JPH05216398A - ナビゲーション地図表示拡大縮小切換え装置 - Google Patents
ナビゲーション地図表示拡大縮小切換え装置Info
- Publication number
- JPH05216398A JPH05216398A JP3143221A JP14322191A JPH05216398A JP H05216398 A JPH05216398 A JP H05216398A JP 3143221 A JP3143221 A JP 3143221A JP 14322191 A JP14322191 A JP 14322191A JP H05216398 A JPH05216398 A JP H05216398A
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- Japan
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は車両位置を確認するナビゲーション
装置の地図表示拡大、縮尺切換技術に関し、該地図表示
拡大、縮尺切換に要する時間を短縮することを目的とす
る。 【構成】 地図データを記憶する地図データベース部
と、該地図データを表示する表示画面および該表示画面
の拡大、縮小位置を指定するタッチスイッチを具備する
表示器と、指定された前記地図データを拡大・縮小して
表示器に表示する制御を行う地図表示制御部を有するナ
ビゲーション地図表示拡大縮小切換え装置に、タッチス
イッチの押加によって起動して所定時間を計測するタイ
マと、タッチスイッチで指定された表示画面の座標を記
憶する座標記憶部と、指定された前記座標位置が所定範
囲内にあるかを判断する位置判断部と、タッチスイッチ
の押加回数を計数する計数部とを設け、地図表示制御部
は前記所定時間内にタッチスイッチが押加された回数か
ら拡大率、縮小率を求め、押加された座標の位置から拡
大または縮尺を判断する。
装置の地図表示拡大、縮尺切換技術に関し、該地図表示
拡大、縮尺切換に要する時間を短縮することを目的とす
る。 【構成】 地図データを記憶する地図データベース部
と、該地図データを表示する表示画面および該表示画面
の拡大、縮小位置を指定するタッチスイッチを具備する
表示器と、指定された前記地図データを拡大・縮小して
表示器に表示する制御を行う地図表示制御部を有するナ
ビゲーション地図表示拡大縮小切換え装置に、タッチス
イッチの押加によって起動して所定時間を計測するタイ
マと、タッチスイッチで指定された表示画面の座標を記
憶する座標記憶部と、指定された前記座標位置が所定範
囲内にあるかを判断する位置判断部と、タッチスイッチ
の押加回数を計数する計数部とを設け、地図表示制御部
は前記所定時間内にタッチスイッチが押加された回数か
ら拡大率、縮小率を求め、押加された座標の位置から拡
大または縮尺を判断する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は車両位置を確認するナビ
ゲーション装置の地図表示拡大、縮尺切換技術に関す
る。特に、本発明では該地図表示拡大、縮尺切換に要す
る時間を短縮することを目的とする。
ゲーション装置の地図表示拡大、縮尺切換技術に関す
る。特に、本発明では該地図表示拡大、縮尺切換に要す
る時間を短縮することを目的とする。
【０００２】
【従来の技術】近年、移動体たる乗用車にナビゲーショ
ン装置を搭載するものが増えてきている。このナビゲー
ション装置に表示される地図は日本全国を描画し、縮尺
１／ 100万程度の全国図、近県の３県程度を描画し縮尺
１／40万程度の地方図、県単位で描画し、縮尺１／20万
程度の地域図、市単位で描画し、縮尺１／10万程度の市
街図、縮尺１／５万程度の詳細市街図等があり、地図の
作成はベクトル入力により行われているので任意の拡
