JP2012027686A - 情報表示装置、情報表示システム、情報表示方法及びプログラム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】端末装置110は、表示部112と、表示部112の表示面に設けられた検知領域に、物体が接触した位置を検出する入力部113と、入力部113が検出した位置に基づいて、検知領域に描かれた軌跡を認識し、認識した軌跡に含まれる点のうち、予め定められた複数の基準点の各々に最も近い点を近傍点として特定し、この近傍点の総数が予め定められた数であるか否かを判定する軌跡入力判定部119と、近傍点の総数が予め定められた数であると判定された場合に、軌跡により定まる特定の領域の画像に、予め定められた画像処理を行う表示処理部120とを備える。
【選択図】図1
Description
このように、タッチパネルに入力された際の形状が、システムにおいて異なる形状として認識されてしまうと、従来の技術においては、略円が入力されたことを判定することができず、ユーザが入力した操作とは異なる操作が入力されたものとの誤判定が多くなるという問題点があった。
画像を表示する表示部と、
前記表示部の表示面に設けられた検知領域に、物体が接触した位置を検出する入力部と、
前記入力部が検出した位置に基づいて、前記検知領域に描かれた軌跡を認識し、当該軌跡に含まれる点のうち、予め定められた複数の基準点の各々に最も近い点を近傍点として特定し、当該近傍点の総数が予め定められた数であるか否かを判定する軌跡入力判定部と、
前記近傍点の総数が予め定められた数であると判定された場合に、前記軌跡により定まる特定の領域の画像に、予め定められた画像処理を行い、当該画像処理後の画像を前記表示部に表示させる表示処理部と、を備えること
を特徴とする。
本発明は、車両内、駅構内、又はミュージアム等にいる不特定多数の人々に対して各種案内情報を通知する画像を表示する情報表示システム、及びカーナビゲーションシステム等、様々なシステムに対して利用可能であるが、ここでは、その中から車両内の情報表示システムに利用した場合の例について示す。
図1は、実施の形態1に係る情報表示システム100の構成を概略的に示すブロック図である。
図1に示すように、情報表示システム100は、情報表示装置としての端末装置110と、中央装置130と、送受信装置140とを備える。端末装置110は、車両毎に搭載され、中央装置130は、特定の車両、例えば先頭車両に搭載される。ここで、車両毎に搭載される各々の端末装置110と、中央装置130とは、LAN(Local Area Network)を介して、相互に情報を送受信することができるようにされている。また、中央装置130と、送受信装置140とも、LANを介して、相互に情報を送受信することができる。なお、端末装置110と中央装置130とが接続されているLANと、中央装置130と送受信装置140とが接続されているLANとは、同じLANであってもよいし、異なるLANであってもよい。
表示部112は、液晶パネル等のディスプレイで、車両の運行状況及びCM等の映像コンテンツを含む様々な画像を表示する。
入力部113は、表示部112の表示面の全領域又は一部の領域を覆い、乗客の指又はタッチペン等の物体が接触した位置を検知する。そして、入力部113は、検知した位置を示す位置情報を生成して、制御部117に与える。
なお、表示入力部111は、例えば、タッチパネルに代表される入出力インタフェース装置で構成される。
また、以下では、指又はタッチペンのような器具で、入力部113に予め定められた時間以上触れることによる入力を、ジェスチャー入力という。そして、本実施の形態では、入力部113に略円の形状を描くジェスチャー入力が、特定の領域(例えば、拡大領域)を選択する操作を示すものとする。
不揮発性記憶部115は、HDD(Hard Disk Drive)やROM(Read Only Memory)等の不揮発性メモリにより構成され、ソフトウェアプログラム、及び表示部112に表示する各種画像(静止画像、動画像を含む)の画像情報を記憶する。例えば、画像情報は、動画像形式で表示されるCM等のコンテンツ情報と、静止画像形式で表示される他の沿線の運行情報及び事故情報等の案内情報とを含む。
