JPH05221487A - 容器の移送装置 - Google Patents
容器の移送装置Info
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- JPH05221487A JPH05221487A JP14981192A JP14981192A JPH05221487A JP H05221487 A JPH05221487 A JP H05221487A JP 14981192 A JP14981192 A JP 14981192A JP 14981192 A JP14981192 A JP 14981192A JP H05221487 A JPH05221487 A JP H05221487A
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- Japan
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- container
- rubber
- rubber plug
- stocker
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-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01N—INVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
- G01N35/00—Automatic analysis not limited to methods or materials provided for in any single one of groups G01N1/00 - G01N33/00; Handling materials therefor
- G01N35/02—Automatic analysis not limited to methods or materials provided for in any single one of groups G01N1/00 - G01N33/00; Handling materials therefor using a plurality of sample containers moved by a conveyor system past one or more treatment or analysis stations
- G01N35/04—Details of the conveyor system
- G01N2035/0401—Sample carriers, cuvettes or reaction vessels
- G01N2035/0403—Sample carriers with closing or sealing means
- G01N2035/0405—Sample carriers with closing or sealing means manipulating closing or opening means, e.g. stoppers, screw caps, lids or covers
Landscapes
- Sampling And Sample Adjustment (AREA)
- Automatic Analysis And Handling Materials Therefor (AREA)
- Devices For Opening Bottles Or Cans (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 容器の移送中に、手を触れることなくゴム栓
を抜き取るようにして、この種の作業の簡略化を図る。 【構成】 採血管等の容器移送ラインの中途部に、上記
容器に嵌着されたゴム栓を抜く開栓手段を配設した。
を抜き取るようにして、この種の作業の簡略化を図る。 【構成】 採血管等の容器移送ラインの中途部に、上記
容器に嵌着されたゴム栓を抜く開栓手段を配設した。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、採血管等の容器を移
送する容器の移送装置に関する。
送する容器の移送装置に関する。
【0002】
【従来技術とその課題】周知のように、真空採血管など
の血液が収容される容器は、該容器に嵌着されたゴム栓
を抜いた後、例えば、自動遠心分離装置や自動分析装置
などの配設位置まで移送されることが多い。
の血液が収容される容器は、該容器に嵌着されたゴム栓
を抜いた後、例えば、自動遠心分離装置や自動分析装置
などの配設位置まで移送されることが多い。
【0003】ところで、このゴム栓の取り外し作業は、
従来、人手によって行なわれているのが現状である。
従来、人手によって行なわれているのが現状である。
【0004】しかしながら、ゴム栓の取り外し作業を人
手によって行なう場合には、採血した血液検体に触れて
種々の病気に感染する虞れがあると共に、ゴム栓の取り
