JPH04226241A - 偏平な圧縮タオルロールペーパー - Google Patents
偏平な圧縮タオルロールペーパーInfo
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- JPH04226241A JPH04226241A JP3142277A JP14227791A JPH04226241A JP H04226241 A JPH04226241 A JP H04226241A JP 3142277 A JP3142277 A JP 3142277A JP 14227791 A JP14227791 A JP 14227791A JP H04226241 A JPH04226241 A JP H04226241A
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Landscapes
- Sanitary Thin Papers (AREA)
- Winding Of Webs (AREA)
- Storage Of Web-Like Or Filamentary Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、偏平な形状の側面外形
をその属性として有する圧縮タオルロールペーパーに関
し、特に、自然に放置された状態で偏平な形状を維持で
きる、嵩ばらない偏平でコンパクトな圧縮タオルロール
ペーパーに関する。
をその属性として有する圧縮タオルロールペーパーに関
し、特に、自然に放置された状態で偏平な形状を維持で
きる、嵩ばらない偏平でコンパクトな圧縮タオルロール
ペーパーに関する。
【0002】
【従来の技術】ロール形のタオルロールペーパーは、使
用時に、ホルダーから連続的にかつ円滑にとり出せるよ
うに円筒形の中芯上にタオルペーパーをロール状に巻き
重ねて、その側面外形が円筒形状に作製されている。
用時に、ホルダーから連続的にかつ円滑にとり出せるよ
うに円筒形の中芯上にタオルペーパーをロール状に巻き
重ねて、その側面外形が円筒形状に作製されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、側面の外形が
円筒状であること及び中空円筒状の中芯を有することは
、荷積み、貯蔵等において、隙間が多くなり、嵩ばる原
因であった。このような形状によって、嵩ばるために、
従来のロール形タオルロールペーパーについては、運賃
及び倉庫等の保管料も高く、単価の上で無視できないも
のである。しかも、海外ヘの輸出をはかる場合、運賃、
保管料は膨大な額となり、単価へのはね返りが大きく、
これらの節減が当面の大きな課題であった。ところで、
従来においては、ロール形のタオルロールペーパーにつ
いては、僅かに変形することが提案されているが、タオ
ルロールペーパーは、輸送時に、例えば、いびつに変形
するだけでも商品価値を低下させると考えられており、
一般的に、避ける事柄ともされていたので、実用化され
ていない。本発明は、かかる課題を解決するものであり
、容積効果等の改善をはかるものである。
円筒状であること及び中空円筒状の中芯を有することは
、荷積み、貯蔵等において、隙間が多くなり、嵩ばる原
因であった。このような形状によって、嵩ばるために、
従来のロール形タオルロールペーパーについては、運賃
及び倉庫等の保管料も高く、単価の上で無視できないも
のである。しかも、海外ヘの輸出をはかる場合、運賃、
保管料は膨大な額となり、単価へのはね返りが大きく、
これらの節減が当面の大きな課題であった。ところで、
従来においては、ロール形のタオルロールペーパーにつ
いては、僅かに変形することが提案されているが、タオ
ルロールペーパーは、輸送時に、例えば、いびつに変形
するだけでも商品価値を低下させると考えられており、
一般的に、避ける事柄ともされていたので、実用化され
ていない。本発明は、かかる課題を解決するものであり
、容積効果等の改善をはかるものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、エンボス加工
等によるロール形のタオルロールペーパーの柔軟な性質
に着目してなされている。すなわち、本発明は、中芯に
ロールホルダーを挿通してタオルペーパーの取り出しに
