JPH05219505A - 無停電電源供給装置を備えたcatvシステムの制御方法 - Google Patents

無停電電源供給装置を備えたcatvシステムの制御方法

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JPH05219505A
JPH05219505A JP4042338A JP4233892A JPH05219505A JP H05219505 A JPH05219505 A JP H05219505A JP 4042338 A JP4042338 A JP 4042338A JP 4233892 A JP4233892 A JP 4233892A JP H05219505 A JPH05219505 A JP H05219505A
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JP
Japan
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power supply
amplifier
center
uninterruptible power
control method
Prior art date
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Pending
Application number
JP4042338A
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English (en)
Inventor
Masasugi Itou
真杉 伊東
Seiji Ikeda
誠二 池田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Miharu Communications Co Ltd
Original Assignee
Miharu Communications Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 商用電源が長期間停電しても緊急放送が行え
る無停電電源供給装置を備えたCATVシステムの制御
方法を提供すること。 【構成】 商用電源の停電時にセンター3からオフ信号
を送信して、端末側の増幅器1からセンター3側に順に
増幅器1をオフ状態にして、前記無停電電源供給装置2
のバッテリの消費を抑え、非常放送時にセンター3から
オン信号を送信して、センター3側から端末側に順に前
記増幅器1を動作状態にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明の無停電電源供給装置を備
えたCATVシステムの制御方法は、CATVシステム
の中継伝送網中に多数設置されている各種増幅器を、商
用電源の停電時にセンターにおいてON/OFFする制
御方法に関するもので、特に落雷や災害等により商用電
源が長期間停電となった場合に、バックアップ用のバッ
テリの消費電流を抑えることで、その停電期間内に緊急
放送等を行う必要がある時にだけ増幅器を動作させて放
送を行うことができるようにしたものである。
【0002】
【従来の技術】CATVシステムのヘッドエンド(セン
ター)と各加入者(端末)を結んでいる中継伝送網に
は、幹線増幅器、幹線分配増幅器、幹線分岐増幅器、分
配増幅器等色々な増幅器が多数屋外設置されている。通
常これらの増幅器はその動作に必要な電力を同軸ケーブ
ルに伝送信号と共に重畳して給電されている30V或は
60VのAC電流を電力分離フィルタ(P.S.F.)
で分離して得ている。この同軸ケーブルへのAC電流の
給電方法には商用電源から電源供給装置(P.S.)を
介して増幅器に給電する個別給電方法と、商用電源から
P.S.及び電力付加器(P.I.)を介して同軸ケー
ブルに直接給電する同軸給電方法とがある。しかも、1
箇所の電源供給装置から給電できる増幅器の数は同軸ケ
ーブルによる電圧降下や増幅器の消費電力等で制限さ
れ、従って給電できる増幅器の範囲も限定されてくる。
このようなことから前記電源供給装置は中継伝送網中に
複数設置されている。
【0003】このため、電源供給装置に電流を供給する
商用電源の電力線が台風等の災害や架線事故等で断線
し、停電になった場合には、商用電源からのAC給電が
ストップするため、増幅器の動作が停止してしまい、加
入者への放送が途絶えてしまう。
【0004】このような停電時の増幅器の動作の停止を
防ぐため、従来から電源供給装置の中にバックアップ用
のバッテリを組み込んだ無停電電源供給装置が使用され
ており、停電時に内部のバッテリが自動的に電力を供給
し続けて、万一停電が起きても給電がストップしないよ
うになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、バックアップ
用のバッテリは常に放電状態にあり、その給電能力は通
常数時間程度である。このため商用電源の復旧が数日か
かる場合は、その停電期間中はCATV加入者は放送を
受信できない。近年TV受像機は各家庭に普及してお
り、これにともない災害発生時の災害の状況やその他の
重要なできごともTV放送によって行われることが多
い。ところがCATVに契約加入している受信者は通常
電波によるTV放送を受信するためのTVアンテナを立
てていない場合が多く、肝心な時にこのような重要な放
送を受信できない。
【0006】本発明の目的は、商用電源の停電時に中継
