JPH0522282B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0522282B2 JPH0522282B2 JP7153987A JP7153987A JPH0522282B2 JP H0522282 B2 JPH0522282 B2 JP H0522282B2 JP 7153987 A JP7153987 A JP 7153987A JP 7153987 A JP7153987 A JP 7153987A JP H0522282 B2 JPH0522282 B2 JP H0522282B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- magnetic
- gap
- shaped
- ring
- magnetic head
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
Links
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 239000011521 glass Substances 0.000 description 1
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Magnetic Heads (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は、I形コア半体の相対向する側のエ
ツジ部から磁気ギヤツプまでの寸法が1H程度で
ある2個のリング型磁気ヘツドコアが、3Hの磁
気ギヤツプの間隔をもつてヘツドベース上に配置
されている磁気ヘツドにおいて、2個のリング型
磁気ヘツドコアのテープ走行面のうち、磁気ギヤ
ツプから外側へ20μm程度の位置を境にして内側
が平坦に形成されることによつて、磁気ギヤツプ
と磁気テープの接触が安定して、良好な再生出力
が得られる磁気ヘツドに関するものである。
ツジ部から磁気ギヤツプまでの寸法が1H程度で
ある2個のリング型磁気ヘツドコアが、3Hの磁
気ギヤツプの間隔をもつてヘツドベース上に配置
されている磁気ヘツドにおいて、2個のリング型
磁気ヘツドコアのテープ走行面のうち、磁気ギヤ
ツプから外側へ20μm程度の位置を境にして内側
が平坦に形成されることによつて、磁気ギヤツプ
と磁気テープの接触が安定して、良好な再生出力
が得られる磁気ヘツドに関するものである。
2個のリング型磁気ヘツドコアが空隙をもつて
ヘツドベース上に配置されている磁気ヘツドはビ
デオテープレコーダに用いられている。そして2
個のリング型磁気ヘツドコアの磁気ギヤツプの間
隔は1Hまたは2H(1Hは1水平走査線の長さ)に
設定されている。磁気ギヤツプ間隔が1Hまたは
2Hに設定されているのは、スチールモーシヨン
再生、スローモーシヨン再生等特殊画像再生の場
合の便宜(高質画像)または外来ノイズの影響の
軽減を考慮したものである。この従来技術におい
ては、I形コア半体の相対向する側のエツジ部か
ら磁気ギヤツプまでの寸法は構造上、当然に1H
以下である。I形コア半体のエツジ部は本来、記
録再生に関与してはならない個所であるにもかか
わらず、一種のギヤツプ(擬似ギヤツプ)として
作用して信号を拾うが、I形コア半体の相対向す
る側のエツジ部から磁気ギヤツプまでの寸法が
1Hにはるかに及ばない場合、擬似ギヤツプによ
る信号は映像信号と重なり、それが画質を劣化さ
せる原因となつている。磁気ギヤツプの間隔を
3Hにし、I形コア半体の磁気ギヤツプから相対
向する側のエツジ部までの寸法を1H程度にする
と、擬似ギヤツプによる信号は映像信号と重なり
合わず、画質の劣化を軽減できる。また、特殊画
像再生の場合の便宜(高質画像)または外来ノイ
ズの影響の軽減は確保されたままである。
ヘツドベース上に配置されている磁気ヘツドはビ
デオテープレコーダに用いられている。そして2
個のリング型磁気ヘツドコアの磁気ギヤツプの間
隔は1Hまたは2H(1Hは1水平走査線の長さ)に
設定されている。磁気ギヤツプ間隔が1Hまたは
2Hに設定されているのは、スチールモーシヨン
再生、スローモーシヨン再生等特殊画像再生の場
合の便宜(高質画像)または外来ノイズの影響の
軽減を考慮したものである。この従来技術におい
ては、I形コア半体の相対向する側のエツジ部か
ら磁気ギヤツプまでの寸法は構造上、当然に1H
以下である。I形コア半体のエツジ部は本来、記
録再生に関与してはならない個所であるにもかか
わらず、一種のギヤツプ(擬似ギヤツプ)として
作用して信号を拾うが、I形コア半体の相対向す
る側のエツジ部から磁気ギヤツプまでの寸法が
1Hにはるかに及ばない場合、擬似ギヤツプによ
る信号は映像信号と重なり、それが画質を劣化さ
せる原因となつている。磁気ギヤツプの間隔を
3Hにし、I形コア半体の磁気ギヤツプから相対
向する側のエツジ部までの寸法を1H程度にする
と、擬似ギヤツプによる信号は映像信号と重なり
