JP2014173862A - 描画更新制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】不要な地図描画の更新を行わないことにより、地図描画にかかる負荷を抑制することができる描画更新制御装置を提供する。
【解決手段】 自車位置を地図画面上に表示するナビゲーション処理を含む複数の処理を制御する制御手段10と、ナビゲーション処理における地図描画の更新要否を判定する描画判定手段20とを備えた描画更新制御装置1であって、描画判定手段20が、表示中の地図の縮尺に基づいて地図描画の更新要否を判定し、描画判定手段20により更新不要と判定された地図描画に要する制御手段10の負荷分を他の処理に用いる。
【選択図】図1

Description

本発明は、例えば、ナビゲーション処理を行う車載装置において、地図の描画更新の要否を判定し、描画更新が不要と判定された時間に他の処理をすることを可能とする描画更新制御装置に関する。
地図や正確な位置など必要な情報を、走行状態に応じて表示可能にすることを目的として、市街地・郊外判定手段の判定結果に応じて、位置算出手段および地図描画手段にCPUリソースを配分する制御手段を備えたナビゲーション装置がある(特許文献1)。また、車載ネットワークの転送帯域を有効利用することを目的として、画像データの種類と速度に応じて転送頻度を変化させた車載用画像転送装置がある(特許文献2)。
特許文献1には、位置算出手段と地図描画手段との間のCPUリソースの配分を制御する際、車の速度に応じて描画速度を変化させることが記載されている。また、特許文献2には、画像データを低速用と高速用の2種類に分類し、速度に応じて優先度を変化させることが記載されている。しかし、これら特許文献においては、画面に表示している地図の縮尺については何ら考慮されていない。
特開2001−99662号公報 特開2010−54293号公報
上述したとおり、従来、地図描画手段に対するCPUリソースの配分制御において、車の速度のみが考慮されており、地図の縮尺については考慮されていなかった。
そこで、本発明は、不要な更新を行わないで地図描画の更新頻度を下げることにより、地図描画にかかる負荷を抑制可能な描画更新制御装置を提供することを目的とする。
第1の発明は、自車位置を地図画面上に表示するナビゲーション処理を含む複数の処理を制御する制御手段と、ナビゲーション処理における地図描画の更新要否を判定する描画判定手段とを備えた描画更新制御装置であって、
前記描画判定手段が、表示中の地図の縮尺に基づいて地図描画の更新要否を判定し、
前記制御手段が、前記描画判定手段により更新不要と判定された地図描画の負荷分を他の処理に用いる描画更新制御装置である。
「地図の縮尺に基づき判定する」とは、判定要素の1つとして地図の縮尺を用いていれば足りる。「負荷分」とは、更新不要と判定された地図描画を更新したと仮定したときに制御手段にかかる負荷をいう。「負荷分を他の処理に用いる」とは、負荷分の全てを用いる場合のみではなく、一部を用いる場合もこれに含まれる。
第2の発明は、第1の発明において、前記描画判定手段が、表示中の地図の縮尺および自車の速度に基づいて地図描画の更新要否を判定する描画更新制御装置である。
第3の発明は、第2の発明において、ナビゲーション処理において表示される道路形状を判定する道路形状判定手段を備えており、
前記描画判定手段は、前記道路形状判定手段により道路形状が所定の形状であると判定された場合、表示中の地図の縮尺と自車の速度に基づくと地図描画の更新が必要なときであっても、地図描画の更新不要と判定する描画更新制御装置である。
第4の発明は、第3の発明において、前記道路形状判定手段が、ナビゲーション処理における誘導中の道路形状を判定する描画更新制御装置である。
第5の発明は、第1から第4のいずれかの発明において、前記描画判定手段により連続して描画更新不要と判定された不更新回数を記憶する不更新回数記憶手段を備え、前記不更新回数記憶手段に記憶された不更新回数が所定回数を超えた場合に、地図描画の更新必要と判定する描画更新制御装置である。
第6の発明は、自車位置を地図画面上に表示するナビゲーション処理を含む複数の処理を制御する制御手段を備えた描画更新制御装置の地図描画方法であって、
現在表示中の地図の縮尺を取得する取得ステップと、
前記取得ステップにより取得された縮尺に基づきナビゲーション処理における地図描画の更新要否を判定する判定ステップと、
前記判定ステップにおいて更新要と判定された場合に、地図描画の更新を行う更新ステップとを含む描画更新制御方法である。
