JPH0522151U - 自動変速機のシフトレバーの操作位置表示装置 - Google Patents

自動変速機のシフトレバーの操作位置表示装置

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JPH0522151U
JPH0522151U JP203191U JP203191U JPH0522151U JP H0522151 U JPH0522151 U JP H0522151U JP 203191 U JP203191 U JP 203191U JP 203191 U JP203191 U JP 203191U JP H0522151 U JPH0522151 U JP H0522151U
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JP
Japan
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shift lever
hole
slide plate
operation position
display device
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Pending
Application number
JP203191U
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English (en)
Inventor
俊道 山田
一良 望月
知洋 望月
崇敦 渡辺
靖 浅野
憲夫 栂野
好正 片海
浩 左近
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nihon Plast Co Ltd
Fuji Kiko Co Ltd
Original Assignee
Nihon Plast Co Ltd
Fuji Kiko Co Ltd
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Publication date
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  • Arrangement And Mounting Of Devices That Control Transmission Of Motive Force (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 自動車の自動変速機のシフトレバー11の操作
位置を表示装置である。シフトレバー11の周辺に違和感
を生じる凹窪部をなくす。凹窪部に物品が落ち込むおそ
れがない。操作に支障を起こすことがない。 【構成】 アウターケース10のシフトレバー11の通過孔
12の内側にシフトレバー11の貫通孔17を有するスライド
プレート16を配設する。このスライドプレート16の側方
にはシフトレバー11と連動する表示部13,14を有してい
る。スライドプレート16に形成した貫通孔17は、スライ
ドプレート16の移動方向に対して直交する横方向の横長
孔とする。スライドプレート16に貫通孔17を遮蔽する遮
蔽部材24を横方向に移動可能に設ける。シフトレバー11
は遮蔽部材24に貫通させる。 【効果】 シフトレバー11を通過させる通過孔12はスラ
イドプレート16にて遮蔽されている。スライドプレート
16の貫通孔17も確実に遮蔽される。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】 〔考案の目的〕
【0002】
【産業上の利用分野】
本考案は自動変速機のシフトレバーの操作位置表示装置に係り、特に、通過孔 に沿ったシフトレバーの動きに合わせて摺動されこの通過孔の内部を遮蔽するス ライドプレートを備えたものに関する。
【0003】
【従来の技術】
