JPH0522010Y2 - - Google Patents

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JPH0522010Y2
JPH0522010Y2 JP1985036330U JP3633085U JPH0522010Y2 JP H0522010 Y2 JPH0522010 Y2 JP H0522010Y2 JP 1985036330 U JP1985036330 U JP 1985036330U JP 3633085 U JP3633085 U JP 3633085U JP H0522010 Y2 JPH0522010 Y2 JP H0522010Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、上昇用ソレノイドバルブ、この上昇
用ソレノイドバルブによるパイロツト圧の変更で
開閉作動する上昇側メインバルブ、下降用ソレノ
イドバルブ、この下降用ソレノイドバルブによる
パイロツト圧の変更で開閉作動する下降側メイン
バルブ、及び逆止弁の夫々を備えて電磁制御バル
ブを構成すると共に、この電磁制御バルブによる
作動油の供給及び排出で付設作業装置昇降用リフ
トアームシリンダの昇降作動を行わせるトラクタ
の昇降装置に関する。
〔従来の技術〕
従来、上記構成の昇降装置としては、例えば第
5図に示すように、上昇及び下降用のメインバル
ブ、逆止弁を内装したバルブケーシング35を、
リフトシリンダ2を内装した本体ケース3に取付
け、更に、バルブケーシング35に対し、上昇側
及び下降側ソレノイドバルブを内装したソレノイ
ドケーシング36を取付ける構成のものがある。
詳述すると、バルブケーシング35を本体ケー
ス3に取付けた状態において連通する油路37を
夫々に穿設しておき、メインバルブの作動時等に
おいては、これらの油路37を介して作動油の給
排を行う、そして、同様に、ソレノイドケーシン
グ36をバルブケーシング35に取付けた状態に
おいて連通する油路38を夫々のケーシング3
5,36に穿設しておき、ソレノイドバルブの作
動時等においては、これらの油路38を介してパ
イロツト圧がメインバルブに作用するようになつ
ている。
〔考案が解決しようとする課題〕 しかし、上記構成では、バルブケーシングを取
付ける以前において、メインバルブ等の調整が可
能である利点がある反面、バルブケーシングを取
付けると該ケーシングが本体ケースから大きく突
出した形状になつて他装置の取付け等に制約を与
えることになり、改善の余地があり、又、バルブ
ケーシングと本体ケースの接合面を介して、比較
的高圧で多量の作動油が給排される構造なので、
シールが劣化した場合等には多量の作動油がリー
クしやすく改善の余地がある。
本考案の目的は、従来からの機能を低下させる
ことなく、コンパクトに、かつ、作動油がリーク
し難い構造にトラクタの昇降装置を構成する点に
ある。
〔課題を解決するための手段〕
本考案の特徴は、冒頭に記したように、上昇用
ソレノイドバルブ、上昇側メインバルブ、下降用
ソレノイドバルブ、下降側メインバルブ、及び逆
止弁の夫々を備えて成る電磁制御バルブでの作動
油の供給及び排出で付設作業装置昇降用リフトア
ームシリンダの昇降作動を行わせるトラクタの昇
降装置において、 前記両メインバルブと、逆止弁との夫々を、開
閉作動する弁体をケースに内装した形態にユニツ
ト化し、これらを前記リフトアームシリンダを内
装する本体ケースに穿設した組込み穴夫々に挿入
止着して、両メインバルブ、逆止弁夫々と前記リ
フトアームシリンダとを本体ケースに穿設形成し
た油路を介して連通させ、又、前記両メインバル
ブのパイロツト圧の変更を行う夫々のソレノイド
バルブを本体ケースの外面に付設してある点にあ
り、その作用、及び、効果は次の通りである。
〔作用〕
上記特徴を第1図乃至第4図に示すように構成
すると、この油圧制御系を組み立てる際にはユニ
ツト化したメインバルブVa,Vb、逆止弁Vc
夫々を本体ケース3の組込み穴3a,3b,3c
に挿入止着し、この本体ケース3の外面にソレノ
イドバルブVd,Veを付設することで済み、この
ように組立てた状態では、リフトアームシリンダ
2に対し、本体ケース3に穿設した油路16、及
び、メインバルブVa,Vb、逆止弁Vc夫々を介
して作動油の給排が可能となり、更に、メインバ
ルブVa,Vbのパイロツト圧の変更はソレノイド
バルブVd,Veで行われるものとなる。
つまり、本考案ではリフトアームシリンダ2に
対する作動油の制御系を、作動油の給排を行うメ
インバルブVa,Vb、逆止弁Vc夫々と、メイン
バルブVa,Vbの開閉作動をパイロツト圧の変更
で行うソレノイドバルブVa,Vbとの2種の系で
