JPH09236298A - 空気調和装置 - Google Patents

空気調和装置

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JPH09236298A
JPH09236298A JP8039880A JP3988096A JPH09236298A JP H09236298 A JPH09236298 A JP H09236298A JP 8039880 A JP8039880 A JP 8039880A JP 3988096 A JP3988096 A JP 3988096A JP H09236298 A JPH09236298 A JP H09236298A
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JP
Japan
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temperature
humidity
air
air conditioner
control unit
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JP8039880A
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Kenji Yamazaki
健司 山崎
Hideharu Oishi
英晴 大石
Akiyoshi Taga
明義 多賀
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Hitachi Ltd
Hitachi Shimizu Engineering Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Hitachi Shimizu Engineering Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 冷却対象の機器の表面への結露を未然に防止
する空気調和装置を提供するを提供する。 【解決手段】 目標値に吹出空気温度がなるように圧縮
機の容量制御を行う空気調和装置において、冷却対象の
機器の周囲温度及び湿度を計測する温度センサ10、湿
度センサ11を設け、その検出結果から機器の周囲空気
の装置露点温度を算出し、この装置露点温度よりも吹出
空気温度が低い場合は、冷却対象の機器の表面に結露す
る可能性がある旨の警告表示を行う警告表示器12を設
けた。 【効果】 機器への結露による電子部品の障害を未然に
防止できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、二重床の上に設置
した電子計算機等の発熱する機器の冷却を目的とする空
気調和装置に関し、特に、吹出空気温度の制御を行う床
下吹出型の空気調和装置に関する。
【0002】
【従来の技術】このような従来の空調制御装置として
は、特開昭61−49955号公報に記載のように、電
子計算機に送り込まれる冷却空気の湿度について測定装
置等を設けて監視及び管理を行い、その電子計算機内部
への結露を防止しようとするものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上述の従
来の空気調和装置では、稼働中の電子計算機等の内部へ
の結露の防止については考慮されているが、電子計算機
等が稼働状態でないときのその電子計算機等への結露の
防止についてはなんら考慮されていない。
【0004】すなわち、電子計算機のような発熱する機
器は、機器全体が発熱しているのではなく、部分的には
全く発熱していないところもある。また、機器が稼働状
態になく、発熱していない場合もある。このような場合
には、空気調和装置によって送り込まれる冷却空気によ
って機器の筐体まで冷却される。この状態のときに、機
器周囲の空気の状態によっては、機器の筐体表面に結露
する可能性があり、機器の構造によっては結露水が機器
内部に浸入し、内部の電子部品に障害を与える可能性が
あった。
【0005】さらにまた、電子計算機が長期間停止した
場合等においては、電算機室の換気をしていなくてもそ
の電算機室には若干ではあるが外気が侵入したり、床下
のコンクリート部から湿気が発生することにより、その
電算機室の湿度が上昇してしまうことがある。このよう
な状態で空気調和装置の起動をすると、床下に滞留して
いた湿気を多く含んだ空気がまず電子計算機に送られ、
その電子計算機が結露してしまう場合がある。