自動車の自動変速機は、近時、例えば、実開平2ー54639号公報に記載さ れているように、手動操作感を良好とするため、シフトレバーを前後方向への操 作と前後方向と直交する横方向への操作とを組み合わせたクランク状の屈曲した 軌跡を描く操作が必要な構造が採られている。このような操作軌跡を描くシフト レバーの操作位置の表示装置は、従来は図8に示すような構造が採られている。 この表示装置は、アウターケース1の上面にシフトレバー2が通過するクランク 状の通過孔3を形成し、この通過孔3の真下においてアウターケース1の内面に 沿って前後方向に摺動されるスライドプレート4を配設し、このスライドプレー ト4にシフトレバー2を挿通させる貫通孔5を形成し、シフトレバー2の前後方 向の動きに合わせてスライドプレート4を前後方向に移動させ、このスライドプ レート4に形成した指示部にてシフトレバー2の操作位置を指示するようにして いる。そして、前記スライドプレート4のシフトレバー2を挿通させる貫通孔5 はシフトレバー2が横方向に移動できるように横方向に延びる長孔状に形成され ている。そこで、スライドプレート4の下面に蛇腹状の変形可能な軟質材にて形 成した遮蔽体6を接着固定し、この遮蔽体6の底部にシフトレバー2を貫通させ 、この遮蔽体6にてスライドプレート4の貫通孔5を遮蔽している。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
上記図8に示す従来の構造のシフトレバーの操作位置表示装置では、スライド プレート4に形成したシフトレバー2の貫通孔5は遮蔽されるが、スライドプレ ート4の下面に遮蔽体6を接着固定しなくてはならず、耐久性に欠け、しかも、 遮蔽体6は蛇腹状のため、シフトレバー2の周辺が深い凹窪状となり、違和感が 生じ目障りとなり易く、さらに、物品が落ち込むおそれがあり、操作時に障害を 来す問題を有している。
【0005】 本考案は上記問題点に鑑みなされたもので、シフトレバーの周辺に違和感を生 じる凹窪部をなくし、物品が落ち込むおそれがなく、操作に支障を起こすことが なく、スライドプレートに形成したシフトレバーの貫通孔を確実に遮蔽すること のでき、耐久性を向上できる自動変速機のシフトレバーの操作位置表示装置を提 供するものである。
【0006】 〔考案の構成〕
【0007】
【課題を解決するための手段】
本考案の自動変速機のシフトレバーの操作位置表示装置は、略クランク状のシ フトレバーの通過孔とこの通過孔に対応する表示部を有するアウターケースと、 前記シフトレバーの通過孔の真下において摺動自在に配設され前記シフトレバー の貫通孔を有するスライドプレートと、このスライドプレートの側方にあって前 記シフトレバーと連動する指示部とを具備したシフトレバーの操作位置表示装置 において、前記スライドプレートに形成した貫通孔はこのスライドプレートの移 動方向に対して直交する横方向に前記シフトレバーが移動できる横長孔とし、こ のスライドプレートに貫通孔を遮蔽する遮蔽部材を横方向に移動可能に設け、こ の遮蔽部材に前記シフトレバーを貫通させたものである。
【0008】
【作用】
本考案の自動変速機のシフトレバーの操作位置表示装置は、シフトレバーのア ウターケースの通過孔に沿った動きに応じてスライドプレートが移動し、このス ライドプレートの移動により指示部がシフトレバーの操作位置を表示する。そし て、シフトレバーを通過させる通過孔はスライドプレートにて遮蔽されており、 また、シフトレバーを貫通させるスライドプレートの貫通孔は遮蔽部材にて遮蔽 されている。このシフトレバーが前後方向に対して直交方向の横方向に操作され ると、シフトレバーはスライドプレートを移動させることなく、貫通孔を横方向 に移動し、このシフトレバーの動きに応じて遮蔽部材が横方向に移動して貫通孔 が露出されることがなく遮蔽されている。そして、遮蔽部材は接着などの固着を 必要とせず、耐久性を有し、遮蔽部材によってシフトレバーの貫通孔の周辺に凹 窪部による違和感を感じさせず、また、異物の落ち込みがなく、操作性が損なわ れることがない。
【0009】
【実施例】
本考案の一実施例の構成を図1ないし図4について説明する。
【0010】 10は合成樹脂などにて成形されたアウターケースで、このアウターケース10の 上面には自動変速機のシフトレバー11の通過孔12が前後方向に向って略クランク 状に屈曲して形成されている。そして、この通過孔12は図2に示すように、パー キング操作位置、後進操作位置、ニュートラル操作位置、ドライブ操作位置が直 線状に前後方向に配置され、このドライブ操作位置から側方(図2右側)に位置 して4速操作位置が形成され、この4速操作位置から3速操作位置、2速操作位 置が前後方向に直線状に配置され、この2速操作位置から側方(図2左側)に1 速操作位置が形成されている。
