JPH0522572A - デジタル画像処理装置 - Google Patents
デジタル画像処理装置Info
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- JPH0522572A JPH0522572A JP3176820A JP17682091A JPH0522572A JP H0522572 A JPH0522572 A JP H0522572A JP 3176820 A JP3176820 A JP 3176820A JP 17682091 A JP17682091 A JP 17682091A JP H0522572 A JPH0522572 A JP H0522572A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 本来読み取りしたい面の画像をそのまま摘出
し、裏写りを防止する。 【構成】 原稿表面をスキャナして得た画像データをペ
ージメモリ27に記憶し原稿裏面をスキャナした後、ペ
ージメモリ27から画像データを読み出し該画像データ
から、原稿裏面をスキャナして得た画像データを左右反
転し重み係数(k)を乗算した画像データを減算する。
し、裏写りを防止する。 【構成】 原稿表面をスキャナして得た画像データをペ
ージメモリ27に記憶し原稿裏面をスキャナした後、ペ
ージメモリ27から画像データを読み出し該画像データ
から、原稿裏面をスキャナして得た画像データを左右反
転し重み係数(k)を乗算した画像データを減算する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、画像の読取処理に関
し、特に、スキャナで読み取った画像データに画像処理
を施すデジタル画像処理装置に関する。
し、特に、スキャナで読み取った画像データに画像処理
を施すデジタル画像処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】光透過性が比較的に高い原稿をスキャナ
で読み取ると、裏面の画像まで読み取ることがある。例
えば、複写機で両面に画像のある原稿をコピーする場
合、原稿が薄いとコピーしたい面の裏側の内容がうすく
写ってしまう、いわゆる裏写り現象を生じることがあっ
た。
で読み取ると、裏面の画像まで読み取ることがある。例
えば、複写機で両面に画像のある原稿をコピーする場
合、原稿が薄いとコピーしたい面の裏側の内容がうすく
写ってしまう、いわゆる裏写り現象を生じることがあっ
た。
【0003】これを防ぐためガンマカーブを調整して濃
度の低い部分を出力しないようにすることが知られてい
る。
度の低い部分を出力しないようにすることが知られてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、ガンマカーブ
を調整する方法によると裏写り現象の防止に加えて、本
来コピーしたい面の画像においても濃度の低い部分が出
力されないという問題があった。
を調整する方法によると裏写り現象の防止に加えて、本
来コピーしたい面の画像においても濃度の低い部分が出
力されないという問題があった。
【0005】本発明は、本来読み取りしたい面の画像を
そのまま摘出し、かつ裏写りを防止することを目的とす
る。
そのまま摘出し、かつ裏写りを防止することを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本願の発明は、読み込ま
れた原稿表面の画像データを記憶する記憶手段(2
7);読み込まれた原稿裏面の画像データを左右反転す
る手段(21,283,285);および、左右反転し
た画像データに重み係数(k)を乗算し、これを記憶手
段(27)から読み出した原稿表面の画像データから減
算する画像処理手段(21,28,284);を備え
る。なお、カッコ内の記号は、図面に示し後述する実施
例の対応要素又は対応事項を示す。
れた原稿表面の画像データを記憶する記憶手段(2
7);読み込まれた原稿裏面の画像データを左右反転す
る手段(21,283,285);および、左右反転し
た画像データに重み係数(k)を乗算し、これを記憶手
段(27)から読み出した原稿表面の画像データから減
算する画像処理手段(21,28,284);を備え
る。なお、カッコ内の記号は、図面に示し後述する実施
例の対応要素又は対応事項を示す。
【0007】また好ましい実施例は、読み込まれる画像
の任意の位置を指定する位置指定手段(52,53);
および、位置指定手段(52,53)により指定された
位置における、読み込まれた原稿表面の画像データと読
