JPH05220821A - 熱可塑性樹脂ストランドの冷却移送方法とその装置 - Google Patents

熱可塑性樹脂ストランドの冷却移送方法とその装置

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JPH05220821A
JPH05220821A JP4056998A JP5699892A JPH05220821A JP H05220821 A JPH05220821 A JP H05220821A JP 4056998 A JP4056998 A JP 4056998A JP 5699892 A JP5699892 A JP 5699892A JP H05220821 A JPH05220821 A JP H05220821A
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 ダイヘッド1の左右の各ノズル列から、溶融
状態の熱可塑性樹脂から成るストランド群を押し出し
て、案内装置3における上下方向に関して収斂する左右
各側の流下シュート4上を、冷却水と共に流下させなが
ら冷却固化させた後、左右の各ストランド群を切断装置
14により引っ張り下げて、チップに切断する。切断装
置14による引っ張りにより、ストランドの直径は切断
装置14に近づくほど小となり、又、その流下速度は大
となる。この流下速度の増大に対応して、流下口8から
の冷却水の流下速度を下方側のものほど大としている。 【効果】 案内装置3上で、ストランドを上下方向に関
して略均一に冷却固化できて、チップの大きさや形状を
略均一にでき、チップの品質を向上できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、熱可塑性樹脂ストラン
ドの冷却移送方法とその装置に関する。
【0002】
【従来の技術】熱可塑性樹脂製品の原料であるチップを
効率良く製造する際には、特公昭60−11601号公
報で示すように、ダイヘッドの左右の各ノズル列から、
溶融状態の熱可塑性樹脂から成るストランド群を押し出
して、案内装置における上下方向に関して収斂する左右
各側面上を、冷却液体と共に流下させながら冷却固化さ
せた後、左右の各ストランド群を共通の切断装置により
チップに切断する方法が採用される。ところで、切断装
置では、一対のニップロールにより、ストランドを引っ
張り下げながら切断するため、ストランドの直径は切断
装置に近づくほど小となり、又、その流下速度は大とな
る。然しながら、上記従来においては、単に、冷却水を
ノズルから流下シュート上に噴霧したり、冷却水を案内
装置の上部で内部から溢れ出すだけであって、冷却水の
流下速度を、流下シュート上でのストランドの流下速度
の増大に対応させて、積極的に増大させていなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このため、上記従来に
おいては、流下シュート上で、ストランドを上下方向に
関して均一に冷却固化できず、ストランドの冷却固化に
ムラが生じて、チップの大きさや形状を均一にできず、
チップの品質が悪いという問題があった。本発明は上記
問題を解決できる熱可塑性樹脂ストランドの冷却移送方
法とその装置を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明が提供する熱可塑性樹脂ストランドの冷却移
送方法の特徴的構成は、ダイヘッドの左右の各ノズル列
から、溶融状態の熱可塑性樹脂から成るストランド群を
押し出して、案内装置における上下方向に関して収斂す
る左右各側面上を、冷却液体と共に流下させながら冷却
固化させた後、左右の各ストランド群を共通の切断装置
によりチップに切断し、案内装置上でのストランドの流
下速度が下方に向かうに従って大となるものにおいて、
案内装置の左右各側の上下方向複数箇所から冷却液体を
流下させると共に、案内装置上でのストランドの流下速
度の増大に対応させて、案内装置からの冷却液体の流下
速度を下方側ほど大とした点にある。
【0005】又、本発明が提供する熱可塑性樹脂ストラ
ンドの冷却移送装置の特徴的構成は、ダイヘッドの左右
の各ノズル列から、溶融状態の熱可塑性樹脂から成るス
トランド群を押し出して、案内装置における上下方向に
関して収斂する左右各側面上を、冷却液体と共に流下さ
せながら冷却固化させた後、左右の各ストランド群を共
通の切断装置によりチップに切断し、案内装置上でのス
