JPH05224915A - シングルチップマイクロコンピュータ - Google Patents

シングルチップマイクロコンピュータ

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Publication number
JPH05224915A
JPH05224915A JP4001145A JP114592A JPH05224915A JP H05224915 A JPH05224915 A JP H05224915A JP 4001145 A JP4001145 A JP 4001145A JP 114592 A JP114592 A JP 114592A JP H05224915 A JPH05224915 A JP H05224915A
Authority
JP
Japan
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prom
read
data
program
value
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP4001145A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshihide Fujimura
善英 藤村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP4001145A priority Critical patent/JPH05224915A/ja
Publication of JPH05224915A publication Critical patent/JPH05224915A/ja
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】シングルチップマイクロコンピュータ内部のP
ROM格納データの読出を禁止する手段を内蔵し、プロ
グラマムデータを保護する。 【構成】プログラムデータの読出の禁止指定が可能な読
出禁止データ格納セル13を有するプログラマブルRO
M2を備える。プログラマブルROM2の書込読出の設
定ごとに読出禁止データ格納セル13の格納値によりプ
ログラマブルROM2の読出を禁止するかどうかの判定
をするNANDゲート15を有する判定手段を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はシングルチップマイクロ
コンピュータに関し、特にプログラム保護領域を有する
プログラマブルROMを備えるシングルチップマイクロ
コンピュータに関する。
【0002】
【従来の技術】近年半導体技術の進歩に伴い、マイクロ
コンピュータの応用分野はその裾野を急速に拡大しなが
ら応用分野毎の要求は多様の一途を辿っている。
【0003】一般にプログラム格納用のROMを内蔵し
たシングルチップマイクロコンピュータにおいてはPR
OM版というプログラム格納用のROMをUV−EPR
OM(以下PROM)で構成し、かつマスクROM版と
同一の機能を有したものを、開発初期のシステム評価用
及び多品種少量生産用として、ユーザに提供している。
【0004】この種のPROMを内蔵した従来のシング
リチップマイクロコンピュータでは、専用のPROMラ
イタもしくは汎用PROMライタとPROMライタ用ソ
ケットアダブタを使用して、内部PROMへのプログラ
ミング(データ書き込み)を容易に行えるになってい
る。例えば日本電気株式会社製μPD78P214で
は、PROMプログラミングの動作モードとして、プロ
グラム書込み、プログラムベリファイ、プログラムイン
ヒビット、読出、出力ディスエーブル、スタンバイの各
モードを有しており、汎用PROMライタとソケットア
ダプタを使用することにより、汎用のPROMにプログ
ラムするのと同様にシングルチップマイクロコンピュー
タ内部のPROMにプログラムできるようになってい
る。
【0005】さて上記のように従来のPROMを内蔵し
たシングルチップマイクロコンピュータでは、内部PR
OMへのプログラムが容易にできるようになっている
が、前述のPROMプログラミングの動作モードの読出
のモードを使用すれば、第三者でもプログラムされてい
るデータを容易に読み出すことが可能である。
【0006】ところが最近、シングルチップマイクロコ
ンピュータを搭載して装置を作るメーカ側では、内部の
プログラムを読出されることによるノウハウの漏洩に敏
感になっていたり、プログラムそのものを複写されて複
写品を作成されてしまうことが絶対に許されない状況と
なってきており、それゆえにシングルチップマイクロコ
ンピュータ内部のPROMに容易にプログラムすること
はできても、プログラムデータを読出すことが不可能に
なるような機能の要求が強くなっている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】以上述べたように従来
のPROMを内蔵したシングルマイクロコンピュータで
は、専用のPROMライタまたは汎用PROMライタに
より容易に読出が可能であることにより、第三者により
プログラムデータの解読が可能となるため、シングリチ
ップマイクロコンピュータを搭載した装置のノウノウが
漏洩したり、またプログラムも含めた装置そのものが複
写されてしまうという欠点がある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明のシングルチップ
マイクロコンピュータは、プログラム時に格納値の設定
が可能であり外部へのプログラムデータの読出の禁止指
定が可能な領域であるプログラム保護領域を有するプロ
グラマブルROMと、前記プログラマブルROMの書込
読出が可能となる状態に設定されるごとに前記プログラ
ム保護領域の前記格納値により前記プログラマブルRO
Mの読出の禁止するかどうかの判定をする判定手段とを
備えて構成されている。
【0009】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。
【0010】図1は本発明のシングリチップマイクロコ
ンピュータの一実施例を示すブロック図である。
【0011】本実施例のシングルチップマイクロコンピ
ュータ1は、図1に示すように、プログラマブルROM
としてのPROMを含むPROMブロック2と、中央処
理装置であるCPU3と、周辺機能を有する周辺部4
と、CPU3と周辺部4とを接続する内部バス5と、C
PU3とPROMブロック2とを接続するアドレスバス
6およびデータバス7と、CPU3からPROMブロッ
ク2にPROMモード信号を伝送するPROMモード信
号線8とを備えて構成されている。
【0012】次に、本実施例の動作について説明する。
【0013】CPU3はPROMモード設定端子TPM
SよりPROMモード設定信号PMSを受け取ると、P
ROMモード信号PMをPROMモード信号線8に出力
し、PROMブロック2にPROMモードにあることを
通知する。またさらにCPU3はPROMモード設定信
号PMSを受け取りPROMモードに設定されると、プ
ログラムアドレス入力端子TPAの入力値であるプログ
ラムアドレスPAをアドレスバス6にそのままスルーし
て出力するようになり、同時にプログラムデータ入力端
子TPDとデータバス7もスルーとなる。そして外部か
らPROMブロック2内のPROMセルへのプログラム
が可能となる。
【0014】なお図1では、本来PROMのプログラム
に必要なチップイネーブル信号やアウトプットイネーブ
ル信号等の記述は省略されているが、これらの信号によ
りPROMへのプログラム動作がおこなわれるのは言う
までもない。
【0015】図2は図1のシングルチップマイクロコン
ピュータ1のPROMブロック2の詳細図を示したもの
