JPH05224594A - 電子マップ装置の表示方法 - Google Patents
電子マップ装置の表示方法Info
- Publication number
- JPH05224594A JPH05224594A JP2820092A JP2820092A JPH05224594A JP H05224594 A JPH05224594 A JP H05224594A JP 2820092 A JP2820092 A JP 2820092A JP 2820092 A JP2820092 A JP 2820092A JP H05224594 A JPH05224594 A JP H05224594A
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- JP
- Japan
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- map
- destination
- screen
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 表示地図からの目的地の方向を示す矢印を地
図画面の周囲に重ね表示して、利用者が目的地までの地
図検索を容易に行えるようにする。 【構成】 電子マップ装置の全体動作を制御する中央演
算処理部1,地図を画面に表示する画像表示装置2,地
図データを格納するCD−ROM3、前記中央演算処理
部1に処理命令を入力するキーボード4及び地図上の現
在位置を測定する測位装置5を備え、前記キーボード4
で選択した地域の地図データを前記CD−ROM3より
読み出し前記画像表示装置2に画面表示し、目的地が含
まれている場合は該目的地を輝点等で表示し、目的地が
含まれていない場合は、該目的地の方向を矢印で示すよ
うに前記中央演算処理部1により画像表示装置2を制御
する。
図画面の周囲に重ね表示して、利用者が目的地までの地
図検索を容易に行えるようにする。 【構成】 電子マップ装置の全体動作を制御する中央演
算処理部1,地図を画面に表示する画像表示装置2,地
図データを格納するCD−ROM3、前記中央演算処理
部1に処理命令を入力するキーボード4及び地図上の現
在位置を測定する測位装置5を備え、前記キーボード4
で選択した地域の地図データを前記CD−ROM3より
読み出し前記画像表示装置2に画面表示し、目的地が含
まれている場合は該目的地を輝点等で表示し、目的地が
含まれていない場合は、該目的地の方向を矢印で示すよ
うに前記中央演算処理部1により画像表示装置2を制御
する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子マップ装置の表示
方法に関するものである。
方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、電子機器の小型化、CD−ROM
利用による大容量データの小型格納化が可能となってい
る。これら技術により地図データをCD−ROM化し、
可搬型の地図データを画像表示装置上に表示し、測位装
置と組み合わせて、自己位置を地図上に示したり、目的
地の検索を行う電子マップ装置がある。
利用による大容量データの小型格納化が可能となってい
る。これら技術により地図データをCD−ROM化し、
可搬型の地図データを画像表示装置上に表示し、測位装
置と組み合わせて、自己位置を地図上に示したり、目的
地の検索を行う電子マップ装置がある。
【0003】図1は電子マップ装置の構成を示すブロッ
ク図であり、図1において、1は全体を制御するCPU
およびシステムROM,システムRAM,画像メモリを
含めた電子マップシステムの中心装置部であり、以下、
中央演算処理部という。2はCRTなどの画像表示装置
およびこれを駆動する表示ドライバであり、以下、画像
表示装置という。3はCD−ROM読み取り装置および
読み取りデータを格納するCD−ROM読み取り用バッ
ファメモリであり、以下、CD−ROMという。4は中
央演算処理部1へ処理命令を入力するキーボード、5は
現在位置を測定する測位装置である。
ク図であり、図1において、1は全体を制御するCPU
およびシステムROM,システムRAM,画像メモリを
含めた電子マップシステムの中心装置部であり、以下、
中央演算処理部という。2はCRTなどの画像表示装置
およびこれを駆動する表示ドライバであり、以下、画像
表示装置という。3はCD−ROM読み取り装置および
読み取りデータを格納するCD−ROM読み取り用バッ
ファメモリであり、以下、CD−ROMという。4は中
央演算処理部1へ処理命令を入力するキーボード、5は
