JPH05219054A - データ端末の通信相手先切替え処理方式 - Google Patents

データ端末の通信相手先切替え処理方式

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JPH05219054A
JPH05219054A JP3081389A JP8138991A JPH05219054A JP H05219054 A JPH05219054 A JP H05219054A JP 3081389 A JP3081389 A JP 3081389A JP 8138991 A JP8138991 A JP 8138991A JP H05219054 A JPH05219054 A JP H05219054A
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JP3081389A
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Shiroshige Kamimura
城慈 上村
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Fujitsu Ltd
Fujitsu Nagoya Communication Systems Ltd
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Fujitsu Ltd
Fujitsu Nagoya Communication Systems Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、通信先のアドレスを識別可能なデ
ータ通信端末,端末アダプタ等を含むデータ端末と接続
される複数の通信先を切り替える際の処理方式に関し、
特に、データ端末から複数のデータベースの情報を収集
する際に用いて好適の方式に関し、1つのデータ端末と
複数の相手との呼接続を最小の設備で実現し、複数の情
報収集をほぼ同時に行なえるようにすることを目的とす
る。 【構成】 呼制御部2が、通信中の相手先10−1〜1
0−nの呼を接続した状態で他の通信相手先10−1〜
10−nとの呼接続を確立する呼接続手段2aをそなえ
るとともに、該通信中の相手先10−1〜10−nの呼
を呼接続手段2aにより呼接続された該他の通信相手先
10−1〜10−nの呼に切り替え該他の通信相手先1
0−1〜10−nからのデータを外部出力部4から出力
させる呼切替え手段5をそなえたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、通信先のアドレスを識
別可能なデータ通信端末,端末アダプタ等を含むデータ
端末と接続される複数の通信先を切り替える際の処理方
式に関し、特に、データ端末から複数のデータベースの
情報を収集する際に用いて好適の方式に関する。
【0002】複数のデータベースからの情報を総合して
処理を行なうことが要求されているが、近年、データ通
信網の発達に伴い、複数のデータベースから情報を収集
することは容易になっている。
【0003】このとき、複数のデータ端末をそなえてい
る場合には、情報を得たいデータベースにそれぞれデー
タ端末を接続してから同時に情報を収集する手段や、デ
ータ端末が1台しかない場合には、情報収集のタイミン
グをずらすといった手段などが採用されているが、情報
の同時性確保,最小限の設備で、複数のデータベースか
らの情報収集を行なえるようにすることが望まれてい
る。
【0004】
【従来の技術】図7は一般的なデータ通信システムを示
す構成図であり、この図7において、11はデータ端
末、12,13はデータベースを有するホストコンピュ
ータ、14はデータ端末11,ホストコンピュータ1
2,13相互を接続しうるISDN等の通信回線(ネッ
トワーク)である。
【0005】また、データ端末11は、例えば図8に示
すごとく構成されている。この図8は従来のデータ端末
の構成を示すブロック図であり、この図8において、2
1は通信回線14からのデータを受信するデータ受信
部、22は呼の状態制御(接続,切断等)を行なう呼制
御部、23はこの呼制御部22による制御状態情報をテ
ーブルとして格納する呼状態制御データ格納メモリ、2
4,25はそれぞれデータ受信部21に接続され受信し
たデータを出力するためのディスプレイ等の外部出力
部、26は呼制御部22に対する制御指令等を入力する
ためのキーボード等の外部入力部である。
