JPH05220653A - ねじ状砥石母材研削装置および研削方法 - Google Patents

ねじ状砥石母材研削装置および研削方法

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JPH05220653A
JPH05220653A JP2401392A JP2401392A JPH05220653A JP H05220653 A JPH05220653 A JP H05220653A JP 2401392 A JP2401392 A JP 2401392A JP 2401392 A JP2401392 A JP 2401392A JP H05220653 A JPH05220653 A JP H05220653A
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JP
Japan
Prior art keywords
base material
grinding
grindstone
thread
grinding wheel
Prior art date
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Pending
Application number
JP2401392A
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English (en)
Inventor
Hidehiro Kurono
英弘 黒野
Koji Hatanaka
浩二 畑中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】精度良く砥石母材を研削するねじ状砥石母材研
削装置および研削方法を提供することを目的とする。 【構成】砥石スピンドル18のテーパ面30にフランジ
部材34を嵌合し、前記フランジ部材34の外周面に砥
石16を装着する。また、フランジ部材34の外周面に
形成されたテーパ面44に砥石52を嵌合させる。この
ように構成することにより、砥石16、52が同軸上で
回動することになる。前記母材スピンドル14に装着さ
れたねじ状砥石母材12に前記砥石16および砥石52
を当接させることにより、前記砥石母材12のねじ溝5
0、端面64、ねじ山62を精度良く研削する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ねじ状砥石母材研削装
置および研削方法に関し、一層詳細には、ねじ状砥石母
材に対して、精度良く研削仕上げを行うねじ状砥石母材
研削装置および研削方法に関する。
【0002】
【従来の技術】ねじ状砥石母材の研削は、通常、先ず、
第1の研削盤に装着した砥石によりねじ溝を研削し、次
に、前記砥石を交換した後、ねじ山を研削し、最後に、
前記ねじ状砥石母材を第2の研削盤に挿着し、母材の基
準面となる端面を研削する工程で行われている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、第1の
研削盤から第2の研削盤に砥石母材を付け換える際、そ
の取付精度に誤差が生じ、砥石母材の研削精度が低下し
てしまうおそれがあった。また、母材の着脱にも相当な
時間を要する不具合があった。
【0004】本発明は、この種の問題を解決するために
なされたものであって、効率的且つ精度良く砥石母材を
研削することのできるねじ状砥石母材研削装置および研
削方法を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
めに、本発明は、ねじ状砥石母材を研削仕上げする装置
であって、前記母材が装着され、回転する母材スピンド
ルと、前記母材のねじ溝を研削する第1の砥石と、前記
母材の端面を研削する端面研削部および前記母材のねじ
山を研削するねじ山研削部を有する第2の砥石と、前記
第1および第2の砥石が装着され、回転する砥石スピン
ドルと、を備えることを特徴とする。
【0006】また、本発明は、ねじ状砥石母材を研削仕
上げする方法であって、前記母材のねじ溝を第1の砥石
により所定寸法に研削仕上げする工程と、前記母材の端
面を、前記第1の砥石と同軸上に装着された第2の砥石
の回転する側面により所定寸法に研削仕上げする工程
と、前記母材のねじ山を、前記第2の砥石の回転する周
面により所定寸法に研削仕上げする工程と、からなるこ
とを特徴とする。
【0007】
【作用】本発明に係るねじ状砥石母材研削装置および研
削方法は、砥石スピンドルに装着された第1の砥石によ
り、母材スピンドルに装着された砥石母材のねじ溝部を
研削し、続いて、前記砥石スピンドルに第1砥石と同軸
上に装着された第2の砥石の端面研削部により、前記砥
石母材の端面を研削する。さらに、前記第2砥石のねじ
山研削部により、前記砥石母材のねじ山を研削する。し
たがって、同一の軸体に軸支される砥石母材を付け換え
ることなく、砥石スピンドルの同一軸上を回動する第1
および第2砥石により精度良く研削する。
【0008】
【実施例】本発明に係るねじ状砥石母材研削装置および
研削方法について、好適な実施例を挙げ、添付の図面を
参照しながら以下詳細に説明する。
【0009】先ず、ねじ状砥石母材研削装置の構成につ
いて説明し、次いで、これを用いたねじ状砥石母材研削
方法を説明する。
【0010】ねじ状砥石母材研削装置10は、図1およ
び図2に示すように、移動テーブル11とともに矢印X
方向に変位可能な母材回転モータ13と、前記母材回転
モータ13の回転軸であってねじ状砥石母材12を軸支
する母材スピンドル14と、砥石16および52と、矢
印X方向に変位可能な砥石回転モータ15と、前記砥石
回転モータ15の回転軸であって前記砥石16、52を
軸支する砥石スピンドル18とから基本的に構成されて
いる。
【0011】前記母材スピンドル14は、軸方向に沿っ
て徐々に縮径するテーパ面20を有し、その先端部には
ねじ部22が形成されている。前記母材スピンドル14
には、テーパ面25を有する前記砥石母材12の孔部2
4が嵌合し、カラー26を介してナット28を前記ねじ
部22に螺合させることにより、砥石母材12のテーパ
面25と母材スピンドル14のテーパ面20とが摺接し
て固定される。
【0012】前記砥石スピンドル18は、軸方向に沿っ
て徐々に縮径するテーパ面30を有し、その先端部には
ねじ部32が形成されている。前記砥石スピンドル18
には、テーパ面36を有する円筒状のフランジ部材34
の孔部37が嵌合し、カラー38を介してナット40を
前記ねじ部32に螺合させることにより、フランジ部材
34のテーパ面36と砥石スピンドル18のテーパ面3
0とが摺接して固定される。前記フランジ部材34は、
外周面に段部42が形成されるとともに、砥石スピンド
ル18の軸方向に沿って徐々に縮径するテーパ面44が
形成され、また、先端部に止めねじ46を設けている。
前記段部42には、砥石16が締板47を介しボルト4
8によって装着されている。砥石16は、WA砥石で構
成され、外周部が砥石母材12のねじ溝50に対応した
形状となっている。
【0013】前記フランジ部材34には、図2に示すよ
うに、砥石母材12の端面64およびねじ山62を研削
する砥石52がテーパ面44に内周面54が摺接した状
態で嵌合される。そして、前記止めねじ46にナット5
6を螺合することにより、前記砥石52の内周面54を
前記テーパ面44に押圧して固定する。前記砥石52は
金属製母材からなり、その側面および周面には、CBN
砥粒が電着されたねじ山研削部58および端面研削部6
0が砥石母材12のねじ山62および端面64に対応し
た形状に設けられている。
【0014】このように構成されるねじ状砥石母材研削
装置10は、次のように動作する。
【0015】先ず、図1に示すように、母材スピンドル
14に砥石母材12を装着し、砥石スピンドル18にフ
ランジ部材34を介して砥石16を装着する。この状態
で母材スピンドル14および砥石スピンドル18を回転
させるとともに、該母材スピンドル14を矢印X方向に
同期送りすることにより、砥石16の先端部が砥石母材
12のねじ溝50を精度良く研削する。
【0016】続いて、図2に示すように、フランジ部材
34のテーパ面44に砥石52を装着する。この際、砥
石52の内周面54はフランジ部材34のテーパ面44
に当接し、ナット56で締め付けることにより、砥石1
6の軸心と一致した状態で位置決めされる。
【0017】さらに、砥石母材12の端面64に砥石5
2の端面研削部60を当接させ、砥石52を矢印X方向
に変位させつつ母材スピンドル14および砥石スピンド
ル18を回動させることにより、砥石母材12の端面6
4を精度良く研削する。なお、砥石52は金属製母材で
構成されているため、十分な強度を有しており、したが
って、前記端面研削部60を端面64に押圧させた状態
で迅速に研削を行うことができる。
【0018】最後に、図3に示すように、砥石52のね
じ山研削部58を砥石母材12のねじ山62に当接し、
この状態で母材スピンドル14および砥石スピンドル1
8を回動させるとともに、該母材スピンドル14を軸方
向に同期送りすることにより、砥石52のねじ山研削部
58が砥石母材12のねじ山62を精度良く研削する。
【0019】このように、本実施例のねじ状砥石母材研
削装置および研削方法では、砥石スピンドル18に対し
て砥石16および砥石52を同軸上に装着している。ま
た、母材スピンドル14に対して砥石母材12を取り付
けたままで研削を行うことができる。したがって、砥石
母材12のねじ溝50、ねじ山62、端面64を効率的
に、しかも、精度良く研削できる。
【0020】
【発明の効果】本発明に係るねじ状砥石母材研削装置お
よび研削方法によれば、以下の効果が得られる。
【0021】すなわち、砥石スピンドルに同軸上に装着
された第1および第2の砥石により、母材スピンドルに
装着された砥石母材のねじ溝部、端面、ねじ山を研削で
きる。したがって、同一の軸体に軸支される砥石母材の
取り付け状態を変更させることなく、該母材の全ての部
分を精度良く研削できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るねじ状砥石母材研削装置および研
削方法の研削状態説明図である。
【図2】本発明に係るねじ状砥石母材研削装置および研
削方法の研削状態説明図である。
【図3】本発明に係るねじ状砥石母材研削装置および研
削方法の研削状態説明図である。
【符号の説明】
10…ねじ状砥石母材研削装置 12…ねじ状砥石母材 14…母材スピンドル 16、52…砥石 18…砥石スピンドル 34…フランジ部材 58…ねじ山研削部 60…端面研削部 62…ねじ山 64…端面

