JPH0521972A - 電気絶縁板の実装構造 - Google Patents
電気絶縁板の実装構造Info
- Publication number
- JPH0521972A JPH0521972A JP17146991A JP17146991A JPH0521972A JP H0521972 A JPH0521972 A JP H0521972A JP 17146991 A JP17146991 A JP 17146991A JP 17146991 A JP17146991 A JP 17146991A JP H0521972 A JPH0521972 A JP H0521972A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- connector housing
- electric insulating
- connector
- insulating plate
- wiring board
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
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- Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)
- Mounting Of Printed Circuit Boards And The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 電気絶縁板の実装構造に関し、フールセーフ
で電気絶縁板の挿入忘れがないようにすることを目的と
する。 【構成】 母配線基板11上に電気絶縁板15を介挿し係合
孔14aを有するコネクタ固定バー14を固設し、該コネク
タ固定バー14の係合孔14a に係止爪3aを係止しコネクタ
ハウジング３を母配線基板面からスタンドオフし取着す
る電気絶縁板の実装構造であって、前記コネクタハウジ
ング３は係止爪3aの他に、取着方向に突出し電気絶縁板
15を抜け母配線基板11面に衝接するストッパ3bを付設
し、コネクタハウジング３の取着面からのストッパ3bの
高さ寸法とコネクタハウジング３の係止位置の高さ寸法
との差に電気絶縁板15の厚さ寸法を含み構成する。
で電気絶縁板の挿入忘れがないようにすることを目的と
する。 【構成】 母配線基板11上に電気絶縁板15を介挿し係合
孔14aを有するコネクタ固定バー14を固設し、該コネク
タ固定バー14の係合孔14a に係止爪3aを係止しコネクタ
ハウジング３を母配線基板面からスタンドオフし取着す
る電気絶縁板の実装構造であって、前記コネクタハウジ
ング３は係止爪3aの他に、取着方向に突出し電気絶縁板
15を抜け母配線基板11面に衝接するストッパ3bを付設
し、コネクタハウジング３の取着面からのストッパ3bの
高さ寸法とコネクタハウジング３の係止位置の高さ寸法
との差に電気絶縁板15の厚さ寸法を含み構成する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、電気絶縁板の実装構造
に係り、さらに詳しくは電子交換機などにおいて、回路
基板パッケージを配列収納するシェルフ背面に取り付け
られた母配線基板のおす形コネクタを形成するコネクタ
ハウジングを係着するコネクタ固定バーと母配線基板と
の間に挿着する電気絶縁板の実装忘れ防止構造に関す
る。
に係り、さらに詳しくは電子交換機などにおいて、回路
基板パッケージを配列収納するシェルフ背面に取り付け
られた母配線基板のおす形コネクタを形成するコネクタ
ハウジングを係着するコネクタ固定バーと母配線基板と
の間に挿着する電気絶縁板の実装忘れ防止構造に関す
る。
【０００２】
【従来の技術】従来は、図３の背面平面図に示すように
回路基板パッケージを配列収納するシェルフ（図示略）
は背面に母配線基板11を取り付け、その母配線基板11は
複数の装置間接続ケーブルのコネクタ（図示略）を接続
するための複数の圧入端子ピン群12を配列植設し、その
圧入端子ピン群12にコネクタハウジング13を挿入し、圧
入端子ピン群12を保持案内するとともに接続した装置間
接続ケーブルのコネクタを保持し、母配線基板11にねじ
止めされたコネクタ固定バー14に係着することでおす形
