JPH05217048A - 硬貨選別制御装置 - Google Patents

硬貨選別制御装置

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JPH05217048A
JPH05217048A JP3318217A JP31821791A JPH05217048A JP H05217048 A JPH05217048 A JP H05217048A JP 3318217 A JP3318217 A JP 3318217A JP 31821791 A JP31821791 A JP 31821791A JP H05217048 A JPH05217048 A JP H05217048A
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Hideshi Chitoku
英志 千徳
Toyoki Kimoto
豊基 木許
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Laurel Bank Machine Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 硬貨通路を進む硬貨が幅方向のいずれの位置
にあっても、同じタイミングで振分ゲート機構を動作さ
せることができる硬貨選別制御装置の提供を目的とす
る。 【構成】 タイミングセンサから出力された硬貨の検出
信号を基にして、硬貨の最先端位置を検出して、この最
先端位置と振分ゲート機構までの距離を求め、この距離
分だけ該硬貨が進行した時点で振分ゲート機構を作動さ
せるようにしたので、従来のように、搬送通路の幅方向
に対して硬貨がずれていたとしても、振分ゲート機構に
よる硬貨の振分タイミングがずれることがない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、回転円盤から硬貨通路
に送り出された硬貨を確実に選別できる硬貨選別装置の
制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、回転盤より硬貨通路内へ、1
枚ずつ金種混合状態で送り込まれてくる硬貨を判別し、
その判別結果に基づいて該硬貨を選別する硬貨選別装置
として、例えば実開昭63−147768号公報に示す
「硬貨選別通路装置」が知られている。
【0003】この硬貨選別通路装置は、回転円盤から送
り出された硬貨を搬送する硬貨通路と、該硬貨通路の下
面に設けられて該硬貨通路に沿って搬送された硬貨が落
下される硬貨落下孔と、該硬貨落下孔に設けられて、硬
貨通路に沿って搬送された硬貨を選択的に該硬貨落下孔
に落下させる振分ゲート機構と、前記硬貨落下孔の上流
側であり、かつ前記硬貨通路の幅方向に沿うように小径
硬貨の直径よりも小さな間隔で設けられた一対のタイミ
ングセンサとから構成されたものである。
【0004】このように構成された硬貨選別通路装置で
は、硬貨通路に送られた硬貨が所定硬貨(偽貨でない正
常な硬貨)である場合に、振分ゲート機構の動作によっ
て該所定硬貨を硬貨落下孔に振り分け、また、硬貨通路
に送られた硬貨が所定硬貨で無い異種硬貨である場合
に、振分ゲート機構を動作させず、これによって該異種
硬貨をそのまま直進させるようにしている。そして、こ
のとき、振分ゲート機構の動作によって所定硬貨を硬貨
落下孔に振り分ける場合には、硬貨落下孔の上流側のタ
イミングセンサの検出信号に基づき、硬貨がタイミング
センサを通過してから、所定時間経過後に振分ゲート機
構を動作させるようにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
に構成された硬貨選別通路装置では、回転円盤から硬貨
通路内に、様々な金種の硬貨が送り込まれてくるので、
当然硬貨通路の幅は、最大径硬貨より若干余裕を持って
設定されていた。従って、小径硬貨は硬貨通路内におい
て、幅方向のどちら側にもずれる可能性があった。具体
的には、図7に示す硬貨通路100内において、側壁1
01から離れた中央部を硬貨C1が進む場合と、一方の
側壁101に片寄った状態で硬貨C2が進む場合とがあ
り、これによって、符号102で示すタイミングセンサ
が硬貨C1・C2を検出し終えるタイミングが、C1の
硬貨と、C2の硬貨とではずれてしまい、タイミングセ
