JPH05215384A - 空気調和装置 - Google Patents

空気調和装置

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Publication number
JPH05215384A
JPH05215384A JP4019901A JP1990192A JPH05215384A JP H05215384 A JPH05215384 A JP H05215384A JP 4019901 A JP4019901 A JP 4019901A JP 1990192 A JP1990192 A JP 1990192A JP H05215384 A JPH05215384 A JP H05215384A
Authority
JP
Japan
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temperature
room
indoor
unit
indoor unit
Prior art date
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Pending
Application number
JP4019901A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroyuki Miyamoto
博幸 宮本
Hirozo Takegawa
博三 武川
Tomoko Kitamura
知子 北村
Yuji Inoue
雄二 井上
Hisashi Kodama
久 児玉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP4019901A priority Critical patent/JPH05215384A/ja
Publication of JPH05215384A publication Critical patent/JPH05215384A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Compression-Type Refrigeration Machines With Reversible Cycles (AREA)
  • Air Conditioning Control Device (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 マルチタイプのヒ−トポンプ式の空気調和装
置において、冬期暖房時に室内機が停止中の部屋の窓等
の結露を防ぐことを目的とする。 【構成】 温湿度検知手段10と室内制御装置5を内蔵
した室内機2と、室温検知手段11と室内制御装置6を
内蔵した室内機3と、室内機2、3と信号をやり取りす
る室外制御装置4と、外気温検知手段9を内蔵した室外
機1からなり、室外制御装置4は、運転中の室内機2か
らの温湿度データから露点温度を算出し、停止中の室内
機3からの室温データと、外気温検知手段9からの外気
温データにより停止中の室内機を制御するというプログ
ラムを予め記憶することにより、冬期暖房時に、室内機
3が停止中の部屋の窓付近の気温が露点温度より低くな
らないよう室温を制御できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、家庭用、業務用のマル
チタイプのヒ−トポンプ式の空気調和装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来のマルチタイプのヒ−トポンプ式の
空気調和装置では、複数の室内機が各部屋に設置され、
それら室内機は、一台の室外機によって制御されてい
る。そして、各部屋の気温や室内機の運転状況はその一
台の室外機に情報として取り込まれている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
空気調和装置では、室内機が停止中の部屋の状態は考慮
されていなかった。そのため、高気密高断熱化が進んで
きた集合住宅等では、特に冬期、暖房している部屋とし
ていない部屋の気温の差が大きく、暖房していない部屋
の窓等の結露が問題になってきている。
【0004】この窓等の結露の原因は、室内外の気密性
は高いが、室内間の気密性は低く、気温差はできても、
絶対湿度は各部屋同じになるため、暖房していない気温
の低い部屋の相対湿度は高くなり、窓等の断熱の悪い部
分付近の気温が外気温に近くなり、露点温度より低くな
るため結露してしまうからでである。
【0005】本発明は、上記従来の空気調和装置の課題
をマルチタイプの特徴を生かし解決するもので、冬期
に、暖房していない部屋の窓等の結露を防ぐことが出来
る空気調和装置を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、圧縮機と室内外熱交換器と減圧装置とから
なる冷凍サイクルと、該冷凍サイクルを構成する各機器
を制御する信号を出力する制御装置とを有し、複数の室
内の温湿度を制御する空気調和装置において、複数の室
内機のうち1台は設置された部屋の気温と湿度を検知す
る温湿度検知手段と検知手段からの信号を受け室外機と
信号をやり取りする制御装置を備え、残りの室内機は気
温を検知する室温検知手段と検知手段からの信号を受け
室外機と信号をやり取りする制御装置を備え、室外機は
通常の運転中の室内機との信号のやり取りに加え、停止
中の室内機とも信号をやり取りする制御装置を備えたも
のである。
【0007】
【作用】本発明は上記した手段により、運転中の室内機
からの温湿度データから露点温度を算出し、停止中の室
内機からの室温データと外気温検知手段からの外気温デ
ータにより停止中の室内機を制御するようにしている。
このようにして、冬期に、暖房していない部屋の室温を
監視し、その部屋の窓付近の気温が暖房中の他室の温湿
度データから算出された露点温度より低くならないよう
に停止中の室内機を制御することにより、窓等の結露を
防ぐことができる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。
【0009】図1は本発明の一実施例を示す空気調和装
置の構成図である。図において、圧縮機等を内蔵した室
外機1は、各部屋に設置されている複数の室内機2、3
に冷媒配管11と制御信号線7、8を介して接続され、
各室内機2、3の運転状態に応じて圧縮機等を制御する
室外制御装置4と外気温検知手段9を内蔵している。A
室に設置した室内機2は、室内制御装置5を内蔵し、室
外制御装置4と制御信号線7でデータの送受信を行って
いる。B室に設置した室内機3は、室内制御装置6を内
蔵し、室外制御装置4と制御信号線8でデータの送受信
を行っている。室外制御装置4は、室外機1に内蔵さ
れ、室内機2、3の状態を制御信号線7、8を通して知
り、圧縮機等を制御する装置でる。この室外制御装置4
は、通常の制御に加え、運転中の特定の室内機からの温
湿度データから露点温度を算出し、停止中の室内機から
の室温データと外気温検知手段9からの外気温データに
よりその室内機を制御することが出来る。室内機2に内
蔵された室内制御装置5は、制御信号線7により室内機
2の運転状態及び室内の温湿度データを室外制御装置4