コネクタを構成している。
回路基板パッケージを配列収納するシェルフ（図示略）
は背面に母配線基板11を取り付け、その母配線基板11は
複数の装置間接続ケーブルのコネクタ（図示略）を接続
するための複数の圧入端子ピン群12を配列植設し、その
圧入端子ピン群12にコネクタハウジング13を挿入し、圧
入端子ピン群12を保持案内するとともに接続した装置間
接続ケーブルのコネクタを保持し、母配線基板11にねじ
止めされたコネクタ固定バー14に係着することでおす形
コネクタを構成している。
【０００３】コネクタハウジング13は、図４(a),(b) に
示す、図３のＢ−Ｂ矢視断面図及びＣ−Ｃ矢視断面図の
ように母配線基板11に予め、ねじ止め取着した、板金を
コ字形に折曲し係合孔14a を有するコネクタ固定バー14
（単体斜視図を図５に示し、14b は母配線基板11への取
付孔である）に、コネクタハウジング13の長手方向の両
側面に取着方向に突設する係止爪13a を係止し、母配線
基板11面からスタンドオフして固定される。
示す、図３のＢ−Ｂ矢視断面図及びＣ−Ｃ矢視断面図の
ように母配線基板11に予め、ねじ止め取着した、板金を
コ字形に折曲し係合孔14a を有するコネクタ固定バー14
（単体斜視図を図５に示し、14b は母配線基板11への取
付孔である）に、コネクタハウジング13の長手方向の両
側面に取着方向に突設する係止爪13a を係止し、母配線
基板11面からスタンドオフして固定される。
【０００４】そのコネクタ固定バー14は母配線基板11の
配線パターン（図示略）との電気的接触・短絡を避ける
ため、コネクタ固定バー14と母配線基板11面との間に電
気絶縁板15を介挿している。
配線パターン（図示略）との電気的接触・短絡を避ける
ため、コネクタ固定バー14と母配線基板11面との間に電
気絶縁板15を介挿している。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな上記電気絶縁板の実装構造によれば、図６に示した
図４(b) の電気絶縁板の無い状態を示す要部側断面図の
ように、コネクタハウジング13の係止爪13a は、電気絶
縁板15が介挿されてなくてもコネクタ固定バー14に係止
することができるため、電気絶縁板15の挿入を忘れた
り、組立後の目視点検で電気絶縁板15の見落としや点検
忘れをして電気絶縁板15が無くても気付かず、組立後に
短絡障害を引き起こすといった問題があった。
うな上記電気絶縁板の実装構造によれば、図６に示した
図４(b) の電気絶縁板の無い状態を示す要部側断面図の
ように、コネクタハウジング13の係止爪13a は、電気絶
縁板15が介挿されてなくてもコネクタ固定バー14に係止
することができるため、電気絶縁板15の挿入を忘れた
り、組立後の目視点検で電気絶縁板15の見落としや点検
忘れをして電気絶縁板15が無くても気付かず、組立後に
短絡障害を引き起こすといった問題があった。
【０００６】上記問題点に鑑み、本発明はフールセーフ
で電気絶縁板の実装忘れがない電気絶縁板の実装構造を
提供する。
で電気絶縁板の実装忘れがない電気絶縁板の実装構造を
提供する。
【０００７】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の電気絶縁板の実装構造においては、コネク
タハウジングは係止爪の他に、取着方向に突出し電気絶
縁板を抜け母配線基板面に衝接するストッパを付設し、
コネクタハウジングの取着面からのストッパの高さ寸法
とコネクタハウジングの係止位置の高さ寸法との差に電
気絶縁板の厚さ寸法を含み構成する。
に、本発明の電気絶縁板の実装構造においては、コネク
タハウジングは係止爪の他に、取着方向に突出し電気絶
縁板を抜け母配線基板面に衝接するストッパを付設し、
コネクタハウジングの取着面からのストッパの高さ寸法
とコネクタハウジングの係止位置の高さ寸法との差に電
気絶縁板の厚さ寸法を含み構成する。
【０００８】
【作用】コネクタハウジングの取着面を基準に、付設す
るストッパの高さ寸法とコネクタハウジングの係止位置
の高さ寸法との差に電気絶縁板の厚さ寸法を含むことに
より、コネクタハウジングを取着した時、電気絶縁板が
介挿されていれば、ストッパは電気絶縁板に衝接して正
常に係止することができるが、介挿されていなければ、
