で第1のカウント信号
を発生するために前記クロックと相互接続されている第
1のカウンタと、第2のカウンタが前記反転クロック信
号の第2の所定数の周期をカウントした後で第2のカウ
ント信号を発生するために前記クロックと相互接続され
ている第2のカウンタであって、前記第1と前記第2の
所定数の総和が、前記光学ディスク上の帯域Nの直前の
帯域を表しているN−1に等しいことよりなる第2のカ
ウンタと、前記第1のクロック信号と前記反転クロック
信号の間で選択するため、前記第1のクロック信号と前
記反転クロック信号を受け取るために結合されているス
イッチ手段と、前記第1及び前記第2のカウント信号並
びにイネーブル信号を受け取るために結合されている論
理手段であって、前記イネーブル信号がイネーブル状態
とディスエーブル状態を有しており、前記イネーブル信
号が前記イネーブル状態にあり且つ前記第1のカウント
信号及び前記第2のカウント信号の内の一方が受け取ら
れた時、論理手段が抑制信号及び選択信号を発生するた
めに動作し、前記スイッチ手段が前記選択信号に応答す
ることよりなる論理手段と、前記抑制信号が受け取られ
た時、前記第1のクロック信号及び前記反転クロック信
号のうちの選択された信号を抑制するため、及び前記抑
制信号が受け取られない時、前記第1のクロック信号及
び前記反転クロック信号の内の選択された信号を伝送す
るため、前記抑制信号と前記選択された第1のクロック
信号又は前記反転クロック信号を受け取るために結合さ
れている抑制手段と、を備えており、前記抑制手段が前
記イネーブル信号によってイネーブルとされた時、二つ
の半周期が前記第1のクロック信号のあらゆるN個の周
期から抑制され、且つ前記抑制手段の出力の平均周波数
がfN-1 であることよりなる光学ドライブコントローラ
である。
【0015】本発明の一つの態様は、前記第1の所定数
が(1/2×N)の整数に等しく、且つ前記第2の所定
数が{1/2×(N−1)}の整数に等しい請求項1に
記載のコントローラである。
【0016】本発明の一つの態様は、前記論理手段が、
前記光学ヘッドが帯域N−1内のセクタの反対側に位置
された時、前記イネーブル信号を第1の状態に設定し、
これにより帯域N−1内のセクタにおけるデータが周波
数fN-1 でアクセスされることができると共に、前記光
学ヘッドが帯域N−1内の最後セクタの終わりの反対側
に位置された後で前記イネーブル信号を第2の状態に設
定し、これにより帯域N内のセクタにおけるデータが周
波数fN でアクセスされることができる手段と、を備え
る請求項1に記載のコントローラである。
【0017】本発明の一つの態様は、帯型フォーマット
を有する光学ディスク上のターゲットセクタにアクセス
するために光学ヘッドを位置させる光学ドライブコント
ローラであって、ターゲットセクタが配置されている帯
域数Nの関数である周波数f N を有するクロック信号を
発生するためのクロックと、帯域Nの直前にある帯域数
N−1の関数である平均周波数fN-1 を有するスリップ
されたクロック信号を発生するため、前記クロック信号
を受け取るために結合されているスリッピング手段と、
前記光学ヘッドが帯域N−1内のセクタの反対側に位置
された時、前記スリッピング手段をイネーブルとし、こ
れにより帯域N−1内のセクタにおけるデータが周波数
N-1 でアクセスされることができ、且つ前記光学ヘッ
ドが帯域N−1内の最後セクタの終わりの反対側に位置
された後で前記スリッピング手段をディスエーブルと
し、これにより帯域N内のセクタにおけるデータが周波
数f N でアクセスされることができることよりなる手段
と、を備える光学ドライブコントローラである。
【0018】本発明の一つの態様は、前記スリッピング
手段が、カウンタが前記クロック信号の所定数の周期を
カウントした後でカウント信号を発生するため、前記ク
ロックと相互接続されているカウンタと、前記カウント
信号及びイネーブル信号を受け取るために結合されてい
る論理手段であって、前記イネーブル信号がイネーブル
状態とディスエーブル状態を有しており、前記イネーブ
ル信号が前記イネーブル状態にあり且つ前記カウント信
号が受け取られた時、抑制信号を発生するために動作す
ることよりなる論理手段と、前記抑制信号が受け取られ
た時、前記クロック信号を抑制するため、及び前記抑制
信号が受け取られなかった時、前記クロック信号を伝送
するため、前記抑制信号及び前記クロック信号を受け取
るために結合されている抑制手段と、を備えており、前
記抑制手段が前記イネーブル信号によってイネーブルと
された時、1周期が前記クロック信号のあらゆるN個の
周期から抑制され、且つ前記抑制手段の出力の平均周波
数がfN-1 であることよりなる請求項4に記載のコント
ローラである。
【0019】本発明の一つの態様は、前記抑制手段がA
NDゲートを備える請求項5に記載のコントローラであ
る。
【0020】本発明の一つの態様は、前記所定数を前記
カウンタへロードする手段をさらに備える請求項5に記
載のコントローラである。
【0021】本発明の一つの態様は、前記スリッピング
手段が、第1のカウンタが前記第1のクロック信号の第
1の所定数の周期をカウントした後で第1のカウント信
号を発生するために前記クロックと相互接続されている
第1のカウンタと、第2のカウンタが前記反転クロック
信号の第2の所定数の周期をカウントした後で第2のカ
ウント信号を発生するために前記クロックと相互接続さ
れている第2のカウンタであって、前記第1及び前記第
2の所定数の総和がN−1に等しいことよりなる第2の
カウンタと、前記第1のクロック信号と前記反転クロッ
ク信号の間で選択するため、前記第1のクロック信号及
び前記反転クロック信号を受け取るために結合されてい
るスイッチ手段と、前記第1及び前記第2のカウント信
号並びにイネーブル信号を受け取るために結合されてい
る論理手段であって、前記イネーブル信号がイネーブル
状態とディスエーブル状態を有しており、論理手段が、
前記イネーブル信号が前記イネーブル状態にあり且つ前
記第1のカウント信号及び前記第2のカウント信号のう
ちの一方が受け取られた時、抑制信号と選択信号を発生
するために動作し、前記スイッチ手段が前記選択信号に
応答することよりなる論理手段と、前記抑制信号が受け
取られた時、前記第1のクロック信号及び前記反転クロ
ッック信号の内の選択された信号を抑制するため、及び
前記抑制信号が受け取られなかった時、前記第1のクロ
ック信号及び前記反転クロック信号の内の選択された信
号を伝送するため、前記抑制信号及び前記選択された第
1のクロック信号又は反転クロック信号を受け取るため
に結合されている抑制手段と、を備えており、前記抑制
手段が前記イネーブル信号によってイネーブルとされた
時、二つの半周期が前記第1のクロック信号のあらゆる
N個の周期から抑制され、且つ前記抑制手段の出力の平
均周波数がfN-1 であることよりなる請求項4に記載の
コントローラである。
【0022】本発明の一つの態様は、前記第1の所定数
が(1/2×N)の整数に等しく、且つ前記第2の所定
数が{1/2×(N−1)}の整数に等しい請求項8に
記載のコントローラである。
【0023】本発明の一つの態様は、前記第1及び前記
第2の所定数をそれぞれ前記第1及び前記第2のカウン
タへロードする手段をさらに備える請求項8に記載のコ
ントローラである。
【0024】本発明の一つの態様は、前記スイッチ手段
がマルチプレクサを備える請求項8に記載のコントロー
ラである。
【0025】本発明の一つの態様は、前記抑制手段がA
NDゲートを備える請求項8に記載のコントローラであ
る。
【0026】本発明の一つの態様は、各帯域が数字によ
って識別されている複数の帯域へグループ化された複数
のセクタを有する光学ディスクを回転させる手段と、前
記ディスクから情報を読み取るための光学ヘッドと、前
記ディスク上でアクセスされるようにターゲットセクタ
の反対側に前記光学ヘッドを位置させる手段と、前記光
