JPH05215569A - 受信装置 - Google Patents
受信装置Info
- Publication number
- JPH05215569A JPH05215569A JP4019006A JP1900692A JPH05215569A JP H05215569 A JPH05215569 A JP H05215569A JP 4019006 A JP4019006 A JP 4019006A JP 1900692 A JP1900692 A JP 1900692A JP H05215569 A JPH05215569 A JP H05215569A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- voltage
- data
- signal
- span
- circuit
- Prior art date
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- Granted
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- Indication And Recording Devices For Special Purposes And Tariff Metering Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ゼロ点、或いはスパンの調整が操作性良く実
行することができるように改良した受信装置を提供する
にある。 【構成】 2本の伝送線を介して入力された電流信号を
用いて回路電源を作る定電圧回路と先の電流信号に対応
する電圧信号を発生させる入力抵抗とが直列に接続され
た直列回路と、先の電流信号に関連して調整電圧を作る
調整電圧発生回路と、制御信号によりこの調整電圧を切
り換える切換手段と、スパン或いはゼロ点に対応する先
の電流信号が入力されたときに先の制御信号を出力し先
の切換手段を切り換えて入力された先の調整電圧に対応
するアナログ信号を制御対象に出力しこの制御対象から
帰還されるデータと予め記憶された出荷のときのゼロ値
或いはスパン値との偏差を演算してこれらの補正演算を
実行する演算手段と、先の演算手段にゼロ/スパンの自
動補正を行う演算開始を指令する設定手段とを具備する
受信装置である。
行することができるように改良した受信装置を提供する
にある。 【構成】 2本の伝送線を介して入力された電流信号を
用いて回路電源を作る定電圧回路と先の電流信号に対応
する電圧信号を発生させる入力抵抗とが直列に接続され
た直列回路と、先の電流信号に関連して調整電圧を作る
調整電圧発生回路と、制御信号によりこの調整電圧を切
り換える切換手段と、スパン或いはゼロ点に対応する先
の電流信号が入力されたときに先の制御信号を出力し先
の切換手段を切り換えて入力された先の調整電圧に対応
するアナログ信号を制御対象に出力しこの制御対象から
帰還されるデータと予め記憶された出荷のときのゼロ値
或いはスパン値との偏差を演算してこれらの補正演算を
実行する演算手段と、先の演算手段にゼロ/スパンの自
動補正を行う演算開始を指令する設定手段とを具備する
受信装置である。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電流信号を受信してバ
ルブ、電動バルブ、或いは電気/空気変換器などの制御
対象をこの電流信号に対応するステム変位、或いは空気
圧信号などの物理量に変換するために使用する受信装置
に係り、特にゼロ点、或いはスパンの調整が操作性良く
実行することができるように改良した受信装置に関す
る。
ルブ、電動バルブ、或いは電気/空気変換器などの制御
対象をこの電流信号に対応するステム変位、或いは空気
圧信号などの物理量に変換するために使用する受信装置
に係り、特にゼロ点、或いはスパンの調整が操作性良く
実行することができるように改良した受信装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の受信装置のゼロ点調整と
スパン調整は、電流信号を既知の所定の値に設定した状
態で、いずれも各々の可変抵抗を調節して出荷時のゼロ
点或いはスパン値と異なるか否かチエックして、出荷時
