JPH05215521A - シート状部材検出装置及び感光材料処理装置 - Google Patents

シート状部材検出装置及び感光材料処理装置

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JPH05215521A
JPH05215521A JP1975392A JP1975392A JPH05215521A JP H05215521 A JPH05215521 A JP H05215521A JP 1975392 A JP1975392 A JP 1975392A JP 1975392 A JP1975392 A JP 1975392A JP H05215521 A JPH05215521 A JP H05215521A
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JP
Japan
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light
light emitting
photosensitive material
emitting element
emitting elements
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Application number
JP1975392A
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English (en)
Inventor
Ryoichi Hayashi
良市 林
Toshibumi Kuranouchi
俊文 倉野内
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 高精度かつ低コストで感光材料を含むシート
状部材のエッジを検出することができるシート状部材の
エッジ検出装置を得る。 【構成】 発光素子12A乃至12Fを配列し、発光素
子の配列方向に沿って複数の受光素子14A乃至14F
を配列する。直線l上に想像線で示すシート状部材を配
置した場合、発光素子12Bと受光素子14Bの組では
光が受光され、発光素子12Cと受光素子14Bの組で
は光が受光されない。従って、発光素子12Bと受光素
子14Bの組の光路と直線lとの交点と、発光素子12
Cと受光素子14Bの組の光路と直線lとの交点と、の
間にシート状部材のエッジが存在すると判断する。直線
lは各組の光路によって分割され、分割された各々の長
さは近傍に配置された発光素子及び受光素子の配列間隔
よりも小さいのでエッジ位置検出の分解能が高い。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、感光材料を含むシート
状部材のエッジを検出するエッジ検出装置、シート状部
材の寸法を検出する寸法検出装置、感光材料の幅寸法を
検出する幅寸法検出装置、搬送路を搬送される感光材料
の列数を検出する列数検出装置、感光材料処理装置の補
充液供給装置、感光材料処理装置の水洗水供給装置及び
感光材料処理装置の乾燥部の制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、自動現像機等の感光材料処理
装置において、処理時間の短縮等を目的として、長尺状
の感光材料を幅方向に複数本配列して搬送し、現像、定
着、水洗、乾燥等の処理を複数本同時に行わせるように
したものがある。このような自動現像機では処理状況等
に応じて同時に処理する感光材料の列数、幅寸法が変更
されることが多く、常に一定の仕上がり品質を得るため
には、同時に処理する感光材料の列数及び幅寸法に応じ
て現像、定着、水洗、乾燥等の処理条件を変更する必要
がある。
【0003】例えば現像、定着、水洗等の処理におい
て、現像液、定着液、水洗水等の処理液は感光材料の処
理量(処理面積)によって劣化度合いが異なり、また感
光材料の表面に付着して処理槽から持ち出される液量も
異なる。このため、感光材料の幅寸法から求められる処
理量に応じて現像液、定着液等の補充液の補充量や水洗
水の供給量を変更する必要がある。また、乾燥処理では
単位時間当りに乾燥させる感光材料の面積、すなわち単
位時間当りの処理量によって乾燥度合いが異なり、さら
に単位時間当りの処理量が同一であっても、例えば複数
の狭幅の感光材料を乾燥させる場合と単一の広幅の感光
材料を乾燥させる場合とでは、狭幅の感光材料の方が過
乾燥となり易く、感光材料にカーリングや変質、乾燥斑
等が生ずることがある。このため、単位時間当りの感光
材料の処理量及び幅寸法を考慮して乾燥条件を定める必
要がある。
【0004】このため、本出願人は感光材料の搬送態様
に応じて乾燥条件を変更するようにした帯状材料乾燥装
置を既に提案している(実公昭59-2463 号公報参照)。
この乾燥装置では、例えば広幅1列または狭幅1列また
は狭幅2列の3種類の搬送態様で処理可能とされてい
る。前記広幅の感光材料及び狭幅の感光材料は、各々予
め定められた搬送路内の幅方向所定部位を搬送されるよ
うになっており、前記各所定部位に対応して感光材料の
有無を検出するセンサが設けられている。上記乾燥装置
では、前記センサによっていずれの搬送態様で搬送して
いるかを類別検知し、搬送態様に対応した乾燥条件とな
るように乾燥部を制御している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記乾
燥装置に用いられている検出方法では、例えば狭幅の感
光材料を搬送するための部位に広幅の感光材料を搬送し
た場合に、広幅の感光材料を搬送していることを検出す
ることができない。従って、予め定められた搬送態様以
外の任意の搬送態様で感光材料が搬送された場合には、
感光材料を適正に処理することができなかった。
【0006】これを解決するために、感光材料の搬送路
に感光材料の幅方向に沿って一定の間隔で複数の発光素
子を配列すると共に、前記搬送路を挟んで各々の発光素
子に1対1で対応するように複数の受光素子を配列する
ことが考えられる。このような構成とした場合、光を受
光した受光素子は発光素子との間に感光材料が存在しな
いと判断することができ、光を受光していない受光素子
については発光素子との間に感光材料が存在し、この感
光材料によって光が遮蔽されたものと判断することがで
きる。なお、上記検出方法の一例として、上記と同様の
構成で紙幣等の幅寸法の検出を行うようにした紙葉類の
幅検出装置が開示されている(実開昭56-161507 号公報
参照)。
【0007】これにより、光を受光していない受光素子
のブロックの数から感光材料の列数を判断することがで
きる。また、前記各ブロックを構成する受光素子の数に
基づいて、または受光した受光素子と受光していない受
光素子との境界より判断される感光材料のエッジに基づ