学ヘッドから信号を受け取るためのコントローラと、前
記ターゲットセクタが位置される帯域Nの関数である選
択された周波数fN を有する第1のクロック信号の一連
の周期を発生するためのクロックと、前記第1のクロッ
ク信号の各N個の周期のうちの一つを選択的に抑制し、
且つ帯域Nの直前の帯域N−1の関数である平均周波数
N-1 を有する第2のクロック信号の一連の周期を発生
するため、前記コントローラ及び前記クロックと相互接
続されているスリッピング手段と、前記光学ヘッドが帯
域N−1内の識別されたセクタの反対側に位置された時
に前記スリッピング手段をイネーブルとし、これによ
り、前記光学ヘッドが帯域N−1内のセクタからデータ
を読み取るのを許容するために前記光学ヘッドから前記
信号を受け取るため、前記コントローラが周波数fN-1
で動作し、且つ前記光学ヘッドが周波数fN で帯域N内
のセクタからデータを読み取るのを許容するために前記
光学ヘッドが帯域N−1と帯域Nの境界の反対側に位置
される前に前記スリッピング手段をディスエーブルとす
るための手段と、を備える光学ディスクドライブであ
る。
【0027】本発明の一つの態様は、前記スリッピング
手段が、カウンタが前記第1のクロック信号の所定数の
周期をカウントした後でカウント信号を発生するために
前記クロックと相互接続されているカウンタと、前記カ
ウント信号とイネーブル信号を受け取るために結合され
ている論理手段であって、前記イネーブル信号がイネー
ブル状態とディスエーブル状態を有しており、前記イネ
ーブル信号がイネーブル状態にあり且つ前記カウント信
号が受け取られた時抑制信号を発生するために動作する
ことよりなる論理手段と、前記抑制信号が受け取られた
時、前記第1のクロック信号を抑制し且つ前記抑制信号
が受け取られなかった時、前記第1のクロック信号を伝
送するため、前記抑制信号と前記クロック信号を受け取
るために結合されている抑制手段と、を備えており、前
記抑制手段が前記イネーブル信号によってイネーブルで
ある時、1周期が前記第1のクロック信号のあらゆるN
個の周期から抑制され、且つ前記抑制手段の出力の平均
周波数がfN-1 であることよりなる請求項13に記載の
光学ディスクドライブである。
【0028】本発明の一つの態様は、前記スリッピング
手段が、前記第1のカウンタが前記第1のクロック信号
の第1の所定数の周期をカウントした後で第1のカウン
ト信号を発生するために前記クロックと相互接続されて
いる第1のカウンタと、前記第2のカウンタが反転クロ
ック信号の第2の所定数の周期をカウントした後で第2
のカウント信号を発生するために前記クロックと相互接
続されている第2のカウンタであって、前記第1及び前
記第2の所定数の総和がN−1に等しいことよりなる第
2のカウンタと、前記第1のクロック信号と前記反転ク
ロック信号の間で選択するため、前記第1のクロック信
号及び前記反転クロック信号を受け取るために結合され
ているスイッチ手段と、前記第1及び前記第2のカウン
ト信号並びにイネーブル信号を受け取るために結合され
ている論理手段であって、前記イネーブル信号がイネー
ブル状態とディスエーブル状態を有しており、前記イネ
ーブル信号がイネーブル状態にあり且つ前記第1のカウ
ント信号及び前記第2のカウント信号の一方が受け取ら
れた時、論理手段が抑制信号及び選択信号を発生するた
めに動作し、前記スイッチ手段が前記選択信号に応答す
ることよりなる論理手段と、前記抑制信号が受け取られ
た時、前記第1のクロック信号及び前記反転クロック信
号の内の選択された信号を抑制し、且つ前記抑制信号が
受け取られなかった時、前記第1のクロック信号及び前
記反転クロック信号の内の選択された信号を転送するた
め、前記抑制信号及び前記選択された第1のクロック信
号又は反転クロック信号を受け取るために結合されてい
る抑制手段と、を備えており、前記抑制手段が前記イネ
ーブル信号によってイネーブルとされた時、二つの半周
期が前記第1のクロック信号のあらゆるN個の周期から
抑制され、且つ前記抑制手段の出力の平均周波数がf
N-1 であることよりなる請求項13に記載の光学ディス
クドライブである。
【0029】本発明の一つの態様は、前記第1及び前記
第2の所定数をそれぞれ前記第1及び前記第2のカウン
タへロードする手段をさらに備える請求項15に記載の
光学ディスクドライブである。
【0030】本発明の一つの態様は、前記イネーブル手
段が、帯域N−1内で識別されたセクタと帯域N−1内
の最後のセクタの間でセクタ数を決定する手段と、前記
光学ヘッドが帯域N−1内のセクタからデータを読み取
る時、セクタの数をカウントするカウンタと、前記カウ
ンタが所定数のセクタをカウントした時、前記スリッピ
ング手段へ信号を送る手段と、を備える請求項13に記
載の光学ディスクドライブである。
【0031】本発明の一つの態様は、回動可能な記録デ
ィスクから情報を読み取るための方法であって、前記デ
ィスクがセクタの環状グループへフォーマットされたス
パイラルトラックを有しており、アクセスされるターゲ
ットセクタが配置されている帯域Nの関数である周波数
N を有するクロック信号を発生する機械実行可能ステ
ップと、前記クロック信号からスリップされた信号を発
生するステップであって、前記スリップされた信号が帯
域Nの直前にある帯域N−1の関数である平均周波数f
N-1 を有することよりなる機械実行可能ステップと、帯
域N−1内のセクタPの反対側に読み取りヘッドを位置
させる機械実行可能ステップと、帯域N−1内のセクタ
Pに引き続くセクタから読み取られた識別情報を周波数
N-1 で処理するために前記スリップされた信号をプロ
セッサへ送る機械実行可能ステップと、前記帯域N−1
内の最後のセクタの終わりを識別した後で前記スリップ
された信号の発生を終了させる機械実行可能ステップ
と、帯域N内のセクタから読み取られた情報を周波数f
N で処理するために前記クロック信号をプロセッサへ送
る機械実行可能ステップと、を備える情報読み取り方法
である。
【0032】本発明の一つの態様は、前記クロック信号
からスリップされた信号を発生する前記ステップが、各
N個のクロック周期の内の一つを抑制する機械実行可能
ステップを備える請求項18に記載の方法である。
【0033】本発明の一つの態様は、前記抑制するステ
ップが、カウンタを起動し、前記カウンタが所定数に達
した時に信号を発生し、前記発生された信号に応答して
前記クロック信号を1周期分抑制する機械実行可能ステ
ップを備える請求項19に記載の方法である。
【0034】本発明の一つの態様は、前記所定数がNで
ある請求項20に記載の方法である。
【0035】本発明の一つの態様は、前記クロック信号
からスリップされた信号を発生する前記ステップが、各
N個のクロック周期の内の二つの半周期を抑制する機械
実行可能ステップを備える請求項18に記載の方法であ
る。
【0036】本発明の一つの態様は、前記抑制するステ
ップが、第1のカウンタにおいて前記クロック信号を受
け取る機械実行可能ステップと、前記第1のカウンタが
第1の所定数に達した時に第1の信号を発生する機械実
行可能ステップと、前記第1の発生された信号に応答し
て前記クロック信号を一つの半周期分抑制する機械実行
可能ステップと、第2のカウンタにおいて反転クロック
信号を受け取る機械実行可能ステップと、前記第2のカ
ウンタが第2の所定数に達した時に第2の信号を発生す
る機械実行可能ステップと、前記第2の発生された信号
に応答して前記反転クロック信号を一つの半周期分抑制
する機械実行可能ステップと、を備える請求項22に記
載の方法である。
【0037】本発明の一つの態様は、前記第1の所定数
が(1/2×N)の整数に等しく、且つ前記第2の所定
数が{1/2×(N−1)}の整数に等しい請求項23
に記載の方法である。
【0038】本発明の一つの態様は、前記ターゲットセ
クタが帯域N内の第一の三つのセクタの内の一つである
請求項18に記載の方法である。
【0039】
