JPH0522026U - 空気除湿システム - Google Patents

空気除湿システム

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JPH0522026U
JPH0522026U JP7036091U JP7036091U JPH0522026U JP H0522026 U JPH0522026 U JP H0522026U JP 7036091 U JP7036091 U JP 7036091U JP 7036091 U JP7036091 U JP 7036091U JP H0522026 U JPH0522026 U JP H0522026U
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JP
Japan
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dehumidifier
dehumidifying
air
capacity
dehumidifiers
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JP7036091U
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English (en)
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修治 湯川
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Nikkiso Co Ltd
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Nikkiso Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 第1の除湿機と第2の除湿機(予備機)とを
備えたシステムにおいて、除湿機故障時の除湿機切換時
における除湿機能の一時的停止あるいは低下を防止す
る。 【構成】 単独でそれぞれ必要な除湿能力を有する2つ
の除湿機10,12を直列に配置する。これにより、例
えば除湿機10が故障しても、除湿能力の低下あるいは
停止は、別の作動中の除湿機12により容易に追随補完
される。さらに、故障機10の修復は、遮断弁26a,
26bおよび切換弁28aを操作して故障機10をバイ
パス24させることにより随時容易に行うことができる
ので、この種の従来のシステムにおける自動切換装置が
不要となり、システム構成を簡単にすることができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、低湿度環境を要求されるスペースに対して乾燥空気を供給する空気 除湿システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば半導体製造工場等のように製造工程に低湿度環境を要求されるスペース には、空気除湿システムが設けられているが、この空気除湿システムは、製品の 品質を確保するために常時所定の能力を発揮することが要求される。このためこ の種の空気除湿システムにおいては、通常図2に示すように、それぞれ必要な除 湿能力を有する2つ(第1,第2)の除湿機10,12が並列に配置されている 。そして通常は、コンプレッサ14から供給される空気が第1の除湿機10で所 定の露点温度まで冷却除湿されて低湿度スペース16内へ導入れさているが、こ こで第1の除湿機10が故障すると、切換弁18a〜18bが切換えられて第2 の除湿機(予備機)12が作動するよう構成されている。なお、この場合、前記 切換えは可及的に早くかつ確実に行わなければならないので、システムには通常 故障検出装置を備えた制御器20が設けられていて、前記切換操作が自動的に行 われるよう構成されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、前述した従来の空気除湿システムは、以下に述べるような難点 を有していた。
【0004】 すなわち、前記従来の空気除湿システムにおいては、その除湿機の切換時にお いて、予備機は第1の除湿機の故障が発生した後に制御器を介して始動するので 、しかも除湿空気は比較的極低露点温度まで冷却除湿しなければならないので、 この切換時に除湿機能が少なくとも一旦停止するばかりでなく、所定の除湿能力 に完全に到達するまでには通常数時間を必要とするものであった。このため、半 導体製造工場等においては製品の品質を確保することができなかった。さらに、 制御器を含む前記自動切換装置は、比較的複雑な構成を有し、システム全体の価 格を上昇する欠点を有していた。
【0005】 そこで、本考案の目的は、空気除湿能力を一時的に停止あるいは低下すること がなく、しかも簡単に構成することができる空気除湿システムを提供することに ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
先の目的を達成するために、本考案に係る空気除湿システムは、単独でそれぞ れ必要な除湿能力を有する2つの除湿機を直列に接続することを特徴とする。
【0007】
【作用】
直列に接続された2つの除湿機は常時作動状態を保持されている。したがって 、1台の除湿機が故障しても、この故障機による負担容量は別の作動中除湿機に よって容易に追随補完される。すなわち、空気除湿機能が停止することは勿論低 下することもない。
【0008】
【実施例】
次に、本考案に係る空気除湿システムの一実施例につき添付図面を参照しなが ら以下詳細に説明する。なお、説明の便宜上、図2に示す従来の構造と同一の構 成部分については同一の参照符号を付し詳細な説明は省略する。
