JPH05223231A - 都市ゴミ焼却装置 - Google Patents
都市ゴミ焼却装置Info
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- JPH05223231A JPH05223231A JP2226092A JP2226092A JPH05223231A JP H05223231 A JPH05223231 A JP H05223231A JP 2226092 A JP2226092 A JP 2226092A JP 2226092 A JP2226092 A JP 2226092A JP H05223231 A JPH05223231 A JP H05223231A
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Abstract
(57)【要約】
【構成】 二次燃焼空気供給部９を備えた焼却炉１から
の排ガスに対する廃熱回収ボイラ６を設け、廃熱回収ボ
イラ６からの発生蒸気を発電用蒸気タービン１７に供給
する蒸気供給路１９を設け、前記蒸気供給路１９中の蒸
気を昇温するための燃焼式過熱器２０を設けた都市ゴミ
焼却装置における燃焼式過熱器２０からの燃焼排ガス
を、酸素濃度を高くした状態で二次燃焼空気供給部９に
導く二次空気供給路２２を設けてある。 【効果】 蒸気供給路中の蒸気を昇温するための燃焼式
過熱器からの燃焼排ガスを有効に利用して、熱効率よく
完全燃焼状態を維持することができる都市ゴミ焼却装置
を提供することができた。
の排ガスに対する廃熱回収ボイラ６を設け、廃熱回収ボ
イラ６からの発生蒸気を発電用蒸気タービン１７に供給
する蒸気供給路１９を設け、前記蒸気供給路１９中の蒸
気を昇温するための燃焼式過熱器２０を設けた都市ゴミ
焼却装置における燃焼式過熱器２０からの燃焼排ガス
を、酸素濃度を高くした状態で二次燃焼空気供給部９に
導く二次空気供給路２２を設けてある。 【効果】 蒸気供給路中の蒸気を昇温するための燃焼式
過熱器からの燃焼排ガスを有効に利用して、熱効率よく
完全燃焼状態を維持することができる都市ゴミ焼却装置
を提供することができた。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、二次燃焼空気供給部を
備えた焼却炉からの排ガスに対する廃熱回収ボイラを設
け、前記廃熱回収ボイラからの発生蒸気を発電用蒸気タ
ービンに供給する蒸気供給路を設け、前記蒸気供給路中
の蒸気を昇温するための燃焼式過熱器を設けてある都市
ゴミ焼却装置に関し、詳しくは、前記廃熱回収ボイラか
らの発生蒸気は温度が低く、従って、これをそのまま前
記発電用蒸気タービンの動力源として使用したのでは発
電効率が悪いので、過熱して、より高温の過熱蒸気とし
た後、これを前記発電用蒸気タービンの動力源として供
給することによって、発電効率を上げるために、前記燃
焼式過熱器を設けてある都市ゴミ焼却装置に関する。
備えた焼却炉からの排ガスに対する廃熱回収ボイラを設
け、前記廃熱回収ボイラからの発生蒸気を発電用蒸気タ
ービンに供給する蒸気供給路を設け、前記蒸気供給路中
の蒸気を昇温するための燃焼式過熱器を設けてある都市
ゴミ焼却装置に関し、詳しくは、前記廃熱回収ボイラか
らの発生蒸気は温度が低く、従って、これをそのまま前
記発電用蒸気タービンの動力源として使用したのでは発
電効率が悪いので、過熱して、より高温の過熱蒸気とし
た後、これを前記発電用蒸気タービンの動力源として供
給することによって、発電効率を上げるために、前記燃
焼式過熱器を設けてある都市ゴミ焼却装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、この種の都市ゴミ焼却装置は、前
記焼却炉に供給する二次空気として常温の大気をそのま
ま使用し、前記燃焼式過熱器からの燃焼排ガスは、その
まま大気中に放出する構成にすることが提案されてい
る。
記焼却炉に供給する二次空気として常温の大気をそのま
ま使用し、前記燃焼式過熱器からの燃焼排ガスは、その