第7の発明は、第6の発明である描画更新制御方法をコンピュータに実行させる描画更新制御装置の地図描画プログラムである。
本発明によれば、表示中の地図の縮尺に基づいて地図描画の更新要否を判定し、不要と判定された地図描画を更新しないことにより、制御手段の負担を抑制できる。また、地図描画の負荷分を他の処理に用いることにより、ナビゲーション処理における地図描画に悪影響を与えることなく、それ以外の処理を円滑に行うことが可能となる。
第1の実施形態である描画更新制御装置のブロック図 道路形状判定手段により所定の形状と判定される道路形状の例を示す模式図 道路形状判定手段による道路形状の判定について説明する(a)直線の例を示す模式図、(b)曲線の例を示す模式図 更新不要と判定された地図描画の負荷分を他の処理の制御に用いる制御を説明する模式図 第2の実施形態である描画更新制御方法のフローチャート
以下、本発明の実施形態について、図面を用いて説明する。
〔第1の実施形態〕
図1は、本実施形態の描画更新制御装置のブロック図である。描画更新制御装置1は、制御手段10、描画判定手段20、記憶手段30および表示手段40を備えている。
制御手段10は、ナビゲーションアプリ31を含む複数の処理を制御するものであり、例えば、CPU(中央演算処理装置)により構成される。
記憶手段30は、複数の処理を実現する各種のアプリケーションプログラムおよびリアルタイムOS(Operating System)35を記憶している。本実施形態では、アプリケーションプログラム(以下、適宜「アプリ」という。)として、ナビゲーションアプリ31以外に、情報入出力アプリ32およびラジオアプリ33を記憶している場合を例として説明する。
ナビゲーションアプリ31は自車位置の地図画面上に表示するナビゲーション処理を行うプログラムである。情報入出力アプリ32は、例えば携帯電話、多機能携帯電話(スマートホン)、タブレット型コンピュータおよびノート型コンピュータの一または複数と、無線または有線により接続して、外部機器の情報を出力するプログラムである。また、無線、有線の他、USBメモリやSDメモリカードなどの外部ストレージを介して、外部機器の情報を得て出力するものであってもよい。さらに、音声認識や、CDのリッピング(外部ストレージへの保存)、ラジオ受信・再生などのような、データの解析を行うものであってもよい。
ラジオアプリ33は、ラジオ放送を受信・再生するプログラムである。これらプログラムを実行した結果は、液晶表示装置などで構成される表示手段40や図示しないスピーカなどにより外部に表示、伝達される。
ナビゲーションアプリ31は、地図データベースを有しており、また、ナビゲーション処理のための、車速検出機能、縮尺検出機能および自車位置検出機能を備えている。ナビゲーションアプリ31は、制御手段10によって制御される。この制御においては、加速度計やGPS受信部などからの信号が用いられる。
描画判定手段20は、描画更新が不要である状況すなわち描画を間引いて描画更新頻度を下げ得る状況を検出する。地図描画の更新要否を、表示中の地図の縮尺および自車の速度に基づいて判定する。描画判定手段20により更新不要と判定された場合、制御手段10は不要と判定された地図描画の負荷分を他の情報入出力アプリ32やラジオアプリ33などの処理に用いる。なお、ここで、地図描画の負荷分とは、描画判定手段20により不要と判定された地図描画の更新処理により制御手段10にかかる負荷分をいう。すなわち、表示手段40による映像の処理に割り当てられるVRAM41に対して、制御手段10が更新画像を出力する処理の負荷をいう。
描画判定手段20は、しきい値判定手段21、道路形状判定手段22および不更新回数記憶手段23を備えている。しきい値判定手段21は、表示手段40に表示中の地図の縮尺および自車の現在の速度と所定のしきい値とを比較して、地図描画の更新要否を判定する。
自車の速度Vが小さい程、単位時間あたり移動距離が小さくなり、縮尺を分数(1/S)で表した場合の縮尺分母Sが大きい程、表示手段40には広い範囲の地図が表示される。このため、地図描画を更新する頻度を低くするには、自車の速度Vが小さく、縮尺分母Sが大きい程有利である。つまり、単位時間当たりの描画更新が必要となる回数(描画頻度)は、速度に比例し縮尺分母に反比例する。
そこで、描画更新要否の判断基準としてしきい値Rと、速度Vと縮尺分母Sとの間に、次の式(1)で示す関係が成立したときに、描画更新が必要であると判定する。これにより、速度Vと縮尺分母との多様な組み合わせを考慮することができるから、描画更新要否の判定をより精緻に行うことが可能となる。