使用される偏平な圧縮タオルロールペーパーにおいて、
偏平な圧縮タオルロールペーパーは、外側がプラスチッ
クフィルムで被覆されて、厚みに対して少なくとも幅が
3倍の偏平な側面形状を有し、偏平な側面形状に圧縮変
形された中芯及び該中芯の外側に偏平な側面形状で巻か
れているタオルペーパーを備えており、前記タオルペー
パーは、クレープ又はエンボス加工による柔軟性を有し
、圧縮変形されている中芯及びタオルペーパーは、タオ
ルロールペーパーの両側の屈曲部を外部から押圧される
ことによって、その圧縮変形を小さくできる性質を備え
ていることを特徴とする外側がプラスチックフィルムで
被覆されている偏平な圧縮タオルロールペーパーにある
。
等によるロール形のタオルロールペーパーの柔軟な性質
に着目してなされている。すなわち、本発明は、中芯に
ロールホルダーを挿通してタオルペーパーの取り出しに
使用される偏平な圧縮タオルロールペーパーにおいて、
偏平な圧縮タオルロールペーパーは、外側がプラスチッ
クフィルムで被覆されて、厚みに対して少なくとも幅が
3倍の偏平な側面形状を有し、偏平な側面形状に圧縮変
形された中芯及び該中芯の外側に偏平な側面形状で巻か
れているタオルペーパーを備えており、前記タオルペー
パーは、クレープ又はエンボス加工による柔軟性を有し
、圧縮変形されている中芯及びタオルペーパーは、タオ
ルロールペーパーの両側の屈曲部を外部から押圧される
ことによって、その圧縮変形を小さくできる性質を備え
ていることを特徴とする外側がプラスチックフィルムで
被覆されている偏平な圧縮タオルロールペーパーにある
。
【0005】従来、ロール形のタオルロールペーパーに
ついては、輸送時に、例えばいびつに変形するだけでも
商品価値を低下させると考えられており、一般的に避け
る事柄とされていたが、本発明は、かかる従来の慣例に
反して、ロール形のタオルロールペーパーを敢えて偏平
な形状に加圧成形加工するものである。本発明において
、タオルロールペーパーは、従来公知のタオルロールペ
ーパーを使用することができる。このようなタオルロー
ルペーパーは、皺をつけたり或はエンボス加工をしたり
して柔軟性が付与されているので、タオルロールペーパ
ーを偏平な形状に加圧成形加工しても、両側の屈曲部即
ち膨出部を押し戻すだけで、容易に円筒形状に復元する
ことができる。
ついては、輸送時に、例えばいびつに変形するだけでも
商品価値を低下させると考えられており、一般的に避け
る事柄とされていたが、本発明は、かかる従来の慣例に
反して、ロール形のタオルロールペーパーを敢えて偏平
な形状に加圧成形加工するものである。本発明において
、タオルロールペーパーは、従来公知のタオルロールペ
ーパーを使用することができる。このようなタオルロー
ルペーパーは、皺をつけたり或はエンボス加工をしたり
して柔軟性が付与されているので、タオルロールペーパ
ーを偏平な形状に加圧成形加工しても、両側の屈曲部即
ち膨出部を押し戻すだけで、容易に円筒形状に復元する
ことができる。
【0006】本発明の圧縮タオルロールペーパーは、使
用時には、その両側の膨出部を押し戻して円筒形状にで
きるので、ロール形タオルロールペーバーのホルダーに
使用しても、何ら支障をきたすものではない。本明細書
の記載において、「偏平な形状」という用語は、偏平な
楕円乃至矩形、即ち、偏平な矩形から楕円の間にとりう
る様々な形状を意味する。このように、本発明のタオル
ロールペーパーの側面形状についていえば、偏平な楕円
ないし矩形形状の種々の形状がとり得るが、角部が円く
なった略矩形形状のものが、角部の折り皺もなく、使用
上或は成形加工上好ましい。
用時には、その両側の膨出部を押し戻して円筒形状にで
きるので、ロール形タオルロールペーバーのホルダーに
使用しても、何ら支障をきたすものではない。本明細書
の記載において、「偏平な形状」という用語は、偏平な
楕円乃至矩形、即ち、偏平な矩形から楕円の間にとりう
る様々な形状を意味する。このように、本発明のタオル
ロールペーパーの側面形状についていえば、偏平な楕円
ないし矩形形状の種々の形状がとり得るが、角部が円く
なった略矩形形状のものが、角部の折り皺もなく、使用
上或は成形加工上好ましい。
【0007】本発明の圧縮タオルロールペーパーの形状
