JPH05223068A - スクロ−ル形圧縮機 - Google Patents
スクロ−ル形圧縮機Info
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- JPH05223068A JPH05223068A JP4028217A JP2821792A JPH05223068A JP H05223068 A JPH05223068 A JP H05223068A JP 4028217 A JP4028217 A JP 4028217A JP 2821792 A JP2821792 A JP 2821792A JP H05223068 A JPH05223068 A JP H05223068A
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F01—MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
- F01C—ROTARY-PISTON OR OSCILLATING-PISTON MACHINES OR ENGINES
- F01C17/00—Arrangements for drive of co-operating members, e.g. for rotary piston and casing
- F01C17/06—Arrangements for drive of co-operating members, e.g. for rotary piston and casing using cranks, universal joints or similar elements
- F01C17/066—Arrangements for drive of co-operating members, e.g. for rotary piston and casing using cranks, universal joints or similar elements with an intermediate piece sliding along perpendicular axes, e.g. Oldham coupling
Abstract
11内に設けられたフレ−ム15と旋回スクロ−ル22
の間に配置され、リング本体29の両表面にキ−部3
0、31を有し、このキ−部30、31をそれぞれ上記
フレ−ム15と上記旋回スクロ−ル22に設けられたそ
れぞれのキ−溝15a、22aに係止させて上記旋回ス
クロ−ル22の自転を規制するオルダムリング28を具
備するものであって、上記オルダムリング28のリング
本体29と上記キ−部30、31とは、リング本体29
に取り付けられる側33aに上記リング本体29と係止
する複数の突起34…が形成された結合ピン33で結合
されているものである。 【効果】 キ−部がリング本体から外れることが少なく
かつ軽量で耐摩耗性に優れたオルダムリングを有するス
クロ−ル圧縮機を得ることができる効果がある。
Description
に関する。
れた2つの翼(固定スクロ−ルと旋回スクロ−ル)を組
み合わせ、これらの相対運動により気体の圧縮を行うも
のである。
−ムに上記固定スクロ−ルを固定すると共に、同じく上
記密閉ケ−ス内に設けられたモ−タのクランク軸の上端
部に上記旋回スクロ−ルを取り付ける。
り、上記旋回スクロ−ルを自転させることなくこの旋回
スクロ−ルの中心を上記固定スクロ−ルの中心のまわり
に一定半径で回転させ、上記固定スクロ−ルと旋回スク
ロ−ルとを公転させる。
ロ−ルによって形成された三日月形の作動室が回りなが
ら外周から中央に移動して気体を圧縮する。圧縮された
気体は上記固定スクロ−ルの中心部に形成された吐出口
から外部へ吐出される。
に、上記旋回スクロ−ルの自転を防止するための手段と
して、この旋回スクロ−ルとフレ−ムとをオルダム機構
によって連結している。
び上記フレ−ムの上面に、それぞれ周方向に180度ず
れかつ上記回転軸の径方向に沿うキ−溝を設ける。そし
て、この旋回スクロ−ルの下面と上記フレ−ムの上面と
の間に図4(a)に示すオルダムリング1を挿入する。
本体2の上面および下面にそれぞれ一対の第1、第2の
キ−部3、4を設けたものである。上面に設けられた一
対の第1のキ−部3と下面に設けられた一対の第2のキ
−部4は互いに直交するようになっている。
1(第2)のキ−部3は上記リング本体2に結合ピン5
により固定される。すなわち、上記結合ピン5は一端を
上記リング本体2に設けられた第1の結合孔2aに嵌入
されると共に、他端を上記第1のキ−部3の下面に開口
する第2の結合孔3aに嵌入される。
1は上面側に設けられた第1のキ−部3を上記旋回スク
ロ−ルの下面に設けられたキ−溝に挿入し、下面側に設
けられた第2のキ−部4を上記フレ−ムの上面に設けら
れたキ−溝に挿入される。このことで、上記フレ−ムと
オルダムリング1と旋回スクロ−ルはオルダム機構を構
成し、上記旋回スクロ−ルの中心が上記固定スクロ−ル
の中心の回りを回転しても、上記旋回スクロ−ルはフレ
−ム(密閉ケ−スに固定)と同じ位相を保ち、自転する
ことがない。
ムリングは軽量化および低振動化を図るため、上記第
1、第2のキ−部3、4に耐摩耗性に優れた硬い材質を
採用し、上記リング本体2は軽量なアルミ等を採用す
る。
記第1、第2のキ−部3、4に回転方向の力がかかる
と、上記結合ピン5は、上記第1、第2のキ−部3、4
