JPH04303292A - 硬貨整理装置 - Google Patents

硬貨整理装置

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JPH04303292A
JPH04303292A JP3091652A JP9165291A JPH04303292A JP H04303292 A JPH04303292 A JP H04303292A JP 3091652 A JP3091652 A JP 3091652A JP 9165291 A JP9165291 A JP 9165291A JP H04303292 A JPH04303292 A JP H04303292A
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Kozo Kanai
幸三 金井
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Laurel Bank Machine Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、金種に応じて硬貨を分
類収納する硬貨整理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、硬貨を金種別に分類整理する装置
として実開昭61ー115272号公報に示される硬貨
分類機が知られている。この硬貨分類機は、硬貨が搬送
される硬貨通路に沿って硬貨の径に対応した複数の孔を
設けるとともにこれらの孔を小径順に設けたものであっ
て、前記硬貨通路に沿って搬送された硬貨は、それぞれ
の径に対応した孔に小径順に落とし込まれて、それぞれ
の孔の下方に設けられた各収納箱に順次収納されるよう
になっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
に構成された硬貨選別装置によれば、金種に対応した孔
が設けられ、かつ孔が小径順に並べられていることから
、孔の下方に設けられる収納箱の位置も金種に対応して
固定せざるを得なかった。これにより、例えば、同一金
種の硬貨が多く含まれる硬貨群を、前記硬貨選別装置に
より整理分類しようとした場合に、特定の金種の収納箱
のみがすぐに満杯になってしまい、その度に、一旦処理
が中断され満杯となった収納箱内の硬貨を機外に取り出
さなければ、硬貨の分類処理を続行することができない
という不具合があった。
【0004】この発明は、上記の事情に鑑みてなされた
ものであって、同一金種が多く含まれる硬貨群を、途中
で硬貨の分類処理を中断させることなく効率良く処理す
ることができ、同時に汚損硬貨をも排除することができ
る硬貨整理装置の提供を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、混合金種を受
け入れるとともに、受け入れた硬貨を一枚ずつ送り出す
回転盤と、前記回転盤から送り出された硬貨が、送り出
された順番に並べられて移送される硬貨通路と、前記硬
貨通路に沿って設けられ、前記回転盤から硬貨通路内へ
送り出された硬貨を上方より押圧しながら該搬送経路に
沿って移送させるための搬送ベルトと、前記硬貨通路内
に設けられるとともに、該硬貨通路内を搬送される硬貨
の金種、及び硬貨が汚損したものか否か等を判別する判
別部と、前記判別部より下流側の硬貨通路に、前記判別
部との間に一定枚数の硬貨が貯留される間隔をおいて配
置され、前記判別部を経由した硬貨をそれぞれ受け入れ
る複数の選別孔と、これら各選別孔に対応して設けられ
、前記硬貨通路内を搬送される硬貨を前記各選別孔内に
選択的に落下させる振分手段と、前記各選別孔に対応し
てそれぞれ設けられて、これら各選別孔より落下する硬
貨を受け入れて収納する複数の収納箱と、これら各収納
箱内の硬貨が所定量となったか否かをそれぞれ検知する
所定量検知手段と、前記判別部から出力された硬貨の判
別データに基づいて、前記振分手段を駆動させるための
制御部と、硬貨整理のための整理正損モード指定をする
操作部とから構成されてなり、前記制御部は、前記操作
部において整理正損モード指定がなされた場合に、前記
判別部の判別データに基づいて、前記回転盤より送り出
された先頭の硬貨が判別部を通過してから最初の振分手
段に到達するまでの間に前記判別部によって判別された
複数枚の硬貨の中で、汚損していない正常なものであり
かつ最も多い金種の硬貨を第1の収納箱内に振り分け、
それ以外の金種でありかつ汚損していない正常な硬貨を
第2の収納箱に振り分けるように前記振分手段を動作さ
せ、また、前記所定量検知手段により、該収納箱内が所
定量となったことが検知された場合に、前記第1の収納