大、縮小が可能である。
ン装置を搭載するものが増えてきている。このナビゲー
ション装置に表示される地図は日本全国を描画し、縮尺
１／ 100万程度の全国図、近県の３県程度を描画し縮尺
１／40万程度の地方図、県単位で描画し、縮尺１／20万
程度の地域図、市単位で描画し、縮尺１／10万程度の市
街図、縮尺１／５万程度の詳細市街図等があり、地図の
作成はベクトル入力により行われているので任意の拡
大、縮小が可能である。
【０００３】不案内な土地ではいきなり詳細な地図をみ
てもどこに位置するか分からないので、ある程度縮尺の
大きい地図により、自分の位置が例えば駅からどの程度
離れた位置にあるかが判断容易になる。図５は従来のナ
ビゲーション装置の地図の拡大、縮小の例を説明するフ
ローチャートである。本図（ａ）において、ナビゲーシ
ョン装置の表示画面に設けられた透明形または赤外線形
のタッチスイッチ（ＳＷ）をＯＮにして拡大または縮小
したい位置を指定する（ステップ１）。図６は表示画面
に描画された地図拡大を示す図である。本図（ａ）は、
例えば神戸市周辺の地図を描画した表示画面で、倍率４
倍の釦を押して「神戸」の文字を押加すると（ステップ
２）タッチスイッチが作動し、本図（ｂ）の拡大された
地図が描画される。
てもどこに位置するか分からないので、ある程度縮尺の
大きい地図により、自分の位置が例えば駅からどの程度
離れた位置にあるかが判断容易になる。図５は従来のナ
ビゲーション装置の地図の拡大、縮小の例を説明するフ
ローチャートである。本図（ａ）において、ナビゲーシ
ョン装置の表示画面に設けられた透明形または赤外線形
のタッチスイッチ（ＳＷ）をＯＮにして拡大または縮小
したい位置を指定する（ステップ１）。図６は表示画面
に描画された地図拡大を示す図である。本図（ａ）は、
例えば神戸市周辺の地図を描画した表示画面で、倍率４
倍の釦を押して「神戸」の文字を押加すると（ステップ
２）タッチスイッチが作動し、本図（ｂ）の拡大された
地図が描画される。
【０００４】図５（ａ）は、拡大率を例えば２倍に固定
して、タッチスイッチオンし（ステップ４）、再地図描
画をすると（ステップ５）２倍に拡大し、さらにタッチ
スイッチオンし（ステップ６）、…、さらにタッチスイ
ッチオン（ステップ７）し再地図描画（ステップ８）す
るとタッチスイッチオンの回数×２位に拡大でき、前記
した地方図（縮尺１／40万）から詳細市街図（縮尺１／
５万）への拡大について、タッチスイッチオンを４回操
作すると可能になることを示す。
して、タッチスイッチオンし（ステップ４）、再地図描
画をすると（ステップ５）２倍に拡大し、さらにタッチ
スイッチオンし（ステップ６）、…、さらにタッチスイ
ッチオン（ステップ７）し再地図描画（ステップ８）す
るとタッチスイッチオンの回数×２位に拡大でき、前記
した地方図（縮尺１／40万）から詳細市街図（縮尺１／
５万）への拡大について、タッチスイッチオンを４回操
作すると可能になることを示す。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら従来のナ
ビゲーション地図表示拡大縮小切換え装置では、図５
（ａ）のフローチャートに示すように好みに応じて拡大
率、縮小率を変化させるには、拡大率、縮小率を指定す
る、例えば２倍、４倍、８倍、…、１／２倍、１／４
倍、１／８倍、…というように釦を多く設けなければな
らず、多く釦の配置空間を必要とする問題があった。
ビゲーション地図表示拡大縮小切換え装置では、図５
（ａ）のフローチャートに示すように好みに応じて拡大
率、縮小率を変化させるには、拡大率、縮小率を指定す
る、例えば２倍、４倍、８倍、…、１／２倍、１／４
倍、１／８倍、…というように釦を多く設けなければな
らず、多く釦の配置空間を必要とする問題があった。
【０００６】さらに図５（ｂ）のフローチャートに示す