R<V/S ・・・(1)
しきい値Rは、あらかじめ所定の値として設定しておく。所定の値としては、固定値や、制御手段10の負荷状態の関数などを用いることができる。制御手段10の負荷状態の関数としては、例えば、負荷の所定範囲ごとにそれぞれ異なる固定値となる関係が挙げられる。しきい値Rの所定の値として、固定値3×10−4(km/時)を用いた場合の例を、下記の表1に示す。
表1に示すように、縮尺分母Sが一定の場合、速度Vが大きくなるに従ってV/Sの値も大きくなる。縮尺分母Sが100,000である場合、30(km/時)を超えるとき、式(1)R<V/Sの関係を満たす。また、速度Vが一定である場合、縮尺分母Sが大きくなるに従って、V/Sの値が小さくなる。速度Vが60(km/時)である場合、縮尺分母Sが200,000未満となるとき、式(1)の関係を満たす。これらのように、式(1)の関係を満たすとき、描画判定手段20は、地図描画の更新が必要と判定する。対して、式(1)の関係を満たさないとき、描画判定手段20は、地図描画の更新が不要と判定する。
不更新回数記憶手段23は、連続した不更新回数を記憶する手段である。長時間、低速度での移動が連続するケースを想定すると、上記式(1)が成立しないときにも、一定の間隔で描画を更新する必要がある。このため、不更新回数記憶手段23に記憶された不更新回数が所定回数を超えたとき、描画判定手段20が地図描画の更新が必要であると判定する。これにより、適切な間隔で地図描画を更新することができる。なお、上記所定回数は、ユーザが任意に設定できる。たとえば、所定回数を1回とすれば2分の1(2回に1回)の頻度で、2回とすれば3分の1(3回に1回)の頻度で描画更新することができる。なお、ここでは、描画判定手段20による判断を行わずに、一定の間隔で描画を更新する場合を基準として更新頻度を示している。
道路形状判定手段22は、ナビゲーション処理における道路形状を判定するものである。描画判定手段20は、道路形状判定手段22により道路形状が所定の形状であると判定された場合、しきい値判定手段21が表示中の地図の縮尺と自車の速度に基づくと描画の更新が必要なときでも、地図描画の更新不要と判定する。
図2は、道路形状判定手段により所定の形状と判定される道路形状の例を示す模式図である。同図に示すような直線道路を走行中であれば、速度Vおよび縮尺分母Sとしきい値RとがR<V/Sの関係を満たさないときでも、地図描画を更新せずに描画更新頻度を下げることができる。なぜなら、同図に示すような直線道路であれば、描画を更新したところで、道路の形状は同じであり、描き出される道路の画像はほぼ同じになるからである。
制御手段10がナビゲーション処理において自車を誘導中であれば、次の方法に従って、容易に誘導中の道路形状を判定することができる。道路形状の判定においては、ナビゲーションアプリ31において用いられる地図データの形状情報を使用する。この形状情報は、地図を構成する最小単位の点ごとに存在し、隣接する点に向けた相対的な位置情報として管理されている。そこで、地図情報から隣接する地点を結ぶ直線の傾きを計算することにより、道路形状を判定することができる。
また、制御手段10がナビゲーション処理において自車を誘導中でなくとも、上記と同様にして道路形状を判定できる場合がある。例えば、一方通行の道路、高速道路、および交差点を含まない区間の道路などのように、対象となる自車の進行道路を特定できる場合は、誘導中と同様、道路形状を判定することが可能である。
図3は、道路形状判定手段による道路形状の判定について説明する模式図であり、(a)が直線の例を示し、(b)が曲線の例を示している。図3(a)に示すように、3つの地点のうち、隣接する2地点を結んだ直線の傾きが一致する場合(いずれも5/3)、3地点は直線上にある。そこで、誘導中の道路形状が直線であると判定する。これに対して、図3(b)に示すように、3つの地点のうち、隣接する2点を結んだ直線の傾きが一致しない場合(5/3と4/2)、3地点は曲線上にある。そこで、誘導中の道路形状が直線でないと判定する。
図3では、描画更新の要否判断基準となる所定形状を直線とした場合について説明した。しかし、描画を更新したところで描き出される道路の画像はほぼ同じになる場合、描画更新をする必要性が低い。このため、所定形状は直線に限られず、描画の更新が不要となる程度に曲率を持った線を所定形状としてもよい。
