JPS5856125Y2 - ばり取り装置 - Google Patents

ばり取り装置

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Publication number
JPS5856125Y2
JPS5856125Y2 JP6621181U JP6621181U JPS5856125Y2 JP S5856125 Y2 JPS5856125 Y2 JP S5856125Y2 JP 6621181 U JP6621181 U JP 6621181U JP 6621181 U JP6621181 U JP 6621181U JP S5856125 Y2 JPS5856125 Y2 JP S5856125Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
workpiece
arm
grinding wheel
mounting angle
chuck
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP6621181U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS57177644U (ja
Inventor
孝 宮谷
岩根 大山
Original Assignee
株式会社東芝
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社東芝 filed Critical 株式会社東芝
Priority to JP6621181U priority Critical patent/JPS5856125Y2/ja
Publication of JPS57177644U publication Critical patent/JPS57177644U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS5856125Y2 publication Critical patent/JPS5856125Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

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  • Grinding And Polishing Of Tertiary Curved Surfaces And Surfaces With Complex Shapes (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は鋳造品などの外周面に発生しているばりを取
るばり取り装置に関する。
従来鋳造品または鍛造品などの表面のぼりを取るには形
状の単純なものは作業も容易であるが、第1図に示すよ
うに円柱状の被加工物aの側面に突起すがある場合には
、手作業でディスクグラインダを操作し、ばりc、c’
、c“を取るため、ぼり取ト り後の品質が均一にならず、大量生産には不適当であっ
た。
また、特公昭49−41250のように量産用としてト
ランスファーテーブル上に設置され、ばつの発生個所ご
とに異なる工具を使用するものもあるが、装置そのもの
が大形になり高価になるという欠点があった。
この考案は上記事情を考慮してなされたもので、その目
的とするところは、ばり取り工具を常に被加工物に対し
て一定圧力で押圧しながらかつ、被加工物に対して最適
取付角度を保って取付けることにより小形で安価なばり
取り装置を提供しようとするものである。
以下、この考案の一実施例を添付図面を参照して説明す
る。
図中1はベースで、このベース1には上部に被加工物a
を取付ける回転自在なチャック2を有した筐体3が固定
されている。
この筐体3の上面には上記チャック2を回転駆動するモ
ータ4と減速機5とが設けられている。
また、ベース1にはXテーブル6がバンドル7を回転す
ることにより横方向に摺動自在に設けられ、このXテー
ブル6の上部にはバンドル8を回転することにより上記
Xテーブル6と直角方向に摺動するYテーブル9が設け
られている。
このYテーブル9にはZ軸10が設けられている。
このZ軸10にはブロック11が上下動自在に嵌合され
、さらにこのブロック11の上部には筒体12が上下動
ならびに回動自在に嵌合されている。
すなわち、上記Z軸10の上部には取付部13が設けら
れているが、この取付部13と上記Yテーブル9との間
にはリードスクリュー14が回転自在に取付けられてい
る。
そして、このリードスクリュー14には上記ブロック1
1が螺入されていて、リードスクリュー14の上部に取
付けられたバンドル15を回転することによりブロック
11が上下動するとともにこのブロック11の上部に当
接する上記筒体12が上下動するようになっている。
すなわち、バンドル15を回転させれは′ブロック11
はリードスクリュー14と螺合しているのでブロック1
1が上方へ移動する場合には筒体12はブロック11に
押上げられ、ブロック11が下方へ移動する場合には筒
体12は自重でブロック11とともに一体となって降下
するようになっている。
つぎに、筒体12の側方には水平方向にアーム16が取
付けられていて、筒体12と一体となり、回動、上下動
するようになっている。
このアーム16の上部には円弧状をした案内板17が設
けられていて、この案内板17と係合し上部にモータ1
Bにより駆動され、被加工物aに生じたばりCを取るた
めの工具たとえば砥石車19が設けられた支持板20が
上記案内板17に沿って回動し、上記砥石車19の取付
角度θをO〜90°の範囲で自由に設定することかで゛
きるようになっている。
そして、アーム16にはエアシリンダ21の一端22が
固定され、上記支持板20には上記エアシリンダ21の
