JPH0522510Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0522510Y2
JPH0522510Y2 JP19399686U JP19399686U JPH0522510Y2 JP H0522510 Y2 JPH0522510 Y2 JP H0522510Y2 JP 19399686 U JP19399686 U JP 19399686U JP 19399686 U JP19399686 U JP 19399686U JP H0522510 Y2 JPH0522510 Y2 JP H0522510Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
suction cup
arm
shaft
holder
worm
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP19399686U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS63100444U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP19399686U priority Critical patent/JPH0522510Y2/ja
Publication of JPS63100444U publication Critical patent/JPS63100444U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0522510Y2 publication Critical patent/JPH0522510Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Feeding Of Articles By Means Other Than Belts Or Rollers (AREA)
  • Sheets, Magazines, And Separation Thereof (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は、板状をなす加工素材あるいは半加工
品(以下、単に板材という。)をプレス機械に供
給する際に使用される吸着カツプ式の板材供給装
置の改良に係り、詳しくは、板材の表面に当接し
てこれを吸着保持する吸着カツプの位置を板材の
形状に応じて任意に変更できるようにした吸着カ
ツプの取付構造に関するものである。
〈従来の技術〉 プレス機械に板材を供給する場合に使用される
従来の吸着カツプ式の板材供給装置では、例えば
第4図に示すようにホルダAの下端に吸着カツプ
Bを直接取り付けていた。
このようにホルダAの下端に吸着カツプBを直
接取り付けた場合は、吸着カツプBの位置を変更
することができない。このために、例えば板材が
非対称の形状をしている場合は、吸着カツプが板
材の中心または外形から外れて吸着不能になり、
あるいは、板材に設けられている孔に吸着カツプ
がかかつて吸着できなくなるという不具合があ
る。
このような不具合を解消するためには、例えば
実開昭61−127138号公報に開示されているよう
に、ガイド棒に沿つて吸着カツプを移動させるこ
とも有効である。
ところが、この場合には吸着カツプの最大移動
ストロークと略同一長さのガイド棒を設ける必要
性があるので吸着カツプの取付構造が大がかりに
なると同時に、重量が増加してしまい、あるいは
吸着カツプの移動方向が制約されてしまうので段
取り時間がかかるという問題点があつた。
〈考案が解決しようとする課題〉 本考案は、このような従来の問題点を解消する
ためになされたものであり、いわゆるワンタツチ
操作を行なうことによつて吸着カツプの位置を任
意に変更することができるコンパクトな板材供給
装置の吸着カツプ取付構造を供給することによ
り、異形材あるいは孔明き材を搬送(供給)する
に際して行なわれる吸着カツプの位置の変更に要
する時間(段取り時間)を大幅に短縮して板材供
給装置の稼動率を向上させることを目的としてい
る。
〈課題を解決するための手段〉 本考案は、プレス機械に板材を供給する板材供
給装置に設けたホルダの下端部にシヤフトを介し
てアームの基端部を水平回動自在に枢着し、前記
ホルダに形成した負圧通路と前記吸着カツプの内
部とを前記シヤフト及びアームに形成した通路を
介して連通させている。また、前記シヤフトを介
して前記アームに結合されたウオームホイールと
該ウオームホイールに噛合するウオームとを前記
ホルダの内部に設けると共に、前記ウオームを回
転操作するハンドルを前記ホルダに着脱自在に装
着した構成としている。
〈作用〉 従つて、ハンドルをホルダに内部に挿入してウ
オームを回転操作すれば、このウオームに噛合し
ているウオームホイールが回動する。すると、シ
ヤフトを介してアームが回動操作されるために、
該アームの先端部下面に装着している吸着カツプ
がホルダに対して移動することになり、異形材あ
るいは孔明き材に対して行なう吸着カツプの位置
の変更作業(段取り作業)を行なうことができ
る。
〈実施例〉 以下に本考案の実施例を図面に基いて詳細に説
明する。
第1図は本考案の一実施例を示す要部の縦断面
図、第2図は第1図の−断面図、第3図はア
ームを回動操作するために使用されるハンドルの
断面図である。
これらの図において、板材供給装置の可動部材
に取り付けられているホルダ1の下端中央には垂
直方向に沿うシヤフト2を軸着し、このシヤフト
2の下端にアーム3の基端を固定している。
また、アーム3の先端部下面には従来公知の吸
着カツプ4を装着し、この吸着カツプ4の内部と
前記ホルダ1に形成されている負圧通路5とを前