揮発性記憶部116は、DRAM(Dynamic Random Access Memory)等の揮発性メモリにより構成され、不揮発性記憶部115から読み出された画像情報等を一時的に記憶する。
入力受付部118は、入力部113を介した操作の入力を受け付ける。例えば、入力受付部118は、入力部113を介した操作が、ユーザが入力部113に短い時間触れることで操作の入力を行うタッチ入力操作である場合に、当該タッチ入力操作で示される処理を制御する。
軌跡入力判定部119は、入力部113を介して入力されたジェスチャー入力が、拡大領域を選択する操作を示すものであるか否かの判定を行う。
表示処理部120は、表示部112に与えられる画像に対して画像処理を行う。例えば、表示処理部120は、ジェスチャー入力が拡大領域を選択する操作を示すものと判定されたときに、このジェスチャー入力から拡大領域を特定する処理と、拡大領域内の画像(部分画像)を拡大して、表示部112に表示させる処理とを行う。
図2から6は、軌跡入力判定部119が、あるジェスチャー入力を拡大領域の選択操作であると判定する判定方法を説明するための概略図である。
まず、表示部112の表示面112aに表示された案内情報画面において、拡大して見たい領域がある場合には、乗客は、拡大したい領域を囲むように、図2で示すような略円CRを描くジェスチャー入力を行う。タッチパネルで構成される入力部113は、このような形状のジェスチャー入力があった場合、描かれた軌跡に含まれる点の表示面112aにおける位置を示す位置情報を連続して制御部117に出力する。制御部117では、軌跡入力判定部119が、入力部113から連続して得られる位置情報に基づいて、略円CR内の連続した点線で示されるような軌跡LOを示す軌跡情報を認識する。この際、タッチペンのような細い先端部で略円CRを描く場合と、指のような厚みのある先端部で略円CRを描く場合のどちらの場合でも、軌跡入力判定部119は、連続する一本の軌跡LOを示す軌跡情報を認識するものとする。
但し、軌跡入力判定部119は、入力部113から送られてくる位置情報で特定される軌跡が入力途中で同一の地点において重なる場合、言い換えると、入力部113から送られてくる位置情報で特定される軌跡が交わる場合には、それ以降のジェスチャー入力を無視して、重なる前までの軌跡を認識するようにしてもよい。これにより、軌跡入力判定部119が行う処理の処理時間の短縮化を図ることができる。
例えば、図2では、近傍点A1、B1、C1、D1が、軌跡LO上に示されており、基準点Aに対する近傍点がA1というように、基準点AからDまでの各アルファベットに対応する近傍点が、A1からD1として示されている。なお、図2では、入力部113の検知領域DRが、表示部112の表示面112aの全面に構成されているため、言い換えると、検知領域DRと表示面112aとのサイズが同じとなるように構成されているため、検知領域DRの頂点と、表示面112aの頂点との位置は一致することになり、各基準点A、B、C、Dは、表示面112aの頂点に配置されている。
ここで、後者の方法を使用する場合、例えば、軌跡入力判定部119は、ジェスチャー入力を判定された際の位置情報で示される位置を近傍点候補とする。そして、軌跡入力判定部119は、入力部113から出力される位置情報が変わる毎に、当該位置情報で示される位置から各基準点に対する距離を算出し、ある基準点に対する距離が、近傍点候補となっている位置とある基準点との間の距離よりも短い場合には、当該位置情報で示される位置をある基準点における新たな近傍点候補として、それまでの近傍点候補に代えて揮発性記憶部116に記憶する。以上の動作を全ての基準点A、B、C、Dに対して、ジェスチャー入力期間中に行うことで、ジェスチャー入力終了時には各基準点に対応して記憶しておいた各近傍点候補を、各近傍点A1、B1、C1、D1として特定することができる。以上の動作を行うことにより、揮発性記憶部116に全ての位置情報を蓄積する必要がなくなり、記憶容量を削減できるとともに演算時間も減らすことができる。