ンサ102が硬貨を検出し終えてから、一定時間経過後
に動作される振分ゲート機構の動作タイミングにもずれ
が生じていた。すなわち、側壁101から離れた中央部
を硬貨C1が進む場合と、一方の側壁101に片寄った
状態で硬貨C2が進む場合とでは、タイミングセンサ1
02により検出される硬貨の検出終了のタイミングがL
分だけずれてしまい、その結果、振分ゲート機構に、硬
貨の振分ミスが発生してしまうという問題があった。
【0006】この発明は、上記の事情に鑑みてなされた
ものであって、硬貨通路を進む硬貨がC1,C2で示す
いずれの位置にあっても、同じタイミングで振分ゲート
機構を動作させることができ、これによって振分ゲート
機構による硬貨の振り分けミスを防止することができる
硬貨選別制御装置の提供を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、第1の発明では、硬貨通路に沿って硬貨を搬送させ
るための搬送ベルトと、硬貨通路に沿って送られる硬貨
を収納口に選択的に振り分ける振分ゲート機構とを有す
る硬貨選別装置において、前記収納口の上流側に位置す
る硬貨通路に設けられて、該収納口に収納すべき硬貨を
判別する硬貨判別部と、前記収納口の上流側に位置する
硬貨通路に設けられて、硬貨の通過を検出している間に
硬貨の検出信号を出力するタイミングセンサと、前記搬
送ベルトにより搬送される硬貨の移動量を示すデータを
検出する移動量パルス検出部と、前記タイミングセンサ
から出力された硬貨の検出信号に基づき、前記タイミン
グセンサを起点とした硬貨の中心位置を算出する中心位
置算出部と、この中心位置算出部において算出された硬
貨の中心位置データと、前記硬貨判別部により判別され
た硬貨の半径データとから、硬貨の最先端位置データを
判定する最先端位置判定部と、この最先端位置判定部に
おいて判定された硬貨の最先端位置データに基づき、該
硬貨の最先端位置と振分ゲート機構との間の距離データ
を算出し、この距離データと、移動量パルス検出部から
出力される硬貨の移動量を示すデータとに基づき、振分
ゲート機構に対して、収納口へ硬貨を振り分けさせる信
号を出力する振分タイミング制御部とを設けるようにし
ている。
【0008】第2の発明では、前記タイミングセンサか
ら出力された硬貨の検出信号、前記中心位置算出部で算
出されたタイミングセンサを起点とした硬貨の中心位置
データ、前記移動量パルス検出部から出力された硬貨の
移動量を示すデータ、前記硬貨判別部により判別された
硬貨の半径データ、前記最先端位置判定部において判定
された硬貨の最先端位置データ、硬貨の最先端位置と振
分ゲート機構との間の距離データを、全てパルスの数に
より表すようにしている。
【0009】
【作用】これらの発明によれば、(1)中心位置算出部
において、タイミングセンサから出力された硬貨の検出
信号に基づき、該タイミングセンサを起点とした硬貨の
中心位置データを算出し、(2)上記(1)で算出され
た硬貨の中心位置データと、硬貨判別部により判別され
た硬貨の半径データとから、硬貨の先端位置データを判
定し、(3)上記(2)で判定された硬貨の最先端位置
データに基づき、硬貨の最先端位置と振分ゲート機構と
の間の距離データを算出し、この距離データと、移動量
パルス検出部から出力される硬貨の移動量を示すデータ
とに基づき、振分ゲート機構に対して、収納口内へ硬貨
を振り分けさせるようにした。すなわち、これらの発明
では、タイミングセンサから出力された硬貨の検出信号
と硬貨判別部により判別された硬貨の半径データとを基
にして、硬貨の最先端位置を検出して、この最先端位置
と振分ゲート機構までの距離を求め、この距離分だけ該
硬貨が進行した時点で振分ゲート機構を作動させるよう
にしたので、従来のように、搬送通路の幅方向に対して
硬貨がずれていたとしても、振分ゲート機構による硬貨
の振分タイミングがずれることはない。
【0010】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1〜図6に基づ
いて説明する。まず、図1の平面図及び図2の断面図を
参照して、硬貨選別装置の機械的な構成部分について説
明する。これらの図において符号1で示すものは多数の
硬貨が投入される回転盤である。この回転盤1は時計方