み込まれた原稿裏面の画像データから重み係数を決定す
る係数決定手段(21);を更に備える。
の任意の位置を指定する位置指定手段(52,53);
および、位置指定手段(52,53)により指定された
位置における、読み込まれた原稿表面の画像データと読
み込まれた原稿裏面の画像データから重み係数を決定す
る係数決定手段(21);を更に備える。
【0008】また好ましい実施例は、読み込まれた画像
データを表示する入力データ表示手段(61,62);
および、画像処理手段(21,28,284)により処
理が施された画像データを表示する出力データ表示手段
(61,62);を更に備える。
データを表示する入力データ表示手段(61,62);
および、画像処理手段(21,28,284)により処
理が施された画像データを表示する出力データ表示手段
(61,62);を更に備える。
【0009】
【作用】これによれば、画像処理手段(21,28,2
84)は読み込まれた原稿表面の画像データを記憶手段
(27)から読み出し、この画像データから読み込まれ
た原稿裏面の画像データを左右反転し重み係数(k)を
乗算した画像データを減算するので、不必要な裏面の画
像が打ち消されオペレータが本来読み取りしたい面(原
稿の表面)の画像が裏写りなくそのまま摘出される。
84)は読み込まれた原稿表面の画像データを記憶手段
(27)から読み出し、この画像データから読み込まれ
た原稿裏面の画像データを左右反転し重み係数(k)を
乗算した画像データを減算するので、不必要な裏面の画
像が打ち消されオペレータが本来読み取りしたい面(原
稿の表面)の画像が裏写りなくそのまま摘出される。
【0010】また好ましい実施例によれば、係数決定手
段(21)は位置指定手段(52,53)により指定さ
れた位置における、読み込まれた原稿表面の画像データ
と読み込まれた原稿裏面の画像データから重み係数を決
定するので、オペレータは重み係数を原稿中の裏写りの
気になる部分に容易に最適化しうる。
段(21)は位置指定手段(52,53)により指定さ
れた位置における、読み込まれた原稿表面の画像データ
と読み込まれた原稿裏面の画像データから重み係数を決
定するので、オペレータは重み係数を原稿中の裏写りの
気になる部分に容易に最適化しうる。
【0011】また好ましい実施例によれば、読み込まれ
た画像データを表示する入力データ表示手段(61,6
2)および画像処理手段(21,28,284)により
処理が施された画像データを表示する出力データ表示手
段(61,62)を更に備えるので、オペレータは全体
の画像を確認しながらバランスの良い重み係数を容易に
設定しうる。本発明の他の目的および特徴は、図面を参
照した以下の実施例の説明より明らかになろう。
た画像データを表示する入力データ表示手段(61,6
2)および画像処理手段(21,28,284)により
処理が施された画像データを表示する出力データ表示手
段(61,62)を更に備えるので、オペレータは全体
の画像を確認しながらバランスの良い重み係数を容易に
設定しうる。本発明の他の目的および特徴は、図面を参
照した以下の実施例の説明より明らかになろう。
【0012】
【実施例】(第1実施例)図1に、本発明の一実施例を
示す。この実施例は、デジタル複写機の電気系統を示す
ものである。
示す。この実施例は、デジタル複写機の電気系統を示す
ものである。
【0013】画像入力部1は、スキャナでなり、画像出
力部3はレーザプリンタでなる。スキャナにおいて、蛍
光灯の光照射による原稿のイメージはミラー及びレンズ
を通して画像読取板のCCDに照射され、ここでスキャ
ンされて電気信号に変換される。CCDにより得られた
電気信号はアナログ値であるが、AD変換器によりデジ
タル値に変換される。
力部3はレーザプリンタでなる。スキャナにおいて、蛍
光灯の光照射による原稿のイメージはミラー及びレンズ
を通して画像読取板のCCDに照射され、ここでスキャ
ンされて電気信号に変換される。CCDにより得られた
電気信号はアナログ値であるが、AD変換器によりデジ
タル値に変換される。
【0014】変換された画像データは、画像処理部2に
入力される。画像処理部2では、種々の画像処理,例え
ば画像編集等を行う。所定の処理が施された画像データ
はプリンタに送られる。
入力される。画像処理部2では、種々の画像処理,例え
ば画像編集等を行う。所定の処理が施された画像データ
はプリンタに送られる。
【0015】画像処理部2はシステムの制御と処理を行
い、中心的役割を担うCPU21,それを接続するシス
テムバス22,ROM23,RAM24,インタフェー
ス(I/F)25,26,28およびページメモリ27