【実施例】図1は、スパイラルトラックフォーマッティ
ングを有する光学記録ディスク2を示している。スパイ
ラルトラック8(強調されている)の内側4及び外側6
は中心スピンドル穴/取付ハブ10の周りに示されてい
る。スパイラル8は一連の論理トラックへ分割されてお
り、各々はデータブロックが記録されているセクタへ副
分割されている。図4の(B)に示されているように、
セクタ40のような各セクタは、ハッダフィールド40
2と、その後に続くデータフィールド404を有してお
り、且つこれら二つの間にセクタ内ギャップ406を有
している。セクタ間ギャップ408は、次に続くセクタ
からセクタ40を分離させる。ヘッダ402は、コント
ローラがセクタ40と同期するのを助けるため、セクタ
マーク410、トラック及びセクタ情報を有する一連の
IDフィールド412、及び他のフィールド(図示され
てない)を含む。データフィールド404は、ユーザデ
ータ、関連エラー検出及び回復情報、並びに同期情報を
含む。
【0040】図2は、光学ディスク14がモータ18に
接続されたスピンドル16に取り付けられている本発明
の光学ドライブサブシステム12のブロック図である。
ディスク14はスピンドル16に永久取付けられるか又
は取り外し可能とすることができる。ディスク14は取
り外し可能なカートリッジの形態において保護ハウジン
グ内にケーシングされることもできる。さらに、ディス
ク14は、(ディスクに含まれた全ての情報が事前にエ
ンボスされている)リードオンリー(読み出し専用)、
(トラック及びセクタフォーマッティングが事前にエン
ボスされ、且つユーザデータが一連のピットとしてディ
スク面へ永久に「バーンされる(焼き付けられる)」)
ライトワンス(一回書き込み)(write once)、又は
(トラック及びセクタフォーマッティングが事前エンボ
スされ、且つユーザデータが磁気光学又は位相変化など
の公知の消去可能な処理を用いて記録される)消去可能
/再書き込み可能であることができる。本発明は事前エ
ンボスされたディスクと共に使用するだけに限定されな
いが、ソフトフォーマットされたディスクへ等しく適用
可能である。さらに、サブシステム12は、スタンドア
ローン(独立式)サブシステムであったり、又は莫大な
数のディスクを管理するため、いくつかのこのようなサ
ブシステム、多数の記憶セル、及び機械的ピッカーを含
む記憶ライブラリの一部となることができる。
【0041】モータ18は、マイクロプロセッサのよう
なコントローラ22によって制御されるモータドライバ
20によって駆動される。レーザドライバ26によって
駆動されるレーザ24によって発生されるレーザビーム
は、移動可能なプリズム及びレンズの光学サブシステム
28を介してディスク14の表面に投射される。サブシ
ステム28における光学素子の位置は、やはりコントロ
ーラ22によって制御される種々のシーキング、トラッ
キング、及び焦点合わせサーボ並びにフィードバックル
ープ30によって制御される。サブシステム12が、セ
クタへアクセスしているか又はディスク14からユーザ
データを読み取っている時、ディスク面から反射された
レーザ光学は電気的信号へ変換され、信号プロセッサ3
2によって処理され、且つコントローラ22へ送られ
る。ユーザデータ信号は引き続いてインターフェース3
3を介してホストプロセッサ34ヘ送られる。サブシス
テム12がユーザデータをディスク14へ書き込んでい
る時、信号プロセッサ32からの信号は、公知の方法で
ディスク面へデータを記録するため、レーザドライバ2
6をしてレーザ24をモジュレートさせる。一つ又はそ
れより多くのメモリデバイス36はコントローラ22に
対する命令及びテーブルを含む。信号はディスク14へ
又はディスク14から転送され、且つ可変周波数クロッ
ク38と(「クロックスリッパ」とも呼ばれる)シンセ
サイザ39によって設定されたレートでコントローラ2
2によって処理される。可変周波数クロック38はクリ
スタルと呼ばれる位相ロックループを有する従来の周波
数シンセサイザを含むことができることは理解される。
本発明のクロックスリッパ39は、以下に詳細に記述さ
れるように、クロック38からの周波数を合成するため
に異なるデザインを用いる。
【0042】図3の(A)は本発明が使用されることが
できる適例となる帯型ディスク100の一部を示してい
る。ディスク100は、各々が1600乃至3100の
論理トラックからなる16個の帯域を有している。(こ
れらの数は図示を目的としており、本発明は、帯域、ト
ラック、又はセクタのいかなる特定の数にも限定されな
い。さらに、この図を単純化するため、論理トラックは
示されていない。)スピンドル穴104に最も近い帯域
102は帯域ゼロと呼ばれるが、スピンドル穴104か
ら最も遠い帯域106は帯域15と呼ばれる。非ユーザ
の内側及び外側製造者並びに制御ゾーン108は、ディ
スク100の内径及び外径の近傍に存在しているが、本
発明には関係ない。矢印Rはスピンドル穴104からの
帯域の半径方向距離を表している。
【0043】変更一定角速度(MCAV)記録システム
の下で、コントローラ22のデータ転送レートは、可変
周波数クロック38によって支配され且つ増加するラジ
アル(半径方向の)帯域距離Rを大きくすることによっ
て高まる。図3の(B)は、ディスク100の周波数対
帯域数の図であり、且つこの周波数の階段状の進行を示
している。各周波数は好ましくはベース周波数fの関数
である。メモリ36の一部としてのROM内の変換又は
ルックアップテーブルは、適切な周波数に相関する帯域
情報を記憶することができる。周波数制御は満足できる
データ転送のためできるだけ剛性(堅牢)でなければな
らず、しかもコードオーバーヘッド、ハードウェア整
定、及び他のファクタによるクロックの周波数における
変化に引き続いて生じる遅延間隔が考慮に入れられるか
又は回避されなければならないことは理解されることが
できる。
【0044】図4の(A)は、図3の(A)の光学ディ
スク100の二つの連続帯域N−1及びNの部分のフォ
ーマットを示しており、図4の(B)は帯域N−1の一
つのセクタ40のフォーマットを示している。走査は図
4の(A)及び(B)において左から右へ行なわれ、且
つ半径方向の外方向は図4の(A)の矢印110によっ
てに示されている。帯域及びセクタのフォーマットは図
示するために単純化されている。帯域N内のセクタから
読み出されたり又は帯域N内のセクタヘ書き込まれたデ
ータは周波数fN でコントローラ22によって処理さ
れ、(帯域Nの直前の帯域である)帯域N−1内のセク
タから読み出されたり又は帯域N−1内のセクタへ書き
込まれたデータは周波数fN-1 でコントローラ22によ
って処理される。
【0045】本発明の動作が、図4の(A)及び(B)
並びに図5に関して記述されている。アクセスされるタ
ーゲットセクタ(セクタから読み取られ、セクタへ書き
込まれ、又は消去される)が、第1のセクタ60のよう
な帯域N内の第1のいくつかのセクタのうちの一つであ
る時、クロック38は、周波数fN 即ち帯域Nのデータ
転送レートへセットされ(ステップ500)、信号CL
Kを出力し、次いでヘッドは帯域N−1へ半径方向移動
される(ステップ502)。レーザビームは、一般に、
三つのセクタよりもターゲットセクタ60への近くにな
く、五つのトラックより遠く離れていない帯域N−1内
のセクタ45のようなセクタに最初に降り着く。シーク
ウィンドウがここで提示されているもの以外のエンドポ
イントを有することができることは理解されよう。次い
でクロックスリッパ39がイネーブルとされ、クロック
38から信号CLKを受け取り、且つ合成又はスリップ
されたクロック信号が平均周波数fN-1 で発生され、且
つ当該信号がコントローラ22のデータ転送レートをセ
ットするために使用される(ステップ504)。セクタ
マーク検出はサブシステム12を走査し、且つサブシス
テム12が次のセクタ40のセクタマーク410を検出
し、次いでID(識別)フィールド412内のID情報