向に回転するものであり、硬貨が送り込まれると、その
回転力により、該硬貨を1枚ずつ硬貨通路2内へ送り込
むようになっている。
【0011】硬貨通路2は、その通路幅が最大径硬貨よ
りも若干大きく設定され、かつその上方側に搬送ベルト
3が設けられたものであって、該搬送ベルト3に硬貨が
押し付けられた状態で、搬送ベルト3が矢印X方向に移
動した場合に、該硬貨が同方向に搬送されるものであ
る。なお、搬送ベルト3の周速は、回転盤1の周速より
も早く設定されており、これによって回転盤1から硬貨
通路2に送り出された硬貨は、該硬貨通路2内におい
て、回転盤1と搬送ベルト3との速度差によって、互い
の一定の間隔をおいて搬送されるようになっている。ま
た、搬送ベルト3は、その移動量が移動量パルス検出部
51(図3参照)によって検出されるようになっている
(後述する)。
【0012】一方、硬貨通路2の途中には、該硬貨通路
2の全幅に亙って収納口4が形成され、更に該収納口4
には、該収納口4に対して硬貨を選択的に受け入れるた
めの振分ゲート機構5が設けられている。この振分ゲー
ト機構5は、駆動源でありかつその出力軸6が硬貨通路
2の幅方向に沿うように設けられたロータリーソレノイ
ド6と、ロータリーソレノイド6の出力軸6Aに連結さ
れ、かつ収納口4の上流側に設けられた振分ゲート7と
から構成されたものであって、図2に示すように、ロー
タリーソレノイド6により出力軸6Aが正転駆動された
場合には、振分ゲート7が一点鎖線で示すように位置
し、また、ロータリーソレノイド6により出力軸6Aが
逆転駆動された場合には、該振分ゲート7が実線で示す
ように位置する。そして、このとき、実線で示す位置に
振分ゲート7が配置された場合には、該振分ゲート7の
上部表面が、硬貨通路2と同じ高さに配置され、これに
よって硬貨通路2上を移動する硬貨が、収納口4内に落
下することなくそのまま直進するようになっている。一
方、一点鎖線で示す位置に振分ゲート7が配置された場
合には、該振分ゲート7の上部表面が、硬貨通路2より
低い位置に配置され、これによって硬貨通路2上を移動
する硬貨が、収納口4内に落下するようになっている。
【0013】一方、硬貨通路2に沿う位置であり、かつ
収納口4の上流側には、硬貨判別部52と、一対のタイ
ミングセンサ53とがそれぞれ設けられている。硬貨判
別部52は回転盤1に近い位置に設けられ、ラインセン
サ(図示略)と磁気センサ(図示略)とを有するもので
ある。そして、この硬貨判別部52では、ラインセンサ
により検出された外形寸法と、磁気センサにより検出さ
れた材質とに基づき、硬貨の金種を判別するようにして
いる。一対のタイミングセンサ53は、硬貨判別部52
と収納口4との間に設けられるとともに、硬貨通路2の
幅方向に沿って、搬送ベルト3を挟むように配置され、
かつ相互間隔が最小径硬貨の直径よりも小さくなるよう
に配置されたものであって、硬貨により遮光されている
間に、遮光パルスを一定の時間の間隔をおいて出力する
ようにしている。そして、このように配置されたタイミ
ングセンサ53では、小径硬貨が硬貨通路2のどちらの
側壁2A側に寄って搬送されても、該小径硬貨を検知で
きるようになっている。なお、これらタイミングセンサ
53は、下流側に位置する収納口4までの距離が、大径
硬貨の直径よりも大きく設定されている。また、タイミ
ングセンサ53は具体的には透過光型のセンサによって
構成されており、図1,図2では、透光型のタイミング
センサ53の受光側を示している(投光側は図示略)。
【0014】次に、図3のブロック図、図4の説明図を
参照して硬貨選別装置の制御系について説明する。図3
において示す符号50は搬送ベルト駆動部、符号51は
移動量パルス検出部、符号52は硬貨判別部、符号53
はタイミングセンサ、符号54は硬貨近接判定部、符号
55は中心位置算出部、符号56は最先端位置判定部、
符号57は駆動タイミングパルス数算出部、符号58は
振分制御部、符号59は振分駆動部である。これら構成
要素を以下の(一)〜(十)においてそれぞれ説明す
る。
【0015】(一)搬送ベルト駆動部50は搬送ベルト
3を駆動するためのものであって、図示していない硬貨
処理制御部(硬貨処理機全体の制御部)により制御され
る。 (二)移動量パルス検出部51は、搬送ベルト3の駆動
軸(プーリの回転軸)(図示略)に取り付けられた、周