【0006】そこで、本発明は、冷却対象の機器の表面
あるいは内部への結露を未然に防止する空気調和装置を
提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の空気調和装置
は、容量制御可能な圧縮機と、凝縮器、膨張弁及び蒸発
器とを備え、前記各々の部品を配管を介して接続して冷
媒冷凍サイクルを構成し、前記圧縮機の容量制御を行う
制御部と、前記蒸発器を通過して冷却された吹出空気の
温度を計測しその計測値を前記制御部に送る温度センサ
と、吹出空気温度の目標値を入力して前記制御部に送る
設定部とを備え、前記制御部は、前記設定部により入力
された吹出空気温度の目標値を目標として、予め当該制
御部に入力された制御式に従い前記圧縮機の容量制御を
する空気調和装置において、冷却された空気が送られる
冷却対象の機器の周囲温度及び周囲湿度を計測する周囲
温度センサ及び周囲湿度センサを設け、前記制御部は、
前記周囲温度及び周囲湿度と予め当該制御部に入力され
た算出式により前記機器の周囲空気の装置露点温度を算
出するとともに、この装置露点温度と前記吹出空気温度
の計測値とを比較して、装置露点温度よりも吹出空気温
度の計測値が低い場合は、冷却対象の機器の表面に結露
する可能性がある旨の警告表示信号を出力し、この警告
表示信号を入力して警告表示をする警告表示器を設けた
ことを特徴とする。
【0008】また、本発明の空気調和装置は、冷却され
た空気が送られる冷却対象の機器の表面温度、周囲温度
及び周囲湿度を計測する表面温度センサ、周囲温度セン
サ及び周囲湿度センサを設け、前記制御部は、前記周囲
温度及び周囲湿度と予め当該制御部に入力された算出式
により前記機器の周囲空気の装置露点温度を算出すると
ともに、この装置露点温度と前記表面温度とを比較し
て、装置露点温度よりも表面温度が低い場合は、冷却対
象の機器の表面に結露する可能性がある旨の警告表示信
号を出力し、この警告表示信号を入力して警告表示をす
る警告表示器を設けたことを特徴とする。
【0009】また、本発明の空気調和装置は、冷却対象
の機器の表面に結露する可能性がある旨の警告表示信号
を出力する遠隔への出力接点を設けることが好ましい。
【0010】また、本発明の空気調和装置は、設定部よ
り吹出空気温度の上限値を設定し、算出した装置露点温
度よりも前記吹出空気温度の計測値が低い場合は、圧縮
機容量制御の吹出空気温度目標値を前記吹出空気温度上
限値に変更して吹出空気温度を上昇させて、冷却対象の
機器の表面への結露防止を図るとともに、これにより吹
出空気温度を上昇させても、なお、装置露点温度より吹
出空気温度の計測値が低い場合は、警告表示を警告表示
器によりすること、もしくは遠隔への警告表示信号の出
力を行うことが好ましい。
【0011】また、本発明の空気調和装置は、設定部よ
り吹出空気温度上限値を設定し、算出した装置露点温度
よりも前記機器の表面温度が低い場合は、圧縮機容量制
御の吹出空気温度目標値を前記吹出空気温度上限値に変
更して吹出空気温度を上昇させて、冷却対象の機器の表
面への結露防止を図るとともに、吹出空気温度を上昇さ
せても、なお、装置露点温度より機器の表面温度が低い
場合は、警告表示を警告表示器によりすること、もしく
は遠隔への警告表示信号の出力を行うことが好ましい。
【0012】これらにより、冷却対象の機器についての
使用者は、その機器表面に結露の可能性があることを警
告表示器により正確に認識して、機器に障害が発生する
前に対策が可能となる。
【0013】また、本発明の空気調和装置は、圧縮機、
蒸発器、凝縮器、再熱器及び送風機を有してなる冷凍サ
イクルにより、二重床を有する電算機室において床下空
調をする空気調和装置において、二重床内における電子
計算機の近傍に配置した温度センサ及び湿度センサと、
この温度センサ及び湿度センサの検出結果に基づいて電
子計算機へ送る冷却空気の温度及び湿度を制御する制御
部とを有し、前記湿度センサは、電子計算機及び空気調
和装置の空調停止時においても二重床内の湿度を検出し
て検出結果を前記制御部へ伝送し、この停止時の湿度を
入力した前記制御部は、該停止時の湿度が予め設定して
ある基準湿度を超えた場合に、前記冷凍サイクルにおけ
る送風機のみを運転させ、該停止時の湿度が所定の湿度
以下になった時に該送風機の運転を停止させることを特
徴とする。
【0014】また、本発明の空気調和装置は、二重床内
における電子計算機の近傍に配置した温度センサ及び湿
度センサと、この温度センサ及び湿度センサの検出結果
に基づいて電子計算機へ送る冷却空気の温度及び湿度を
