JPH0522053A - 平衡入力型増幅回路 - Google Patents

平衡入力型増幅回路

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Publication number
JPH0522053A
JPH0522053A JP3197326A JP19732691A JPH0522053A JP H0522053 A JPH0522053 A JP H0522053A JP 3197326 A JP3197326 A JP 3197326A JP 19732691 A JP19732691 A JP 19732691A JP H0522053 A JPH0522053 A JP H0522053A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
amplifier circuit
transistor
differential amplifier
resistor
transistors
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP3197326A
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English (en)
Inventor
Yoshitaka Oikawa
善貴 及川
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Toshiba Corp
Toshiba AVE Co Ltd
Original Assignee
Toshiba Corp
Toshiba AVE Co Ltd
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp, Toshiba AVE Co Ltd filed Critical Toshiba Corp
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Publication of JPH0522053A publication Critical patent/JPH0522053A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 差動増幅回路を入力段に持つ平衡入力型増幅
回路において出力のノイズレベルをさらに低減する。 【構成】 トランジスタQ1 ,Q2 から成る一方の差動
増幅回路とトランジスタQ3 ,Q4 から成る他方の差動
増幅回路は直流電源+B,−B間に並列に接続される。
コールド入力信号はトランジスタQ2 ,Q3 のベースに
供給され、ホット入力信号はトランジスタQ1 のベース
に供給される。演算増幅回路Q5 の帰還電圧はトランジ
スタQ4 のベースに印加される。抵抗R7に誘起する電
流は1個のトランジスタQ2 を介して流れ、抵抗R11
誘起する電流は1個のトランジスタQ3 を介して流れ
る。このためトランジスタの素子雑音の影響は少なくな
って出力のノイズレベルが低減される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は計測用アンプや音声処理
装置などに用いられる平衡入力型増幅回路に関する。
【0002】
【従来の技術】差動増幅回路を入力段に持った平衡入力
型増幅回路は従来、例えば図2のように構成されてい
た。図2において入力段(初段)を構成する増幅部はト
ランジスタQ1 ,Q2 から成る一方の差動増幅回路と、
トランジスタQ3 ,Q4 から成る他方の差動増幅回路を
直流電源+B,−B間に直列に接続される。ホット
(H)入力信号は抵抗R1 を介してトランジスタQ1
ベースに供給され、コールド(C)入力信号は抵抗R2
を介してトランジスタQ2 のベースに供給される。トラ
ンジスタQ1 のベースと接地間には抵抗R3 が接続さ
れ、トランジスタQ2 のベースと接地間には抵抗R4
接続されている。トランジスタQ1 ,Q2 の各コレクタ
は抵抗R5 ,R6 を各々介して直流電源+Bラインに接
続されている。トランジスタQ1 のエミッタはトランジ
スタQ3 のコレクタ,エミッタおよび抵抗R7 を介して
直流電源−Bラインに接続されている。トランジスタQ
2 のエミッタはトランジスタQ4 のコレクタ,エミッタ
および抵抗R8 を介して直流電源−Bラインに接続され
ている。前記抵抗R5 とトランジスタQ1 の共通接続点
は後段増幅部を構成する演算増幅回路Q5の反転入力端
に接続されている。前記抵抗R6 とトランジスタQ2
共通接続点は前記演算増幅回路Q5 の非反転入力端に接
続されている。トランジスタQ3 のベースは抵抗R9
介して接地されている。トランジスタQ4 のベースは抵
抗R10を介して前記演算増幅回路Q5 の出力端に接続さ
れている。トランジスタQ3 のベースと直流電源−Bラ
インの間には抵抗R11と図示極性のツェナーダイオード
1 が直列に接続されている。ツェナーダイオードD1
のカソード4トランジスタQ4 のベース間には抵抗R12
が接続されている。トランジスタQ3 ,Q4 の各コレク
タ間には抵抗R13が接続され、トランジスタQ3 ,Q4
の各エミッタ間には抵R14が接続されている。トランジ
スタQ1 ,Q2 の各コレクタ間にはコンデンサCおよび
抵抗R15が直列に接続されている。
【0003】前記抵抗R1 〜R12の抵抗値の関係は、R
1 =R2 、R3 =R4 、R5 =R6 、R7 =R8
9 :R11=R10:R12である。
【0004】図2の回路において、ホット入力信号、コ
ールド入力信号はトランジスタQ1 ,Q2 によって各々
増幅され、演算増幅回路Q5 からの帰還電圧はトランジ
スタQ3 、Q4 によって電流に交換される。
【0005】なお図2の回路は従来、計測用増幅器など
に低雑音高利得直流増幅回路として用いられてきた回路
である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】図2の回路において
は、抵抗R5 ,R6 の電圧降下として誘起する電流は、
各々2つのトランジスタ(Q1 とQ3 、Q2 とQ4 )を
経由して流れる。このため出力を誘起する電流に、2つ
のトランジスタの素子雑音が重畳されて増幅され、出力
のノイズレベルが非常に大きくなってしまう。
【0007】本発明は、上記の発明に鑑みてなされたも
ので、その目的は出力ノイズレベルの低減化を図った平
衡入力型増幅回路を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、第1、第2の
信号入力端から入力される信号の差に応じた出力を出力
する平衡入力型増幅回路において、一方の入力端が第1
の信号入力端に接続され、他方の入力端が第2の信号入
力端に接続された第1の差動増幅回路と、この第1の差
動増幅回路と並列接続され、一方の入力端が第1の信号
入力端に接続された第2の差動増幅回路と、2つの入力
端に第1、第2の差動増幅回路の出力端がそれぞれ接続
され、出力端が第2の差動増幅回路の他方の入力端に接
続された演算増幅回路とを具備したことを特徴としてい
る。
【0009】
【作用】2個の差動増幅回路は正負電源母線間に並列に
接続されているので、2個の差動増幅回路の出力を誘起
する電流は、各差動増幅回路の一方の能動素子にのみ流
れる。このため出力のノイズレベルは著しく低減され
る。
【0010】
【実施例】以下、図面を参照しながら本発明の一実施例
を説明する。図1において入力段(初段)を構成する増
幅部はトランジスタQ1 ,Q2 から成る一方の差動増幅
回路と、トランジスタQ3 ,Q4 から成る他方の差動増
幅回路を直流電源+B,−B間に並列に接続される。ホ
ット(H)入力信号は抵抗R1 を介してトランジスタQ
1 のベースに供給され、コールド(C)入力信号はトラ
ンジスタQ2 およびQ3 のベースに供給される。トラン
ジスタQ1 の ベースと接地間には抵抗R2 が接続さ
れ、トランジスタQ2 ,Q3 のベースと接地間には抵抗
3 が接続されている。トランジスタQ1 ,Q2 の各エ
ミッタは抵抗R4 ,R5 を各々介して直流電源−Bライ
ンに接続されている。トランジスタQ1 ,Q2 の各エミ
ッタ間には抵抗R6 が接続されている。トランジスタQ
2 ,Q3 の各コレクタは抵抗R7 ,R11を各々介して直
流電源+Bラインに接続されている。前記抵抗R7 とト
ランジスタQ2 の共通接続点は後段増幅部を構成する演
算増幅回路Q5 の非反転入力端に接続されている。前記
抵抗R11とトランジスタQ3 の共通接続点は前記演算増
幅回路Q5 の反転入力端に接続されている。トランジス
タQ3 のエミッタは抵抗R8 を介して直流電源−Bライ
ンに接続されている。トランジスタQ4 のコレクタは直
流電源+Bラインに接続され、エミッタは抵抗R9 を介
して直流電源−Bラインに接続され、ベースは演算増幅
回路Q5 の出力端に接続されている。トランジスタ
3 ,Q4 のエミッタ間には抵抗R10が接続されてい
る。
【0011】上記のように構成された回路において各抵
抗R1 乃至R11の抵抗値および利得Gの関係は、R2
3 、R4 =R5 =R8 =R9 、R7 =R11、R1 :R
2 =R6 (R10+R4 ):R10(R6 +R4 )=1:G
(利得)に設定しておく。抵抗R7 に初段の出力を誘起
する電流はトランジスタQ2 を流れるのみであり、抵抗
11に初段の出力を誘起する電流はトランジスタQ3
流れるのみである。このため例えば従来の図2の回路と
同等の素子を使用して図1の回路を構成した場合、図1
の回路のほうが、出力雑音レベルが6dB(1/2)低
減される。図1の回路の利得Gは次式で求められる。 G=R10・(R6 +R4 )/(R6 ・(R10+R4 )) 図1、図2の各回路で利得40dBの回路を試作し、そ
のノイズレベルを測定した結果、図1の回路は−75.
3dBs、図2の回路は68.2dBsであり、7.1
dBsの改善が確認された。
【発明の効果】以上のように本発明によれば2個の差動
増幅回路を電源に対して並列に設けるように構成したの
で、出力を誘起する電流が経由する能動素子は1個のみ
となり、出力のノイズレベルが著しく低減される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す回路図。
【図2】従来の直流増幅回路の一例を示す回路図。
【符号の説明】
1 〜Q4 …トランジスタ Q5 …演算増幅回路 R1 〜R15…抵抗