と違っているときには手動で可変抵抗を調節して別々に
設定し直すことにより実行してきた。
スパン調整は、電流信号を既知の所定の値に設定した状
態で、いずれも各々の可変抵抗を調節して出荷時のゼロ
点或いはスパン値と異なるか否かチエックして、出荷時
と違っているときには手動で可変抵抗を調節して別々に
設定し直すことにより実行してきた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、以上の
ような従来の受信装置はゼロ/スパンの調整に際して電
流信号を可変する必要があり、しかもゼロ点とスパンに
ついて2度に亘る調整が必要で手間がかかる上に、ゼロ
点とスパンのそれぞれについて人為的に設定をする関係
から設定誤差が発生する余地が多い。
ような従来の受信装置はゼロ/スパンの調整に際して電
流信号を可変する必要があり、しかもゼロ点とスパンに
ついて2度に亘る調整が必要で手間がかかる上に、ゼロ
点とスパンのそれぞれについて人為的に設定をする関係
から設定誤差が発生する余地が多い。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、以上の課題を
解決するための構成として、2本の伝送線を介して入力
された電流信号を用いて回路電源を作る定電圧回路と先
の電流信号に対応する電圧信号を発生させる入力抵抗と
が直列に接続された直列回路と、先の電流信号に関連し
て調整電圧を作る調整電圧発生回路と、制御信号により
この調整電圧を切り換える切換手段と、先の電圧信号と
制御対象から帰還されるフイードバック信号とが入力さ
れこれ等の信号が一致するように演算して先の制御対象
に制御信号を出力すると共にスパン或いはゼロ点に対応
する先の電流信号が入力されたときに先の制御信号を出
力し先の切換手段を切り換えて入力された先の調整電圧
に対応するアナログ信号を先の制御対象に出力しこの制
御対象から帰還されるデータと予め記憶された出荷のと
きのゼロ値或いはスパン値との偏差を演算してこれらの
補正演算を実行する演算手段と、先の演算手段にゼロ/
スパンの自動補正を行う演算開始を指令する設定手段と
を具備するようにしたものである。
解決するための構成として、2本の伝送線を介して入力
された電流信号を用いて回路電源を作る定電圧回路と先
の電流信号に対応する電圧信号を発生させる入力抵抗と
が直列に接続された直列回路と、先の電流信号に関連し
て調整電圧を作る調整電圧発生回路と、制御信号により
この調整電圧を切り換える切換手段と、先の電圧信号と
制御対象から帰還されるフイードバック信号とが入力さ
れこれ等の信号が一致するように演算して先の制御対象
に制御信号を出力すると共にスパン或いはゼロ点に対応
する先の電流信号が入力されたときに先の制御信号を出
力し先の切換手段を切り換えて入力された先の調整電圧
に対応するアナログ信号を先の制御対象に出力しこの制
御対象から帰還されるデータと予め記憶された出荷のと
きのゼロ値或いはスパン値との偏差を演算してこれらの
補正演算を実行する演算手段と、先の演算手段にゼロ/
スパンの自動補正を行う演算開始を指令する設定手段と
を具備するようにしたものである。
【0005】
【作 用】定電圧回路は2本の伝送線を介して入力され
た電流信号を用いて回路電源を作り、入力抵抗は先の電
流信号に対応する電圧信号を発生させる。一方、調整電
圧発生回路は先の電流信号に関連して調整電圧を作る。
そして、切換手段は制御信号によりこの調整電圧を切り
換える。
た電流信号を用いて回路電源を作り、入力抵抗は先の電
流信号に対応する電圧信号を発生させる。一方、調整電
圧発生回路は先の電流信号に関連して調整電圧を作る。
そして、切換手段は制御信号によりこの調整電圧を切り
換える。
【0006】演算手段には、先の電圧信号と制御対象か
ら帰還されるフイードバック信号とが入力されこれ等の
信号が一致するように演算して先の制御対象に制御信号
を出力すると共にスパン或いはゼロ点に対応する先の電
流信号が入力されたときに先の制御信号を出力し先の切
換手段を切り換えて入力された先の調整電圧に対応する
アナログ信号を先の制御対象に出力しこの制御対象から
帰還されるデータと予め記憶された出荷のときのゼロ値
或いはスパン値との偏差を演算してこれらの補正演算を