他端23が取付けられている。
従って、エアシリンダ21を作動させることにより、支
持板20が上記案内板17の円弧に沿って移動し砥石車
19の取付角度θを任意に設定することができるように
なっている。
すなわち、上記案内板17、支持板20およびエアシリ
ンダ21は砥石車19の取付角度設定機構24を構成す
る。
つぎに、上記Z軸10に上下動自在に嵌合するブロック
11の側方に水平方向にアーム25が固定されている。
このアーム25の先端と上記アーム16の中途部にはピ
ン26および27が設けられ、定圧機構2Bを備えたエ
アシリンダ29が支持されている。
すなわち、エアシリンダ29のロッド30の先端部には
チャンバ31が接続されているが、このチャンバ31の
内部には一定圧の流体が封入され、たとえば圧力制御弁
により常に内部圧力を一定に保つようになっている。
つぎに、上記のようにこの考案の作用について説明する
被加工物aをチャック2で保持したのち、リードスクリ
ュー14の上部のバンドル15を回転し、アーム16の
高さを調節し、アーム16に取付けられた砥石車の中心
高さを被加工物aのばりCの位置に設定する。
ついでX、 Yテーブル6゜9をバンドル7.8の操作
により移動させて砥石車19の先端が被加工物aのばり
Cと当接させる。
また、砥石車19の取付角度θは円周部で30°〜45
′程度の最適値に設定しておく。
上記のように被加工物aと砥石車19の位置関係を設定
したのち、モータ4を始動させて被加工物aを回転させ
ながらばりCをばり取りする。
チャック2が回転し、被加工物aの突起すが砥石車19
に近付いたときに、第6図に示すように突起すの形状を
たとえばマイクロスイッチまたは光学系などのセンサ3
2で感知して、エアシリンダ21を作動させることによ
り案内板17と係合する支持板20を案内板17に沿っ
て回動させ、砥石車19の取付角度θを30゜〜45°
程度から設定角度だけ変更し、最適値30’〜45°を
保って被加工物aの突起すの根元dのばりC′および側
面eのぼりC″を削りとる。
そして、上記砥石車19がばり取り作業中定圧機構28
を備えたエアシリンダ29は一定圧力で砥石車19を常
に被加工物aに押圧し被加工物aとの相互位置関係を維
持する。
以上、説明したように、この考案においては、チャック
に保持されて回転する被加工物に対してばり取り工具を
備えたアームを上下動、かつ回動自在に設け、アーム上
にばり取り工具の取付角度調整装置を設ける一方、上記
アームを常に被加工物に一定圧力で押圧するようにした
ので、均一なばつ取りが可能となり品質が向上し、生産
性が向上する。
また、構造が簡単で小形になるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は被加工物を示す斜視図、第2図はこの考案の一
実施例を示す平面図、第3図は同じこの側面図、第4図
は同じくこの正面図、第5図は第2図をv−■方向に見
た側面図、第6図は被加工物、砥石車およびセンサの関
係位置を示す平面図である。 a・・・被加工物、2・・・チャック、6・・・Xテー
ブル、9・・・Yテーブル、10・・・Z軸、16・・
・アーム、19・・・砥石車(ばり取り工具)、24・
・・取付角度調整装置、28・・・定圧機構、29・・
・エアシリンダ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 被加工物を保持し回転自在にベース上に支持されたチャ
    ックと、ベース上に摺動自在に設けられたXYテーブル
    と、このXYテーブル上に設けられたZ軸に上下動かつ
    回動自在に嵌合するアームと、このアーム上に設けられ
    たばり取り工具と、上記アーム上に設けられ上記ぼり取
    り工具の取付角度を調整するための取付角度調整装置と
    、上記アームを常に一定圧力で被加工物に押圧する定圧
    機構を備えたエアシリンダとからなることを特徴とする
    ばり取り装置。
JP6621181U 1981-05-08 1981-05-08 ばり取り装置 Expired JPS5856125Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6621181U JPS5856125Y2 (ja) 1981-05-08 1981-05-08 ばり取り装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6621181U JPS5856125Y2 (ja) 1981-05-08 1981-05-08 ばり取り装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57177644U JPS57177644U (ja) 1982-11-10
JPS5856125Y2 true JPS5856125Y2 (ja) 1983-12-23

Family

ID=29862245

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6621181U Expired JPS5856125Y2 (ja) 1981-05-08 1981-05-08 ばり取り装置

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JP (1) JPS5856125Y2 (ja)

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Publication number Publication date
JPS57177644U (ja) 1982-11-10

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