図4は更新不要と判定された地図描画の負荷分を他の処理に用いる制御を説明する模式図である。同図は、時間経過に伴う制御手段の制御の内容について、上に描画更新頻度が高い場合、下に描画更新頻度が低い場合をそれぞれ示している。このように、描画更新頻度を低くすることで、描画処理の占める割合を低くして、その間に従来後回しにされがちであった処理を割り込ませることが可能となる。すなわち、描画判定手段20の判定に基づいて、描画更新頻度を可変とし、更新頻度が低いときには、制御手段10によりナビゲーションアプリ31以外の、情報入出力アプリ32やラジオアプリ33のための処理をすることができる。すなわち、描画判定手段20の判定に基づいて描画更新をしない時間を創り出し、この時間における制御手段10の余力を他の手段に用いる。これにより、ナビゲーション処理における地図描画に悪影響を与えることなく、それ以外の処理を円滑に行うことが可能となる。
制御手段10の余力は、とりわけ、表示準備に長時間を要する処理の実行に充てることが効果的である。たとえば、情報入出力アプリ32の処理速度を決定するボトルネックとなる外部機器とのデータ授受に用いることがよい。この結果、より短時間で、表示手段40の表示を外部接続機器の画面に切替えることが可能となる。
〔第2の実施形態〕
〔描画更新制御方法〕
本実施形態の描画更新制御方法は、自車位置を地図画面上に表示するナビゲーション処理を含む複数の処理を制御する制御手段を備えた描画更新制御装置の地図描画方法である。
図5は、描画更新制御方法のフローチャートである。同図に示したフローの1周は、1フレームの描画に相当する。たとえば50〔フレーム/秒〕であれば、このフローは、1秒間で50回ループする。
描画更新制御方法を開始した後、まず、不更新回数記憶手段23(図1参照)の不更新回数を0に設定する(S10)。続いて、制御手段10が表示リセットの有無を確認するステップ(S20)に移る。表示リセットがある場合(S10のNO)、地図描画を更新する描画更新ステップ(S30)に移る。無い場合(S10のYES)、描画判定手段20が現在表示中の地図の縮尺を取得する取得ステップ(S40)に移る。
取得ステップにおいて取得した地図の縮尺は、これに続くナビゲーション処理における地図描画の更新要否を判定する判定ステップ(S50)において用いられる。このステップにおいて、描画判定手段20が、速度Vおよび縮尺分母Sとしきい値Rとの間に次の式(1)で示す関係が成立するか否かを判定する。
R<V/S ・・・(1)
式(1)の関係が成立すると判定された場合(S50のYES)、ナビゲーション処理における誘導中か否かを判断するステップ(S60)に移る。成立しないと判定された場合(S50のNO)、地図描画の更新が不要であると判断し、当該地図描画を間引く描画不更新ステップ(S51)に移り、不更新回数記憶手段23に記憶されている不更新回数に1を加える。
S51の後、処理後の不更新回数が所定回数を超えたか否かを判断する(S52)。所定回数を超えている場合(S52のYES)、地図描画を更新する描画更新ステップ(S30)に移り、不更新回数記憶手段23の不更新回数を0とする。超えていない場合(S52のNO)、描画終了確認ステップ(S90)に移る。
ナビゲーション処理における誘導中であると判断された場合(S60のYES)、道路形状判定手段22により誘導方向の道路形状を算出するステップ(S70)に移る。誘導中でないと判断された場合、誘導中でなくとも道路形状を算出可能か否かを判定するステップ(S61)に移る。一方通行を通行中などの特段の事情により算出可能である場合(S61のYES)、道路形状を算出するステップ(S70)に移る。特段の事情がなく算出可能でない場合(S61のNO)、地図描画を更新する描画更新ステップ(S30)に移る。
S70において算出された道路形状は、これに続く、道路形状判定手段22による道路形状判定ステップ(S80)において用いられる。このステップで経路の道路形状が所定の形状であると判断した場合(S80のYES)、地図描画の更新が不要であると判断し、当該地図描画を間引く描画不更新ステップ(S81)に移り、不更新回数記憶手段23の不更新回数に1を加える。所定の形状ではないと判断した場合(S80のNO)、地図描画を更新する描画更新ステップ(S30)に移る。
描画不更新ステップ(S81)の後、描画判定手段20が、処理後の更新回数が所定回数を超えたか否かを判断する(S82)。所定回数を超えている場合(S82のYES)、地図描画を更新する描画更新ステップ(S30)に移り、不更新回数記憶手段23の不更新回数を0とする。超えていない場合(S82のNO)、描画終了確認ステップ(S90)に移る。
