JPH05218337A - 半導体記憶装置及びその製造方法 - Google Patents

半導体記憶装置及びその製造方法

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JPH05218337A
JPH05218337A JP4018115A JP1811592A JPH05218337A JP H05218337 A JPH05218337 A JP H05218337A JP 4018115 A JP4018115 A JP 4018115A JP 1811592 A JP1811592 A JP 1811592A JP H05218337 A JPH05218337 A JP H05218337A
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JP
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layer
semiconductor
trench
semiconductor layer
conductivity type
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Application number
JP4018115A
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Tadashi Yamamoto
忠 山本
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【構成】本発明はトレンチキャパシタ上に絶縁膜で囲ま
れたエピタキシャル層114を設け、エピタキシャル層
中にアクセストランジスタを形成する。 【効果】本発明によれば、キャパシタ間のリーク電流、
キャパシタと基板間のリーク電流を共に減らし、セル面
積を縮小し、トランジスタが形成される基板表面を平坦
化することができる。また、キャパシタ誘電膜への熱ス
トレスというプロセス上の問題も除去することができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は半導体記憶装置に係わ
り、特に一トランジスタ、一キャパシタ型のダイナミッ
クランダムアクセスメモリ(以下DRAMと略記する)
のメモリセルとその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】一トランジスタ、一キャパシタ型のメモ
リセルで構成されるDRAMに高集積化を進めていくと
セルの三次元化が必要になる。わずかなセル面積に対し
て一定のキャパシタ面積を確保するためである。このよ
うな問題を解決するためにトレンチキャパシタセルが開
発され実用に供されている。
【0003】ところが、トレンチキャパシタセルは2つ
の点で高集積化に対する難点が存在する。一つはトレン
チ間のリーク電流である。トレンチ深さは、4MDRA
Mでは4μm以上になり、このトレンチ部を隣接セル間
のトランジスタとしてみた場合、結晶歪みを伴ったMO
Sトランジスタとみられ、リーク電流が問題となる。二
つ目の問題は、ソフトエラー耐性が低いことである。ト
レンチの周囲に広がる空乏層がアルファ線誘起電荷を収
集しやすいためである。
【0004】これら二つの問題を同時に解決する手段と
してリバーストレンチキャパシタ構造がある。これは電
荷の蓄積ノードをトレンチ内のポリシリコン側にし、ソ
フトエラー耐性を向上させたものである。この様にする
と、隣接セル間はキャパシタ誘電膜で確実に絶縁される
ため同時にリーク電流を減らすことが可能になる。この
構造で代表的なものはIEDM88−P584に示され
るようなSPT(Substrate Plate T
rench)セルである。
【0005】[図18]にSPTセルの断面図を示す。
高濃度にP型不純物でドープされた基板401上に低不
純物濃度のP型エピタキシャル成長層402を形成し、
N型不純物を拡散させたウェル403にアクセス用のP
チャネルトランジスタ408を形成する。データ蓄積用
のキャパシタは基板401まで掘り下げられ、このトレ
ンチ404に誘電膜406を挾んでポリシリコン407
が形成されている。ここで、キャパシタのプレート電極
は高濃度にP型不純物でドープされた基板401であ
り、電荷の蓄積ノードはポリシリコン407である。ト
ランジスタ408のソース領域409と蓄積ノード40
7とのコンタクトはポリシリコン膜410で行ってい
る。キャパシタの一部は[図18]のようにフィールド
絶縁膜411の下に埋没されている。
【0006】しかし、SPTセルはポリシリコン膜41
0でトランジスタ408のソース領域409と蓄積ノー
ド407とのコンタクトをとっているため、フィールド
絶縁膜411の下にキャパシタを完全に埋没することが
できず、また、トランジスタ408とキャパシタを並べ
て形成するのでセル面積が縮小されないという問題があ
る。さらに、[図18]の412に示す領域で、疑似的
にPチャネルトランジスタが形成されているのでソース
領域409から基板401へのリークが問題になる。こ
れらの問題を同時に解決したセル構造が埋め込みキャパ