ように倍率を一定にして表示画面の特定位置につきタッ
チスイッチオン再地図描画を繰り返えせば釦を少なくし
て好みに応じて拡大、縮小できるが、再地図描画に数秒
を必要とするのでこれを複数回続けると、好みの地図を
描画するまで数十秒を要し、時間がかかりすぎるという
問題がある。
ように倍率を一定にして表示画面の特定位置につきタッ
チスイッチオン再地図描画を繰り返えせば釦を少なくし
て好みに応じて拡大、縮小できるが、再地図描画に数秒
を必要とするのでこれを複数回続けると、好みの地図を
描画するまで数十秒を要し、時間がかかりすぎるという
問題がある。
【０００７】そこで本発明は上記問題点に鑑みて、空間
を有効に活用できかつ拡大、縮小を短時間にできるナビ
ゲーション地図表示拡大縮小切換え装置を提供すること
を目的とする。
を有効に活用できかつ拡大、縮小を短時間にできるナビ
ゲーション地図表示拡大縮小切換え装置を提供すること
を目的とする。
【０００８】
【課題を解決するための手段】本発明は前記問題点を解
決するためにナビゲーション地図表示拡大縮小切換え装
置にタイマ、座標記憶部、位置判断部、押加計数部を設
ける。該タイマはタッチスイッチの押加によって起動し
て所定時間を計測する。該座標記憶部はタッチスイッチ
で指定された表示画面の座標を記憶する。
決するためにナビゲーション地図表示拡大縮小切換え装
置にタイマ、座標記憶部、位置判断部、押加計数部を設
ける。該タイマはタッチスイッチの押加によって起動し
て所定時間を計測する。該座標記憶部はタッチスイッチ
で指定された表示画面の座標を記憶する。
【０００９】位置判断部は指定された前記座標位置が所
定範囲内にあるかを判断する。該押加計数部はタッチス
イッチの押加回数を計数する。
定範囲内にあるかを判断する。該押加計数部はタッチス
イッチの押加回数を計数する。
【００１０】
【作用】本発明のナビゲーション地図表示拡大縮小切換
え装置によれば、該タイマによって計測されたタッチス
イッチの押加からの所定時間内に、該計数部によってタ
ッチスイッチが押加された回数から表示画面の拡大率、
縮小率が求められ、該座標記憶部によってタッチスイッ
チで指定された表示画面の座標が記憶されて、前記拡大
率、縮小率に応じて拡大、縮小され、該位置判断部によ
って指定された前記座標位置が所定範囲内にあるかを判
断され表示画面の拡大または縮小が決定されて、表示画
面に所望の再描画がなされるので、従来のように何度も
再描画することを要しないため再描画の時間短縮を図れ
る。またタッチスイッチのみで操作できるので従来のよ
うに釦を必要とせず、空間の有効利用が図れる。
え装置によれば、該タイマによって計測されたタッチス
イッチの押加からの所定時間内に、該計数部によってタ
ッチスイッチが押加された回数から表示画面の拡大率、
縮小率が求められ、該座標記憶部によってタッチスイッ
チで指定された表示画面の座標が記憶されて、前記拡大
率、縮小率に応じて拡大、縮小され、該位置判断部によ
って指定された前記座標位置が所定範囲内にあるかを判
断され表示画面の拡大または縮小が決定されて、表示画
面に所望の再描画がなされるので、従来のように何度も
再描画することを要しないため再描画の時間短縮を図れ
る。またタッチスイッチのみで操作できるので従来のよ
うに釦を必要とせず、空間の有効利用が図れる。
【００１１】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。図１は本発明の実施例に係るナビゲーショ
ン地図拡大、縮小切換え装置を示す図である。本図の構
成を説明する。本図のナビゲーション地図拡大、縮小切
換え装置は、地図データを記憶する地図データベース部
１と、該地図データを表示する表示画面２と、該表示画
面２の拡大、縮小位置を指定するタッチスイッチ３と、