【0011】 また、前記アウターケース10の上面一側(図2右側)には、前記通過孔12のパ ーキング操作位置、後進操作位置、ニュートラル操作位置、ドライブ操作位置、 4速操作位置、3速操作位置、2速操作位置および1速操作位置に対応して操作 位置の表示部となる表示窓孔13がそれぞれ形成されている。さらに、このパーキ ング操作位置、後進操作位置、ニュートラル操作位置の表示窓孔13の側方(図2 右側)、ドライブ操作位置と4速操作位置の表示窓孔13の間、3速操作位置の表 示窓孔13の側方(図2左側)、2速操作位置と1速操作位置の表示窓孔13の間に それぞれ表示部となる操作位置を指示する指示窓孔14がそれぞれ形成されている 。
【0012】 また、前記アウターケース10の前後面には外方に下方に向って弧状に膨出した 突出部15が一体に形成されている。
【0013】 次に、16は前記アウターケース10の内面に沿って前後方向に摺動されるスライ ドプレートで、前記シフトレバー11を挿通する貫通孔17が左右方向に延びる横長 矩形孔にて形成されている。このスライドプレート16の一側(図2右側)には透 光性板部18が一体に形成され、この透光性板部18は前記アウターケース10のパー キング操作位置、後進操作位置、ニュートラル操作位置、ドライブ操作位置およ び1速操作位置の表示窓孔13の内側に対向されている。さらに、この透光性板部 18の一側(図2右側)には前記スライドプレート16と同一材質の設定位置指示部 19が一体に形成され、この設定位置指示部19には前記貫通孔17の幅方向の延長線 上に位置しかつ前記指示窓孔14の内側位置に沿って移動される位置に透光孔20が 形成され、この透光孔20には指示部となる赤色の透光性指示体21が圧入嵌着され ている。
【0014】 また、22は可撓性を有する軟質材質にて形成された板状の遮蔽部材で、前記シ フトレバー11を挿通する貫通孔23を有し、この遮蔽部材22は前記スライドプレー ト16の貫通孔17の一側位置に形成した挿通孔24に摺動自在に挿通され、スライド プレート16を囲繞して両端部を結合した無端環状に結合している。そして、この 遮蔽部材22の下面側には前記スライドプレート16の横方向に延びる通孔25が形成 され、この遮蔽部材22は前記スライドプレート16に前記シフトレバー11の横方向 の動きに合せて左右方向に摺動される。
【0015】 さらに、30は透光性表示板で、前記アウターケース10の内面に当接固定され、 この表示板30は前記各表示窓孔13および指示窓孔14にそれぞれ嵌挿されるレンズ 部31,32が形成され、この表示窓孔13に嵌着されるレンズ部31の裏面には表示記 号、文字などの表示33が印刷などにて形成されている。また、この表示板30の裏 面にはレンズ部31,32を除いて遮光部30a が印刷などにて形成されている。
【0016】 34はインナーケースで、前記上面が開口され上面側に向って拡開した遮光壁35 を有するケース状に形成され、ビス36にて前記アウターケース10の内面に止着さ れている。このインナーケース34の底部に開口した取付け孔37には照明用ランプ 38が取付けられている。
【0017】 次にこの実施例の作用について説明する。
【0018】 インナーケース34に取付けたランプ38からの照射でアウターケース10の表示窓 孔13に嵌着した表示板30の各レンズ部31の表示33が照明されている。この表示33 に合わせて自動変速機のシフトレバー11をアウターケース10の通過孔12に沿って 操作すると、シフトレバー11の動きに応じてスライドプレート16がアウターケー ス10とインナーケース34との間を移動する。このシフトレバー11の動きによって も貫通孔17を挿通したスライドプレート16にて通過孔12は遮蔽され、矩形孔状の 貫通孔17はシフトレバー11を貫通孔23に挿通した遮蔽部材22にて遮蔽されている 。
【0019】 このスライドプレート16の移動により透光孔20に嵌着した赤色の透光性指示体 21がシフトレバー11の操作設定した表示窓孔13の表示に対応するレンズ部32をラ ンプ38の光が赤色に照明し、設定操作したシフトレバー11の操作位置を表示する 。
【0020】 そして、シフトレバー11をドライブ操作位置と4速操作位置との間の切換え、 および2速操作位置と1速操作位置との間の切換え操作時にはシフトレバー11は 側方向への動きとなり、このときには、遮蔽部材22は側方に摺動し、スライドプ レート16の貫通孔17が開口されることがない。そして、このシフトレバー11の横 方向の動きに対して遮蔽部材22が横方向に摺動する際、遮蔽部材22の下面側の通 孔25によって遮蔽部材22がシフトレバー11に干渉することがない。