現在位置を測定する測位装置である。
【0004】電子マップ装置は、キーボード4からの使
用者の指示に従って中央演算処理部1においてCD−R
OM3から地図データを読み込み、これを画像メモリに
展開し画像表示装置2の画面上に表示する。そして、測
位装置5から得られる現像位置をこの画面上に重ねて表
示する。測位は、衛星からの電波を用いて行うのが精度
が高く一般的である。
用者の指示に従って中央演算処理部1においてCD−R
OM3から地図データを読み込み、これを画像メモリに
展開し画像表示装置2の画面上に表示する。そして、測
位装置5から得られる現像位置をこの画面上に重ねて表
示する。測位は、衛星からの電波を用いて行うのが精度
が高く一般的である。
【0005】また、CD−ROM3上に記録されたサー
ビス情報により、建物の名称や用途などの静的な事象に
関するサービスを使用者に提供できる。そして、この場
合、表示地図範囲内にあるものについてのみ情報は提示
される。ここでいう情報とは地図データおよびサービス
データである。
ビス情報により、建物の名称や用途などの静的な事象に
関するサービスを使用者に提供できる。そして、この場
合、表示地図範囲内にあるものについてのみ情報は提示
される。ここでいう情報とは地図データおよびサービス
データである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述した電子マップ装
置の表示方法では、現在位置や利用者がなんらかの目的
のために設定した地点が、表示している地図の中にある
場合はその地点を点として表示可能である。しかしなが
ら、これらが表示している地図上にない場合は、現在の
地図との位置関係は分からない。したがって、この位置
関係を知るためには、縮尺の小さい地図に表示し直さな
ければならない。これでは、位置関係の理解に時間がか
かり不便である。
置の表示方法では、現在位置や利用者がなんらかの目的
のために設定した地点が、表示している地図の中にある
場合はその地点を点として表示可能である。しかしなが
ら、これらが表示している地図上にない場合は、現在の
地図との位置関係は分からない。したがって、この位置
関係を知るためには、縮尺の小さい地図に表示し直さな
ければならない。これでは、位置関係の理解に時間がか
かり不便である。
【0007】本発明は上述した従来の表示方法の不便を
解消し、画面に表示している地図と、利用者が設定した
地点(目的地)との位置関係を1画面で理解させるため
に、矢印を使って目的地の方向を提示して、目的地まで
の地図検索を容易にするとともに、画面に表示している
地図と、利用者が設定してある地点との距離を、矢印の
色の階調で提示して感覚的に理解させうる電子マップ装
置の表示方法を提供することを目的とする。
解消し、画面に表示している地図と、利用者が設定した
地点(目的地)との位置関係を1画面で理解させるため
に、矢印を使って目的地の方向を提示して、目的地まで
の地図検索を容易にするとともに、画面に表示している
地図と、利用者が設定してある地点との距離を、矢印の
色の階調で提示して感覚的に理解させうる電子マップ装
置の表示方法を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、電子マップ装
置の全体動作を制御する中央演算処理部,地図を画面に
表示する画像表示装置,地図データを格納するCD−R
OM、前記中央演算処理部に処理命令を入力するキーボ
ード及び地図上の現在位置を測定する測位装置を備え、
前記キーボードで選択した地域の地図データを前記CD
−ROMより読み出し前記画像表示装置に画面表示し、
目的地が含まれている場合は該目的地を輝点等で表示
し、目的地が含まれていない場合は、該目的地の方向を
矢印で示すように前記中央演算処理部により画像表示装
置を制御することを特徴とする。
置の全体動作を制御する中央演算処理部,地図を画面に
表示する画像表示装置,地図データを格納するCD−R
OM、前記中央演算処理部に処理命令を入力するキーボ
ード及び地図上の現在位置を測定する測位装置を備え、
前記キーボードで選択した地域の地図データを前記CD
−ROMより読み出し前記画像表示装置に画面表示し、
目的地が含まれている場合は該目的地を輝点等で表示
し、目的地が含まれていない場合は、該目的地の方向を
矢印で示すように前記中央演算処理部により画像表示装
置を制御することを特徴とする。
【0009】
【作用】本発明によれば、表示画面とその表示域外のあ
る地点との関係を図面の切り替えなしで理解させるため
に、表示画面の4辺のいずれかの外に矢印を表示させ、