トランドの流下速度が下方に向かうに従って大となるも
のにおいて、案内装置が、左右各側に、ストランドを案
内する流下シュートを有し、流下シュートに、案内装置
内部から冷却液体を流下させる流下口が上下方向に関し
て複数備えられ、案内装置上でのストランドの流下速度
の増大に対応して、流下口からの冷却液体の流下速度が
下方側のものほど大とされた点にある。
【0006】尚、ダイヘッドの左右の各ノズル列から、
溶融状態の熱可塑性樹脂から成るストランド群を押し出
して、案内装置における上下方向に関して収斂する左右
各側面上を、冷却液体と共に流下させながら冷却固化さ
せた後、左右の各ストランド群を共通の切断装置により
チップに切断し、案内装置上でのストランドの流下速度
が下方に向かうに従って大となるものにおいて、案内装
置が、左右各側に、ストランドを案内する流下シュート
と、回転駆動されてストランドを案内し且つ外周面から
冷却液体を流下させる冷却ロールを有し、冷却ロールが
上下方向に関して複数配設されて、上下方向に隣接する
冷却ロール間に、流下シュートが配設され、案内装置上
でのストランドの流下速度の増大に対応して、冷却ロー
ルからの冷却液体の流下速度が下方側のものほど大とさ
れることもある。
【0007】又、ダイヘッドの左右の各ノズル列から、
溶融状態の熱可塑性樹脂から成るストランド群を押し出
して、案内装置における上下方向に関して収斂する左右
各側面上を、冷却液体と共に流下させながら冷却固化さ
せた後、左右の各ストランド群を共通の切断装置により
チップに切断し、案内装置上でのストランドの流下速度
が下方に向かうに従って大となるものにおいて、案内装
置が、左右各側に、ストランドを案内する流下シュート
と、回転駆動されてストランドを案内し且つ外周面から
冷却液体を流出させる冷却ロールを有し、流下シュート
に、案内装置内部から冷却液体を流下シュート上に流下
させる流下口が備えられ、案内装置上でのストランドの
流下速度の増大に対応して、流下口及び冷却ロールから
の冷却液体の流下速度が下方側のものほど大とされるこ
ともある。
【0008】更に、流下シュートに、ストランドを案内
する案内溝が形成されることもある。又、ダイヘッドと
案内装置間に、回転駆動されてストランドを案内し且つ
外周面から冷却液体を流下させる左右一対の先行冷却ロ
ールが配設され、この先行冷却ロールからの冷却液体の
流下速度が、案内装置の最上位からの冷却液体の流下速
度よりも小とされることもある。
【0009】
【作用】熱可塑性樹脂から成るチップを製造する際に
は、ダイヘッドの左右の各ノズル列から、夫々、溶融状
態の熱可塑性樹脂から成るストランド群を押し出して、
案内装置における上下方向に関して収斂する左右各側面
上を、冷却液体と共に流下させながら冷却固化させた
後、左右の各ストランド群を共通の切断装置によりチッ
プに切断する。この場合において、例えば、切断装置で
は、ストランドを引っ張り下げながら切断するため、ス
トランドの直径は切断装置に近づくほど小となり、又、
その流下速度は大となる。
【0010】そこで、案内装置の左右各側の上下方向複
数箇所から冷却液体を流下させると共に、案内装置上で
のストランドの流下速度の増大に対応させて、案内装置
からの冷却液体の流下速度を下方側ほど大とするのであ
り、これにより、案内装置上で、ストランドを上下方向
に関して略均一に冷却固化できて、チップの大きさや形
状を略均一にできる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の第1実施例を図1乃至図5の
図面に基づき説明すると、図1及び図2において、1は
ダイヘッドで、バッチ式重合釜(図示省略)に接続され
ている。図3にも示すように、ダイヘッド1には、多数
のノズル2が千鳥状に左右2列に備えられており、左右
の各ノズル列から、溶融状態の熱可塑性樹脂から成るス
トランド群が押し出される。3は案内装置で、ダイヘッ
ド1から押し出された左右の各ストランド群を冷却液体
と共に流下させるもので、左右両側面が外側方に向かっ
て湾曲凸状とされて、上方及び下方に向かって収斂して
いる。図4にも示すように、案内装置3の左右各側部
は、複数の(実施例では、5個)の流下シュート4から
構成されており、図5に示すように、各流下シュート4
には、ストランドSを案内する案内溝6が形成されてい
る。
【0012】左右両側の最上位の流下シュート4同士
と、最下位の流下シュート4同士は、夫々、上端又は下