まま大気中に放出する構成にすることが提案されてい
る。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前記焼却炉
に投入する都市ゴミは、例えば乾いた木片や紙から水分
の多い厨芥にいたるまで、燃焼しやすいものと燃焼しに
くいものが混在しており、又、単位時間当たりに処理す
べき都市ゴミの処理量にも変動があり、燃焼温度にかな
りのばらつきが生ずることが避けられず、上記のような
従来の構成の都市ゴミ焼却装置では、二次燃焼空気の温
度が低いので、焼却炉内に二次燃焼空気を供給すると、
二次燃焼させようとする排ガスの温度が下がりすぎる状
態が起こりやすく、そのため、完全燃焼状態を安定して
維持することがむつかしいという欠点があった。安定し
た高温燃焼状態が維持できないと、ダイオキシンや一酸
化炭素の発生が抑制しにくく、又、煤塵も発生しやすい
ので、公害対策上からも安定した完全燃焼が望まれてい
た。そこで、本発明の目的は、安定した完全燃焼状態を
維持することができ、熱効率のよい都市ゴミ焼却装置を
提供することにある。
に投入する都市ゴミは、例えば乾いた木片や紙から水分
の多い厨芥にいたるまで、燃焼しやすいものと燃焼しに
くいものが混在しており、又、単位時間当たりに処理す
べき都市ゴミの処理量にも変動があり、燃焼温度にかな
りのばらつきが生ずることが避けられず、上記のような
従来の構成の都市ゴミ焼却装置では、二次燃焼空気の温
度が低いので、焼却炉内に二次燃焼空気を供給すると、
二次燃焼させようとする排ガスの温度が下がりすぎる状
態が起こりやすく、そのため、完全燃焼状態を安定して
維持することがむつかしいという欠点があった。安定し
た高温燃焼状態が維持できないと、ダイオキシンや一酸
化炭素の発生が抑制しにくく、又、煤塵も発生しやすい
ので、公害対策上からも安定した完全燃焼が望まれてい
た。そこで、本発明の目的は、安定した完全燃焼状態を
維持することができ、熱効率のよい都市ゴミ焼却装置を
提供することにある。
【０００４】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
の本発明による都市ゴミ焼却装置の第１の特徴構成は、
二次燃焼空気供給部を備えた焼却炉からの排ガスに対す
る廃熱回収ボイラを設け、前記廃熱回収ボイラからの発
生蒸気を発電用蒸気タービンに供給する蒸気供給路を設
け、前記蒸気供給路中の蒸気を昇温するための燃焼式過
熱器を設け、前記過熱器からの燃焼排ガスを、酸素濃度
を高くした状態で前記二次燃焼空気供給部に導く二次空
気供給路を設けてあることにある。尚、第２の特徴構成
として、酸素濃度を高くした前記燃焼式過熱器からの燃
焼排ガスを、更に、乾燥用空気供給部に導く乾燥用空気
供給路、及び一次燃焼空気供給部に導く一次燃焼空気供
給路を設けてもよい。
の本発明による都市ゴミ焼却装置の第１の特徴構成は、
二次燃焼空気供給部を備えた焼却炉からの排ガスに対す
る廃熱回収ボイラを設け、前記廃熱回収ボイラからの発
生蒸気を発電用蒸気タービンに供給する蒸気供給路を設
け、前記蒸気供給路中の蒸気を昇温するための燃焼式過
熱器を設け、前記過熱器からの燃焼排ガスを、酸素濃度
を高くした状態で前記二次燃焼空気供給部に導く二次空
気供給路を設けてあることにある。尚、第２の特徴構成
として、酸素濃度を高くした前記燃焼式過熱器からの燃
焼排ガスを、更に、乾燥用空気供給部に導く乾燥用空気
供給路、及び一次燃焼空気供給部に導く一次燃焼空気供
給路を設けてもよい。
【０００５】
【作用】前記過熱器からの燃焼排ガスを、酸素濃度を高
くした状態で前記二次燃焼空気供給部に導く二次空気供
給路を設けてあると、二次空気供給路を介して二次燃焼
空気供給部から前記焼却炉内に二次燃焼空気として前記
過熱器からの高温の燃焼排ガスを供給することができる
ので、燃焼温度が下がりすぎることを防ぎながら二次燃
焼のために充分な量の酸素を焼却炉内に供給することが
でき、安定した完全燃焼状態を維持することができる。
尚、酸素濃度を高くした前記燃焼式過熱器からの燃焼排