面に多数のスリットが形成された円板のスリットを計数
することにより、搬送ベルト3により搬送される硬貨C
3 の移動量(パルス数)を検出する。
【0016】(三)硬貨判別部52は、前述したよう
に、ラインセンサにより検出された外形寸法と、磁気セ
ンサにより検出された材質とに基づき、硬貨C3 の金種
を判別するものであり、該硬貨C3 の金種を示す金種判
別データは、最先端位置判別部56及び振分制御部58
にそれぞれ出力される。 (四)タイミングセンサ53は、前述したように硬貨C
3 により遮光されている間において遮光パルスを出力す
るものであって、この遮光パルスは、硬貨近接判定部5
4、中心位置算出部55にそれぞれ検出信号として出力
される。
【0017】(五)硬貨近接判定部54は、タイミング
センサ53から遮光パルスが出力されたことを条件とし
て、移動量パルス検出部51から出力された移動量パル
ス数を基に、先行硬貨と後方に位置する当該硬貨との間
の距離を算出する。具体的には、先行硬貨がタイミング
センサ53を通過し終えたときに、移動量パルス検出部
51から出力された移動量パルス数から、後方に位置す
る当該硬貨の先端部がタイミングセンサ53を通過しは
じめたときに、移動量パルス検出部51から出力された
移動量パルス数までの差を算出し、この算出値を、予め
記憶させておいた基準となる所定値(パルス数に換算さ
れた値)と比較し、この比較結果に基づき連続搬送され
る硬貨C3 が近接し過ぎているか否かを判定する。な
お、この硬貨近接判定部54において硬貨C3 が近接し
過ぎているとの判定がなされた場合には、その判定結果
を近接信号として振分制御部58に対して出力する。
【0018】(六)中心位置算出部55は、タイミング
センサ53から送られてくる遮光パルスの数(A値とす
る)を計数し、計数した遮光パルスの数の半分の値か
ら、硬貨C3 の中心が、矢印X方向に沿った硬貨通路2
のいずれの位置にあるかを算出する。すなわち、タイミ
ングセンサ53から出力された遮光パルス数の半分の値
が、タイミングセンサ53を起点とした硬貨C3 の中心
位置を表すものとなり、この値(遮光パルス数/2、す
なわちA/2値)を硬貨中心位置データとして最先端位
置判定部56に出力する。
【0019】(七)最先端位置判定部56は以下の動作
(1)、(2)を行う。 (1)硬貨判別部52から出力された金種判別データに
基づいて、金種の半径(予めパルス数(B値)に換算さ
れている)を特定する。なお、この金種と半径との関係
は予めパルス数に換算され、記憶されている。 (2)中心位置算出部55で算出した硬貨C3 の中心位
置を示すパルス数(A/2値)に対して、上記(1)で
特定したパルス数(B値)を加算し、これらパルス数の
加算値((A/2)+B値)を、硬貨C3 の最先端位置
を示す硬貨最先端位置データとして駆動タイミングパル
ス数算出部57に出力する(図4参照)。
【0020】(八)駆動タイミングパルス数算出部57
は以下の動作を行う。タイミングセンサ53と振分ゲー
ト7との間の距離データ(予めパルス数(C値)に換算
され、記憶されている。)C値から、最先端位置判定部
56の(2)で求めた硬貨C3 の最先端位置を示すパル
ス数((A/2)+B値)を減算し、これによって硬貨
C3 の最先端位置から振分ゲート7までの距離データを
(パルス数(D値とする))を算出し、この距離データ
(D値)をタイミングパルス数として振分制御部58に
出力する(図4参照)。
【0021】(九)振分制御部58は以下の動作(ア)
〜(ウ)を行う。 (ア)移動量パルス検出部51から出力されるパルス信
号のカウント値が、駆動タイミングパルス数算出部57
で求めた、硬貨C3 の最先端位置から振分ゲート7まで
の距離データ(D値)に一致したか否かにより、硬貨C
3 の最先端が、振分ゲート7の硬貨振分位置に到達した
か否かを判定する。なお、ここで、移動量パルス検出部
51から出力されるパルス信号のカウント値がパルス数
(D値)に一致したか否かは、具体的には、D値算出
後、前記移動量パルス信号のカウント値とD値との差を
算出し、これらの差が「0」になったか否かにより判定
する。 (イ)硬貨判別部52から出力された金種判別データに
基づき、振分ゲート機構5により振り分けるべき金種の
硬貨C3 であるか否かを判定する。 (ウ)上記(ア)により、D値算出後に移動量パルス検