実行する。
ら帰還されるフイードバック信号とが入力されこれ等の
信号が一致するように演算して先の制御対象に制御信号
を出力すると共にスパン或いはゼロ点に対応する先の電
流信号が入力されたときに先の制御信号を出力し先の切
換手段を切り換えて入力された先の調整電圧に対応する
アナログ信号を先の制御対象に出力しこの制御対象から
帰還されるデータと予め記憶された出荷のときのゼロ値
或いはスパン値との偏差を演算してこれらの補正演算を
実行する。
【0007】これらの補正演算は、設定手段により先の
演算手段にゼロ/スパンの自動補正を行う演算開始を指
令することによって開始される。
演算手段にゼロ/スパンの自動補正を行う演算開始を指
令することによって開始される。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例について図を用いて説
明する。図1は本発明の1実施例の構成を示すブロック
図、図2はこの実施例を制御対象としてバルブを選定し
ポジショナとして使用したときの構成を示す構成図であ
る。
明する。図1は本発明の1実施例の構成を示すブロック
図、図2はこの実施例を制御対象としてバルブを選定し
ポジショナとして使用したときの構成を示す構成図であ
る。
【0009】2線式伝送路Lは伝送線L1、L2から構成
され、入力端子T1、T2に接続されている。この入力端
子T1、T2には、さらに定電圧回路CVRと入力抵抗R
iとが直列に接続され、定電圧回路CVRと入力抵抗Ri
との接続点は回路の共通電位点COMとされている。
され、入力端子T1、T2に接続されている。この入力端
子T1、T2には、さらに定電圧回路CVRと入力抵抗R
iとが直列に接続され、定電圧回路CVRと入力抵抗Ri
との接続点は回路の共通電位点COMとされている。
【0010】定電圧回路CVRは抵抗R1、R2、R3、
R4、R5、ツエナダイオードDZ1、ダイオードD1、演
算増幅器A1、トランジスタQ1などで構成されている。
入力端子T1と共通電位点COMとの間には、抵抗R1と
ツエナダイオードDZ 1との直列回路、抵抗R2とR3の
直列回路、演算増幅器A1の電源端、ダイオードD1と抵
抗R4とトランジスタQ1のコレクタとエミッタ、抵抗R
5が直列に接続された直列回路が接続されている。
R4、R5、ツエナダイオードDZ1、ダイオードD1、演
算増幅器A1、トランジスタQ1などで構成されている。
入力端子T1と共通電位点COMとの間には、抵抗R1と
ツエナダイオードDZ 1との直列回路、抵抗R2とR3の
直列回路、演算増幅器A1の電源端、ダイオードD1と抵
抗R4とトランジスタQ1のコレクタとエミッタ、抵抗R
5が直列に接続された直列回路が接続されている。
【0011】また、抵抗R1とツエナダイオードDZ1と
接続点にはツエナー電圧VZ1が、抵抗R2とR3の接続点
には入力端子T1と共通電位点COMとの間に発生する
回路電圧VBを分圧した分圧電圧V1が発生し、これ等の
電圧は演算増幅器A1の反転入力端(−)と非反転入力
端(+)に印加される。そして、その出力端の電圧でト
ランジスタQ1のベース電流を制御する。
接続点にはツエナー電圧VZ1が、抵抗R2とR3の接続点
には入力端子T1と共通電位点COMとの間に発生する
回路電圧VBを分圧した分圧電圧V1が発生し、これ等の
電圧は演算増幅器A1の反転入力端(−)と非反転入力
端(+)に印加される。そして、その出力端の電圧でト
ランジスタQ1のベース電流を制御する。
【0012】ここで、電流信号ILが入力端子T1とT2
に流入すると、その一部は抵抗R1とツエナダイオード
DZ1との直列回路に流れ、ツエナダイオードDZ1の両
端にツエナー電圧VZ1を発生させる。
に流入すると、その一部は抵抗R1とツエナダイオード
DZ1との直列回路に流れ、ツエナダイオードDZ1の両
端にツエナー電圧VZ1を発生させる。
【0013】この場合の電流信号ILは、例えば4〜2
0mAの統一された電流信号として調節計等から伝送さ
れる。そして、この電流信号ILは4mAが0%、20
mAが100%となるレンジとして伝送される。
0mAの統一された電流信号として調節計等から伝送さ
れる。そして、この電流信号ILは4mAが0%、20
mAが100%となるレンジとして伝送される。