をロックオンし且つ読み取るのを許容するようにセット
され、これによりレーザビームの現在位置を識別する
(ステップ506)。コントローラが有効セクタIDを
ロックオンした後で、セクターマークウィンドウ操作
が、引き続くIDの処理及びカウンティング(計算)を
より堅牢にするためにイネーブルとされる。
【0046】コントローラ22が帯域N−1内のセクタ
を識別する時、コントローラ22はヘッド28の現在位
置と帯域境界55の間のセクタ数を計算し(ステップ5
08)、クロックスリッパ39内に制御カウンタをセッ
トする。コントローラは、帯域境界に到達する(ステッ
プ510)まで、ヘッドを通過する時のセクタの数をさ
らにカウントする(ステップ509)。コントローラ2
2は、各セクタの終わりで遷移を提供するセクタマーク
ウィンドウ操作回路に関する信号を提供する。クロック
スリッパ600内の制御回路は、このように、たとえ第
1のID読み取り後にセクタIDが欠点により曖昧にな
った場合でも、これらのセクタが通過するセクタをカウ
ントダウン(又はカウントアップ)することができる。
この技術は、帯域境界までのセクタの距離を検証し且つ
制御カウンタが適切なセクタ差をもってステップ内に残
っていることを検査するため、セクタが通過する時の各
セクタIDを読み取るようにコントローラ22に試みさ
せることによって一層堅牢になる。帯域N−1内の最後
のセクタの(コントローラ22からの上記の信号上の遷
移によって示される)終わりにおいて、制御カウンタに
より制御ラインが強制的にトグルされてクロックスリッ
ピングを動作不可能とし(ステップ512)、これによ
りクロック38からの純信号CLKはコントローラへ転
送される(ステップ514)。このようにしてコントロ
ーラは帯域N内の第1のセクタにおける欠陥(又は不
良)ID又はセクタマークの存在の可能性があるにもか
かわらず、セクタマークのウィンドウ操作や堅牢なID
処理のために必要とされるディスクフォーマットと連続
的に同期される。さらに、データ転送レートにおける変
化はほんのわずかの遅延のみによって生じる。帯域N−
1とNの境界の後ろの第1のいくつかのセクタを含む帯
域N内の全てのセクタは、適切な周波数において読み取
られることができ(ステップ516)、これによりター
ゲットセクタ60がアクセスされる。
【0047】図6は参照番号600によって示されてい
る本発明のクロックスリッパの一つの実施例のブロック
図である。スリッパ600は、カウンタ602、AND
ゲートのようなゲート604、及び制御論理606を含
む。カウンタ602の入力は、周波数fN を有するクロ
ック38から信号CLKを受け取るために結合されてい
る。カウンタ602の出力CNTは制御論理606の入
力に相互接続されている。カウンタ602は、所定数B
NDが、コントローラ22からカウンタ602へロード
されるのを許容するために入力を有する。カウンタ60
2はカウントアップ又はカウントダウンカウンタであっ
てもよい。カウントアップカウンタである場合、信号C
NTは、カウンタ602が何時リセット状態から数BN
Dまでカウントアップしたかを表示し、これはクロック
信号CLKのBND周期の通過を表す。カウントダウン
カウンタである場合、BND数はカウンタ602へロー
ドされ、次いで信号CNTは、カウンタ602が何時ゼ
ロまでカウントダウンしたかを表示し、またこれも、ク
ロック信号CLKのBND周期の通過を表す。
【0048】制御論理606の出力LDAは、カウンタ
602のロード処理を起動させるため、カウンタ602
の他の入力と相互接続されている。制御論理606は、
クリア入力CLR及びイネーブル入力ENAをそれぞれ
有している。ゲート604の一つの入力は、信号CLK
を受け取るために結合されている。ゲート604の第2
の入力は、制御論理606の第2の出力と相互接続され
ている。ゲート604の出力BNDCLKは、制御論理
606からの−SUPRパルスの存在によって決定され
るように、周波数fN における純クロック信号CLK又
は平均周波数f N-1 における合成された(スリップされ
た)クロック信号を、光学ヘッド28からの信号を処理
するため、コントローラ22の他の部分へ搬送する。ス
リッパ600は、距離がロードされる制御カウンタ60
8を帯域の終わりまでセクタ内に組み込み、且つ当該カ
ウンタ608は、コントローラ22からのセクタライン
上の遷移をカウントすることによって、通過するセクタ
をカウントダウンする。帯域N−1の最後のセクタの終
わりで、セクタライン上の遷移はカウンタ608をけた
上げ(キャリー)する(か又はダウンカウンタが使用さ
れる場合は借りさせる)。この事象は、ENAラインを
遷移させ、それがまた制御回路606に、−SUPRパ
ルスを送るのを中断させるラッチ610によってラッチ
される。ゲート604は次いでCLK信号を周波数fN
において変更せずに伝送する。ラッチ610は、コント
ローラ22がカウンタ608から独立してラッチ610
の状態を決定するようにイネーブルとするラインSTA
RTSLIP(スタートスリップ)及びCLEAR(ク
リア)も有している。
【0049】図7のフローチャートに関して、クロック
信号からの信号を合成するために図6に示されている実
施例によって用いられる方法がここに記述されている。
光学ヘッド28が、ヘッド28からのレーザビームが帯
域N−1内のセクタへ向けられ且つヘッド28がトラッ
ク追跡動作を開始するように、位置された時、制御論理
606は、コントローラ22によってイネーブルとされ
(ステップ700)且つカウンタ602が好ましくは帯
域数N−1である数BNDをロードするようにへ指示す
る(ステップ702)。カウンタは、クロック信号CL
Kの周期を受け取り且つ上記のように上(アップ)又は
下(ダウン)にカウントを開始する(ステップ70
4)。
【0050】さらに、ラッチ610は周期スリッピング
をイネーブルとするために制御STARTSLIPライ
ン上の信号を介してセットされる。このようにしてEN
Aによってイネーブルとされて、信号−SUPRを介し
て制御論理606はゲート604がラインBNDCLK
上にクロック信号CLKを出力するように指示する。カ
ウンタ602がN−1個のCLK周期をカウントした時
(ステップ706)、制御論理606は、クロック信号
CLKの一つの周期を抑制し(ステップ708)、次い
で信号CLKの出力を再開するようにゲート604に指
示する。制御論理606がイネーブルとされた時にゲー
ト604の結果的に生じた出力は、帯域N−1内のセク
タからの情報を読み取るために必要とされるデータ転送
レートである平均周波数fN-1 を有する。カウンタ60
2は周期の抑制が発生している間、再ロードされ、且つ
上記のようにコントローラ22が帯域N−1内の最後の
セクタを識別する(図5のステップ510)まで処理は
反復される(ステップ710)。次いで制御論理606
はディスエーブルとされ、且つゲート604は帯域N内
のセクタからの情報を読み取るために必要とされるデー
タ転送レートである周波数fN で純クロック信号CLK
を出力する。帯域N−1内の最後のセクタの終わりが到
達された時にクロックスリッパをディスエーブルとする
ことにより、わずかな時間だけが必要とされることにな
り、これによってコントローラ22はあまり遅延せずに
帯域N内の第1のセクタを読み取る用意ができる。
【0051】図8はCLK信号のクロックスリッピング
のタイムチャートである。この波形は、図6の実施例の
種々のライン上に発生された適例となる信号を図示して
いる。この図において、ターゲットセクタは帯域N=5
内にあり、且つ光学ヘッドは、先行帯域であるN−1=
4内に降り着く。上記のように、帯域は最も内側のゼロ
から最も外側の15まで番号付けされ且つ16f乃至3
1f(fはベース周波数を表す)の対応周波数を有して
いる。明確にするために、タイムチャートに示されてい
る周波数は、20f及び21fではなく、帯域4及び5
