JPH05219698A - 複合モータ - Google Patents
複合モータInfo
- Publication number
- JPH05219698A JPH05219698A JP5676992A JP5676992A JPH05219698A JP H05219698 A JPH05219698 A JP H05219698A JP 5676992 A JP5676992 A JP 5676992A JP 5676992 A JP5676992 A JP 5676992A JP H05219698 A JPH05219698 A JP H05219698A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rotor
- output shaft
- turret
- stator
- motor
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- Pending
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- Connection Of Motors, Electrical Generators, Mechanical Devices, And The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 タレットに回転工具を取付けた刃物台等にお
いて、２系統の被動部を一つの駆動源で駆動する。 【構成】 モータケース１の内部にコイルからなるステ
ータ２を固定する。ステータ２の内側に第１出力軸３を
回転可能に支持する。第１出力軸３に永久磁石からなる
第１ロータ５を設ける。第１出力軸３を制動するブレー
キディスク９及びブレーキ１０を配設する。第１ロータ
５の内側に第２出力軸６を回転可能に支持する。第２出
力軸６にコイルからなる第２ロータ８を設ける。外部電
源をブラシ１４及び回転子１１を介して第２ロータ８に
供給する。
いて、２系統の被動部を一つの駆動源で駆動する。 【構成】 モータケース１の内部にコイルからなるステ
ータ２を固定する。ステータ２の内側に第１出力軸３を
回転可能に支持する。第１出力軸３に永久磁石からなる
第１ロータ５を設ける。第１出力軸３を制動するブレー
キディスク９及びブレーキ１０を配設する。第１ロータ
５の内側に第２出力軸６を回転可能に支持する。第２出
力軸６にコイルからなる第２ロータ８を設ける。外部電
源をブラシ１４及び回転子１１を介して第２ロータ８に
供給する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明はモータ、特に、２系統
の被動部を備えた機器に好適に使用される複合モータに
関するものである。
の被動部を備えた機器に好適に使用される複合モータに
関するものである。
【０００２】
【従来の技術】２系統の被動部を備えた機器として、例
えば、タレットにミーリング加工用等の回転工具を取付
けた刃物台が知られている。従来の刃物台においては、
図３に示すように、刃物台本体２１にタレット２２がタ
レット駆動軸２３により旋回可能に支持され、タレット
駆動軸２３は動力伝達機構２４を介してサーボ機能を備
えた第１モータ２５に連結されている。タレット２２に
は回転工具２６を取付ける工具ホルダ２７が支軸２８に
より回転可能に支持され、支軸２８は工具駆動軸２９及
び動力伝達機構３０を介してサーボ機能を備えた第２モ
ータ３１に連結されている。そして、第１モータ２５に
よりタレット２２を旋回し、そのタレット２２上で回転
工具２６を第２モータ３１によって駆動できるように構
成されている。
えば、タレットにミーリング加工用等の回転工具を取付
けた刃物台が知られている。従来の刃物台においては、
図３に示すように、刃物台本体２１にタレット２２がタ
レット駆動軸２３により旋回可能に支持され、タレット
駆動軸２３は動力伝達機構２４を介してサーボ機能を備
えた第１モータ２５に連結されている。タレット２２に
は回転工具２６を取付ける工具ホルダ２７が支軸２８に
より回転可能に支持され、支軸２８は工具駆動軸２９及
び動力伝達機構３０を介してサーボ機能を備えた第２モ
ータ３１に連結されている。そして、第１モータ２５に
よりタレット２２を旋回し、そのタレット２２上で回転
工具２６を第２モータ３１によって駆動できるように構
成されている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来の刃物
台によると、タレット２２及び回転工具２６を駆動する
ために二つのモータ２５，３１を使用する必要があり、
これらの設置スペースが大きくなり、刃物台全体が大型
化するばかりでなく、コスト高の要因にもなっていた。
台によると、タレット２２及び回転工具２６を駆動する