いて感光材料の幅寸法を求めることができるので、任意
の搬送態様で処理することができる。なお、感光材料の
処理量は、この幅寸法に感光材料の長さを乗ずることに
よって算出できる。
【0008】しかし、上記検出方法ではエッジ位置検出
の分解能(分別できる最小単位)が発光素子及び受光素
子の間隔に一致するので、感光材料の幅寸法の検出精度
を向上させるためには、発光素子及び受光素子の間隔を
小さくする必要があり、これに伴って発光素子及び受光
素子の数が増加するのでコストが高くなるという問題が
あった。
【0009】本発明は上記事実を考慮して成されたもの
で、高精度かつ低コストで感光材料を含むシート状部材
のエッジを検出することができるシート状部材のエッジ
検出装置を得ることが目的である。
【0010】また本発明は、高精度かつ低コストで感光
材料を含むシート状部材の寸法を検出することができる
シート状部材の寸法検出装置を得ることが目的である。
【0011】また本発明は、高精度かつ低コストで感光
材料の幅寸法を検出することができる感光材料の幅寸法
検出装置を得ることが目的である。
【0012】また本発明は、感光材料の列数を正確に検
出することができる感光材料の列数検出装置を得ること
が目的である。
【0013】また本発明は、感光材料の処理量に応じた
正確な補充量の補充液を補充することができる感光材料
処理装置の補充液供給装置を得ることが目的である。
【0014】また本発明は、感光材料の処理量に応じた
正確な供給量の水洗水を供給することができる感光材料
処理装置の水洗水供給装置を得ることが目的である。
【0015】また本発明は、乾燥する感光材料に応じた
適切な乾燥条件で乾燥させることができる感光材料処理
装置の乾燥部の制御装置を得ることが目的である。
【0016】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
間隔を隔てて配列された複数の発光素子と、前記複数の
発光素子の配列方向に沿って間隔を隔てて配列された複
数の受光素子と、前記複数の発光素子を1つずつ発光さ
せる発光手段と、前記複数の受光素子の各々が発光素子
からの光を受光したか否かを複数の発光素子の1つずつ
について判断する判断手段と、発光された発光素子と受
光した受光素子との組の位置と、発光された発光素子と
受光しなかった受光素子との組の位置と、に基づいてシ
ート状部材のエッジを検出する検出手段と、を含んでい
る。
【0017】請求項2記載の発明は、一定間隔隔てて配
列された複数の発光素子と、前記複数の発光素子の配列
方向に沿って一定間隔隔てて配列された複数の受光素子
と、前記複数の発光素子を1つずつ発光させる発光手段
と、前記複数の受光素子の各々が発光素子からの光を受
光したか否かを複数の発光素子の1つずつについて判断
する判断手段と、発光された発光素子と受光した受光素
子との組の位置と、発光された発光素子と受光しなかっ
た受光素子との組の位置と、に基づいてシート状部材の
エッジを検出し、検出したエッジに基づいてシート状部
材の寸法を検出する検出手段と、を含んでいる。
【0018】請求項3記載の発明は、一定間隔隔ててか
つ感光材料の搬送路を横切るように配列された複数の発
光素子と、前記搬送路を挟んで前記複数の発光素子の配
列方向に沿うように一定間隔隔てて配列された複数の受
光素子と、前記複数の発光素子を1つずつ発光させる発
光手段と、前記複数の受光素子の各々が発光素子からの
光を受光したか否かを複数の発光素子の1つずつについ
て判断する判断手段と、発光された発光素子と受光した
受光素子との組の位置と、発光された発光素子と受光し
なかった受光素子との組の位置と、に基づいて前記搬送
路を搬送される感光材料の幅方向両端のエッジを検出
し、検出したエッジに基づいて前記感光材料の幅寸法を
検出する検出手段と、を含んでいる。
【0019】請求項4記載の発明は、一定間隔隔ててか
つ感光材料の搬送路を横切るように配列された複数の発
光素子と、前記搬送路を挟んで前記複数の発光素子の配
列方向に沿うように一定間隔隔てて配列された複数の受
光素子と、前記複数の発光素子を1つずつ発光させる発
光手段と、前記複数の受光素子の各々が発光素子からの
光を受光したか否かを複数の発光素子の1つずつについ
て判断する判断手段と、発光された発光素子と受光した
受光素子との組の位置と、発光された発光素子と受光し
なかった受光素子との組の位置と、に基づいて前記搬送
路を搬送される感光材料の幅方向両端のエッジを検出
し、検出したエッジの個数に基づいて前記感光材料の列
数を検出する検出手段と、を有している。
【0020】請求項5記載の発明は、一定間隔隔ててか
つ感光材料の搬送路を横切るように配列された複数の発
光素子と、前記搬送路を挟んで前記複数の発光素子の配
列方向に沿うように一定間隔隔てて配列された複数の受
光素子と、前記複数の発光素子を1つずつ発光させる発
光手段と、前記複数の受光素子の各々が発光素子からの
光を受光したか否かを複数の発光素子の1つずつについ
て判断する判断手段と、発光された発光素子と受光した
受光素子との組の位置と、発光された発光素子と受光し
なかった受光素子との組の位置と、に基づいて前記搬送
路を搬送される感光材料の幅方向両端のエッジを検出
し、検出したエッジに基づいて前記感光材料の幅寸法を
検出する検出手段と、を有している。
【0021】請求項6記載の発明は、一定間隔隔ててか
つ感光材料の搬送路を横切るように配列された複数の発
光素子と、前記搬送路を挟んで前記複数の発光素子の配
列方向に沿うように一定間隔隔てて配列された複数の受
光素子と、前記複数の発光素子を1つずつ発光させる発
光手段と、前記複数の受光素子の各々が発光素子からの
光を受光したか否かを複数の発光素子の1つずつについ
て判断する判断手段と、発光された発光素子と受光した
受光素子との組の位置と、発光された発光素子と受光し
なかった受光素子との組の位置と、に基づいて前記搬送
路を搬送される感光材料の幅方向両端のエッジを検出
し、検出したエッジに基づいて前記感光材料の幅寸法を
検出する検出手段と、前記検出手段によって検出された
感光材料の幅寸法に基づいて感光材料の処理量に対応す
る水洗水の供給量を求め、求めた供給量に対応する量の
水洗水を供給する供給手段と、を有している。
【0022】請求項7記載の発明は、一定間隔隔ててか
つ感光材料の搬送路を横切るように配列された複数の発
光素子と、前記搬送路を挟んで前記複数の発光素子の配
列方向に沿うように一定間隔隔てて配列された複数の受
光素子と、前記複数の発光素子を1つずつ発光させる発
光手段と、前記複数の受光素子の各々が発光素子からの
光を受光したか否かを複数の発光素子の1つずつについ
て判断する判断手段と、発光された発光素子と受光した
受光素子との組の位置と、発光された発光素子と受光し
なかった受光素子との組の位置と、に基づいて前記搬送