伝送網における増幅器の動作をセンターで制御し、必要
時以外は増幅器の動作をオフ(スタンバイ)状態にする
ことで消費電流を少なくし、バックアップ用のバッテリ
の消耗を抑え、その間に緊急放送を行う必要がある時の
み増幅器をオン状態にして、長期間の停電でも緊急放送
が可能な無停電電源供給装置を備えたCATVシステム
の制御方法を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の無停電電源供給
装置を備えたCATVシステムの制御方法は商用電源の
停電時に中継伝送網中の増幅器1等に電力を供給する無
停電電源供給装置2を備えたCATVシステムにおい
て、前記停電時にセンター3からオフ信号を送信して、
端末側の増幅器1から順にセンター3側の増幅器1をオ
フ状態にし、必要時のみセンター3からオン信号を送信
して、センター3側から順に端末側の増幅器1を動作状
態にすることを特徴とするものである。
【0008】
【作用】本発明の無停電電源供給装置を備えたCATV
システムの制御方法では、中継伝送網上に設置されてい
る多数の増幅器1をセンター3からの制御信号でON/
OFF制御するものであるため、商用電源の停電時に同
増幅器1の動作を停止させれば無停電電源供給装置2内
のバッテリの消耗が抑えられ、連続給電では数時間しか
もたない無停電電源供給装置2のバッテリを長期間使用
可能な状態に保つことができ、その間に緊急放送等を行
う必要が生じた時のみ、センター3の制御信号で前記増
幅器1を作動させて放送を行って、非常放送できる期間
を長くすることができる。
【0009】
【実施例1】本発明の無停電電源供給装置を備えたCA
TVシステムの制御方法の一実施例を示す図1におい
て、3はヘッドエンド(H.E.)を備えたセンター、
6はCATVシステムにおける中継伝送網の同軸ケーブ
ル、1は前記同軸ケーブルに数100mおきに設置され
ている幹線増幅器、幹線分配増幅器、幹線分岐増幅器等
の双方向通信用の増幅器、2は前記増幅器1に電力を供
給するバッテリーを内蔵した無停電電源供給装置(P.
S.)であり、各増幅器1に取り付けられている。
【0010】前記無停電電源装置2は中継伝送網中の増
幅器1に電力を給電するための装置で、100Vの商用
電力を受電し、前記増幅器1に必要な電圧に変換するも
のである。さらにこの無停電電源供給装置2は商用電力
が停電した時に前記バッテリーからある一定時間は電力
を供給することができるようになっている。
【0011】前記増幅器1は図3に示すように、同軸ケ
ーブル6を伝播する信号を上り信号と下り信号に分岐さ
せるフィルタ(D.F.)10と、前記信号を増幅する
増幅部11とが内蔵されている双方向の増幅器である。
この増幅器1は同軸ケーブル6に通信信号と共に重畳し
て給電されている30V或は60VのAC電流を通信信
号から分離する電力分離フィルタ(P.S.F.)12
と、前記無停電電源供給装置2からの給電を直接受ける
ための給電端子13と、切替端子P1 、P2 、P3 とが
あり、切替端子P1 、P2 、P3 へのジャンパ線のつな
ぎ方を変えることにより、同軸ケーブル6から給電した
り、或は前記無停電電源供給装置2から直接給電したり
することができる。図3の実施例では切替端子P2 にジ
ャンパ線を接続して前記無停電電源供給装置2から給電
端子13を経てAVR14に給電され、このAVR14
で交流から直流に変換されて前記増幅部11やその他の
回路等に電力を供給する。
【0012】また、この増幅器1にはセンター3に設け
たコントローラ18(図1)からの制御信号を受信した
り、この増幅器1の動作状態をチェックして前記コント
ローラ18に送信するステイタスモニタ15と、前記A
VR14から増幅部11への電力の供給をON/OFF
する電子リレー16とが内蔵されており、前記ステイタ
スモニタ15が受信した制御信号に基づいて電子リレー
16がON/OFFして増幅部11がON/OFFする
ようにしてある。
【0013】また、前記ステイタスモニタ15はコント
ローラ18から送信される種々の制御信号から、その信
号が本増幅器1に対するものであるか、他の増幅器に対
するものであるかを判別することができるため、増幅器
1の作動、停止を幹線の端末側から順番に行っていくこ
とも、増幅器1の復帰をセンタ−3側から順に行うこと
もできる。
【0014】さらに、前記ステイタスモニタ15は無停
電電源供給装置2に停電検出線17で接続され、同装置
2が平常時のように商用電源から受電しているか、或は
停電のために内部のバッテリーから受電しているかをモ
ニタすることができ、停電になった時はステイタスモニ
タ15がコントローラ18へ停電を知らせる信号を送信
するようになっている。このためコントローラ18では
無停電電源供給装置2の動作状態を集中的にモニタする
ことができる。
【0015】
【実施例2】本発明の無停電電源供給装置を備えたCA
TVシステムの制御方法の他の実施例を示す図2におい
て、3はヘッドエンドを備えたセンター、6は同軸ケー
ブル、1は双方向通信用の増幅器、2は無停電電源供給
装置(P.S.)であり、これらは実施例1と同じもの
である。しかし、この実施例では図3に示すように前記
増幅器1への給電を同軸ケーブル6から行っている同軸
給電方式である。
【0016】そのため図2の実施例では具体的には図4
に示すように前記無停電電源装置2の出力は同軸ケーブ
ル6上の適当な箇所に設置されている電力付加器(P.