シタ型のセルである。キャパシタをトランジスタの下に
埋め込むことによってセル面積を縮小でき、疑似的なト
ランジスタが形成されない構造にすることによってリー
ク電流を減少させることができる。この構造の代表的な
ものはIEDM88−P588に示されるようなBT
(Buried Trench)セルである。
【0007】[図22]にBTセルの断面図を示す。以
下、BTセルの製造工程を説明する。[図19]〜[図
22]はBTセルの製造方法を工程順に示した断面図で
ある。
【0008】[図19]に示すように、高濃度に不純物
がドープされたP+ シリコン基板501の表面にP型エ
ピタキシャル層502を2μm程度成長させる。続いて
P型エピタキシャル層502上に膜厚30nm程度の熱
酸化膜503を成長させ、さらに全面に窒化膜504、
酸化膜をそれぞれケミカルベーパーデポジション(以
下、CVDと略記する)で膜厚50nm、300nm程
度滞積させる。次にトレンチ開孔のためのレジストをパ
ターニングし、このレジストをマスクにして酸化膜、窒
化膜504および熱酸化膜503を順にエッチングす
る。レジストを除去した後、酸化膜をマスクとしてリア
クティブ・イオン・エッチング(以下RIEと略記す
る)により、P型エピタキシャル層502を貫いてP+
シリコン基板501まで達するような深さ6μm程度の
トレンチ505を掘る。続いて、マスクに用いた酸化膜
を除去したのち、トレンチ側壁および底部にキャパシタ
の誘電膜として、酸化膜の膜厚換算で10nmの酸化膜
・窒化膜・酸化膜の複合膜506を形成する。続いて、
全面にP型の不純物、例えばボロンを基板濃度より濃く
ドープしたポリシリコン膜507をCVD法により50
0nm程度堆積させ、RIEを用いてトレンチ505の
内部にのみP+ ポリシリコン膜507を残存させる。続
いて、窒化膜504を耐酸化性マスクとし、P+ ポリシ
リコン膜507上に分離用熱酸化膜508を形成する。
【0009】次に[図20]に示すように、選択的に窒
化膜504を剥離した後、エピタキシャル層502上の
熱酸化膜503のみをエッチング除去する。続いて、ト
レンチ505上の所定の位置にのみ溝509が形成され
るように選択エピタキシャル成長を行いエピタキシャル
層511を形成する。成長条件は、反応ガスをSiH2
Cl2 、HCl、H2 を用い、反応温度は900℃、圧
力50Torrで行い、エピタキシャル成長時に同時に
2 6 でドーピングを行う。
【0010】次に、[図21]に示すように、溝509
直下の分離用熱酸化膜508を選択的にエッチング除去
する。続いて、エピタキシャル層511を成長させるこ
とにより、P+ ポリシリコン膜507上にP+ ポリシリ
コン膜512が成長し、エピタキシャル層511とP+
ポリシリコン膜512によって溝509が埋まる。
【0011】次に、[図22]に示すように、基板50
1に達しないようにnウェル513を形成する。続い
て、所定の位置にフィールド熱酸化膜514を形成す
る。さらに、トランジスタのゲート酸化膜515を膜厚
15nm程度熱酸化により成長させ、ワード線を兼用す
るゲート電極516をP型にドープしたポリシリコンで
形成した後パターニングする。続いて、このゲート電極
516をマスクにしてP型のイオン、例えばボロンをイ
オン注入し、熱処理を行うことによりソース、ドレイン
拡散層517を形成する。この時、ソース、ドレイン拡
散層517とP+ ポリシリコン層512が電気的に接続
される。続いて、トランジスタのソース領域上にコンタ
クトホール518を設け、アルミニウム合金(Al−S
i)で形成されたビット線519と接続することによ
り、DRAMセルが形成される。
【0012】この様に形成されたBTセルは、アクセス
用トランジスタのソース、ドレイン拡散層とキャパシタ
の蓄積ノードとのコンタクトを形成する方法が複雑であ
る。溝509はエピタキシャル成長における水平方向と
垂直方向の成長速度により形状が決定される上、キャパ
シタの平面的な面積とエピタキシャル層510の膜厚も
相関関係がある。したがって、トレンチ形状を自由に設
定できず、キャパシタ容量を大きくすることが難しい。
また、フォトマスクの合わせずれなどにより、トランジ
スタのソース、ドレイン拡散層とキャパシタの蓄積ノー
ドとのコンタクトがうまくいかないという問題もある。
【0013】また、選択酸化法でフィールド酸化膜を形
成しているので素子分離が十分でない。つまり、トラン
ジスタのソース、ドレイン拡散層とキャパシタの蓄積ノ
ードとのコンタクトを経由する隣接セル間のリーク電流
が無視できない。また、キャパシタ形成後に選択酸化法
でフィールド酸化膜を形成しなければならないので、キ
ャパシタ誘電膜などに熱ストレスがかかるという問題が
ある。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】上記したように従来型
のトレンチキャパシタのDRAMセルには、トレンチ間
のリーク電流が大きい、ソフトエラー耐性が低いといっ
た問題があった。また、SPTセルは、トランジスタと
キャパシタを並べて形成するのでセル面積が縮小されな
い、疑似的なトランジスタができてしまうので蓄積ノー