路を搬送される感光材料の幅方向両端のエッジを検出
し、検出したエッジに基づいて前記感光材料の幅寸法を
検出する検出手段と、前記検出手段によって検出された
感光材料の幅寸法に基づいて前記感光材料に適した乾燥
条件を求め、感光材料が前記求めた乾燥条件で乾燥され
るように乾燥部を制御する制御手段と、を有している。
【0023】
【作用】請求項1記載の発明では、間隔を隔てて複数の
発光素子を配列すると共に、前記発光素子の配列方向に
沿って複数の受光素子を間隔を隔てて配列し、複数の発
光素子を1つずつ発光させる。発光した発光素子と各受
光素子との光路上にシート状部材が存在している場合に
は前記発光素子からの光は受光素子に到達せず、前記光
路上にシート状部材が存在していない場合には発光素子
からの光が受光素子に到達して受光素子で受光される。
本発明では、従来のように発光素子と受光素子とを1対
1で対応させて対応する発光素子からの光を受光素子が
受光したか否かを判断するのみならず、受光素子に複数
の発光素子を1つずつ発光させて複数の発光素子からの
光を受光させ、複数の受光素子の各々が発光素子からの
光を受光したか否かを複数の発光素子の1つずつについ
て判断する。
【0024】例として図1に示すように、発光素子12
A乃至12Fを配列し、発光素子の配列方向に沿って複
数の受光素子14A乃至14Fを配列する。図1におい
て、破線は発光素子と受光素子との間の光路を示してい
る。発光素子の配列と受光素子の配列との間の任意の位
置にシート状部材を配置すると、破線で示す光路をシー
ト状部材が遮っている発光素子と受光素子の組では受光
素子で光が受光されず、光路をシート状部材が遮ってい
ない組では光が受光される。このため、発光された発光
素子と受光した受光素子との組の位置と、発光された発
光素子と受光しなかった受光素子との組の位置と、に基
づいて、受光した組のブロックと受光しなかった組のブ
ロックとの境界をシート状部材のエッジであると判断す
ることができる。
【0025】例えば発光素子の配列と受光素子の配列と
の間の直線l上に、図1に想像線で示すようにシート状
部材を配置した場合、発光素子12Bと受光素子14B
の組では光が受光され、発光素子12Cと受光素子14
Bの組では光が受光されない。従って、発光素子12B
と受光素子14Bの組の光路と直線lとの交点と、発光
素子12Cと受光素子14Bの組の光路と直線lとの交
点と、の間にシート状部材のエッジが存在すると判断で
きる。図1からも明らかなように、直線lは各組の光路
によって分割され、分割された各々の長さは近傍に配置
された発光素子及び受光素子の配列間隔よりも小さい。
従って従来と比較して分解能が高いので高精度にエッジ
を検出でき、素子の数を減らすことができるので低コス
トとなる。
【0026】なお、発光手段による複数の発光素子の発
光及び判断手段による複数の受光素子が複数の発光素子
から発光された光を受光したか否かの判断は、受光素子
を特定して発光素子を1つずつ発光させて受光素子が受
光したか否かを判断してもよく、この逆に発光素子を特
定して受光素子の1つずつが受光したか否かを判断する
ようにしてもよい。また、発光手段は発光素子を配列順
に発光させる必要はなく、ランダムに発光させてもよ
い。また、判断手段についても受光素子が受光したか否
かを受光手段の配列順に判断する必要はなく、ランダム
に判断するようにしてもよい。
【0027】請求項2記載の発明では、一定間隔隔てて
複数の発光素子を配列すると共に、発光素子の配列方向
に沿って一定間隔隔てて複数の受光素子を配列する。例
えば、図2に示す例では発光素子LED1〜4を一定間
隔LP で配列し、発光素子の配列から距離L隔てた部位
に前記配列方向に沿うように受光素子PTr1〜4を一
定間隔LP で配列している。ここで、受光素子からL÷
m(図2ではm=3)離れた位置を直線lとし、LED
1とPTr1、LED2とPTr1、LED3とPTr
1、LED2とPTr2の各々の光路と、前記直線lと
の交点に注目し、前記直線lの、LED1−PTr1と
LED2−PTr1とに挟まれた区間を区間Hとし、L
ED2−PTr1とLED3−PTr1とに挟まれた区
間を区間Iとし、LED3−PTr1とLED2−PT
r2とに挟まれた区間を区間Jとすると、区間H、I、
Jは各々等しく、かつLP を3等分している。
【0028】一方、PTr1に対してLED1〜3を1
つずつ点灯すると、例えばシート状部材10のエッジが
直線l上の位置Aにある場合にはLED1〜3からの光
は全て受光され、エッジが位置Bにある場合はLED1
からの光は受光されずLED2、3からの光が受光され
る。同様にシート状部材10のエッジが想像線で示す位
置B乃至位置Gの各々にある場合に、PTr1に対して
LED1〜3を1つずつ点灯し、PTr2に対してLE
D2〜4を1つずつ点灯したときのPTr1及びPTr
2が受光したか否かの判断結果を次の表1に示す。
【0029】
【表1】
【0030】前述のように、LED1−PTr1、LE
D2−PTr1、LED3−PTr1、LED2−PT
r2、LED3−PTr2、LED4−PTr2の光路
は直線lを配列間隔LP ÷3の長さの区間に分割してお
り、表1に示すように、シート状部材のエッジが各区間
に対応する位置B乃至位置Gに位置した場合、受光した
発光素子と受光素子との組と、受光しなかった発光素子
と受光素子との組と、が異なっているので、シート状部
材のエッジの位置を配列間隔LP ÷3の分解能で検出す
ることができる。従って、直線lを受光素子からL÷m
離れた位置とすれば、発光素子と受光素子の光路によっ
て直線lが配列間隔LP ÷mの長さの区間に分割される
ことになるので、シート状部材10を直線l上に配置す
ればエッジ位置をLP ÷mの分解能で検出できる。
【0031】このように、請求項2記載の発明では、発
光された発光素子と受光した受光素子との組の位置と、
発光された発光素子と受光しなかった受光素子との組の
位置と、に基づいてシート状部材のエッジを高精度かつ
低コストで検出できる。シート状部材の寸法はシート状
部材両端のエッジの間隔に等しいので、検出したエッジ
に基づいて検出するシート状部材の寸法も、高精度かつ
低コストで検出することができる。
【0032】感光材料の幅寸法は感光材料の幅方向両端
のエッジの間隔に等しい。このため請求項3記載の発明
では、一定間隔隔ててかつ感光材料の搬送路を横切るよ
うに複数の発光素子を配列すると共に、搬送路を挟んで
発光素子の配列方向に沿うように一定間隔隔てて複数の
受光素子を配列する。そして発光素子を1つずつ発光さ
せ、複数の受光素子の各々が発光素子からの光を受光し
たか否かを発光素子1つずつについて判断し、発光され
た発光素子と受光した受光素子との組の位置と、発光さ
れた発光素子と受光しなかった受光素子との組の位置