制御する制御部とを有し、前記湿度センサは、電子計算
機及び空気調和装置の空調停止時においても二重床内の
湿度を検出して検出結果を前記制御部へ伝送し、この停
止時の湿度を入力した前記制御部は、該停止時の湿度が
予め設定してある基準湿度を超えた場合に、前記冷凍サ
イクルを構成する前記圧縮機、蒸発器、凝縮器及び再熱
器を動作させ、前記蒸発器を通過した冷却空気を前記再
熱器で加熱することにより、温度を変えずに除湿のみす
る除湿運転制御をするとともに、湿度センサの検出結果
が所定の基準値未満となる状態を維持する除湿運転制御
をすることを特徴とする。
【0015】これらにより、本発明の空気調和装置は、
電子計算機及び空気調和装置の空調停止時においても二
重床内の湿度を検出して、この検出結果に基づいて除湿
運転制御をするので、電子計算機が長期間停止した場合
等においても二重床内の湿度の上昇を押さえることがで
き、電子計算機が長期間停止した後に起動させた場合で
も、その電子計算機への結露を防止することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
【0017】図1は、本発明の第1実施の形態に係る空
気調和装置を示す冷凍サイクル構成図である。また、図
2は、図1に示す空気調和装置の動作を示すフローチャ
ートである。
【0018】本空気調和装置は、容量制御可能な圧縮機
1と、凝縮器2、膨張弁3、蒸発器4及びアキュムレー
タ5からなる冷媒冷凍サイクルを備えている。そして、
蒸発器4にて冷却された空気は、冷却対象である電子計
算機などの発熱する機器に、送風機6にて二重床の床下
を通じて送られる。
【0019】また、本空気調和装置は、圧縮機1の容量
制御を行う制御部8と、蒸発器4を通過して冷却された
吹出空気の温度を計測しその計測値を制御部8に送る温
度センサ7と、吹出空気温度の目標値を入力して制御部
8に送る設定部9とを備えている。ここで、制御部8
は、設定部9により入力された吹出空気温度の目標値を
目標として、予め当該制御部8に入力された制御式に従
い圧縮機1の容量制御をする。
【0020】さらに、本空気調和装置は、冷却された空
気が送られる冷却対象の機器の周囲温度及び周囲湿度を
計測する温度センサ10及び湿度センサ11を設け、制
御部8は、前記周囲温度及び周囲湿度と予め当該制御部
に入力された算出式により前記機器の周囲空気の装置露
点温度を算出するとともに、この装置露点温度と前記吹
出空気温度の計測値とを比較して、装置露点温度よりも
吹出空気温度の計測値が低い場合は、冷却対象の機器の
表面に結露する可能性がある旨の警告表示信号を出力
し、この警告表示信号を入力して警告表示をする警告表
示器12を設けている。
【0021】次に、本空気調和装置の動作について説明
する。本空気調和装置においては、冷却対象である発熱
する機器の周囲の温度及び湿度を計測する温度センサ1
0、湿度センサ11を設けている。制御部8は、図2に
示すように、まず温度センサ7により吹出空気温度を測
定し(S1)、次に温度センサ10、湿度センサ11に
よって機器の周囲の温度及び湿度を測定する(S2)。
【0022】そして、測定した機器の周囲の温度及び湿
度から、その空気状態での装置露点温度を制御部8の中
のマイクロコンピュータ内に予め入力された制御式によ
って算出する(S3)。さらに、現在の吹出空気温度と
算出した装置露点温度とを比較演算して(S4)、吹出
空気温度が装置露点温度より低い場合には、結露の可能
性があるということで警告表示を行う制御をする(S
5)。一方、吹出空気温度が装置露点温度より高い場合
には、結露の警告表示は行わない。
【0023】また、警告表示は、図1に示すように、制
御部8と接続された警告表示器12により行い、警告表
示としてはランプの点灯、あるいは、液晶画面を用いて
文字または記号を出力することで行う。
【0024】これらにより、本空気調和装置は、空調対
象となる機器使用者等に対して、前記機器表面に結露の
可能性があることを表示することができるので、その機
器使用者等は機器に障害が発生する前に所定の対策を採
ることが可能となる。なお、警告表示の方法については
本実施の形態の方法以外にも種々変形可能である。
【0025】図3は、本発明の第2実施の形態に係る空
気調和装置の動作を示すフローチャートである。
【0026】本空気調和装置では、第1実施の形態の内
容に加えて、冷却対象である発熱する機器の筐体表面の
温度を直接計測する温度センサを設けている(図示せ
ず)。
【0027】制御部8は、図3に示すように、まず温度