等から構成される。ROM23にはCPU21が必要と
するプログラムやデータが納められている。RAM24
はCPU21が一時的に使用するワーキングメモリであ
る。システムバス22には画像入力部1がインタフェー
ス26を介して、画像出力部2がインタフェース28を
介して、画像データを記憶するページメモリ27がそれ
ぞれ接続される。また、システムバス22にはこの他に
種々の情報を表示または入力するための表示入力部4が
インタフェース25を介して接続される。インタフェー
ス26,インタフェース28はシステムバス22を介さ
ずにページメモリ27に接続され高速に画像データの入
出力を行う構成とする。
い、中心的役割を担うCPU21,それを接続するシス
テムバス22,ROM23,RAM24,インタフェー
ス(I/F)25,26,28およびページメモリ27
等から構成される。ROM23にはCPU21が必要と
するプログラムやデータが納められている。RAM24
はCPU21が一時的に使用するワーキングメモリであ
る。システムバス22には画像入力部1がインタフェー
ス26を介して、画像出力部2がインタフェース28を
介して、画像データを記憶するページメモリ27がそれ
ぞれ接続される。また、システムバス22にはこの他に
種々の情報を表示または入力するための表示入力部4が
インタフェース25を介して接続される。インタフェー
ス26,インタフェース28はシステムバス22を介さ
ずにページメモリ27に接続され高速に画像データの入
出力を行う構成とする。
【0016】図2に、インタフェイス28の構成概要を
示す。インタフェイス28はラインバッファ281,ラ
インバッファ282,アドレスカウンタ283等を内蔵
し、画像データを反転回路(演算回路)285で左右反
転(ミラー)処理後、乗算回路(演算回路)284で濃
度に対応した重み係数(k)を掛けて左右反転(ミラ
ー)処理前の画像データから引算する処理をプリンタ出
力時に行う。
示す。インタフェイス28はラインバッファ281,ラ
インバッファ282,アドレスカウンタ283等を内蔵
し、画像データを反転回路(演算回路)285で左右反
転(ミラー)処理後、乗算回路(演算回路)284で濃
度に対応した重み係数(k)を掛けて左右反転(ミラ
ー)処理前の画像データから引算する処理をプリンタ出
力時に行う。
【0017】プリンタでは、送られたデータに基づいて
半導体レーザ(レーザダイオード,LD)を変調し、変
調されたレーザ光を一定速度で回転しているポリゴンモ
ータを介して感光体ドラム上へ照射することによりドラ
ム上に静電潜像を形成する。ドラム上の静電潜像は現像
ユニットによって現像され顕像化された画像は転写ドラ
ムに転写される。そして転写ドラムから用紙上へ転写さ
れた後、定着され排紙される。
半導体レーザ(レーザダイオード,LD)を変調し、変
調されたレーザ光を一定速度で回転しているポリゴンモ
ータを介して感光体ドラム上へ照射することによりドラ
ム上に静電潜像を形成する。ドラム上の静電潜像は現像
ユニットによって現像され顕像化された画像は転写ドラ
ムに転写される。そして転写ドラムから用紙上へ転写さ
れた後、定着され排紙される。
【0018】図3に、デジタル複写機に備わる表示入力
部4の外観の一部を示す。各キーおよび表示について説
明する。付号41はコピースタート指示を入力するプリ
ントスタートキー、付号42は各モードをクリアするモ
ードクリアキー、符号43はコピーセット枚数のクリア
及びコピー中断等の指示を入力するストップ/クリアキ
ー、符号44はコピーセット枚数等を入力するためのテ
ンキー、符号45は原稿セット枚数の7セグメント表示
器、符号46はコピー処理枚数の7セグメント表示器を
それぞれ示す。また、符号47は本発明の、裏写り防止
処理を指定する裏写り防止モードキーである。裏面の画
像をどの程度の重み係数(濃度に対応)で処理(打ち消
し)するかはテンキー44にて指定する。なお、新たに
設定キーを設けてもよい。操作表示部4上には他にも濃
度調整,変倍キー、両面コピーキー等、種々のキーおよ
び表示器があるが、ここでは省略する。
部4の外観の一部を示す。各キーおよび表示について説
明する。付号41はコピースタート指示を入力するプリ
ントスタートキー、付号42は各モードをクリアするモ
ードクリアキー、符号43はコピーセット枚数のクリア
及びコピー中断等の指示を入力するストップ/クリアキ
ー、符号44はコピーセット枚数等を入力するためのテ
ンキー、符号45は原稿セット枚数の7セグメント表示
器、符号46はコピー処理枚数の7セグメント表示器を
それぞれ示す。また、符号47は本発明の、裏写り防止