と、に基づいて搬送路を搬送される感光材料の幅方向両
端のエッジを検出する。感光材料の搬送路を横切るよう
に発光素子及び受光素子を配列しているので、感光材料
が蛇行していても、請求項2記載の発明と同様にエッジ
の位置を高精度かつ低コストで検出することができる。
このため、検出したエッジの位置に基づいて感光材料が
蛇行していても幅寸法を高精度かつ低コストで検出する
ことができる。
【0033】請求項4記載の発明では、前記請求項3記
載の発明と同様にして感光材料の両側のエッジを検出す
る。前述のように、感光材料のエッジの位置は高精度に
検出することができ、感光材料の搬送路を横切るように
発光素子及び受光素子を配列しているので、複数の感光
材料を同時に処理している状態であっても同様に各感光
材料の幅方向両端のエッジの位置を正確に検出でき、感
光材料のエッジの個数を検出することができる。このた
め、搬送路上を予め定められていない任意の列数の感光
材料を搬送する場合にも、感光材料が重なっていなけれ
ば、検出したエッジの個数に基づいて感光材料の列数を
正確に検出することができる。
【0034】感光材料を処理する現像液、定着液等の処
理液は感光材料の処理量、すなわち処理した感光材料の
面積に応じて劣化する。このため請求項5記載の発明で
は、前記請求項3記載の発明と同様にして感光材料のエ
ッジを検出し、検出したエッジに基づいて感光材料の幅
寸法を検出する。これにより、例えば複数の感光材料を
同時に処理している場合にも各感光材料の幅寸法を正確
に検出することができる。感光材料の処理量は、検出し
た感光材料の幅寸法に基づいて、幅寸法に感光材料の長
さを乗ずることによって求めることができる。従って、
この求めた処理量に応じた補充量の補充液を供給するこ
とにより、複数の感光材料を同時に処理する場合であっ
ても、感光材料の処理量に応じた正確な補充量の補充液
を供給することができる。
【0035】感光材料を水洗処理するための水洗水は感
光材料の処理量、すなわち処理した感光材料の面積に応
じて劣化する。このため請求項6記載の発明では、前記
請求項3記載の発明と同様にして感光材料のエッジを検
出し、検出したエッジに基づいて感光材料の幅寸法を検
出する。これにより、例えば複数の感光材料を同時に処
理している場合にも各感光材料の幅寸法を正確に検出す
ることができる。感光材料の処理量は、検出した感光材
料の幅寸法に基づいて、幅寸法に感光材料の長さを乗ず
ることによって求めることができる。従って、この求め
た処理量に応じた供給量の補充液を補充することによ
り、複数の感光材料を同時に処理する場合であっても、
感光材料の処理量に応じた正確な供給量の水洗水を供給
することができる。
【0036】所定の乾燥条件における感光材料の乾燥度
合いは、単位時間当りに乾燥させる感光材料の処理量
(面積)によって異なり、さらに、複数の感光材料を同
時に乾燥させる場合には同一の処理量であっても個々の
感光材料の幅寸法が異なることがあり、このときの乾燥
度合いは幅寸法によっても異なる。このため請求項7記
載の発明では、前記請求項3記載の発明と同様にして感
光材料のエッジを検出し、検出したエッジに基づいて感
光材料の幅寸法を検出する。これにより、例えば複数の
感光材料を同時に乾燥する場合にも各感光材料の幅寸法
を正確に検出することができる。この感光材料の幅寸法
に基づいて、例えば幅寸法に感光材料の長さを乗じて求
めた処理量を搬送速度で除した単位時間当りの処理量を
考慮し、個々の感光材料の幅寸法も考慮して感光材料に
適した乾燥条件を求め、感光材料がこの乾燥条件で乾燥
されるように制御する。従って、正確な幅寸法に基づい
て算出する単位時間当りの処理量等によって乾燥条件を
求めるので、感光材料に応じた適切な乾燥条件で乾燥さ
せることができる。
【0037】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細
に説明する。図3には本実施例に係る自動現像機20が
示されている。
【0038】自動現像機20内には現像槽22、漂白槽
24、定着槽26、水洗槽28、安定槽30が順次配置
されており、各処理槽には各々現像液、漂白液、定着
液、水洗水、安定液が貯留されている。自動現像機20
内に挿入された印画紙32は、図示しない搬送手段によ
って一定の搬送速度Vで各処理槽内へ順次搬送され、前
記各処理槽に貯留された処理液に浸漬されて処理され
る。なお、後述するように自動現像機20は最大4本の
印画紙32を並列に搬送して(図5(A)参照)同時に
処理できるようになっている。
【0039】また、現像槽22よりも印画紙32搬送方
向上流側には、印画紙32の搬送路に対応して通過検出
センサ34が配設されている。通過検出センサ34は制
御回路36に接続されており(図4参照)、印画紙32
が自動現像機20内部に挿入されて通過検出センサ34
配設部位を通過するとオンする。通過検出センサ34配
設部位の下流側には、本発明のエッジ検出装置及び幅検
出装置に対応する検出部38が設けられている。
【0040】図5に示すように検出部38は、各々発光
素子としての複数の発光ダイオードLED(図6参照)
が所定方向に沿って配列されて構成される発光ユニット
40A、40B、40C、40D、40E、40Fを有
している。発光ユニット40Aは、図5(A)に示すよ
うに狭幅の4本の印画紙32A、32B、32C、32
Dが搬送された状態で、印画紙32Aの外側のエッジに
対応しかつLEDの配列が印画紙32Aの幅方向に一致
するように配置されている。同様に、発光ユニット40
Bは印画紙32Aの内側のエッジに、発光ユニット40
Cは印画紙32Bの両側のエッジに、発光ユニット40
Dは印画紙32Cの両側のエッジに、発光ユニット40
Eは印画紙32Dの内側のエッジに、発光ユニット40
Fは印画紙32Dの外側のエッジに対応し、かつ各々L
EDの配列が印画紙の幅方向に一致するように配置され
ている。
【0041】図4に示すように、各発光ユニットは制御
回路36に接続されており、制御回路36は各発光ユニ
ットの各LED1〜LEDnの点滅を、各々独立して制
御可能とされている。なお、本実施例の自動現像機20
では図5(A)に示す搬送態様以外に、様々な搬送態様
で印画紙32を搬送可能とされている。例として図5
(B)に示すように、搬送路の幅方向中央に広幅の印画
紙32E、両側に2本の狭幅の印画紙32F、32Gを
同時に搬送することができる。
【0042】また、印画紙32搬送路を挟んで発光ユニ
ット配設部位の反対側には、各発光ユニットに対応して
受光ユニット42A、42B、42C、42D、42
E、42Fが配置されている。各受光ユニットは受光素
子としての複数のフォトトランジスタPTr(図6参
照)が所定方向に沿って配列されて構成されており、P
Trの配列が前記発光ユニットのLEDの配列に沿うよ