箱への硬貨収納を停止し、硬貨が収納されていない第3
の収納箱に硬貨を振り分けるように、前記振分手段を動
作させ、更に、前記判別部の判別データに基づいて、前
記回転盤より送り出された硬貨が汚損硬貨であると判別
された場合に、該汚損硬貨を第4の収納箱に振り分ける
ように、前記振分手段を動作させることを特徴とする。
【0006】
【作用】この発明によれば、操作部において整理正損モ
ード指定がなされた場合に、回転盤より送り出された先
頭の硬貨が判別部を通過してから最初の振分手段に到達
するまでの間に前記判別部によって判別された複数枚の
硬貨の中で、汚損していない正常なものであり、かつ最
も多い金種の硬貨を第1の収納箱内に振り分け、それ以
外の金種でありかつ汚損していない正常な硬貨を第2の
収納箱に振り分けるようにし、更に、この第1の収納箱
内が所定量となった場合には、該第1の収納箱への硬貨
収納を停止し、前記硬貨を第3の収納箱に振り分けるよ
うにしたので、第1の収納箱が所定量となったとしても
、続いて第3の収納箱に硬貨を送り込むことができ、硬
貨の分類作業を停止することなく続けて行うことができ
る。また、これに加えて、前記硬貨の中に汚損硬貨があ
ることが判別された場合に、該汚損硬貨を第4の収納箱
に排除するようにしたので、汚損硬貨を効率良く抽出す
ることができ、この点においても硬貨の分類作業を、途
中で中断させることなく効率良く行えるものである。 なお、本発明は、硬貨群の中で1金種が特に多いことが
分かっているもので、それがどの金種かが分からない場
合に効率よく硬貨を処理することができるものである、
すなわち、硬貨群の中で、多く含まれる金種がどれかわ
からなくても、1金種が特に多ければ、その金種が処理
開始時から判別部に多数判別される確率が高い。従って
、上記整理正損モード指定を行うことによって、1金種
大量処理が自動的に行えるものである。
【0007】
【実施例】以下に本発明の一実施例を図1〜図5を参照
して説明する。図1は本発明を利用した硬貨整理装置の
第1例の硬貨整理部の平面を示す図であって、この図に
おいて符号1で示すものは、回転盤モータ(図示略)に
より通常反時計方向に回転させられる回転盤であって、
この回転盤1が回転することにより、回転盤1上の混合
硬貨が遠心力により回転盤1の周囲の周壁2に整列され
る。そして、整列された硬貨は、前記周壁2の延長線上
にあり、前記回転盤1の接線方向に配置された硬貨通路
Aに送られ、更に、取込みベルト3により回転盤1上か
ら判別部4に一枚ずつ取込まれるようになっている。こ
の取込みベルト3は前記回転盤1に連動して動作するも
のであり、前記硬貨通路Aとの間に硬貨を押し付けなが
ら搬送させるものである。また、前記判別部4は硬貨の
材質を検知する材質センサ29と、硬貨の径を測定する
光学センサ30とから構成されており、一般に、材質セ
ンサ29としては磁気センサが、光学センサ30として
はイメージセンサが使用される。そして、前記判別部4
では、材質センサ29及び光学センサ30の検出データ
に基づき、硬貨が真貨か偽貨かを判別し、更に真貨の場
合は金種を判別するとともに、該真貨が汚損したものか
否かを判別するようにしている。更にこの判別部4にお
いて判別された、硬貨の真偽、金種、汚損に関する判別
データは後述するCPU36に供給されるようになって
いる。なお、以下の説明において、汚損された真貨を“
汚損硬貨”といい、また、汚損していない真貨を“正常
硬貨”という。
【0008】また、前記判別部4の下流側に位置する硬
貨通路Aには、ストッパソレノイド5によって駆動する
ストッパ5Aが設けられており、硬貨の搬送を停止させ
る際に駆動させて硬貨の流れをストップさせるようにな
っている。また、ストッパソレノイド5は硬貨通路に設
けられたストッパタイミングセンサ6からの信号によっ
て駆動されるようになっている。判別部4にて判別され
た硬貨は、搬送ベルト8によって、硬貨選別通路39へ
送り込まれ、この硬貨選別通路39の基準レール37に
沿って搬送されるようになっている。この硬貨選別通路
39には、その上流側にリジェクトタイミングセンサ9
が設けられており、このリジェクトタイミングセンサ9
からの信号により、半月型のリジェクト軸10のリジェ
クトソレノイド(図示略)が動作され、前記判別部4に
て偽貨と判別された硬貨の進行方向が変えられてリジェ
クト孔11へ落下されるようになっている。なお、この
リジェクト孔11を経由して落下した硬貨はリジェクト
ボックス(図示略)に投入されるようになっている。
【0009】また、硬貨選別通路39には、振分タイミ
ングセンサ12、15、18、21、24が上流側から
順に設けられている。これら振分タイミングセンサ12