図4は、入力部113の検知領域DRの中央部よりも基準点Cに近い位置に、正円が入力された場合の近傍点の位置を示している。この場合の各近傍点間を結んだ形状は長方形状ではないものの、四角形状となり、近傍点数も4点となる。
言い換えると、入力部113の検知領域DRのどの位置においても、正円及び楕円を含む略円を入力した場合は、近傍点数は4点となる。ただし、入力される略円の形状によって、近傍点間を結んだ四角形状は様々な形になる。
但し、端末装置110のシステム全体が持つ性能が低く、乗客が入力部113の検知領域DRにおいて、高速に略円形状を描いた場合には、図7の点線で示される略円形状の軌跡LOではなく、例えば、図7の実線で示される多角形状の軌跡POが、軌跡入力判定部119において認識される。なお、この多角形状の軌跡POは、ジェスチャー入力の速度が速ければ速いほど、5角形状、4角形状、3角形状というように、頂点数が次第に少なくなっていく傾向を持つ。これは、制御部117を実現するCPUの動作速度が遅い場合、入力部113が検知するサンプリング速度が遅くなってしまい、ジェスチャー入力における全ての位置情報を出力することができず、結果として飛び飛びの位置情報の出力となってしまうことが要因であると考えられている。そこで、このような現象を避けるためにサンプリング速度を早くする方法が考えられるが、端末装置110のシステム性能が低い場合はそれができない。
これに対して、サンプリング速度が充分に速いシステムで、略円CRのジェスチャー入力に対して、軌跡入力判定部119が、略円CR内の連続した点線で示されるような軌跡LOを示す軌跡情報を認識した場合には、近傍点の位置は、A2、B2、C2、D2となる。
このように、サンプリング速度が遅いシステムにおける近傍点の位置A1〜D1と、サンプリング速度が速いシステムにおける近傍点の位置A2〜D2とを比較すると、それぞれの近傍点の位置は変化するものの、近傍点の総数は、同じ4点となる。
次に、軌跡入力判定部119において、入力部113へ入力されたジェスチャー入力が拡大領域の選択操作であると判定された場合に、表示処理部120が、拡大領域を確定し、表示部112に拡大表示を行わせる処理の一例について説明する。
また、赤枠等で拡大領域ERが表示された後、予め決められたある一定時間経過後に、この拡大領域ERの表示を自動的に消去するようにしてもよい。これにより、乗客がジェスチャー入力で特定する拡大領域ERを間違ったり、特定された拡大領域ERが意図された領域ではなかったりしても、乗客に新たなジェスチャー入力を行なうように促すことができるとともに、ジェスチャー入力後、拡大表示の意志が示されずに放置されている場合でも、表示部111に表示されている画像を、ジェスチャー入力が行われる前の状態に自動的に復帰させることができる。
また、表示部112において拡大された画像が表示される位置については、表示部112の表示画面の中央部領域に表示しても、表示画の全体に表示してもよい。但し、特定された拡大領域ERの縦横比と表示画の縦横比が異なる場合については、拡大領域ER内の案内情報(画像)が全て表示されることを必要条件として、拡大領域ERに対応する画像が表示されている部分以外の部分に、拡大領域ERに対応する画像以外の画像を表示してもよい。
なお、表示処理部120は、高画質化を図る高画質化処理として、明るさ調整、コントラスト調整、ガンマ補正、増色、又はノイズ除去等を行ってもよい。また、表示処理部120は、その他にも、画像処理として、二値化、グレイスケール化、色成分の抽出、色反転、鏡像反転、輪郭抽出、回転、ぼかし処理等を行ってもよい。
例えば、記憶部114は、CPUがメモリ又は外部記憶装置を利用することにより実現でき、制御部117は、外部記憶装置に記憶されている所定のプログラムをメモリにロードしてCPUで実行することで実現でき、表示入力部111は、CPUが入出力装置を利用することで実現でき、通信I/F部121は、CPUが通信装置を利用することで実現できる。