うに、かつ図6に示すように発光ユニットとの距離を距
離Lとすると、印画紙32が受光ユニット42からL/
4の距離を通過するように設けられている。図4に示す
ように、各受光ユニットは制御回路36に接続されてお
り、制御回路36は各受光ユニットの各PTr1〜PT
rnで検出された受光量が各々独立して取り込むことが
できる。
【0043】一方、貯留槽44、46、48、50、5
2には各々現像補充液、漂白補充液、定着補充液、水洗
水、安定補充液が貯留されている。各貯留槽の底部には
配管54、56、58、60、62の一端が開口してお
り、各処理槽の他端は各処理槽の上部開口に対応してい
る。各配管の中間部にはポンプ64、66、68、7
0、72が配設されている。各ポンプは、作動されるこ
とによって単位時間当り一定量の補充液または水洗水を
各処理槽へ送り出すようになっている。図4に示すよう
に、ポンプ64、66、68、70、72は制御回路3
6に接続されており、制御回路36によって作動が制御
される。
【0044】安定槽30の下流側には印画紙32を乾燥
させる乾燥部74が設けられている。乾燥部74はファ
ン76及びヒータ78を備えており、ファン76によっ
て生成された空気流がヒータ78によって加熱されて温
風とされ、通風チャンバ80を介して印画紙32表面に
吹付けられるようになっている。図4に示すように、フ
ァン76及びヒータ78は乾燥制御装置82を介して制
御回路36に接続されている。また通風チャンバ80内
には、印画紙32へ供給される温風の温度を検出する温
度センサ84が取付けられている。温度センサ84は乾
燥制御装置82に接続されており、検出結果を乾燥制御
装置82に出力する。制御回路36は後述する処理によ
って印画紙32の乾燥に適した温風の温度、風量等の乾
燥条件を乾燥制御装置82に設定する。乾燥制御装置8
2は温度センサ84によって検出される温度等に基づい
て、印画紙32が設定された乾燥条件で乾燥されるよう
にファン76及びヒータ78の作動を制御する。
【0045】次に図7乃至図9のフローチャートを参照
して本実施例の作用を説明する。最初に図7のフローチ
ャートを参照して本実施例のメインルーチンを説明す
る。なお、このメインルーチンは所定時間毎(例えば1
0秒毎)に実行される。
【0046】ステップ100では印画紙32が自動現像
機20内部に挿入されることにより通過検出センサ34
がオンしたか否か判定する。ステップ100の判定が否
定された場合はステップ116で、予め制御回路36の
メモリ上に設けられたフラグ用のエリアが1か否か判定
する。このエリアは自動現像機20の電源を投入した際
のメモリ初期設定で0にされるようになっている。従っ
て、自動現像機20内に印画紙32が挿入されていない
状態ではステップ116の判定が否定され、処理を終了
する。
【0047】自動現像機20に印画紙32が挿入され、
挿入された印画紙32が搬送されて通過検出センサ34
配設部位に到達するとステップ100の判定が肯定さ
れ、ステップ102へ移行する。ステップ102では前
記フラグ用のエリアが0か否か判定する。印画紙32が
挿入され通過検出センサ34がオフからオンに変化した
ときはこの判定が肯定され、ステップ104では挿入さ
れた印画紙32の列数、幅寸法の検出を行う。この列
数、幅寸法検出処理の詳細について、図8のフローチャ
ートを参照して説明すると、ステップ130では変数
i、jの初期値として1を代入する。次のステップ13
2では発光素子としてのLEDi(最初はLED1)を
点灯し、ステップ134では受光素子としてのPTrj
(最初はPTr1)からの出力信号を取り込んで記憶す
る。
【0048】ステップ136では変数jが変数iに等し
いか否か判定する。ステップ136の判定が否定された
場合にはステップ138で変数jに1を加算してステッ
プ134に戻り、他のPTrからの出力信号を取り込
む。一方、ステップ136の判定が肯定された場合には
ステップ140へ移行し、変数iに1を加算する。ステ
ップ142では変数iが発光素子の数であるnよりも大
きくなったか否か判定し、前記判定が否定された場合に
は、ステップ144で変数iから3を減算した値が1よ
りも小さいか否か判定する。そしてステップ144の判
定が肯定された場合にはステップ146で変数jに1を
代入し、否定された場合にはステップ148で変数Jに
変数iから3を減算した値を代入してステップ132へ
戻る。
【0049】上記処理により、LED1からLEDn
(発光ユニット40Aから40Fの全てのLED)が1
つずつ順に点灯され、図6に破線でも示すように、LE
D1の点灯に対してはPTr1、LED2の点灯に対し
てはPTr1及びPTr2、LED3の点灯に対しては
PTr1及びPTr2及びPTr3の出力信号が取り込
まれ、LED4からLEDnについては各々のLEDの
点灯に対して4個のPTrの出力信号が取り込まれるこ
とになる。
【0050】上記の組合せでの出力信号の取込みが完了
するとステップ142の判定が肯定されてステップ15
0へ移行し、LEDと受光したPTrとの組と、LED
と受光しなかったPTrとの組と、の分別を行う。例え
ば印画紙32が図6に示すように配置されていた場合に
は、LEDとPTrとの組は次の表2のように受光の有
無で分別される。なお、表2では見易くするために、L
EDとPTrの間の光路と、印画紙32通過位置上の直
線lと、の交点が搬送路の端部から順に並ぶようにLE
DとPTrとの組を配列している。
【0051】
【表2】
【0052】次のステップ152では、分別結果に基づ
いてエッジ位置及びエッジ数を判断する。例えば上記分
別結果では、図6からも明らかなようにLED1とPT
r1の組からLED2とPTr2の組までが受光有りの
ブロックであり、LED3とPTr2の組からLED5
とPTr3の組までが受光無しのブロックであり、さら
にLED4とPTr4の組以降が受光有りのブロックで
ある。この分別結果において、受光有りのブロックと受
光無しのブロックとの境界にエッジがあると判断でき、
上記分別結果では、印画紙32通過位置におけるLED
2とPTr2との光路の位置と、LED3とPTr2と
の光路の位置と、の間にエッジが存在し、さらに印画紙
32通過位置におけるLED5とPTr3との光路の位
置と、LED4とPTr4との光路の位置との間にエッ
ジが存在すると判断できる。このような判断を測定した
全てのLEDとPTrとの組を対象として行ってエッジ
数及びエッジ位置を判断する。
【0053】なお、図6に示すように各LEDとPTr
との間の光路は、印画紙32の通過位置上の直線lをL
ED及びPTrの配列間隔LP を4等分したLP ÷4の
長さの区間に分割しているので、本実施例ではLP ÷4
もの高分解能でエッジ位置を精度良く検出できる。
【0054】ステップ154では判断したエッジ数を2