【0009】 図1において、本考案の空気除湿システムは、単独でそれぞれ必要な除湿能力 を有する2つ(第1,第2)の除湿機10,12から構成され、これらがコンプ レッサ14と低湿度環境スペース16とを連絡する主配管路22上に直列に接続 される。そして、主配管路22に対してバイパス配管路24が設けられ、主配管 路22には遮断弁26a〜26dが設けられ、バイパス配管路24には切換弁2 8a,28bが設けられる。なお、前記各弁は、自動操作するよう構成すること もできるが、この開閉操作は後述するように故障除湿機の修復時のみに操作され るものであるので、手動操作によって何等支承がない。
【0010】 このような構成において、操作運転時には、両除湿機10,12は常時作動状 態を保持しており、そして各遮断弁26a〜26dは開かれ、一方両切換弁28 a,28bは閉じられている。したがって、コンプレッサ14から供給される空 気は、主配管路22を通り両除湿機10,12の共働機能により所定露点温度ま で冷却除湿され、低湿度環境スペース16内へ導入されている。しかるに、この ような状態において、1つの例えば第1の除湿機10が故障すると、システムの 除湿能力は除湿機10の能力低下分だけ低下しようとするが、この時第2の除湿 機12は作動状態に保持されているので、前記能力低下分は前記除湿機12によ って容易に追随補完される。しかも、前記除湿機12は単独で全体の必要除湿能 力を備えているので、前記除湿機10が完全に機能を停止しても、システムは所 定の除湿能力を確実に発揮する。なお、除湿機10の修復に際しては、遮断弁2 6a,26bを閉じ切換弁28aを開いて故障機10の流路をバイパスすること により、簡単に行うことができる。また、第2の除湿機12が故障した場合にも 、同様の機能が発揮されることは明らかであるので、これに関しては説明を省略 する。 このように、本考案によれば、予備除湿機を有する空気除湿システムに おいて、1台の除湿機が故障しても、除湿機能の停止あるいは低下を完全に防止 することができる。また、本考案のシステムは、この種従来の装置における自動 切換装置を必要としないので、構成が簡単となり、価格を低減できる利点を有す る。
【0011】 以上、本考案を好適な一実施例について説明したが、本考案は前記実施例に限 定されることなくその精神を逸脱しない範囲内において多くの設計変更が可能で ある。
【0012】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案に係る空気除湿システムは、単独でそれぞれ必要 な除湿能力を有する2つの除湿機を直列に接続するよう構成したので、1台の除 湿機が故障しても、これによる除湿能力の低下あるいは停止が別の作動中の除湿 機によって容易に追随補完される。すなわち、所定の除湿能力が常に確保される 。したがって、例えば半導体製造工場等における厳しい作業条件にも対応するこ とができ、製品の品質を確保することができる。
【0013】 さらに、本考案のシステムは、この種の従来の装置における自動切換装置を必 要としないので、構成が簡単となり、価格を低減できる利点を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る空気除湿システムの一実施例を示
す系統図である。
【図2】従来の空気除湿システムを示す系統図である。
【符号の説明】 10 第1の除湿機 12 第2の除湿機 14 コンプレッサ 16 低湿度環境スペース 22 主配管路 24 バイパス配管路 26a〜26d 遮断弁 28a,28b 切換弁

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 単独でそれぞれ必要な除湿能力を有する
    2つの除湿機を直列に接続することを特徴とする空気除
    湿システム。
JP1991070360U 1991-09-03 1991-09-03 空気除湿システム Expired - Lifetime JP2594812Y2 (ja)

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JP1991070360U JP2594812Y2 (ja) 1991-09-03 1991-09-03 空気除湿システム

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JPH0522026U true JPH0522026U (ja) 1993-03-23
JP2594812Y2 JP2594812Y2 (ja) 1999-05-10

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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61114257U (ja) * 1984-12-27 1986-07-19
JPS6316027A (ja) * 1986-07-07 1988-01-23 Nippon Air Brake Co Ltd 圧縮空気源装置
JPS6421732U (ja) * 1987-07-24 1989-02-03

Patent Citations (3)

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JPS6421732U (ja) * 1987-07-24 1989-02-03

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Publication number Publication date
JP2594812Y2 (ja) 1999-05-10

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