描画終了確認ステップ(S90)では、描画が終了したか否かを判断する。描画が終了してない場合、表示リセットの有無を確認するステップ(S20)に移る。描画が終了した場合、描画更新制御を終了する。
上述したように、本実施形態の描画更新制御方法は、表示リセットなされるとき(S20のNO)、式(1)の関係が成立しかつ誘導中でなく道路形状が算出できないとき(S61のNO)、式(1)の関係が成立しかつ誘導中の道路形状が所定形状でないとき(S80のNO)または不更新回数が所定回数を超えているとき(S52のYES、S82のYES)に地図描画を更新し、これ以外のときには地図描画を更新しない。これにより、従来なされていた描画更新のうち、描画への影響が少ないか無視できる相対的に重要性が低い描画更新を間引いて、他の処理に用いることができる。
以上のように、本実施形態の描画更新制御方法は、現在表示中の地図の縮尺を取得する取得ステップS40と、取得ステップS40により取得された縮尺に基づきナビゲーション処理における地図描画の更新要否を判定する判定ステップS50と、判定ステップS50において更新要と判定された場合に、地図描画の更新を行うステップS30とを含んでいる。このように、ナビゲーション処理における地図描画の更新要否を、縮尺に基づいて判定することにより、地図描画を更新するための制御手段の負担を抑制することができる。
上述した描画更新制御方法は、ナビゲーション装置の描画更新を制御するコンピュータに、各ステップを実行させるためのプログラムとしても実施できる。また、スマートフォンやタブレット型の情報端末をナビゲーション装置として機能させる場合の描画更新制御プログラムとして実施することもできる。
本発明は、不要な地図描画の更新を行わないことにより、更新頻度を変化させて地図描画にかかる負荷を抑制することができるから、ナビゲーション処理を含む複数の処理を行う装置においてスムーズな表示切替を可能とする表示制御装置として有用である。
1 描画更新制御装置
10 制御手段
20 描画判定手段
21 しきい値判定手段
22 道路形状判定手段
23 不更新回数記憶手段

Claims (7)

  1. 自車位置を地図画面上に表示するナビゲーション処理を含む複数の処理を制御する制御手段と、ナビゲーション処理における地図描画の更新要否を判定する描画判定手段とを備えた描画更新制御装置であって、
    前記描画判定手段が、表示中の地図の縮尺に基づいて地図描画の更新要否を判定し、
    前記制御手段が、前記描画判定手段により更新不要と判定された地図描画の負荷分を他の処理に用いる描画更新制御装置。
  2. 前記描画判定手段が、表示中の地図の縮尺および自車の速度に基づいて地図描画の更新要否を判定する請求項1記載の描画更新制御装置。
  3. ナビゲーション処理において表示される道路形状を判定する道路形状判定手段を備えており、
    前記描画判定手段は、前記道路形状判定手段により道路形状が所定の形状であると判定された場合、表示中の地図の縮尺と自車の速度に基づくと描画の更新が必要なときであっても、地図描画の更新不要と判定する請求項2記載の描画更新制御装置。
  4. 前記道路形状判定手段が、ナビゲーション処理における誘導中の道路形状を判定する請求項3記載の描画更新制御装置。
  5. 前記描画判定手段は、前記描画判定手段により連続して更新不要と判定された不更新回数を記憶する不更新回数記憶手段を備え、前記不更新回数記憶手段に記憶された不更新回数が所定回数を超えた場合に、地図描画の更新必要と判定する請求項1から4のいずれかに記載の描画更新制御装置。
  6. 自車位置を地図画面上に表示するナビゲーション処理を含む複数の処理を制御する制御手段を備えた描画更新制御装置の地図描画方法であって、
    現在表示中の地図の縮尺を取得する取得ステップと、
    前記取得ステップにより取得された縮尺に基づきナビゲーション処理における地図描画の更新要否を判定する判定ステップと、
    前記判定ステップにおいて更新要と判定された場合に、地図描画の更新を行うステップとを含む描画更新制御方法。
  7. 請求項6に記載の描画更新制御方法をコンピュータに実行させる描画更新制御装置の地図描画プログラム。
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JP7359232B2 (ja) 2022-01-31 2023-10-11 カシオ計算機株式会社 情報処理方法、プログラム及び情報処理システム

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