で除した数を印画紙32の列数とする。次のステップ1
56では、前記ステップ152で判断したエッジ位置に
基づいて印画紙32の幅寸法DK を判断する。この幅寸
法DK は受光無しのブロックの両端のエッジの間隔に対
応し、前記エッジ位置に加えて、予め記憶しているLE
D及びPTrの配置間隔と各発光ユニット及び受光ユニ
ットの配置間隔とに基づいて判断でき、前述のように高
い精度で検出されたエッジ位置を用いて幅寸法DK を求
めるので、正確な幅寸法DK が得られる。なお、列数K
が複数の場合には各印画紙32について幅寸法DK を求
める。ステップ158では、上記で求めた列数K及び幅
寸法DK を記憶して列数、幅寸法検出処理を終了し、メ
インルーチンのステップ106へ移行する。
【0055】次のステップ106乃至ステップ110で
は乾燥部74の乾燥処理の制御を行う。すなわち、ステ
ップ106では列数K及び幅寸法DK を取り込む。ステ
ップ108では、取込んだ列数K及び幅寸法DK に基づ
いて各印画紙32の幅寸法が狭いか広いか判断し、例と
して次の表3に示すような乾燥制御表を参照して温風の
温度、風量から成る乾燥条件を決定する。
【0056】
【表3】
【0057】(但し、搬送速度V=一定) 表3の乾燥制御表は搬送速度Vが一定であることを前提
としており、搬送速度Vと印画紙32の幅寸法との積で
ある単位時間当りの処理量が考慮されているので、表3
に基づいて印画紙32の単位時間当りの処理量、幅寸法
に応じた適切な乾燥条件が得られる。次のステップ11
0では、決定した温風の温度、風量から成る乾燥条件を
乾燥制御装置82に設定する。これにより、ファン76
が作動されると共にヒータ78がオンして加熱を開始
し、設定された乾燥条件で印画紙32が乾燥されるよう
にファン76及びヒータ78の作動を制御する乾燥制御
処理が開始される。なお、上記温風の温度、風量のみな
らず外気取入れ量を乾燥条件に加えるようにしてもよ
い。
【0058】次のステップ112ではフラグ用のエリア
を1にし、ステップ114でカウント値tをカウントア
ップして処理を終了する。なお、次に本メインルーチン
が起動された場合には、前記ステップ112の処理でフ
ラグ用のエリアが1とされているのでステップ102の
判定が否定され、印画紙32の列数、幅寸法の検出等の
処理が実行されることはなく、ステップ114のカウン
ト値tのカウントアップのみが行われる。
【0059】印画紙32の後端が通過検出センサ34配
設部位を通過するとステップ100及びステップ116
の判定が肯定され、ステップ118へ移行する。ステッ
プ118では制御回路36のメモリ等に記憶されている
列数K及び幅寸法DK を取り込む。ステップ120では
印画紙32の面積Sを演算する。印画紙32が通過検出
センサ34配設部位を通過している間は、一定時間毎に
カウント値tがカウントアップされるので、印画紙32
の長さは搬送速度Vとカウント値tとの積によって求め
ることができる。このため列数をK、印画紙の幅寸法を
K とすると、面積Sは以下の(1)式によって求める
ことができる。
【0060】
【数1】
【0061】なお、上記(1)式は同時に搬送される印
画紙32の長さが同一であることを前提として面積Sを
求めているが、個々の印画紙32の長さを検出し、検出
した長さと幅寸法の積を個々の印画紙32毎に演算し積
算することによって、より正確に面積を求めるようにし
てもよい。次のステップ122では演算した面積Sを面
積の積算値S0 に積算する。ステップ124では乾燥部
74の停止タイマを作動させる。この停止タイマのタイ
マ時間は印画紙32の後端部が通過検出センサ34配設
部位を通過してから、一定の搬送速度Vで搬送されて乾
燥部74を通過するまでに要する時間に対応しており、
停止タイマがタイムアップすると乾燥部74の作動が停
止される。ステップ126ではフラグ用のエリアを0に
すると共にカウント値tを0にして本メインルーチンの
処理を終了する。
【0062】次に図9のフローチャートを参照して本実
施例の補充液、水洗水供給ルーチンについて説明する。
なお、本補充液、水洗水供給ルーチンは所定時間毎(例
えば1分間毎)に実行される。
【0063】ステップ174では印画紙の処理量(面
積)の積算値S0 を取込み、S0 を記憶しているエリア
を0にする。ステップ176では現像槽22への補充液
の補充量PD を、次の(3)式に従って演算する。
【0064】 PD =S0 ・αD +βD …(3) (但し、αD :定数 βD :他の条件によって定まる補充量) 上記(3)式においてS0 ・αD の項は印画紙32の処
理面積に応じて劣化する劣化分の補充量に対応してい
る。現像液を含む処理液の補充は、処理面積に応じた劣
化分の補充の他に、酸化等の経時劣化分の補充、印画紙
32に付着して持ち出されるキャリーオーバ分の補充等
がある。補充量βD はこれら他の補充による補充量の総
和であり、経過時間、自動現像機の種類等の他の条件に
よって決定される。次のステップ178乃至ステップ1
82でも上記と同様にして漂白槽24への補充液の補充
量PB 、定着槽26への補充液の補充量PF 、安定槽3
0への補充液の補充量PS を次の(4)乃至(6)式に
従って演算する。
【0065】 PB =S0 ・αB +βB …(4) PF =S0 ・αF +βF …(5) PS =S0 ・αS +βS …(6) (但し、αB 、αF 、αS :定数 βB 、βF 、βS :他の条件によって定まる補充量) ステップ184では水洗槽28への水洗水の供給量PW
を次の(7)式に従って演算する。
【0066】 PW =S0 ・αW +βW …(7) (但し、αW :定数) βW :他の条件によって定まる補充量) なお、水洗水は印画紙32の表面に付着した不要物質を
洗い落とすためのものであり、処理量に応じて不要物質
の濃度が高くなるので、S0 ・αW の項で処理量に応じ
た補充量を演算する。上記演算で算出された補充量
D 、PB 、PF 、PS 及び供給量PW は、本発明によ
って正確に測定された印画紙32の幅寸法に基づいて算
出された処理量の積算値S0 を用いているので、少なく
とも処理量に応じた劣化分を正確に補正した適正な補充
液の補充量、水洗水の供給量が得られる。ステップ18
6では現像槽22、漂白槽24、定着槽26、安定槽3
0へ各々補充量PD 、PB 、PF 、PS の補充液が補充
され、水洗槽28へ供給量PWの水洗水が供給されるよ
うにポンプ64、66、68、70、72を駆動し、本
補充液、水洗水供給ルーチンを終了する。
【0067】なお、本実施例では乾燥部74において印
画紙32を単一の乾燥条件で乾燥させるようにしていた
が、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば乾
燥部を上流側と下流側の2つに分割し、各々で減率乾燥