、15、18、21、24は、各位置に硬貨が搬送され
てきたか否かを検出するとともに、前記判別部4の判別
データに基づき、各位置に該当する金種の硬貨が搬送さ
れてきた場合に、該当する振分軸13、16、19、2
2、25に対応したそれぞれの振分ソレノイド(図示略
)を駆動させるものである。そして、これら振分軸13
、16、19、22、25がそれぞれの振分ソレノイド
(図示略)に駆動された(すなわち、点線で示す位置に
配置された)場合に、硬貨選別通路39に沿って搬送さ
れた硬貨が、その進行方向が変えられて、各選別孔14
、17、20、23、26にそれぞれ落下されるように
なっている。また、硬貨選別通路39の末端に設けられ
た硬貨通過検知センサ27は、判別部4にて判別された
判別データに基づき、上記いずれの選別孔14、17、
20、23、26にも受け入れられなかった硬貨を検知
するものであり、硬貨通過検知センサ27によって検知
された硬貨は、更に下流側に位置する選別孔28へ落下
させられるようになっている。なお、前記選別孔14、
17、20、23、26、28にそれぞれ設けられた収
納箱にどのような種類の硬貨を振り分けるかについては
、図11のフローチャートを参照して後述する。
【0010】次に、前記選別孔14に硬貨(例えば、一
円硬貨(設定金種))を入れる場合の例を図2〜図5を
参照して説明する。選別する硬貨が基準レール37に沿
って搬送され、振分タイミングセンサ12上に硬貨が搬
送されてくると、振分タイミングセンサ12によって硬
貨が搬送されたことが検知され、その検知信号が後述す
るCPU36へ出力される。CPU36は、判別部4か
ら送信された判別データ(この判別データはRAM34
に一時記憶されていた)に基づいて、振分タイミングセ
ンサ12によって検知された硬貨が選別孔14へ落下さ
せる硬貨(一円硬貨)であるか、あるいは、選別孔14
を通過させ、下流側の他の金種の選別孔へ落下させる硬
貨(一円以外の硬貨)であるかを確認する。ここで、選
別孔14に対応する振分ソレノイド(図示略)に駆動信
号が送出され、この駆動信号により振分ソレノイドが励
磁されて振分ソレノイドの振分軸13が90度時計方向
へ回転し硬貨選別通路39の内側へ突出されるようにな
っている(図2〜図3を参照)。
【0011】そして、この突出された振分軸13に基準
レール37に沿って搬送されてきた硬貨が衝突し、基準
レール37から離間する方向へその進行方向が変化され
て硬貨選別通路に形成された一円選別孔14へ落下され
るようになっている(図5を参照)。なお、搬送される
硬貨はローラ38,38に巻回された無端状の搬送ベル
ト8によって、硬貨選別通路39へ押さえ付けられなが
ら移動されるようになっているので、前記振分ソレノイ
ド13の軸により、進行方向が変化されても、確実にそ
の硬貨を搬送して一円選別孔14へ導くことができるよ
うになっている。また、選別される硬貨は、その進路方
向が変化されても、前記搬送ベルト8による挟持位置か
ら外れないようになっている。
【0012】そして、振分タイミングセンサ12上から
硬貨が移動し終わると、該振分タイミングセンサ12か
らCPU36へ検知信号が送出されなくなり、硬貨が振
分タイミングセンサ12上から移動し終わったことがC
PU36にて認識される。そして、一定時間経過したか
、あるいは次の硬貨がこの振分タイミングセンサ12上
に搬送されたかのいずれかにより、前記振分ソレノイド
に逆駆動信号が送出され、振分ソレノイドが逆方向に励
磁され、その振分軸13が反時計方向へ90度回転して
硬貨選別通路39への突出が解除されるようになってい
る。すなわち、図3に示す状態から図2に示す状態に、
振分軸13が設定されるようになっている。また、判別
部4により、振分タイミングセンサ12により通過が検
知された硬貨が選別孔14を通過させるべきものであり
、かつ下流側の他の金種の選別孔へ落下させるべき硬貨
であると判別された場合には、CPU36から、前記振
分ソレノイドには駆動信号が送出されず、硬貨は、その
進行方向を変えられることなく、そのまま下流側の振分
手段に搬送されるようになっている(図4参照)。
【0013】次に、図6〜図9を参照して、本発明を適
用した硬貨整理装置の硬貨整理部の第2の例を説明する
。なお、この図6〜図9において、図1〜図5と構成を
共通にする部分に同一符号を付して説明を簡略化する。 図6は前記硬貨整理部の平面図であり、図6において図
1〜図5に示した硬貨整理部と構成を異にする部分は、
判別部4の判別データに応じて硬貨を選別するための振
分手段50〜55である。これらの振分手段50〜55
は、硬貨選別通路39の下方位置に水平方向に設けられ