のデータ転送レートに対応する4fと5fである。しか
しながら、本発明の装置及び方法は任意のfN から任意
のfN-1 を合成するために使用されることができる。
【0052】この図におけるゼロ時間において、制御論
理606は、高い状態にあるENA信号によってイネー
ブルとされ、且つカウンタ602は所定数N=4がロー
ドされている。(選択された論理デザイン構成に従っ
て、ENA、CNT、及び−SUPRのような論理信号
が、通常にロー(low )状態又は通常にハイ(high)状
態にあることは理解される。本発明は、特定のそのよう
な構成や状態等には依存しない。)カウンタ602出力
CNTと制御論理606出力−SUPRは共にハイであ
る。これによって、ゲート604は信号BNDCLKと
して純CLK信号を出力する。各5個のCLK周期のう
ちの4個の終了に続いて、要するに、CLK周期4個と
9個と14個の周期の後で、出力CNTは1周期に対し
てローになり、これにより−SUPRの状態を1周期に
対してローにする。結果的には、図8のBNDCLK波
形によって示されているように、ゲート604は各5個
の内の1個のCLK周期の通過をブロックする。制御論
理606がイネーブルとされる15個のCLK周期にわ
たって、BNDCLKの平均周波数はCLKの周波数の
4/5である。この技術は「全周期スリッピング(full
-cycle slipping )」と称される。
【0053】図示されている15番目のCLK周期の後
で、ヘッドがバンド4(N−1)内の最後のセクタの終
わりの反対側に位置された時、制御論理606はローに
なるENAに応答してディスエーブルとされ、−SUP
Rはハイのままである。これによって、ゲート604に
よって伝送されたBNDCLK信号は再び周波数5fに
おける抑制を受けない純CLK信号である。
【0054】図9は、一般的に参照番号900によって
示されている本発明のクロックスリッパの他の実施例の
ブロック図である。この実施例は、周波数fN を有する
クロック信号から周波数fN-1 を有する信号を合成する
ために「半周期スリッピング(half-cycle slipping
)」を使用する。シンセサイザ900は二つのクロッ
クカウンタ902と904、マルチプレクサのようなス
イッチ906、ANDゲートのようなゲート908、制
御論理910、セクタカウンタ907、及びスリップイ
ネーブルラッチ909を含んでいる。
【0055】この実施例において使用されるクロック3
8は、二つの相補信号PCLK及びNCLKの両方を周
波数fN で出力する。第1のカウンタ902の入力は信
号PCLKを受け取るために結合されており、第2のカ
ウンタ904の入力は信号NCLKを受け取るために結
合されている。第1のカウンタ902の出力PCNTは
制御論理910の入力と相互接続されており、第2のカ
ウンタ904の出力NCNTは制御論理910の他の入
力と相互接続されている。カウンタ902及び904
は、所定数m及びnのそれぞれがロードされるのを許容
するために入力を各々有している。図6乃至図8に関し
て記述されている実施例におけるように、カウンタ90
2及び904はカウントアップ又はカウントダウンカウ
ンタであることができ、信号PCNT及びNCNTはク
ロック信号PCLK又はNCLKのm又はn個の周期の
通過をそれぞれ示している。さらに、図6乃至図8に示
されているように、信号ENAが帯域N−1内の最後の
セクタの終わりでクロックスリッピングをディスエーブ
ルとするのを許容するため、セクタカウンタ907とス
リップイネーブルラッチ909が帯域境界までセクタ内
に距離がロードされる。
【0056】制御論理910の出力LD1及びLD2
は、各々のロード処理を起動させるためにカウンタ90
2及び904の入力にそれぞれ相互接続されている。制
御論理910は、クリア入力CLR及びイネーブル入力
ENAを有しており、さらにスイッチ906の第3の入
力に相互接続された他の出力SELも有している。ゲー
ト908の一つの入力はスイッチ906からの出力信号
SWCLKを受け取るために結合されている。ゲート9
08の第2の入力は制御論理910の第4の出力と相互
接続されている。ゲート908の出力BNDCLKは、
制御論理910によって選択されるように、周波数fN
において、純クロック信号PCLK若しくはNCLK、
又は周波数fN-1 において合成されたクロック信号のい
づれかをコントローラ22の他の部分へ搬送する。
【0057】図10のフローチャートに関して、図9に
おいて示されている実施例によって用いられるクロック
信号からの信号を合成する方法が記述されている。ヘッ
ド28からのレーザビームが帯域N−1内のセクタへ向
けられ且つヘッド28がトラッキング動作を開始するよ
うに光学ヘッド28が位置される時、制御論理910は
コントローラ22によってイネーブルとされ(ステップ
1000)、且つ数m及びnのそれぞれをロードするよ
うにカウンタ902及び904に指示する(ステップ1
002)。第1のカウンタ902は、上記のように、ク
ロック信号PCLKの周期の上又は下へのカウントを開
始する。
【0058】同時に、制御論理910は、信号SELを
介して、信号PCLKをゲート908へ伝送するように
スイッチ906に指示する。さらに、制御論理910
は、信号−SUPRを介して、その出力BNDCLKと
して信号SWCLK(抑制がないのでPCLKである)
を送るようにゲート908に指示する。第1のカウンタ
902がm個のPCLK周期をカウントした時(ステッ
プ1006)、制御論理910はPCLKの半周期分そ
の出力を抑制するようにゲート908に指示する(ステ
ップ1008)。さらに、制御論理910は、NCLK
信号をSWCLKとしてゲート908へ送るようにスイ
ッチ906に指示する。次いでゲート908は、信号N
CLKを備える信号BNDCLKの出力を再開するよう
に指示される。
【0059】次に、第2のカウンタ904はクロック信
号NCLKの周期のカウントを開始する(ステップ10
12)。第2のカウンタ904がn個のNCLK周期を
カウントした時(ステップ1014)、制御論理910
はNCLKの半周期分に対してその出力を再び抑制する
ようにゲート908に指示する(ステップ1016)。
さらに、制御論理910は、PCLK信号をSWCLK
としてゲート908に送るようにスイッチ906に指示
する。次いでゲート908は、信号PCLKを備える信
号BNDCLKの出力を再開するように指示される(ス
テップ1020)。
【0060】制御論理910がイネーブルとされた時に
ゲート908の結果的に生じる出力は、帯域N−1内の
セクタからの情報を読み取るために必要とされるデータ
転送レートであるfN-1 の平均周波数を有する。処理は
セクタカウンタ907が帯域N−1内の最後のセクタの
終わりを示すまで反復され、且つラッチ909をしてE
NAラインを低下させる(ステップ1018)。次いで
制御論理910はディスエーブルとされ、スイッチ90
6はゲート908ヘPCLK(又はNCLK)を連続的
に送るように指示し、次いでゲート908は帯域N内の
セクタから情報を読み取るために必要とされるデータ転
送レートであるfN でBNDCLKとして純クロック信
号CLKを出力する。上記の実施例におけるように、帯
域N−1内の最後のセクタの終わりに到達した時にクロ
ックスリッピングをディスエーブルとすることによって
わずかな時間だけが要求されることになる。それゆえ、
コントローラ22はあまり遅延せずに帯域N内の第1の
セクタを読み取る用意ができる。
【0061】カウンタ902と904によってカウント
されたm及びn個の周期とゲート908によって抑制さ
れた2つの半周期との総計はNに等しい。mプラスnは
N−1に等しい。各々が約1/2×N個であるm及びn
を有する半周期スリッピングは、特定のチップのインプ
リメンテーションにおけるバリエーションに対して累算
位相エラーの減少と感受率の減少をシステムに提供す