は、加圧成形により形成されるが、フィルムシールと同
時に加圧するのが好ましい。したがって、例えば、上下
方向から加圧のみでもよいが、上下方向のみにらず、同
時に横方向からも加圧することによって、適当な偏平な
側面形状に形成することができる。本発明のタオルロー
ルペーパーは、1個のタオルロールペーパーのみでなく
、折断できるように、ミシン目を入れた複数個分の長さ
のものであってもよい。また、中芯については、必ずし
も有するものとは限らないが、僅かでも弾性を有する中
空の中芯を設けることにより、偏平な形状からの円筒形
状へ復帰させるのが容易となる。
は、加圧成形により形成されるが、フィルムシールと同
時に加圧するのが好ましい。したがって、例えば、上下
方向から加圧のみでもよいが、上下方向のみにらず、同
時に横方向からも加圧することによって、適当な偏平な
側面形状に形成することができる。本発明のタオルロー
ルペーパーは、1個のタオルロールペーパーのみでなく
、折断できるように、ミシン目を入れた複数個分の長さ
のものであってもよい。また、中芯については、必ずし
も有するものとは限らないが、僅かでも弾性を有する中
空の中芯を設けることにより、偏平な形状からの円筒形
状へ復帰させるのが容易となる。
【0008】本発明において、ロール形のタオルロール
ペーパーにおいて使用されている中空の中芯の材料は、
偏平形状、特に、薄い偏平形状から、容易に円、すなわ
ち円筒形状に復元可能のものであれば足りるが、例えば
、ゴム又はプラスチックゴムの如き弾性材料のように包
装を解くことによって容易に円筒形に復元するものでも
よく、また、紙筒芯の如く、容易に変形可能な柔軟なも
の、すなわち僅かに弾性を有する材料のものであっても
よい。
ペーパーにおいて使用されている中空の中芯の材料は、
偏平形状、特に、薄い偏平形状から、容易に円、すなわ
ち円筒形状に復元可能のものであれば足りるが、例えば
、ゴム又はプラスチックゴムの如き弾性材料のように包
装を解くことによって容易に円筒形に復元するものでも
よく、また、紙筒芯の如く、容易に変形可能な柔軟なも
の、すなわち僅かに弾性を有する材料のものであっても
よい。
【0009】
【作用】本発明の圧縮ロールペーパにおいて、例えば、
従来の紙筒芯を使用したロール形タオルロールペーパー
について、偏平に加圧成形加工を施して、本発明の圧縮
タオルロールペーパーを製造した場合、紙筒芯には、そ
の屈曲した側に皺を形成するが、使用時、そのタオルロ
ールペーパーの屈曲した側部に軽く力を加えて、中央部
を膨らませることにより容易に円筒形状、すなわちロー
ル形とすることができるので問題とならない。したがっ
て、本発明の偏平に圧縮加工されたタオルロールペーパ
ーは、従来、一般の紙筒芯を有するロール形のタオルロ
ールペーパーを偏平に加圧することによっても製造する
ことができる。
従来の紙筒芯を使用したロール形タオルロールペーパー
について、偏平に加圧成形加工を施して、本発明の圧縮
タオルロールペーパーを製造した場合、紙筒芯には、そ
の屈曲した側に皺を形成するが、使用時、そのタオルロ
ールペーパーの屈曲した側部に軽く力を加えて、中央部
を膨らませることにより容易に円筒形状、すなわちロー
ル形とすることができるので問題とならない。したがっ
て、本発明の偏平に圧縮加工されたタオルロールペーパ
ーは、従来、一般の紙筒芯を有するロール形のタオルロ
ールペーパーを偏平に加圧することによっても製造する
ことができる。
【0010】本発明の圧縮夕オルロールペーパーは、ロ
ール形タオルロールペーパーを側面が偏平すなわち楕円
ないし矩形に加圧成形して製造されるが、このように圧
縮成形されたタオルロールペーパーは、もはや、巾方向
に軽くでも押圧しないかぎり、元の形状に復元するもの
ではない。したがって、本発明の圧縮タオルロールペー
パーは、側部に軽く力を加えて、巾方向に押圧して、側
面形状を円筒状に戻して使用される。しかしながら、ロ
ール形タオルロールペーパーを側面が偏平すなわち楕円
ないし矩形に加圧成形したものは、前述のように、成形
後もかなり復元力を有するため、成形時の形状を維持す
るには、成形と同時にプラスチックフィルム等で包装す
る必要がある。
ール形タオルロールペーパーを側面が偏平すなわち楕円