この矢印の向きと色の階調(輝度)により、表示域外のあ
る地点の方向と大体の距離を理解させる。
る地点との関係を図面の切り替えなしで理解させるため
に、表示画面の4辺のいずれかの外に矢印を表示させ、
この矢印の向きと色の階調(輝度)により、表示域外のあ
る地点の方向と大体の距離を理解させる。
【0010】表示画面の4辺のいずれか1つだけでな
く、矢印2つを組み合わせての方向表示も行って、計8
方向の提示を行う。
く、矢印2つを組み合わせての方向表示も行って、計8
方向の提示を行う。
【0011】その結果、表示画面上の矢印の向きにより
現在表示している地図のどの方向に目的地があるのかを
1画面で理解することができ、どの方向へ画面を動かせ
ばよいかを容易に理解できる。また、矢印の色の階調に
より距離を判断できるので、斜め方向に目的地がある場
合も縦横いずれが近いかも理解できる。また、逆に適当
に表示した地図のどの方向に現在位置があるのかも同様
に理解できる。
現在表示している地図のどの方向に目的地があるのかを
1画面で理解することができ、どの方向へ画面を動かせ
ばよいかを容易に理解できる。また、矢印の色の階調に
より距離を判断できるので、斜め方向に目的地がある場
合も縦横いずれが近いかも理解できる。また、逆に適当
に表示した地図のどの方向に現在位置があるのかも同様
に理解できる。
【0012】
【実施例】図1に示す電子マップ装置を用いた表示方法
を、図2ないし図5により説明する。
を、図2ないし図5により説明する。
【0013】図2は本発明による電子マップ装置の表示
画面例であり、表示画面と目的地の位置関係を矢印で示
してある。この目的地は、「現在位置、または何らかの
目的地点」の2つを想定する。この目的地と表示地図の
関係は、「表示地域内に目的地がある場合、」と「表示
地域外に目的地がある場合」がある。この2つの場合と
も、目的地と表示地図の関係を以下の方法により1画面
で表示する。ここで、目的地を現在位置またそれ以外と
するかは、利用者により決定される。操作を簡単にする
ために目的地のデフォルトは現在位置とし、選択操作に
よりこれ以外の地点と設定できるようにする。また表示
領域は「現在位置周辺、それ以外の地域」がある。従っ
て、設定により画面に現在位置と目標地点の2つが現わ
れることもある。
画面例であり、表示画面と目的地の位置関係を矢印で示
してある。この目的地は、「現在位置、または何らかの
目的地点」の2つを想定する。この目的地と表示地図の
関係は、「表示地域内に目的地がある場合、」と「表示
地域外に目的地がある場合」がある。この2つの場合と
も、目的地と表示地図の関係を以下の方法により1画面
で表示する。ここで、目的地を現在位置またそれ以外と
するかは、利用者により決定される。操作を簡単にする
ために目的地のデフォルトは現在位置とし、選択操作に
よりこれ以外の地点と設定できるようにする。また表示
領域は「現在位置周辺、それ以外の地域」がある。従っ
て、設定により画面に現在位置と目標地点の2つが現わ
れることもある。
【0014】図2の(d)は縮尺の小さな地図をメッシュ
状に区切って、各ブロックを画面に表示する際の表示画
面と目的地の関係を示している。(a)は現在位置Aと同
じ画面に目的地がある場合であり、(b)は右隣りのブロ
ックに目的地Bがある場合、(c)は斜め右下に目的地C
がある場合での矢印E,Fの表示の仕方を示している。
(a)に例示するように表示地図と目的地のある地図が同
一地図にある場合は矢印なしで表示され、(b)に例示す
るように上下左右のいずれか1つの場合は1つの矢印E
で、表示され、(c)に例示するよう斜めの場合は2つの
矢印E,Fの組み合わせで方向を知らせることができ
る。
状に区切って、各ブロックを画面に表示する際の表示画
面と目的地の関係を示している。(a)は現在位置Aと同
じ画面に目的地がある場合であり、(b)は右隣りのブロ
ックに目的地Bがある場合、(c)は斜め右下に目的地C
がある場合での矢印E,Fの表示の仕方を示している。
(a)に例示するように表示地図と目的地のある地図が同
一地図にある場合は矢印なしで表示され、(b)に例示す
るように上下左右のいずれか1つの場合は1つの矢印E
で、表示され、(c)に例示するよう斜めの場合は2つの
矢印E,Fの組み合わせで方向を知らせることができ
る。
【0015】また、表示地図の中心から目的地までの距
離に比例して、矢印の色の階調(輝度)を変化させる。但
し、近いほど輝度は高くなる。階調を8段階とした場合
の距離と輝度と表現イメージとの関係の一例を図3に示
し、(ア)は距離(ブロック数)、(イ)は輝度レベル、(ウ)
は表現イメージである。