この所定のプログラムは、読取/書込装置を介して記憶媒体から、あるいは、通信装置を介してネットワークから、外部記憶装置にダウンロードされ、それから、メモリ上にロードされてCPUにより実行されるようにしてもよい。また、読取/書込装置を介して記憶媒体から、あるいは、通信装置を介してネットワークから、メモリ上に直接ロードされ、CPUにより実行されるようにしてもよい。
図9は、端末装置110が行う処理を示すフローチャートである。ステップS10〜S12は、入力受付部118での処理であり、ステップS13〜S17は、軌跡入力判定部119での処理であり、ステップS18は、表示処理部120での処理である。
そして、入力受付部118は、乗客が入力操作を行っている入力時間が、予め設定されたある特定の時間t1[msec]以上であるか否かを判断する(S11)。例えば、入力時間は、言い換えると、入力部113から位置情報が連続して送られてくる時間である。そして、入力受付部118は、入力時間が予め設定されたある特定の時間t1未満である場合(ステップS11でNo)には、ステップS12の処理に進み、入力時間が予め設定されたある特定の時間t1以上である場合(ステップS11でYes)には、ステップS13の処理に進む。
次に、表示処理部120は、拡大領域の選択操作が行われたと判定されると、拡大表示処理を行う(S18)。表示処理部120での拡大表示処理は、上述の通りであり、例えば、表示処理部120は、拡大表示領域ERを特定し、この拡大表示領域ERを赤枠等で囲んだ画像を表示部112に表示させ、ユーザからの指示(例えば、拡大表示領域ERへのタップ)があった場合に、この領域内の画像を拡大する処理を行う。なお、表示処理部120は、拡大表示領域ERを赤枠等で囲んだ画像を表示させないまま、画像拡大処理を行ってもよい。なお、表示処理部120は、拡大表示領域ER内の画像に対して、画像拡大処理以外の画像処理(例えば、高画質化処理)を行ってもよい。例えば高画質化処理後の画像は、同じ領域内で拡大せずにそのまま表示されてもよく、また、拡大して表示されてもよい。
ここでは、情報表示システム100が電車の車両に設置された場合の利用例について説明する。
情報表示システム100が設置された車両が、ある運行スケジュールに沿って運行されると、基準地点からの車両の位置(Km等)、又は停車中と走行中の経過時間に応じて、ある決められた案内タイミングで各種案内情報の静止画像が、表示部112において逐次切り替えられて出力される。ここでの各種案内情報は、停車駅名、行き先案内、号車番号、現在時刻、設備案内、路線案内(現在の車両位置案内等)、乗換案内、マナー案内(携帯電話のマナー、優先席のマナー等)、テロ警戒案内、開扉方向案内、女性専用車案内、乗換駅等を映像化した情報である。また、表示部112には、CM等の各種コンテンツ情報の動画像が表示される場合もある。ここで示した静止画像や動画像による表示形態はあくまでも一例であって、例えば、各種案内情報が動画像として表示されてもよく、また、逆にCM等の各種コンテンツ情報が静止画像として表示されてもよい。
静止画像として表示される各種案内情報は、不揮発性記憶部115に蓄積されており、表示処理部120が、ある決められた案内タイミングで、不揮発性記憶部115から案内情報を逐次読み出し、表示部112へ出力して表示させる。案内タイミングを示す案内タイミング情報は、先頭車両に設置された中央装置130により生成される。中央装置130は現在走行位置等の情報を元に案内タイミングを判断し、判断した案内タイミングを示す案内タイミング情報を端末装置110に送信する。端末装置110では、表示処理部120が、通信I/F部121を介して、案内タイミング情報を受信し、この案内タイミング情報で示される案内タイミングに従って、各種案内情報の静止画像を表示部112に表示させる。
これまで述べた各種案内情報は、ある決められた案内タイミングで、静止画像として、逐次切替えられて表示部112に表示される。そこで、表示部112に入力部113が備えられている場合には、乗客が入力部113に入力を行うことで、現在表示されている案内情報の画像をその表示状態で止めたり、既に表示された案内情報の画像へ戻る操作を行ったりすることができる。これらの入力は、入力部113に直接指で触れたり、タッチペンのような器具を使用して触れたりすることで、通常行われる。