処理を指定する裏写り防止モードキーである。裏面の画
像をどの程度の重み係数(濃度に対応)で処理(打ち消
し)するかはテンキー44にて指定する。なお、新たに
設定キーを設けてもよい。操作表示部4上には他にも濃
度調整,変倍キー、両面コピーキー等、種々のキーおよ
び表示器があるが、ここでは省略する。
【0019】以下に、本実施例の裏写り防止モードにつ
いて説明する。図4に、CPU21が実行する裏写り防
止処理のフロチャートを示す。このモードはオペレータ
が表示入力部4上の裏写り防止モードキー47を押下し
重み係数をテンキー44で入力した後スタートキー41
を押下すると実行される。なおオペレータは両面に画像
のある原稿のうちコピーしたいほうの面(表面とする)
をスキャナで読み取りを行う位置にセットする。この処
理では、まず入力された重み係数を読み込みレジスタk
にセットする(ステップ1:以下カッコ内ではステップ
という語を省略する)。
いて説明する。図4に、CPU21が実行する裏写り防
止処理のフロチャートを示す。このモードはオペレータ
が表示入力部4上の裏写り防止モードキー47を押下し
重み係数をテンキー44で入力した後スタートキー41
を押下すると実行される。なおオペレータは両面に画像
のある原稿のうちコピーしたいほうの面(表面とする)
をスキャナで読み取りを行う位置にセットする。この処
理では、まず入力された重み係数を読み込みレジスタk
にセットする(ステップ1:以下カッコ内ではステップ
という語を省略する)。
【0020】そして、原稿の表面をスキャナで走査し
(2)、読み取った表面の画像信号をページメモリ27
に書き込み記憶させる(3)。次に、オペレータは原稿
の裏面をスキャナで読み取り位置にセットし、原稿の裏
面をスキャナで走査する(4)。読み取った裏面の画像
信号を図2に示したアドレスカウンタ283,反転回路
285,乗算回路284の演算回路で左右反転(ミラ
ー)処理を行い(5)、左右反転された信号に重み係数
kを乗算する(6)。次に、ページメモリ27から表面
の画像信号を読み出し(7)、この信号から重み係数k
乗算後の左右反転信号を引算するように合成する
(8)。そして合成後の信号でプリントを開始する
(9)。
(2)、読み取った表面の画像信号をページメモリ27
に書き込み記憶させる(3)。次に、オペレータは原稿
の裏面をスキャナで読み取り位置にセットし、原稿の裏
面をスキャナで走査する(4)。読み取った裏面の画像
信号を図2に示したアドレスカウンタ283,反転回路
285,乗算回路284の演算回路で左右反転(ミラ
ー)処理を行い(5)、左右反転された信号に重み係数
kを乗算する(6)。次に、ページメモリ27から表面
の画像信号を読み出し(7)、この信号から重み係数k
乗算後の左右反転信号を引算するように合成する
(8)。そして合成後の信号でプリントを開始する
(9)。
【0021】この処理により裏面の画像が打ち消されて
裏写りはなくなる。
裏写りはなくなる。
【0022】(第2実施例)この実施例は、第1実施例
の表示入力部4を図5に示すようなポインティングデバ
イスの一種であるペン53を用い座標入力等が行える構
成とした、デジタイザ機能付きのシステムを示す。電気
系統の構成概要は第1実施例と同様である。なお、図5
において符号52は座標入力部であり符号51は操作ボ
ードである。また、第1実施例では重み係数kをオペレ
ータが指定したが第2実施例では演算により重み係数k
を算出する。
の表示入力部4を図5に示すようなポインティングデバ
イスの一種であるペン53を用い座標入力等が行える構
成とした、デジタイザ機能付きのシステムを示す。電気
系統の構成概要は第1実施例と同様である。なお、図5
において符号52は座標入力部であり符号51は操作ボ
ードである。また、第1実施例では重み係数kをオペレ
ータが指定したが第2実施例では演算により重み係数k
を算出する。
【0023】ここで図6に、重み係数を決定する処理の
フローチャートを示す。オペレータは座標入力部52に
原稿をセットしペン53で原稿中の1点を座標指定する
(11)。次に、原稿の裏面をスキャナの読み取り位置
にセットしてスキャナで走査し(12)、裏面の画像信
号をページメモリ27に書き込む(13)。次に、ペー
ジメモリ27中のペン53で指定された位置のデータを
読み取りワーキングメモリRAM24に一時記憶する
(14)。次に、コピーしたい面(原稿の表面)を読み
取り位置にセットしスキャナで走査し(15)、表面の
画像信号をページメモリ27に記憶する(16)。そし
て、再度指定された位置のデータを読み取りワーキング
