JPH02142238A - 多地点間通信会議制御方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （発明の属する技術分野） 本発明は、多地点通信機能を有する複数の会議端末を例
えばローカル・エリア・ネットワーク（Ｌ　Ａ　Ｎ）の
ように呼接続、呼切断を伴わないコネクシ五ンレス型の
網に相互接続する分散設置形の各地点間通信会議制御方
式に関する。

（従来の技術） 一般に、通信会議では会議中に参加者の異動を伴うが、
従来、長地点間通信会議は、端末をスター型に接続し中
央に長地点間通信装置を設置する集中形で実現されてお
り、参加者の把握は中央に設置された長地点間通信装置
が行っていた。しかし、端末の高機能化に伴って、前記
長地点間通信装置を設置することのコスト増を避けるた
めに、端末に多対地接続機能を持たせて長地点間通信会
議を分散設置形で実現する場合には、各端末がデータの
送信先を把握できないという問題があった。

（発明の目的） 本発明の目的は、上記問題点を解決するため、主催者会
議端末が会議の全参加者会議端末の端末識別情報から成
る参加者情報を各端末に送信した後で会議を開始し、さ
らに、主催者会議端末は通信会議中に当該会議参加者が
変化する毎に特定参加者の端末識別情報を更新し、更新
した参加者情報を全参加者端末に送信することによって
、各端末にデータの送信先を把握させ１分散設置形の通
信会議を実現することにある。

（発明の構成） （発明の特徴と従来技術との差異） 本発明は上記目的を達成するため、通信回線を介して複
数台の会議端末によって多地点間の通信会議を行なう長
地点間通信会議システムにおいて、主催者会議端末が会
議開始前および通信会議中に参加者会議端末数が変化す
る毎に該会議参加者の端末識別情報から成る参加者情報
を全参加者会議端末に送信する手段と、主催者会議端末
を含む全端末が前記参加者情報に従って他の参加者会議
端末にデータを送信する手段を備えることを最も主要な
特徴とする。

従来技術とは、端末に多対地接続機能を持たせて各地点
間通信会議を分散設置形で実施する場合。

主催者会議端末は、通信会議中に当該会議参加者が変化
する毎に特定参加者の端末識別情報を更新した参加者情
報を全参加者に送信することによって、各端末にデータ
の送信先を把握させるようにした点が異なる。

（実施例） 以下１本発明の一実施例を図面を参照にして説明する。

第１図は主催者会議端末Ｈと参加者会議端末Ｍ１〜Ｍ□
の４台がＬＡＮに接続された分散形多対地接続構成例を
示す。主催者会議端末Ｈと、この主催者会議端末Ｈによ
って呼び出された参加者会議端末Ｍユ、Ｍ、、Ｊは通信
回線１００に接続されている。

第１図ではデータブロック１０が主催者会議端末Ｈから
各参加者会議端末Ｍ１．Ｍ、、Ｍ３に送信される例を示
している。

第２図は上記主催者及び参加者の会議端末の構成例を示
す図であり、２００は通信インタフェース部、３００は
受信データ分離部、４００は音声データ処理部、５００
は非音声データ処理部、６００はユーザインタフェース
部、７００は記憶部、７１０は参加者−覧テーブル、８
００は送信データ多重部、９００は共通制御部である。

第３図は第１図に示すデータブロック１０の構成例を示
す図であり、１１は送信先端末識別情報、１２は発信元
端末識別情報、１３はメディア識別情報。

１４はデータである。

第４図は参加者情報の内容を示す図であり、複数の端末
識別情報（例えば、電話番号、端末番号など）と主催者
か、否かを示す主催者表示で構成されている。

次に本方式の動作を説明すると、第１図において、主催
者会議端末Ｈが会議開始を示す信号を各参加者会議端末
Ｍ工、Ｍ、、Ｍ、に通信回線１００を介して送信するこ
とによって会議が開始される。なお、主催者会議端末Ｈ
は各参加者会議端末の呼び出しに際して、各参加者の端
末識別情報を参加者情報として第２図に示す参加者−覧
テーブル７１０に格納する。

ユーザ（会議の主催者）から入力された上記会議開始を
示す信号データは、第２図においてユーザインタフェー
ス部６００を介して共通制御部９００の指令により非音
声データ処理部５００に転送される。

