JPH05223912A - 送出同期システム - Google Patents

送出同期システム

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JPH05223912A
JPH05223912A JP5900892A JP5900892A JPH05223912A JP H05223912 A JPH05223912 A JP H05223912A JP 5900892 A JP5900892 A JP 5900892A JP 5900892 A JP5900892 A JP 5900892A JP H05223912 A JPH05223912 A JP H05223912A
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Japan
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measuring device
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Takashi Nishimura
貴志 西村
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 計器着陸装置と距離測定装置との送信情報が
重ならないようにする。 【構成】 自装置の識別情報及び自装置に対する航空機
の方角に関する情報を、計器着陸装置100 から所定タイ
ミング毎に無線送出する。計器着陸装置100 からの無線
送出情報を距離測定装置200 内の受信回路7で受信す
る。この受信した情報により計器着陸装置100 の送出タ
イミングを判定し、この判定結果により計器着陸装置10
0 の送出タイミングと重ならないように送信機5から自
装置の識別情報及び自装置に対する航空機の距離に関す
る情報を無線送出する。 【効果】 送信情報が重ならないため、航空機側では方
角及び距離を正しく認識できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】本発明は送出同期システムに関し、特に計
器着陸装置(ILS)及び超短波全方向式無線標識(V
OR)のいずれか一方と距離測定装置(DME)とが併
設される場合における送出同期システムに関する。
【0002】
【従来技術】一般に、計器着陸装置と距離測定装置とが
併設される場合又は超短波全方向式無線標識装置と距離
測定装置とが併設される場合、それぞれの装置は、自装
置の局識別符号を送信する。
【0003】以下、図2に示されているように、滑走路
等のように計器着陸装置100 と距離測定装置200 とが併
設される場合を例として説明する。
【0004】計器着陸装置と距離測定装置の各々から送
信される局識別符号はモールス信号であるため、送信タ
イミングが重なると、航空機側では各装置を識別できな
い。したがって、局識別符号については、その送信タイ
ミングが互いに重ならないよう同期をとる必要がある。
【0005】従来、この種の同期システムでは図に示さ
れているように、局識別符号のキーイング発生回路3で
計器着陸装置用のキーイング信号及び距離測定装置用の
キーイング信号(互いに重なり合わないよう同期がとれ
ている)を発生している。そして、計器着陸装置用のキ
ーイング信号は計器着陸装置送信機2に送られ、送信出
力をキーイング信号で変調し空中線1を通して計器着陸
装置局識別信号として発射される。
【0006】一方、距離測定装置用のキーイング信号
は、伝送ライン11により外部キーイング信号として距
離測定装置のバッファ回路10に送られる。そして、外
部キーイング判定回路9により計器着陸装置からのキー
イング信号の有無を判定され、この外部キーイング信号
がバッファ回路10に入力されている場合は、その外部
キーイング信号を距離測定装置送信機5に送り、送信出
力をキーイングし、空中線4を通して距離測定装置局識
別信号として発射される。
【0007】また、外部キーイング信号が何らかの障害
により所定の時間、距離測定装置に入力されなかった場
合は、外部キーイング判定回路9がそれを判定して、ス
イッチSWを切替えて内部キーイング発生回路6をトリ
ガし、内部キーイング信号を送信機5に送り、内部キー
イング信号により距離測定装置局識別符号を発射する。
【0008】計器着陸装置からは局識別符号とともに自
装置に対する航空機の仰角及び方位角に関する情報が発
射され、航空機側では、その情報に基づいて計器着陸装
置からみた自機の仰角及び方位角を測定する。
【0009】一方、距離測定装置からは局識別符号とと
もに自装置に対する航空機の距離に関する情報が発射さ
れ、航空機側ではその情報に基づいて距離測定装置から
みた自機の距離を測定する。
【0010】なお、発射周期については、例えば距離測
定装置は30秒間に1回、計器着陸装置は30秒間に3
回等というように、予め定められている。
【0011】しかし、上述した従来の方式では、伝送路
が切れた場合等計器着陸装置から距離測定装置へ送られ
る外部キーイング信号に障害が発生した場合、距離測定
装置内部キーイング発生回路6と計器着陸装置装置のキ
ーイング発生回路3とが非同期で動作するため、計器着
陸装置と距離測定装置との局識別符号の送信タイミング
が重なって同時に発射され、モールス信号として認識さ
れないことがあるという欠点があった。
【0012】
【発明の目的】本発明は上述した従来の欠点を解決する
ためになされたものであり、その目的は計器着陸装置か
らの情報と距離測定装置からの情報とが重なって同時に
発射されることのない送出同期システムを提供すること
である。
【0013】
【発明の構成】本発明による送出同期システムは、自装
置の識別情報及び自装置に対する航空機の方角に関する
情報を所定タイミング毎に無線送出する第1の装置と、
自装置の識別情報及び自装置に対する航空機の距離に関
する情報を所定タイミング毎に無線送出する第2の装置
とを含む送出同期システムであって、前記第1及び第2
の装置の少なくとも一方に、他装置の無線送出情報を受
信する手段及びこの受信した情報により前記他装置の送
出タイミングを判定する手段更にはこの判定結果により
前記他装置の送出タイミングと重ならないように自装置
の情報を無線送出する手段を設けてなることを特徴とす
る。
【0014】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して説明す
る。
【0015】図1は本発明による送出同期システムの一
実施例の構成を示すブロック図であり、図2と同等部分
は同一符号により示されている。
【0016】図において、本例のシステムでは、距離測
定装置側に、計器着陸装置局識別符号を無線受信するた
めの受信アンテナ8を設け、さらにその受信信号をデコ
ードし、計器着陸装置のキーイングタイミングを判定し
て計器着陸装置キーイング信号と重ならないよう同期し
たトリガを発生する計器着陸装置局識別符号受信回路7
を含んで構成されている。
【0017】本例のシステムにおいては、計器着陸装置
の局識別符号の発射は、従来のものと同様に行われる。
【0018】一方、距離測定装置側では、受信アンテナ
8で計器着陸装置の空中線から発射された電波を受信
し、その受信信号を計器着陸装置局識別符号受信回路7
でデコードする。そして、計器着陸装置のキーイング信
号の有無あるいはその信号の送出タイミングを判定し、
計器着陸装置キーイング信号とタイミングが重ならない
よう同期したトリガ信号を発生する。このトリガ信号で
距離測定装置の内部キーイング発生回路をトリガし、以
降、従来と同様に距離測定装置内部キーイング信号によ
り距離測定装置の局識別符号を発射する。これにより、
計器着陸装置及び距離測定装置の局識別符号同士が重な
って送出されることはなくなり、航空機側では方角及び
距離を正しく認識できるのである。
【0019】なお、受信アンテナ等を距離測定装置側で
はなく計器着陸装置側に設けても良いことは明らかであ
る。
【0020】また、上述の実施例においては、計器着陸
装置と距離測定装置とを併設する場合について説明した
が、山頂等のように超短波全方向式無線標識と距離測定
装置とを併設する場合についても本発明が適用できるこ
とは明らかである。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、計器着陸
装置から電波発射される局識別符号を距離測定装置側で
受信して、その有無あるいはタイミングを判定したのち
距離測定装置局識別符号を発射するようにしたので、計
器着陸装置局識別符号と距離測定装置局識別符号とが重
なって同時に発射されることなく同期がとれるという効
果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例による送出同期システムの構成
を示すブロック図である。
【図2】従来の送出同期システムの構成を示すブロック
図である。
【符号の説明】
1 計器着陸装置空中線 2 計器着陸装置送信機 3 キーイング発生回路 4 距離測定装置空中線 5 距離測定装置送信機 6 距離測定装置内部キーイング発生回路 7 計器着陸装置局識別符号受信回路 8 計器着陸装置局識別符号受信アンテナ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04B 7/15