メモリRAM24に一時記憶した裏面のデータと演算を
行い、処理する重み係数を算出する(17)。この演算
はオペレータが座標指定した位置の表面と裏面のデータ
がともに存在する場合、すなわち裏写り部分を指定した
場合に表面と裏面のデータの濃度差に対応して重み係数
を算出するものである。
フローチャートを示す。オペレータは座標入力部52に
原稿をセットしペン53で原稿中の1点を座標指定する
(11)。次に、原稿の裏面をスキャナの読み取り位置
にセットしてスキャナで走査し(12)、裏面の画像信
号をページメモリ27に書き込む(13)。次に、ペー
ジメモリ27中のペン53で指定された位置のデータを
読み取りワーキングメモリRAM24に一時記憶する
(14)。次に、コピーしたい面(原稿の表面)を読み
取り位置にセットしスキャナで走査し(15)、表面の
画像信号をページメモリ27に記憶する(16)。そし
て、再度指定された位置のデータを読み取りワーキング
メモリRAM24に一時記憶した裏面のデータと演算を
行い、処理する重み係数を算出する(17)。この演算
はオペレータが座標指定した位置の表面と裏面のデータ
がともに存在する場合、すなわち裏写り部分を指定した
場合に表面と裏面のデータの濃度差に対応して重み係数
を算出するものである。
【0024】そして、算出した重み係数kを基準として
第1実施例の図4に示したと同様な裏写り防止処理を行
う。これにより、裏写り防止処理時の重み係数を原稿中
の裏写りが気になる部分に容易に最適化することができ
る。
第1実施例の図4に示したと同様な裏写り防止処理を行
う。これにより、裏写り防止処理時の重み係数を原稿中
の裏写りが気になる部分に容易に最適化することができ
る。
【0025】(第3実施例)この実施例は、第1実施例
の表示入力部4を図7に示すようなフラットな大型液晶
ディスプレー62(CRTでもよい)とキーボード61
で構成した、ディスプレー付きのシステムを示す。電気
系統の構成概要は第1実施例と同様である。このディス
プレー62で裏写り防止処理後の画像を確認しながら処
理の重み係数を変化させ最適な係数を決定する。
の表示入力部4を図7に示すようなフラットな大型液晶
ディスプレー62(CRTでもよい)とキーボード61
で構成した、ディスプレー付きのシステムを示す。電気
系統の構成概要は第1実施例と同様である。このディス
プレー62で裏写り防止処理後の画像を確認しながら処
理の重み係数を変化させ最適な係数を決定する。
【0026】図8に、第1実施例の図4に替えた、第3
実施例の裏写り防止処理のフローチャートを示す。な
お、第1実施例と同一の処理には同一のステップ番号を
附しその説明を省略する。
実施例の裏写り防止処理のフローチャートを示す。な
お、第1実施例と同一の処理には同一のステップ番号を
附しその説明を省略する。
【0027】この処理では、オペレータがコピーしたい
面(原稿の表面)をスキャナで読み取りした後、および裏
写り防止処理をした後に確認等のため画像を表示したい
場合には、ディスプレー62に表示可能とし、その後重
み係数を再設定できるようにしたものである(2a〜2
bおよび8a〜8c)。
面(原稿の表面)をスキャナで読み取りした後、および裏
写り防止処理をした後に確認等のため画像を表示したい
場合には、ディスプレー62に表示可能とし、その後重
み係数を再設定できるようにしたものである(2a〜2
bおよび8a〜8c)。
【0028】これにより一様の係数で処理すると不具合
がでる場合でも全体の画像を見ながらバランス良い重み
係数を容易に設定しうる。また、システムではページメ
モリを2画面分持つと効率良く作業ができるが原稿を入
れ替えながら作業すれば2画面分なくても可能である。
がでる場合でも全体の画像を見ながらバランス良い重み
係数を容易に設定しうる。また、システムではページメ
モリを2画面分持つと効率良く作業ができるが原稿を入
れ替えながら作業すれば2画面分なくても可能である。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように本願の発明によれ
ば、不必要な裏面の画像が打ち消されオペレータが本来
読み取りしたい面(原稿の表面)の画像が裏写りなくそ
のまま摘出される。
ば、不必要な裏面の画像が打ち消されオペレータが本来
読み取りしたい面(原稿の表面)の画像が裏写りなくそ
のまま摘出される。
【0030】また好ましい実施例によれば、オペレータ
は重み係数を原稿中の裏写りの気になる部分に容易に最
適化しうる。また、オペレータは全体の画像を確認しな
がらバランスの良い重み係数を容易に設定しうる。