る。対称とするため、m及びnは、Nが奇数である時、
各々が1/2×(N−1)であることができる。しかし
ながら、Nが偶数である時は、例えば、m=1/2×N
及びn=(1/2×N)−1のような異なるルール(解
式)が適用されるべきであろう。単一のルールは、m=
(1/2×N)の整数及びn={1/2×(N−1)}
の整数のような奇数又は偶数の任意のNに対して適用さ
れるのが好ましい。このようなルールはコントローラ2
2へプログラムされ、カウンタ902及び904は適切
に計算されたm及びnがロードされる。
【0062】図11はクロック信号からの信号の合成の
タイムチャートである。波形は、図9の実施例の種々の
ライン上に発生される適例となる信号を示している。ま
た、この例において、ターゲットセクタは帯域N=5内
にあり、光学ヘッドは先行する帯域N−1=4内に降り
着く。図解するため、それぞれのデータ転送レートは2
1f及び20fではなく5f及び4fである。
【0063】この図において、ゼロ時において制御論理
910はハイのENA信号によってイネーブルとされ、
且つカウンタ902及び904は所定数、m=2及びn
=2のそれぞれがロードされた。カウンタ902及び9
04の出力PCNT及びNCNT並びに制御論理910
の出力−SUPRはすべてハイである。制御論理910
からのSEL信号はローであり、スイッチ906をして
PCLK信号をゲート908へ送らせる。それゆえ、ゲ
ート908は信号BNDCLKとしてPCLK信号を出
力する。
【0064】第1のカウンタ902はmまでのカウント
を開始する。N=5のPCLK周期の第1のm=2の終
了に引き続いて、出力PCNTを1周期に対してローと
なり、これにより−SUPRの状態を1周期に対してロ
ーにさせ、SELの状態をトグルして(切り替えて)ハ
イにする。第3のPCLK周期の約半分のところで、ス
イッチ906はその出力SWCLKとしてNCLKをゲ
ート908へ送り始める。しかしながら、−SUPRの
状態は、ゲート908をして、SWCLKからPCLK
“glitch(グリッチ)(欠陥、誤動作)”を取り去るた
め、一つのSWCLK周期の半分に対してその出力を抑
制させる。
【0065】SELがハイのうちに、1周期の約半分を
第3のNCLK周期で開始して、ゲート908は、その
出力BNDCLKとしてNCLKを伝送する。さらに、
第2のカウンタ904はそのnまでのカウントを開始す
る。n=2のNCLK周期(周期3及び4)の終了に続
いて出力NCNTは1周期に対してローになり、これに
よって−SUPRの状態を1周期に対してローにさせ、
且つSELの状態をトグルしてローにさせる。次のNC
LK周期(周期5)の約半分のところで、スイッチ90
6はその出力SWCLKとしてPCLKをゲート908
へ送り始める。しかしながら、−SUPRの状態は、S
WCLKからNCLKのグリッチを取り除くため、一つ
のSWCLK周期の半分に対してその出力を抑制させ
る。
【0066】カウンタがセクタの適切な数をカウントし
た後で、15番目のPCLK周期が表示された後、ヘッ
ドが帯域4(N−1)内の最後のセクタの終わりの反対
側に位置されるまで、処理は反復される。周期スリッピ
ングを指示する制御論理606はローになるENAに応
答してディスエーブルとされ、−SUPRはハイの状態
のままである。これによって、ゲート604によって送
られたBNDCLKは、周波数5fにおけるスリッピン
グ又は抑制のない純PCLK信号である。15個のPC
LK/NCLK周期にわたって、BNDCLKの平均周
波数は4/5のPCLK/NCLKの周波数である。
【0067】従って、本発明は、帯域内の第1のセクタ
を含む帯域境界近くのセクタが、ID又はセクタマーク
の欠陥の存在の可能性にもかかわらず、確実にアクセス
されることを許容する。
【0068】
【発明の効果】本発明の一つの効果は、スパイラル記録
ディスクの容量を大きくし、このようなディスクにおけ
るデータへのアクセスの信頼性及び速度を改良し、且つ
記憶ディスクの帯域の始まりに又は記憶ディスクの帯域
の始まりの近くに位置するセクタへデータを書き込んだ
り当該セクタからデータを読み取ったり消したりするこ
とに関連する性能の欠陥を減少させることにある。
【図面の簡単な説明】
【図1】スパイラルフォーマットされたトラックを有す
る光学ディスクを示す図である。
【図2】本発明の光学ディスクサブシステムを示すブロ
ック図である。
【図3】(A) 論理トラックが複数の環状帯域へグル
ープ化されている光学ディスクの部分を示す図である。
(B) クロック周波数と図3の(A)の光学ディスク
の対応している帯域の関連を示すプロットである。
【図4】(A) 図3の(A)の光学ディスクの二つの
連続的帯域の部分のフォーマットを示す図である。
(B) 図4の(A)の一つの帯域からの一つのセクタ
のフォーマットを示す図である。
【図5】本発明のプロセスのフローチャートである。
【図6】本発明の一つの実施例を示すブロック図であ
る。
【図7】図6に示されている実施例の動作のフローチャ
ートである。
【図8】図6に示されている実施例からのいくつかの信
号の適例となるタイムチャートのセットを示す図であ
る。
【図9】本発明の他の実施例を示すブロックである。
【図10】図9に示されている実施例の動作のフローチ
ャートである。
【図11】図9に示されている実施例からのいくつかの
信号の適例となるタイムチャートのセットを示す図であ
る。
【符号の説明】
2 光学記録ディスク 8 スパイラルトラック 10 中心スピンドル穴/取付けハブ

Claims (25)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 帯型フォーマットを有する光学ディスク
    上のターゲットセクタにアクセスするために光学ヘッド
    を位置させるための光学ドライブコントローラであっ
    て、 第1のクロック信号と反転クロック信号を発生するため
    のクロックであって、これらの信号の各々が、ターゲッ
    トセクタが光学ディスク上に配置されている帯域数Nの
    関数である周波数fN を有しており、前記第1のクロッ
    ク信号と前記反転クロック信号が位相が互いに180°
    ずれていることよりなるクロックと、 第1のカウンタが前記第1のクロック信号の第1の所定
    数の周期をカウントした後で第1のカウント信号を発生
    するために前記クロックと相互接続されている第1のカ
    ウンタと、 第2のカウンタが前記反転クロック信号の第2の所定数
    の周期をカウントした後で第2のカウント信号を発生す
    るために前記クロックと相互接続されている第2のカウ
    ンタであって、前記第1と前記第2の所定数の総和が、
    前記光学ディスク上の帯域Nの直前の帯域を表している
    N−1に等しいことよりなる第2のカウンタと、 前記第1のクロック信号と前記反転クロック信号の間で
    選択するため、前記第1のクロック信号と前記反転クロ
    ック信号を受け取るために結合されているスイッチ手段
    と、 前記第1及び前記第2のカウント信号並びにイネーブル
    信号を受け取るために結合されている論理手段であっ
    て、前記イネーブル信号がイネーブル状態とディスエー
    ブル状態を有しており、前記イネーブル信号が前記イネ
    ーブル状態にあり且つ前記第1のカウント信号及び前記
    第2のカウント信号の内の一方が受け取られた時、論理
    手段が抑制信号及び選択信号を発生するために動作し、
    前記スイッチ手段が前記選択信号に応答することよりな
    る論理手段と、 前記抑制信号が受け取られた時、前記第1のクロック信
    号及び前記反転クロック信号のうちの選択された信号を
    抑制するため、及び前記抑制信号が受け取られない時、
    前記第1のクロック信号及び前記反転クロック信号の内
    の選択された信号を伝送するため、前記抑制信号と前記