出部51から出力されるパルス信号数がD値に一致した
と判定され、かつ上記(イ)により振り分けるべき金種
の硬貨C3であると判別され、かつ硬貨近接判定部54
において硬貨C3の近接が無いと判定された場合に、振
分駆動部59へ正転信号を出力し、逆に硬貨近接判定部
54において硬貨C3が先行硬貨に近接していると判定
された場合、あるいは上記(イ)により振り分けるべき
金種の硬貨C3ではないと判定された場合に、振分駆動
部59へ逆転信号を出力する。
【0022】(十)振分制御部59は、振分ゲート7を
駆動するものであって、本実施例ではロータリーソレノ
イド6を振分駆動部としている。振分制御部58の
(ウ)により正転信号が入力された場合に、正転駆動
し、硬貨C3 を収納口4内に収納させるものである。一
方、振分制御部58の(ウ)により逆転信号が入力され
た場合に、逆転駆動し、硬貨C3 を収納口4に収納させ
ず、そのまま直進させるようにしている。
【0023】次に、図3のブロック図を制御させるため
のフローチャートを図5及び図6を参照してステップ
(SP)毎に説明する。 《ステップ1》まず、搬送ベルト駆動部50により搬送
ベルト3を駆動させ、回転盤1から送り出された硬貨を
硬貨通路2に沿って矢印X方向に移動させる。
【0024】《ステップ2》〜《ステップ3》硬貨判別
部52から金種判別データが出力されたか否かを判断
し、該金種判別データが出力された場合に(ステップ2
のYESの場合)、この金種判別データを最先端位置判
定部56、振分制御部58に設けられた記憶部(図示
略)にそれぞれ一時記憶させる。また、硬貨判別部52
から金種判別データが出力されない場合(ステップ2の
NOの場合)には、硬貨判別部52から金種判別データ
が出力されるまで待機する。 《ステップ4》〜《ステップ5》タイミングセンサ53
が硬貨の先端を検知したか否かを判断し、該硬貨の先端
検知により、タイミングセンサ53から遮光パルスが出
力された場合(ステップ4のYESの場合)に、中心位
置算出部55に対して、該遮光パルスをカウントさせ
る。
【0025】《ステップ6》〜《ステップ7》タイミン
グセンサ53が硬貨の後端を検知したか否かを判断し、
該硬貨の後端検知により、タイミングセンサ53から遮
光パルスが出力が停止した場合には(ステップ6のYE
S)、中心位置算出部55に対して、遮光パルスのカウ
ント値である遮光パルス数(A)から、硬貨の中心位置
を計算させ(ステップ7)、この計算値(A/2)を硬
貨中心位置データとして最先端位置判定部56に出力さ
せる。 《ステップ8》最先端位置判定部56に設けられた記憶
部(図示略)に、中心位置算出部55から出力された硬
貨中心位置データ(A/2)を記憶させる。
【0026】《ステップ9》最先端位置判定部56に対
して、ステップ3において記憶された金種判別データに
基づいて特定された半径データ(B)と、ステップ8に
おいて記憶された硬貨中心位置データ(A/2)とか
ら、硬貨C3 の最先端位置を示す硬貨最先端位置データ
((A/2)+B)を計算させ、更に、この硬貨最先端
位置データを駆動タイミングパルス数算出部57に出力
させる。なお、この硬貨最先端位置データを算出するた
めの具体例は、(七)最先端位置判定部56の説明を参
照のこと。
【0027】《ステップ10》駆動タイミングパルス数
算出部57に対して、タイミングセンサ53と振分ゲー
ト7との間の距離と、硬貨の最先端位置を示す硬貨最先
端位置データとから、硬貨の最先端位置から振分ゲート
7までの距離を算出(パルス数D)させ、このパルス数
Dを、タイミングパルス数として振分制御部58に出力
させる。なお、このタイミングパルス数を算出するため
の具体例は、(八)駆動タイミングパルス数算出部57
の説明を参照のこと。
【0028】《ステップ11》振分制御部58に対し
て、移動量パルス検出部51から出力されるパルス信号
のカウント値が、駆動タイミングパルス数算出部57か
ら出力されたタイミングパルス数に一致しているか否か
を判定させ、一致しているとの判定結果を得た場合に次
のステップ12に進む。 《ステップ12》振分制御部58に対して、硬貨判別部
52から出力された金種判別データに基づき、前述の硬
貨が振分ゲート機構5により振り分けるべき金種の硬貨
か否かを判断させ、振分ゲート機構5により振り分ける