た駆動軸60〜65と、該駆動軸60〜65に設けられ
て該駆動軸60〜65と一体に回転する振分ドラム70
〜75と、この振分ドラム70〜75を駆動するソレノ
イド80〜85とからそれぞれが構成されたものである
。前記振分ドラム70〜75は、図7〜図9で示すよう
にその断面が真円の一部を切り欠いた形状とされるもの
であって、前記ソレノイド80〜85により駆動されな
い場合に、図7に示すように、真円を形成する周縁部が
、選別孔90〜95の上部位置に配置されるとともに、
該周縁部の上面が硬貨選別通路39と同じ高さに配置さ
れ、これによって硬貨選別通路39上を搬送された硬貨
が選別孔90〜95に落ちることなく通過できるもので
ある。
【0014】また、前記振分ドラム70〜75がソレノ
イド80〜85により駆動された場合に、図8に示すよ
うに、該振分ドラム70〜75が反時計方向に回転して
、その切欠を形成する部分が選別孔90〜95を臨む位
置に配置されるようになっている。そして、振分ドラム
70〜75の切欠部が、図8に示すように配置された場
合に、硬貨選別通路39に沿って移動してきた硬貨が切
欠部に沿って落下するとともに、選別孔90〜95を通
り抜け、これら選別孔90〜95の下方に位置する硬貨
収納箱(図示略)にそれぞれ収納されるようになってい
る。また、前記硬貨が、振分ドラム70〜75の切欠部
を通じて、選別孔90〜95を通り抜けた後には、ソレ
ノイド80〜85が逆方向に駆動され、これによって図
9に示すように前記振分ドラム70〜75が時計方向に
回転させられて、元の位置(図7で示す位置)に戻る。 そして、前記振分ドラム70〜75が時計方向に回転し
た場合に、該振分ドラム70〜75の周縁部が、選別孔
90〜95内を上方に移動してゆき、最後に硬貨選別通
路39と同一の高さとなり、これによって硬貨選別通路
39上を搬送された硬貨が選別孔90〜95に落ちるこ
とを防止する。
【0015】なお、前記ソレノイド80〜85は、前記
第1の例(図1〜図4)と同様に振分タイミングセンサ
9、12、15、18、21、24の出力信号の有無に
基づいて駆動されるようになっている。また、前記選別
孔90〜95は、幅方向に沿った硬貨選別通路39の全
範囲に亙って設けられるものであって、これによってこ
れら選別孔90〜95には最大径の硬貨(五百円硬貨)
から、最小径の硬貨(一円硬貨)まで全金種が投入可能
となっている。
【0016】次に、図6〜図9に示す硬貨整理装置の硬
貨整理部を制御するための制御装置について図10を参
照して説明する。なお、図1〜図5に示す硬貨整理装置
の硬貨整理部を制御するための制御装置は、図10に示
す(リジェクト)ソレノイド80(振分手段50)及び
ソレノイド81〜85(振分手段51〜55)が、リジ
ェクト軸10及び振分軸13、16、19、22、25
のそれぞれのリジェクトソレノイド(図示略)及び振分
ソレノイド(図示略)に置き換わるだけであり、その基
本構成は、図6〜図9に示す硬貨整理装置の硬貨整理部
を制御するための制御装置と同一であるため、その説明
を省略する。図10に示す制御装置は、記憶部32を構
成するROM33及びRAM34と、制御部を構成する
CPU36を有し、前記CPU36には、前記記憶部3
2とともに、検出部40、駆動部41、操作部42が設
けられている。前記検出部40は、材質センサ29及び
光学センサ30からなる判別部4、ストッパタイミング
センサ6、リジェクトタイミングセンサ9、振分タイミ
ングセンサ12、15、18、21、24、硬貨通過検
知センサ27、満杯検知センサ43(所定量検知手段)
により構成されるものであり、また、前記駆動部41は
、ストッパソレノイド5、(リジェクト)ソレノイド8
0、ソレノイド81〜85、回転盤駆動部44、移送ベ
ルト駆動部45により構成されるものであり、また、前
記操作部42は整理正損モード指定手段46を有するも
のである。
【0017】なお、上記制御装置において、前記満杯検
知センサ43(所定量検知手段)は、各選別孔90〜9
5を通じて送られた硬貨が収納される硬貨収納箱の上部
(硬貨の収納上限位置)にそれぞれ設けられ、かつ硬貨
収納箱の上部を透過する透過光を発するものであって、
各硬貨収納箱が満杯(所定量)となった場合に所定量検
知信号を出力するものである。なお、前記硬貨収納箱が
満杯(所定量)となったか否かは、硬貨収納箱に実際に
貯留された硬貨を直接検出せず、判別部4の判別データ
と、リジェクトタイミングセンサ9、振分タイミングセ
ンサ12、15、18、21、24、硬貨通過検知セン
サ27のタイミングデータとにより、各硬貨収納箱に振
り分けられた硬貨の枚数を計数し、この計数値が満杯(