ド、基板間のリーク電流が大きいという問題があった。
また、BTセルは、トランジスタのソース、ドレイン拡
散層とキャパシタの蓄積ノードとのコンタクトを形成す
る方法が複雑である、トレンチ形状を自由に設定できず
キャパシタ容量を大きくすることが難しい、隣接セル間
のリーク電流が無視できない、キャパシタ誘電膜などに
熱ストレスがかかるという問題があった。
【0015】そこで、本発明は上記のような欠点を除去
し、すなわち、キャパシタ間のリーク電流、キャパシタ
と基板間のリーク電流を共に減らし、セル面積を縮小
し、キャパシタ容量を一定に保ち、キャパシタ誘電膜へ
の熱ストレスというプロセス上の問題を除去することを
目的とする。合わせて、トランジスタが形成される基板
表面を平坦化することを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明では、第一導電型の第一の半導体層を有する
半導体基板と、前記半導体基板表面に形成された第二導
電型の拡散層と、前記半導体基板中に形成され前記拡散
層を貫き前記第一の半導体層をプレート電極とし内部に
蓄積ノードを有するトレンチキャパシタと、前記トレン
チキャパシタ上の一部と前記半導体基板上の一部に形成
された第二導電型の第二の半導体層と、前記第二の半導
体層表面に形成され前記蓄積ノードと電気的に接続され
たトランジスタと、前記トレンチキャパシタ上と前記半
導体基板上に形成され前記第二の半導体層を取り囲む絶
縁体層から成ることを特徴とする半導体記憶装置を提供
する。また、前記したものに加えて、前記絶縁体層がC
VD法により形成されることを特徴とする半導体記憶装
置を提供する。
【0017】また、第一導電型の第一の半導体層を有す
る半導体基板と、前記半導体基板表面に形成された第二
導電型の第一の拡散層と、前記半導体基板中に形成され
前記第一の拡散層を貫き前記第一の半導体層をプレート
電極とし内部に蓄積ノードを有するトレンチキャパシタ
と、前記トレンチキャパシタ上に形成され前記トレンチ
キャパシタの蓄積ノードと電気的に接続された第一導電
型の第二の半導体層と、前記トレンチキャパシタ上と前
記第二の半導体層上とに形成された第二導電型の第三の
半導体層と、前記第三の半導体層表面より前記第二の半
導体層に至るトレンチと、前記トレンチの前記第三の半
導体層表面領域に形成した第一導電型の第二の拡散層
と、前記トレンチ側壁及び底部に形成したゲート絶縁膜
と、前記ゲート絶縁膜内部に形成したゲート電極と、前
記トレンチキャパシタ上と前記半導体基板上に形成され
前記第三の半導体層を取り囲む絶縁体層から成ることを
特徴とする半導体記憶装置を提供する。
【0018】また、第一導電型の半導体基板表面に第二
導電型の拡散層を形成する工程と、前記第二導電型の拡
散層を貫き内部に蓄積ノードを持つトレンチキャパシタ
を形成する工程と、前記半導体基板表面と前記トレンチ
キャパシタ上とにCVD法により絶縁膜を形成する工程
と、前記絶縁膜を選択的に除去し前記半導体基板の一部
と前記トレンチキャパシタの一部を露出する露出部を形
成する工程と、前記露出部上に前記絶縁膜表面と同じ高
さまで第二導電型の第一の半導体層を形成する工程と、
前記第一の半導体層表面より前記トレンチキャパシタの
蓄積ノードに至るトレンチを形成する工程と、前記トレ
ンチを第一導電型の第二の半導体層で埋める工程と、前
記第一の半導体層表面に前記第二の半導体層と電気的に
接続されたトランジスタを形成する工程とからなること
を特徴とする半導体記憶装置の製造方法を提供する。
【0019】また、第一導電型の半導体基板表面に第二
導電型の拡散層を形成する工程と、前記第二導電型の拡
散層を貫き内部に蓄積ノードを持つトレンチキャパシタ
を形成する工程と、前記半導体基板表面と前記トレンチ
キャパシタ上とにCVD法により絶縁膜を形成する工程
と、前記絶縁膜を選択的に除去し前記半導体基板の一部
と前記トレンチキャパシタの一部とを露出する露出部を
形成する工程と、前記トレンチキャパシタの蓄積ノード
上に第一導電型の第一の半導体層を形成する工程と、前
記露出部上と前記第一の半導体層上とに前記絶縁膜表面
と同じ高さまで第二導電型の第二の半導体層を形成する
工程と、前記第二の半導体層表面より前記第一の半導体
層に至るトレンチを形成する工程と、前記トレンチの側
壁および底部にゲート酸化膜を形成する工程と、前記第
二の半導体層表面に第一導電型の拡散領域を形成する工
程と、前記ゲート酸化膜内にゲート電極を形成する工程
とからなることを特徴とする半導体記憶装置の製造方法
を提供する。
【0020】
【作用】本発明は、リバーストレンチを採用し、さらに
エピタキシャル成長させる領域を絶縁膜で囲んでいるた
め、キャパシタ間のリーク電流やキャパシタと基板間の
リーク電流は小さい。また、キャパシタの上に横型また
は縦型のトランジスタを形成しているため、セル面積が
小さくなる。また、BTセルのようなエピタキシャル成
長による蓄積ノードとソース、ドレインのコンタクトを
用いていないため、キャパシタ形状を自由に設定でき、
キャパシタ容量を一定に保ったままセル面積を縮小でき
る。また、エピタキシャル層による素子領域周辺の絶縁
膜をCVD法で形成することにより、キャパシタ誘電膜