金種の硬貨である(YES)と判断した場合にステップ
13に進み、また、振り分ける金種でない(NO)と判
断した場合にステップ16に進む。 《ステップ13》振分制御部58に対して、硬貨近接判
定部54から硬貨の近接を示す近接信号の出力があった
か否かを判断し、近接信号の出力が無いNOの場合にス
テップ14に進み、近接信号の出力があったYESの場
合にステップ16に進む。
【0029】《ステップ14》振分駆動部59すなわち
ロータリーソレノイド6に対して、出力軸6Aを正転駆
動させる正転信号を出力し、振分ゲート7を回転させて
図2の一点鎖線で示すように位置させ、これにより硬貨
C3を収納口4内に収納させる。 《ステップ15》一定時間が経過したか否かを判断し、
YESの場合に次のステップ18に進む。なお、この一
定時間は、振分ゲート機構5により硬貨を収納口4内へ
の振り分ける場合に必要とされる時間であり、振分制御
部58に対して予め設定されている。
【0030】《ステップ16》振分駆動部59(ロータ
リーソレノイド6)に対して、出力軸6Aを逆転駆動さ
せる逆転信号を出力し、振分ゲート7を回転させて図2
の実線で示すように位置させ、これにより硬貨C3 を収
納口4に収納させず、そのまま直進させる。 《ステップ17》一定時間が経過したか否かを判断し、
YESの場合に次のステップ18に進む。なお、この一
定時間は、振分ゲート機構5により硬貨を収納口4上を
そのまま通過させる場合に必要とされる時間であり、振
分制御部58に対して予め設定されている。なお、前記
ステップ15における所定時間と本ステップ17におけ
る所定時間とは同一であっても良い。 《ステップ18》振分駆動部59(ロータリーソレノイ
ド6)をOFFとして、元のステップ2に進む。
【0031】次に、図6を参照して、硬貨通路2に沿っ
て連続搬送される硬貨が近接し過ぎるか否かを判定する
ためのフローチャートについて説明する。 《ステップ13A》遮光パルスがタイミングセンサ53
から出力された場合に、硬貨がタイミングセンサ53を
通過し始めたと判断して、次のステップ13Bに進む。 《ステップ13B》移動量パルス検出部51から出力さ
れたパルス信号数を基に、先行硬貨と後方に位置する当
該硬貨との間の距離を算出する。具体的には、先行硬貨
がタイミングセンサ53を通過し終えたときに、移動量
パルス検出部51から出力されたパルス信号数と、後方
に位置する当該硬貨の先端部がタイミングセンサ53を
通過しはじめたときに、移動量パルス検出部51から出
力されたパルス信号数との差を算出し、この算出値を、
先行硬貨と後方に位置する当該硬貨との間の距離データ
として出力する。
【0032】《ステップ13C》ステップ13Bで算出
した先行硬貨と当該硬貨との距離を示す、パルス信号数
の差を、予め記憶させておいた基準となる所定値と比較
し、この比較結果に基づき連続搬送される硬貨が、先行
する硬貨に近接し過ぎているか否かを判定する。すなわ
ち、ステップ13Bで算出したパルス数の算出値が、基
準となる所定値以下である場合(YESの場合)にステ
ップ13Dに進み、また、基準となる所定値以上である
場合(NOの場合)に元のステップ13Aに戻る。 《ステップ13D》硬貨が先行する硬貨に近接し過ぎて
いることを示す近接信号を、図5のフローチャートのス
テップ13に対して出力して、元のステップ13Aに戻
る。
【0033】以上詳細に説明した硬貨選別制御装置によ
れば、図4を参照して判るように、中心位置算出部55
において、タイミングセンサ53から出力された遮光パ
ルス信号の出力数(A)に基づき、該タイミングセンサ
53を起点とした硬貨C3 の中心位置(A/2)を算出
し、この後、最先端位置判定部56において、硬貨C3
の中心位置(A/2)と、硬貨C3 の半径(B)とか
ら、硬貨C3 の最先端位置((A/2)+B)を算出
し、この後、駆動タイミングパルス数算出部57におい
て、タイミングセンサ53と振分ゲート7との間の距離
(C)と最先端位置((A/2)+B)とに基づき、硬
貨C3 の最先端位置と振分ゲート機構との間の距離
(D)を算出し、更にこの後、振分制御部58におい
て、距離(D)と、移動量パルス検出部51から出力さ
れるパルス信号数とに基づき、振分ゲート機構5による
収納口4への硬貨C3 の振り分けタイミングを検出する
ようにした。すなわち、本実施例では、タイミングセン