に送信するものである。室内機3に内蔵された室内制御
装置6は窓面12付近に取り付けた室温検知手段11の
信号を受け、制御信号線8により室温データと室内機3
の運転状態を室外制御装置4に送信するものである。制
御信号線7は、室内制御装置5と室外制御装置4をつな
ぎ、室内機2の運転状態及び室内の温湿度データを室外
制御装置4に送信する手段である。制御信号線8は、室
内制御装置6と室外制御装置4をつなぎ、室内機3の運
転状態を室外制御装置4に送信するとともに、室内機3
が停止中で結露防止モードにはいった場合に室内から室
外へ室温データを、室外から室内へ運転信号を送信する
信号線である。外気温検知手段9は、室外機1の設置場
所付近の気温を検知する手段、温湿度検知手段10はA
室の気温と湿度を検知する手段である。室温検知手段1
1は窓面12付近に取り付けた手段で、室内制御装置6
に室温データを送っている。12はB室で最も結露しや
すい窓面である。13は室外機1と室内機2・3を接続
している冷媒配管である。
【0010】図2は、室外制御装置4に予め記憶してい
る結露防止モードのプログラムの一例である。
【0011】つぎに、図1の構成における動作を、A室
が寝室でB室が食堂或は居間としたときを例として、図
2の結露防止モードのプログラムを参照しながら説明す
る。
【0012】室内機2が運転中で、室内機3が停止中の
場合(ステップS1)、室外制御装置4は、まず運転中
のA室の室内機2から温湿度検知手段10が検知した温
湿度データ(ステップS2)を、室内制御装置5と制御
信号線7を介して受け、露点温度Tdを算出する(ステ
ップS3)。次に外気温検知手段9からの外気温データ
Toを受け(ステップS4)、露点温度Tdと外気温T
oの比較により、結露防止モードにはいるかどうかを判
定している(ステップS5)。すなわち、外気温Toが
露点温度Tdより高い場合は、結露の心配はなく、結露
防止モードにはいってB室の室温データを取り込む必要
はない。これに対して外気温Toが露点温度Tdより低
くなると、そこで結露防止モードにはいり(ステップS
6)、停止中のB室の室内機3から制御信号線8と室内
制御装置6を介して、窓面12付近に取り付けた室温検
知手段11からの室温データTiを受け(ステップS
7)、(Ti)と(2Td−To)の比較により結露状
態を判定している(ステップS8)。例えばA室の気温
が18℃、相対湿度が40%の時、露点温度は約4℃と
算出される。外気温が上記露点温度の4℃より高い場合
は結露の心配はなく、低くなって初めて結露防止モード
にはいり、B室の室温データTiを取り込み、外気温が
露点温度よりも低い2℃のときは、取り込んだB室の室
温データTiが6℃より低くなって初めて室外機1から
室内機3へ運転信号を出す(ステップS9)。
【0013】万一、この結露防止モード中に暖房運転を
したい場合は、通常の室内機の運転スイッチを押すこと
により、自動的に結露防止モードは解除され、通常の暖
房運転が始まる。
【0014】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように本発明に
よれば、冬期暖房時に、室内機が停止中の部屋の窓付近
の気温が露点温度より低くならないよう室温を制御で
き、窓等の結露を防ぐことができる。
【0015】また、複数台の室内機のうち、1台でも運
転中なら、結露防止運転は自動的に働くが、全て停止
中、例えば旅行中等では、自動的に働かないという動作
がマルチタイプでは容易に行え、実用上極めて有用であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す空気調和装置の構成図
である。
【図2】同空気調和装置の室外制御装置に内蔵されるプ
ログラムのフロ−チャ−トである。
【符号の説明】
1 室外機 2 A室に設置された室内機A 3 B室に設置された室内機B 4 室外制御装置 5、6 室内制御装置 7、8 制御信号線 9 外気温検知手段 10 温湿度検知手段 11 室温検知手段 12 窓 13 冷媒配管
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 井上 雄二 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 児玉 久 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧縮機と室内外熱交換器と減圧装置とを
    持つ冷凍サイクルと、その冷凍サイクルを構成する各機
    器を制御する信号を出力する制御装置とを有し、複数の
    室内の温湿度を制御する空気調和装置において、 複数の室内に設置された室内機は、設置された室内の気
    温と湿度を検知する温湿度検知手段、或は設置された室
    内の気温を検知する室温検知手段と、それぞれ検知手段
    からの信号を受け室外機と信号をやり取りする制御装置
    を備え、 前記室外機は前記各々の室内機と信号をやり取りする制
    御装置と、外気温度を検知する外気温検知手段とを備
    え、 未使用の部屋に設置された室内機を他室の温湿度を基に
    制御し、窓等の結露を防ぐことを特徴とする空気調和装
    置。
  2. 【請求項2】 温湿度検知手段によって、使用中の室内
    機のある部屋の温湿度を検出し、露点温度を計算し、前
    記外気温度検知手段によって外気温度を測定し、所定の
    条件を満たす場合、前記室温検知手段によって未使用の
    部屋の室温を測定し、所定の条件を満たす場合、その未
    使用の部屋の室内機を運転させることを特徴とする請求
    項1の空気調和装置。
JP4019901A 1992-02-05 1992-02-05 空気調和装置 Pending JPH05215384A (ja)

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JP4019901A JPH05215384A (ja) 1992-02-05 1992-02-05 空気調和装置

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ID=12012111

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09264596A (ja) * 1996-03-28 1997-10-07 Mitsubishi Electric Corp 分離型空気調和機
JP2005134093A (ja) * 2003-10-06 2005-05-26 Sanden Corp ショーケースの制御装置
KR20100082521A (ko) * 2009-01-09 2010-07-19 삼성전자주식회사 가전기기 및 이의 제어방법

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH09264596A (ja) * 1996-03-28 1997-10-07 Mitsubishi Electric Corp 分離型空気調和機
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