    選択された第1のクロック信号又は前記反転クロック信
    号を受け取るために結合されている抑制手段と、 を備えており、 前記抑制手段が前記イネーブル信号によってイネーブル
    とされた時、二つの周期が前記第1のクロック信号のあ
    らゆるN個の周期から抑制され、且つ前記抑制手段の出
    力の平均周波数がfN-1 であることよりなる光学ドライ
    ブコントローラ。
  2. 【請求項2】 前記第1の所定数が(1/2×N)の整
    数に等しく、且つ前記第2の所定数が{1/2×(N−
    1)}の整数に等しい請求項1に記載のコントローラ。
  3. 【請求項3】 前記論理手段が、 前記光学ヘッドが帯域N−1内のセクタの反対側に位置
    された時、前記イネーブル信号を第1の状態に設定し、
    これにより帯域N−1内のセクタにおけるデータが周波
    数fN-1 でアクセスされることができると共に記光学ヘ
    ッドが帯域N−1内の最後セクタの終わりの反対側に位
    置された後で前記イネーブル信号を第2の状態に設定
    し、これにより帯域N内のセクタにおけるデータが周波
    数fN でアクセスされることができる手段と、 を備える請求項1に記載のコントローラ。
  4. 【請求項4】 帯型フォーマットを有する光学ディスク
    上のターゲットセクタにアクセスするために光学ヘッド
    を位置させる光学ドライブコントローラであって、 ターゲットセクタが配置されている帯域数Nの関数であ
    る周波数fN を有するクロック信号を発生するためのク
    ロックと、 帯域Nの直前にある帯域数N−1の関数である平均周波
    数fN-1 を有するスリップされたクロック信号を発生す
    るため、前記クロック信号を受け取るために結合されて
    いるスリッピング手段と、 前記光学ヘッドが帯域N−1内のセクタの反対側に位置
    された時、前記スリッピング手段をイネーブルとし、こ
    れにより帯域N−1内のセクタにおけるデータが周波数
    N-1 でアクセスされることができ、且つ前記光学ヘッ
    ドが帯域N−1内の最後セクタの終わりの反対側に位置
    された後で前記スリッピング手段をディスエーブルと
    し、これにより帯域N内のセクタにおけるデータが周波
    数fN でアクセスされることができることよりなる手段
    と、 を備える光学ドライブコントローラ。
  5. 【請求項5】 前記スリッピング手段が、 カウンタが前記クロック信号の所定数の周期をカウント
    した後でカウント信号を発生するため、前記クロックと
    相互接続されているカウンタと、 前記カウント信号及びイネーブル信号を受け取るために
    結合されている論理手段であって、前記イネーブル信号
    がイネーブル状態とディスエーブル状態を有しており、
    前記イネーブル信号が前記イネーブル状態にあり且つ前
    記カウント信号が受け取られた時、抑制信号を発生する
    ために動作することよりなる論理手段と、 前記抑制信号が受け取られた時、前記クロック信号を抑
    制するため、及び前記抑制信号が受け取られなかった
    時、前記クロック信号を伝送するため、前記抑制信号及
    び前記クロック信号を受け取るために結合されている抑
    制手段と、 を備えており、 前記抑制手段が前記イネーブル信号によってイネーブル
    とされた時、1周期が前記クロック信号のあらゆるN個
    の周期から抑制され、且つ前記抑制手段の出力の平均周
    波数がfN-1 であることよりなる請求項4に記載のコン
    トローラ。
  6. 【請求項6】 前記抑制手段がANDゲートを備える請
    求項5に記載のコントローラ。
  7. 【請求項7】 前記所定数を前記カウンタへロードする
    手段をさらに備える請求項5に記載のコントローラ。
  8. 【請求項8】 前記スリッピング手段が、 第1のカウンタが前記第1のクロック信号の第1の所定
    数の周期をカウントした後で第1のカウント信号を発生
    するために前記クロックと相互接続されている第1のカ
    ウンタと、 第2のカウンタが前記反転クロック信号の第2の所定数
    の周期をカウントした後で第2のカウント信号を発生す
    るために前記クロックと相互接続されている第2のカウ
    ンタであって、前記第1及び前記第2の所定数の総和が
    N−1に等しいことよりなる第2のカウンタと、 前記第1のクロック信号と前記反転クロック信号の間で
    選択するため、前記第1のクロック信号及び前記反転ク
    ロック信号を受け取るために結合されているスイッチ手
    段と、 前記第1及び前記第2のカウント信号並びにイネーブル
    信号を受け取るために結合されている論理手段であっ
    て、前記イネーブル信号がイネーブル状態とディスエー
    ブル状態を有しており、前記イネーブル信号が前記イネ
    ーブル状態にあり且つ前記第1のカウント信号及び前記
    第2のカウント信号のうちの一方が受け取られた時、抑
    制信号と選択信号を発生するために動作し、前記スイッ
    チ手段が前記選択信号に応答することよりなる論理手段
    と、 前記抑制信号が受け取られた時、前記第1のクロック信
    号及び前記反転クロッック信号の内の選択された信号を
    抑制するため、及び前記抑制信号が受け取られなかった
    時、前記第1のクロック信号及び前記反転クロック信号
    の内の選択された信号を伝送するため、前記抑制信号及
    び前記選択された第1のクロック信号又は反転クロック
    信号を受け取るために結合されている抑制手段と、 を備えており、 前記抑制手段が前記イネーブル信号によってイネーブル
    とされた時、二つの半周期が前記第1のクロック信号の
    あらゆるN個の周期から抑制され、且つ前記抑制手段の
    出力の平均周波数がfN-1 であることよりなる請求項4
    に記載のコントローラ。
  9. 【請求項9】 前記第1の所定数が(1/2×N)の整
    数に等しく、且つ前記第2の所定数が{1/2×(N−
    1)}の整数に等しい請求項8に記載のコントローラ。
  10. 【請求項10】 前記第1及び前記第2の所定数をそれぞ
    れ前記第1及び前記第2のカウンタへロードする手段を
    さらに備える請求項8に記載のコントローラ。
  11. 【請求項11】 前記スイッチ手段がマルチプレクサを備
    える請求項8に記載のコントローラ。
  12. 【請求項12】 前記抑制手段がANDゲートを備える請
    求項8に記載のコントローラ。
  13. 【請求項13】 各帯域が数字によって識別されている複
    数の帯域へグループ化された複数のセクタを有する光学
    ディスクを回転させる手段と、 前記ディスクから情報を読み取るための光学ヘッドと、 前記ディスク上でアクセスされるようにターゲットセク
    タの反対側に前記光学ヘッドを位置させる手段と、 前記光学ヘッドから信号を受け取るためのコントローラ
    と、 前記ターゲットセクタが配置されている帯域Nの関数で
    ある選択された周波数fN を有する第1のクロック信号
    の一連の周期を発生するためのクロックと、前記第1の
    クロック信号の各N個の周期のうちの一つを選択的に抑
    制し、且つ帯域Nの直前の帯域N−1の関数である平均
    周波数fN-1 を有する第2のクロック信号の一連の周期
    を発生するため、前記コントローラ及び前記クロックと
    相互接続されているスリッピング手段と、 前記光学ヘッドが帯域N−1内の識別されたセクタの反
    対側に位置された時に前記スリッピング手段をイネーブ
    ルとし、これにより、前記光学ヘッドが帯域N−1内の
    セクタからデータを読み取るのを許容するために前記光