への熱ストレスというプロセス上の問題を除去すること
もできる。また、エピタキシャル層を周辺の絶縁膜と同
じ高さまで成長させることによりトランジスタを形成す
る基板表面を平坦化することができる。
【0021】
【実施例】以下、本発明のDRAMのメモリセルに用い
た第一の実施例を説明する。[図1]〜[図7]は第一
の実施例の製造方法を工程順に示した断面図である。
【0022】まず、[図1]に示すように、N型のシリ
コン基板101中の所定の位置に例えば2μmのPウェ
ル102を形成する。Pウェル102が形成されたN型
のシリコン基板101上に熱酸化により50nmの熱酸
化膜103を形成し、さらにCVD法により窒化膜10
4を100nm堆積し、酸化膜105を500nm堆積
する。続いて[図2]に示すように、フォトレジストで
トレンチ開孔穴をパターニングした後、このフォトレジ
ストをマスクに酸化膜、窒化膜104、熱酸化膜103
を除去する。ここでフォトレジストを除去し、酸化膜を
マスクとしてRIEにより3μmのトレンチ106を形
成する。
【0023】次に、[図3]に示すように、上記酸化膜
105を選択的に剥離し、続いて基板101全面に酸化
膜107を堆積し、RIEによりトレンチ106側面に
のみ残存するように酸化膜107をエッチングする。次
に、プレート電極となるN型にドープされたポリシリコ
ン膜108を基板全面に50nm堆積し、フォトレジス
トをトレンチ106の中のみに埋め込む。続いてポリシ
リコン膜108をRIEでエッチングし、フォトレジス
トを除去する。すると、ポリシリコン膜108がトレン
チ106の側面及び底部にのみ残存する。次に、キャパ
シタの誘電膜109を堆積する。続いてN型にドープさ
れたポリシリコン110を500nm程度堆積し、RI
Eによりポリシリコン110の表面が少なくとも基板1
01表面と同位置或いはそれ以下になるようにエッチバ
ックする。次に、露出したポリシリコン110の表面を
選択的に酸化し、100nmの熱酸化膜111を形成す
る。
【0024】次に、[図4]に示すように、露出した誘
電膜109をRIEにより剥離し、続いて、酸化膜と選
択比のとれるエッチング法、例えばボイルした燐酸によ
り、選択的に窒化膜104を剥離する。次に基板101
の全面にCVD法を用いて窒化膜112を100nm堆
積し、続いて酸化膜113を500nm堆積した後、フ
ォトレジストをマスクに酸化膜113および窒化膜11
2をパターニングする。フォトレジストを除去した後、
酸化膜113をマスクに酸化膜と選択比のとれるエッチ
ング法、例えばボイルした燐酸により、選択的に窒化膜
112を剥離する。続いて、厚い酸化膜113、窒化膜
112をマスクに酸化膜103をエッチングしシリコン
基板101を露出させる。
【0025】次に、[図5]に示すように、露出したシ
リコン基板101を種に、選択エピタキシャル成長によ
りP型のシリコンエピタキシャル層114を酸化膜11
3とほぼ同位置まで成長させる。続いて、エピタキシャ
ル層114上に熱酸化膜115を300nmの膜厚で形
成する。次に、フォトレジストをマスクに所定の位置に
熱酸化膜111を貫いてポリシリコン膜110に達する
溝116を形成する。溝116を形成することにより露
出したポリシリコン110を種に選択的にN型にドープ
されたポリシリコン膜117を溝116上部まで成長さ
せる。
【0026】次に、[図6]に示すように、熱酸化膜1
15をウエットエッチングによりエッチング除去し、熱
酸化によりトランジスタのゲート酸化膜118を形成す
る。続いてCVD法を用いてN型にドープされたポリシ
リコン膜119を200nmで形成し、酸化膜120を
100nm堆積する。次に、フォトレジストをマスクに
酸化膜120、ポリシリコン膜119をRIEによりパ
ターニングしゲート電極を形成する。続いて、酸化膜1
20とポリシリコン膜119をマスクにn- 拡散層12
1を形成する。
【0027】次に、[図7]に示すように、CVD法に
より100nmの酸化膜122を堆積し、RIEにより
酸化膜120及びポリシリコン膜119の側壁にのみ残
存するようにエッチバックする。続いて、酸化膜12
2、酸化膜120をマスクとしてトランジスタのソー
ス、ドレイン領域となるn+ 拡散層を形成する。次に、
層間膜となるボロン・フォスフォ・シリケート・グラス
膜(以下、BPSG膜と略記する)124を500nm
堆積し、フォトレジストをマスクにビット線コンタクト
125を形成する。続いて、ビット線となるタングステ
ンシリサイド膜をスパッタ法で堆積し、フォトレジスト
をマスクにパターニングしてメモリセルを形成する。次
に第一の実施例に示した工程を幾つか変更し、工程を減
らした第二の実施例を示す。[図8]〜[図10]はこ
れを工程順に示した断面図である。
【0028】まず、[図8]に示すように、N型のシリ
コン基板201中に所定の位置に例えば2μmのPウェ
ル202を形成する。Pウェル202が形成されたN型
のシリコン基板201上に周辺回路のフィールド酸化膜
に用いる400nmの熱酸化膜を選択的に形成する。続
いて熱酸化により50nmの熱酸化膜203を形成し、
さらにCVD法により窒化膜204を100nm堆積