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ねじ状砥石母材を研削仕上げする装置であ
    って、 前記母材が装着され、回転する母材スピンドルと、 前記母材のねじ溝を研削する第1の砥石と、 前記母材の端面を研削する端面研削部および前記母材の
    ねじ山を研削するねじ山研削部を有する第2の砥石と、 前記第1および第2の砥石が装着され、回転する砥石ス
    ピンドルと、 を備えることを特徴とするねじ状砥石母材研削装置。
  2. 【請求項2】ねじ状砥石母材を研削仕上げする方法であ
    って、 前記母材のねじ溝を第1の砥石により所定寸法に研削仕
    上げする工程と、 前記母材の端面を、前記第1の砥石と同軸上に装着され
    た第2の砥石の回転する側面により所定寸法に研削仕上
    げする工程と、 前記母材のねじ山を、前記第2の砥石の回転する周面に
    より所定寸法に研削仕上げする工程と、 からなることを特徴とするねじ状砥石母材研削方法。
JP2401392A 1992-02-10 1992-02-10 ねじ状砥石母材研削装置および研削方法 Pending JPH05220653A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006035421A (ja) * 2004-07-27 2006-02-09 Gleason Corp 研削ウォームの歯先を機械加工する形直し工具
CN115464521A (zh) * 2022-08-15 2022-12-13 广州市敏嘉制造技术有限公司 用于电子刹车系统丝杠轴加工的机床和复合加工工艺

Cited By (3)

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JP2006035421A (ja) * 2004-07-27 2006-02-09 Gleason Corp 研削ウォームの歯先を機械加工する形直し工具
CN115464521A (zh) * 2022-08-15 2022-12-13 广州市敏嘉制造技术有限公司 用于电子刹车系统丝杠轴加工的机床和复合加工工艺
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