所定量)に相当する枚数に達したときに、所定量検知信
号を出力するようにしても良い。すなわち、判別部4と
、リジェクトタイミングセンサ9、振分タイミングセン
サ12、15、18、21、24、硬貨通過検知センサ
27とにより所定量検知手段を構成しても良い。また、
前記回転盤駆動部44は回転盤モータを駆動させるため
のものであり、前記移送ベルト駆動部45は、取込みベ
ルト3及び搬送ベルト8を、回転盤1に連動して駆動さ
せるものである。また、前記操作部42に設けられた整
理正損モード指定手段46は、前記選別孔90〜95の
下方にそれぞれ位置する硬貨収納箱(図示略)に対して
どのような金種の硬貨を収納するかを設定するものであ
って、具体的には、選別孔90の下方に位置する収納箱
をリジェクトボックスと設定し、更に選別孔91、93
、95の下方に位置する収納箱を多金種(設定金種)硬
貨収納箱(それぞれ第1、第3、第5の硬貨収納箱とす
る)と設定し、それ以外の選別孔92、94の下方に位
置する収納箱を設定外金種硬貨収納箱(それぞれ第2、
第4の収納箱とする)と設定するようにしている。なお
、ここで、第1、第3、第5の硬貨収納箱に収納される
多金種硬貨(設定金種)、及び前記第2、第4の硬貨収
納箱に収納される設定外金種の硬貨は、汚損していない
正常硬貨である。また、前記選別孔28の下方に位置す
る収納箱を汚損硬貨収納箱(第6の硬貨収納箱)に設定
するようにし、これによって該汚損硬貨収納箱内に、前
記第1〜第5の収納箱に収納されなかった汚損硬貨を収
納させるようにしている。そして、以上のように指定さ
れた、選別孔91、93、95の下方に位置する第1、
第3、第5の硬貨収納箱には、分類整理開始直後に、回
転盤1より送り出された先頭の硬貨が判別部4を通過し
てから、最初の振分手段50に到達するまでの間(この
区間をA1 で示す)に前記判別部4によって判別され
た複数枚の硬貨の中で最も多い金種が振り分けられるよ
うになっている。(後述する)なお、本実施例に示す第
6の硬貨収納箱は特許請求の範囲に示す“第4の収納箱
”に相当する。また、本実施例に示す第1、第2、第3
の硬貨収納箱は、特許請求の範囲と同じ“第1、第2、
第3の収納箱”にそれぞれ相当する。
【0018】次に、前記整理正損モード指定手段46に
より硬貨整理を行わせるための整理正損モード指定がな
された場合のCPU36の制御内容について、図11及
び図12を参照してステップ順に説明する。なお、前記
CPU36の制御内容を示すフローチャートは、記憶部
32のROM33に予め記憶されるものである。 《ステップ1》開始 《ステップ2》判別部4に硬貨を判別させその判別デー
タをRAM34に記憶させる。なお、この判別部4にお
いて判別されるのは、硬貨の金種、真偽及び汚損の程度
である。 《ステップ3》前記ステップ2においてRAM34に記
憶した判別データに基づき硬貨が偽貨であるか否かを判
別し、YESである(偽貨である)場合にステップ4に
進み、また、NOである(正貨である)場合にステップ
5に進む。 《ステップ4》リジェクトタイミングセンサ9が、前記
ステップ3において判別した硬貨(偽貨)を検出した場
合に、振分手段50の振分ソレノイド80を駆動させて
、該偽貨を選別孔90を経由して該選別孔90の下方の
リジェクトボックスに収納させる。
【0019】《ステップ5》前記ステップ2においてR
AM34に記憶した判別データに基づき、硬貨が汚損し
ていない正常硬貨か否か、及び設定金種(設定金種の確
定については後述するステップ5A〜5Dを参照)か否
かを共に判別し、YES(正常な設定金種)の場合にス
テップ6に進み、また、NO(正常な設定外金種(他金
種)、汚損された設定金種)の場合にステップ11に進
む。 《ステップ6》第1の硬貨収納箱(振分手段51により
振り分けられた硬貨が収納される)に設けられた満杯検
知センサ43(所定量検知手段)から、該硬貨収納箱が
満杯(所定量)であることを示す所定量検知信号が出力
されたか否かを検出し、NOの場合(所定量検知信号が
出力されない場合)にステップ7に進み、また、YES
の場合(所定量検知信号が出力された場合)にステップ
8に進む。 《ステップ7》振分タイミングセンサ12(振分手段5
1に設けられる)が硬貨を検出するとともに、RAM3
4に記憶した判別データに基づき、該硬貨が正常な設定
金種であると判別された場合に、振分手段51のソレノ
イド81を図7から図8に示すように作動させ、これに
より該設定金種の硬貨を選別孔91を経由して第1の硬
貨収納箱に収納する。その後、ステップ2に戻る。
【0020】《ステップ8》前記ステップ6において、
第1の硬貨収納箱に設けられた満杯検知センサ43(所