外し作業は、多くの採血管に対して行なわれるため、か
かる作業が非常に煩雑である他、抜き取ったゴム栓を集
める場合にも血液接触感染の虞れがある、という問題を
有していた。
手によって行なう場合には、採血した血液検体に触れて
種々の病気に感染する虞れがあると共に、ゴム栓の取り
外し作業は、多くの採血管に対して行なわれるため、か
かる作業が非常に煩雑である他、抜き取ったゴム栓を集
める場合にも血液接触感染の虞れがある、という問題を
有していた。
【0005】この発明は、かかる現状に鑑み創案された
ものであって、その目的とするところは、容器の移送ラ
インに、上記ゴム栓を手を触れることなく自動的に引き
抜きくことができる開栓手段を配設することで、この種
の作業を大幅に簡略化することができる安全性に優れた
容器の移送装置を提供しようとするものである。
ものであって、その目的とするところは、容器の移送ラ
インに、上記ゴム栓を手を触れることなく自動的に引き
抜きくことができる開栓手段を配設することで、この種
の作業を大幅に簡略化することができる安全性に優れた
容器の移送装置を提供しようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、この発明にあっては、採血管等の容器の移送ライン
に、上記容器に嵌着されたゴム栓を抜く開栓手段を配設
したことを特徴とするものである。
め、この発明にあっては、採血管等の容器の移送ライン
に、上記容器に嵌着されたゴム栓を抜く開栓手段を配設
したことを特徴とするものである。
【0007】
【実施例】以下、添付図面に示す実施例に基き、この発
明を詳細に説明する。
明を詳細に説明する。
【0008】図1に示すように、この実施例に係る容器
の移送装置は、ゴム栓16が密に装着された採血済みの
容器14を所要本(この実施例では5本)毎に立設保持
するラック15と、これら複数本のラック15がセット
されてなるラックストッカAと、上記ラック15を順次
開栓位置を経て作業済みラックストッカCまて移送する
ラック移送ラインRと、該ラック移送ラインRの中途部
に開設され、かつ、ラックストッカAと作業済みラック
ストッカCとの間に配設された開栓装置1と、該開栓装
置1によって引き抜かれたゴム栓16を回収する着脱自
在なゴム栓回収容器8と、から構成されている。
の移送装置は、ゴム栓16が密に装着された採血済みの
容器14を所要本(この実施例では5本)毎に立設保持
するラック15と、これら複数本のラック15がセット
されてなるラックストッカAと、上記ラック15を順次
開栓位置を経て作業済みラックストッカCまて移送する
ラック移送ラインRと、該ラック移送ラインRの中途部
に開設され、かつ、ラックストッカAと作業済みラック
ストッカCとの間に配設された開栓装置1と、該開栓装
置1によって引き抜かれたゴム栓16を回収する着脱自
在なゴム栓回収容器8と、から構成されている。
【0009】開栓装置1は、上記ラックストッカAの出
口側に隣接して配設されており、図2に示すように、下
面にラバーマット3が貼着されてなる平板状のベース部
材2と、該ベース部材2の手前側両端部に立設された一
対の支持体4,5と、これら各支持体4,5の上部に軸
6を介して回動自在に軸支されてなる回動部材7と、か
ら構成されている。
口側に隣接して配設されており、図2に示すように、下
面にラバーマット3が貼着されてなる平板状のベース部
材2と、該ベース部材2の手前側両端部に立設された一
対の支持体4,5と、これら各支持体4,5の上部に軸
6を介して回動自在に軸支されてなる回動部材7と、か
ら構成されている。
【0010】上記ベース部材2は、上記支持体4,5が
立設された部位より手前側に、上記ラック15を収納す
るスペースを有して構成されており、上記各ラック15
は、ラック移送ラインRによって横水平方向から上記ス
ペースに搬入され、かつ、搬出されるように構成されて
いる。
立設された部位より手前側に、上記ラック15を収納す
るスペースを有して構成されており、上記各ラック15
は、ラック移送ラインRによって横水平方向から上記ス
ペースに搬入され、かつ、搬出されるように構成されて
いる。
【0011】このラック移送ラインRは、ラック15を
縦方向に間欠移送し、かつ、所定位置で該ラック15を
横方向(ラック長手方向)へ間欠移送する公知のエンド
レスベルトを利用した各機構を適宜組み合わせて適用す
ることができるので、その詳細な説明をここでは省略す
る。
縦方向に間欠移送し、かつ、所定位置で該ラック15を
横方向(ラック長手方向)へ間欠移送する公知のエンド
レスベルトを利用した各機構を適宜組み合わせて適用す
ることができるので、その詳細な説明をここでは省略す
る。
【0012】また、上記回動部材7は、水平板部10
と、該水平板部10の前縁部から下方に延設されてなる
係止体11と、上記水平板部10の奥行側両端部から下
方に延設された支持片部12と、上記水平板部10の上
面に固着された作動部13と、この作動部13を所定の
範囲内で往復回動させる駆動装置と、から構成されてな