ために二つのモータ２５，３１を使用する必要があり、
これらの設置スペースが大きくなり、刃物台全体が大型
化するばかりでなく、コスト高の要因にもなっていた。
【０００４】そこで、この発明の課題は、２系統の被動
部を一つの駆動源により駆動でき、もって、機器をコン
パクトかつ安価に構成できる複合モータを提供すること
にある。
部を一つの駆動源により駆動でき、もって、機器をコン
パクトかつ安価に構成できる複合モータを提供すること
にある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、この発明の複合モータは、モータケースの内部に
ステータを固定し、ステータの内側に第１ロータを備え
た第１出力軸を回転可能に支持し、第１出力軸を制動す
る制動手段を設けるとともに、第１ロータの内側に第２
ロータを備えた第２出力軸を回転可能に支持して構成さ
れる。
めに、この発明の複合モータは、モータケースの内部に
ステータを固定し、ステータの内側に第１ロータを備え
た第１出力軸を回転可能に支持し、第１出力軸を制動す
る制動手段を設けるとともに、第１ロータの内側に第２
ロータを備えた第２出力軸を回転可能に支持して構成さ
れる。
【０００６】
【作用】この発明の複合モータによれば、ステータ、第
１ロータ、第２ロータの間に発生した回転磁界によって
第１出力軸が回転される。第１出力軸を制動手段で固定
した状態では、第１ロータがステータとして機能し、そ
の第１ロータと第２ロータとの間に発生した回転磁界に
よって第２出力軸が回転される。したがって、第１出力
軸及び第２出力軸から動力を別々に取出して、一つの駆
動源により２系統の被動部を駆動することができる。
１ロータ、第２ロータの間に発生した回転磁界によって
第１出力軸が回転される。第１出力軸を制動手段で固定
した状態では、第１ロータがステータとして機能し、そ
の第１ロータと第２ロータとの間に発生した回転磁界に
よって第２出力軸が回転される。したがって、第１出力
軸及び第２出力軸から動力を別々に取出して、一つの駆
動源により２系統の被動部を駆動することができる。
【０００７】
【実施例】以下、この発明を具体化した一実施例を図面
に基づいて説明する。図１に示すように、モータケース
１の内部にはコイルからなるステータ２が固定されると
ともに、筒状の第１出力軸３が軸受４により回転可能に
支持され、その第１出力軸３にはステータ３と対向する
部位に永久磁石からなる第１ロータ５が設けられてい
る。第１出力軸３の内側には第２出力軸６が軸受７によ
り回転可能に支持され、その第２出力軸６の外周には第
１ロータ５と対向する部位にコイルからなる第２ロータ
８が設けられている。
に基づいて説明する。図１に示すように、モータケース
１の内部にはコイルからなるステータ２が固定されると
ともに、筒状の第１出力軸３が軸受４により回転可能に
支持され、その第１出力軸３にはステータ３と対向する
部位に永久磁石からなる第１ロータ５が設けられてい
る。第１出力軸３の内側には第２出力軸６が軸受７によ
り回転可能に支持され、その第２出力軸６の外周には第
１ロータ５と対向する部位にコイルからなる第２ロータ
８が設けられている。
【０００８】第１出力軸３の一端にはブレーキディスク
９が固着され、モータケース１にはブレーキ１０が装着
されていて、これらにより第１出力軸３を機械的に制動
する制動手段が構成されている。第２出力軸６の一端に
は回転子１１が取付けられ、この回転子１１は第２ロー
タ８に電気的に接続されている。モータキャップ１２に
はバネ１３を介してブラシ１４が装着され、外部電源を
回転子１１を介して第２ロータ８に供給できるように構
成されている。
９が固着され、モータケース１にはブレーキ１０が装着
されていて、これらにより第１出力軸３を機械的に制動
する制動手段が構成されている。第２出力軸６の一端に
は回転子１１が取付けられ、この回転子１１は第２ロー
タ８に電気的に接続されている。モータキャップ１２に
はバネ１３を介してブラシ１４が装着され、外部電源を
回転子１１を介して第２ロータ８に供給できるように構
成されている。
【０００９】上記のように構成した複合モータ１５にお
いては、ステータ２、第１ロータ５、第２ロータ８によ
り磁気回路を形成し、外部コントローラ（図示略）でス
テータ２に回転磁界を発生させると、電磁起電力によっ
て第１出力軸３が回転される。また、第１出力軸３をブ
レーキディスク９及びブレーキ１０で固定した状態で、
第１ロータ５、第２ロータ８、第２出力軸６により磁気
回路を形成し、外部電源をブラシ１４及び回転子１１を
介して第２ロータ８に供給すると、第１ロータ５がステ
ータとして機能し、その第１ロータ５と第２ロータ８と
の間に発生した回転磁界によって第２出力軸６が回転さ
れる。