定量検知手段)から、該硬貨収納箱が満杯(所定量)で
あることを示す所定量検知信号が出力された場合に、更
に、第3の硬貨収納箱(振分手段53により振り分けら
れた硬貨が収納される)に設けられた満杯検知センサ4
3(所定量検知手段)から、該硬貨収納箱が満杯(所定
量)であることを示す所定量検知信号が出力されたか否
かを検出し、NOの場合(所定量検知信号が出力されな
い場合)にステップ9に進み、また、YESの場合(所
定量検知信号が出力された場合)にステップ10に進む
。 《ステップ9》振分タイミングセンサ18(振分手段5
3に設けられる)が硬貨を検出するとともに、RAM3
4に記憶した判別データに基づき、該硬貨が正常な設定
金種であると判別された場合に、振分手段53のソレノ
イド83を図7から図8に示すように作動させ、これに
よって該設定金種の硬貨を選別孔93を経由して第3の
硬貨収納箱に収納する。その後、ステップ2に戻る。 《ステップ10》振分タイミングセンサ24(振分手段
55に設けられる)が硬貨を検出するとともに、RAM
34に記憶した判別データに基づき、該硬貨が正常な設
定金種であると判別された場合に、振分手段55のソレ
ノイド85を図7から図8に示すように作動させ、これ
によって該設定金種の硬貨を選別孔95を経由して第5
の硬貨収納箱に収納する。その後、ステップ2に戻る。
【0021】《ステップ11》ステップ5において正常
な設定金種硬貨でないと判別された(すなわち、正常な
設定外金種(他金種)か、汚損された設定金種と判別さ
れた)場合に、更に、このステップ11において当該硬
貨が、汚損していない正常な設定外金種(他金種)か否
かを判別する。これにより、汚損していない正常な設定
外金種(他金種)であると判別されたYESの場合に次
のステップ12に進み、また、汚損された硬貨(設定金
種、設定外金種(他金種))であると判別されたNOの
場合に、次のステップ15に進む。 《ステップ12》第2の硬貨収納箱(振分手段52によ
り振り分けられた硬貨が収納される)に設けられた満杯
検知センサ43(所定量検知手段)から、該硬貨収納箱
が満杯(所定量)であることを示す所定量検知信号が出
力されたか否かを検出し、NOの場合(所定量検知信号
が出力されない場合)にステップ13に進み、また、Y
ESの場合(所定量検知信号が出力された場合)にステ
ップ14に進む。 《ステップ13》振分タイミングセンサ15(振分手段
52に設けられる)が硬貨を検出するとともに、RAM
34に記憶した判別データに基づき、該硬貨が正常な設
定外金種(他金種)と判別された場合に振分手段52の
ソレノイド82を図7から図8に示すように作動させ、
これによって該設定外金種(他金種)の硬貨を選別孔9
2を経由して第2の硬貨収納箱に収納する。その後、ス
テップ2に戻る
【0022】《ステップ14》振分タイミングセンサ2
1(振分手段54に設けられる)が硬貨を検出するとと
もに、RAM34に記憶した判別データに基づき、該硬
貨が正常な設定外金種(他金種)と判別された場合に振
分手段54のソレノイド84を図7から図8に示すよう
に作動させ、これによって該設定外金種(他金種)の硬
貨を選別孔94を経由して第4の硬貨収納箱に収納する
。その後、ステップ2に戻る。 《ステップ15》硬貨通過検知センサ27により通過が
検出された汚損硬貨(設定金種、設定外金種(他金種)
の両方)を、選別孔28を経由して該選別孔28の下方
に位置する第6の硬貨収納箱に収納させる。その後、ス
テップ2に戻る。
【0023】次に、ステップ5の設定金種を決定するた
めのフローチャートを図12を参照して説明する。なお
、以下のステップ2A〜2Dに示すフローチャートは、
上記フローチャートのステップが1から5に進むまでの
間に、その処理が終了する(すなわち「設定金種」が判
別される)ものである。 《ステップ2A》開始 《ステップ2B》判別部4に硬貨を判別させるとともに
、該判別部4から出力された判別データをRAM34に
記憶させる。 《ステップ2C》一定時間(予め設定しておく)経過し
たか否かを判断し、NOの場合にステップ5Bに戻り、
また、YESの場合に次のステップ5Dに進む。なお、
このステップ2Cにおいて設定された一定時間とは、整
理正損モード指定時において、回転盤1より送り出され
た先頭の硬貨が判別部4を通過してから、最初の振分手
段50に到達するまでに必要とされる時間である。すな
わち、判別部4と振分手段50の間の硬貨通路A1 に
硬貨が貯留される(例えば10枚の硬貨が貯留される)
一定時間を待って、次のステップ5Dに進む。
【0024】《ステップ2D》前記ステップ2Cにおけ
る一定時間内に判別部4によって判別された硬貨に関す
る判別データに基づき、前記硬貨通路A1内の硬貨の中