【0006】このような構成により、データ端末11か
ら例えばホストコンピュータ12に対してアクセスする
際には、データ端末11の外部入力部26からホストコ
ンピュータ12に対する接続指令が呼制御部22へ与え
られ、この呼制御部22により通信回線14を介して
(ISDNの場合、Dチャネルを用いて)ホストコンピ
ュータ12との呼接続処理が行なわれる。
【0007】ホストコンピュータ12との呼接続後に
は、ホストコンピュータ12から通信回線14を介して
送信されてくるデータが、データ受信部12にて受信さ
れ、外部出力部24,25のいずれかに出力される。デ
ータ出力先の選択(外部出力部24,25のいずれに出
力するか)は、外部入力部6からの指示により呼制御部
22の制御にて行なわれる。
【0008】ところで、近年、処理すべき情報の多様化
に伴い、複数のデータベースからの情報を総合して処理
する要求が多々あり、このような場合、従来のデータ端
末11においては、例えば、2台そなえられた外部出力
部24,25を、情報を得たいデータベースをもつホス
トコンピュータ12,13にそれぞれ接続し、各外部出
力部24,25にて各ホストコンピュータ12,13か
らのデータを出力することが行なわれる。
【0009】これにより、図8に示す従来のデータ端末
11では、2つのデータベースからの情報収集を同時に
行なうことができる。
【0010】一方、データ端末11において外部出力部
が1台しかない場合、例えば図8中の外部出力部24の
みがあるような場合には、この外部出力部24を、情報
を得たいデータベースをもつホストコンピュータに個々
に切り替えて呼接続を行なっている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】このように従来のデー
タ通信においては、複数のデータベースからの情報を処
理する場合、情報を得たいデータベースをもつホストコ
ンピュータの数に応じて外部出力部をそなえる手段と、
1台の外部出力部を各ホストコンピュータに切り替え接
続する手段とがあるが、前者の手段では、情報の同時性
を確保することはできるが通信設備が増大する一方、後
者の手段では、設備は最小限のものとなるが情報収集時
間にずれが生じてしまう。
【0012】つまり、情報の同時性確保または最小限の
設備での実現のうち、どちらかを犠牲にすることにな
り、複数のデータベース(通信の相手先)との通信は、
通信設備の増大または情報収集時間にずれがあるといっ
た問題を生じていた。
【0013】本発明は、このような課題に鑑み創案され
たもので、1つのデータ端末と複数の相手との呼接続を
最小の設備で実現し、複数の情報収集をほぼ同時に行な
えるようにしたデータ端末の通信相手先切替え処理方式
を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理ブロ
ック図で、この図1において、1はデータ端末、2は呼
の接続,切断を制御する呼制御部であり、この呼制御部
2は、通信中の相手先の呼を接続した状態で他の通信相
手先との呼接続を確立する呼接続手段2aと、この呼接
続手段2aにより接続された複数の通信相手先(データ
ベース10−1〜10−n)の呼のうち特定の呼を指定
して切断する呼切断手段2bとをそなえて構成されてい
る。
【0015】また、3は呼制御部2により呼接続された
通信相手先からのデータを通信回線9を介して受信する
データ受信部、4はこのデータ受信部3に接続され受信
したデータを出力するための外部出力部である。
【0016】そして、5は通信中の相手先の呼を呼接続
手段2aにより呼接続された他の通信相手先の呼に切り
替え該他の通信相手先からのデータを外部出力部4から
出力させる呼切替え手段であり、この呼切替え手段5
は、呼制御部2からの指示に応じ、呼接続されうる通信
相手先としてのデータベース10−1〜10−nにそれ
ぞれ対応して切り替えられる送信経路切替えスイッチ
(実際にはソフトスイッチとして構成される)5−1〜
5−nを有して構成されている。
【0017】さらに、6−1〜6−nはそれぞれ外部出
力部4側に切り替えられていない場合に各スイッチ5−
1〜5−nを介してデータ受信部3に接続されるバッフ
ァで、各バッファ6−1〜6−nは、それぞれデータベ
ース10−1〜10−nからのデータ(外部出力部4か
らの出力を要しないデータ)を格納するものである。
【0018】なお、本発明のデータ端末1は、上述した
呼制御部2,データ受信部3,外部出力部4,呼切替え
手段5,バッファ6−1〜6−nから構成されている。