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自装置の識別情報及び自装置に対する航
    空機の方角に関する情報を所定タイミング毎に無線送出
    する第1の装置と、自装置の識別情報及び自装置に対す
    る航空機の距離に関する情報を所定タイミング毎に無線
    送出する第2の装置とを含む送出同期システムであっ
    て、前記第1及び第2の装置の少なくとも一方に、他装
    置の無線送出情報を受信する手段及びこの受信した情報
    により前記他装置の送出タイミングを判定する手段更に
    はこの判定結果により前記他装置の送出タイミングと重
    ならないように自装置の情報を無線送出する手段を設け
    てなることを特徴とする送出同期システム。
JP5900892A 1992-02-12 1992-02-12 送出同期システム Expired - Fee Related JP2842023B2 (ja)

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JPH05223912A true JPH05223912A (ja) 1993-09-03
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4838852B2 (ja) * 2005-09-30 2011-12-14 ケンブリッジ シリコン ラジオ リミテッド デュアルプロトコル環境における通信
EP3482500A4 (en) * 2016-07-08 2020-03-25 Thales USA, Inc. TRIGGERING AN IDENTIFICATION BROADCAST OF A FIRST NAVIGATION AID

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4838852B2 (ja) * 2005-09-30 2011-12-14 ケンブリッジ シリコン ラジオ リミテッド デュアルプロトコル環境における通信
EP3482500A4 (en) * 2016-07-08 2020-03-25 Thales USA, Inc. TRIGGERING AN IDENTIFICATION BROADCAST OF A FIRST NAVIGATION AID

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