で、汚損していない正常なものであり、かつ最も多い金
種を判別し、この金種を設定金種を示すデータとして、
上記フローチャートのステップ5及び11に供給する。 これにより、ステップ5において、硬貨通路Aにより順
次送られる硬貨が正常な設定金種か否かを判別し、更に
正常な設定金種と判定された硬貨を、ステップ6〜ステ
ップ10において第1、第3、第5の硬貨収納箱に順次
収納するようにした。また、ステップ11において、硬
貨通路Aにより順次送られる硬貨が正常な設定外金種(
他金種)か否かを判別し、更に正常な設定外金種(他金
種)と判定された硬貨を、ステップ12〜ステップ14
において第2、第4の硬貨収納箱に順次収納するように
した。 すなわち、本実施例に示す硬貨整理装置によれば、第1
の硬貨収納箱内が満杯(所定量)となった場合には、該
第1の硬貨収納箱への硬貨収納を停止し、最も多い金種
の硬貨を第3の硬貨収納箱、更には第5の硬貨収納箱に
振り分けるようにしたので、第1の硬貨収納箱が満杯(
所定量)となったとしても、該硬貨の分類作業を停止す
ることなく続行させることができるものである。
【0025】なお、本実施例では、正常な設定金種を第
1、第3、第5の硬貨収納箱に収納し、正常な設定外金
種(他金種)を第2、第4の硬貨収納箱に収納し、更に
汚損硬貨を第6の硬貨収納箱に収納させるようにしたが
、これに限定されず、例えば第1〜第3の硬貨収納箱に
正常な設定金種を、第4、第5の硬貨収納箱に正常な設
定外金種(他金種)を、第6の硬貨収納箱に汚損硬貨を
それぞれ収納するようにしても良い。また、汚損硬貨を
第6の硬貨収納箱に収納させるようにしたが、この位置
に限定されるものではない。すなわち、第1〜第6の硬
貨収納箱のいずれに正常な設定金種、正常な設定外金種
(他金種)、汚損硬貨を収納させるかは操作者が自由に
決められるものである。また、本実施例では、硬貨通路
A1 に初めに送り込まれた硬貨の種類に基づき設定金
種を検出した後、正常な設定金種の硬貨を第1、第3、
第5の硬貨収納箱に収納し、正常な設定外金種の硬貨を
第2、第4の硬貨収納箱に収納するようにしたが、これ
に限定されず通常の金種振分処理も行うことができるも
のである。例えば、第1の硬貨収納箱に一円硬貨、第2
の硬貨収納箱に百円硬貨、第3の硬貨収納箱に十円とい
うように多金種硬貨が何であるかによらず、金種を自由
に設定しても良い(但し、整理正損モード指定がなされ
ていない場合)。また、本実施例では、図1においては
符号11で示すものをリジェクト孔とし、図6において
は符号90で示す選別孔をリジェクト孔とし、これらリ
ジェクト孔にそれぞれリジェクト硬貨を投入するように
したが、これらリジェクト硬貨を投入する位置は硬貨選
別通路の最上流側に限定されず、第1〜第6の硬貨収納
箱が設置される硬貨選別孔14,17,20,23,2
6,28あるいは91〜95,28のいずれであっても
良い。
【0026】また、本実施例では、硬貨収納箱(硬貨選
別孔14,17,20,23,26,28あるいは91
〜95,28)の数を第1から第6の6つにした、ある
いはリジェクトボックスを含めると7つになるが、これ
らの数は6あるいは7に限定されない。また、特に図示
されていないが、前記硬貨収納箱の近傍には表示部が設
けられ、この表示部に、判別部4の判別データと、リジ
ェクトタイミングセンサ9、振分タイミングセンサ12
、15、18、21、24、硬貨通過検知センサ27と
により計数された、各硬貨収納箱に振り分けられた硬貨
の枚数が表示されるようになっている。また、本実施例
では、所定量検知手段によって検知される硬貨収納箱内
の硬貨量を”満杯”として説明したが、特に”満杯”に
限定するものではなく満杯以下の任意の硬貨量(所定量
)であっても良い。
【0027】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、この発
明によれば、操作部において整理正損モード指定がなさ
れた場合に、回転盤より送り出された先頭の硬貨が判別
部を通過してから最初の振分手段に到達するまでの間に
前記判別部によって判別された複数枚の硬貨の中で、汚
損していない正常な硬貨であり、かつ最も多い金種の硬
貨を第1の収納箱内に振り分け、それ以外の汚損してい
ない正常な金種の硬貨を第2の収納箱に振り分けるよう
にし、また、この第1の収納箱内が所定量となった場合
には、該第1の収納箱への硬貨収納を停止し、最も多い
金種の正常硬貨を第3の収納箱に振り分けるようにした
ので、第1の収納箱が所定量となったとしても、続いて
第3の収納箱に硬貨を送り込むことができ、硬貨の分類
作業を停止することなく続けて行うことができる。また
