JPH05222806A - 瓦 - Google Patents

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Publication number
JPH05222806A
JPH05222806A JP6120892A JP6120892A JPH05222806A JP H05222806 A JPH05222806 A JP H05222806A JP 6120892 A JP6120892 A JP 6120892A JP 6120892 A JP6120892 A JP 6120892A JP H05222806 A JPH05222806 A JP H05222806A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
roof
roof tile
tile
angle
hook portion
Prior art date
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Pending
Application number
JP6120892A
Other languages
English (en)
Inventor
Kikushige Koshimo
菊繁 小下
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Individual
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  • Roof Covering Using Slabs Or Stiff Sheets (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 強風に煽られて、緩んだり、外れたりしない
瓦を提供する。 【構成】 傾斜した屋根10上に縦横格子状に葺く略長
方形の平板状の平瓦であって、上端傾斜面21と表面2
2とのなす角度Aを鋭角にし、裏面23に下段の瓦30
の上端傾斜面に掛ける鈎部24を突設し、その鈎部24
の下段の瓦30と接する面と裏面23との角度Bが前記
上端傾斜面21と表面22とのなす角度Aに等しい鋭角
にしたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、台風等の強風が吹いて
も煽られて外れることのない瓦に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図1乃至図3を参考にして説明する。従
来、傾斜した屋根10には略長方形の平板状であって、
左右に反り上がる平瓦20を縦横格子状に葺いてあり、
さらに詳細には、雨が瓦の隙間から内部に漏れ込まない
ように、先ず縦方向には、最下段の瓦30を釘12で留
め、その上端部の上に2段目の瓦20の下端を載せ、釘
12で留め、その上端部の上に3段目の瓦の下端を載
せ、釘で留めると言うように順次上方に瓦を葺き、また
横方向には例えば一番右端の瓦の左端部の上に2番目の
瓦の右端部を載せ、次いでその瓦の左端部の上に3番目
の瓦の右端部を載せると言うように順次左方に瓦を葺い
て行く葺いてある。なお、左端部には隣の瓦の右端部に
重ねるために上に凸の山形にしてある。なお、25は瓦
20の裏面23に突設した掛止部、26は釘孔であっ
て、前者は瓦桟木11に掛け、後者は屋根10に直接釘
を打付け、滑りを防止するものである。また、瓦20の
相対する1組のコーナーは長方形に切り欠いてある。
【0003】しかしながら、この屋根10に葺いた平瓦
20は、その上部を釘で留めてはあるが、台風に煽られ
て緩んだり、外れたりすることである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】解決しようとする問題
点は、上記従来の平瓦20は、強風に煽られて、緩んだ
り、外れたりすることがある。
【0005】
【課題を解決するための手段】図5乃至図8を参考にし
て説明する。本発明は、傾斜した屋根10上に縦横格子
状に葺く略長方形の平板状の平瓦であって、上端傾斜面
21と表面22とのなす角度Aを鋭角にし、裏面23に
下段の瓦30の上端傾斜面に掛ける鈎部24を突設し、
その鈎部24の下段の瓦30と接する面と裏面23との
角度Bが前記上端傾斜面21と表面22とのなす角度A
に等しい鋭角にしたものである。
【0006】
【実施例】実施例について説明すると、10は傾斜した
屋根、11は屋根10の上面上において、水平方向に取
付けた瓦桟木、20はその屋根10上に縦横格子状に葺
く略長方形の平板状の平瓦であって、左右に反り上がっ
ているものもあり、次のように構成される。すなわち、
21は上端傾斜面、22は表面、23は裏面、Aは上端
傾斜面21と表面22とのなす角度であって、鋭角にし
てある。24は裏面23に突設したところの下段の瓦3
0の上端傾斜面に掛ける鈎部、Bはその鈎部24の下段
の瓦30と接する面と裏面23との角度であって、鈎部
24を下段の瓦30の上端傾斜面に嵌込み、掛止可能
に、前記上端傾斜面21と表面22とのなす角度Aに略
等しい鋭角にしてある。なお、従来のもの同様に、25
は瓦20の裏面23に突設した掛止部、26は釘孔であ
って、前者は瓦桟木11に掛け、後者は屋根10に直接
釘を打付け、滑りを防止するものである。また、瓦20
の相対する1組のコーナーは長方形に切り欠いてある。
【0007】作用について説明すると、瓦20は次のよ
うに葺いてある。すなわち、雨が瓦の隙間から内部に漏
れ込まないように、縦方向には、先ず最下段の瓦30の
掛止部26を瓦桟木11に掛ける。次に2段目の瓦20
は、その下端部を前記最下段の瓦30の上端部の上に載
せ、鈎部24を最下段の瓦30の上端傾斜面21に嵌込
み、引掛けると共に、掛止部26を瓦桟木11に掛け
る。以下同様にして順次上段の瓦を葺く。なお、横方向
については、従来同様であるため、省略する。
【0008】
【発明の効果】本発明は以上のように構成されるため、
下段の瓦30の上端部の上にその下端部を載せた瓦20
は、瓦20の上部が屋根10に釘で留めてあるだけでな
く、裏面に設けた鈎部24によって、瓦20の下部が下
段の瓦30の上端傾斜面21に強固に拘束されていて、
瓦20の下端から強風が吹込んでも、浮上がって、緩ん
だり、外れたりすることはない。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来例を屋根に葺いた状態を示す側面図であ
る。
【図2】従来例を示す平面図である。
【図3】図2の裏面図である。
【図4】図2の側面図である。
【図5】本発明の実施例を示す平面図である。
【図6】図5の裏面図である。
【図7】図5の側面図である。
【図8】本発明の実施品の瓦を屋根に葺いた状態を示す
側面図である。
【符号の説明】
10 屋根 11 瓦桟木 12 釘 20 瓦 21 上端傾斜面 22 表面 23 裏面 24 鈎部 25 掛止部 26 釘孔 30 下段の瓦 A,B 角度

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 傾斜した屋根(10)上に縦横格子状に
    葺く略長方形の平板状の平瓦において、上端傾斜面(2
    1)と表面(22)とのなす角度(A)を鋭角にし、裏
    面(23)に下段の瓦(30)の上端傾斜面に掛ける鈎
    部(24)を突設し、その鈎部(24)の下段の瓦(3
    0)と接する面と裏面(23)との角度(B)が前記上
    端傾斜面(21)と表面(22)とのなす角度(A)に
    等しい鋭角にしてなる瓦。
JP6120892A 1992-02-14 1992-02-14 Pending JPH05222806A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6120892A JPH05222806A (ja) 1992-02-14 1992-02-14

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6120892A JPH05222806A (ja) 1992-02-14 1992-02-14

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Publication Number Publication Date
JPH05222806A true JPH05222806A (ja) 1993-08-31

Family

ID=13164547

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6120892A Pending JPH05222806A (ja) 1992-02-14 1992-02-14

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JP (1) JPH05222806A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7222465B2 (en) 2004-11-17 2007-05-29 Owens-Corning Fiberglas Technology, Inc. Building board

Cited By (1)

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US7222465B2 (en) 2004-11-17 2007-05-29 Owens-Corning Fiberglas Technology, Inc. Building board

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