り、上記軸6は、上記各支持片部12の下方に軸支され
ている。
と、該水平板部10の前縁部から下方に延設されてなる
係止体11と、上記水平板部10の奥行側両端部から下
方に延設された支持片部12と、上記水平板部10の上
面に固着された作動部13と、この作動部13を所定の
範囲内で往復回動させる駆動装置と、から構成されてな
り、上記軸6は、上記各支持片部12の下方に軸支され
ている。
【0013】上記作動部13を往復回動させる駆動装置
は、該作動部13に一端部が回動自在に軸支されてなる
リンク18と、このリンク18の他端部が回動自在に軸
支されてなる回転体19と、該回転体19を回転させる
モータ(図示せず)と、から構成されている。勿論、こ
の駆動装置は、図示の実施例に限定されるものではな
く、上記作動部13を所定の範囲内で往復回動させる機
構であれば、公知の各機構を適用することができる。
は、該作動部13に一端部が回動自在に軸支されてなる
リンク18と、このリンク18の他端部が回動自在に軸
支されてなる回転体19と、該回転体19を回転させる
モータ(図示せず)と、から構成されている。勿論、こ
の駆動装置は、図示の実施例に限定されるものではな
く、上記作動部13を所定の範囲内で往復回動させる機
構であれば、公知の各機構を適用することができる。
【0014】一方、上記回動部材7は、図2において実
線で示す状態、即ち、水平板部10が水平の状態で停止
し、該水平状態からより反時計方向へ回動しないように
ストッパ体(図示せず)によって規制されている。勿
論、図2における時計方向への回動は規制されていな
い。
線で示す状態、即ち、水平板部10が水平の状態で停止
し、該水平状態からより反時計方向へ回動しないように
ストッパ体(図示せず)によって規制されている。勿
論、図2における時計方向への回動は規制されていな
い。
【0015】また、上記係止体11は、回動部材7が上
記水平状態にセットされているときに、その係止端部1
1aが、図4に示すように、容器14等の開口部に液密
状に嵌着されたゴム栓16の頭部周面に確実に食い込ん
で係上するように鋸歯状に構成されていると共に、この
係止体11の鋸歯状に形成された係止端部11aは、水
平板部10が水平状態にセットされているときに、開栓
位置にセットされた容器14の上端部と接触せず、か
つ、該容器14に装着されてなるゴム栓16の頭部に食
い込む高さ位置に設定されている。勿論、図示はしない
が、上記係止体11の係止端部11aに、公知の圧力セ
ンサを配設し、該圧力センサによって係止体11の係止
端部11aと接触している部材が容器14かゴム栓16
かを選別できるように構成することで、回動部材7の開
栓作動を制御し、容器14の破損を確実に防止するよう
に構成することもできる。
記水平状態にセットされているときに、その係止端部1
1aが、図4に示すように、容器14等の開口部に液密
状に嵌着されたゴム栓16の頭部周面に確実に食い込ん
で係上するように鋸歯状に構成されていると共に、この
係止体11の鋸歯状に形成された係止端部11aは、水
平板部10が水平状態にセットされているときに、開栓
位置にセットされた容器14の上端部と接触せず、か
つ、該容器14に装着されてなるゴム栓16の頭部に食
い込む高さ位置に設定されている。勿論、図示はしない
が、上記係止体11の係止端部11aに、公知の圧力セ
ンサを配設し、該圧力センサによって係止体11の係止
端部11aと接触している部材が容器14かゴム栓16
かを選別できるように構成することで、回動部材7の開
栓作動を制御し、容器14の破損を確実に防止するよう
に構成することもできる。
【0016】一方、上記ゴム栓回収容器8は、断面略凹
状で平面形状が略凸状に形成されており、かつ、その長
さ寸法は、後端部8aが上記ベース部材2aの後端部両
側に固着されたコーナー金具17と衝合して位置決めら
れ、かつ、その前端部8bが上記各支持体4,5の前端
部と面一となる程度の長さ寸法を有して形成されてい
る。
状で平面形状が略凸状に形成されており、かつ、その長
さ寸法は、後端部8aが上記ベース部材2aの後端部両
側に固着されたコーナー金具17と衝合して位置決めら
れ、かつ、その前端部8bが上記各支持体4,5の前端
部と面一となる程度の長さ寸法を有して形成されてい
る。
【0017】また、このゴム栓回収容器8は、その前面
板8cが傾斜して形成されており、上記係止体11が、
上記ゴム栓16の段部16aと係合し、上記軸6を支点
として回動されて上記ゴム栓16を引き抜いたときに、
この引き抜かれたゴム栓16が該ゴム栓回収容器8方向
に自重落下し、上記前面板8cの傾斜面を転動してゴム
栓回収容器8内に収納されるように構成されている。勿
論、このゴム栓回収容器8は、図示の実施例の形状に限
定されるものではなく、係止体11によって引き抜かれ
たゴム栓16が確実に収納される形状であれば、適宜の
形状のものを用いることができる。
板8cが傾斜して形成されており、上記係止体11が、
上記ゴム栓16の段部16aと係合し、上記軸6を支点