し、酸化膜205を500nm堆積する。続いて、フォ
トレジストでトレンチ開孔穴をパターニングした後、こ
のフォトレジストをマスクに酸化膜、窒化膜204、熱
酸化膜203を除去する。ここでフォトレジストを除去
し、酸化膜をマスクとしてRIEにより3μmのトレン
チ206を形成する。
【0029】次に、[図9]に示すように、上記酸化膜
205を選択的に剥離し、続いて基板201全面に酸化
膜207を堆積し、RIEによりトレンチ206側面に
のみ残存するように酸化膜207をエッチングする。次
に、プレート電極となるN型にドープされたポリシリコ
ン膜208を基板全面に50nm堆積し、フォトレジス
トをトレンチ206の中のみに埋め込む。続いてポリシ
リコン膜208をRIEでエッチングし、フォトレジス
トを除去する。すると、ポリシリコン膜208がトレン
チ206の側面及び底部にのみ残存する。次に、キャパ
シタの誘電膜209を堆積しする。続いてN型にドープ
されたポリシリコン210を500nm程度堆積し、R
IEによりポリシリコン210の表面が少なくとも基板
201表面と同位置或いはそれ以下になるようにエッチ
バックする。次に、露出したポリシリコン210の表面
を選択的に酸化し、100nmの熱酸化膜211を形成
する。
【0030】次に、[図10]に示すように、シリコン
基板全面に窒化膜212を100nm堆積し、続いてC
VD法により酸化膜213を500nm堆積する。続い
てフォトレジストをマスクに酸化膜213、窒化膜21
2をパターニングする。さらに、RIEにより露出した
誘電膜209及び窒化膜204をエッチングで取り除
く。次に、熱酸化膜203をウエットエッチングにより
剥離し、基板201を露出させる。後は第一の実施例と
同様の工程でエピタキシャル成長、トランジスタ形成を
行えばよい。
【0031】以上第一の実施例及び第二の実施例をN型
のシリコン基板を用い、キャパシタとNチャネルトラン
ジスタからなるDRAMセルを形成する方法を説明した
が、P型のシリコン基板を用いてキャパシタとPチャネ
ルトランジスタからなるDRAMセルを形成しても良
い。この場合、基板にはnウェルを形成し、ソース、ド
レインはP型拡散層となり、蓄積電極とプレート電極は
P型にドープされたポリシリコン層となる。
【0032】また、第一の実施例及び第二の実施例で
は、プレート電極を形成する際に、フォトレジストをト
レンチ106、206の中に埋め込み、ポリシリコン膜
108、208をトレンチ106、206の側面及び底
部に残存させたが、これはプレート電極と基板との接触
抵抗を低下させるためであり、トレンチ底部にポリシリ
コン膜108、208を残さなくても接触抵抗が増大し
ないならばフォトレジストをトレンチ内に埋め込まずに
工程を進めてしまっても良い。この場合、トレンチ底部
にはポリシリコンが残らない。
【0033】また、キャパシタの誘電膜109、209
は窒化膜、タンタル酸化膜等の誘電体膜、或いは酸化膜
/窒化膜/酸化膜からなる3層構造の膜に代表されるよ
うな複合膜、窒化膜/酸化膜からなる2層構造の膜に代
表されるような複合膜を用いても構わない。
【0034】以上第一の実施例及び第二の実施例を説明
したが、このようにして形成したDRAMセルはリバー
ストレンチを採用し、さらにエピタキシャル成長させる
領域を絶縁膜で囲んでいるため、キャパシタ間のリーク
電流やキャパシタと基板間のリーク電流は小さい。
【0035】また、キャパシタの上にトランジスタを形
成しているため、セル面積が小さくなる。さらに、BT
セルのようなエピタキシャル成長による蓄積ノードとソ
ース、ドレインのコンタクトを用いていないため、キャ
パシタ形状を自由に設定でき、キャパシタ容量を一定に
保ったままセル面積を縮小できる。
【0036】また、エピタキシャル層による素子領域周
辺の絶縁膜をCVD法で形成することにより、キャパシ
タ誘電膜への熱ストレスというプロセス上の問題を除去
することもできる。加えて、エピタキシャル層を周辺の
絶縁膜と同じ高さまで成長させることによりトランジス
タを形成する基板表面を平坦化することができる。
【0037】次に、セル面積をさらに縮小し、アクセス
用にに縦型トランジスタを用いた第三の実施例を説明す
る。[図11]〜[図16]は第三の実施例を工程順に
示した断面図である。
【0038】まず、[図11]に示すように、N型のシ
リコン基板301中に所定の位置に例えば2μmのPウ
ェル302を形成する。Pウェル302が形成されたN
型のシリコン基板301上に熱酸化により50nmの熱
酸化膜303を形成し、さらにCVD法により窒化膜3
04を100nm堆積し、酸化膜305を500nm堆
積する。続いて、フォトレジストでトレンチ開孔穴をパ
ターニングした後、このフォトレジストをマスクに酸化
膜、窒化膜304、熱酸化膜303を除去する。ここで
フォトレジストを除去し、酸化膜をマスクとしてRIE
により3μmのトレンチ306を形成する。
【0039】次に、[図12]に示すように、上記酸化
膜305を選択的に剥離し、続いて基板301全面に酸
化膜307を堆積し、RIEによりトレンチ306側面
にのみ残存するように酸化膜307をエッチングする。
次に、プレート電極となるN型にドープされたポリシリ