は重み係数を原稿中の裏写りの気になる部分に容易に最
適化しうる。また、オペレータは全体の画像を確認しな
がらバランスの良い重み係数を容易に設定しうる。
【図1】 本発明の一実施例を示す画像処理装置のブロ
ック図である。
ック図である。
【図2】 図1に示すインタフェース28の構成概要を
示すブロック図である。
示すブロック図である。
【図3】 図1に示す表示入力部4の一部の概略を示す
平面図である。
平面図である。
【図4】 図1に示すCPU21の、第1実施例の、裏
写り防止処理の制御動作を示すフローチャートである。
写り防止処理の制御動作を示すフローチャートである。
【図5】 第2実施例に示す、表示入力部4を示す外観
斜視図である。
斜視図である。
【図6】 図1に示すCPU21の、第2実施例の、重
み係数決定処理の制御動作を示すフローチャートであ
る。
み係数決定処理の制御動作を示すフローチャートであ
る。
【図7】 第3実施例に示す、表示入力部4を示す外観
斜視図である。
斜視図である。
【図8】 図1に示すCPU21の、第3実施例の、裏
写り防止処理の制御動作を示すフローチャートである。
写り防止処理の制御動作を示すフローチャートである。
1:画像入力部 2:画像処理部
3:画像出力部 4:表示入力部
21:CPU(左右反転する手段,画像処理手段,係数
決定手段) 22:システムバス 23:ROM 24:RAM 25:インタフェ
ース 26:インタフェース 27:ページメモ
リ(記憶手段) 28:インタフェース(画像処理手段) 47:裏写り防止モードキー 51:操作ボード 52:座標入力部(位置指定手段) 53:ペン(位置
指定手段) 61:キーボード(入力データ表示手段,出力データ表
示手段) 62:液晶ディスプレー(入力データ表示手段,出力デ
ータ表示手段) 281:ラインバッファ 282:ラインバ
ッファ 283:アドレスカウンタ(左右反転する手段) 284:乗算回路(画像処理手段) 285:反転回路(左右反転する手段)
決定手段) 22:システムバス 23:ROM 24:RAM 25:インタフェ
ース 26:インタフェース 27:ページメモ
リ(記憶手段) 28:インタフェース(画像処理手段) 47:裏写り防止モードキー 51:操作ボード 52:座標入力部(位置指定手段) 53:ペン(位置
指定手段) 61:キーボード(入力データ表示手段,出力データ表
示手段) 62:液晶ディスプレー(入力データ表示手段,出力デ
ータ表示手段) 281:ラインバッファ 282:ラインバ
ッファ 283:アドレスカウンタ(左右反転する手段) 284:乗算回路(画像処理手段) 285:反転回路(左右反転する手段)
Claims (3)
- 【請求項1】読み込まれた原稿表面の画像データを記憶
する記憶手段;読み込まれた原稿裏面の画像データを左
右反転する手段;および、 左右反転した画像データに重み係数を乗算し、これを記
憶手段から読み出した原稿表面の画像データから減算す
る画像処理手段;を備えるデジタル画像処理装置。 - 【請求項2】読み込まれる画像の任意の位置を指定する
位置指定手段;および、位置指定手段により指定された
位置における、読み込まれた原稿表面の画像データと読
み込まれた原稿裏面の画像データから重み係数を決定す
る係数決定手段;を更に備える、請求項1記載のデジタ
ル画像処理装置。 - 【請求項3】読み込まれた画像データを表示する入力デ
ータ表示手段;および、前記画像処理手段により処理が
施された画像データを表示する出力データ表示手段;を
更に備える、請求項1記載のデジタル画像処理装置。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03176820A JP3112988B2 (ja) | 1991-07-17 | 1991-07-17 | デジタル画像処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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---|---|---|---|
JP03176820A JP3112988B2 (ja) | 1991-07-17 | 1991-07-17 | デジタル画像処理装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0522572A true JPH0522572A (ja) | 1993-01-29 |
JP3112988B2 JP3112988B2 (ja) | 2000-11-27 |
Family
ID=16020420