センサにより機器の筐体表面温度を測定する(S1
1)。次に、温度センサ10、湿度センサ11によって
機器の周囲の温度及び湿度を測定する(S12)。そし
て、測定した機器の周囲の温度及び湿度から、その空気
状態での装置露点温度を制御部8の中のマイクロコンピ
ュータ内に予め入力された制御式によって算出する(S
13)。
【0028】さらに、現在の機器の筐体表面温度と算出
した装置露点温度とを比較演算し(S14)、機器の筐
体表面温度が装置露点温度よりも低い場合には、結露の
可能性があるということで警告表示を行う制御をする
(S15)。一方、吹出空気温度が装置露点温度よりも
高い場合には、結露の警告表示は行わない。なお、警告
表示の方法については、第一実施の形態と同じである。
【0029】これらにより、本空気調和装置は、冷却対
象である発熱する機器の筐体表面の温度を直接計測し、
これらの計測結果に基づいて結露の警告表示をするの
で、より正確に結露の警告表示をすることができる。
【0030】図4は、本発明の第3実施の形態に係る空
気調和装置の主要部を示すブロック図である。本空気調
和装置は、第1及び第2実施の形態の空気調和装置に対
して、警告表示信号について、図4に示すように遠隔出
力接点20を設け、遠隔に警告表示信号を出力可能とし
たものである。
【0031】これにより、本空気調和装置の周囲が無人
であっても、機器使用者は、前記機器表面に結露の可能
性があることを認識して、機器に障害が発生する前に対
策が可能となる。
【0032】図5は、本発明の第4実施の形態に係る空
気調和装置の動作を示すフローチャートである。本空気
調和装置は、第1の実施の形態に係る空気調和装置の構
造を有している。
【0033】さらに、本空気調和装置は、まず温度セン
サ7により吹出空気温度を測定し(S1)、次に温度セ
ンサ10、湿度センサ11によって機器の周囲の温度及
び湿度を測定する(S2)。そして、測定した機器の周
囲の温度及び湿度から、その空気状態での装置露点温度
を制御部8の中のマイクロコンピュータ内に予め入力さ
れた制御式によって算出する(S3)。さらに、現在の
吹出空気温度と算出した装置露点温度とを比較演算して
(S4)、吹出空気温度が装置露点温度より低い場合に
は、結露の可能性があるということで警告表示を行う制
御をする(S5)。一方、吹出空気温度が装置露点温度
より高い場合には、結露の警告表示は行わない。ここま
での動作は、図2に示す空気調和装置の動作と同じであ
る。
【0034】さらにまた、本空気調和装置では、設定部
9より吹出空気温度目標値に加えて、許容できる吹出空
気温度上限値を入力する。これにより、現在の吹出空気
温度と算出した装置露点温度とを比較演算して(S2
1)、吹出空気温度が装置露点温度より低い場合には、
圧縮機の容量制御のための吹出空気温度目標値が上限値
に既に変更されているかどうかを判定する(S22)。
ここで、変更されていない場合には、吹出空気温度目標
値を上限値へ変更する(S24)。これにより、吹出空
気温度を上昇させて結露の防止を図る。
【0035】一方、ステップ22において、吹出空気温
度目標値が上限値に既に変更されているにもかかわら
ず、吹出空気温度が装置露点温度より低い場合には、結
露の可能性があるということで警告表示を行う(S2
3)。
【0036】ステップ21において、吹出空気温度が装
置露点温度より高い場合には、結露の警告表示は行わな
い。
【0037】これらにより、本空気調和装置は、過渡的
に何らかの原因で冷却対象である発熱する機器の周囲の
湿度が上昇して、吹出空気温度が装置露点温度より低い
状態になった場合でも、吹出空気温度を許容上限値まで
上昇させることにより一時的な結露を防止できる。
【0038】図6は、本発明の第5実施の形態に係る空
気調和装置の動作を示すフローチャートである。本空気
調和装置は、第2の実施の形態に係る空気調和装置の構
造を有している。
【0039】さらに、本空気調和装置では、まず温度セ
ンサにより機器の筐体表面温度を測定する(S11)。
次に、温度センサ10、湿度センサ11によって機器の
周囲の温度及び湿度を測定する(S12)。そして、測
定した機器の周囲の温度及び湿度から、その空気状態で
の装置露点温度を制御部8の中のマイクロコンピュータ
内に予め入力された制御式によって算出する(S1
3)。さらに、現在の機器の筐体表面温度と算出した装
置露点温度とを比較演算し(S14)、機器の筐体表面
温度が装置露点温度よりも低い場合には、結露の可能性
があるということで警告表示を行う制御をする(S1