段階の乾燥、恒率乾燥段階の乾燥が行われるように各々
の乾燥条件を制御してもよい。
【0068】また、本実施例では乾燥条件を表3の乾燥
制御表を参照して決定するようにしていたが、本発明は
これに限定されるものではなく、例えば列数及び幅寸法
に応じて連続的に変化する乾燥条件を表したマップを参
照して乾燥条件を決定するようにしてもよい。
【0069】さらに、本実施例では処理液の処理劣化分
及びキャリーオーバ分として、印画紙の処理量に比例し
た補充量の補充液を補充するようにしていたが、本発明
はこれに限定されるものではなく、例えば本出願人が既
に提案している補充液補充方法(特願平2-200987号公報
参照)を適用し、印画紙の画像濃度に応じて処理劣化分
を補充するようにしてもよい。
【0070】また、本実施例では図5に示すように発光
素子と受光素子とを互いに向き合うように配置していた
が、発光素子と受光素子の配列方向が一致していればよ
く、図10に示すように発光素子と受光素子とがずれて
いてもよい。この場合にも同様の高い分解能が得られ
る。
【0071】また、本実施例では発光素子及び受光素子
を一定間隔で配置していたが、本発明はこれに限定され
るものではなく、例として図11に示すように、印画紙
32のエッジに対応する高い検出精度を必要とする部位
では、発光ユニット90の発光素子群92(及び受光素
子群)の間隔を密とし、印画紙32の中央付近に対応す
る高い検出精度を必要としない部位では、発光素子群9
4(及び受光素子群)の間隔を疎としてもよい。また、
発光素子及び受光素子の間隔が連続的に変化するように
配置しても、段階的に変化するように配置してもよい。
【0072】また、本実施例では、本発明を印画紙に対
して現像等の処理を行う自動現像機20に適用した例を
示したが、本発明のシート状部材のエッジ検出装置及び
寸法検出装置はシート状部材を扱う複写装置等にも適用
することが可能である。
【0073】
【発明の効果】以上説明したように請求項1記載の発明
では、間隔を隔てて複数の発光素子を配列すると共に、
発光素子の配列方向に沿って間隔を隔てて複数の受光素
子を配列し、発光素子を1つずつ発光させて受光素子の
各々が発光素子からの光を受光したか否かを発光素子1
つずつについて判断し、発光された発光素子と受光した
受光素子との組の位置と、発光された発光素子と受光し
なかった受光素子との組の位置と、に基づいてシート状
部材のエッジを検出するようにしたので、高精度かつ低
コストで感光材料を含むシート状部材のエッジを検出す
ることができる、という優れた効果が得られる。
【0074】請求項2記載の発明では、請求項1の発明
と同様に、発光された発光素子と受光した受光素子との
組の位置と、発光された発光素子と受光しなかった受光
素子との組の位置と、に基づいてシート状部材のエッジ
を検出し、検出したエッジに基づいてシート状部材の寸
法を検出するようにしたので、高精度かつ低コストで感
光材料を含むシート状部材の寸法を検出することができ
る、という優れた効果が得られる。
【0075】請求項3記載の発明では、一定間隔隔てて
感光材料の搬送路を横切るように複数の発光素子を配列
すると共に、搬送路を挟んで発光素子の配列方向に沿う
ように一定間隔隔てて複数の受光素子を配列し、発光素
子を1つずつ発光させて受光素子の各々が発光素子から
の光を受光したか否かを発光素子1つずつについて判断
し、発光された発光素子と受光した受光素子との組の位
置と、発光された発光素子と受光しなかった受光素子と
の組の位置と、に基づいて感光材料の幅方向両端のエッ
ジを検出し、検出したエッジに基づいて感光材料の幅寸
法を検出するようにしたので、高精度かつ低コストで感
光材料の幅寸法を検出することができる、という優れた
効果が得られる。
【0076】請求項4記載の発明では、請求項3記載の
発明と同様に、発光された発光素子と受光した受光素子
との組の位置と、発光された発光素子と受光しなかった
受光素子との組の位置と、に基づいて感光材料の幅方向
両端のエッジを検出し、検出したエッジの個数に基づい
て感光材料の列数を検出するようにしたので、感光材料
の列数を正確に検出することができる、という優れた効
果が得られる。
【0077】請求項5記載の発明では、請求項3記載の
発明と同様にして検出した感光材料の幅方向両端のエッ
ジに基づいて感光材料の幅寸法を検出し、検出した感光
材料の幅寸法に基づいて感光材料の処理量に対応する補
充液の補充量を求め、求めた補充量に対応する量の補充
液を供給するようにしたので、感光材料の処理量に応じ
た正確な補充量の補充液を補充することができる、とい
う優れた効果が得られる。
【0078】請求項6記載の発明では、請求項3記載の
発明と同様にして検出した感光材料の幅方向両端のエッ
ジに基づいて感光材料の幅寸法を検出し、検出した感光
材料の幅寸法に基づいて感光材料の処理量に対応する水
洗水の供給量を求め、求めた供給量に対応する量の水洗
水を供給するようにしたので、感光材料の処理量に応じ
た正確な供給量の水洗水を供給することができる、とい
う優れた効果が得られる。
【0079】請求項7記載の発明では、請求項3記載の
発明と同様にして検出した感光材料の幅方向両端のエッ
ジに基づいて感光材料の幅寸法を検出し、検出した感光
材料の幅寸法に基づいて感光材料に適した乾燥条件を求
め、感光材料が求めた乾燥条件で乾燥されるように乾燥
部を制御するようにしたので、乾燥する感光材料に応じ
た適切な乾燥条件で乾燥させることができる、という優
れた効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1記載の発明の作用として発光素子と受
光素子の配列を示す概念図である。
【図2】請求項2記載の発明の作用として発光素子と受
光素子の配列及び検出精度を説明するための概念図であ
る。
【図3】本実施例に係る自動現像機の概略構成図であ
る。
【図4】自動現像機の制御回路の接続関係を示す概略ブ
ロック図である。
【図5】(A)及び(B)は各種の搬送態様における発
光ユニットと印画紙との対応を示す概念図である。
【図6】発光ユニットと受光ユニットとの位置関係を示
す側面図である。
【図7】本実施例のメインルーチンを示すフローチャー
トである。
【図8】本実施例の列数、幅寸法の検出処理を説明する
フローチャートである。
【図9】本実施例の補充液、水洗水の供給処理を説明す
るフローチャートである。
【図10】発光素子及び受光素子の位置関係の他の例を
示す概念図である。
【図11】発光素子(及び受光素子)の配列の他の例を
示す平面図である。
【符号の説明】
10 印画紙 20 自動現像機 32 印画紙 36 制御回路 40 発光ユニット 42 受光ユニット 64 ポンプ 66 ポンプ 68 ポンプ 70 ポンプ 72 ポンプ 76 ファン 78 ヒータ