ストッパは電気絶縁板に衝接せず電気絶縁板の厚さ分だ
けストッパは取着方向にずれ進むため、コネクタハウジ
ングの係止爪は係止位置に届かずコネクタハウジングは
係止不可となり即時に電気絶縁板の実装有無を知ること
ができる。
るストッパの高さ寸法とコネクタハウジングの係止位置
の高さ寸法との差に電気絶縁板の厚さ寸法を含むことに
より、コネクタハウジングを取着した時、電気絶縁板が
介挿されていれば、ストッパは電気絶縁板に衝接して正
常に係止することができるが、介挿されていなければ、
ストッパは電気絶縁板に衝接せず電気絶縁板の厚さ分だ
けストッパは取着方向にずれ進むため、コネクタハウジ
ングの係止爪は係止位置に届かずコネクタハウジングは
係止不可となり即時に電気絶縁板の実装有無を知ること
ができる。
【０００９】
【実施例】以下、図面に示した実施例に基づいて本発明
の要旨を詳細に説明する。なお、従来と同じ部品及び部
位は同じ符号を付している。
の要旨を詳細に説明する。なお、従来と同じ部品及び部
位は同じ符号を付している。
【００１０】電気絶縁板の実装構造は図１(a),(b) の要
部側断面図、及びそのＡ−Ａ矢視断面図に示すように、
シェルフ背面の母配線基板11に植設した圧入端子ピン群
12を保持案内し、かつ接続する装置間ケーブルのコネク
タ（図示略）を保持するコネクタハウジング３を圧入端
子ピン群12に挿入し母配線基板11に予め、母配線基板11
との間に電気絶縁板15を介挿しねじ止め取着した、板金
をコ字形に折曲し係合孔14a を有するコネクタ固定バー
14にコネクタハウジング３の長手方向の両側面に取着方
向に突設する係止爪3aを係止し、母配線基板11面からス
タンドオフし固定する構成は従来と同様である。
部側断面図、及びそのＡ−Ａ矢視断面図に示すように、
シェルフ背面の母配線基板11に植設した圧入端子ピン群
12を保持案内し、かつ接続する装置間ケーブルのコネク
タ（図示略）を保持するコネクタハウジング３を圧入端
子ピン群12に挿入し母配線基板11に予め、母配線基板11
との間に電気絶縁板15を介挿しねじ止め取着した、板金
をコ字形に折曲し係合孔14a を有するコネクタ固定バー
14にコネクタハウジング３の長手方向の両側面に取着方
向に突設する係止爪3aを係止し、母配線基板11面からス
タンドオフし固定する構成は従来と同様である。
【００１１】しかし、本発明の実施例においては、その
コネクタハウジング３は係止爪3aの他に、取着方向に突
出し電気絶縁板15を抜けて母配線基板11面に衝接するス
トッパ3bを並行付設し、コネクタハウジング３の取着面
（基準面）からの、ストッパ3bの高さ寸法Ｈ1 とコネク
タ固定バー14の係止位置の高さ寸法Ｈ0(図ではコネクタ
固定バーを形成する板金の板厚に相当する）との差に電
気絶縁板15の厚さ寸法Ｔを含み構成する点が異ってい
る。即ち、ストッパ3bが電気絶縁板15を抜けて母配線基
板11面に丁度、衝接した時、係止爪3aがコネクタ固定バ
ー14の係合孔14aの縁内側に係止するように設定する。
コネクタハウジング３は係止爪3aの他に、取着方向に突
出し電気絶縁板15を抜けて母配線基板11面に衝接するス
トッパ3bを並行付設し、コネクタハウジング３の取着面
（基準面）からの、ストッパ3bの高さ寸法Ｈ1 とコネク
タ固定バー14の係止位置の高さ寸法Ｈ0(図ではコネクタ
固定バーを形成する板金の板厚に相当する）との差に電
気絶縁板15の厚さ寸法Ｔを含み構成する点が異ってい
る。即ち、ストッパ3bが電気絶縁板15を抜けて母配線基
板11面に丁度、衝接した時、係止爪3aがコネクタ固定バ
ー14の係合孔14aの縁内側に係止するように設定する。
【００１２】このように、コネクタハウジングに係止爪
の他にストッパを付設することにより、図２に示した図
１(b) の電気絶縁板の無い状態を示す要部側断面図のよ
うに、コネクタハウジング３を取着した時、電気絶縁板
15が介挿されていなければ、コネクタ固定バー14は電気
絶縁板15の厚さ分だけ沈むため、コネクタハウジング３
の係止爪3aは係止位置に届かず係止爪3aは係止できなく
なり、即時に電気絶縁板15の実装有無を知ることができ
る。
の他にストッパを付設することにより、図２に示した図
１(b) の電気絶縁板の無い状態を示す要部側断面図のよ
うに、コネクタハウジング３を取着した時、電気絶縁板