5)。一方、吹出空気温度が装置露点温度よりも高い場
合には、結露の警告表示は行わない。ここまでの動作
は、図3に示す空気調和装置の動作と同じである。
【0040】さらにまた、本空気調和装置では、設定部
9より吹出空気温度目標値に加えて、許容できる吹出空
気温度上限値を入力する。これにより、現在の機器の筐
体表面温度と算出した装置露点温度とを比較演算する
(S31)。ここで、機器の筐体表面温度が装置露点温
度より低い場合には、圧縮機1の容量制御のための吹出
空気温度目標値が上限値に既に変更されているかどうか
を判定する(S32)。そして、変更されていない場合
には、吹出空気温度目標値を上限値へ変更する(S3
4)。これにより、吹出空気温度を上昇させ、その結果
として機器の筐体表面温度も上昇させて結露の防止を図
る。
【0041】ステップ32において、吹出空気温度目標
値が上限値に既に変更されているにもかかわらず、機器
の筐体表面温度が装置露点温度より低い場合には、結露
の可能性があるということで警告表示を行う(S3
3)。
【0042】ステップ31において、機器の筐体表面温
度が装置露点温度より高い場合には、結露の警告表示は
行わない。
【0043】これらにより、本空気調和装置は、過渡的
に何らかの原因で冷却対象である発熱する機器の周囲の
湿度が上昇して、機器の筐体表面温度が装置露点温度よ
り低い状態になった場合でも、吹出空気温度を許容上限
値まで上昇させることにより、その結果として機器の筐
体表面温度も上昇させて、一時的要因による結露をも防
止できる。
【0044】図7は、本発明の第6実施の形態に係る空
気調和装置の動作を示すフローチャートである。図8
は、図7に示す空気調和装置についての室内配置図であ
る。
【0045】本空気調和装置82は、圧縮機、蒸発器、
凝縮器、再熱器及び送風機を有してなる冷凍サイクルに
より、二重床86を有する電算機室において床下空調を
するものである。
【0046】そして、本空気調和装置82は、二重床8
6内における電子計算機81の近傍に配置した温度及び
湿度センサ83と、この温度及び湿度センサ83の検出
結果に基づいて電子計算機へ送る冷却空気の温度及び湿
度を制御する制御部84とを有している。
【0047】ここで、湿度センサ83は、電子計算機8
1及び空気調和装置82の空調停止時においても二重床
内の湿度を検出して検出結果を制御部84へ伝送する。
この停止時の湿度を入力した制御部84は、該停止時の
湿度が予め設定してある基準湿度を超えた場合に、冷凍
サイクルにおける送風機85のみを運転させ、該停止時
の湿度が所定の湿度以下になった時に該送風機の運転を
停止させる。
【0048】これらにより、本空気調和装置は、電子計
算機の停止時においても、電算機室内の特に二重床下の
内に湿気が対流することを防止でき、かつ、二重床下の
内に湿気が基準値を超えないようにすることにより、電
算機内に結露が生じることを防止することができる。
【0049】一方、本空気調和装置において、湿度セン
サ83が電子計算機81及び空気調和装置82の空調停
止時においても二重床内の湿度を検出して検出結果を制
御部84へ伝送し、この停止時の湿度を入力した制御部
84は、該停止時の湿度が予め設定してある基準湿度を
超えた場合に、前記冷凍サイクルを構成する圧縮機、蒸
発器、凝縮器及び再熱器を動作させ、蒸発器を通過した
冷却空気を再熱器で加熱することにより、温度を変えず
に除湿のみする除湿運転制御をするとともに、湿度セン
サの検出結果が所定の基準値未満となる状態を維持する
除湿運転制御をすることと、することでもよい。
【0050】次に、本空気調和装置の動作について図7
を参照して説明する。まず、電算機室内の電子計算機が
稼働しており顕熱負荷がある場合は、モード切換を冷房
運転に設定し(S41、S48)、通常の吹出空気温度
及び湿度の制御をする。
【0051】一方、長期間にわたって電子計算機を停止
しており顕熱負荷がない場合は、冷房運転は必要としな
い。しかし、室外から外気が若干でも侵入した場合や、
床下のコンクリートからの湿気の発生などで湿度が上が
った状態で、電子計算機を起動した場合は、湿気を多く
含んだ空気が電子計算機へ送られる可能性があるので、
空気調和装置82により、湿度を制御するモードに切り
替える(S41、S42)。
【0052】次に、侵入する外気の湿度の大小により、
制御方法を送風運転か除湿運転に分ける(S44)。モ
ード切換後、湿度センサ83が検出した湿度がa%RH
に達した時に送風運転を行い(S45)、b%RHに達
した時に除湿運転を行う(S49)ように、各々a%R