ガスを、更に、乾燥用空気供給部に導く乾燥用空気供給
路、及び一次燃焼空気供給部に導く一次燃焼空気供給路
を設けてあると、乾燥用空気供給路及び一次燃焼空気供
給路を介して、焼却炉内に酸素濃度の高い高温の乾燥用
空気及び一次燃焼空気を供給することができる。その結
果、水分の多い都市ゴミの被処理物であっても、これを
乾燥用空気で充分乾燥した後、燃焼させることができる
ので、安定した燃焼状態が得られやすく、更に、供給さ
れる燃焼用空気自体が既に高温になっているので、被処
理物の昇温が速やかに行われ、ガス化が促進され、燃焼
効率も更に向上する。
くした状態で前記二次燃焼空気供給部に導く二次空気供
給路を設けてあると、二次空気供給路を介して二次燃焼
空気供給部から前記焼却炉内に二次燃焼空気として前記
過熱器からの高温の燃焼排ガスを供給することができる
ので、燃焼温度が下がりすぎることを防ぎながら二次燃
焼のために充分な量の酸素を焼却炉内に供給することが
でき、安定した完全燃焼状態を維持することができる。
尚、酸素濃度を高くした前記燃焼式過熱器からの燃焼排
ガスを、更に、乾燥用空気供給部に導く乾燥用空気供給
路、及び一次燃焼空気供給部に導く一次燃焼空気供給路
を設けてあると、乾燥用空気供給路及び一次燃焼空気供
給路を介して、焼却炉内に酸素濃度の高い高温の乾燥用
空気及び一次燃焼空気を供給することができる。その結
果、水分の多い都市ゴミの被処理物であっても、これを
乾燥用空気で充分乾燥した後、燃焼させることができる
ので、安定した燃焼状態が得られやすく、更に、供給さ
れる燃焼用空気自体が既に高温になっているので、被処
理物の昇温が速やかに行われ、ガス化が促進され、燃焼
効率も更に向上する。
【０００６】
【発明の効果】その結果、大気中にそのまま放出してい
た前記燃焼式過熱器からの燃焼排ガスを有効に利用し
て、完全燃焼状態を維持することができ、且つ熱効率の
よい都市ゴミ焼却装置を提供することができた。この構
成により、未燃ガスの発生が防止できるので、一酸化炭
素、ダイオキシンの発生を抑制することができる。又、
煤塵の発生量も少なくなる。
た前記燃焼式過熱器からの燃焼排ガスを有効に利用し
て、完全燃焼状態を維持することができ、且つ熱効率の
よい都市ゴミ焼却装置を提供することができた。この構
成により、未燃ガスの発生が防止できるので、一酸化炭
素、ダイオキシンの発生を抑制することができる。又、
煤塵の発生量も少なくなる。
【０００７】
【実施例】次に、本発明による都市ゴミ焼却装置の実施
例を、図面に基づいて説明する。図１に示すように、４
５０ｔ／ｄの都市ゴミを焼却処理するストーカ式の焼却
炉１、及び、焼却炉１から発生する１１．４×１０4Ｎ
ｍ3／ｈの排ガスを処理する排ガス処理装置２、並び
に、排ガスの熱を利用して発電する発電装置３によって
都市ゴミ焼却装置を構成してある。前記焼却炉１を構成
するに、都市ゴミの被処理物を受け入れる受入れホッパ
４と、この受入れホッパ４から受け入れた被処理物を搬
送するストーカを、炉本体に配置し、前記受入れホッパ
４を設けた側とは反対側の壁面に、助燃兼点火用バーナ
ー５を設け、受入れホッパ４から受け入れた前記被処理
物を順次移送させて、乾燥させながら燃焼させるように
形成してある。未燃焼ガスの燃焼を完結させるために、
上部空間には、二次燃焼空間７を形成して、４００℃、
２．０×１０ 4Ｎｍ3／ｈの空気を供給する二次燃焼空気
供給部９を前記二次燃焼空間７に臨ませて設けると共
に、前記二次燃焼空間７の下流側には、廃熱回収ボイラ
収容空間８を形成し、燃焼排ガスの持つ熱量の一部を回
収する廃熱回収ボイラ６を設けてある。前記排ガス処理
装置２は、その排ガス入口を前記廃熱回収ボイラ収容空
間８の下流側に開口させた燃焼排ガス路１０を設けると
共に、この燃焼排ガス路１０の煙突１１に至るまでの流
路途中に、バグフィルター１２、洗煙装置１３、白煙防
止装置１４を接続して構成してある。前記発電装置３
は、高圧側タービン１５と低圧側タービン１６からなる
発電用蒸気タービン１７と、これによって駆動される発
電機１８と、前記廃熱回収ボイラ６から発生する３１０