表示画面２およびタッチオンスイッチ３からなる表示器
４と、指定された前記地図データを拡大、縮小して表示
器４に表示する制御を行う地図表示制御部５と、前記タ
ッチスイッチ３の押加によって起動して所定時間を計測
するタイマ６と、タッチスイッチ３で指定された表示画
面２の座標を記憶する座標記憶部７と、指定された前記
座標位置が所定範囲内にあるかを判断する位置判断部８
と、タッチスイッチ３の押加回数を計数する計数部９
と、車両の車速、方位、回転角等を検出するセンサ部10
と、センサ部10からの検出データにより車両位置を演算
処理し求めるロケーション処理部11と、目的地等を設定
する操作キー12とを含む。
て説明する。図１は本発明の実施例に係るナビゲーショ
ン地図拡大、縮小切換え装置を示す図である。本図の構
成を説明する。本図のナビゲーション地図拡大、縮小切
換え装置は、地図データを記憶する地図データベース部
１と、該地図データを表示する表示画面２と、該表示画
面２の拡大、縮小位置を指定するタッチスイッチ３と、
表示画面２およびタッチオンスイッチ３からなる表示器
４と、指定された前記地図データを拡大、縮小して表示
器４に表示する制御を行う地図表示制御部５と、前記タ
ッチスイッチ３の押加によって起動して所定時間を計測
するタイマ６と、タッチスイッチ３で指定された表示画
面２の座標を記憶する座標記憶部７と、指定された前記
座標位置が所定範囲内にあるかを判断する位置判断部８
と、タッチスイッチ３の押加回数を計数する計数部９
と、車両の車速、方位、回転角等を検出するセンサ部10
と、センサ部10からの検出データにより車両位置を演算
処理し求めるロケーション処理部11と、目的地等を設定
する操作キー12とを含む。
【００１２】次に本実施例の動作を説明する。図２は本
発明の実施例に係る動作を説明するフローチャートであ
る。表示器２のタッチスイッチ３をオンにしてスイッチ
タイマ６を起動させ、所定時間Ｔを経過したかを判断す
る。ここでタッチスイッチ３について説明する。図３は
タッチスイッチのオン動作を説明する図である。このタ
ッチスイッチ３は表示画面２に位置して、透明形スイッ
チ又は赤外線スイッチ等で構成してもよい。赤外線スイ
ッチの例で説明すれば、上下、左右方向に対の発光、受
光ダイオードが５mm程度の間隔で並んでおり、図のよう
に格子状に表示画面２に赤外線網が本図のように配置さ
れる。図中の表示画面２のＡ点を指で押加すると、Ａ点
の上下、左右の赤外線が遮断されて、Ａ点の位置を特定
できる。このように表示画面２に描画される地図の位置
を特定する精度は画面上±２mmの範囲で得られる。図４
はタイマの動作を説明する図である。本図に示すよう
に、タッチスイッチ３がオンされると、（この場合どこ
の位置でもよい）、タイマ割込が発生し、スイッチタイ
マ６を起動する（ステップ20）。スイッチタイマ６がカ
ウントアップし（ステップ21）、所定時間Ｔになるまで
続ける（ステップ22）。この所定時間Ｔは２〜３秒に設
定される。なおスイッチタイマ６が起動されていないと
きにはスイッチタイマ６の初期値を０にする。所定時間
Ｔを経過したらリターンする。
発明の実施例に係る動作を説明するフローチャートであ
る。表示器２のタッチスイッチ３をオンにしてスイッチ
タイマ６を起動させ、所定時間Ｔを経過したかを判断す
る。ここでタッチスイッチ３について説明する。図３は
タッチスイッチのオン動作を説明する図である。このタ
ッチスイッチ３は表示画面２に位置して、透明形スイッ
チ又は赤外線スイッチ等で構成してもよい。赤外線スイ
ッチの例で説明すれば、上下、左右方向に対の発光、受
光ダイオードが５mm程度の間隔で並んでおり、図のよう
に格子状に表示画面２に赤外線網が本図のように配置さ
れる。図中の表示画面２のＡ点を指で押加すると、Ａ点
の上下、左右の赤外線が遮断されて、Ａ点の位置を特定
