JPH0521814B2 - - Google Patents

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JPH0521814B2
JPH0521814B2 JP6229384A JP6229384A JPH0521814B2 JP H0521814 B2 JPH0521814 B2 JP H0521814B2 JP 6229384 A JP6229384 A JP 6229384A JP 6229384 A JP6229384 A JP 6229384A JP H0521814 B2 JPH0521814 B2 JP H0521814B2
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roll paper
pressing
compressed
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lid member
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H18/00Winding webs
    • B65H18/08Web-winding mechanisms
    • B65H18/26Mechanisms for controlling contact pressure on winding-web package, e.g. for regulating the quantity of air between web layers

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、圧縮トイレツトロールペーパー及び
タオルロールペーパー、すなわち、圧縮ロールペ
ーパーに関し、特に、容積を減少させたロールペ
ーパーの製造方法及び製造装置に関する。
一般に、ロールペーパーは、使用時にホルダー
から連続してとり出せるように、中空円筒形中芯
上に、トイレツトペーパー又はタオルペーパーを
巻き重ねて、円筒形状に製造される。
しかし、このように外形が円筒形状であること
及び中空円筒状の中芯を有することは、荷積み、
貯蔵等において、隙間が多くなり、嵩ばる原因で
あつた。そのために、従来のロールペーパーで
は、運賃及び倉庫等の保管料も割高となり、ロー
ルペーパーの単価の上で無視できないものであ
る。しかも、輸出の場合には、この運賃及び保管
料は膨大な額となり、これらの節減が、単価を抑
える上での大きな課題であつた。
このようなロールペーパーの円筒形状による欠
点を解消するために、ロールペーパーを偏平に変
形して、梱包、運搬及び保管に係る費用を軽減す
る方策が提案されている。
しかし、現在のところ、その何れもが実用に至
つていない。
というのも、ロールペーパーについては、輸送
時に、例えば、いびつに変形するだけでも、商品
価値を低下させるものと考えられており、ロール
ペーパーを偏平に圧縮変形した場合には、一方の
側に膨出してクレープが伸びたり、折りしわがつ
いて弾性が失われたりするので、使用時に偏平な
ロールペーパーを円形に復元されるとしても、い
びつな形状が容易に解消されないで残り、また、
仮令、ロールペーパーを押圧して偏平に圧縮変形
しても、押圧力を解除すると、ロールペーパーの
特有の弾性によつて、容易に膨らみ、押圧による
圧縮変形時の形状を維持するのが容易でなく、し
たがつて、圧縮変形による容減少効果が左程上ら
ないこと等による。
本出願人は、前に、容積減少効果の顕著なロー
ルペーパー並びにその製造方法及び製造装置の発
明について出願したが(特願昭58−91231号出
願)、本発明は、この先に出願した製法及び装置
の発明を、更に改良したものである。すなわち、
本発明者等は、圧縮ロールペーパーの押圧による
圧縮変形及びその形状の復元性について研究を重
ねた結果、到達したものである。
即ち、本発明は、ロール形状のロールペーパー
を加圧変形して、圧縮ロールペーパーを製造する