【0014】演算増幅器A1は分圧電圧V1がツエナー電
圧VZ1に一致するようにトランジスタQ1のコレクタと
エミッタの間に流れる電流I1を制御して抵抗R2とR3
の直列回路の両端の回路電圧VBが一定になるように制
御している。
圧VZ1に一致するようにトランジスタQ1のコレクタと
エミッタの間に流れる電流I1を制御して抵抗R2とR3
の直列回路の両端の回路電圧VBが一定になるように制
御している。
【0015】演算増幅器A2、抵抗R6〜R8でレベルシ
フト回路LSCを構成し、入力抵抗Riに電流信号ILに
よって発生した信号電圧Viは、非反転入力端(+)が
抵抗R6を介して共通電位点COMに接続され反転入力
端(−)が出力端と抵抗R7を介して接続された演算増
幅器A2の反転入力端(−)に抵抗R8を介して入力され
る。
フト回路LSCを構成し、入力抵抗Riに電流信号ILに
よって発生した信号電圧Viは、非反転入力端(+)が
抵抗R6を介して共通電位点COMに接続され反転入力
端(−)が出力端と抵抗R7を介して接続された演算増
幅器A2の反転入力端(−)に抵抗R8を介して入力され
る。
【0016】回路電圧VBで付勢された演算増幅器A2の
出力端に発生した電圧は制御電圧CSで開閉が制御され
るスイッチSW1の接点aとcを介してアナログ/デジ
タル変換器ADC1に出力されここでデジタル信号に変
換されてマイクロプロセッサμPの制御のもとに不揮発
性メモリE2PROMに格納される。
出力端に発生した電圧は制御電圧CSで開閉が制御され
るスイッチSW1の接点aとcを介してアナログ/デジ
タル変換器ADC1に出力されここでデジタル信号に変
換されてマイクロプロセッサμPの制御のもとに不揮発
性メモリE2PROMに格納される。
【0017】マイクロプロセッサμPは不揮発性メモリ
E2PROMに格納された演算手順とデータを用いて所
定の演算を実行してデジタル/アナログ変換器DAC1
を介して図2に示す電空変換器E/Pにアナログ信号A
Sとして出力する。
E2PROMに格納された演算手順とデータを用いて所
定の演算を実行してデジタル/アナログ変換器DAC1
を介して図2に示す電空変換器E/Pにアナログ信号A
Sとして出力する。
【0018】この電空変換器E/Pは格別電源の供給を
受けずに給気圧PSの供給を受けながらアナログ信号A
Sで駆動されて対応する空気圧信号PSを出力する。駆
動装置DRはこの空気圧信号PSに対応してバルブVを
駆動しそのバルブ開度に対応するシャフトの変位DSを
図1に示す受信装置RECのアナログ/デジタル変換器
ADC2に出力する。
受けずに給気圧PSの供給を受けながらアナログ信号A
Sで駆動されて対応する空気圧信号PSを出力する。駆
動装置DRはこの空気圧信号PSに対応してバルブVを
駆動しそのバルブ開度に対応するシャフトの変位DSを
図1に示す受信装置RECのアナログ/デジタル変換器
ADC2に出力する。
【0019】そして、マイクロプロセッサμPは信号電
圧Viに一致するようにアナログ信号ASを操作して変
位DSを制御する。以上のようにして、受信装置REC
は、通常は、電流信号ILに対応するアナログ信号A
S、ひいてはバルブ開度になるようにして制御対象であ
るバルブVに送出している。
圧Viに一致するようにアナログ信号ASを操作して変
位DSを制御する。以上のようにして、受信装置REC
は、通常は、電流信号ILに対応するアナログ信号A
S、ひいてはバルブ開度になるようにして制御対象であ
るバルブVに送出している。
【0020】しかしながら、この受信装置RECを用い
るシステムは稼働中にゼロ点或いはスパンが変動を起こ
すことがあり、このような場合には、ゼロ点(0%)或
いはスパン(100%)をチェックする必要がある。
るシステムは稼働中にゼロ点或いはスパンが変動を起こ
すことがあり、このような場合には、ゼロ点(0%)或
いはスパン(100%)をチェックする必要がある。
【0021】このため、次に説明するスパン/ゼロのチ
エック機能が付加される。RV1は調整電圧発生回路で
あり、抵抗R9、R10、R11、演算増幅器A3、スイッチ
SW 2などで構成されている.
エック機能が付加される。RV1は調整電圧発生回路で
あり、抵抗R9、R10、R11、演算増幅器A3、スイッチ
SW 2などで構成されている.