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 間隔を隔てて配列された複数の発光素子
    と、 前記複数の発光素子の配列方向に沿って間隔を隔てて配
    列された複数の受光素子と、 前記複数の発光素子を1つずつ発光させる発光手段と、 前記複数の受光素子の各々が発光素子からの光を受光し
    たか否かを複数の発光素子の1つずつについて判断する
    判断手段と、 発光された発光素子と受光した受光素子との組の位置
    と、発光された発光素子と受光しなかった受光素子との
    組の位置と、に基づいてシート状部材のエッジを検出す
    る検出手段と、 を含むシート状部材のエッジ検出装置。
  2. 【請求項2】 一定間隔隔てて配列された複数の発光素
    子と、 前記複数の発光素子の配列方向に沿って一定間隔隔てて
    配列された複数の受光素子と、 前記複数の発光素子を1つずつ発光させる発光手段と、 前記複数の受光素子の各々が発光素子からの光を受光し
    たか否かを複数の発光素子の1つずつについて判断する
    判断手段と、 発光された発光素子と受光した受光素子との組の位置
    と、発光された発光素子と受光しなかった受光素子との
    組の位置と、に基づいてシート状部材のエッジを検出
    し、検出したエッジに基づいてシート状部材の寸法を検
    出する検出手段と、 を含むシート状部材の寸法検出装置。
  3. 【請求項3】 一定間隔隔ててかつ感光材料の搬送路を
    横切るように配列された複数の発光素子と、 前記搬送路を挟んで前記複数の発光素子の配列方向に沿
    うように一定間隔隔てて配列された複数の受光素子と、 前記複数の発光素子を1つずつ発光させる発光手段と、 前記複数の受光素子の各々が発光素子からの光を受光し
    たか否かを複数の発光素子の1つずつについて判断する
    判断手段と、 発光された発光素子と受光した受光素子との組の位置
    と、発光された発光素子と受光しなかった受光素子との
    組の位置と、に基づいて前記搬送路を搬送される感光材
    料の幅方向両端のエッジを検出し、検出したエッジに基
    づいて前記感光材料の幅寸法を検出する検出手段と、 を含む感光材料の幅寸法検出装置。
  4. 【請求項4】 一定間隔隔ててかつ感光材料の搬送路を
    横切るように配列された複数の発光素子と、 前記搬送路を挟んで前記複数の発光素子の配列方向に沿
    うように一定間隔隔てて配列された複数の受光素子と、 前記複数の発光素子を1つずつ発光させる発光手段と、 前記複数の受光素子の各々が発光素子からの光を受光し
    たか否かを複数の発光素子の1つずつについて判断する
    判断手段と、 発光された発光素子と受光した受光素子との組の位置
    と、発光された発光素子と受光しなかった受光素子との
    組の位置と、に基づいて前記搬送路を搬送される感光材
    料の幅方向両端のエッジを検出し、検出したエッジの個
    数に基づいて前記感光材料の列数を検出する検出手段
    と、 を有する感光材料の列数検出装置。
  5. 【請求項5】 一定間隔隔ててかつ感光材料の搬送路を
    横切るように配列された複数の発光素子と、 前記搬送路を挟んで前記複数の発光素子の配列方向に沿
    うように一定間隔隔てて配列された複数の受光素子と、 前記複数の発光素子を1つずつ発光させる発光手段と、 前記複数の受光素子の各々が発光素子からの光を受光し
    たか否かを複数の発光素子の1つずつについて判断する
    判断手段と、 発光された発光素子と受光した受光素子との組の位置
    と、発光された発光素子と受光しなかった受光素子との
    組の位置と、に基づいて前記搬送路を搬送される感光材
    料の幅方向両端のエッジを検出し、検出したエッジに基
    づいて前記感光材料の幅寸法を検出する検出手段と、 前記検出手段によって検出された感光材料の幅寸法に基
    づいて感光材料の処理量に対応する補充液の補充量を求
    め、求めた補充量に対応する量の補充液を供給する供給
    手段と、 を有する感光材料処理装置の補充液供給装置。
  6. 【請求項6】 一定間隔隔ててかつ感光材料の搬送路を
    横切るように配列された複数の発光素子と、 前記搬送路を挟んで前記複数の発光素子の配列方向に沿
    うように一定間隔隔てて配列された複数の受光素子と、 前記複数の発光素子を1つずつ発光させる発光手段と、 前記複数の受光素子の各々が発光素子からの光を受光し
    たか否かを複数の発光素子の1つずつについて判断する
    判断手段と、 発光された発光素子と受光した受光素子との組の位置
    と、発光された発光素子と受光しなかった受光素子との
    組の位置と、に基づいて前記搬送路を搬送される感光材
    料の幅方向両端のエッジを検出し、検出したエッジに基
    づいて前記感光材料の幅寸法を検出する検出手段と、 前記検出手段によって検出された感光材料の幅寸法に基
    づいて感光材料の処理量に対応する水洗水の供給量を求
    め、求めた供給量に対応する量の水洗水を供給する供給
    手段と、 を有する感光材料処理装置の水洗水供給装置。
  7. 【請求項7】 一定間隔隔ててかつ感光材料の搬送路を
    横切るように配列された複数の発光素子と、 前記搬送路を挟んで前記複数の発光素子の配列方向に沿
    うように一定間隔隔てて配列された複数の受光素子と、 前記複数の発光素子を1つずつ発光させる発光手段と、 前記複数の受光素子の各々が発光素子からの光を受光し
    たか否かを複数の発光素子の1つずつについて判断する
    判断手段と、 発光された発光素子と受光した受光素子との組の位置
    と、発光された発光素子と受光しなかった受光素子との
    組の位置と、に基づいて前記搬送路を搬送される感光材
    料の幅方向両端のエッジを検出し、検出したエッジに基
    づいて前記感光材料の幅寸法を検出する検出手段と、 前記検出手段によって検出された感光材料の幅寸法に基
    づいて前記感光材料に適した乾燥条件を求め、感光材料
    が前記求めた乾燥条件で乾燥されるように乾燥部を制御
    する制御手段と、 を有する感光材料処理装置の乾燥部の制御装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20030057156A (ko) * 2001-12-28 2003-07-04 주식회사 크레텍 원단의 폭 검출 장치 및 그의 제어방법
CN106247942A (zh) * 2016-09-21 2016-12-21 深圳职业技术学院 红外精确测量仪器

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