I.)19の給電端子20に供給され、同電力付加器1
9から30V或は60VのAC電流が同軸ケーブル6に
通信信号と共に重畳させるようにしてある。
【0017】図4の増幅器1は図3のものと同じもので
あるが、切替端子P1 、P2 、P3へのジャンパ線のつ
なぎ方が異なっており、ジャンパ線を切替端子P1 、P
3 につなぐことにより、電力付加器19から同軸ケーブ
ル6に供給されているAC電流を電力分離フィルタ12
で分離してAVR14に供給されるようにしてある。
【0018】また、図4でも、センター3に設けたコン
トローラ18(図2)からの制御信号を受信したり、増
幅器1の動作状態をチェックして同コントローラ18に
送信するステイタスモニタ15と、前記AVR14から
増幅部11への電力の供給をON/OFFする電子リレ
ー16とが内蔵されているため、前記ステイタスモニタ
15が受信した制御信号に基づいて電子リレー16がO
N/OFFして増幅部11をON/OFFすることがで
きる。また、前記ステイタスモニタ15はコントローラ
18から送信される種々の制御信号から、その信号が本
増幅器1に対するものであるか、他の増幅器に対するも
のであるかを判別することができるため、増幅器1の動
作停止を端末側から順番に行っていくことも、増幅器1
の復帰をセンター3側から順に行うこともできる。
【0019】さらに、この増幅器1と無停電電源供給装
置2とを停電検出線17で接続すれば、同装置2が平常
時のように商用電源から受電しているか、或は商用電源
が停電のために内部のバッテリーを使用しているかをモ
ニタすることができ、停電になった時はステイタスモニ
タ15がコントローラ18へ停電を知らせる信号を送信
するようになっている。このためコントローラ18では
無停電電源供給装置2の動作状態を集中的にモニタする
ことができる。
【0020】
【発明の効果】無停電電源供給装置を備えたCATVシ
ステムの制御方法は、中継伝送網上に設置されている多
数の増幅器1の動作を商用電源の停電時に一時停止さ
せ、必要な時だけしか作動させないため、通常は数時間
しかもたない無停電電源供給装置2のバッテリー電源の
給電能力を大幅に伸ばすことができ、例えば災害等で長
期間の停電が見込まれる時でも、その間の緊急放送等の
重要な放送を加入者に送信することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の無停電電源供給装置を備えたCATV
システムの制御方法の一実施例を示す説明図。
【図2】本発明の無停電電源供給装置を備えたCATV
システムの制御方法の他の実施例を示す説明図。
【図3】図1の無停電電源供給装置を備えたCATVシ
ステムの制御方法における増幅器のブロック図。
【図4】図3の無停電電源供給装置を備えたCATVシ
ステムの制御方法における増幅器のブロック図。
【符号の説明】
1 増幅器 2 無停電電源供給装置 3 センター

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 商用電源の停電時に中継伝送網中の増幅
    器1等に電力を供給する無停電電源供給装置2を備えた
    CATVシステムにおいて、前記停電時にセンター3か
    らオフ信号を送信して、端末側の増幅器1から順にセン
    ター3側の増幅器1をオフ状態にし、必要時のみセンタ
    ー3からオン信号を送信して、センター3側から順に端
    末側の増幅器1を動作状態にすることを特徴とする無停
    電電源供給装置を備えたCATVシステムの制御方法。
JP4042338A 1992-01-31 1992-01-31 無停電電源供給装置を備えたcatvシステムの制御方法 Pending JPH05219505A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007201768A (ja) * 2006-01-26 2007-08-09 Hochiki Corp 告知放送システム及びそのための放送装置
JP5416306B1 (ja) * 2013-07-02 2014-02-12 ミハル通信株式会社 伝送路装置

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