【0022】抵抗R9、R10、R11は互に直列に接続さ
れて共通電位点COMと入力端子T1との間に接続され
ている。抵抗R9とR10との接続点はスイッチSW2の接
点a’に、抵抗R10とR11との接続点はスイッチSW2
の接点b’にそれぞれ接続され、スイッチSW2の共通
接点c’はボルテージフオロワとして構成された演算増
幅器A3の非反転入力端(+)に接続されている。そし
て、その出力端はスイッチSWの接点bに接続されてい
る。
れて共通電位点COMと入力端子T1との間に接続され
ている。抵抗R9とR10との接続点はスイッチSW2の接
点a’に、抵抗R10とR11との接続点はスイッチSW2
の接点b’にそれぞれ接続され、スイッチSW2の共通
接点c’はボルテージフオロワとして構成された演算増
幅器A3の非反転入力端(+)に接続されている。そし
て、その出力端はスイッチSWの接点bに接続されてい
る。
【0023】これらの抵抗R9、R10、R11の値は回路
電圧VBを分圧したときに接点a’には100%入力に
対応する調整電圧V100が、接点b’には0%に対応す
る調整電圧V0がそれぞれ発生するように選定されてい
る。
電圧VBを分圧したときに接点a’には100%入力に
対応する調整電圧V100が、接点b’には0%に対応す
る調整電圧V0がそれぞれ発生するように選定されてい
る。
【0024】マイクロプロセッサμPには設定器SET
からゼロ/スパンの自動補正を行う演算開始を指令する
指令信号S0が入力され、更にこのマイクロプロセッサ
μPからはスイッチSW1、SW2の開閉を制御する制御
信号CSが指令信号S0と連動して出力される。
からゼロ/スパンの自動補正を行う演算開始を指令する
指令信号S0が入力され、更にこのマイクロプロセッサ
μPからはスイッチSW1、SW2の開閉を制御する制御
信号CSが指令信号S0と連動して出力される。
【0025】不揮発性メモリE2PROMには、受信装
置RECとバルブVなどが組み合わされてポジショナと
して出荷された時点の0%と100%に対応する出荷デ
ータH0、H100、および駆動装置DRから帰還された変
位DSに対応する変位データHXが格納される。
置RECとバルブVなどが組み合わされてポジショナと
して出荷された時点の0%と100%に対応する出荷デ
ータH0、H100、および駆動装置DRから帰還された変
位DSに対応する変位データHXが格納される。
【0026】さらに、出荷データH0、H100と変位デー
タHXとの偏差αが所定値の中にないときはこれを補正
することとなるが、この補正演算を実行するに必要な係
数、演算式などもこの不揮発性メモリE2PROMに格
納されている。
タHXとの偏差αが所定値の中にないときはこれを補正
することとなるが、この補正演算を実行するに必要な係
数、演算式などもこの不揮発性メモリE2PROMに格
納されている。
【0027】次に、以上のように構成された受信装置R
ECのスパン/ゼロの調整について図3に示すフロー図
を用いて説明する。スパン/ゼロの調整に先立って、ま
ず電流信号ILは受信装置RECが動作し得る任意の値
に設定しておく。
ECのスパン/ゼロの調整について図3に示すフロー図
を用いて説明する。スパン/ゼロの調整に先立って、ま
ず電流信号ILは受信装置RECが動作し得る任意の値
に設定しておく。
【0028】ステップ1においては、マイクロプロセッ
サμPに設定器SETからゼロ/スパンの自動補正を行
う演算開始を指令する指令信号S0を設定する。マイク
ロプロセッサμPはこの指令信号S0に基づいて制御信
号CSをスイッチSW1、SW 2に出力してスイッチSW
1をb接点に、スイッチSW2をb’接点にそれぞれ切り
換える。
サμPに設定器SETからゼロ/スパンの自動補正を行
う演算開始を指令する指令信号S0を設定する。マイク
ロプロセッサμPはこの指令信号S0に基づいて制御信
号CSをスイッチSW1、SW 2に出力してスイッチSW
1をb接点に、スイッチSW2をb’接点にそれぞれ切り
換える。
【0029】この状態では、調整電圧発生回路RV1は
0%に対応する調整電圧V0を出力し、この電圧はアナ
ログ/デジタル変換器ADC1でデジタル信号に変換さ
れてマイクロプロセッサμPの制御の下に不揮発性メモ
リE2PROMに読み込まれる。
0%に対応する調整電圧V0を出力し、この電圧はアナ
ログ/デジタル変換器ADC1でデジタル信号に変換さ
れてマイクロプロセッサμPの制御の下に不揮発性メモ
リE2PROMに読み込まれる。
【0030】そして、この0%に対応するデータはデジ
タル/アナログ変換器DAC1を介して図2に示す電空