端で一体化され、又、左右両側で対応する流下シュート
4同士は、前後両端で一体化されている。上下に隣接す
る流下シュート4においては、その下側の流下シュート
4の上端部の外側面が、上側の流下シュート4の下端部
の内側面と間隙を介して対向し、この間隙が、冷却液体
を流下シュート4上に流下させるための流下口8とされ
ている。
【0013】10は冷却液体貯留部で、左右各側に設け
られた5個の流下口8に対応して、上下方向に5個配設
されており、その各底壁10Aが流下シュート4の上部
の左右、前後の側面に固設されると共に、その各天壁1
0Bは、上側に隣接する流下シュート4の下部の左右、
前後の側面に固設されている。そして、各貯留部10の
冷却液体は、左右の各流下シュート4の上端部を乗り越
えて、左右の各流下口8から流下シュート4上を流下す
る。又、貯留部10には、流量調整弁12を介して冷却
液体が供給される。尚、各流下口8は下方側のものほ
ど、開口面積が小とされている。
【0014】14は切断装置で、案内装置3の左右各側
を流下してきた各ストランドS群をチップに切断するも
ので、ハウジング15と、ストランドSを引っ張り下げ
る左右一対のニップロール16と、ニップロール16に
より引っ張り下げられたストランドSをチップに切断す
る固定刃17と回転刃18等を有する。尚、図1に示す
ように、ダイヘッド1のノズル2と、切断装置14のニ
ップロール16の咬み込み部とを結ぶ一点鎖線の傾斜に
対して、案内装置3の左右各側面が収斂しており、案内
装置3の左右各側面を流下した左右の各ストランドS群
はニップロール16の咬み込み部で交差状となる。
【0015】切断装置14のハウジング15には、搬出
シュート22が一体形成されると共に、ハウジング15
には、流量調整弁23を介して冷却液体が供給される。
尚、各流量調整弁12、23は制御装置25により制御
される。26は、冷却液体供給管で、多数の噴出孔を有
するもので、案内装置3の上方に前後方向に配設される
と共に、左右両側面に沿って、その外側方にも複数(図
例では、3個)前後方向に配設されており、流下シュー
ト4上を流下するストランドSに対して冷却液体を噴出
する。
【0016】上記のように構成した実施例によれば、熱
可塑性樹脂のチップを製造する際には、各冷却液体貯留
部10、冷却液体供給管26及び切断装置14のハウジ
ング15に、夫々、冷却液体を供給して、各流下口8か
ら冷却液体を流下させると共に、冷却液体供給管26か
ら流下シュート4に対して冷却液体を噴出させ、又、ハ
ウジング15及び搬出シュート22内にも冷却液体を流
す。尚、冷却液体としては、例えば、冷却水を使用す
る。
【0017】この状態で、ダイヘッド1の左右の各ノズ
ル列から、熱可塑性樹脂から成る溶融状態のストランド
S群を押し出すのであり、押し出された左右の各ストラ
ンドS群は、案内装置3の左右の流下シュート4の案内
溝5内を冷却液体と共に流下しながら冷却固化される。
そして、この案内装置3の左右各側面を流下して、冷却
固化した左右の各ストランドS群は切断装置14のニッ
プロール16の咬み込み部で交差状となると共に、ニッ
プロール16により引っ張り下げられて、固定刃17と
回転刃18によりチップに切断されて、冷却液体と共に
搬出シュート22内を搬出される。
【0018】ところで、切断装置14では、一対のニッ
プロール16により、上記のように、ストランドSを引
っ張り下げながら切断するため、ストランドSの直径は
切断装置14に近づくほど小となり、又、その流下速度
は大となる。そこで、本発明では、案内装置3上でのス
トランドSの流下速度の増大に対応して、各流下口8を
下方側のものほど、開口面積を小とすると共に、各流量
調整弁12を調整して、流下口8からの冷却液体の流下
速度を下方側のものほど大としている。これにより、案
内装置3上で、ストランドSを上下方向に関して略均一
に冷却固化できて、チップの大きさや形状を略均一にで
き、チップの品質を向上できる。
【0019】図6及び図7は本発明の第2実施例を示す
もので、案内装置3が、流下シュート4と、冷却ロール
27から構成されている。冷却ロール27は、第1実施
例の流下口及び貯留部の代わりに、上下に隣接する流下
シュート4間に配設されるもので、前後方向に配設され
ると共に、上下方向に関して等間隔に複数(図例では、
4個)配設され、中空状本体部30と、本体部30の両
端部に軸心方向に連設され且つ流下シュート4の前後両