として回動されて上記ゴム栓16を引き抜いたときに、
この引き抜かれたゴム栓16が該ゴム栓回収容器8方向
に自重落下し、上記前面板8cの傾斜面を転動してゴム
栓回収容器8内に収納されるように構成されている。勿
論、このゴム栓回収容器8は、図示の実施例の形状に限
定されるものではなく、係止体11によって引き抜かれ
たゴム栓16が確実に収納される形状であれば、適宜の
形状のものを用いることができる。
【0018】このように構成された開栓装置1の上記係
止体11を駆動する作動部13は、上記回転体19の回
転作動によってリンク18を進退作動させ、このリンク
18の進退作動によってゴム栓16が容器14から引き
抜かれる。従って、この作動部13の作動は、上記ラッ
ク15の搬入・搬出作動と同期して行われる。
止体11を駆動する作動部13は、上記回転体19の回
転作動によってリンク18を進退作動させ、このリンク
18の進退作動によってゴム栓16が容器14から引き
抜かれる。従って、この作動部13の作動は、上記ラッ
ク15の搬入・搬出作動と同期して行われる。
【0019】また、この作動部13は、図5に示すよう
に、先ず、上記係止体11の係止端部11aがゴム栓1
6の頭部に食い込み、この状態から開栓方向へと所要角
度回動されてゴム栓16を、図6に示すように、容器1
4の開口部から一度引き上げた後、該係止体11は、図
7に示すように、上記水平位置まで戻され、この後、上
記係止体11を再び開栓方向へと回動させて、該係止体
11の係止端部11aをゴム栓16の段部16aに確実
に食い込み係合させた後、図8に示すように、該ゴム栓
16を容器14の開口部から完全に引き抜くように駆動
制御される。これは、上記ゴム栓16が、例えば、弾力
性が大きい生ゴム等で形成されている場合、該ゴム栓1
6と容器14の密着力が大きく、その結果、係止体11
の一度の回動操作では、ゴム栓16の抜き残しが発生す
る虞れがあることから、これを完全に防止するため、係
止体11は上記のように作動制御される。
に、先ず、上記係止体11の係止端部11aがゴム栓1
6の頭部に食い込み、この状態から開栓方向へと所要角
度回動されてゴム栓16を、図6に示すように、容器1
4の開口部から一度引き上げた後、該係止体11は、図
7に示すように、上記水平位置まで戻され、この後、上
記係止体11を再び開栓方向へと回動させて、該係止体
11の係止端部11aをゴム栓16の段部16aに確実
に食い込み係合させた後、図8に示すように、該ゴム栓
16を容器14の開口部から完全に引き抜くように駆動
制御される。これは、上記ゴム栓16が、例えば、弾力
性が大きい生ゴム等で形成されている場合、該ゴム栓1
6と容器14の密着力が大きく、その結果、係止体11
の一度の回動操作では、ゴム栓16の抜き残しが発生す
る虞れがあることから、これを完全に防止するため、係
止体11は上記のように作動制御される。
【0020】また、上記実施例に係る容器の移送装置に
は、上記ゴム栓の抜き残しを判別するため、図示はしな
いが、例えば、開栓装置のラック移送路出口端にリミッ
トスイッチ等のゴム栓検知手段を配設し、ゴム栓の抜き
残しがあった場合には、この残存したゴム栓がリミット
スイッチと接触して各駆動装置をオフさせ、該残存ゴム
栓を保持する容器の移送を自動的に停止させると共に、
上記回動部材を係止体の回動上限位置で停止させ、この
状態を警報やランプ等によって告知する手段が配設され
ている。この場合には、残存ゴム栓を保持するラックを
上記移送路から取り外し、再度スタートスイッチ或はリ
セットスイッチをオンすることで開栓作業を再開するよ
うに構成されている。
は、上記ゴム栓の抜き残しを判別するため、図示はしな
いが、例えば、開栓装置のラック移送路出口端にリミッ
トスイッチ等のゴム栓検知手段を配設し、ゴム栓の抜き
残しがあった場合には、この残存したゴム栓がリミット
スイッチと接触して各駆動装置をオフさせ、該残存ゴム
栓を保持する容器の移送を自動的に停止させると共に、
上記回動部材を係止体の回動上限位置で停止させ、この
状態を警報やランプ等によって告知する手段が配設され
ている。この場合には、残存ゴム栓を保持するラックを
上記移送路から取り外し、再度スタートスイッチ或はリ
セットスイッチをオンすることで開栓作業を再開するよ
うに構成されている。
【0021】勿論、上記残存ゴム栓の有無確認を、例え
ば、光センサー等の検知手段で検知し、残存ゴム栓が存
在する場合には、上記ラックの移送をそのまま停止させ
ておいて回動部材を前記手順で再駆動させ、残存するゴ
ム栓を再度引き抜くように構成することもできる。
ば、光センサー等の検知手段で検知し、残存ゴム栓が存
在する場合には、上記ラックの移送をそのまま停止させ
ておいて回動部材を前記手順で再駆動させ、残存するゴ
ム栓を再度引き抜くように構成することもできる。
【0022】次に、上記構成からなる容器の移送装置の
作用について説明する。
作用について説明する。
【0023】先ず、スタートスイッチ(図示せず)をオ
ンすると、上記ラック移送ラインRが作動し、前記ラッ