15が介挿されていなければ、コネクタ固定バー14は電気
絶縁板15の厚さ分だけ沈むため、コネクタハウジング３
の係止爪3aは係止位置に届かず係止爪3aは係止できなく
なり、即時に電気絶縁板15の実装有無を知ることができ
る。
【００１３】
【発明の効果】以上、詳述したように本発明によれば、
電気絶縁板の実装有無を確実に知ることができ、フール
セーフに組立作業を進めることができ、作業能率を促進
するとともに信頼度の高い装置を提供することができる
といった産業上極めて有用な効果を発揮する。
電気絶縁板の実装有無を確実に知ることができ、フール
セーフに組立作業を進めることができ、作業能率を促進
するとともに信頼度の高い装置を提供することができる
といった産業上極めて有用な効果を発揮する。
【図１】 本発明による一実施例の要部側断面図及びそ
のＡ−Ａ矢視断面図
のＡ−Ａ矢視断面図
【図２】 図１(b) の電気絶縁板の無い状態を示す要部
側断面図
側断面図
【図３】 従来技術による背面平面図
【図４】 図３のＢ−Ｂ矢視断面図及びＣ−Ｃ矢視断面
図
図
【図５】 図３のコネクタ固定バーの単体斜視図
【図６】 図４(b) の電気絶縁板の無い状態を示す要部
側断面図
側断面図
３はコネクタハウジング 3aは係止爪 3bはストッパ 11は母配線基板 14はコネクタ固定バー 14a は係合孔 15は電気絶縁板
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 【請求項１】 母配線基板(11)上に電気絶縁板(15)を介
挿し係合孔(14a) を有するコネクタ固定バー(14)を固設
し、該コネクタ固定バー(14)の係合孔(14a)に係止爪(3
a)を係止しコネクタハウジング(3) を母配線基板(11)面
からスタンドオフし取着する電気絶縁板の実装構造であ
って、 前記コネクタハウジング(3) は係止爪(3a)の他に、取着
方向に突出し電気絶縁板(15)を抜け母配線基板(11)面に
衝接するストッパ(3b)を付設し、コネクタハウジング
(3) の取着面からのストッパ(3b)の高さ寸法とコネクタ
ハウジング(3) の係止位置の高さ寸法との差に電気絶縁
板(15)の厚さ寸法を含み構成することを特徴とする電気
絶縁板の実装構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17146991A JPH0521972A (ja) | 1991-07-12 | 1991-07-12 | 電気絶縁板の実装構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17146991A JPH0521972A (ja) | 1991-07-12 | 1991-07-12 | 電気絶縁板の実装構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0521972A true JPH0521972A (ja) | 1993-01-29 |
Family
ID=15923689
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17146991A Withdrawn JPH0521972A (ja) | 1991-07-12 | 1991-07-12 | 電気絶縁板の実装構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0521972A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR940012712A (ko) * | 1992-11-02 | 1994-06-24 | 엘. 에이치. 번범 | 커넥터 장착 방법 및 장치 |
-
1991
- 1991-07-12 JP JP17146991A patent/JPH0521972A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR940012712A (ko) * | 1992-11-02 | 1994-06-24 | 엘. 에이치. 번범 | 커넥터 장착 방법 및 장치 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19981008 |