である。PROMブロック2はユーザPROM領域12
と、読出禁止データ格納セル13及びPROMプログラ
ム制御機能を含むPROMセル領域10と、読出禁止デ
ータレジスタ14と、NANDゲート15及び読出デー
タ制御回路16とで構成されている。
【0016】PROMセル領域10内のユーザPROM
領域12はユーザプログラムデータを格納するPROM
セルの領域で、アドレス0番地から所定のビット長(本
実施例では8ビット長とする)で所定の容量のPROM
セルが配置されている。読み出し禁止データ格納セル1
3はユーザPROM領域12のプログラムデータの読出
を禁止するためのデータを記憶させるセルで、ユーザP
ROM領域12のPROMセルと同一の構造のセルで構
成され、1バイトの領域を占有している。そしてこの読
出禁止データ格納セル13のアドレス番地は、ユーザP
ROM領域12の最終アドレス番地の次アドレス番地と
なっている。例えばユーザPROM領域12が16Kバ
イトの容量を有していれば、この読出禁止データ格納セ
ル13のアドレス番地は4000H番地となる。読出禁
止データレジスタ14は読出禁止データ格納セル13の
値をラッチする8ビットのレジスタで、PROMモード
信号線8からのPROMモード信号がアクティブになっ
た瞬間に読出禁止データ格納セル13の値をラッチす
る。NANDゲート15は、読出禁止レジスタ14の各
ビットのNAND論理をとるもので、全ビット1の時の
み”0”を読出データ制御回路16に出力する。読出デ
ータ制御回路16は、PROMセル領域10のPROM
セルに書き込まれているデータを読み出す時にその値を
加工してデータバス7に出力する回路で、NANDゲー
ト15の出力が”0”のときは内部データバス17に出
力されたPROMセルの読出値をそのままデータバス7
に出力し、NANDゲート15の出力が”1”のとき
は、内部データバス17に出力されたPROMセルの読
出値が如何なる値であろうとも、データバス7の各ビッ
トに常に”1”を出力する。すなわち読み出しデータ制
御回路16は、内部データバス17の各ビットの値とN
ANDゲート15の出力値のOR論理をとってデータバ
ス7にその結果を出力するような構成となっている。ま
たこの読出データ制御回路16はPROMセル領域10
内のPROMセルにデータを書込む時はデータバス7上
の値をそのまま内部データバス17に出力する。
【0017】以上本発明の実施例におけるシングルチッ
プマイクロコンピュータとその内部のPROMブロック
の構成要素について説明したが、本構成要素に基づく読
出禁止動作のシーケンスを以下に説明する。
【0018】まず、シングルチップマイクロコンピュー
タ1に外部のPROMライタよりPROMセル領域10
のPROMセルにプログラム(書込)を行うときの動作
を説明する。最初に外部よりPROMモード設定端子T
PMSにシングルチップマイクロコンピュータ1をPR
OMモードに設定するPROMモード設定信号PMSを
入力する。シングルチップマイクロコンピュータ1がP
ROMモードに設定されると、PROMモード信号線8
がアクティブとなり、読出禁止データレジスタ14に読
出禁止データ格納セル13の値がラッチされる。最初は
PROMセルにはデータが書き込まれていないため、読
出禁止データレジスタ14にはFFhのデータがラッチ
される。よってこの時点ではNANDゲート15の出力
は”0”となり、読出データ制御回路16によりPRO
Mのセルデータ読出のときは内部データバス17上の値
がそのままデータバス7上に出力され、さらにプログラ
ムデータ入出力端子TPDより外部に出力される。
【0019】次に、PROMプログラムのシーケンスで
は、最初にPROMセル全アドレスのブランクチェック
を行い、その後1バイトずつのプログラム(書込)、ベ
リファイを行うが、この段階でもPROMセルの読み出
し値がそのまま外部に出力されるので、問題なく前述の
動作が行われる。そして0番地からのプログラム(書
込)、ベリファイを順に行い、ユーザPROM領域12
へのプログラムを完了する。そしてその後、ユーザPR
OM領域12の最終アドレス番地の次のアドレス番地で
ある読出禁止データ格納セル13へのフログラム、ベリ
ファイを行うが、このときは次回からのPROMのプロ
グラムデータ読出を禁止するため、FFh以外の値をプ
ログラムする。以上が次回からのPROMの読出を禁止
するためのPROMへのプログラムシーケンスである。
【0020】次に、このシングルチップマイクロコンピ
ュータ1内のPROMプログラムデータをPROMモー
ドを用いて読出そうとしたときの動作について説明す
る。
【0021】まず最初に、前記プログラム動作の開始時
と同様、PROMモード設定端子TPMSにPROMモ
ード設定信号をPMSを入力する。するとPROMモー
ド信号線8がアクティブとなり、読出禁止データレジス
タ14に読出禁止データ格納セル13の値をラッチす
る。この時読出禁止データ格納セル13に格納されてい
る値はFFhではないので、NANDゲート15の出力
は”1”となり、外部からどのアドレス番地をリードし
ても読出制御回路16によりデータバス7上にはFFh
の値が出力される。よって外部への読出データはすべて
FFhとなり、結果的に内部のPROMデータが外部に
読出せなくなることになる。
【0022】本発明によれば、ユーザは、PROMへの
プログラムデータのプログラム時に内部プログラムデー
タの読出を禁止するかどうかを指定することができる。
つまり内部PROMにプログラム(書き込み)を行った
後にもまたPROMのプログラムデータを読出したいと
きには、最初のPROMプログラム時にユーザPROM
領域のみにプログラムをするか、または読出禁止データ
格納セル13にFFhの値をプログラムすればよい。ま
た以後のPROMプログラムデータの読出を禁止したい
場合には、読出データ格納セル13にFFh以外の値を
書き込めばよいことになる。
【0023】以上、本発明の実施例を説明したが、本発
明は上記実施例に限られることなく種々の変形が可能で
ある。たとえば、読出禁止データ格納セルをユーザPR
OM領域内に含めることも本発明の主旨を逸脱しない限
り適用できることは勿論である。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のシングル
チップマイクロコンピュータは、プログラムデータの読
出の禁止指定が可能なプログラム保護領域を有するプロ
グラマブルROMと、プログラマブルROMの書込読出
の設定ごとにプログラム保護領域の格納値によりプログ
ラマブルROMの読出を禁止するかどうかの判定をする
判定手段とを備えているので、プログラマブルROMの
プログラム時に随意に読出を許可するか禁止するかの指
定が可能となるため、秘匿性が高く第三者にる読出を防
止したいプログラムの場合にプログラマブルROMの読
出を禁止することにより、搭載装置のノウハウの漏洩
や、プログラムの複写を防止することができるという効
果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のシングルチップマイクロコンピュータ
の一実施例を示すブロック図である。
【図2】本実施例のシングルチップマイクロコンピュー
タのPROMブロックの細部を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 シングルチップマイクロコンピュータ 2 PROMブロック 3 CPU 4 周辺部 5 内部バス 6 アドレスバス 7 データバス 8 PROMモード信号線 10 PROMセル領域 12 ユーザPROM領域 13 読出禁止データ格納セル 14 読出禁止データレジスタ 15 NANDゲート 16 読出データ制御回路 17 内部データバス