変換器E/Pにアナログ信号ASとして出力される。
タル/アナログ変換器DAC1を介して図2に示す電空
変換器E/Pにアナログ信号ASとして出力される。
【0031】この結果、アナログ信号ASに対応するバ
ルブ開度が駆動装置DRから帰還されアナログ/デジタ
ル変換器ADC2を介して変位データHX(X=0)と
してマイクロプロセッサμPの制御のもとに不揮発性メ
モリE2PROMの所定エリアに格納される。
ルブ開度が駆動装置DRから帰還されアナログ/デジタ
ル変換器ADC2を介して変位データHX(X=0)と
してマイクロプロセッサμPの制御のもとに不揮発性メ
モリE2PROMの所定エリアに格納される。
【0032】ステップ2では、出荷データH0と変位デ
ータHX(X=0)とが比較され、これ等の偏差αが不
揮発性メモリE2PROMに格納されている演算手順に
基づいて算出される。
ータHX(X=0)とが比較され、これ等の偏差αが不
揮発性メモリE2PROMに格納されている演算手順に
基づいて算出される。
【0033】ステップ3はこの偏差αの絶対値が所定誤
差、例えば0.05%以内に入るか否かが判断される。
判断の結果、0.05%を越えているときは、次のステ
ップ4に移行する。偏差αが0.05%以内のときは、
そのままステップ5にスキップする。
差、例えば0.05%以内に入るか否かが判断される。
判断の結果、0.05%を越えているときは、次のステ
ップ4に移行する。偏差αが0.05%以内のときは、
そのままステップ5にスキップする。
【0034】このステップ4では、0%の出荷データH
0を+αして補正した補正データH0’として不揮発性メ
モリE2PROMの所定エリアに格納してステップ5に
移行する。
0を+αして補正した補正データH0’として不揮発性メ
モリE2PROMの所定エリアに格納してステップ5に
移行する。
【0035】ステップ5は100%データのチエックを
実行する。ここではマイクロプロセッサμPは制御信号
CSによりスイッチSW1、SW2の接点をそれぞれ接点
b、aに切り換える。この操作により100%に対応す
る調整電圧V100がアナログ/デジタル変換器ADC1
を介してマイクロプロセッサμPの制御の基に不揮発性
メモリE2PROMに取り込まれる。そして、この10
0%に対応するデータがデジタル/アナログ変換器DA
C1を介して図2に示す電空変換器E/Pにアナログ信
号ASとして出力される。
実行する。ここではマイクロプロセッサμPは制御信号
CSによりスイッチSW1、SW2の接点をそれぞれ接点
b、aに切り換える。この操作により100%に対応す
る調整電圧V100がアナログ/デジタル変換器ADC1
を介してマイクロプロセッサμPの制御の基に不揮発性
メモリE2PROMに取り込まれる。そして、この10
0%に対応するデータがデジタル/アナログ変換器DA
C1を介して図2に示す電空変換器E/Pにアナログ信
号ASとして出力される。
【0036】この結果、アナログ信号ASに対応するバ
ルブ開度が駆動装置DRから帰還されアナログ/デジタ
ル変換器ADC2を介して変位データHX(X=10
0)としてマイクロプロセッサμPの制御のもとに不揮
発性メモリE2PROMの所定エリアに格納される。
ルブ開度が駆動装置DRから帰還されアナログ/デジタ
ル変換器ADC2を介して変位データHX(X=10
0)としてマイクロプロセッサμPの制御のもとに不揮
発性メモリE2PROMの所定エリアに格納される。
【0037】次に、ステップ6に移行し、ここで出荷デ
ータH100と変位データHX(X=100)とが比較さ
れ、これ等の偏差βが例えば不揮発性メモリE2PRO
Mに格納されている演算手順に基づいて算出される。
ータH100と変位データHX(X=100)とが比較さ
れ、これ等の偏差βが例えば不揮発性メモリE2PRO
Mに格納されている演算手順に基づいて算出される。
【0038】ステップ7はこの偏差βの絶対値が所定誤
差、例えば0.05%以内に入るか否かが判断される。
判断の結果、0.05%を越えているときは、次のステ
ップ8に移行する。偏差βが0.05%以内のときは、
チエックを終了する。
差、例えば0.05%以内に入るか否かが判断される。
判断の結果、0.05%を越えているときは、次のステ
ップ8に移行する。偏差βが0.05%以内のときは、
チエックを終了する。
【0039】ステップ8では、スパンに関する出荷デー
タH100のスパン係数をβ分だけ補正した補正データH
100’として不揮発性メモリE2PROMの所定エリアに
格納して終了する。この後、スイッチSW1を接点a側
に切り換えて通常の測定に移る。
タH100のスパン係数をβ分だけ補正した補正データH