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP03176820A Expired - Fee Related JP3112988B2 (ja) | 1991-07-17 | 1991-07-17 | デジタル画像処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3112988B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7006708B1 (en) | 1998-06-23 | 2006-02-28 | Sharp Kabushiki Kaisha | Image processor, image processing method, and medium on which image processing program is recorded |
JP2007124616A (ja) * | 2005-09-27 | 2007-05-17 | Ricoh Co Ltd | 画像処理装置、画像処理方法及び該方法を実行させるためのプログラムを格納したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 |
EP2899963A2 (en) | 2014-01-24 | 2015-07-29 | Funai Electric Company Ltd | Image scanner and image scanning method |
-
1991
- 1991-07-17 JP JP03176820A patent/JP3112988B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US7006708B1 (en) | 1998-06-23 | 2006-02-28 | Sharp Kabushiki Kaisha | Image processor, image processing method, and medium on which image processing program is recorded |
US7158688B2 (en) | 1998-06-23 | 2007-01-02 | Sharp Kabushiki Kaisha | Image processing apparatus, image processing method, and medium on which image processing program is recorded |
US7298927B2 (en) | 1998-06-23 | 2007-11-20 | Sharp Kabushiki Kaisha | Image processing apparatus, image processing method, and medium on which image processing program is recorded |
US7327879B2 (en) | 1998-06-23 | 2008-02-05 | Sharp Kabushiki Kaisha | Image processing apparatus, image processing method, and medium on which image processing program is recorded |
JP2007124616A (ja) * | 2005-09-27 | 2007-05-17 | Ricoh Co Ltd | 画像処理装置、画像処理方法及び該方法を実行させるためのプログラムを格納したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 |
EP2899963A2 (en) | 2014-01-24 | 2015-07-29 | Funai Electric Company Ltd | Image scanner and image scanning method |
US9374493B2 (en) | 2014-01-24 | 2016-06-21 | Funai Electric Co., Ltd. | Image scanner and image scanning method |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3112988B2 (ja) | 2000-11-27 |
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