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プログラム時に格納値の設定が可能であ
    り外部へプログラムデータの読出の禁止指定が可能な領
    域であるプログラム保護領域を有するプログラマブルR
    OMと、 前記プログラマブルROMの書込読出が可能となる状態
    に設定されるごとに前記プログラム保護領域の前記格納
    値により前記プログラマブルROMの読出を禁止するか
    どうかの判定をする判定手段とを備えることを特徴とす
    るシングルチップマイクロコンピュータ。
JP4001145A 1992-01-08 1992-01-08 シングルチップマイクロコンピュータ Withdrawn JPH05224915A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4001145A JPH05224915A (ja) 1992-01-08 1992-01-08 シングルチップマイクロコンピュータ

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JP4001145A JPH05224915A (ja) 1992-01-08 1992-01-08 シングルチップマイクロコンピュータ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05224915A true JPH05224915A (ja) 1993-09-03

Family

ID=11493274

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4001145A Withdrawn JPH05224915A (ja) 1992-01-08 1992-01-08 シングルチップマイクロコンピュータ

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JP (1) JPH05224915A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013050860A (ja) * 2011-08-31 2013-03-14 Renesas Electronics Corp マイクロコンピュータ及びマルチマイクロコンピュータシステム

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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Legal Events

Date Code Title Description
A300 Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19990408