ないし矩形に加圧成形して製造されるが、このように圧
縮成形されたタオルロールペーパーは、もはや、巾方向
に軽くでも押圧しないかぎり、元の形状に復元するもの
ではない。したがって、本発明の圧縮タオルロールペー
パーは、側部に軽く力を加えて、巾方向に押圧して、側
面形状を円筒状に戻して使用される。しかしながら、ロ
ール形タオルロールペーパーを側面が偏平すなわち楕円
ないし矩形に加圧成形したものは、前述のように、成形
後もかなり復元力を有するため、成形時の形状を維持す
るには、成形と同時にプラスチックフィルム等で包装す
る必要がある。
【0011】この偏平に成形した圧縮タオルロールペー
パーの包装には、プラスチックフィルム包装のほかに、
紙容器、プラスチック容器、缶等によるいずれの包装も
使用できるが、特に、プラスチックフィルムによる包装
は、機械化がし易いため、フィルムシール、特に個別の
フィルムシールが容易であり、しかも、気密に密封され
るので、運搬又は貯蔵中の雨、湿気等による汚染ないし
劣化が防止できるので極めて衛生的である。しかも、偏
平に加圧成形と共にフィルム包装する場合において、真
空下に加圧しシールすると、通常のロール形のタオルロ
ールペーパーの半分の容積に圧縮することができ、しか
も、その容積の割に復元力も大きいので好ましい。
パーの包装には、プラスチックフィルム包装のほかに、
紙容器、プラスチック容器、缶等によるいずれの包装も
使用できるが、特に、プラスチックフィルムによる包装
は、機械化がし易いため、フィルムシール、特に個別の
フィルムシールが容易であり、しかも、気密に密封され
るので、運搬又は貯蔵中の雨、湿気等による汚染ないし
劣化が防止できるので極めて衛生的である。しかも、偏
平に加圧成形と共にフィルム包装する場合において、真
空下に加圧しシールすると、通常のロール形のタオルロ
ールペーパーの半分の容積に圧縮することができ、しか
も、その容積の割に復元力も大きいので好ましい。
【0012】
【実施例】図1は、本発明の一実施例の圧縮タオルロー
ルペーパーの側面図を示す。この図において、1は中芯
であり、3はその中空部である。この図において、中芯
の中空部3は、かなり誇張されて描かれているため、空
隙がかなり大きく示されているが、紙筒芯の場合には、
中芯の中空部内壁面は殆ど接しており、間隙を生じても
僅かである。しかし、中芯の材料及び成形・シール工程
の条件如何によっては、本発明の偏平なタオルロールペ
ーパーの中芯の中空部は、図の如き、間隙のある状態か
ら殆ど接した間隙のない状態まで種々とりうる。
ルペーパーの側面図を示す。この図において、1は中芯
であり、3はその中空部である。この図において、中芯
の中空部3は、かなり誇張されて描かれているため、空
隙がかなり大きく示されているが、紙筒芯の場合には、
中芯の中空部内壁面は殆ど接しており、間隙を生じても
僅かである。しかし、中芯の材料及び成形・シール工程
の条件如何によっては、本発明の偏平なタオルロールペ
ーパーの中芯の中空部は、図の如き、間隙のある状態か
ら殆ど接した間隙のない状態まで種々とりうる。
【0013】図2は、本発明の偏平な圧縮タオルロール
ペーパーの一実施例についての製造工程を示す工程図で
ある。製造されたロール形のタオルロールペーパーのロ
ール8は、ロール受け工程4から、コンベヤーベルト7
によって、カッター、例えば、丸刃自動カッターによる
切断工程5に送られ、適当な長さに切断される。カッタ
ーによる切断工程5では、ロール形タオルロールペーパ
ーのロール8を適当な長さに切断すると共に折断できる
ようにミシン目を入れることもできる。図2においては
、使用長さに切断されたロール形タオルロールペーパー
9のみを示すが、使用長さに適宜折断できるようにミシ
ン目を入れたロール形タオルロールペーパーのロールで
あってもよい。切断工程で切断されたロール形のタオル
ロールペーパーは、従来方法では、その儘の形でフィル
ムパックされ、箱詰、その他により包装されて出荷され
るが、本発明では、次いで、加圧・シール工程6に送ら
れて、偏平な形状に成形され、フィルムでシールされる
。
ペーパーの一実施例についての製造工程を示す工程図で
ある。製造されたロール形のタオルロールペーパーのロ
ール8は、ロール受け工程4から、コンベヤーベルト7
によって、カッター、例えば、丸刃自動カッターによる
切断工程5に送られ、適当な長さに切断される。カッタ
ーによる切断工程5では、ロール形タオルロールペーパ
ーのロール8を適当な長さに切断すると共に折断できる
ようにミシン目を入れることもできる。図2においては
、使用長さに切断されたロール形タオルロールペーパー
9のみを示すが、使用長さに適宜折断できるようにミシ
ン目を入れたロール形タオルロールペーパーのロールで
あってもよい。切断工程で切断されたロール形のタオル
ロールペーパーは、従来方法では、その儘の形でフィル
ムパックされ、箱詰、その他により包装されて出荷され
るが、本発明では、次いで、加圧・シール工程6に送ら
れて、偏平な形状に成形され、フィルムでシールされる
。
【0014】切断工程5で切断されたロール形のタオル
ロールペーパー9はコンベヤーベルト7により成形・シ
ール工程6に送られる。一方、成形・シール工程におい
て、包装用プラスチックフィルム13、14は、送り出
しフィルムローラ11、12から繰り出され、案内ロー
ル15、16及び案内板17、18を経て成形・シール
部21に送られる。切断されたロール形のタオルロール
ペーパー9は、下側フィルム14と共に成形シール部2
1に送られる。また、上側フィルムは、上側案内板を経
由して送られ、成形・シール部21又は成形・シール部
21前方において、切断されたロール形のタオルロール
ペーパー9の上部を被うように掛けられる。成形・シー
ル部21には、フィルムをシールする手段を具備した加
圧成形用プレス19、20が設けられており、その成形
・シール部21の通路横断方向に対向して制限枠(図示
せず)が設けられている。切断されたロール形タオルロ
ールペーパー9は、対向する制限枠内に送られ、上側及
び下側フィルムが掛けられた状態下で、上下より、プレ
ス19、20により加圧され、成形と同時にフィルムで
シールされる。
ロールペーパー9はコンベヤーベルト7により成形・シ
ール工程6に送られる。一方、成形・シール工程におい
て、包装用プラスチックフィルム13、14は、送り出
しフィルムローラ11、12から繰り出され、案内ロー
ル15、16及び案内板17、18を経て成形・シール
部21に送られる。切断されたロール形のタオルロール
ペーパー9は、下側フィルム14と共に成形シール部2
1に送られる。また、上側フィルムは、上側案内板を経
由して送られ、成形・シール部21又は成形・シール部
21前方において、切断されたロール形のタオルロール
ペーパー9の上部を被うように掛けられる。成形・シー
ル部21には、フィルムをシールする手段を具備した加
圧成形用プレス19、20が設けられており、その成形
・シール部21の通路横断方向に対向して制限枠(図示
せず)が設けられている。切断されたロール形タオルロ
ールペーパー9は、対向する制限枠内に送られ、上側及
び下側フィルムが掛けられた状態下で、上下より、プレ
ス19、20により加圧され、成形と同時にフィルムで
シールされる。
【0015】制限枠は固定してもよいが、適当に対向間
隔を調節できるようにするのが好ましい。制限枠を適当
な間隔に設けることにより、横方向の押圧作用が調節さ
れ、種々の偏平な形状に成形することができる。成形と
同時にフィルムでシールされた圧縮タオルロールペーパ
ーは、成形・シール部21から移送され、ベルトコンベ
ヤー22からシュート23に送られ、ダンボール箱等に
詰められ出荷する。
隔を調節できるようにするのが好ましい。制限枠を適当
な間隔に設けることにより、横方向の押圧作用が調節さ
れ、種々の偏平な形状に成形することができる。成形と
同時にフィルムでシールされた圧縮タオルロールペーパ
ーは、成形・シール部21から移送され、ベルトコンベ
ヤー22からシュート23に送られ、ダンボール箱等に
詰められ出荷する。
【0016】図2では、成形・シール工程において、切
断されたタオルロールペーパー1個を加圧成形と同時に
フィルムによるシールを行なう事例を示したが、複数個
を一緒に加圧成形と同時フィルムで一パックに包装シー
ルしてもよく、また、長いタオルロールペーパーのロー
ルについても同様に行なうことができる。当然のことな
がら、成形とシール工程を切り離して別個に行なうこと
もできる。この場合、加圧成形加工のみを行った偏平な
圧縮タオルロールペーパーの一個又は複数個毎に、フィ
ルム掛けを行ないシールする。
断されたタオルロールペーパー1個を加圧成形と同時に
フィルムによるシールを行なう事例を示したが、複数個
を一緒に加圧成形と同時フィルムで一パックに包装シー
ルしてもよく、また、長いタオルロールペーパーのロー
ルについても同様に行なうことができる。当然のことな
がら、成形とシール工程を切り離して別個に行なうこと
もできる。この場合、加圧成形加工のみを行った偏平な
圧縮タオルロールペーパーの一個又は複数個毎に、フィ
ルム掛けを行ないシールする。
【0017】図3は、本発明の偏平な圧縮タオルロール
ペーパーの他の一実施例について、図2に示される工程
と異なる他の加圧成形工程の概略を示す工程図である。 切断工程(図示せず)でミシン目を入れて適当な長さに
切断されたロール形タオルロールペーパー24は、プラ
スチックフィルム送り出しローラ25(下側ローラは図
示されていない)から送り出されるプラスチックフィル
ムによって、その上下が被われ、押えローラ28、31
及び送りローラ29、32、34、36、38によって
送られ、加圧ローラ33、35、37の加圧下で偏平な
形状に成形される。
ペーパーの他の一実施例について、図2に示される工程
と異なる他の加圧成形工程の概略を示す工程図である。 切断工程(図示せず)でミシン目を入れて適当な長さに
切断されたロール形タオルロールペーパー24は、プラ
スチックフィルム送り出しローラ25(下側ローラは図
示されていない)から送り出されるプラスチックフィル
ムによって、その上下が被われ、押えローラ28、31
及び送りローラ29、32、34、36、38によって
送られ、加圧ローラ33、35、37の加圧下で偏平な
形状に成形される。
【0018】図4は、本発明の偏平な圧縮タオルロール
ペーパーの一実施例について、図2に示される工程と異
なるフィルムシール工程の概略を示す図である。例えば
、図3に示される成形工程において、偏平に成形された
タオルロールペーパー30は、その正面及び背面側で、
上下フィルムを合わせシールし、そのシールしたフィル
ムの余分の部分を切断した後、送りローラで送る。 コンベヤーベルト46、押えローラ47及び送りローラ
48の送り速度を、押えローラ40及びローラ41の送
り速度より大きくすることによって、隣接するタオルロ
ールペーパー間の間隔が開いて、その間で、フィルムが
引張られた状態になる。そこで、加熱シール装置43、
44により上下のフィルムを狭持して、上下のフィルム
をシールすると共に切断する。シールの際適当な真空装
置を設けることによって、真空シールすることができる
。周囲がフィルムによりシールされたタオルロールペー
パー45は、ベルトコンベヤー46によって送られ、箱
詰めされる。
ペーパーの一実施例について、図2に示される工程と異
なるフィルムシール工程の概略を示す図である。例えば
、図3に示される成形工程において、偏平に成形された
タオルロールペーパー30は、その正面及び背面側で、
上下フィルムを合わせシールし、そのシールしたフィル
ムの余分の部分を切断した後、送りローラで送る。 コンベヤーベルト46、押えローラ47及び送りローラ
48の送り速度を、押えローラ40及びローラ41の送
り速度より大きくすることによって、隣接するタオルロ
ールペーパー間の間隔が開いて、その間で、フィルムが
引張られた状態になる。そこで、加熱シール装置43、
44により上下のフィルムを狭持して、上下のフィルム
をシールすると共に切断する。シールの際適当な真空装
置を設けることによって、真空シールすることができる
。周囲がフィルムによりシールされたタオルロールペー
パー45は、ベルトコンベヤー46によって送られ、箱
詰めされる。
【0019】タオルロールペーパーのロール24を加圧
成形ローラ33、35、37で加圧成形する際に、ロー
ル形のタオルロールペーパーのロール24の両側に制限
板を設けて、成形形状を適当に調整することができる。 偏平に成形されたタオルロールペーパー30は、送りロ
ーラにより次の工程に送られる。図3においては、ミシ
ン目を入れて3個分の長さのロール形のタオルロールペ
ーパーについて示したが、1個のロール形のタオルロー
ルペーパーについてはもとより、ロール形のトイレット
ペーパーのロールのように長いものについても、偏平な
側面形状に成形することができる。
成形ローラ33、35、37で加圧成形する際に、ロー
ル形のタオルロールペーパーのロール24の両側に制限
板を設けて、成形形状を適当に調整することができる。 偏平に成形されたタオルロールペーパー30は、送りロ
ーラにより次の工程に送られる。図3においては、ミシ
ン目を入れて3個分の長さのロール形のタオルロールペ
ーパーについて示したが、1個のロール形のタオルロー
ルペーパーについてはもとより、ロール形のトイレット
ペーパーのロールのように長いものについても、偏平な
側面形状に成形することができる。
【0020】
【発明の効果】図2ないし図4では、タオルロールペー
パーのロールを切断した後に、成形・シールして、目的
の偏平な圧縮タオルロールペーパーを製造する工程を示
し説明したが、勿論、成形後に、切断し、シールするこ
ともできる。この場合の加圧成形装置として、例えば、
図3に示したものは、連続的に操作できるので好ましい
例えば、18m巻きのロール形のタオルロールペーパー
は、径が約12cm、長さが約24cmであるが、本発
明のタオルロールペーパーは、巾が16cm、長さが約
24cm、厚さが約4.5cmとなり、容積は半減し、
形状も嵩張らないものとなり、単位容積当りの積載量が
増加し、タオルロールペーパーの運送等の上で優れる。 しかも、本発明の圧縮タオルロールペーパーは、製造工
程の段階で自動的にフィルムシールされるため、運送過
程における汚染及び劣化が防止されるので、これらの点
でも優れている。
パーのロールを切断した後に、成形・シールして、目的
の偏平な圧縮タオルロールペーパーを製造する工程を示
し説明したが、勿論、成形後に、切断し、シールするこ
ともできる。この場合の加圧成形装置として、例えば、
図3に示したものは、連続的に操作できるので好ましい
例えば、18m巻きのロール形のタオルロールペーパー
は、径が約12cm、長さが約24cmであるが、本発
明のタオルロールペーパーは、巾が16cm、長さが約
24cm、厚さが約4.5cmとなり、容積は半減し、
形状も嵩張らないものとなり、単位容積当りの積載量が
増加し、タオルロールペーパーの運送等の上で優れる。 しかも、本発明の圧縮タオルロールペーパーは、製造工
程の段階で自動的にフィルムシールされるため、運送過
程における汚染及び劣化が防止されるので、これらの点
でも優れている。
【図1】本発明の偏平な圧縮タオルロールペーパーの一
実施例の側面図である。
実施例の側面図である。
【図2】本発明の偏平な圧縮タオルロールペーパーの一
実施例についての一製造工程を示す工程図である。
実施例についての一製造工程を示す工程図である。
【図3】本発明の偏平な圧縮タオルロールペーパーの一
実施例について、図2に示される工程と異なる他の加圧
成形工程を示す工程図である。
実施例について、図2に示される工程と異なる他の加圧
成形工程を示す工程図である。
【図4】本発明の偏平な圧縮タオルロールペーパーの一
実施例について、図2に示される工程と異なる他のフィ
ルムシール工程の一部を示す概略の工程図である。
実施例について、図2に示される工程と異なる他のフィ
ルムシール工程の一部を示す概略の工程図である。
1 圧縮変形した中芯
2 圧縮変形したタオルロールペーパー3 圧縮変
形した中芯の中空部 4 ロール形のタオルロールペーパーのロール受け工
程5 切断工程 6 成形・シール工程 8 ロール形のタオルロールペーパーのロール9
該ロール8が切断されて得られるロール形のタオルロー
ルペーパー 11 プラスチックフィルムローラ 12 プラスチックフィルムローラ 18 成形・シール装置 19 成形・シール装置 24 ミシン目が入れられたロール形のトイレットペ
ーパー 30 偏平に加圧成形されたタオルロールペーパー3
3 加圧ローラ 35 加圧ローラ 37 加圧ローラ 39 シールの跡 40 押えローラ 41 送りローラ 43 加熱シール装置 44 加熱シール装置 47 押えローラ 48 送りローラ
形した中芯の中空部 4 ロール形のタオルロールペーパーのロール受け工
程5 切断工程 6 成形・シール工程 8 ロール形のタオルロールペーパーのロール9
該ロール8が切断されて得られるロール形のタオルロー
ルペーパー 11 プラスチックフィルムローラ 12 プラスチックフィルムローラ 18 成形・シール装置 19 成形・シール装置 24 ミシン目が入れられたロール形のトイレットペ
ーパー 30 偏平に加圧成形されたタオルロールペーパー3
3 加圧ローラ 35 加圧ローラ 37 加圧ローラ 39 シールの跡 40 押えローラ 41 送りローラ 43 加熱シール装置 44 加熱シール装置 47 押えローラ 48 送りローラ
Claims (1)
- 【請求項1】 中芯にロールホルダーを挿通してタオ
ルペーパーの取り出しに使用される偏平な圧縮タオルロ
ールペーパーにおいて、偏平な圧縮タオルロールペーパ
ーは、外側がプラスチックフィルムで被覆されて、厚み
に対して少なくとも幅が3倍の偏平な側面形状を有し、
偏平な側面形状に圧縮変形された中芯及び該中芯の外側
に偏平な側面形状で巻かれているタオルペーパーを備え
ており、前記タオルペーパーは、クレープ又はエンボス
加工による柔軟性を有し、圧縮変形されている中芯及び
タオルペーパーは、タオルロールペーパーの両側の屈曲
部を外部から押圧されることによって、その圧縮変形を
小さくできる性質を備えていることを特徴とする外側が
プラスチックフィルムで被覆されている偏平な圧縮タオ
ルロールペーパー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3142277A JPH0772037B2 (ja) | 1991-03-30 | 1991-03-30 | 偏平な圧縮タオルロールペーパー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3142277A JPH0772037B2 (ja) | 1991-03-30 | 1991-03-30 | 偏平な圧縮タオルロールペーパー |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP58158721A Division JPS6052447A (ja) | 1983-05-24 | 1983-08-30 | タオルロ−ルペ−パ−並びにその製造方法及び製造装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04226241A true JPH04226241A (ja) | 1992-08-14 |
JPH0772037B2 JPH0772037B2 (ja) | 1995-08-02 |
Family
ID=15311622
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3142277A Expired - Lifetime JPH0772037B2 (ja) | 1991-03-30 | 1991-03-30 | 偏平な圧縮タオルロールペーパー |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0772037B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN113927942A (zh) * | 2021-10-22 | 2022-01-14 | 嘉善精田精密机械股份有限公司 | 一种压缩毛巾生产用自动化挤压成型设备 |
-
1991
- 1991-03-30 JP JP3142277A patent/JPH0772037B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN113927942A (zh) * | 2021-10-22 | 2022-01-14 | 嘉善精田精密机械股份有限公司 | 一种压缩毛巾生产用自动化挤压成型设备 |
CN113927942B (zh) * | 2021-10-22 | 2022-10-28 | 嘉善精田精密机械股份有限公司 | 一种压缩毛巾生产用自动化挤压成型设备 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0772037B2 (ja) | 1995-08-02 |
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