側部に軸受32を介して支持される支持部33から成
り、支持部33に形成されたギヤ部34により回転駆動
される。本体部30には、冷却液体を流下させるための
多数の流下孔35が形成されている。
【0020】尚、冷却ロール27の本体部30として、
ステンレス繊維を焼結して成り且つ液体が通過可能なロ
ールを使用することもある。37は冷却液体供給管で、
流量調整弁38を介して冷却液体が供給されるもので、
各冷却ロール27の一方の支持部33及び本体部30の
軸心部分に挿入されており、本体部30に挿入された部
分には、冷却液体を本体部30内に流出させるための供
給口39が周方向等間隔に形成されている。尚、流下シ
ュート4の左右両側部において、冷却ロール27の本体
部30に対向する端部は円弧状とされて、本体部30の
外周面に沿わされている。そして、ストランドの案内装
置3上での流下速度の増大に対応して、各流量調整弁3
8が調整されると共に、上記冷却ロール27の回転速
度、即ち、周速が下方側のものほど大とされて、冷却ロ
ール27からの冷却液体の流下速度が大とされる。
【0021】図8は本発明の第3実施例を示すもので、
冷却ロール27と、左右に流下口8が配備された冷却液
体貯留部10が上下方向に関して交互に配設されてお
り、ストランドの案内装置3上での流下速度の増大に対
応して、上記冷却ロール27及び流下口8からの冷却液
体の流下速度が下方側のものほど大とされる。
【0022】図9は、本発明の第4実施例を示すもの
で、ダイヘッド1と案内装置3間に、回転駆動されてス
トランドを案内し且つ外周面から冷却液体を流下させる
左右一対の先行冷却ロール41及び、冷却液体供給管4
2が配設されている。この先行冷却ロール41及び冷却
液体供給管42の構造は、第2、第3実施例の冷却ロー
ル27及び冷却液体供給管37の構造と同じで、この先
行冷却ロール41からの冷却液体の流下速度が、案内装
置の最上位の流下口8からの冷却液体の流下速度よりも
小とされている。
【0023】尚、本発明の第4実施例では、第1実施例
に先行冷却ロールを備えた例を示したが、第2、第3実
施例に先行冷却ロールを備えるようにしてもよい。又、
実施例では、流下シュートに案内溝を形成したが、形成
せずともよい。更に、実施例では、冷却液体として、冷
却水を使用したが、その他の液体を使用してもよい。
【0024】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
案内装置の左右各側の上下方向複数箇所から冷却液体を
流下させると共に、案内装置上でのストランドの流下速
度の増大に対応させて、案内装置からの冷却液体の流下
速度を下方側ほど大としたので、案内装置の左右各側上
で、ストランドを上下方向に関して略均一に冷却固化で
きて、チップの大きさや形状を略均一にでき、チップの
品質を向上できる。又、案内装置の左右各側の上下方向
複数箇所から冷却液体を流下させるようにしたので、案
内装置内部を、冷却液体の流下のために、有効利用で
き、従来と比較して、装置の大型化を招来せず、装置を
コンパクトにできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す正面断面図である。
【図2】同側面図である。
【図3】同ダイヘッドの底面図である。
【図4】図1の要部の拡大断面図である。
【図5】図4のA−A線矢視断面図である。
【図6】本発明の第2実施例を示す要部の正面断面図で
ある。
【図7】図6のB−B線矢視断面図である。
【図8】本発明の第3実施例を示す要部の正面断面図で
ある。
【図9】本発明の第4実施例を示す要部の正面断面図で
ある。
【符号の説明】
1…ダイヘッド、2…ノズル、3…案内装置、4…流下
シュート、6…案内溝、8…流下口、10…冷却液体貯
留部、14…切断装置、27…冷却ロール、41…先行
冷却ロール、S…ストランド。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ダイヘッドの左右の各ノズル列から、溶融
    状態の熱可塑性樹脂から成るストランド群を押し出し
    て、案内装置における上下方向に関して収斂する左右各
    側面上を、冷却液体と共に流下させながら冷却固化させ
    た後、左右の各ストランド群を共通の切断装置によりチ
    ップに切断し、案内装置上でのストランドの流下速度が
    下方に向かうに従って大となるものにおいて、 案内装置の左右各側の上下方向複数箇所から冷却液体を