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 第1、第2の信号入力端から入力される
    信号の差に応じた出力を出力する平衡入力型増幅回路に
    おいて、 一方の入力端が第1の信号入力端に接続され、他方の入
    力端が第2の信号入力端に接続された第1の差動増幅回
    路と、この第1の差動増幅回路と並列接続され、一方の
    入力端が第1の信号入力端に接続された第2の差動増幅
    回路と、2つの入力端に第1、第2の差動増幅回路の出
    力端がそれぞれ接続され、出力端が第2の差動増幅回路
    の他方の入力端に接続された演算増幅回路とを具備した
    ことを特徴とする平衡入力型増幅回路。
JP3197326A 1991-07-12 1991-07-12 平衡入力型増幅回路 Withdrawn JPH0522053A (ja)

Priority Applications (1)

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JP3197326A JPH0522053A (ja) 1991-07-12 1991-07-12 平衡入力型増幅回路

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JP3197326A JPH0522053A (ja) 1991-07-12 1991-07-12 平衡入力型増幅回路

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Publication Number Publication Date
JPH0522053A true JPH0522053A (ja) 1993-01-29

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ID=16372607

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JP3197326A Withdrawn JPH0522053A (ja) 1991-07-12 1991-07-12 平衡入力型増幅回路

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Effective date: 19981008