方法において、クレープ加工又はクレープ及びエ
ンボス加工されているロールペーパーを加圧し、
この加圧の際に、該加圧方向に対して垂直方向に
押圧して、クレープ又はクレープ及びエンボスを
保護しながら、ロールペーパーを加圧方向に対し
垂直方向に膨出させ、ロールペーパーを圧縮方向
の厚みが27/100以下になるまで押圧を続けて、
中間段階の偏平な形状の圧縮ロールペーパーを形
成し、ついで、この中間段階の偏平な形状の圧縮
ロールペーパーを熱収縮性ポリマーフイルムで被
服して、これを加熱することを特徴とする偏平な
形状の圧縮ロールペーパーの製造方法にあり、ま
た、本発明は、ロールペーパー支持板及び該ロー
ルペーパー支持板の対向する側に夫々対向させて
設けられる一対の側板を備えるロールペーパー加
圧収容部と、該ロールペーパー加圧収容部のロー
ルペーパー支持板に対向して前記側板の端部に設
けられる。押圧ロツド軸受部材と、該軸受部材の
軸受に移動自在に支持され端部に加圧板を有する
押圧ロツドと、少くとも前記側板の一にロールペ
ーパー加圧部内に出入自在に配置されているロー
ルペーパー位置決め部材とを具備することを特徴
とする偏平な形状の圧縮ロールペーパー製造装置
にあり、さらに、本発明は、固定軸と、該固定軸
に固定されたカムと、一端に該カムに接触するコ
ロを有し、他端に押圧プレートを有する押圧ロツ
ドと、固定軸と同心で、カムの外側に設けられ、
その端部に外側に延びる側壁を有する回転自在の
ドラム状のロールペーパー支持体と、該ドラム状
のロールペーパー支持体の側壁に固定されて、ロ
ールペーパー支持空間を形成する一対の側圧板
と、該側圧板の内方端部に設けられる押圧ロツド
を移動自在に支持する押圧ロツド用軸受と、該側
板の外方端部に開閉自在に設けられるコロを有す
るレバー付き蓋部材と、ドラム状のロールペーパ
ー支持体と同心でその外方に位置し蓋部材のコロ
と接触するフレームと、少くともフレームに蓋わ
れていない部分に設けられる押圧ロツド支持レー
ルと、レバーに係合して蓋部材開閉レールを備え
ることを特徴とする圧縮ロールペーパー製造装
置。
本発明において、圧縮ロールペーパーとは、圧
縮トイレツトロールペーパー及びタオルロールペ
ーパーをいい、1個のロールペーパーのみでな
く、折断できるように、ミシン目等を入れた複数
個分の長さのものであつてもよく、また、中芯に
ついては、必ずしも有するものとは限らないが、
中芯を設ける場合は、紙又は薄手の板紙が、偏平
な形状から円筒形状への復帰が容易となるので好
ましい。
本発明において得られる圧縮ロールペーパーの
側面の寸法形状は、加圧条件の如何、クレープの
大きさの如何及びダブルかシングルはの違いによ
つて多少変化する。例えば、ロール形ロールペー
パーの種々あるものの中、シングル55m巻きのト
イレツトロールペーパーの外径100mm、中芯径38
mmのものについてみると、これを圧縮した場合、
側面の形状において、短径側外径が67mm以下、長
径側外径が117mm以上の寸法で種々のものが得ら
れる。この場合、中芯は長径側で59mm以上のもの
となる。これらの中でも、特に、外径が、短径側
で約50mm以下、長径側で約124mm以上、中芯が長
径側60mm以上、短径側で約50mm以下のものが、容
積減少及び復元の容易さ等の点で好ましい。
圧縮ロールペーパーの復元性は、例えば、クレ
ープ等による弾性に依存するために、ロールペー
パーの圧縮変形の際にはクレープを保護しなけれ
ばならない。しかし、ロールペーパーを単に圧縮
変形したのでは、圧縮方向に垂直方向に膨出し
て、クレープが伸び、ロールペーパーの弾性及び
柔かさが失われる。
したがつて、本発明では、クレープの伸びを極
力仰えるために、膨出側からも押圧力を加えて、
膨出を制限することにより、例えば、シングル
55m巻きで短径径27mm以下の圧縮を可能としたも
のである。
このようにすることによつて、例えば、シング
ル55m巻きのロールペーパーについて、短径側外