記シヤフト2及びアーム3に形成した通路6を介
して連通保持させることにより、図示しない制御
弁を開閉作動させて吸着カツプ4の内側に所定の
タイミングで負圧を供給できるようにしている。
一方、前記ホルダ1に保持されたシヤフト2の
上端にはウオームホイール7を固定し、該ウオー
ムホイール7に噛合するウオーム8をホルダ1に
設けた孔12の内部に回転自在に装着している。
従つて、ウオーム8を回転させると、ウオームホ
イール7を介してシヤフト2が回動し、このシヤ
フト2とともにアーム3が水平回動する。
また、前記ウオーム8の端面に形成した係合溝
9を前記孔12からホルダ1の外部に臨ませると
共に、前記孔12に着脱自在に挿入されるハンド
ル10の先端に係合片11を突設することによ
り、ハンドル10を孔12に挿入すれば、その先
端に設けられている係合片11を係合溝9に係合
させて両者を回転方向に拘束できるようにしてい
る。13はシヤフト2とアーム3とを回り止め固
定するネジ、14,15はプラグ、16,17は
エアーシールを行なうためのO−リング、18は
カラー19を介してウオーム8を抜止係合するス
ナツプリング、20はシヤフト2とウオームホイ
ール7とを回り止め固定するネジである。
このように構成された板材供給装置の吸着カツ
プ取付装置では、図示しない制御弁が開閉操作さ
れると、これにともなつて負圧通路5に負圧と大
気圧とが所定のタイミングで供給される。また吸
着カツプ4の内側と負圧通路5とをシヤフト2及
びアーム3に設けた通路6を介して連通させてい
るために、吸着カツプ4の内側にも負圧と大気圧
とが導入されるので板材の吸着と放出とが行なわ
れる。
一方、板材の外形より外側に吸着カツプ5が位
置する場合、板材の中心にカツプが位置しない場
合、あるいは、素材に設けた孔い吸着カツプ5が
かかる場合は吸着不能の状態になるので吸着カツ
プ5の位置を変更する必要性がある。
このように、吸着カツプ5の位置を変更する必
要性がある場合は、ハンドル10を孔12に挿入
してその先端の係合片11をウオーム8に設けた
係合溝9に係合させる。そして、ハンドル10を
回転操作してウオーム8を回転させると、これに
ともなつてウオームホイール7が回動する。する
と、シヤフト2が回動するので該シヤフト2の下
端にアーム3を介して装着されている吸着カツプ
4がシヤフト2を中心として回動する。
このようにして吸着カツプ4を所定の位置まで
移動させた後は、ハンドル10を孔12から引き
抜けば吸着カツプ4がその位置に固定される。
すなわち、ウオームホイール7はウオーム8が
回転操作されたときにのみ回動し、シヤフト2側
からの外力では回動しないセルホロツク機構を構
成している。このために、ハンドル10を取り外
した状態、つまり、作業者が吸着カツプ4の位置
を変更する意志がないときには万一にも吸着カツ
プ4の位置が変化せず、しかも、格別な固定作業
を行なうことなく吸着カツプ4の位置を固定する
ことができるために、吸着カツプ4の位置の調整
作業性を向上することができる。また、アーム3
の有効長さ2倍の範囲で吸着カツプ4を移動させ
ることができるために、従来のガイド棒を設けた
ものに比較して吸着カツプの取付構造を小型軽量
化することができる。
〈考案の効果〉 本考案によれば、ホルダ内部に収容されている
ウオームをハンドルで回転操作したときにのみア
ームを回動させて吸着カツプの位置を変化させる
ことができ、ハンドルを抜き取つた場合はアーム
が自動的に固定されるので吸着カツプの位置を容
易に調整することができる。また、吸着カツプの
位置を変更した場合にも、ホルダに形成されてい
る負圧通路と吸着カツプの内部とがシヤフト及び
アームに形成されている通路を介して連通保持さ
れているために、ホルダと吸着カツプの内部とを
フレキシブルホース等で連通させる必要性がな
く、部品点数の増加を抑制することができる。さ
らに、吸着カツプをアームの有効長さの2倍の範
囲内で移動させることができるために、従来のよ
うに長大なガイド棒等を設ける必要性がなく、吸
着カツプの取付部分を小型軽量化することができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す要部の縦断面
図、第2図は第1図の−断面図、第3図はア
ームを回動操作するために使用されるハンドルの
断面図、第4図は従来例の概略側面図である。 1……ホルダ、2……シヤフト、3……アー
ム、4……吸着カツプ、5……負圧通路、6……
通路、7……ウオーム、8……ウオームホイー
ル、9……係合溝、10……ハンドル、11……
係合片、12……孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. プレス機械に板材を供給する板材供給装置に設
    けたホルダの下端部にシヤフトを介してアームの
    基端部を水平回動自在に枢着し、前記ホルダに形
    成した負圧通路と前記吸着カツプの内部とを前記
    シヤフト及びアームに形成した通路を介して連通
    し、前記シヤフトを介して前記アームに結合され
    たウオームホイールと該ウオームホイールに噛合
    するウオームとを前記ホルダに内設すると共に、
    前記ウオームを回転操作するハンドルを前記ホル
    ダに着脱自在に装着したことを特徴とする板材供
    給装置の吸着カツプ取付構造。
JP19399686U 1986-12-17 1986-12-17 Expired - Lifetime JPH0522510Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19399686U JPH0522510Y2 (ja) 1986-12-17 1986-12-17