コン膜308を基板全面に50nm堆積し、フォトレジ
ストをトレンチ306の中のみに埋め込む。続いてポリ
シリコン膜308をRIEでエッチングし、フォトレジ
ストを除去する。すると、ポリシリコン膜308がトレ
ンチ306の側面及び底部にのみ残存する。次に、キャ
パシタの誘電膜309を堆積しする。続いてN型にドー
プされたポリシリコン310を500nm程度堆積し、
RIEによりポリシリコン310の表面が少なくとも基
板301表面と同位置或いはそれ以下になるようにエッ
チバックする。次に、露出したポリシリコン310の表
面を選択的に酸化し、100nmの熱酸化膜311を形
成する。
【0040】次に、[図13]に示すように、露出した
誘電膜309をRIEにより剥離し、続いて、酸化膜と
選択比のとれるエッチング法、例えば熱燐酸により、選
択的に窒化膜304を剥離する。次に基板301の全面
にCVD法を用いて窒化膜312を100nm堆積し、
続いて酸化膜313を600nm堆積した後、フォトレ
ジストをマスクに酸化膜313および窒化膜312をパ
ターニングする。フォトレジストを除去した後、酸化膜
313をマスクに酸化膜と選択比のとれるエッチング
法、例えば熱燐酸により、選択的に窒化膜312を剥離
する。続いて、厚い酸化膜313、窒化膜312をマス
クに酸化膜303をエッチングしシリコン基板301を
露出させる。
【0041】次に、[図14]に示すように、露出した
シリコン基板301を種に選択エピタキシャル成長を行
う。エピタキシャル成長層314が、熱酸化膜311の
一部にかかる程度まで横方向に成長したところで成長を
止め、このエピタキシャル成長314層をマスクにRI
E法などを用いて熱酸化膜311を開孔する。この時、
酸化膜303も同時にエッチングされるが、熱酸化膜3
11より厚いので、開孔されてしまうことはない。この
様にして、ポリシリコン310を露出する。
【0042】次に、[図15]に示すように、エピタキ
シャル成長層314及びN型ポリシリコン310を種に
シリコンの選択成長を行う。すると、エピタキシャル成
長層314上にはエピタキシャル成長層315が、n型
ポリシリコン310上にはN型ポリシリコン316が成
長する。続いて、酸化膜等をマスクとしてエピタキシャ
ル成長層315表面からポリシリコン層316に至る3
00nmのトレンチ317を形成する。
【0043】次に、[図16]に示すように、エピタキ
シャル成長層315の表面及びトレンチ317側面と、
ポリシリコン層316を酸化し100nmの熱酸化膜3
18を形成する。続いて、全面にN型不純物のイオン注
入を垂直に行い、熱処理をすることによりN型拡散層3
19を形成する。続いて、ポリシリコンをCVD法によ
り400nm堆積し、フォトレジストでパターニングし
てアクセス用トランジスタのゲート電極となるワード線
320を形成する。続いて、BPSG膜321をCVD
法で500nm堆積し、フォトレジストをマスクにビッ
ト線コンタクト322を形成する。続いて、ビット線と
なるタングステンシリサイド膜323をスパッタ法で堆
積し、フォトレジストをマスクにパターニングしてメモ
リセルを形成する。
【0044】以上、アクセス用トランジスタに縦型トラ
ンジスタを用いた第三の実施例を説明した。ここで、ポ
リシリコン310が蓄積ノードとして、N型ポリシリコ
ン層316とN型拡散層319がトランジスタのソース
・ドレイン領域として、熱酸化膜318がゲート絶縁膜
として働き、アクセス時のチャネルはトレンチ317の
側面に形成される。
【0045】以上第三の実施例をN型のシリコン基板を
用い、キャパシタと縦型のNチャネルトランジスタから
なるDRAMセルを形成する方法を説明したが、P型の
シリコン基板を用いてキャパシタと縦型のPチャネルト
ランジスタからなるDRAMセルを形成しても良い。こ
の場合、基板にはnウェルを形成し、ソース、ドレイン
はP型拡散層となり、蓄積電極とプレート電極はP型に
ドープされたポリシリコン層となる。
【0046】また、第三の実施例でも第一の実施例など
と同様に、トレンチ306底部にポリシリコン膜308
を残さなくても接触抵抗が増大しないならばフォトレジ
ストをトレンチ内に埋め込まずに工程を進めてしまって
も良い。この場合も、トレンチ底部にはポリシリコンが
残らない。
【0047】また、キャパシタの誘電膜309は窒化
膜、タンタル酸化膜等の誘電体膜、或いは酸化膜/窒化
膜/酸化膜からなる3層構造の膜に代表されるような複
合膜、窒化膜/酸化膜からなる2層構造の膜に代表され
るような複合膜を用いても構わない。
【0048】以上第三の実施例を説明したが、このよう
にして形成したDRAMセルはリバーストレンチを採用
し、さらにエピタキシャル成長させる領域を絶縁膜で囲
んでいるため、キャパシタ間のリーク電流やキャパシタ
と基板間のリーク電流は小さい。
【0049】また、キャパシタの上に縦型のトランジス
タを形成しているため、セル面積が小さくなる。さら
に、エピタキシャル成長領域周囲を絶縁膜で囲まれてい
るため、トランジスタをソース・ドレイン・ゲート領域
をセルフアラインで形成でき、BTセルと比較して製造
工程が減少する。また、エピタキシャル成長領域周囲を