径で50mm以下、特に、45mm以下、長径側外径が
124mm以上の偏平な圧縮ロールペーパーを工業的
に製造することが可能となつた。
しかし、極度に偏平に、例えば短径側外径を10
mmにまで、一段階で圧縮すると、膨出部分にミシ
ン目等が位置するときは、そこで破断されたり、
或は、隅部が極度に膨出して折り皺が不均一とな
り、使用時に円形に復元不能となり、さらに端部
つまり耳部で切れ易くなるので、このような場合
には、例えば、圧縮を側面短径側外径で30乃至20
mm程度に止めて、この圧縮成形物を熱収縮性ポリ
マーのフイルムで被覆して、加熱によるフイルム
の収縮作用で、所定の寸法まで更に圧縮するのが
ましい。
このようにすると、仮令、ミシン目があつて
も、破断することなく、また、使用時の耳部の破
断をきたすことがないように圧縮することができ
る。
本発明におけるロール形ロールペーパーの押圧
による圧縮変形は、押圧ロツドにより、ロールペ
ーパーを押圧して行われる。この場合、押圧ロツ
ドの押圧行程は、例えば、基準ロールペーパーの
圧縮で、圧縮されたロールペーパーの外径が、短
径側で50mmの場合を例にすると、83mmである。こ
の場合、基準ロールペーパーの外径は、短径側で
27mmにまで圧縮される。
しかし、このロールペーパーの圧縮も、押圧ロ
ツドの押圧行程を一挙に移動させて行うのではな
く、除々に押圧して行われる。しかも、例えば、
シングル55m巻きの場合で、外径が、例えば、短
径側で20ないし30mm例えば27mmに到つたところで
押圧ロツドの押圧を停止するのではなく、一定時
間、例えば、15秒以上好ましくは20秒以上、押圧
力下に維持する必要がある。このような押圧力
は、徐々に圧力を解除してもよく、最終圧力下
に、一定時間、圧縮されたロールペーパーを、そ
の侭保持するようにしてもよい。このようにする
と、その押圧力を解除しても、圧縮ロールペーパ
ーの外径が、短径側で50mm程度にとどまり、偏平
なロールペーパーが安定して製造される。したが
つて、以後の作業が行い易くなる。
また、本発明者は、このような方法によつて、
圧縮ロールペーパーを製造するに、基準ロールペ
ーパーについて、クレープを保護しないで、その
圧縮変形時の外径が、短径側で10mmとすると復元
して、短径側で26mmとなるが、このロールペーパ
ーは、折り筋がついて、容易に円形に戻らない。
また、圧縮変形時の外径が、短径側で16mmでも復
元による短径は27mmであり、ほぼ同様であつて、
圧縮後の復元により、短径側外径で45ないし50mm
以上となることは圧縮ロールペーパーの復元性を
確保する上で必要であることが解つた。
本発明の圧縮ロールペーパーの製造装置は、押
圧ロツドの一端にコロを設け、このコロを押圧用
の案内カムに接触係合させて、その径路を案内さ
せることによつて、押圧工程における押圧ロツド
の押圧プレートの移動行程を予定通りに調整する
ことができる。
押圧用案内カムは、押圧容器に対し上方に又は
下方に配置して、水平形式に又は縦型形式に循環
路を形成するように設けることができる。しか
し、固定軸を中心にして、押圧用案内カムを該固
定軸に固定して設け、その周囲に複数の押圧ロツ
ドを有する押圧装置を放射状にかつ回転自在に縦
型に設けることもできる。このように固定軸にカ
ムを取り付けることによつて、構造は簡単とな
り、場所をとらないですむ。いずれの形式を採用
するにしても、押圧用案内カムの形状は、ロール
ペーパーの押圧力即ち、押圧プレートの移動行程
に対応して決定される。
押圧容器は、側壁、ロールペーパー支持板及び
ロールペーパーを収容排出できる開閉自在の扉を
設けて、ロールペーパー収容室を形成するが、例
えば、ロールペーパー支持用台板又は蓋板を開閉
自在に設けて兼用することができる。押圧容器の
ロールペーパー収容室には、ロールペーパーを押
圧するに当り、ロールペーパーの位置を一定の位
置に配置できるように、ロールペーパー位置決め
部材を設けるのが好ましい。
押圧容器は、固定支持装置で固定するのみで