と共に、上記リング本体2の第1の結合孔2a内で回転
しようとする。このような状態で上記オルダムリング1
を使用し続けると、上記リング本体2は比較的柔らかい
アルミ材なので、上記結合ピンとの結合が緩み、上記第
1、第2のキ−部3、4が上記結合ピン5ごと上記リン
グ本体2から外れ、上記スクロ−ル形圧縮機を破損させ
ることがある。
たもので、上記オルダムリングからキ−部が外れること
を有効に防止できるスクロ−ル形圧縮機を提供すること
を目的とするものである。
−ルを固定したフレ−ムと上記固定スクロ−ルに対して
圧縮空間を介して設けられた旋回スクロ−ルとを具備す
ると共に、円環体に結合ピンで固定されたキ−部を有し
かつこのキ−部を上記フレ−ムあるいは固定スクロ−ル
に設けられたキ−溝と上記旋回スクロ−ルに設けられた
キ−溝にそれぞれスライド自在に係合させて上記旋回ス
クロ−ルの自転を規制するオルダムリングを具備するス
クロ−ル形圧縮機であって、上記結合ピンは少なくとも
円環体に取り付けられる一端側の断面形状が非円形状に
形成されてなることを特徴とする。
合する結合ピンは、回転方向の力が加わっても上記円環
体内で回転することは少ない。
説明する。なお、従来例と同一の構成要素には同一符号
を付してその説明は省略する。図1に示すこの発明のス
クロ−ル形圧縮機10は、基本的には従来例と略同様の
構成を有するものであり、図中11は、密閉ケ−スであ
る。
けられ、この固定板12には、ボルト13によって圧縮
機構14およびフレ−ム15が固定されている。また、
このフレ−ム15の下面側には、モ−タ16が設けられ
ている。このモ−タ16は、上記フレ−ム15に固定さ
れた固定子17と、この固定子17内に回転自在に挿入
された回転子18と、この回転子18に下端部が嵌入支
持され上端部を上記フレ−ム15の上面に突出させたク
ランクシャフト19とから構成されている。
に、上記固定板12に固定された固定スクロ−ル21
と、上記クランクシャフト19の上端部に偏心回転自在
に遊嵌されかつ上記固定スクロ−ル21に圧縮空間23
…を介して組み合わされた旋回スクロ−ル22とを有し
ている。
には、この固定スクロ−ル21の中心部に設けられた吐
出口21aを介して上記圧縮空間23と連通する吐出室
25が形成され、この吐出室25は吐出カバ−26で覆
われている。また、この吐出室25には吐出管27が接
続され、この吐出管27は上記密閉ケ−ス11の上面か
ら外部へ液密に導出されている。
記フレ−ム15の上面との対向面間には、従来例と同様
に、上記旋回スクロ−ル22の自転を防止するためにオ
ルダムリング28が挿入される。このオルダムリング2
8は、図2(a)に示すように形成されている。
ング本体29(円環体)の上下面に互いに直交する第
1、第2のキ−溝29a、29bを設け、この第1、第
2のキ−溝29aおよび29bにそれぞれ第1、第2の
キ−部30、31を取り付けたものである。
キ−部30、31は、それぞれ異なる材質で構成されて
いる。すなわち、上記リング本体29の材質としては軽
量化を図るためにアルミ合金が選択される。そして上記
第1、第2のキ−部30、31はそれぞれ固定スクロ−
ル21およびフレ−ム15に対して耐摩耗性、摺動性に
優れた材質が選択され、上記第1のキ−部30の材質と
しては例えばS50C(機械構造用炭素鋼)、第2のキ
−部31の材質としては上記第1のキ−部30よりも硬
い例えばSUJ2(高炭素クロム軸受鋼)が選択され
る。
30、31は、図3(a)に示すような結合ピン33を
用いて結合される。この結合ピン33は円柱形状をな
し、上記リング本体29に取り付けられる側33aの外
周面には突起34が円周方向に複数列設けられたもので
ある。
グ本体29の第1のキ−溝29a内には、上記結合ピン
33の下端部の外径よりも小さい内径を有する第1の結
合孔35が形成されている。そして、上記第1のキ−部
30には、上記結合ピン33の上端と締まり嵌めとなる
内径を有する第2の結合孔30aが設けられている。な
お、図示しないが上記第2のキ−部31にも、上記結合
ピン33の上端と締まり嵌めとなる内径を有する結合孔
が設けられている。
上記突起35が設けられていない一端部を上記第1のキ
−部30の第2の結合孔30a内に嵌入(圧入)され
る。ついで、この第1のキ−部30と結合ピン33より
構成されるキ−ブロックAssy36は、上記結合ピン
33の他端部33aを上記リング本体29の上記第1の
結合孔35内に嵌入させる。
ング本体29の方が柔らかい材料(アルミ材)であるた
め、上記結合ピン33は上記複数の突起34を上記第1
の結合孔35の内径部に食い込ませながら圧入される。
上記第1のキ−部30と同様に、上記結合ピン33を用
いて上記リング本体29の第2のキ−溝29bに固定さ
れる。
は、図1に示すように、従来例と同様に上記2組のキ−
28b、28cを上記固定スクロ−ル21およびフレ−
ム22のそれぞれのキ−溝21a、22aに挿入した状
態で取り付けられる。
回スクロ−ル22は上記固定スクロ−ル21に対して自
転することなく旋回することができ、これによって、上
記圧縮空間23…内の気体は圧縮されながら回り、この
固定スクロ−ル21の外周部から中心部へ送られて順次
上記吐出口21aおよび吐出管27から外部へと吐出さ
れる。
のキ−部30、31に回転力が加わっても上記結合ピン
33の下端部33aに設けられた突起34が上記リング
本体2に食い込んでいるので回転することはない。この
ことによって、上記リング本体29とキ−部30、31