℃の蒸気を前記高圧側タービン１５に供給する蒸気供給
路１９とを設けてある。この蒸気供給路１９の途中に
は、前記廃熱回収ボイラ６から発生する３１０℃の蒸気
を５００℃に昇温するための過熱用バーナー３０を備え
た燃焼式過熱器２０を設けると共に、前記高圧側タービ
ン１５からの蒸気を再加熱して低圧側タービン１６に供
給するための再加熱用配管２７を設け、再加熱用配管２
７の途中に、燃焼式再加熱器２１を設けてある。図中３
２は再熱用バーナーである。燃焼式再加熱器２１は、４
００℃、３．９×１０4Ｎｍ3／ｈの燃焼排ガスが得られ
る構成にすると共に、この燃焼排ガスは前記白煙防止装
置１４に供給されるように白煙防止空気供給路３１を配
管してある。前記燃焼式過熱器２０は空気比を２に保つ
ことにより、酸素濃度を高くした４００℃、８．３×１
０4Ｎｍ3／ｈの排ガスが得られるように構成し、この排
ガスの一部２．０×１０4Ｎｍ3／ｈを、前記焼却炉１に
おける二次燃焼用空気として、前記二次燃焼空気供給部
９に導く二次空気供給路２２を設けてある。尚、この酸
素濃度を高くした排ガスの残部は、前記焼却炉における
被処理物の乾燥用空気及び燃焼用空気として、乾燥用空
気供給部２３と一次燃焼空気供給部２４に、それぞれ
３．１５×１０4Ｎｍ3／ｈずつ供給できるように、前記
二次空気供給路２２の途中から分岐した配管で、乾燥用
空気供給路３３、一次燃焼空気供給路３４を形成してあ
る。図中２８，２９、及び３５は空気流量調整用のダン
パーである。前記低圧側タービン１６からの５２℃の蒸
気乃至水は、焼却炉１の排ガスとの熱交換によって２５
０℃まで加温された状態で前記廃熱回収ボイラ６に供給
することができるように、前記焼却炉１の燃焼排ガス路
１０内を通る熱交換用配管２５を設けてある。熱交換用
配管２５の途中には、補給水供給部２６を設けてある。
前記廃熱回収ボイラ６に熱を与えて３００℃となった排
ガスは、１５０℃で前記バグフィルター１２に入り、９
１℃で前記洗煙装置１３に入り、６５℃で前記白煙防止
装置１４に入り、ここで、燃焼式再加熱器２１からの４
００℃、３．９×１０4Ｎｍ3／ｈの燃焼排ガスと合流し
て昇温され、１５０℃、１５．３×１０ 4Ｎｍ3／ｈの排
ガスとして、白煙を消去した状態で前記煙突１１から大
気中に排出される。
例を、図面に基づいて説明する。図１に示すように、４
５０ｔ／ｄの都市ゴミを焼却処理するストーカ式の焼却
炉１、及び、焼却炉１から発生する１１．４×１０4Ｎ
ｍ3／ｈの排ガスを処理する排ガス処理装置２、並び
に、排ガスの熱を利用して発電する発電装置３によって
都市ゴミ焼却装置を構成してある。前記焼却炉１を構成
するに、都市ゴミの被処理物を受け入れる受入れホッパ
４と、この受入れホッパ４から受け入れた被処理物を搬
送するストーカを、炉本体に配置し、前記受入れホッパ
４を設けた側とは反対側の壁面に、助燃兼点火用バーナ
ー５を設け、受入れホッパ４から受け入れた前記被処理
物を順次移送させて、乾燥させながら燃焼させるように
形成してある。未燃焼ガスの燃焼を完結させるために、
上部空間には、二次燃焼空間７を形成して、４００℃、
２．０×１０ 4Ｎｍ3／ｈの空気を供給する二次燃焼空気
供給部９を前記二次燃焼空間７に臨ませて設けると共
に、前記二次燃焼空間７の下流側には、廃熱回収ボイラ
収容空間８を形成し、燃焼排ガスの持つ熱量の一部を回
収する廃熱回収ボイラ６を設けてある。前記排ガス処理
装置２は、その排ガス入口を前記廃熱回収ボイラ収容空
間８の下流側に開口させた燃焼排ガス路１０を設けると
共に、この燃焼排ガス路１０の煙突１１に至るまでの流
路途中に、バグフィルター１２、洗煙装置１３、白煙防
止装置１４を接続して構成してある。前記発電装置３
は、高圧側タービン１５と低圧側タービン１６からなる
発電用蒸気タービン１７と、これによって駆動される発
電機１８と、前記廃熱回収ボイラ６から発生する３１０
℃の蒸気を前記高圧側タービン１５に供給する蒸気供給
路１９とを設けてある。この蒸気供給路１９の途中に
は、前記廃熱回収ボイラ６から発生する３１０℃の蒸気
を５００℃に昇温するための過熱用バーナー３０を備え
た燃焼式過熱器２０を設けると共に、前記高圧側タービ
ン１５からの蒸気を再加熱して低圧側タービン１６に供
給するための再加熱用配管２７を設け、再加熱用配管２
７の途中に、燃焼式再加熱器２１を設けてある。図中３
２は再熱用バーナーである。燃焼式再加熱器２１は、４
００℃、３．９×１０4Ｎｍ3／ｈの燃焼排ガスが得られ
る構成にすると共に、この燃焼排ガスは前記白煙防止装
置１４に供給されるように白煙防止空気供給路３１を配
管してある。前記燃焼式過熱器２０は空気比を２に保つ
ことにより、酸素濃度を高くした４００℃、８．３×１
０4Ｎｍ3／ｈの排ガスが得られるように構成し、この排
ガスの一部２．０×１０4Ｎｍ3／ｈを、前記焼却炉１に
おける二次燃焼用空気として、前記二次燃焼空気供給部
９に導く二次空気供給路２２を設けてある。尚、この酸
素濃度を高くした排ガスの残部は、前記焼却炉における
被処理物の乾燥用空気及び燃焼用空気として、乾燥用空
気供給部２３と一次燃焼空気供給部２４に、それぞれ
３．１５×１０4Ｎｍ3／ｈずつ供給できるように、前記
二次空気供給路２２の途中から分岐した配管で、乾燥用
空気供給路３３、一次燃焼空気供給路３４を形成してあ
る。図中２８，２９、及び３５は空気流量調整用のダン
パーである。前記低圧側タービン１６からの５２℃の蒸
気乃至水は、焼却炉１の排ガスとの熱交換によって２５
０℃まで加温された状態で前記廃熱回収ボイラ６に供給
することができるように、前記焼却炉１の燃焼排ガス路
１０内を通る熱交換用配管２５を設けてある。熱交換用
配管２５の途中には、補給水供給部２６を設けてある。
前記廃熱回収ボイラ６に熱を与えて３００℃となった排
ガスは、１５０℃で前記バグフィルター１２に入り、９
１℃で前記洗煙装置１３に入り、６５℃で前記白煙防止
装置１４に入り、ここで、燃焼式再加熱器２１からの４
００℃、３．９×１０4Ｎｍ3／ｈの燃焼排ガスと合流し
て昇温され、１５０℃、１５．３×１０ 4Ｎｍ3／ｈの排
ガスとして、白煙を消去した状態で前記煙突１１から大
気中に排出される。
【０００８】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
【図１】本発明による都市ゴミ焼却装置の実施例を示す
説明図
説明図
１ 焼却炉 ６ 廃熱回収ボイラ ９ 二次燃焼空気供給部 １７ 発電用蒸気タービン １９ 蒸気供給路 ２０ 燃焼式加熱器 ２２ 二次空気供給路 ２３ 乾燥用空気供給部 ２４ 一次燃焼空気供給部 ３３ 乾燥用空気供給路 ３４ 一次燃焼空気供給路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 石田 宏司 大阪府大阪市浪速区敷津東一丁目２番47号 株式会社クボタ大阪本社内 (72)発明者 井上 芳郎 東京都中央区日本橋室町３丁目１番３号 株式会社クボタ東京本社内
Claims (2)
- 【請求項１】 二次燃焼空気供給部（９）を備えた焼却
炉（１）からの排ガスに対する廃熱回収ボイラ（６）を
設け、前記廃熱回収ボイラ（６）からの発生蒸気を発電
用蒸気タービン（１７）に供給する蒸気供給路（１９）
を設け、前記蒸気供給路（１９）中の蒸気を昇温するた
めの燃焼式過熱器（２０）を設けてある都市ゴミ焼却装
置であって、 前記燃焼式過熱器（２０）からの燃焼排ガスを、酸素濃
度を高くした状態で前記二次燃焼空気供給部（９）に導
く二次空気供給路（２２）を設けてある都市ゴミ焼却装
置。 - 【請求項２】 二次燃焼空気供給部（９）を備えた焼却
炉（１）からの排ガスに対する廃熱回収ボイラ（６）を
設け、前記廃熱回収ボイラ（６）からの発生蒸気を発電
用蒸気タービン（１７）に供給する蒸気供給路（１９）
を設け、前記蒸気供給路（１９）中の蒸気を昇温するた
めの燃焼式過熱器（２０）を設けてある都市ゴミ焼却装
置であって、 前記燃焼式過熱器（２０）からの燃焼排ガスを、酸素濃
度を高くした状態で、前記二次燃焼空気供給部（９）に
導く二次空気供給路（２２）並びに、乾燥用空気供給部
（２３）に導く乾燥用空気供給路（３３）、及び一次燃