も、ロールペーパーの押圧を行うことができる
が、台板外方にコロをけ、このコロを、フレーム
板等の案内板に接触係合させることによつて、固
定支持装置に掛かる負担を軽減することができ
る。
殊に、本発明の製造装置を回転形式に形成する
場合には、押圧ロツドのコロに係合する押圧ロツ
ド支持レールを、例えば、押圧用カムの周囲に設
けるのが好ましく、更に、合板、蓋部材又はカバ
ーに設けられたレバーに係合する蓋部材開閉レー
ルを設けるのが好ましい。
第1図は、本発明の圧縮ロールペーパー製造装
置の一実施例についての側面断面図であり、第2
図は、第1図のロールペーパー供給部の拡大部分
断面図である。
以下、本発明について、図面を参照して具体的
に説明するが、本発明はこの説明に限定されるも
のではない。
ロールペーパー押圧容器1は、2ないし13の
ロールペーパー押圧ポジシヨンを連続的に回転移
動する。各押圧容器1には、側圧板14、蓋部材
15、上部コロ16は、押圧プレート17、押圧
ロツド18、押圧ロツド軸受19及び下部コロ2
0を有している。側圧板14は、両側端部がドラ
ム側板21に固定されており、これら二枚一組の
側圧板14,14′によつて、前後が仕切られ、
ロールペーパー押圧容器を形成する。いずれか一
方の側圧板14には、ロールペーパーの位置決め
用部材、例えば、位置決め駒22が設けられてお
り、この部材は、押圧容器内に供給されたロール
ペーパーの位置を、圧縮に先立つて決定する。後
方側圧板14の一端には、開閉支点23が設けら
れており、この支点に、前記蓋部材15が回動自
在に取付けれる。蓋部材15の開閉支点側には蓋
部材鎖用のレバー24が設けられており、開いた
蓋部材を閉じる働きを行う。押圧プレート17、
側圧板14,14′及びドラム側板21で囲まれ
た押圧容器1内を、一定の行程移動して、容器1
内のロールペーパーの圧縮を行う。押圧プレート
17のこの移動行程は、ロツド軸受19に遊挿支
持された押圧ロツド18の動作により行われる。
この押圧ロツド18の押圧動作は、下部コロ20
と押圧用案内カム25との接触係合により行われ
る。押圧用案内カム25は固定軸26に固定され
ており、押圧容器1はドラム側板21と共に回転
する。押圧容器1の上部コロ6は、固定軸26と
同心円状に設けられるフレーム27の内側に当接
して移動する。フレーム27の終端部を過ぎた箇
所は、取出位置8である。この取出位置8から、
フレーム27の始端部のある押圧開始位置13に
至る間には、押圧ロツド支持レール28が押圧用
案内カム25の外周に沿つて形成されている。取
出位置8では、押圧容器1は該支持レール28に
支持されるが、蓋部材15は、その重量を支える
ものが、無くなるために自動的に下方に開くこと
になり、その直下に、圧縮ロールペーパー29の
取出具30及び圧縮ロールペーパー搬出用コンベ
ヤ31が設けられる。ロールペーパー供給位置1
1の斜め上方には、供給板32及びロールペーパ
ー供給具33が設けられている。このロールペー
パー供給具33は、シリンダ34により動作され
る。ドラム35に接して、ドラム支持コロ36が
設けられており、ドラム35は、ドラム支持コロ
36に支持される。
ドラム35は、ドラム支持コロ36を駆動源
(図示されていない。)により回転駆動させること
によつて、回転運動する。圧縮ロールペーパーの
取出位置8を過ぎたところから、ロールペーパー
供給位置11を過ぎるところまでの間、蓋部材開
閉レール37が、レバー24の端部に係合する位
置に設けられている。
本発明の圧縮ロールペーパー製造装置は、この
ように形成されるので、ロールペーパー供給位置
11で、供給板32及びロールペーパー供給金具
33から、押圧容器1内にロールペーパーが供給
される。ドラム支持コロ35の回転による、ドラ
ムの回転(図で2〜13の順方向に回転する。)
に伴い押圧容器は、上方に移動する。レバー24
の端部は開閉レール36に沿つて移動し、開閉レ
ール36の立上がり状に曲る箇所で、蓋部材15
は閉ざされる。押圧容器内のロールペーパー29