    流下させると共に、案内装置上でのストランドの流下速
    度の増大に対応させて、案内装置からの冷却液体の流下
    速度を下方側ほど大としたことを特徴とする熱可塑性樹
    脂ストランドの冷却移送方法。
  2. 【請求項2】ダイヘッドの左右の各ノズル列から、溶融
    状態の熱可塑性樹脂から成るストランド群を押し出し
    て、案内装置における上下方向に関して収斂する左右各
    側面上を、冷却液体と共に流下させながら冷却固化させ
    た後、左右の各ストランド群を共通の切断装置によりチ
    ップに切断し、案内装置上でのストランドの流下速度が
    下方に向かうに従って大となるものにおいて、 案内装置が、左右各側に、ストランドを案内する流下シ
    ュートを有し、流下シュートに、案内装置内部から冷却
    液体を流下させる流下口が上下方向に関して複数備えら
    れ、案内装置上でのストランドの流下速度の増大に対応
    して、流下口からの冷却液体の流下速度が下方側のもの
    ほど大とされたことを特徴とする熱可塑性樹脂ストラン
    ドの冷却移送装置。
  3. 【請求項3】ダイヘッドの左右の各ノズル列から、溶融
    状態の熱可塑性樹脂から成るストランド群を押し出し
    て、案内装置における上下方向に関して収斂する左右各
    側面上を、冷却液体と共に流下させながら冷却固化させ
    た後、左右の各ストランド群を共通の切断装置によりチ
    ップに切断し、案内装置上でのストランドの流下速度が
    下方に向かうに従って大となるものにおいて、 案内装置が、左右各側に、ストランドを案内する流下シ
    ュートと、回転駆動されてストランドを案内し且つ外周
    面から冷却液体を流下させる冷却ロールを有し、冷却ロ
    ールが上下方向に関して複数配設されて、上下方向に隣
    接する冷却ロール間に、流下シュートが配設され、案内
    装置上でのストランドの流下速度の増大に対応して、冷
    却ロールからの冷却液体の流下速度が下方側のものほど
    大とされたことを特徴とする熱可塑性樹脂ストランドの
    冷却移送装置。
  4. 【請求項4】ダイヘッドの左右の各ノズル列から、溶融
    状態の熱可塑性樹脂から成るストランド群を押し出し
    て、案内装置における上下方向に関して収斂する左右各
    側面上を、冷却液体と共に流下させながら冷却固化させ
    た後、左右の各ストランド群を共通の切断装置によりチ
    ップに切断し、案内装置上でのストランドの流下速度が
    下方に向かうに従って大となるものにおいて、 案内装置が、左右各側に、ストランドを案内する流下シ
    ュートと、回転駆動されてストランドを案内し且つ外周
    面から冷却液体を流出させる冷却ロールを有し、流下シ
    ュートに、案内装置内部から冷却液体を流下シュート上
    に流下させる流下口が備えられ、案内装置上でのストラ
    ンドの流下速度の増大に対応して、流下口及び冷却ロー
    ルからの冷却液体の流下速度が下方側のものほど大とさ
    れたことを特徴とする熱可塑性樹脂ストランドの冷却移
    送装置。
  5. 【請求項5】流下シュートに、ストランドを案内する案
    内溝が形成された請求項1乃至4の何れかに記載の熱可
    塑性樹脂ストランドの冷却移送装置。
  6. 【請求項6】ダイヘッドと案内装置間に、回転駆動され
    てストランドを案内し且つ外周面から冷却液体を流下さ
    せる左右一対の先行冷却ロールが配設され、この先行冷
    却ロールからの冷却液体の流下速度が、案内装置の最上
    位からの冷却液体の流下速度よりも小とされた請求項1
    乃至5の何れかに記載の熱可塑性樹脂ストランドの冷却
    移送装置。
JP4056998A 1992-02-07 1992-02-07 熱可塑性樹脂ストランドの冷却移送装置 Expired - Lifetime JPH0725126B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09254233A (ja) * 1996-03-26 1997-09-30 Itochu Puramatsuku Kk 塑性粘着物の取扱方法およびその装置

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