合わず、画質の劣化を軽減できる。また、特殊画
像再生の場合の便宜(高質画像)または外来ノイ
ズの影響の軽減は確保されたままである。
磁気ギヤツプ間隔を3Hにし、I形コア半体の
相対向する側のエツジ部から磁気ギヤツプまでの
寸法を1H程度にしても、2個のリング型磁気ヘ
ツドコアが1Hまたは2Hの磁気ギヤツプ間隔をも
つてヘツドベース上に配置されている場合と同様
に、リング型磁気ヘツドコアのテープ走行面を円
弧加工した場合は、円弧の頂点から磁気ギヤツプ
までの距離が1Hまたは2Hのときと異なり、磁気
テープとリング型磁気ヘツドコアの良好な接触状
態が得られる部分より離れたところに磁気ギヤツ
プが位置するため、スペーシングロスが発生し、
再生出力が低下するという問題点がある。この場
合の、シンクロスコープで見た再生出力波形を第
2図aに示す。
相対向する側のエツジ部から磁気ギヤツプまでの
寸法を1H程度にしても、2個のリング型磁気ヘ
ツドコアが1Hまたは2Hの磁気ギヤツプ間隔をも
つてヘツドベース上に配置されている場合と同様
に、リング型磁気ヘツドコアのテープ走行面を円
弧加工した場合は、円弧の頂点から磁気ギヤツプ
までの距離が1Hまたは2Hのときと異なり、磁気
テープとリング型磁気ヘツドコアの良好な接触状
態が得られる部分より離れたところに磁気ギヤツ
プが位置するため、スペーシングロスが発生し、
再生出力が低下するという問題点がある。この場
合の、シンクロスコープで見た再生出力波形を第
2図aに示す。
この発明は、このような従来技術の問題点を解
決する目的でなされたものである。
決する目的でなされたものである。
上記問題点を解決するための手段を、実施例に
対応する第1図を用いて以下説明する。この発明
は、I形コア半体1b,2bの相対向する側のエ
ツジ部から磁気ギヤツプ1c,2cまでの寸法が
1H程度である2個のリング型磁気ヘツドコア1,
2が、3Hの磁気ギヤツプ1c,2cの間隔をも
つてヘツドベース上に配置されている磁気ヘツド
において、2個のリング型磁気ヘツドコアの1,
2のテープ走行面1f,2fのうち、磁気ギヤツ
プ1c,2cから外側へ20μm程度の位置1g,
2gを境にして内側が平坦に形成されているもの
である。
対応する第1図を用いて以下説明する。この発明
は、I形コア半体1b,2bの相対向する側のエ
ツジ部から磁気ギヤツプ1c,2cまでの寸法が
1H程度である2個のリング型磁気ヘツドコア1,
2が、3Hの磁気ギヤツプ1c,2cの間隔をも
つてヘツドベース上に配置されている磁気ヘツド
において、2個のリング型磁気ヘツドコアの1,
2のテープ走行面1f,2fのうち、磁気ギヤツ
プ1c,2cから外側へ20μm程度の位置1g,
2gを境にして内側が平坦に形成されているもの
である。
このように構成されたものにおいては、テープ
走行面1f,2fの頂点は磁気ギヤツプ1c,2
cの近傍に形成され、磁気ギヤツプ1c,2c
は、磁気テープとリング型磁気ヘツドコア1,2
の良好な接触状態が得られる部分に位置する。
走行面1f,2fの頂点は磁気ギヤツプ1c,2
cの近傍に形成され、磁気ギヤツプ1c,2c
は、磁気テープとリング型磁気ヘツドコア1,2
の良好な接触状態が得られる部分に位置する。
第1図はこの発明の一実施例である。第1図に
おいて1,2はリング型磁気ヘツドコア、1a,
2aはC形コア半体、1b,2bはI形コア半
体、1c,2cは磁気ギヤツプ、1d,2dは巻
線、1e,2eはガラスである。そして、I形コ
ア半体1b,2bの相対向する側のエツジ部から
磁気ギヤツプ1c,2cまでの寸法は1H程度
(0.9〜1.1H)に設定されている。I形コア半体1
b,2bは、空隙をもつて、かつ磁気ギヤツプ1
c,2cの間隔は3Hをもつてヘツドベース上
(図示せず)に配置されている。リング型磁気ヘ
ツドコア1,2のテープ走行面1f,2fのう
ち、磁気ギヤツプ1c,2cから外側へ、すなわ
ちC形コア半体1a,2a側へ20μm程度の位置
1g,2gを境にして内側が平坦に形成され、外
側が円弧加工されている。
おいて1,2はリング型磁気ヘツドコア、1a,
2aはC形コア半体、1b,2bはI形コア半
体、1c,2cは磁気ギヤツプ、1d,2dは巻
線、1e,2eはガラスである。そして、I形コ
ア半体1b,2bの相対向する側のエツジ部から
磁気ギヤツプ1c,2cまでの寸法は1H程度
(0.9〜1.1H)に設定されている。I形コア半体1
b,2bは、空隙をもつて、かつ磁気ギヤツプ1
c,2cの間隔は3Hをもつてヘツドベース上
(図示せず)に配置されている。リング型磁気ヘ
ツドコア1,2のテープ走行面1f,2fのう
ち、磁気ギヤツプ1c,2cから外側へ、すなわ
ちC形コア半体1a,2a側へ20μm程度の位置
1g,2gを境にして内側が平坦に形成され、外
側が円弧加工されている。
平坦部を形成すると、磁気ギヤツプ1c,2c
と磁気テープの接触が安定する。したがつて、ス
ペーシングロスは減少し、第2図bに示すような
良好な再生出力が得られる。
と磁気テープの接触が安定する。したがつて、ス