は、位置決め駒22により、位置決めされて、押
圧容器1はフレーム27内の押圧領域13,2,
3,4,5,6,7の間を移動する。回転ドラム
35のドラムに従い、押圧ロツド18の下部コロ
20は押圧用案内カム25の面に沿つて移動し
て、押圧ロツド18は、押圧容器1内に平均4.3
mm/秒の速度で徐々に押し入り、ロールペーパー
29を押圧する。押圧ロツド18の押圧荷重の大
きさ及び挿入速度に従い、押圧用案内カム25の
形状が決定される。押圧ロツド18の移動は、押
圧プレート17が蓋部材15から25mmに至つたと
ころで、停止し、17.5秒間維持される。一方上部
分コロは、17.5秒経過したところで、レーム27
を離れる。蓋部材15の自重で開き、圧縮された
ロールペーパー29、押圧ロツド18によつて押
出される。圧縮されたロールペーパーは、取出金
具30によつて取り出され、搬出コンベヤ31で
搬出される。
回転ドラム35、駆動用のドラム支持コロの回
転により連続的に回転する。
搬送された圧縮ロールペーパーは、例えば、熱
収縮性フイルムで被覆されて200℃のシール温度
で厚さ0.2μmのプラスチツクフイルムで圧縮され
ると同時にシールされる。
このようにして得られるシールされた圧縮ロー
ルペーパーは、基準ロールペーパーで短径側で均
50mm、長径が約124mmであり、紙幅114mmの基準ロ
ールペーパーの、120個入れのケースで、208箇収
容できるので、上記実施例の装置で20秒以上の間
保持すると、基準ロールペーパーで短径側で約45
mm、長径側で約124mmであり、上記120箇入れのケ
ースでも212箇収容できるので、基準ロールペー
パーの場合よりも、76.7%多く収容できることと
なり、このように既製のケースを使用しても運送
の際における例えばトラツク積載料、倉庫保管料
等は、4割程度節約される。
しかし、本発明の圧縮ロールペーパーに見合つ
たケースに収容すれば、更に容積は有効に利用さ
れるので100%多く収容でき運送に係る費用は半
減することになる。
しかも、本発明により得られる圧縮ロールペー
パーは、押圧力を解除しても、偏平な形状を維持
することができ、以上のような容積減少をはかる
ことができるので、熱収縮性ポリマーフイルムを
使用すれば、圧縮が容易に行うことができる上に
プラスチツクフイルム等による包装が容易とな
り、更に以後の取り扱いが容易となる。本発明の
製品の圧縮ロールペーパーは、以上のように、基
準ロールペーパーでクレープを保護して例えば、
27mm厚さにまで強力に圧縮されるが、クレープ、
エンボス加工等による復元力により約50mmの厚さ
に戻すので、使用時、中央を膨らませるよに押圧
して、容易に円形に復元でき、使用上、何ら支障
をきたすものではない。
しかも、本発明による圧縮ロールペーパーは、
長期に亘り偏平を維持できるので、プラスチツク
フイルム等による包装処理が随時行え、以後の処
理を施すことが、容易となる。殊に、プラスチツ
クフイルムにより気密に包装したものは、運搬又
は貯蔵中の雨、湿気等による汚染ないし劣化が防
止できるので、極めて衛生的である。
このように、本発明のもたらす影響は大きい。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の圧縮ロールペーパー製造装
置の一実施例についての側面断面図であり、第2
図は、第1図の側面断面図のロールペーパー供給
部の拡大部分断面図である。 1はロールペーパー押圧容器、2〜13は、
夫々のポジシヨンを示す。14及び14′はドラ
ム側圧板、15は蓋部材、16は上部コロ、17
は押圧プレート、18は押圧ロツド、19は押圧
ロツド軸受、20は下部コロ、21はドラム側
板、22はロールペーパーの位置決め駒、23は
開閉支点、24はレバー、25は押圧用案内カ
ム、26は固定軸、27はフレーム、28は支持
レール、29はロールペーパー、30は取出具、
31は搬出用コンベヤ、32はロールペーパー供
給板、33はロールペーパー供給金具、34は回