ク15は、ラックストッカAから開栓装置1の開栓位置
へと移送される。
ンすると、上記ラック移送ラインRが作動し、前記ラッ
ク15は、ラックストッカAから開栓装置1の開栓位置
へと移送される。
【0024】上記開栓装置1の開栓位置では、予め回動
部材7が水平状態にセットされ、かつ、容器14が保持
されたラック15は、上記ラック移送ラインRによって
所定の開栓位置にセットされる。
部材7が水平状態にセットされ、かつ、容器14が保持
されたラック15は、上記ラック移送ラインRによって
所定の開栓位置にセットされる。
【0025】このようにしてラック15が所定の開栓位
置にセットされると、該セット状態がセンサ(図示せ
ず)などの検知手段で確認された後、前記回転体19が
回転作動し、これによってリンク18が作動して回動部
材7を図6に示す途中の位置まで回動させる。
置にセットされると、該セット状態がセンサ(図示せ
ず)などの検知手段で確認された後、前記回転体19が
回転作動し、これによってリンク18が作動して回動部
材7を図6に示す途中の位置まで回動させる。
【0026】このようにして回動部材7を、上記ベース
部材2の後方向へと所要角度回動させると、上記係止体
11の係止端部11aが各ゴム栓16の頭部に食い込み
つつ斜め上方へと引き上げられ、各ゴム栓16が各容器
14の開口部から若干引き抜かれる。
部材2の後方向へと所要角度回動させると、上記係止体
11の係止端部11aが各ゴム栓16の頭部に食い込み
つつ斜め上方へと引き上げられ、各ゴム栓16が各容器
14の開口部から若干引き抜かれる。
【0027】この状態から、上記回動部材7は、反対方
向へと回動して係止体11を原位置へと復動した後、再
び開栓方向へと回動し、これにより上記係止体11の係
止端部11aが各ゴム栓16の段部16aと係合した
後、該上記係止体11の係止端部11aは各ゴム栓16
を各容器14から完全に引き抜く。このようにして各容
器14から引き抜かれたゴム栓16は、上記ゴム栓回収
容器8方向に自重落下して該ゴム栓回収容器8内に自動
的に収納される。
向へと回動して係止体11を原位置へと復動した後、再
び開栓方向へと回動し、これにより上記係止体11の係
止端部11aが各ゴム栓16の段部16aと係合した
後、該上記係止体11の係止端部11aは各ゴム栓16
を各容器14から完全に引き抜く。このようにして各容
器14から引き抜かれたゴム栓16は、上記ゴム栓回収
容器8方向に自重落下して該ゴム栓回収容器8内に自動
的に収納される。
【0028】このようにして各ゴム栓16が自動的、か
つ、完全に抜き取られた各容器14は、上記ラック15
に保持された状態で次の作業済みラックストッカcへと
間欠移送される。
つ、完全に抜き取られた各容器14は、上記ラック15
に保持された状態で次の作業済みラックストッカcへと
間欠移送される。
【0029】尚、上記実施例では、開栓装置1をラック
移送ラインRの中途部に配設した場合を例にとり説明し
たが、この発明にあってはこれに限定されるものではな
く、ラック移送ラインRの始端部或は終端部に配設する
こともでき、また、開栓手段も上記実施例の構成に限定
されるものではなく、例えば、容器内にエアーを送り込
んでゴム栓を抜いたり、或は、ゴム栓に針を刺して抜く
等の構成からなる開栓装置を適用することもできる。
移送ラインRの中途部に配設した場合を例にとり説明し
たが、この発明にあってはこれに限定されるものではな
く、ラック移送ラインRの始端部或は終端部に配設する
こともでき、また、開栓手段も上記実施例の構成に限定
されるものではなく、例えば、容器内にエアーを送り込
んでゴム栓を抜いたり、或は、ゴム栓に針を刺して抜く
等の構成からなる開栓装置を適用することもできる。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように、この発明に係る容
器の移送装置によれば、容器の移送ラインに、上記ゴム
栓を手を触れることなく自動的に引き抜きくことができ
る開栓手段を配設することで、この種の作業を大幅に簡
略化することができ、しかも、安全性も高い等の優れた
効果を奏する。
器の移送装置によれば、容器の移送ラインに、上記ゴム
栓を手を触れることなく自動的に引き抜きくことができ
る開栓手段を配設することで、この種の作業を大幅に簡
略化することができ、しかも、安全性も高い等の優れた
効果を奏する。
【図1】この発明の一実施例に係る容器の移送装置の概
略的な構成を示す平面説明図である。
略的な構成を示す平面説明図である。
【図2】同移送装置の開栓機構部を示す右側面図であ
る。
る。
【図3】同移送装置の開栓機構部を示す正面図である。
【図4】同移送装置の開栓機構部における係止体の取付
状態を示す正面図である。
状態を示す正面図である。
【図5】同移送装置の開栓機構部によって採血管のゴム
栓を引き抜く工程において、係止体の係止端部をゴム栓
の頭部に食い込ませた状態を示す説明図である。
栓を引き抜く工程において、係止体の係止端部をゴム栓
の頭部に食い込ませた状態を示す説明図である。