離に比例して、矢印の色の階調(輝度)を変化させる。但
し、近いほど輝度は高くなる。階調を8段階とした場合
の距離と輝度と表現イメージとの関係の一例を図3に示
し、(ア)は距離(ブロック数)、(イ)は輝度レベル、(ウ)
は表現イメージである。
【0016】表示の基本アルゴリズムを図4に示す。地
図を画面に表示する場合、以下の順番で処理を行なう。
図を画面に表示する場合、以下の順番で処理を行なう。
【0017】まずステップ(以下Sで記述する)1におい
て、目的地(P)をキーボード4で選択する。これは、現
在地点、または目標とする地点の2つが考えられる。デ
フォルトとして現在位置としている場合、この処理をス
キップすることもできる。
て、目的地(P)をキーボード4で選択する。これは、現
在地点、または目標とする地点の2つが考えられる。デ
フォルトとして現在位置としている場合、この処理をス
キップすることもできる。
【0018】次にS2において表示する地図範囲(表示
地域)を決定する。これは、現在位置の含まれている地
図、含まれていない地図の2つがある。
地域)を決定する。これは、現在位置の含まれている地
図、含まれていない地図の2つがある。
【0019】次にS3において、前述のS2で選択した
地域の地図データを中央演算処理部1がCD−ROM3
より読み出しながら画像表示装置2の画面に表示する。
地域の地図データを中央演算処理部1がCD−ROM3
より読み出しながら画像表示装置2の画面に表示する。
【0020】次にS4では、表示した地図に前述のS1
で決定した目的地が含まれているかどうか調べる。もし
含まれていたならば目的地を輝点等で示す(S5)。含ま
れていない場合は、目的地の方向を矢印で示す(S6)。
で決定した目的地が含まれているかどうか調べる。もし
含まれていたならば目的地を輝点等で示す(S5)。含ま
れていない場合は、目的地の方向を矢印で示す(S6)。
【0021】S7では、目的地が現在位置でなく、表示
地図内に現在位置がある場合、現在位置の表示が必要で
ある。そこで、この条件を満たすかどうかを調べる。
地図内に現在位置がある場合、現在位置の表示が必要で
ある。そこで、この条件を満たすかどうかを調べる。
【0022】S8では、前述のS7での結果、真ならば
目的地と区別できるように形または色の異なった点で現
在位置を画面に表示する。
目的地と区別できるように形または色の異なった点で現
在位置を画面に表示する。
【0023】S9では目的地が地図上で表示されたも
の、または矢印が表示されたものが画面表示される。
の、または矢印が表示されたものが画面表示される。
【0024】図4のS4,S5,S6にあたる矢印の表
示に関するアルゴリズムを図5に示す。
示に関するアルゴリズムを図5に示す。
【0025】S11では、中央演算処理部1において、目
的地と表示地図との経度差,緯度差を計算する。表示地
図の経度,緯度は中心地点のものをとる。経度,緯度に
は東経,西経,北緯,南緯があるが差は絶対値を計算
し、その値をもとに判断する。
的地と表示地図との経度差,緯度差を計算する。表示地
図の経度,緯度は中心地点のものをとる。経度,緯度に
は東経,西経,北緯,南緯があるが差は絶対値を計算
し、その値をもとに判断する。
【0026】S12では、どちらかが地図表示幅の半分よ
り大きいかどうかを調べる。大きい場合は表示地図範囲
の外に目的地があるので矢印を表示する必要があるので
S14へ移る。大きくない場合は矢印表示の必要はないの
でS13へ移し、S13では、目的地を表示地図に重ねて表
示する。
り大きいかどうかを調べる。大きい場合は表示地図範囲
の外に目的地があるので矢印を表示する必要があるので
S14へ移る。大きくない場合は矢印表示の必要はないの
でS13へ移し、S13では、目的地を表示地図に重ねて表
示する。
【0027】S14では経度差,緯度差により表示する横
方向,縦方向の矢印それぞれの向きを決定する。縦方向
のみ、横方向のみの場合もある。
方向,縦方向の矢印それぞれの向きを決定する。縦方向
のみ、横方向のみの場合もある。
【0028】S15では、経度差,緯度差から間に何枚の
地図があるか計算して矢印の色の階調(輝度)を決定する
(図3参照)。S16では、前述のS14,S15で決定した矢
印を地図画面の4辺のいずれかに表示する。S17では、
目的地が地図上に表示されたもの、または矢印が表示さ
れたものが画面に表示される。
地図があるか計算して矢印の色の階調(輝度)を決定する
(図3参照)。S16では、前述のS14,S15で決定した矢
印を地図画面の4辺のいずれかに表示する。S17では、
目的地が地図上に表示されたもの、または矢印が表示さ
れたものが画面に表示される。