転ドラム、35はドラム支持コンベヤ、36は駆
動ローラ、37は開閉レール、38はスツトパー
である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 ロール形状のロールペーパーを加圧変形し
    て、圧縮ロールペーパーを製造する方法におい
    て、クレープ加工又はクレープ及びエンボス加工
    されているロールペーパーを加圧し、この加圧の
    際に、該加圧方向に対して垂直方向に押圧して、
    クレープ又はクレープ及びエンボスを保護しなが
    ら、ロールペーパーを加圧方向に対し垂直方向に
    膨出させ、ロールペーパーを圧縮方向の厚みが2
    7/100以下になるまで押圧を続けて、中間段階の
    偏平な形状の圧縮ロールペーパーを形成し、つい
    で、この中間段階の偏平な形状の圧縮ロールペー
    パーを熱収縮性ポリマーフイルムで被服して、こ
    れを加熱することを特徴とする偏平な形状の圧縮
    ロールペーパーの製造方法。 2 ロールペーパー支持板及び該ロールペーパー
    支持板の対向する側に夫々対向させて設けられる
    一対の側板を備えるロールペーパー加圧収容部
    と、該ロールペーパー加圧収容部のロールペーパ
    ー支持板に対向して前記側板の端部に設けられ
    る、押圧ロツド軸受部材と、該軸受部材の軸受に
    移動自在に支持された端部に加圧板を有する押圧
    ロツドと、少くとも前記側板の一にロールペーパ
    ー加圧部内に出入自在に配置されているロールペ
    ーパー位置決め部材とを具備することを特徴とす
    る偏平な形状の圧縮ロールペーパー製造装置。 3 固定軸と、該固定軸に固定されたカムと、一
    端に該カムに接触するコロを有し、他端に押圧プ
    レートを有する押圧ロツドと、固定軸と同心で、
    カムの外側に設けられ、その端部に外側に延びる
    側壁を有する回転自在のドラム状のロールペーパ
    ー支持体と、該ドラム状のロールペーパー支持体
    の側壁に固定されて、ロールペーパー支持空間を
    形成する一対の側圧板と、該側圧板の内方端部に
    設けられる押圧ロツドを移動自在に支持する押圧
    ロツド用軸受と、該側板の外方端部に開閉自在に
    設けられるコロを有するレバー付き蓋部材と、ド
    ラム状のロールペーパー支持体と同心でその外方
    に位置し蓋部材のコロと接触するフレームと、少
    くともフレームに蓋われていない部分に設けられ
    る押圧ロツド支持レールと、レバーに係合して蓋
    部材開閉レールを備えることを特徴とする圧縮ロ
    ールペーパー製造装置。
JP59062293A 1983-05-24 1984-03-30 圧縮ロ−ルペ−パ−の製造方法及びその装置 Granted JPS60204554A (ja)

Priority Applications (11)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP59062293A JPS60204554A (ja) 1984-03-30 1984-03-30 圧縮ロ−ルペ−パ−の製造方法及びその装置
KR1019890017565A KR910000378B1 (ko) 1983-05-24 1984-05-16 압축로울페이퍼의 제조방법
KR1019840002649A KR900000821B1 (ko) 1983-05-24 1984-05-16 압출로울 페이퍼의 제조장치
DE3418951A DE3418951A1 (de) 1983-05-24 1984-05-22 Papierrolle sowie verfahren und vorrichtung zum verformen einer papierrolle
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