【0019】
【作用】上述の本発明のデータ端末の通信相手先切替え
処理方式では、呼制御部2の呼接続手段2aにより、通
信中の相手先の呼を接続した状態で他の通信相手先との
呼接続が確立される一方、呼接続手段2aにて接続され
たデータベース10−1〜10−nの呼のうち特定の呼
が、呼切断手段2bにより指定されて切断されるように
なっている。
【0020】そして、呼接続手段2aにより接続された
複数のデータベース10−1〜10−nの呼のうちの特
定の1つの呼が、呼切替え手段5のスイッチ5−1〜5
−nのいずれか1つを外部出力部4側に切り替えること
で接続され、その呼に対応するデータベース10−1〜
10−nからのデータが、外部出力部4から出力され
る。
【0021】このとき、外部出力部4側に切り替えられ
ていないスイッチ5−1〜5−nを介して、外部出力部
4からの出力を要しないデータベース10−1〜10−
nからのデータは、バッファ6−1〜6−nに格納され
て保持されるようになっている。
【0022】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。図2は本発明の一実施例を示すブロック図であ
る。なお、本実施例では、図2に示すように、通信回線
9を介して同時に呼接続されるデータベース(通信相手
先)は、10−1と10−2との2つの場合について説
明する。
【0023】また、本発明の方式の実施は、下記〜
の条件下で行なう必要がある。 通信相手先であるデータベース10−1,10−2の
アドレスを識別可能であること。通信回線9がISDN
回線であればDチャネルで相手先電話番号(アドレス)
を識別できるほか、通信回線9がパケット通信網であれ
ば相手先電話番号はそのパケットに格納されているので
識別可能である。 受信したデータの一時格納が可能であること(本実施
例では、後述する送信保留データ格納バッファ6−1,
6−2)。 データベース10−1,10−2からのデータ送信規
制を行なえること。これは、データの保持がバッファサ
イズに依存するために必須条件である。
【0024】本発明の方式は、上述の条件〜下であ
れば、プロトコルに関係なく実施可能であり、例えば、
このような条件を満たすものとしては、パケット組立分
解装置(PAD),ISDNの回線交換プロトコルが挙
げられる。
【0025】さて、このような条件下で、本実施例のデ
ータ端末1Aは、図2に示すように、後述する呼制御部
2,データ受信部3,ディスプレイ(外部出力部)4,
呼切替え手段5,送信保留データバッファ6−1,6−
2,キーボード(外部入力部)7,呼状態制御データ格
納メモリ8から構成されている。
【0026】呼制御部2は、第1呼から第N呼までの状
態制御および送信経路制御を行なうほか、接続,切断す
る呼を選択するとともに、通信回線9またはデータベー
ス10−1,10−2に対して送信規制をかけるもので
あり、キーボード7からの指示に応じて通信中の相手先
(データベース10−1または10−2)の呼を接続し
た状態で他の通信相手先(データベース10−2または
10−1)との呼接続を確立する呼接続手段2aと、こ
の呼接続手段2aにより接続された複数の通信相手先
(データベース10−1,10−2)の呼のうち特定の
呼をキーボード7からの指示により切断する呼切断手段
2bとをそなえて構成されている。
【0027】また、データ受信部3は、呼制御部2によ
り呼接続された通信相手先からのデータを、通信回線9
を介して受信するものであり、ディスプレイ4は、デー
タ受信部3に接続され、受信したデータベース10−1
または10−2からのデータを表示・出力するものであ
る。
【0028】そして、呼切替え手段5は、通信中の相手
先(データベース10−1または10−2)の呼を、呼
接続手段2aにより呼接続された他の通信相手先(デー
タベース10−2または10−1)の呼に切り替え、該
他の通信相手先(データベース10−2または10−
1)からのデータをディスプレイ4から出力させるもの
であり、呼制御部2からの指示に応じ、呼接続されうる
データベース10−1,10−2にそれぞれ対応して切
り替えられる送信経路切替えスイッチ(実際にはソフト
スイッチとして構成される)5−1,5−2を有して構
成されている。
【0029】さらに、送信保留データ格納バッファ6−
1,6−2は、それぞれ外部出力部4側に切り替えられ
ていない場合にスイッチ5−1または5−2を介してデ
ータ受信部3に接続されるもので、それぞれデータベー