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19399686U JPH0522510Y2 (ja) 1986-12-17 1986-12-17

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63100444U JPS63100444U (ja) 1988-06-29
JPH0522510Y2 true JPH0522510Y2 (ja) 1993-06-10

Family

ID=31150548

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP19399686U Expired - Lifetime JPH0522510Y2 (ja) 1986-12-17 1986-12-17

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0522510Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS63100444U (ja) 1988-06-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2726051B2 (ja) 印刷胴を保持する装置を備えたオフセット輪転印刷機
JPS584671Y2 (ja) オフセット印刷機における胴張りシ−トの取付装置
JPH0522510Y2 (ja)
AU2001254590A1 (en) Apparatus mounting device
JPH04158041A (ja) 印刷機の紙送り胴の吸着装置
CN214655657U (zh) 一种车衣车罩生产用花边机的压花结构
JPH0484232U (ja)
JP2560434Y2 (ja) ミシン
JPH02125Y2 (ja)
JPS60242922A (ja) 部品取付け装置
JPH0440873Y2 (ja)
JPS6128711Y2 (ja)
JPS6228345Y2 (ja)
JPS6322021Y2 (ja)
JPS6245658Y2 (ja)
JPH08155174A (ja) 針棒揺動ミシン
JPH03117527A (ja) ねじ締め装置
JPS6210043Y2 (ja)
JPS6045970B2 (ja) 被加工物の自動送り装置
JPH0529467Y2 (ja)
JP2544648B2 (ja) バルブ開閉装置およびバルブ開閉装置付可撓筒体式バルブ
JP3091436U (ja) 送り輪駆動の柱形ミシン
JP2521696Y2 (ja) オフセット印刷機
JPS5856125Y2 (ja) ばり取り装置
JPH0515924A (ja) ダイス調心装置