いては、ステータ２、第１ロータ５、第２ロータ８によ
り磁気回路を形成し、外部コントローラ（図示略）でス
テータ２に回転磁界を発生させると、電磁起電力によっ
て第１出力軸３が回転される。また、第１出力軸３をブ
レーキディスク９及びブレーキ１０で固定した状態で、
第１ロータ５、第２ロータ８、第２出力軸６により磁気
回路を形成し、外部電源をブラシ１４及び回転子１１を
介して第２ロータ８に供給すると、第１ロータ５がステ
ータとして機能し、その第１ロータ５と第２ロータ８と
の間に発生した回転磁界によって第２出力軸６が回転さ
れる。
【００１０】したがって、例えば、この実施例の複合モ
ータ１５を図２に示すような刃物台に設置して、第１出
力軸３を工具駆動軸２９に、第２出力軸６をタレット駆
動軸２３にそれぞれ連結すれば、各出力軸３，６から動
力を別々に取出して、一つの駆動源により回転工具２６
及びタレット２２の２系統の被動部を駆動することがで
き、その結果、刃物台をコンパクトかつ安価に構成する
ことが可能になる。なお、図２において、図３と同一の
符号は同一の部材を示す。
ータ１５を図２に示すような刃物台に設置して、第１出
力軸３を工具駆動軸２９に、第２出力軸６をタレット駆
動軸２３にそれぞれ連結すれば、各出力軸３，６から動
力を別々に取出して、一つの駆動源により回転工具２６
及びタレット２２の２系統の被動部を駆動することがで
き、その結果、刃物台をコンパクトかつ安価に構成する
ことが可能になる。なお、図２において、図３と同一の
符号は同一の部材を示す。
【００１１】この発明は上記実施例に限定されるもので
はなく、例えば、第２ロータ８をコントローラで周波数
制御して全体をブラシレスに構成したり、第１出力軸３
を電気的に制動したり、刃物台以外の２系統の被動部を
備えた各種機器に適用したりするなど、本発明の趣旨を
逸脱しない範囲で各部の形状並びに構成を適宜に変更し
て具体化することも可能である。
はなく、例えば、第２ロータ８をコントローラで周波数
制御して全体をブラシレスに構成したり、第１出力軸３
を電気的に制動したり、刃物台以外の２系統の被動部を
備えた各種機器に適用したりするなど、本発明の趣旨を
逸脱しない範囲で各部の形状並びに構成を適宜に変更し
て具体化することも可能である。
【００１２】
【発明の効果】以上詳述したように、この発明によれ
ば、第１出力軸及び第２出力軸から動力を別々に取出し
て、一つの駆動源により２系統の被動部を駆動すること
ができ、もって、機器をコンパクトかつ安価に構成でき
るという優れた効果を奏する。
ば、第１出力軸及び第２出力軸から動力を別々に取出し
て、一つの駆動源により２系統の被動部を駆動すること
ができ、もって、機器をコンパクトかつ安価に構成でき
るという優れた効果を奏する。
【図１】本発明の一実施例を示す複合モータの断面図で
ある。
ある。
【図２】図１の複合モータを装備した刃物台の概略図で
ある。
ある。
【図３】従来の刃物台の概略図である。
１・・モータケース、２・・ステータ、３・・第１出力
軸、４・・軸受、５・・第１ロータ、６・・第２出力
軸、７・・軸受、８・・第２ロータ、９・・ブレーキデ
ィスク、１０・・ブレーキ、１１・・回転子、１２・・
モータキャップ、１３・・バネ、１４・・ブラシ、１５
・・複合モータ、２１・・刃物台本体、２２・・タレッ
ト、２３・・タレット駆動軸、２６・・回転工具、２９
・・工具駆動軸。
軸、４・・軸受、５・・第１ロータ、６・・第２出力
軸、７・・軸受、８・・第２ロータ、９・・ブレーキデ
ィスク、１０・・ブレーキ、１１・・回転子、１２・・
モータキャップ、１３・・バネ、１４・・ブラシ、１５
・・複合モータ、２１・・刃物台本体、２２・・タレッ
ト、２３・・タレット駆動軸、２６・・回転工具、２９
・・工具駆動軸。
Claims (1)
- 【請求項１】 モータケースの内部にステータを固定
し、前記ステータの内側に第１ロータを備えた第１出力
軸を回転可能に支持し、前記第１出力軸を制動する制動
手段を設けるとともに、前記第１ロータの内側に第２ロ
ータを備えた第２出力軸を回転可能に支持してなること
を特徴とする複合モータ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5676992A JPH05219698A (ja) | 1992-02-06 | 1992-02-06 | 複合モータ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5676992A JPH05219698A (ja) | 1992-02-06 | 1992-02-06 | 複合モータ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05219698A true JPH05219698A (ja) | 1993-08-27 |