、これに加えて、前記硬貨の中に汚損硬貨があることが
判別された場合に、該汚損硬貨を第4の収納箱に排除す
るようにしたので、汚損硬貨が効率良く抽出され、この
点においても硬貨の分類作業を、途中で中断させること
なく効率良く行えるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】硬貨整理装置の第1例の硬貨整理部を示す平面
図。
【図2】硬貨を振分軸13により振り分ける様子を示し
た平面図。
【図3】図2に関連したものであり硬貨を振分軸13に
より振り分ける様子を示した平面図。
【図4】硬貨を振分軸13により振り分けず選別孔14
上を通過させた様子を示した平面図。
【図5】図3に対応したもので、硬貨が選別孔14に落
下する様子を示した断面図。
【図6】図1とは異なる形式の硬貨整理装置の第2例の
硬貨整理部を示す平面図。
【図7】硬貨が振分ドラム70〜75上を通過する様子
を示した平面図。
【図8】硬貨が振分ドラム70〜75に振り分けられる
様子を示した平面図。
【図9】振分ドラム70〜75が図7の位置に戻る様子
を示した平面図。
【図10】硬貨整理装置の制御装置を示すブロック図。
【図11】制御装置の制御内容を示すフローチャート。
【図12】制御装置の制御内容を示すフローチャート。
【符号の説明】
1  回転盤 3  搬送ベルト 4  判別部 10  リジェクト軸(振分手段) 11  リジェクト孔(選別孔) 13  振分軸(振分手段) 14  選別孔 16  振分軸(振分手段) 17  選別孔 19  振分軸(振分手段) 20  選別孔 22  振分軸(振分手段) 23  選別孔 25  振分軸(振分手段) 26  選別孔 28  選別孔 36  CPU(制御部) 42  操作部 43  満杯検知センサ(所定量検知手段)50〜55
  振分手段 90〜95  選別孔 A(A1)  硬貨通路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  混合金種を受け入れるとともに、受け
    入れた硬貨を一枚ずつ送り出す回転盤と、前記回転盤か
    ら送り出された硬貨が、送り出された順番に並べられて
    移送される硬貨通路と、前記硬貨通路に沿って設けられ
    、前記回転盤から硬貨通路内へ送り出された硬貨を上方
    より押圧しながら該搬送経路に沿って移送させるための
    搬送ベルトと、前記硬貨通路内に設けられるとともに、
    該硬貨通路内を搬送される硬貨の金種、及び硬貨が汚損
    したものか否か等を判別する判別部と、前記判別部より
    下流側の硬貨通路に、前記判別部との間に一定枚数の硬
    貨が貯留される間隔をおいて配置され、前記判別部を経
    由した硬貨をそれぞれ受け入れる複数の選別孔と、これ
    ら各選別孔に対応して設けられ、前記硬貨通路内を搬送
    される硬貨を前記各選別孔内に選択的に落下させる振分
    手段と、前記各選別孔に対応してそれぞれ設けられて、
    これら各選別孔より落下する硬貨を受け入れて収納する
    複数の収納箱と、これら各収納箱内の硬貨が所定量とな
    ったか否かをそれぞれ検知する所定量検知手段と、前記
    判別部から出力された硬貨の判別データに基づいて、前
    記振分手段を駆動させるための制御部と、硬貨整理のた
    めの整理正損モード指定をする操作部とから構成されて
    なり、前記制御部は、前記操作部において整理正損モー
    ド指定がなされた場合に、前記判別部の判別データに基
    づいて、前記回転盤より送り出された先頭の硬貨が判別
    部を通過してから最初の振分手段に到達するまでの間に
    前記判別部によって判別された複数枚の硬貨の中で、汚
    損していない正常なものでありかつ最も多い金種の硬貨
    を第1の収納箱内に振り分け、それ以外の金種でありか
    つ汚損していない正常な硬貨を第2の収納箱に振り分け
    るように前記振分手段を動作させ、また、前記所定量検
    知手段により、該収納箱内が所定量となったことが検知
    された場合に、前記第1の収納箱への硬貨収納を停止し
    、硬貨が収納されていない第3の収納箱に硬貨を振り分
    けるように、前記振分手段を動作させ、更に、前記判別
    部の判別データに基づいて、前記回転盤より送り出され
    た硬貨が汚損硬貨であると判別された場合に、該汚損硬
    貨を第4の収納箱に振り分けるように、前記振分手段を
    動作させることを特徴とする硬貨整理装置。
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