100’として不揮発性メモリE2PROMの所定エリアに
格納して終了する。この後、スイッチSW1を接点a側
に切り換えて通常の測定に移る。
【0040】以上のようにして、設定器SETによりゼ
ロ/スパンの自動補正を行う演算開始を行うことにより
出力される指令信号S0に基づいてステップ1からステ
ップ8に亘る演算が自動的に実行される。
ロ/スパンの自動補正を行う演算開始を行うことにより
出力される指令信号S0に基づいてステップ1からステ
ップ8に亘る演算が自動的に実行される。
【0041】図4は調整電圧発生回路RV2で作る調整
電圧を回路電圧VBからではなく、この回路電圧VB以外
の基準電圧であるツエナー電圧VZ1を用いて作り、調整
電圧は1つだけ、例えば0%、或いは100%に対応す
る電圧を発生させるようにしたものである。
電圧を回路電圧VBからではなく、この回路電圧VB以外
の基準電圧であるツエナー電圧VZ1を用いて作り、調整
電圧は1つだけ、例えば0%、或いは100%に対応す
る電圧を発生させるようにしたものである。
【0042】この調整電圧発生回路RV2は抵抗R12、
R13でツエナー電圧VZ1を分圧した分圧電圧を出力端と
反転入力端との間に抵抗R14が接続された演算増幅器A
4の非反転入力端を介してスイッチSW3の接点bに出力
する。この分圧電圧は、例えば0%相当値に設定してお
いてスイッチSW3を接点a側に切り換えて用いる。
R13でツエナー電圧VZ1を分圧した分圧電圧を出力端と
反転入力端との間に抵抗R14が接続された演算増幅器A
4の非反転入力端を介してスイッチSW3の接点bに出力
する。この分圧電圧は、例えば0%相当値に設定してお
いてスイッチSW3を接点a側に切り換えて用いる。
【0043】100%相当値は電流信号ILとして20
mAに設定してスイッチSW3を接点a側に切り換えて
実行する。これとは逆にこの分圧電圧を100%相当値
に設定し電流信号ILとして4mAに設定するようにし
てもよい。
mAに設定してスイッチSW3を接点a側に切り換えて
実行する。これとは逆にこの分圧電圧を100%相当値
に設定し電流信号ILとして4mAに設定するようにし
てもよい。
【0044】図5は電流信号に関連した信号とこれを分
圧した電圧で調整電圧発生回路RV3を構成するように
したものである。
圧した電圧で調整電圧発生回路RV3を構成するように
したものである。
【0045】調整電圧発生回路RV3は、抵抗R15〜R
20、演算増幅器A5、A6で構成され、抵抗R15〜R17と
演算増幅器A5とで所定倍の増幅器を構成し、演算増幅
器A5の出力電圧はスイッチSW4の接点bに出力すると
共にその出力電圧を抵抗R18、R19で分圧してこの分圧
電圧を演算増幅器A6を介してスイッチSW4の接点cに
出力する。
20、演算増幅器A5、A6で構成され、抵抗R15〜R17と
演算増幅器A5とで所定倍の増幅器を構成し、演算増幅
器A5の出力電圧はスイッチSW4の接点bに出力すると
共にその出力電圧を抵抗R18、R19で分圧してこの分圧
電圧を演算増幅器A6を介してスイッチSW4の接点cに
出力する。
【0046】この分圧回路は例えば1/5とし、電流信
号ILとして20mAに設定し、スイッチSW4の接点b
から100%調整電圧を取り出し、接点aから0%調整
電圧を取り出す。また、この分圧回路は5倍回路として
電流信号ILとして0%にに設定するようにしても良
い。
号ILとして20mAに設定し、スイッチSW4の接点b
から100%調整電圧を取り出し、接点aから0%調整
電圧を取り出す。また、この分圧回路は5倍回路として
電流信号ILとして0%にに設定するようにしても良
い。
【0047】図6は図1に示す受信装置RECを電空変
換器E/Pと組み合わせて出力される空気圧信号PSを
空気圧/電気変換器P/Eを介して電気信号に変換しこ
れを変位信号DSとして受信装置RECに帰還して全体
として電流/空気圧変換器を構成した場合の構成を示
す。
換器E/Pと組み合わせて出力される空気圧信号PSを
空気圧/電気変換器P/Eを介して電気信号に変換しこ
れを変位信号DSとして受信装置RECに帰還して全体
として電流/空気圧変換器を構成した場合の構成を示
す。
【0048】このほかに、この受信装置RECの後段に
制御対象として電動バルブなどを接続しても良い。さら
に、定電圧回路CVRは単にツエナダイオードだけで構
成しても良い。
制御対象として電動バルブなどを接続しても良い。さら
に、定電圧回路CVRは単にツエナダイオードだけで構
成しても良い。
【発明の効果】以上、実施例と共に具体的に説明したよ
うに本発明によれば、電流信号として所定の値を設定し