Family
ID=13036694
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5676992A Pending JPH05219698A (ja) | 1992-02-06 | 1992-02-06 | 複合モータ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05219698A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6894412B2 (en) | 2002-10-26 | 2005-05-17 | Lg Electronics Inc. | Electric motor |
| CN100459375C (zh) * | 2004-12-21 | 2009-02-04 | Lg电子株式会社 | 混合式感应电动机 |
| WO2009061114A3 (en) * | 2007-11-05 | 2009-07-09 | Gye-Jeung Park | Motor having rotors arranged concentrically and driving apparatus having the motor |
| DE19819480B4 (de) * | 1998-04-30 | 2010-09-23 | Volkswagen Ag | Zweifach zwangsgetriebener Generator |
| WO2013137642A1 (ko) * | 2012-03-14 | 2013-09-19 | Lee Chun-Woo | 변속가능한 구동장치 |
| CN103935232A (zh) * | 2014-04-23 | 2014-07-23 | 江苏大学 | 基于双转子电机的电动轮及其控制方法 |
| KR102171136B1 (ko) * | 2019-07-25 | 2020-10-28 | 신광석 | 동일 축상에 두 개의 회전축을 구비한 콤비네이션 모터 |
Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5372622A (en) * | 1976-12-10 | 1978-06-28 | Fuji Photo Film Co Ltd | Photographic element for color diffusion copying |
| JPS5516404A (en) * | 1978-07-21 | 1980-02-05 | Pioneer Electronic Corp | Variable resistor |
| JPS58154371A (ja) * | 1982-03-09 | 1983-09-13 | Toshiba Corp | 交直変換所 |
-
1992
- 1992-02-06 JP JP5676992A patent/JPH05219698A/ja active Pending
Patent Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| US7511395B2 (en) * | 2004-12-21 | 2009-03-31 | Lg Electronics Inc. | Hybrid induction motor |
| WO2009061114A3 (en) * | 2007-11-05 | 2009-07-09 | Gye-Jeung Park | Motor having rotors arranged concentrically and driving apparatus having the motor |
| KR100946649B1 (ko) * | 2007-11-05 | 2010-03-10 | 박계정 | 다단 회전자를 구비한 모터 및 그 모터를 사용한 구동장치 |
| WO2013137642A1 (ko) * | 2012-03-14 | 2013-09-19 | Lee Chun-Woo | 변속가능한 구동장치 |
| CN103935232A (zh) * | 2014-04-23 | 2014-07-23 | 江苏大学 | 基于双转子电机的电动轮及其控制方法 |
| CN103935232B (zh) * | 2014-04-23 | 2016-03-02 | 江苏大学 | 基于双转子电机的电动轮及其控制方法 |
| KR102171136B1 (ko) * | 2019-07-25 | 2020-10-28 | 신광석 | 동일 축상에 두 개의 회전축을 구비한 콤비네이션 모터 |
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