焼空気供給部（２４）に導く一次燃焼空気供給路（３
４）を設けてある都市ゴミ焼却装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4022260A JP2771724B2 (ja) | 1992-02-07 | 1992-02-07 | 都市ゴミ焼却装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4022260A JP2771724B2 (ja) | 1992-02-07 | 1992-02-07 | 都市ゴミ焼却装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05223231A true JPH05223231A (ja) | 1993-08-31 |
| JP2771724B2 JP2771724B2 (ja) | 1998-07-02 |
Family
ID=12077804
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4022260A Expired - Fee Related JP2771724B2 (ja) | 1992-02-07 | 1992-02-07 | 都市ゴミ焼却装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2771724B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1996036837A1 (fr) * | 1995-05-17 | 1996-11-21 | Hitachi Zosen Corporation | Procede d'incineration de dechets et installation s'y rapportant |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS57164202A (en) * | 1981-04-03 | 1982-10-08 | Babcock Hitachi Kk | Waste heat boiler apparatus |
-
1992
- 1992-02-07 JP JP4022260A patent/JP2771724B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS57164202A (en) * | 1981-04-03 | 1982-10-08 | Babcock Hitachi Kk | Waste heat boiler apparatus |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1996036837A1 (fr) * | 1995-05-17 | 1996-11-21 | Hitachi Zosen Corporation | Procede d'incineration de dechets et installation s'y rapportant |
| US5862762A (en) * | 1995-05-17 | 1999-01-26 | Hitachi Zosen Corporation | Method and facility for refuse incineration using a fire-grate-type incinerator and with separation of non-combustibles |
| KR100474034B1 (ko) * | 1995-05-17 | 2005-06-20 | 히타치 조센 가부시키가이샤 | 쓰레기소각방법및설비 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2771724B2 (ja) | 1998-07-02 |
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