【0029】図4に示した手順で目的地と地図の関係が
矢印で画面に表示された後、利用者はキーボード4によ
り矢印の方向に画面を動かしていけば目的地までの地図
の検索が可能である。つまり、単純に表示画面から目的
地まで地図を検索する場合の、どのように画面を動かせ
ばよいかという参照情報として利用できる。2方向に矢
印がある場合、いずれかの方向にのみ画面を動かしてい
けばやがて矢印は1方向のみとなる。そして残る1方向
に画面を動かしていけば目的地に到達できる。実際の利
用では道路を追いかける場合が多い。そこで矢印の方向
・色の階調を参考にして道路に沿って画面を縦・横に動
かしていけば目的地に到達することができる。
矢印で画面に表示された後、利用者はキーボード4によ
り矢印の方向に画面を動かしていけば目的地までの地図
の検索が可能である。つまり、単純に表示画面から目的
地まで地図を検索する場合の、どのように画面を動かせ
ばよいかという参照情報として利用できる。2方向に矢
印がある場合、いずれかの方向にのみ画面を動かしてい
けばやがて矢印は1方向のみとなる。そして残る1方向
に画面を動かしていけば目的地に到達できる。実際の利
用では道路を追いかける場合が多い。そこで矢印の方向
・色の階調を参考にして道路に沿って画面を縦・横に動
かしていけば目的地に到達することができる。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように本発明の電子マップ
装置の表示方法は、表示画面の4辺のいずれかの外に矢
印を表示させ、この矢印の向きと色の階調により表示域
外のある地点の方向と大体の距離を表わすようにしたこ
とにより、前述のある地点が表示している地図上にない
場合でも、使用者は矢印の向きにより現在表示している
地図のどの方向に目的地があるのかを1画面で理解する
ことができ、どの方向へ画面を動かせばよいかを容易に
理解できる。
装置の表示方法は、表示画面の4辺のいずれかの外に矢
印を表示させ、この矢印の向きと色の階調により表示域
外のある地点の方向と大体の距離を表わすようにしたこ
とにより、前述のある地点が表示している地図上にない
場合でも、使用者は矢印の向きにより現在表示している
地図のどの方向に目的地があるのかを1画面で理解する
ことができ、どの方向へ画面を動かせばよいかを容易に
理解できる。
【0031】また、矢印の色の階調により距離を判断で
きるので、斜め方向に目的地がある場合も縦横いずれが
近いかも理解できる。従って、縮尺の小さい地図に表示
し直す必要も無く、極めて短時間に表示中地図との位置
関係を把握する事が出来る。
きるので、斜め方向に目的地がある場合も縦横いずれが
近いかも理解できる。従って、縮尺の小さい地図に表示
し直す必要も無く、極めて短時間に表示中地図との位置
関係を把握する事が出来る。
【図1】電子マップ装置の構成を示すブロック図であ
る。
る。
【図2】本発明による電子マップ装置の表示画面例を示
す図である。
す図である。
【図3】階調を8段階とした場合の距離と輝度と表現イ
メージとの関係の一例を示す図である。
メージとの関係の一例を示す図である。
【図4】本発明による表示の基本アルゴリズムを示す図
である。
である。
【図5】図4のS4,S5,S6にあたる矢印の表示に
関するアルゴリズムを示す図である。
関するアルゴリズムを示す図である。
1…中央演算処理部、 2…画像表示装置、 3…CD
−ROM、 4…キーボード、 5…測位装置、 E,
F…矢印。
−ROM、 4…キーボード、 5…測位装置、 E,
F…矢印。
Claims (2)
- 【請求項1】 電子マップ装置の全体動作を制御する中
央演算処理部,地図を画面に表示する画像表示装置,地
図データを格納するCD−ROM、前記中央演算処理部
に処理命令を入力するキーボード及び地図上の現在位置
を測定する測位装置を備え、前記キーボードで選択した
地域の地図データを前記CD−ROMより読み出し前記
画像表示装置に画面表示し、目的地が含まれている場合
は該目的地を輝点等で表示し、目的地が含まれていない
場合は、該目的地の方向を矢印で示すように前記中央演
算処理部により画像表示装置を制御することを特徴とす
る電子マップ装置の表示方法。 - 【請求項2】 画面に表示している地図と、利用者が設
定した目的地のある地図の間にある距離に基づいて、前
記目的地の方向を示す矢印の表現イメージを階調の変化
で表示することを特徴とする請求項1記載の電子マップ