形成することで、比較的高圧の作動油を制御する
バルブ系、及び、油路系夫々を本体ケース3に内
蔵することを可能にして、従来の如き作動油のリ
ークを解消し、しかも、ソレノイドバルブVd,
Veを本体ケース3の外面に付設するに拘わらず、
夫々の間には比較的低圧のパイロツト圧のみが作
用する形態となるので、この部位においてリーク
を極めて低く抑え得るものとなり、更に、ユニツ
ト化したメインバルブVa,Vb、逆止弁Vc夫々
を本体ケース3に組込むので、これらを予め調整
した状態で楽に組立て得るものとなる。
〔考案の効果〕
従つて、組立て、及び、バルブの調整が楽で長
期に亘つて使用しても作動油のリークが生じ難い
トラクタの昇降装置が合理的に構成されたのであ
る。
〔実施例〕
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。
第2図に示すように、リフトアーム1を昇降す
る油圧シリンダ2を本体ケース3に内装すると共
に、リフトアーム1の昇降を本体ケース3の側部
の電磁制御バルブVの操作で行うよう構成し、こ
れらを農用トラクタの後部に取り付けてある。
前記リフトアーム1は、左右向き軸芯Q周りに
揺動することで、ロータリ耕耘装置(図外)等の
対地高さの調節を行い、又、前記電磁制御バルブ
Vは、前記本体ケース3に組込んだ、上昇側、及
び、下降側のメインバルブVa,Vb、逆止弁Vc
と、本体ケース3の外面に取付けられる上昇側、
及び、下降側のソレノイドバルブVd,Veとで成
り、コンパクトに本体ケース3の側部に設けられ
る。
又、前記2つのメインバルブVa,Vb、逆止弁
Vcの夫々をユニツト化することで、予め調整し
た後、組込めるよう構成してある。
つまり、第1図及び第3図に示すように、上昇
側メインバルブVaは、その上部外周に螺合部4
aを形成すると共に、その側部、及び、下部に連
通油路4bを形成したケースとしての筒体4、筒
体4の軸芯方向に沿つて移動可能に内嵌すると共
に、その側部にオリフイス5aを形成した弁体し
てのポペツト弁5、このポペツト弁5の閉じ方向
に付勢するバネ6で成り、又、下降側メインバル
ブVbは、前記上昇側メインバルブVaの構成に加
えて、バネ6の付勢力を緩める方向に操作可能な
ノブ7を有している。
逆止弁Vcは、その上部外周に螺合部8aを形
成すると共に、その側部、及び、下部に連通油路
8bを形成したケースとしての筒体8、この筒体
8の軸芯方向に沿つて移動可能に内嵌する弁体と
してのポペツト弁9、このポペツト弁9を閉じ付
勢するバネ10で成り、第1図乃至第3図に示す
ように、本体ケース3に穿設した組込み穴3a,
3b,3c夫々に対して前記2つのバルブVa,
Vb及び逆止弁Vcを挿入し、更に、前記組込み穴
3a,3b,3c夫々形成した螺合部に対して前
記螺合部4a,4a,8aを介して締付け固定す
る。
第3図に示すように、前記上昇用ソレノイドバ
ルブVdは、ソレノイド11と、このソレノイド
11に通電することで閉じられるポペツト弁12
とで成り、下降用ソレノイドバルブVeは、ソレ
ノイド13と、このソレノイド13に通電するこ
とで開放するポペツト弁14とで成つている。
そして、同図及び第4図に示すように、電磁制
御バルブVには、以下のように油路を形成してあ
る。
つまり、該バルブVの油路はポンプポートPか
ら上昇側メインバルブVaに連通する油路15、
ポンプポートPから逆止弁Vcを介してシリンダ
ポートC、及び、下降側メインバルブVbに連通
する油路16、上昇側メインバルブVaが開放し
た状態でポペツト弁5を介して作動油を第1ドレ
ンポートD1に流すための油路17、下降側メイ
ンバルブVbが開放した状態でポペツト弁5を介
して作動油を第2ドレンポートD2に流すための
油路18、上昇側及び下降側のポペツト弁5,5
夫々のオリフイス5a,5aを介して2つのソレ
ノイドバルブVd,Veのポペツト弁12,14と
連通するパイロツト圧調節用の油路19,20、
このポペツト弁12,14が開放した場合にポペ
ツト弁12,14からの油を前記第1ドレンポー
トD1、及び、前記第2ドレンポートD2に向けて
流すための油路21,22で構成してあり、前記
ポンプポートPには圧油が供給され、又、シリン
ダポートCは前記リフトアームシリンダ2と連通
させてある。
又、上昇側のソレノイド11に通電すると、こ
の側のソレノイドバルブVdのポペツト弁12が
閉じられるため、上昇側メインバルブVaのオリ
フイス5aの前後の圧が均等になつて、このメイ
ンバルブVaが前記バネ6の付勢力で閉じられる
ことになる。従つて、ポンプポートPからの作動
油は、前記逆止弁Vcを開放してシリンダポート
Cに流入するようになつている。