【0021】 なお、前記実施例では、遮蔽部材22を環状に形成したが、図5ないし図7に示 すように、スライドプレート16の貫通孔17の両側に位置して形成した挿通孔27に 可撓性を有する板状の遮蔽部材28の両端部を摺動自在に挿通し、この遮蔽部材28 にシフトレバー11の貫通孔29を形成した構造とすることもできる。
【0022】 この構造でも、シフトレバー11の横方向の動きで遮蔽部材28は横方向に移動さ れ、スライドプレート16の貫通孔17が露出されることなく遮蔽されている。
【0023】
【考案の効果】
本考案によれば、シフトレバーのアウターケースの通過孔に沿った動きに応じ てスライドプレートが移動し、このスライドプレートの移動により指示部にてシ フトレバーの操作位置が表示される。そして、シフトレバーを通過させる通過孔 はスライドプレートにて遮蔽されており、また、シフトレバーを貫通させるスラ イドプレートの貫通孔はシフトレバーの横方向の動きに対応できるように横方向 に拡げても遮蔽部材にて確実に遮蔽され露出されることがない。そして、遮蔽部 材は接着などの固着を必要とせず、耐久性を有し、遮蔽部材によってシフトレバ ーの貫通孔の周辺に凹窪部による違和感を感じさせず、また、異物の落ち込みが なく、操作性が損なわれることがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す自動変速機のシフトレ
バーの操作位置表示装置の縦断側面図である。
【図2】同上分解斜視図である。
【図3】同上斜視図である。
【図4】同上スライドプレートの遮蔽部材部の底面図で
ある。
【図5】本考案の他の実施例を示す自動変速機のシフト
レバーの操作位置表示装置におけるスライドプレートの
遮蔽部材装着部の斜視図である。
【図6】同上縦断側面図である。
【図7】同上縦断正面図である。
【図8】従来の自動変速機のシフトレバーの操作位置表
示装置の縦断側面図である。
【符号の説明】
10 アウターケース 11 シフトレバー 12 通過孔 13,14 表示部 16 スライドプレート 17 貫通孔 21 指示部 22,28 遮蔽部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 望月 知洋 静岡県富士市青島町218番地 日本プラス ト株式会社内 (72)考案者 渡辺 崇敦 静岡県富士市青島町218番地 日本プラス ト株式会社内 (72)考案者 浅野 靖 静岡県湖西市鷲津2028番地 富士機工株式 会社鷲津工場内 (72)考案者 栂野 憲夫 静岡県湖西市鷲津2028番地 富士機工株式 会社鷲津工場内 (72)考案者 片海 好正 静岡県湖西市鷲津2028番地 富士機工株式 会社鷲津工場内 (72)考案者 左近 浩 静岡県湖西市鷲津2028番地 富士機工株式 会社鷲津工場内

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 略クランク状のシフトレバーの通過孔と
    この通過孔に対応する表示部を有するアウターケース
    と、前記シフトレバーの通過孔の真下において摺動自在
    に配設され前記シフトレバーの貫通孔を有するスライド
    プレートと、このスライドプレートの側方にあって前記
    シフトレバーと連動する指示部とを具備したシフトレバ
    ーの操作位置表示装置において、 前記スライドプレートに形成した貫通孔はこのスライド
    プレートの移動方向に対して直交する横方向に前記シフ
    トレバーが移動できる横長孔とし、 このスライドプレートに貫通孔を遮蔽する遮蔽部材を横
    方向に移動可能に設け、この遮蔽部材に前記シフトレバ
    ーを貫通させたことを特徴とする自動変速機のシフトレ
    バーの操作位置表示装置。
JP203191U 1991-01-25 1991-01-25 自動変速機のシフトレバーの操作位置表示装置 Pending JPH0522151U (ja)

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62141671A (ja) * 1985-12-16 1987-06-25 Matsushita Electric Ind Co Ltd シリンダ装置

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62141671A (ja) * 1985-12-16 1987-06-25 Matsushita Electric Ind Co Ltd シリンダ装置

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