装置の表示方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2820092A JPH05224594A (ja) | 1992-02-14 | 1992-02-14 | 電子マップ装置の表示方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2820092A JPH05224594A (ja) | 1992-02-14 | 1992-02-14 | 電子マップ装置の表示方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05224594A true JPH05224594A (ja) | 1993-09-03 |
Family
ID=12242032
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2820092A Pending JPH05224594A (ja) | 1992-02-14 | 1992-02-14 | 電子マップ装置の表示方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05224594A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002032309A (ja) * | 2000-07-14 | 2002-01-31 | Hideaki Oka | メッセージ受信通知装置 |
JP2006091856A (ja) * | 2001-08-07 | 2006-04-06 | Casio Comput Co Ltd | 目標位置探索装置、目標位置探索方法及びプログラム |
JP2009131652A (ja) * | 2009-03-13 | 2009-06-18 | Sega Corp | ゲーム装置及びゲームプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 |
JP2013167590A (ja) * | 2012-02-16 | 2013-08-29 | Shobunsha Publications Inc | 地図情報表示プログラム |
JP2016062415A (ja) * | 2014-09-19 | 2016-04-25 | ヤフー株式会社 | 情報処理装置、情報処理方法及びプログラム |
JPWO2014097403A1 (ja) * | 2012-12-18 | 2017-01-12 | パイオニア株式会社 | 表示装置、制御方法、プログラム、及び記憶媒体 |
-
1992
- 1992-02-14 JP JP2820092A patent/JPH05224594A/ja active Pending
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002032309A (ja) * | 2000-07-14 | 2002-01-31 | Hideaki Oka | メッセージ受信通知装置 |
JP2006091856A (ja) * | 2001-08-07 | 2006-04-06 | Casio Comput Co Ltd | 目標位置探索装置、目標位置探索方法及びプログラム |
JP4508031B2 (ja) * | 2001-08-07 | 2010-07-21 | カシオ計算機株式会社 | 目標位置探索装置、目標位置探索方法及びプログラム |
JP2009131652A (ja) * | 2009-03-13 | 2009-06-18 | Sega Corp | ゲーム装置及びゲームプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 |
JP4710997B2 (ja) * | 2009-03-13 | 2011-06-29 | 株式会社セガ | ゲーム装置及びゲームプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 |
JP2013167590A (ja) * | 2012-02-16 | 2013-08-29 | Shobunsha Publications Inc | 地図情報表示プログラム |
JPWO2014097403A1 (ja) * | 2012-12-18 | 2017-01-12 | パイオニア株式会社 | 表示装置、制御方法、プログラム、及び記憶媒体 |
JP2016062415A (ja) * | 2014-09-19 | 2016-04-25 | ヤフー株式会社 | 情報処理装置、情報処理方法及びプログラム |
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