図10は、実施の形態2に係る情報表示システム200の構成を概略的に示すブロック図である。図示するように、情報表示システム200は、端末装置210と、中央装置130と、送受信装置140とを備える。実施の形態2に係る情報表示システム200は、端末装置210において、実施の形態1に係る情報表示システム100と異なっている。
図10に示すように、端末装置210は、表示入力部111と、記憶部114と、制御部217と、通信I/F部121と、これらを接続する内部バス122とを備える。実施の形態2に係る端末装置210は、制御部217の軌跡入力判定部219が行う処理において、実施の形態1に係る端末装置110と異なっている。
そこで、実施の形態2に係る軌跡入力判定部219は、実施の形態1で示した近傍点の総数による判定処理に加えて、後述する辺倍率に基づく判定処理を行うことで、縦横の長さが著しく異なる略楕円形状を除いた略円形のジェスチャー入力のみを拡大領域の選択操作として判定できるようにする。
辺倍率=(A1B1+B1C1+C1D1)/(3×D1A1) ・・・(1)
(1)式において、「A1B1」は辺A1B1の長さ、「B1C1」は辺B1C1の長さ、「C1D1」は辺C1D1の長さ、「D1A1」は辺D1A1の長さである。
なお、参考までに、図3に示すような入力部113の入力面のアスペクト比が16:9の画面中央部領域に、正円のジェスチャー入力がされた場合の辺倍率は、(16+16+9)/(3×9)=1.52の値を持つが、これはあくまでも画面中央部領域への入力の場合であり、他の領域になると正円であっても異なる値となる。
辺倍率=(A1B1+B1D1)/(2×D1A1) ・・・(2)
(2)式において、「A1B1」は辺A1B1の長さ、「B1D1」は辺B1D1の長さ、「D1A1」は辺D1A1の長さである。
Claims (20)
- 画像を表示する表示部と、
前記表示部の表示面に設けられた検知領域に、物体が接触した位置を検出する入力部と、
前記入力部が検出した位置に基づいて、前記検知領域に描かれた軌跡を認識し、当該軌跡に含まれる点のうち、予め定められた複数の基準点の各々に最も近い点を近傍点として特定し、当該近傍点の総数が予め定められた数であるか否かを判定する軌跡入力判定部と、
前記近傍点の総数が予め定められた数であると判定された場合に、前記軌跡により定まる特定の領域の画像に、予め定められた画像処理を行い、当該画像処理後の画像を前記表示部に表示させる表示処理部と、を備えること
を特徴とする情報表示装置。 - 前記軌跡入力判定部は、前記近傍点の総数が予め定められた数であると判定した場合には、前記軌跡が予め定められた形状であると判断すること
を特徴とする請求項1に記載の情報表示装置。 - 前記予め定められた形状は、略円又は略四角形であること
を特徴とする請求項2に記載の情報表示装置。 - 前記軌跡入力判定部は、前記軌跡が交わる場合には、交わる前までの軌跡に基づいて、前記近傍点を特定すること
を特徴とする請求項1から3の何れか一項に記載の情報表示装置。 - 前記基準点は、前記検知領域の少なくとも一部を囲むように配置されていること
を特徴とする請求項1から4の何れか一項に記載の情報表示装置。 - 前記基準点は、前記検知領域の頂点に配置されていること
を特徴とする請求項5に記載の情報表示装置。 - 前記予め定められた数を変更することができるようにしたこと
を特徴とする請求項1から6の何れか一項に記載の情報表示装置。 - 前記表示処理部は、前記特定の領域を識別できる画像を前記表示部に表示させ、前記表示部が前記特定の領域を識別できる画像を表示している際に、前記入力部が前記特定の領域内において物体が接触した位置を検出すると、前記予め定められた画像処理を開始すること
を特徴とする請求項1から7の何れか一項に記載の情報表示装置。 - 前記表示処理部は、前記表示部が前記特定の領域を識別できる画像を表示している際に、前記入力部が前記特定の領域内において物体が接触した位置を予め定められた時間検出しなかった場合には、前記特定の領域を識別できる画像の表示を止めること