の結合を有効に維持できるから上記第1、第2のキ−部
30、31が上記リング本体2から外れることは少な
い。したがって、破損することが少なくかつ軽量で耐摩
耗性に優れたオルダムリング1を有するスクロ−ル圧縮
機10を得ることができる。なお、この発明は、上記一
実施例に限定されるものではなく、発明の要旨を変更し
ない範囲で種々変形可能である。
として、図3(a)に示すような形状のものを用いた
が、これに限定されるものではなく、例えば、上記第
1、第2のキ−部30、31の材質が上記結合ピン33
の材質より柔らかいときには(b)に示すように、全長
に亘って突起34…が形成された結合ピン33′を用い
ても良い。また、(c)に示すように角柱形状の結合ピ
ン33″であっても良い。
の形状は上記一実施例に限定されるものではなく、この
結合ピン33の回転を防止できるような形状であれば、
例えば図3(b)に示すような角柱形状であっても良い
し、他の形状であっても良い。要はこの結合ピン33の
上記リング本体29側の一端部の断面形状が非円形状で
あれば良い。
ング1には、両面にそれぞれ第1第2のキ−部30、3
1が設けられていたが、これに限定されるものではな
く、例えば、上記リング本体29の一方の面のみに、上
記固定スクロ−ル21に対応する第1のキ−部30と旋
回スクロ−ル22に対応する第2のキ−31とを互いに
直交させた状態で設けるようにしても良い。また、上記
第1、第2のキ−部30、31は上記リング本体29の
径方向外側へ突出させた状態で設けられるものであって
も良い。
クロ−ルを固定したフレ−ムと上記固定スクロ−ルに対
して圧縮空間を介して設けられた旋回スクロ−ルとを具
備すると共に、円環体に結合ピンで固定されたキ−部を
有しかつこのキ−部を上記フレ−ムあるいは固定スクロ
−ルに設けられたキ−溝と上記旋回スクロ−ルに設けら
れたキ−溝にそれぞれスライド自在に係合させて上記旋
回スクロ−ルの自転を規制するオルダムリングを具備す
るスクロ−ル形圧縮機であって、上記結合ピンは少なく
とも円環体に取り付けられる一端側の断面形状が非円形
状に形成されてなるものである。
が加わっても上記結合ピンは上記円環体に係止している
ので回転することはない。このことによって、上記円環
体とキ−部の結合を有効に維持できるから上記キ−部が
上記円環体から外れることは少ない。したがって、破損
することが少なくかつ軽量で耐摩耗性に優れたオルダム
リングを有するスクロ−ル圧縮機を得ることができる。
図、(b)は同じく、オルダムリングのキ−部の取り付
けを示す拡大斜視図。
(b)および(c)は他の実施例の結合ピンを示す斜視
図。
図、(b)は同じくキ−部の取り付けを示す拡大斜視
図。
21…固定スクロ−ル、22…旋回スクロ−ル、22a
…キ−溝、28…オルダムリング、29…リング本体
(円環体)、30…第1のキ−部、31…第2のキ−
部、33…結合ピン、34…突起。
Claims (1)
- 【請求項1】 固定スクロ−ルを固定したフレ−ムと上
記固定スクロ−ルに対して圧縮空間を介して設けられた
旋回スクロ−ルとを具備すると共に、円環体に結合ピン
で固定されたキ−部を有しかつこのキ−部を上記フレ−
ムあるいは固定スクロ−ルに設けられたキ−溝と上記旋
回スクロ−ルに設けられたキ−溝にそれぞれスライド自
在に係合させて上記旋回スクロ−ルの自転を規制するオ
ルダムリングを具備するスクロ−ル形圧縮機であって、
上記結合ピンは少なくとも円環体に取り付けられる一端
側の断面形状が非円形状に形成されてなることを特徴と
するスクロ−ル形圧縮機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4028217A JP3061469B2 (ja) | 1992-02-14 | 1992-02-14 | スクロ−ル形圧縮機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4028217A JP3061469B2 (ja) | 1992-02-14 | 1992-02-14 | スクロ−ル形圧縮機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05223068A true JPH05223068A (ja) | 1993-08-31 |
JP3061469B2 JP3061469B2 (ja) | 2000-07-10 |
Family
ID=12242466
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4028217A Expired - Fee Related JP3061469B2 (ja) | 1992-02-14 | 1992-02-14 | スクロ−ル形圧縮機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
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-
1992
- 1992-02-14 JP JP4028217A patent/JP3061469B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JP3061469B2 (ja) | 2000-07-10 |
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