できる。このように表示画面２に描画される地図の位置
を特定する精度は画面上±２mmの範囲で得られる。図４
はタイマの動作を説明する図である。本図に示すよう
に、タッチスイッチ３がオンされると、（この場合どこ
の位置でもよい）、タイマ割込が発生し、スイッチタイ
マ６を起動する（ステップ20）。スイッチタイマ６がカ
ウントアップし（ステップ21）、所定時間Ｔになるまで
続ける（ステップ22）。この所定時間Ｔは２〜３秒に設
定される。なおスイッチタイマ６が起動されていないと
きにはスイッチタイマ６の初期値を０にする。所定時間
Ｔを経過したらリターンする。
【００１３】図２に戻り、スイッチタイマ６が所定時間
を経過する前にタッチスイッチ３がオンになれば押加回
数計数部９としてその都度フラッグを＋１することで押
加回数を計数する（ステップ12）。次にタッチオンされ
た表示画面の座標((ｘ1 , ｙ 1 ),（ｘ2 , ｙ2 ),…,(ｘ
n , ｙn ))を座標記憶部７に記憶する（ステップ13）。
ステップ10でスイッチタイマ６が所定時間経過したら、
地図表示制御部５によって押加回数計数部９にフラッグ
があるか否か検出される。
を経過する前にタッチスイッチ３がオンになれば押加回
数計数部９としてその都度フラッグを＋１することで押
加回数を計数する（ステップ12）。次にタッチオンされ
た表示画面の座標((ｘ1 , ｙ 1 ),（ｘ2 , ｙ2 ),…,(ｘ
n , ｙn ))を座標記憶部７に記憶する（ステップ13）。
ステップ10でスイッチタイマ６が所定時間経過したら、
地図表示制御部５によって押加回数計数部９にフラッグ
があるか否か検出される。
【００１４】第１の例としては押加回数がｎならば倍率
を例えば２倍として、地図表示制御部５によって、地図
データベース１から読み出されたデータが拡大率２n 倍
で拡大される（ステップ15）。地図データベース１から
読み出すべきデータは最初に押加された座標（ｘ1 , ｙ
1 ）を指定することで決定される（ステップ16）。以上
の拡大率、地図の座標に基づき地図表示制御部５によっ
て、地図データベース１から表示器２へデータが読み出
され表示される。このように第１の例によれば、拡大又
は縮小したい地点をタッチスイッチ３で押加し、所望の
拡大率、又は縮小率を得るべくタッチスイッチ３を押加
することによって一度で地図再描画できるので地図再描
画の時間短縮が可能になる。
を例えば２倍として、地図表示制御部５によって、地図
データベース１から読み出されたデータが拡大率２n 倍
で拡大される（ステップ15）。地図データベース１から
読み出すべきデータは最初に押加された座標（ｘ1 , ｙ
1 ）を指定することで決定される（ステップ16）。以上
の拡大率、地図の座標に基づき地図表示制御部５によっ
て、地図データベース１から表示器２へデータが読み出
され表示される。このように第１の例によれば、拡大又
は縮小したい地点をタッチスイッチ３で押加し、所望の
拡大率、又は縮小率を得るべくタッチスイッチ３を押加
することによって一度で地図再描画できるので地図再描
画の時間短縮が可能になる。
【００１５】ここで地図データベース１は CDROM（Comp
act Disk Read Only Memory)で構成され、その記憶容量
は例えば64Ｋバイトで日本国の道路を網羅する。第２の
例として地図の座標をタッチスイッチ３で最初に押加し
た座標を中心に拡大又は縮小したがこの座標の代りに、
ロケーション処理部11で得られた車両の現在位置を中心
に拡大又は縮小するようにしてもよい。
act Disk Read Only Memory)で構成され、その記憶容量
は例えば64Ｋバイトで日本国の道路を網羅する。第２の
例として地図の座標をタッチスイッチ３で最初に押加し
た座標を中心に拡大又は縮小したがこの座標の代りに、