絶縁膜で囲まれているため、絶縁膜下のキャパシタ形状
を自由に設定でき、キャパシタ容量を一定に保ったまま
セル面積を縮小できる。
【0050】また、第一の実施例等と同様にエピタキシ
ャル層による素子領域周辺の絶縁膜をCVD法で形成す
ることにより、キャパシタ誘電膜への熱ストレスという
プロセス上の問題を除去することもできる。加えて、エ
ピタキシャル層を周辺の絶縁膜と同じ高さまで成長させ
ることによりトランジスタを形成する基板表面を平坦化
することができる。
【0051】また、第一、第二、第三の実施例共にN型
半導体基板にPウェルを拡散により成長させた。この方
法では基板がプレート電極として働くが、プレート電極
である基板に1/2Vccの電圧をかけることが難し
い。理由は、周辺回路などのMOSトランジスタのしき
い値が変動するからである。したがって基板はアースし
ておくことになる。ここで、基板中に拡散によりN型半
導体層を形成した第四の実施例を[図17]を用いて説
明する。
【0052】[図17]に示すように、P型のシリコン
基板601上に熱酸化により50nmの熱酸化膜603
を形成し、さらにCVD法により窒化膜604を100
nm堆積し、酸化膜605を500nm堆積する。続い
て、フォトレジストでトレンチ開孔穴をパターニングし
た後、このフォトレジストをマスクに酸化膜、窒化膜6
04、熱酸化膜603を除去する。ここでフォトレジス
トを除去し、酸化膜をマスクとしてRIEにより3μm
のトレンチ606を形成する。続いて、垂直イオン注入
によりトレンチ606底部にN型不純物を高濃度注入
し、長時間熱処理することによりN型拡散層602を形
成する。ここで、N型拡散層602が隣接セルどうしつ
ながるようにする。その後の工程は第一、第二、第三の
実施例と同様である。
【0053】このようにして形成したN型拡散層602
をプレート電極として機能させるには、N型拡散層60
2を基板上の他の領域で基板表面に引き出せば良い。こ
の様にするとプレート電極であるN型拡散層602に1
/2Vccの電圧をかけることができる。
【0054】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、キ
ャパシタ間のリーク電流、キャパシタと基板間のリーク
電流を共に減らし、セル面積を縮小し、トランジスタが
形成される基板表面を平坦化することができる。また、
キャパシタ誘電膜への熱ストレスというプロセス上の問
題も除去することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第一の実施例を表す断面図
【図2】第一の実施例を表す断面図
【図3】第一の実施例を表す断面図
【図4】第一の実施例を表す断面図
【図5】第一の実施例を表す断面図
【図6】第一の実施例を表す断面図
【図7】第一の実施例を表す断面図
【図8】第二の実施例を表す断面図
【図9】第二の実施例を表す断面図
【図10】第二の実施例を表す断面図
【図11】第二の実施例を表す断面図
【図12】第三の実施例を表す断面図
【図13】第三の実施例を表す断面図
【図14】第三の実施例を表す断面図
【図15】第三の実施例を表す断面図
【図16】第三の実施例を表す断面図
【図17】第三の実施例を表す断面図
【図18】第四の実施例を表す断面図
【図19】従来例を表す断面図
【図20】従来例を表す断面図
【図21】従来例を表す断面図
【図22】従来例を表す断面図
【符号の説明】
101、201、301、501 N型半導体基板 102、202、302 Pウェル 103、111、115、203、211、303、3
11、503、508、603 熱酸化膜 104、112、204、212、304、312、5
04 窒化膜 105、107、113、120、122、205、2
07、213、305、307、313、605 酸
化膜 106、116、206、306、317、404、5
05、509、606トレンチ 108、110、117、119、208、210、3
08、310、316、407、410、507、51
2 ポリシリコン膜 109、209、309、406、506 誘電膜 114、314、315、402、502、511
エピタキシャル層 118、318、515 ゲート酸化膜 121 n- 拡散層 123、319 n+ 拡散層 124、321 BPSG膜 125、322、518 ビット線コンタクト 320、516 ゲート電極 126、323、519 ビット線 401、601 P型半導体基板 403、513 Nウェル 408 トランジスタ 409、517 ソース・ドレイン領域 411、514 フィールド絶縁膜 412 疑似的なPチャネルトランジスタ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第一導電型の第一の半導体層を有する半
    導体基板と、 前記半導体基板表面に形成された第二導電型の拡散層
    と、 前記半導体基板中に形成され前記拡散層を貫き前記第一
    の半導体層をプレート電極とし内部に蓄積ノードを有す
    るトレンチキャパシタと、 前記トレンチキャパシタ上の一部と前記半導体基板上の
    一部に形成された第二導電型の第二の半導体層と、 前記第二の半導体層表面に形成され前記蓄積ノードと電