ペーシングロスは減少し、第2図bに示すような
良好な再生出力が得られる。
以上説明してきたように、この発明は、I形コ
ア半体の相対向する側のエツジ部から磁気ギヤツ
プまでの寸法が1H程度である2個のリング型磁
気ヘツドコア1,2が、3Hの磁気ギヤツプの間
隔をもつてヘツドベース上に配置されている磁気
ヘツドにおいて、2個のリング型磁気ヘツドコア
のテープ走行面のうち、磁気ギヤツプから外側へ
20μm程度の位置を境にして内側が平坦に形成さ
れているものである。それゆえ、磁気テープとリ
ング型磁気ヘツドコアの良好な接触状態が得られ
る部分に磁気ギヤツプが位置する。したがつて、
この発明によれば、スペーシングロスは軽減さ
れ、良好な再生出力を確保できるという効果が得
られる。
ア半体の相対向する側のエツジ部から磁気ギヤツ
プまでの寸法が1H程度である2個のリング型磁
気ヘツドコア1,2が、3Hの磁気ギヤツプの間
隔をもつてヘツドベース上に配置されている磁気
ヘツドにおいて、2個のリング型磁気ヘツドコア
のテープ走行面のうち、磁気ギヤツプから外側へ
20μm程度の位置を境にして内側が平坦に形成さ
れているものである。それゆえ、磁気テープとリ
ング型磁気ヘツドコアの良好な接触状態が得られ
る部分に磁気ギヤツプが位置する。したがつて、
この発明によれば、スペーシングロスは軽減さ
れ、良好な再生出力を確保できるという効果が得
られる。
第1図はこの発明の一実施例を示す図で、aは
平面図、bは側面図、第2図はシンクロスコープ
で見た再生出力波形を示す図で、aは従来技術に
係るもの、bはこの発明に係るものである。 1,2……リング型磁気ヘツドコア、1a,2
a……C形コア半体、1b,2b……I形コア半
体、1c,2c……磁気ギヤツプ。
平面図、bは側面図、第2図はシンクロスコープ
で見た再生出力波形を示す図で、aは従来技術に
係るもの、bはこの発明に係るものである。 1,2……リング型磁気ヘツドコア、1a,2
a……C形コア半体、1b,2b……I形コア半
体、1c,2c……磁気ギヤツプ。
Claims (1)
- 1 I形コア半体の相対向する側のエツジ部から
磁気ギヤツプまでの寸法が1H程度(1Hは1水平
走査線の長さ)である2個のリング型磁気ヘツド
コアが、3Hの磁気ギヤツプの間隔をもつてヘツ
ドベース上に配置されている磁気ヘツドにおい
て、2個のリング型磁気ヘツドコアのテープ走行
面のうち、磁気ギヤツプから外側へ20μm程度の
位置を境にして内側が平坦に形成されていること
を特徴とする磁気ヘツド。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7153987A JPS63239606A (ja) | 1987-03-27 | 1987-03-27 | 磁気ヘツド |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7153987A JPS63239606A (ja) | 1987-03-27 | 1987-03-27 | 磁気ヘツド |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63239606A JPS63239606A (ja) | 1988-10-05 |
JPH0522282B2 true JPH0522282B2 (ja) | 1993-03-29 |
Family
ID=13463646
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7153987A Granted JPS63239606A (ja) | 1987-03-27 | 1987-03-27 | 磁気ヘツド |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS63239606A (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2845925B2 (ja) * | 1989-03-17 | 1999-01-13 | アルプス電気株式会社 | Vtr用磁気ヘッド |
US7099119B2 (en) | 2000-02-29 | 2006-08-29 | Sony Corporation | Magnetic head, method for recording/reproducing tape-like magnetic recording medium, and rotary magnetic head mechanism |
-
1987
- 1987-03-27 JP JP7153987A patent/JPS63239606A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63239606A (ja) | 1988-10-05 |
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