ロケーション処理部11で得られた車両の現在位置を中心
に拡大又は縮小するようにしてもよい。
【００１６】ここでセンサ部10から車速、方位、回転角
等を得て、ロケーション処理部11によって次のように車
両の位置（ｘ，ｙ）の累積計算を行う。
等を得て、ロケーション処理部11によって次のように車
両の位置（ｘ，ｙ）の累積計算を行う。
【００１７】
【数１】 ｘ＝∫ｖ（ｔ）ｃｏｓ｛θ（ｔ）｝ｄｔ， ｙ＝∫ｖ（ｔ）ｓｉｎ｛θ（ｔ）｝ｄｔ， ここでθ（ｔ）＝∫ｗ（ｔ）ｄｔ， ｗ（ｔ）：ヨーレート（方向センサ出力） ｖ（ｔ）：走行距離 この位置（ｘ，ｙ）は図示しないグローバルポジション
装置によって較正され、±25ｍの精度で得られる。
装置によって較正され、±25ｍの精度で得られる。
【００１８】第３の例として、第１および第２の例では
拡大又は縮小することとしたので、拡大しその後縮小し
ようとすると拡大および縮小を区分するための釦が必要
になるが、かかる釦を不要とするべく、前記位置判断部
８では、座標記憶部７で記憶されている（ｘ1 ，ｙ1 ),
（ｘ2 ，ｙ2 ),…（ｘn ，ｙn ）の座標データから、最
初の座標データ（ｘ1 ，ｙ1 ）に対してｘ1 −２≦ｘ1
≦ｘ1 ＋２，ｙ1 −２≦ｙ1 ≦ｙ1 ＋２なる領域Ｂに
（ｘ2 ，ｙ2 ),…,(ｘn −ｙn ）が入る数ｎを計数す
る。この領域Ｂはある程度広くとることが好ましい。こ
の領域Ｂに連続してタッチスイッチ３が押加されるとき
を例えば拡大とし、拡大率を２n とする。次に上記領域
Ｂから（ｘ2 ，ｙ2 ),…,(ｘn ｙn ）がはずれるように
連続してタッチスイッチ３が押加されているときを例え
ば縮小とし、縮小率を２-nとする。
拡大又は縮小することとしたので、拡大しその後縮小し
ようとすると拡大および縮小を区分するための釦が必要
になるが、かかる釦を不要とするべく、前記位置判断部
８では、座標記憶部７で記憶されている（ｘ1 ，ｙ1 ),
（ｘ2 ，ｙ2 ),…（ｘn ，ｙn ）の座標データから、最
初の座標データ（ｘ1 ，ｙ1 ）に対してｘ1 −２≦ｘ1
≦ｘ1 ＋２，ｙ1 −２≦ｙ1 ≦ｙ1 ＋２なる領域Ｂに
（ｘ2 ，ｙ2 ),…,(ｘn −ｙn ）が入る数ｎを計数す
る。この領域Ｂはある程度広くとることが好ましい。こ
の領域Ｂに連続してタッチスイッチ３が押加されるとき
を例えば拡大とし、拡大率を２n とする。次に上記領域
Ｂから（ｘ2 ，ｙ2 ),…,(ｘn ｙn ）がはずれるように
連続してタッチスイッチ３が押加されているときを例え
ば縮小とし、縮小率を２-nとする。
【００１９】地表示制御部５では位置判断部８によって
タッチスイッチ３の押加位置等から判断された拡大率、
縮小率の情報を得て、地図再描画を行う。また、ロケー
ション処理部11によって得られた現在の車両位置をこの
地図に重ねて表示する。
タッチスイッチ３の押加位置等から判断された拡大率、
縮小率の情報を得て、地図再描画を行う。また、ロケー
ション処理部11によって得られた現在の車両位置をこの
地図に重ねて表示する。
【００２０】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、最
初のタッチスイッチの押加で拡大又は縮小すべき地図上
の点を特定し、その後所定時間内に押加されるタッチス
イッチの位置で拡大または縮小を判断し、またタッチス
イッチの押加回数に応じて拡大率、縮小率を得るように
したので、所望縮尺へ１回の地図再描画で達成できると
ともに空間の有効利用を図れる。
初のタッチスイッチの押加で拡大又は縮小すべき地図上
の点を特定し、その後所定時間内に押加されるタッチス
イッチの位置で拡大または縮小を判断し、またタッチス
イッチの押加回数に応じて拡大率、縮小率を得るように
したので、所望縮尺へ１回の地図再描画で達成できると
ともに空間の有効利用を図れる。