    気的に接続されたトランジスタと、 前記トレンチキャパシタ上と前記半導体基板上に形成さ
    れ前記第二の半導体層を取り囲む絶縁体層から成ること
    を特徴とする半導体記憶装置。
  2. 【請求項2】 前記絶縁体層がCVD法により形成され
    ることを特徴とする請求項1記載の半導体記憶装置。
  3. 【請求項3】 第一導電型の第一の半導体層を有する半
    導体基板と、 前記半導体基板表面に形成された第二導電型の第一の拡
    散層と、 前記半導体基板中に形成され前記第一の拡散層を貫き前
    記第一の半導体層をプレート電極とし内部に蓄積ノード
    を有するトレンチキャパシタと、 前記トレンチキャパシタ上に形成され前記トレンチキャ
    パシタの蓄積ノードと電気的に接続された第一導電型の
    第二の半導体層と、 前記トレンチキャパシタ上と前記第二の半導体層上とに
    形成された第二導電型の第三の半導体層と、 前記第三の半導体層表面より前記第二の半導体層に至る
    トレンチと、 前記トレンチの前記第三の半導体層表面領域に形成した
    第一導電型の第二の拡散層と、 前記トレンチ側壁及び底部に形成したゲート絶縁膜と、 前記ゲート絶縁膜内部に形成したゲート電極と、 前記トレンチキャパシタ上と前記半導体基板上に形成さ
    れ前記第三の半導体層を取り囲む絶縁体層から成ること
    を特徴とする半導体記憶装置。
  4. 【請求項4】 第一導電型の半導体基板表面に第二導電
    型の拡散層を形成する工程と、 前記第二導電型の拡散層を貫き内部に蓄積ノードを持つ
    トレンチキャパシタを形成する工程と、 前記半導体基板表面と前記トレンチキャパシタ上とにC
    VD法により絶縁膜を形成する工程と、 前記絶縁膜を選択的に除去し前記半導体基板の一部と前
    記トレンチキャパシタの一部を露出する露出部を形成す
    る工程と、 前記露出部上に前記絶縁膜表面と同じ高さまで第二導電
    型の第一の半導体層を形成する工程と、 前記第一の半導体層表面より前記トレンチキャパシタの
    蓄積ノードに至るトレンチを形成する工程と、 前記トレンチを第一導電型の第二の半導体層で埋める工
    程と、 前記第一の半導体層表面に前記第二の半導体層と電気的
    に接続されたトランジスタを形成する工程とからなるこ
    とを特徴とする半導体記憶装置の製造方法。
  5. 【請求項5】 第一導電型の半導体基板表面に第二導電
    型の拡散層を形成する工程と、 前記第二導電型の拡散層を貫き内部に蓄積ノードを持つ
    トレンチキャパシタを形成する工程と、 前記半導体基板表面と前記トレンチキャパシタ上とにC
    VD法により絶縁膜を形成する工程と、 前記絶縁膜を選択的に除去し前記半導体基板の一部と前
    記トレンチキャパシタの一部とを露出する露出部を形成
    する工程と、 前記トレンチキャパシタの蓄積ノード上に第一導電型の
    第一の半導体層を形成する工程と、 前記露出部上と前記第一の半導体層上とに前記絶縁膜表
    面と同じ高さまで第二導電型の第二の半導体層を形成す
    る工程と、 前記第二の半導体層表面より前記第一の半導体層に至る
    トレンチを形成する工程と、 前記トレンチの側壁および底部にゲート酸化膜を形成す
    る工程と、 前記第二の半導体層表面に第一導電型の拡散領域を形成
    する工程と、 前記ゲート酸化膜内にゲート電極を形成する工程とから
    なることを特徴とする半導体記憶装置の製造方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0814507A1 (en) * 1996-06-21 1997-12-29 Siemens Aktiengesellschaft Trench capacitor DRAM cell and method of making the same
EP0901168A2 (en) * 1997-09-05 1999-03-10 Siemens Aktiengesellschaft DRAM cell with trench capacitor

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0814507A1 (en) * 1996-06-21 1997-12-29 Siemens Aktiengesellschaft Trench capacitor DRAM cell and method of making the same
EP0901168A2 (en) * 1997-09-05 1999-03-10 Siemens Aktiengesellschaft DRAM cell with trench capacitor
EP0901168A3 (en) * 1997-09-05 2001-10-10 Siemens Aktiengesellschaft DRAM cell with trench capacitor

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