又、下降側のソレノイド13に通電すると、こ
の側のソレノイドバルブVeのポペツト弁14が
開放されるため、下降側メインバルブVbのオリ
フイス5aにパイロツト油が流れ、このオリフイ
ス5aを基準としてシリンダポートCの側の圧が
高まる結果、この圧力でメインバルブVbが前記
バネ6付勢力に抗して開放作動する。従つて、シ
リンダ2からの作動油がメインバルブVbを介し
て、第2ドレンポートD2から排出され、リフト
アーム1が下降作動するようになつている。
尚、前記ノブ7は、回動操作してEで示す位置
に設定することで、ポペツト弁5の閉じ付勢力を
低下させ、前記リフトアーム1に対する荷重が小
さい場合にもリフトアーム1を下降させるための
操作具である。
又、図中に23,23aで示すものは、リフト
アーム1の下降速度の調節を行う絞り機構、及
び、そのノブである。
そして、前記電磁制御バルブVは、ロータリ耕
耘装置による作業時に、該装置のカバーセンサと
連係させ、又、ポジシヨン制御を行う場合には、
リフトアームセンサと連係させる等、各種の制御
に用いることができる。
〔別実施例〕
本考案は前記実施例以外に例えば、電磁制御バ
ルブを本体ケースの前部に設けて良く、又、ユニ
ツト化したメインバルブ等を水平方向から挿入止
着するよう構成しても良い。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案に係るトラクタの昇降装置の実施
例を示し、第1図は下降側メインバルブの配設状
態を示す縦断面図、第2図は電磁バルブの配設状
態を示す分解斜視図、第3図は電磁バルブの概略
縦断面図、第4図は電磁バルブの油圧回路図であ
り、第5図は従来例を示す縦断面図である。 2……リフトアームシリンダ、3……本体ケー
ス、3a,3b,3c……本体ケースの組込み
穴、V……電磁制御バルブ、Va……上昇側メイ
ンバルブ、Vb……下降側メインバルブ、Vc……
逆止弁、Vd……上昇用ソレノイドバルブ、Ve…
…下降用ソレノイドバルブ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 上昇用ソレノイドバルブVd、この上昇用ソレ
    ノイドバルブVdによるパイロツト圧の変更で開
    閉作動する上昇側メインバルブVa、下降用ソレ
    ノイドバルブVe、この下降用ソレノイドバルブ
    Veによるパイロツト圧の変更で開閉作動する下
    降側メインバルブVb、及び逆止弁Vcの夫々を備
    えて電磁制御バルブVを構成すると共に、この電
    磁制御バルブVによる作動油の供給及び排出で付
    設作業装置昇降用リフトアームシリンダ2の昇降
    作動を行わせるトラクタの昇降装置であつて、 前記両メインバルブVa,Vbと、逆止弁Vcと
    の夫々を、開閉作動する弁対をケースに内装した
    形態にユニツト化し、これらを前記リフトアーム
    シリンダ2を内装する本体ケース3に穿設した組
    込み穴3a,3b,3c夫々に挿入止着して、両
    メインバルブVa,Vb、逆止弁Vc夫々と前記リ
    フトアームシリンダ2とを本体ケース3に穿設形
    成した油路を介して連通させ、又、前記両メイン
    バルブVa,Vbのパイロツト圧の変更を行う夫々
    のソレノイドバルブVd,Veを本体ケース3の外
    面に付設してあるトラクタの昇降装置。
JP1985036330U 1985-03-14 1985-03-14 Expired - Lifetime JPH0522010Y2 (ja)

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JPS61152213U JPS61152213U (ja) 1986-09-20
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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5982003A (ja) * 1982-11-01 1984-05-11 株式会社クボタ 農用トラクタの油圧装置

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5982003A (ja) * 1982-11-01 1984-05-11 株式会社クボタ 農用トラクタの油圧装置

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JPS61152213U (ja) 1986-09-20

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