    学ヘッドから前記信号を受け取るため、前記コントロー
    ラが周波数fN-1 で動作し、且つ前記光学ヘッドが周波
    数fN で帯域N内のセクタからデータを読み取るのを許
    容するために前記光学ヘッドが帯域N−1と帯域Nの境
    界の反対側に位置される前に前記スリッピング手段をデ
    ィスエーブルとするための手段と、 を備える光学ディスクドライブ。
  14. 【請求項14】 前記スリッピング手段が、 カウンタが前記第1のクロック信号の所定数の周期をカ
    ウントした後でカウント信号を発生するために前記クロ
    ックと相互接続されているカウンタと、 前記カウント信号とイネーブル信号を受け取るために結
    合されている論理手段であって、前記イネーブル信号が
    イネーブル状態とディスエーブル状態を有しており、前
    記イネーブル信号がイネーブル状態にあり且つ前記カウ
    ント信号が受け取られた時抑制信号を発生するために動
    作することよりなる論理手段と、 前記抑制信号が受け取られた時、前記第1のクロック信
    号を抑制し且つ前記抑制信号が受け取られなかった時、
    前記第1のクロック信号を伝送するため、前記抑制信号
    と前記クロック信号を受け取るために結合されている抑
    制手段と、 を備えており、 前記抑制手段が前記イネーブル信号によってイネーブル
    である時、1周期が前記第1のクロック信号のあらゆる
    N個の周期から抑制され、且つ前記抑制手段の出力の平
    均周波数がfN-1 であることよりなる請求項13に記載
    の光学ディスクドライブ。
  15. 【請求項15】 前記スリッピング手段が、 前記第1のカウンタが前記第1のクロック信号の第1の
    所定数の周期をカウントした後で第1のカウント信号を
    発生するために前記クロックと相互接続されている第1
    のカウンタと、 前記第2のカウンタが反転クロック信号の第2の所定数
    の周期をカウントした後で第2のカウント信号を発生す
    るために前記クロックと相互接続されている第2のカウ
    ンタであって、前記第1及び前記第2の所定数の総和が
    N−1に等しいことよりなる第2のカウンタと、 前記第1のクロック信号と前記反転クロック信号の間で
    選択するため、前記第1のクロック信号及び前記反転ク
    ロック信号を受け取るために結合されているスイッチ手
    段と、 前記第1及び前記第2のカウント信号並びにイネーブル
    信号を受け取るために結合されている論理手段であっ
    て、前記イネーブル信号がイネーブル状態とディスエー
    ブル状態を有しており、前記イネーブル信号がイネーブ
    ル状態にあり且つ前記第1のカウント信号及び前記第2
    のカウント信号の一方が受け取られた時、論理手段が抑
    制信号及び選択信号を発生するために動作し、前記スイ
    ッチ手段が前記選択信号に応答することよりなる論理手
    段と、 前記抑制信号が受け取られた時、前記第1のクロック信
    号及び前記反転クロック信号の内の選択された信号を抑
    制し、且つ前記抑制信号が受け取られなかった時、前記
    第1のクロック信号及び前記反転クロック信号の内の選
    択された信号を転送するため、前記抑制信号及び前記選
    択された第1のクロック信号又は反転クロック信号を受
    け取るために結合されている抑制手段と、 を備えており、 前記抑制手段が前記イネーブル信号によってイネーブル
    とされた時、二つの半周期が前記第1のクロック信号の
    あらゆるN個の周期から抑制され、且つ前記抑制手段の
    出力の平均周波数がfN-1 であることよりなる請求項1
    3に記載の光学ディスクドライブ。
  16. 【請求項16】 前記第1及び前記第2の所定数をそれぞ
    れ前記第1及び前記第2のカウンタへロードする手段を
    さらに備える請求項15に記載の光学ディスクドライ
    ブ。
  17. 【請求項17】 前記イネーブル手段が、 帯域N−1内で識別されたセクタと帯域N−1内の最後
    のセクタの間でセクタ数を決定する手段と、 前記光学ヘッドが帯域N−1内のセクタからデータを読
    み取る時、セクタの数をカウントするカウンタと、 前記カウンタが所定数のセクタをカウントした時、前記
    スリッピング手段へ信号を送る手段と、 を備える請求項13に記載の光学ディスクドライブ。
  18. 【請求項18】 回動可能な記録ディスクから情報を読み
    取るための方法であって、前記ディスクがセクタの環状
    グループへフォーマットされたスパイラルトラックを有
    しており、 アクセスされるターゲットセクタが配置されている帯域
    Nの関数である周波数fN を有するクロック信号を発生
    する機械実行可能ステップと、 前記クロック信号からスリップされた信号を発生するス
    テップであって、前記スリップされた信号が帯域Nの直
    前にある帯域N−1の関数である平均周波数f N-1 を有
    することよりなる機械実行可能ステップと、 帯域N−1内のセクタPの反対側に読み取りヘッドを位
    置させる機械実行可能ステップと、 帯域N−1内のセクタPに引き続くセクタから読み取ら
    れた識別情報を周波数fN-1 で処理するために前記スリ
    ップされた信号をプロセッサへ送る機械実行可能ステッ
    プと、 前記帯域N−1内の最後のセクタの終わりを識別した後
    で前記スリップされた信号の発生を終了させる機械実行
    可能ステップと、 帯域N内のセクタから読み取られた情報を周波数fN
    処理するために前記クロック信号をプロセッサへ送る機
    械実行可能ステップと、 を備える情報読み取り方法。
  19. 【請求項19】 前記クロック信号からスリップされた信
    号を発生する前記ステップが、各N個のクロック周期の
    内の一つを抑制する機械実行可能ステップを備える請求
    項18に記載の方法。
  20. 【請求項20】 前記抑制するステップが、 カウンタを起動し、 前記カウンタが所定数に達した時に信号を発生し、 前記発生された信号に応答して前記クロック信号を1周
    期分抑制する、 機械実行可能ステップを備える請求項19に記載の方
    法。
  21. 【請求項21】 前記所定数がNである請求項20に記載
    の方法。
  22. 【請求項22】 前記クロック信号からスリップされた信
    号を発生する前記ステップが、各N個のクロック周期の
    内の二つの半周期を抑制する機械実行可能ステップを備
    える請求項18に記載の方法。
  23. 【請求項23】 前記抑制ステップが、 第1のカウンタにおいて前記クロック信号を受け取る機
    械実行可能ステップと、 前記第1のカウンタが第1の所定数に達した時に第1の
    信号を発生する機械実行可能ステップと、 前記第1の発生された信号に応答して前記クロック信号
    を一つの半周期分抑制する機械実行可能ステップと、 第2のカウンタにおいて反転クロック信号を受け取る機
    械実行可能ステップと、 前記第2のカウンタが第2の所定数に達した時に第2の
    信号を発生する機械実行可能ステップと、 前記第2の発生された信号に応答して前記反転クロック
    信号を一つの半周期分抑制する機械実行可能ステップ
    と、 を備える請求項22に記載の方法。
  24. 【請求項24】 前記第1の所定数が(1/2×N)の整
    数に等しく、且つ前記第2の所定数が{1/2×(N−
    1)}の整数に等しい請求項23に記載の方法。
  25. 【請求項25】 前記ターゲットセクタが帯域N内の第一
    の三つのセクタの内の一つである請求項18に記載の方
    法。
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