を特徴とする請求項8に記載の情報表示装置。 - 前記表示処理部は、前記近傍点の総数が予め定められた数であると判定された時点で、前記特定の領域を定めて、前記予め定められた画像処理を開始すること
を特徴とする請求項1から7の何れか一項に記載の情報表示装置。 - 前記予め定められた画像処理は、前記特定の領域の画像を拡大する処理であること
を特徴とする請求項1から10の何れか一項に記載の情報表示装置。 - 前記予め定められた画像処理は、前記特定の領域の画像を高画質化する処理であること
を特徴とする請求項1から10の何れか一項に記載の情報表示装置。 - 前記予め定められた画像処理は、前記特定の領域の画像を拡大する処理及び前記特定の領域の画像を高画質化する処理であること
を特徴とする請求項1から10の何れか一項に記載の情報表示装置。 - 前記表示処理部は、前記軌跡により定まる特定の領域の大きさが、予め定められた大きさよりも小さいときには、前記予め定められた画像処理を行わないこと
を特徴とする請求項1から13の何れか一項に記載の情報表示装置。 - 前記表示処理部は、
前記近傍点の総数が予め定められた数であると判定された場合に、前記近傍点を頂点とする多角形の短辺の長さと、当該短辺以外の辺の長さとの間の関係で定まる値が、予め定められた閾値以下か否かを判定し、
前記値が予め定められた閾値以下のときに、前記軌跡により定まる特定の領域の画像に、前記予め定められた画像処理を行い、当該画像処理後の画像を前記表示部に表示させること
を特徴とする請求項1から14の何れか一項に記載の情報表示装置。 - 前記値は、前記短辺以外の辺の長さ平均値を、前記短辺の長さで除算することにより算出されること
を特徴とする請求項15に記載の情報表示装置。 - 前記予め定められた閾値を変更することができるようにしたこと
を特徴とする請求項15又は16に記載の情報表示装置。 - 画像を表示する表示部と、
前記表示部の表示面に設けられた検知領域に、物体が接触した位置を検出する入力部と、
前記入力部が検出した位置に基づいて、前記検知領域に描かれた軌跡を認識し、当該軌跡に含まれる点のうち、予め定められた複数の基準点の各々に最も近い点を近傍点として特定し、当該近傍点の総数が予め定められた数であるか否かを判定する軌跡入力判定部と、
前記近傍点の総数が予め定められた数であると判定された場合に、前記軌跡により定まる特定の領域の画像に、予め定められた画像処理を行い、当該画像処理後の画像を前記表示部に表示させる表示処理部と、を備えること
を特徴とする情報表示システム。 - 表示部が画像を表示する過程と、
入力部が、前記表示部の表示面に設けられた検知領域に、物体が接触した位置を検出する過程と、
前記軌跡入力判定部が、前記入力部が検出した位置に基づいて、前記検知領域に描かれた軌跡を認識し、当該軌跡に含まれる点のうち、予め定められた複数の基準点の各々に最も近い点を近傍点として特定し、当該近傍点の総数が予め定められた数であるか否かを判定する過程と、
前記近傍点の総数が予め定められた数であると判定された場合に、表示処理部が、前記軌跡により定まる特定の領域の画像に、予め定められた画像処理を行い、当該画像処理後の画像を前記表示部に表示させる過程と、を備えること
を特徴とする情報表示方法。 - コンピュータを
画像を表示する表示手段、
前記表示部の表示面に設けられた検知領域に、物体が接触した位置を検出する入力手段、
前記入力手段が検出した位置に基づいて、前記検知領域に描かれた軌跡を認識し、当該軌跡に含まれる点のうち、予め定められた複数の基準点の各々に最も近い点を近傍点として特定し、当該近傍点の総数が予め定められた数であるか否かを判定する軌跡入力判定手段、
前記近傍点の総数が予め定められた数であると判定された場合に、前記軌跡により定まる特定の領域の画像に、予め定められた画像処理を行い、当該画像処理後の画像を前記表示部に表示させる表示処理手段、として機能させること
を特徴とするプログラム。
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