【図6】同移送装置の開栓機構部によって採血管のゴム
栓を引き抜く工程において、係止体によってゴム栓を途
中まで引き出した状態を示す説明図である。
栓を引き抜く工程において、係止体によってゴム栓を途
中まで引き出した状態を示す説明図である。
【図7】同移送装置の開栓機構部によって採血管のゴム
栓を引き抜く工程において、係止体を原位置まで復動さ
せ、係止体の係止端部をゴム栓の段部と係合させた状態
を示す説明図である。
栓を引き抜く工程において、係止体を原位置まで復動さ
せ、係止体の係止端部をゴム栓の段部と係合させた状態
を示す説明図である。
【図8】同移送装置の開栓機構部によって採血管のゴム
栓を引き抜く工程において、ゴム栓が容器から引き抜か
れた状態を示す説明図である。
栓を引き抜く工程において、ゴム栓が容器から引き抜か
れた状態を示す説明図である。
A ラックストッカ C 作業済みラックストッカ R ラック移送ライン 1 開栓装置 14 容器 15 ラック 16 ゴム栓
Claims (1)
- 【請求項1】 採血管等の容器の移送ラインに、上記容
器に嵌着されたゴム栓を抜く開栓手段を配設したことを
特徴とする容器の移送装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14981192A JPH05221487A (ja) | 1992-04-23 | 1992-04-23 | 容器の移送装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14981192A JPH05221487A (ja) | 1992-04-23 | 1992-04-23 | 容器の移送装置 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP36109291A Division JP3202291B2 (ja) | 1991-12-20 | 1991-12-20 | 自動開栓装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05221487A true JPH05221487A (ja) | 1993-08-31 |
Family
ID=15483230
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14981192A Pending JPH05221487A (ja) | 1992-04-23 | 1992-04-23 | 容器の移送装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05221487A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1996009554A1 (en) * | 1994-09-21 | 1996-03-28 | Boehringer Mannheim Gmbh | Device for opening flip cap containers |
EP0703457A3 (en) * | 1994-09-21 | 1998-07-22 | Hitachi, Ltd. | Analyzing apparatus |
EP0972744A2 (en) * | 1998-07-14 | 2000-01-19 | Bayer Corporation | Automatic decapper |
CN109307780A (zh) * | 2017-07-28 | 2019-02-05 | 希森美康株式会社 | 测试片收纳容器连续处理装置和方法以及测定系统和方法 |
-
1992
- 1992-04-23 JP JP14981192A patent/JPH05221487A/ja active Pending
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1996009554A1 (en) * | 1994-09-21 | 1996-03-28 | Boehringer Mannheim Gmbh | Device for opening flip cap containers |
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US6257091B1 (en) | 1998-07-14 | 2001-07-10 | Bayer Corporation | Automatic decapper |
CN109307780A (zh) * | 2017-07-28 | 2019-02-05 | 希森美康株式会社 | 测试片收纳容器连续处理装置和方法以及测定系统和方法 |
CN109307780B (zh) * | 2017-07-28 | 2022-07-08 | 希森美康株式会社 | 测试片收纳容器连续处理装置和方法以及测定系统和方法 |
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