サ53から硬貨の通過中に出力された遮光パルス信号を
基にして、硬貨C3 の最先端位置を検出して、この最先
端位置と振分ゲート機構5までの距離を求め、この距離
分だけ該硬貨C3 が移動した時点で振分ゲート機構5を
作動させるようにしたので、従来のように、搬送通路2
の幅方向に対して硬貨C3 がずれていたとしても、振分
ゲート機構5による硬貨C3 の振分タイミングがずれる
ことがなく、その結果、硬貨C3 が確実に収納口4内に
振分られるという効果が得られる。
【0034】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、タイミングセンサから出力された硬貨の通過
時間を基にして、硬貨の最先端位置を検出して、この最
先端位置と振分ゲート機構までの距離を求め、この距離
分だけ該硬貨が移動した時点で振分ゲート機構を作動さ
せるようにしたので、従来のように、搬送通路の幅方向
に対して硬貨がずれていたとしても、振分ゲート機構に
よる硬貨の振分タイミングがずれることがなく、その結
果、硬貨が確実に収納口内に振分られるという効果が得
られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる硬貨選別装置の平面図である。
【図2】図1の側断面図である。
【図3】図1に示す硬貨選別機構の制御系を示すブロッ
ク図。
【図4】図3に示すブロック図の動作を具体的に説明す
るための説明図。
【図5】図3に示すブロック図を制御させるためのフロ
ーチャート。
【図6】図3に示すブロック図を制御させるためのフロ
ーチャート。
【図7】従来の問題点を説明するための説明図。
【符号の説明】
2 硬貨通路 4 収納口 5 振分ゲート機構 51 移動量パルス検出部 52 硬貨判別部 53 タイミングセンサ 55 中心位置算出部 56 最先端位置判定部 57 駆動タイミングパルス数算出部(振分タイミング
制御部) 58 振分制御部(振分タイミング制御部)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 硬貨通路に沿って硬貨を搬送させるため
    の搬送ベルトと、硬貨通路に沿って送られる硬貨を収納
    口に選択的に振り分ける振分ゲート機構とを有する硬貨
    選別装置において、 前記収納口の上流側に位置する硬貨通路に設けられて、
    該収納口に収納すべき硬貨を判別する硬貨判別部と、 前記収納口の上流側に位置する硬貨通路に設けられて、
    硬貨の通過を検出している間に硬貨の検出信号を出力す
    るタイミングセンサと、 前記搬送ベルトにより搬送される硬貨の移動量を示すデ
    ータを検出する移動量パルス検出部と、 前記タイミングセンサから出力された硬貨の検出信号に
    基づき、前記タイミングセンサを起点とした硬貨の中心
    位置を算出する中心位置算出部と、 この中心位置算出部において算出された硬貨の中心位置
    データと、前記硬貨判別部により判別された硬貨の半径
    データとから、硬貨の最先端位置データを判定する最先
    端位置判定部と、 この最先端位置判定部において判定された硬貨の最先端
    位置データに基づき、該硬貨の最先端位置と振分ゲート
    機構との間の距離データを算出し、この距離データと、
    移動量パルス検出部から出力される硬貨の移動量を示す
    データとに基づき、振分ゲート機構に対して、収納口へ
    硬貨を振り分けさせる信号を出力する振分タイミング制
    御部とから構成されていることを特徴とする硬貨選別制
    御装置。
  2. 【請求項2】 前記タイミングセンサから出力された硬
    貨の検出信号、前記中心位置算出部で算出されたタイミ
    ングセンサを起点とした硬貨の中心位置データ、前記移
    動量パルス検出部から出力された硬貨の移動量を示すデ
    ータ、前記硬貨判別部により判別された硬貨の半径デー
    タ、前記最先端位置判定部において判定された硬貨の最
    先端位置データ、硬貨の最先端位置と振分ゲート機構と
    の間の距離データは、全てパルスの数により表されるこ
    とを特徴とする請求項1記載の硬貨選別制御装置。
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