非音声データ処理部５００は共通制御部９００の指令に
より転送された該信号データにメディア識別情報１３を
付加して送信データ多重部８００に転送する。

送信データ多重部８００は共通制御部９００の指令によ
り参加者−覧テーブル７１０に格納されている参加者情
報を読み出し、転送された信号データに該参加者情報を
付加したデータを作成し、さらに、作成したデータに送
信先端末識別情報１１と発信元端末識別情報１２を付加
してデータブロック１０を作成し、通信インタフェース
部２００を介して通信回線１００に送出する。

参加者会議端末において１通信回線１００を介して受信
されたデータブロック１０の送信先端末識別情報１１が
自端末の端末識別情報であると該データブロック１０は
通信インタフェース部２００を介して受信データ分離部
３００に転送される。

受信データ分離部３００は共通制御部９００の指令によ
り転送されたデータブロックｌＯに含まれるメディア識
別情報１３によって受信データが音声データであるか音
声以外のデータであるかを判断し、音声データの場合は
データブロック１０に含まれるデ−タ１４を音声データ
処理部４００に転送し、音声以外のデータの場合はデー
タ１４を非音声データ処理部５００に転送する。

音声データ処理部４００あるいは非音声データ処理部５
００は共通制御部９００の指令により転送されたデータ
１４をユーザインタフェース部６００を介してユーザに
通知する。

また、非音声データ処理部５００は、転送されたデータ
が参加者情報のデータである場合は共通制御部９００の
指令により該データをユーザインタフェース部６００を
介してユーザに通知するとともに該データを参加者−覧
テーブル７１０に格納する。

各端末において、データの送信に際しては送信データ多
重部８００がユーザの指示に基づいて共通制御部９００
の指令により参加者−覧テーブル７１０から参加者情報
を読み出し、送信先端末識別情報１１に格納してデータ
ブロック１０を送信する。

主催者会議端末は、通信会議中に特定端末が会議から抜
けた場合、または新たに会議に加わった場合、参加者−
覧テーブル７１０を更新し、参加者情報として前述と同
様の手順により各参加者会議端末に送信する。

なお１本実施例はあくまで本発明の一実施例に過ぎず、
例えばメディア識別情報１３によって識別されるデータ
を音声データと非音声データとに限定されることはなく
２例えば音声データ、画像データ、その他のデータとに
識別し、各メディア対応の処理部を設けて実現できるこ
とは言うまでもないことである。

（発明の効果） 以上説明したように、本発明による多他点間通信会議制
御方式によれば、会議の参加者全員が会議開始前および
会議中に参加者が変化する毎に各参加者の識別情報等の
会議状況を把握することができることから、各端末がデ
ータを送信する際に宛先を知ることができるため、会議
中の参加者の追加・途中退席などの多他点間通信会議サ
ービスを分散設置形で実現できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例に係る長地点間通信会議シス
テムの接続例、第２図は会議端末の構成例、第３図はデ
ータブロックの構成例、第４図は参加者−覧テーブルの
構成例である。 Ｈ・・・主催者会議端末、Ｍｔ　１Ｍｘ　−Ｍ３・・・
参加者会議端末、１０・・・データブロック、１１・・
・送信先端末識別情報、１２・・・発信元端末識別情報
、１３・・・メディア識別情報、１４・・・データ、ｉ
ｏｏ・・・通信回線、２００・・・通信インタフェース
部、３００・・・受信データ分離部、４００・・・音声
データ処理部、５００・・・非音声データ処理部、６０
０・・・ユーザインタフェース部、７００・・・記憶部
、７１０・・・参加者−覧テーブル、８００・・・送信
データ多重部、９００・・・共通制御部。 特許出願人　日本電信電話株式会社 軍 図 第 図 １゜

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 通信回線を介して複数台の会議端末によって多地点間の
   通信会議を行なう各地点間通信会議システムにおいて、
   主催者会議端末が会議開始前および通信会議中に参加者
   会議端末数が変化する毎に該会議参加者の端末識別情報
   から成る参加者情報を全参加者会議端末に送信する手段
   と、主催者会議端末を含む全端末が前記参加者情報に従
   って他の参加者会議端末にデータを送信する手段を備え
   ることを特徴とする各地点間通信会議制御方式。