【図１】本発明の実施例に係るナビゲーション地図表示
拡大縮小切換え装置を示す図である。
拡大縮小切換え装置を示す図である。
【図２】本発明の実施例に係る動作に説明するフローチ
ャートである。
ャートである。
【図３】タッチスイッチのＯＮ動作を説明する図であ
る。
る。
【図４】タイマの動作を説明するフローチャートであ
る。
る。
【図５】従来のナビゲーション装置の地図の拡大、縮小
の例を説明するフローチャートである。
の例を説明するフローチャートである。
【図６】表示画面に描画された地図の拡大を示す図であ
る。
る。
１…地図データベース部 ２…表示画面 ３…タッチスイッチ ４…表示器 ５…地図表示制御部 ６…タイマ ７…座標記憶部 ８…位置判断部 ９…押加計数部
Claims (1)
- 【請求項１】 地図データを記憶する地図データベース
部（１）と、該地図データを表示する表示画面（２）お
よび該表示画面（２）の拡大、縮小位置を指定するタッ
チスイッチ（３）を具備する表示器（４）と、指定され
た前記地図データを拡大、縮小して表示器（４）に表示
する制御を行う地図表示制御部（５）を有するナビゲー
ション地図表示拡大縮小切換え装置において、 前記タッチスイッチ（３）の押加によって起動して所定
時間を計測するタイマ（６）と、 前記タッチスイッチ（３）で指定された表示画面（２）
の座標を記憶する座標記憶部（７）と、 指定された前記座標位置が所定範囲内にあるかを判断す
る位置判断部（８）と、 前記タッチスイッチ（３）の押加回数を計数する押加計
数部（９）とを備え、 前記地図表示制御部（５）は前記所定時間内にタッチス
イッチ（３）が押加された回数から表示画面の拡大率、
縮小率を求め、押加された前記座標の位置から拡大また
は縮尺を判断することを特徴とするナビゲーション地図
表示拡大縮小切換え装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3143221A JP2603008B2 (ja) | 1991-06-14 | 1991-06-14 | ナビゲーション地図表示拡大縮小切換え装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3143221A JP2603008B2 (ja) | 1991-06-14 | 1991-06-14 | ナビゲーション地図表示拡大縮小切換え装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05216398A true JPH05216398A (ja) | 1993-08-27 |
| JP2603008B2 JP2603008B2 (ja) | 1997-04-23 |
Family
ID=15333712
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3143221A Expired - Lifetime JP2603008B2 (ja) | 1991-06-14 | 1991-06-14 | ナビゲーション地図表示拡大縮小切換え装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2603008B2 (ja) |
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0533175U (ja) * | 1991-06-21 | 1993-04-30 | 住友電気工業株式会社 | 地図表示装置 |
| JP2005339224A (ja) * | 2004-05-27 | 2005-12-08 | Nippon Signal Co Ltd:The | 監視装置 |
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