ス10−1,10−2からのデータ(外部出力部4から
の出力を要しない送信保留となったデータ)を一時格納
するものである。
【0030】呼状態制御データ格納メモリ8は、呼制御
部2による制御状態情報、例えば通信経路の決定,呼の
状態等の情報をテーブルとして格納するものである。
【0031】上述の構成により、呼制御部2の呼接続手
段2aにより、通信中の相手先、例えばデータベース1
0−1の呼を接続した状態で、他の通信相手先であるデ
ータベース10−2との呼接続を確立することができる
(その詳細な動作は図3により後述する)。一方、呼接
続手段2aにて接続されたデータベース10−1,10
−2の呼のうち特定の呼は、呼切断手段2bにより指定
されて切断される(その詳細な動作は図5により後述す
る)。
【0032】そして、呼接続手段2aにより接続された
データベース10−1,10−2の呼のうちの特定の1
つの呼は、キーボード7からの指示に従って、呼切替え
手段5のスイッチ5−1,5−2のいずれか一方を外部
出力部4側に切り替えることで接続され、その呼に対応
するデータベース10−1,10−2からのデータが、
ディスプレイ4により表示・出力される(その詳細な動
作は図4により後述する)。
【0033】このとき、スイッチ5−1,5−2は、外
部出力部4側に切り替えられていない場合、送信保留デ
ータ格納バッファ6−1,6−2側になっており、この
スイッチ5−1,5−2を介して、ディスプレイ4にて
表示・出力する必要のない送信保留データは、バッファ
6−1,6−2に格納されて保持される。
【0034】ついで、図3〜図6により、本実施例の動
作をより詳細に説明する。まず、図3により呼制御部2
の呼接続手段2aによる呼設定手順について説明する
と、この図3に示すように、まず、キーボード7から呼
設定コマンド(通信相手先を特定するアドレス,当該呼
の識別番号および呼接続後の接続経路(呼切替え手段5
におけるスイッチの指定))を投入し(ステップA
1)、本データ端末1Aから発信可能であるかを、呼状
態制御データ格納メモリ8内の格納データに基づいて判
定した後(ステップA2)、発信可能であれば、指定通
信相手先(ここではデータベース10−1とする)に対
する呼設定処理を実施する(ステップA3)。
【0035】その呼設定に成功した場合には(ステップ
A4による判定)、呼状態制御データ格納メモリ8に、
当該呼の状態を通信中に設定し(ステップA5)、通信
回線9とデータ受信部3とを接続する(ステップA
6)。このとき、設定した呼の識別番号を呼状態制御デ
ータ格納メモリ8に登録する。
【0036】この後、データ受信部3と送信経路切替え
スイッチ5−1とを接続し(ステップA7)、呼設定コ
マンドにより設定された呼接続後の接続経路が外部出力
つまりディスプレイ4側であると判定された場合には
(ステップA8)、後述する図4のステップB5へ移行
する一方、ディスプレイ4側ではないと判定された場合
には、当該呼についてスイッチ5−1によるデータ接続
経路を送信保留データ格納バッファ6−1側に設定し
(ステップA11)、通信中フローへ移行する。
【0037】なお、ステップA7によるスイッチ5−1
の接続時にはそのスイッチ5−1の識別番号が呼状態制
御データ格納メモリ8に設定されるとともに、ステップ
A11によるデータ接続経路設定も呼状態制御データ格
納メモリ8に登録される。
【0038】また、ステップA2およびステップA4に
よる判定結果がNoであった場合には、エラー処理(ス
テップA9)へ移行した後、コマンド待ち(図6により
後述)状態となる(ステップA10)。
【0039】次に、図4により呼制御部2によるデータ
経路切替え手順について説明すると、この図4に示すよ
うに、まず、キーボード7からの経路切替えコマンドが
投入されると(ステップB1)、このコマンドが外部出
力指定か否かが判定され(ステップB2)、外部出力指
定ではない場合には、そのコマンドにより指定された呼
についてのスイッチ5−1または5−2によるデータ接
続経路を送信保留データ格納バッファ6−1または6−
2側に設定し、これを呼状態制御データ格納メモリ8に
登録してから(ステップB3)、コマンド待ち状態とな
る(ステップB4)。
【0040】一方、ステップB2において、外部出力指
定であると判定された場合には、現在、他に外部出力指
定の呼が存在するか否かを、呼状態制御データ格納メモ
リ8内の格納データに基づいて判定する(ステップB
5)。
【0041】そして、外部出力指定の呼が他に存在する
場合には、現在、外部出力指定されている呼、つまり、
スイッチ5−1または5−2がディスプレイ4側になっ
ており、このディスプレイ4によりデータベース10−
1または10−2からのデータを表示・出力している呼
について、スイッチ5−1または5−2によるデータ接
続経路を送信保留データ格納バッファ6−1または6−
2側に設定し、これを呼状態制御データ格納メモリ8に
登録する(ステップB6)。
【0042】この後、当該呼の送信完了のタイミングを
とってから(ステップB7)、コマンドにより指定され
た呼についてのスイッチ5−1または5−2によるデー
タ接続経路を外部出力側つまりディスプレイ4側に設定
し、これを呼状態制御データ格納メモリ8に登録する
(ステップB8)。
【0043】なお、ステップB5において、他に外部出
力指定の呼が存在しないと判定された場合には、直ちに
ステップB8に移行して、コマンドにより指定された呼
の接続経路をディスプレイ4側に設定する。
【0044】ステップB8による接続経路の設定後に
は、まず、当該呼について、ディスプレイ4側への切替
え前に、送信保留データ格納バッファ6−1または6−
2に格納された送信保留データがある場合には、これを
先にディスプレイ4へ送信した後(ステップB9)、コ
マンド待ち状態となる(ステップB10)。
【0045】次に、図5により呼制御部2の呼切断手段
2bによる呼切断手順について説明すると、この図5に
示すように、まず、キーボード7から呼切断コマンド
(通信相手先を特定するアドレス,本呼の識別番号およ
び当該呼の接続経路(呼切替え手段5におけるスイッチ
の指定))が投入されると(ステップC1)、切断可能
か否かを呼状態制御データ格納メモリ8内の格納データ
に基づいて判定し(ステップC2)、切断可能であれ
ば、当該呼について呼切断処理を実施する(ステップC
3)。
【0046】そして、通信回線9とデータ受信部3と切
断するとともに(ステップC4)、当該呼が接続されて
いた送信保留データ格納バッファ6−1または6−2内
のデータを廃棄し(ステップC5)、データ受信部3と
送信経路切替えスイッチ5−1とを切断する(ステップ
C6)。
【0047】この後、呼状態制御データ格納メモリ8に
おける当該呼の状態を空き状態に設定し(ステップC
7)、コマンド待ち状態となる(ステップC8)。
【0048】なお、ステップC2による判定結果がNo
であった場合には、エラー処理(ステップC9)へ移行
した後、コマンド待ち状態となる(ステップC10)。
【0049】最後に、図6によりコマンド待ち処理(ス
テップA10,B10,C8,C10)について説明す
ると、この図6に示すように、コマンド待ち状態では、
キーボード7からコマンドが投入されるのを待ち(ステ
ップD1)、コマンドが投入された場合、その種別を判
断し(ステップD2)、経路切替えコマンドであれば図
4に示した経路切替えフローへ、呼設定コマンドであれ
ば図3に示した呼設定フローへ、呼切断コマンドであれ
ば図5に示した呼切断フローへ移行する。
【0050】このように、本実施例の方式によれば、従
来のように、通信相手先の数だけ外部出力部をそなえた
り交互に呼接続を行なったりすることなく、1つのデー
タ端末1Aと複数の通信相手先(データベース10−
1,10−2)との呼接続が、最小限の設備で実現さ
れ、情報を得たいデータベース10−1,10−2から
即座にデータを得ることが可能で、複数の情報収集をほ
ぼ同時に行なうことができる。
【0051】また、特定の通信相手先との交信中、他の
通信相手先は、送信保留データ格納バッファ6−1また
は6−2に接続され、送信されてきたデータを取りこぼ
すこともない。
【0052】なお、上述した実施例では、通信相手先で
あるデータベースが2つである場合について説明した
が、本発明の方式は、これに限定されるものではなく、
3つ以上の通信相手先がある場合でも同様に適用され、
上述した実施例と同様の作用効果が得られる。ただし、
その場合、通信相手先の数に対応して、呼切替え手段5
内のスイッチおよび送信保留データ格納バッファがそな
えられる。
【0053】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明のデータ端
末の通信相手先切替え処理方式によれば、呼制御部に、
通信中の相手先の呼を接続した状態で他の通信相手先と
の呼接続を確立する呼接続手段をそなえるとともに、該
通信中の相手先の呼を呼接続手段により呼接続された該
他の通信相手先の呼に切り替え該他の通信相手先からの
データを外部出力部から出力させる呼切替え手段をそな
えて構成することにより、1つのデータ端末と複数の通
信相手先との呼接続を最小限の設備で実現でき、情報を
得たい通信相手先から即座にデータを得ることが可能と
なり、複数の情報収集をほぼ同時に行なえる効果があ
る。
【0054】また、呼切替え手段の切替え動作により外
部出力部からの出力を要しないデータを格納するバッフ
ァをそなえることにより、特定の通信相手先との交信
中、他の通信相手先からのデータがある場合には、その
バッファに格納されるので、送信されてきたデータの取
りこぼしが防止される。
【0055】さらに、呼制御部に、呼接続手段により接
続された複数の通信相手先の呼のうち特定の呼を指定し
て切断する呼切断手段をそなえることにより、情報収集
の必要のなくなった通信相手先を指定して切断すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理ブロック図である。
【図2】本発明の一実施例を示すブロック図である。
【図3】本実施例における呼設定手順を説明するための
フローチャートである。
【図4】本実施例におけるデータ経路切替え手順を説明
するためのフローチャートである。
【図5】本実施例における呼切断手順を説明するための
フローチャートである。
【図6】本実施例におけるコマンド待ち処理手順を説明
するためのフローチャートである。
【図7】一般的なデータ通信システムを示す構成図であ
る。
【図8】従来のデータ端末の構成を示すブロック図であ
る。
【符号の説明】
1,1A データ端末 2 呼制御部 2a 呼接続手段 2b 呼切断手段 3 データ受信部 4 ディスプレイ(外部出力部) 5 呼切替え手段 5−1〜5−n 送信経路切替えスイッチ 6─1〜6−n 送信保留データ格納バッファ(バッフ
ァ) 7 キーボード(外部入力部) 8 呼状態制御データ格納メモリ 9 通信回線 10−1〜10−n データベース(通信相手先)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04M 11/00 301 8627−5K 8020−5K H04L 13/00 307 A

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】呼の接続,切断を制御する呼制御部(2)
    と、該呼制御部(2)により呼接続された通信相手先
    (10−1〜10−n)からのデータを通信回線(9)
    を介して受信するデータ受信部(3)と、該データ受信
    部(3)に接続され受信したデータを出力するための外
    部出力部(4)とをそなえ、 該呼制御部(2)が、通信中の相手先(10−1〜10
    −n)の呼を接続した状態で他の通信相手先(10−1
    〜10−n)との呼接続を確立する呼接続手段(2a)
    をそなえるとともに、 該通信中の相手先(10−1〜10−n)の呼を該呼接
    続手段(2a)により呼接続された該他の通信相手先
    (10−1〜10−n)の呼に切り替え、該他の通信相
    手先(10−1〜10−n)からのデータを該外部出力
    部(4)から出力させる呼切替え手段(5)がそなえら
    れたことを特徴とする、データ端末の通信相手先切替え
    処理方式。
  2. 【請求項2】該呼切替え手段(5)の切替え動作により
    該外部出力部(4)からの出力を要しないデータを格納
    するバッファ(5−1〜5−n)がそなえられたことを
    特徴とする、請求項1記載のデータ端末の通信相手先切
    替え処理方式。
  3. 【請求項3】該呼制御部(2)が、該呼接続手段(2
    a)により接続された複数の通信相手先(10−1〜1
    0−n)の呼のうち特定の呼を指定して切断する呼切断
    手段(2b)をそなえたことを特徴とする、請求項1記
    載のデータ端末の通信相手先切替え処理方式。
JP3081389A 1991-03-20 1991-03-20 データ端末の通信相手先切替え処理方式 Withdrawn JPH05219054A (ja)

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JP3081389A JPH05219054A (ja) 1991-03-20 1991-03-20 データ端末の通信相手先切替え処理方式

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