或いは設定せずして単に設定手段によりゼロ/スパン調
整開始の指令を与えるだけで自動的にゼロ/スパン調整
が実行され、従来に比べてこれらのチェックが簡単にな
り、操作性を大幅に向上させることができる。
うに本発明によれば、電流信号として所定の値を設定し
或いは設定せずして単に設定手段によりゼロ/スパン調
整開始の指令を与えるだけで自動的にゼロ/スパン調整
が実行され、従来に比べてこれらのチェックが簡単にな
り、操作性を大幅に向上させることができる。
【図1】本発明の1実施例の構成を示すブロック図であ
る。
る。
【図2】図1に示す実施例と組み合わせたポジショナの
構成を示す構成図である。
構成を示す構成図である。
【図3】図1に示す実施例の動作を説明するフロー図で
ある。
ある。
【図4】本発明の他の実施例を示すブロック図である。
【図5】本発明の更に他の実施例を示すブロック図であ
る。
る。
【図6】図1に示す受信装置を用いて電流/空気圧変換
器を構成した場合の実施例を示す構成図である。
器を構成した場合の実施例を示す構成図である。
L1、L2 伝送線 CVR 定電圧回路 LSC レベルシフト回路 RV1、RV2、RV3 調整電圧回路 μP マイクロプロセッサ E2PROM 不揮発性メモリ ADC1、ADC2 アナログ/デジタル変換器 DAC1 デジタル/アナログ変換器 SET 設定器 CS 制御信号 SW1、SW2、SW3、SW4 スイッチ DR 駆動装置 REC 受信装置
Claims (1)
- 【請求項1】2本の伝送線を介して入力された電流信号
を用いて回路電源を作る定電圧回路と前記電流信号に対
応する電圧信号を発生させる入力抵抗とが直列に接続さ
れた直列回路と、前記電流信号に関連して調整電圧を作
る調整電圧発生回路と、制御信号によりこの調整電圧を
切り換える切換手段と、前記電圧信号と制御対象から帰
還されるフイードバック信号とが入力されこれ等の信号
が一致するように演算して前記制御対象にアナログ信号
を出力すると共にスパン或いはゼロ点に対応する前記電
流信号が入力されたときに前記制御信号を出力し前記切
換手段を切り換えて入力された前記調整電圧に対応する
制御信号を前記制御対象に出力しこの制御対象から帰還
されるデータと予め記憶された出荷のときのゼロ値或い
はスパン値との偏差を演算してこれらの補正演算を実行
する演算手段と、前記演算手段にゼロ/スパンの自動補
正を行う演算開始を指令する設定手段とを具備すること
を特徴とする受信装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP04019006A JP3111363B2 (ja) | 1992-02-04 | 1992-02-04 | 受信装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP04019006A JP3111363B2 (ja) | 1992-02-04 | 1992-02-04 | 受信装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05215569A true JPH05215569A (ja) | 1993-08-24 |
JP3111363B2 JP3111363B2 (ja) | 2000-11-20 |
Family
ID=11987432
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP04019006A Expired - Fee Related JP3111363B2 (ja) | 1992-02-04 | 1992-02-04 | 受信装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3111363B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0636660U (ja) * | 1992-10-22 | 1994-05-17 | 株式会社思動集団 | ゴルフバッグ |
-
1992
- 1992-02-04 JP JP04019006A patent/JP3111363B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3111363B2 (ja) | 2000-11-20 |
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---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |