JPH0521718Y2 - - Google Patents

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JPH0521718Y2
JPH0521718Y2 JP80188U JP80188U JPH0521718Y2 JP H0521718 Y2 JPH0521718 Y2 JP H0521718Y2 JP 80188 U JP80188 U JP 80188U JP 80188 U JP80188 U JP 80188U JP H0521718 Y2 JPH0521718 Y2 JP H0521718Y2
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JP
Japan
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rack gear
optical pickup
gear
rotating body
pickup member
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JP80188U
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案は、コンパクトデイスクプレーヤ等の光
学的再生装置に用いられる光ピツクアツプ駆動装
置に関する。
(ロ) 従来の技術 従来、コンパクトデイスクプレイヤーに用いら
れる光ピツクアツプの駆動装置は、実開昭59−
168804号公報に示されている如く、ウオームギヤ
によりモーターの回転力を回転体に伝達し、そし
てこの回転体の回転力をラツクギヤに伝達してこ
のラツクギヤを装着した光ピツクアツプ部材をデ
イスクの径方向に移動せしめるものが一般的であ
る。而して、この構成においては、ラツクギヤが
可動範囲を越え移動できなくなつた場合、回転体
側の回転力が継続的にラツクギヤに加わると、ウ
オームギヤ構造のためにラツクギヤと回転体間に
回転力が貯えられ、歯と歯の噛合力がモーターの
駆動トルク以上になり、ロツク状態が発生するこ
ととなつた。これを回避するため、本願出願人
は、実願昭61−115570号に示す如く、ラツクギヤ
を回転体との噛合を解除すべく水平方向に移動自
在にしたものを考案したがこれにおいては、ラツ
クギヤを水平方向に移動自在に光ピツクアツプ部
材に固定した後、ラツクギヤを水平方向に附勢す
るスプリングを装着する必要があつた。而して、
このスプリングを装着する時は、ラツクギヤか光
ピツクアツプ部材の一方に、このスプリングの一
端を引つかけ、そして他端を附勢力に抗して他方
に引つかけなければならず、組立てにくいもので
あつた。又、回転体がラツクギヤの一側又は他側
に位置する時、このラツクギヤの両側は例えばシ
ーソーの様に相反する方向に移動しようとし、そ
して回転体がラツクギヤの略中央に位置する時、
ラツクギヤの両側は同方向に移動しようとするこ
とになり、ラツクギヤと回転体の圧接力は光ピツ
クアツプの移動位置に応じて変化することにな
り、スムーズな移動ができなかつた。
(ハ) 考案が解決しようとする課題 本考案は、上記の欠点を考慮して、ロツク状態
を回避できると共に光ピツクアツプ部材のスムー
ズな移動ができ、且つ組立てが簡単な光ピツクア
ツプ駆動装置を提供するものである。
(ニ) 課題を解供するための手段 本考案の光ピツクアツプ駆動装置は、ラツクギ
ヤの一側と他側を異なる水平面状に配し、且つ光
ピツクアツプ部材又はラツクギヤに設けた透孔を
介してラツクギヤ又は光ピツクアツプ部材にラツ
クギヤが回動するように螺合するねじと、該ねじ
に挿入され、ラツクギヤを付勢して回転体に圧接
するスプリングコイルとを設けたものである。
(ホ) 作用 本考案は、上記の様に構成したものであり、ね
じを螺合すると同時にスプリングコイルを装着で
きる。そして、ラツクギヤは、スプリングコイル
に附勢されて回動し、回転体に圧接する。又ラツ
クギヤに所定以上の力が加えられると、このラツ
クギヤは、スプリングコイルの附勢力に抗して回
動し、回転体との噛合を解除することになる。
(ヘ)へ実施例 本考案の実施例を第1図及び第2図に基いて説
明する。1は、コンパクトデイスクプレーヤ本体
(図示せず)に固定されるシヤーシで、長方形状
の開口2が形成されている。3は、光ピツクアツ
プ3Aと該光ピツクアツプを載置固定する基台3
Bとからなる光ピツクアツプ部材で、前記基台3
Bは、前記シヤーシ1の下方で開口2に跨がつて
配設した2本のガイドレール4,4を摺動自在に
挿通し、光ピツクアツプ3Aが開口2内を移動で
きるようにしている。5はモーター6の回転軸に
固定されたウオームギヤ、7は、該ウオームギヤ
と噛合する回転体、8は、該回転体と噛合するギ
ヤ部8Aと前記光ピツクアツプ部材3の基台3B
の上面に固定される固定部8Bとからなる〓形状
のラツクギヤで、前記固定部8Bの上面には、凹
部8B1,8B1と、該凹部内に位置する透孔8
B2,8B2が設けられ、又、下面には、基台3
Bの上面縁部と線接触するテーパー8B3が形成
されている。9,9は、ねじで、頭部9Aと、外
径が前記透孔8B2の内径より余裕をもつて小さ
く形成された挿通部9Bと、前記基台3Bの上面
に螺合するネジ部9Cとから構成されている。1
0,10は、前記ねじ9,9の頭部9A,9Aと
前記固定部8Bの凹部8B1,8B1内との間に
配設したスプリングコイル、11は、ターンテー
ブルである。
而して、上記構成において、ラツクギヤ8の固
定は、ねじ9,9をスプリングコイル10,10
及び固定部8B,8Bの透孔8B2,8B2に挿
通した後、ねじ9,9のねじ部9Cを基台3Bに
最後まで螺合することにより行なえる。
又、このようにして固定されたラツクギヤ8
は、固定部8Bがスプリングコイル10,10に
より下方に附勢されることになり、テーパー8B
3と基台3Bの接触線aを中心にしてギヤ部8A
が上方に回動し、前記回転体7に圧接されること
になる。この構成では、ラツクギヤ8のギヤ部8
Aのどの部位に回転方向の力を加えても、接触線
aを中心に固定部8B全体が略均等に回動するの
で、光ピツクアツプ部材3の移動時、ラツクギヤ
8と回転体7の圧接力が一定に保たれ、スムーズ
な移動が可能となる。又、ラツクギヤ8と回転体
7間のバツクラツシユを除去できる。そして、ラ
ツクギヤ8の固定部8Bの側部がシヤーシ1の開
口2縁に当接して光ピツクアツプ部材3が移動で
きなくなつた場合、モーター6により発生する回
転体7の回転力がラツクギヤ8のギヤ部8Aに光
ピツクアツプ部材3方向への大きな力を加えるこ
とになり、ラツクギヤ8のギヤ部8Aは、テーパ
ー8B3と基台3Bの接触点aを中心にして下方
に回動し、ラツクギヤ8のギヤ部8Aと回転体7
の噛合がはずされ、ロツク状態は防止される。
上記点を更に詳述する。
即ち、ラツクギヤ8のギヤ部8Aの歯には、圧
力角(一般的に20°に設定される)が形成される
ために、回転体7からギヤ部8Aに与えられる力
はラツクギヤ8の進行方向への分力と、光ピツク
アツプ部材3方向への分力を合成したものとな
る。ところで、モーター6は、一般的にラツクギ
ヤ8を移動させるに十分なトルクを有するものが
選択されているが(ガイドレール4,4と基台3
Bの摩擦係数等は、商品毎にバラツキがあるため
に、余裕を持たせている)、実際に回転体7から
ギヤ部8Aに与えられる力は、光ピツクアツプ部
材3を移動させる必要な力だけである。而して、
この移動時の光ピツクアツプ部材3方向への分力
よりスプリングコイル10,10のバネ力の方が
大きく設定されているので、移動時にこの光ピツ
クアツプ部材3方向への分力によりラツクギヤ8
が回動することはないが、光ピツクアツプ部材3
が移動できなくなると、モーター6の負荷が大き
くなり、モーター3の全トルクによる力が回転体
7からギヤ部8Aに与えられることになる。この
時のピツクアツプ部材3方向への分力は、スプリ
ングコイル10,10のバネ力より大きくなり、
ラツクギヤ8のギヤ部8Aを接触点aを中心にし
て下方に回動させることになる(ラツクギヤ8が
形状で接触点aとギヤ部8Aが同一水平面上に位
置しないため、ピツクアツプ部材3方向への分力
は回転力として作用する)。
第3図は、他の実施例で、光ピツクアツプ部材
103の基台103Bに凹部103B及び透孔1
03B2を設けると共にラツクギヤ108の固定
部108Bの上面にテーパー108B1を設け、
ねじ109をこの透孔103B2を介してラツク
ギヤ108の固定部108Bに螺合し、そしてこ
のねじ109の頭部109Aと基台103Bとの
間にスプリングコイル110を配するようにした
ものであり、ラツクギヤ108の固定部108B
と基台103Bとの接触線aを中心にしてラツク
ギヤ108のギヤ部108Aは上方に回動し、そ
して前述した様に光ピツクアツプ部材103が移
動できなくなつた場合、ギヤ部108Aは下方に
回動する。
(ト) 考案の効果 本考案は、上記の様に構成したものであるか
ら、光ピツクアツプ部材の通常の移動範囲を越え
た場合のロツク状態を回避でき、そして組み立て
が簡単に行なえる。又、ラツクギヤと回転体間の
圧接力が一定に保たれ、スムーズな移動が可能と
なる。更には、ラツクギヤと回転体間のバツクラ
ツシユを除去することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の光ピツクアツプ駆動装置の
平面図、第2図は同じく要部側断面図、第3図は
他の実施例の要部側断面図である。 3,103……光ピツクアツプ部材、5……ウ
オームギヤ、6……モーター、7……回転体、
8,108……ラツクギヤ、8B2,103B2
……透孔、9,109……ねじ、10,110…
…スプリングコイル。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 光ピツクアツプ部材と、モーターの回転を減速
    して伝達する減速ギヤと、一側を前記光ピツクア
    ツプ部材に配設し、他側を前記減速ギヤに噛合す
    るラツクギヤとを有するものにおいて、前記ラツ
    クギヤの一側と他側を異なる水平面状に配し、且
    つ前記光ピツクアツプ部材又はラツクギヤに設け
    た透孔を介して前記ラツクギヤ又は前記光ピツク
    アツプ部材に前記ラツクギヤが回動するように螺
    合する螺合部材と、該螺合部材に挿入され、前記
    ラツクギヤを付勢して前記回転体に圧接するスプ
    リングコイルとを設けたことを特徴とする光ピツ
    クアツプ駆動装置。
JP80188U 1988-01-07 1988-01-07 Expired - Lifetime JPH0521718Y2 (ja)

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JP80188U JPH0521718Y2 (ja) 1988-01-07 1988-01-07

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JP80188U JPH0521718Y2 (ja) 1988-01-07 1988-01-07

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Publication Number Publication Date
JPH01107061U JPH01107061U (ja) 1989-07-19
JPH0521718Y2 true JPH0521718Y2 (ja) 1993-06-03

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ID=31200133

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JP80188U Expired - Lifetime JPH0521718Y2 (ja) 1988-01-07 1988-01-07

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JPH01107061U (ja) 1989-07-19

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