H、b%RHの湿度設定をする(S42)。
【0053】そして、湿度センサ83で検出した電子計
算機81周辺の湿度c%RHを制御部84に取り込み
(S43)、設定値a%RH、b%RHとの比較をする
(S44)。その結果、湿度の実測値c%RHが設定値
a%RHより大きく、かつ、b%RHより小さい場合
は、送風運転のみ行う(S45)。
【0054】これにより、電子計算機81付近に空気の
流れを与えて湿気の滞溜を防止することで、電子計算機
81等における結露を起こりにくくする。
【0055】そして、送風運転後の電子計算機81周辺
の湿度d%RHを湿度センサ83で検出して制御部84
に取り込み(S46)、再び設定値a%RH、b%RH
との比較をする(S47)。そして、湿度の実測値d%
RHが設定値a%RHより大きく、かつ、b%RHより
小さい場合は、さらに送風運転のみを行う(S45)。
【0056】一方、ステップ44において、湿度の実測
値c%RHが設定値b%RHより大きい場合は、冷凍サ
イクルによる除湿運転を行い(S49)、直接湿度を下
げて電子計算機81等の結露を防止する。ここで、除湿
運転後の電子計算機81周辺の湿度e%RHを湿度セン
サ83で検出して制御部84に取り込み(S50)、設
定値b%RHとの比較をする(S51)。そして、湿度
の実測値e%RHが設定値b%RHより大きいときは、
ステップ49に戻り、b%RH未満であるときは、ステ
ップ44に戻る(S45)。
【0057】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、冷
却対象である機器の周囲の湿度とその周囲の露点温度と
に応じて警告表示をするので、その機器に結露が生じる
可能性があることを正確に表示等することができ、その
機器についての結露を未然に防止することができる空気
調和装置を提供するができる。
【0058】また、本空気調和装置において、電子計算
機等の冷却対象である機器等が停止しているときでも二
重床内等の湿度に応じて空調制御運転をすることで、そ
の電子計算機等が長期間停止後に起動したときなどにお
いても、その機器についての結露を未然に防止すること
ができる空気調和装置を提供するができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施の形態に係る空気調和装置を
示す冷凍サイクル構成図である。
【図2】図1に示す空気調和装置の動作を示すフローチ
ャートである。
【図3】本発明の第2実施の形態に係る空気調和装置の
動作を示すフローチャートである。
【図4】本発明の第3実施の形態に係る空気調和装置の
主要部を示すブロック図である。
【図5】本発明の第4実施の形態に係る空気調和装置の
動作を示すフローチャートである。
【図6】本発明の第5実施の形態に係る空気調和装置の
動作を示すフローチャートである。
【図7】本発明の第6実施の形態に係る空気調和装置の
動作を示すフローチャートである。
【図8】図7に示す空気調和装置についての室内配置図
である。
【符号の説明】
1 圧縮機 2 凝縮器 3 膨張弁 4 蒸発器 5 アキュムレータ 6 送風機 7 温度センサ 8 制御部 9 設定部 10 温度センサ 11 湿度センサ 12 警告表示器 20 遠隔出力接点 81 電子計算機 82 空気調和装置 83 湿度センサ 84 制御部 85 送風機 86 二重床 87 吹出空気
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 多賀 明義 静岡県清水市村松390番地 株式会社日立 製作所空調システム事業部内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 容量制御可能な圧縮機と、凝縮器、膨張
    弁及び蒸発器とを備え、前記各々の部品を配管を介して
    接続して冷媒冷凍サイクルを構成し、前記圧縮機の容量
    制御を行う制御部と、前記蒸発器を通過して冷却された
    吹出空気の温度を計測しその計測値を前記制御部に送る
    温度センサと、吹出空気温度の目標値を入力して前記制
    御部に送る設定部とを備え、前記制御部は、前記設定部
    により入力された吹出空気温度の目標値を目標として、
    予め当該制御部に入力された制御式に従い前記圧縮機の
    容量制御をする空気調和装置において、冷却された空気
    が送られる冷却対象の機器の周囲温度及び周囲湿度を計
    測する周囲温度センサ及び周囲湿度センサを設け、前記
    制御部は、前記周囲温度及び周囲湿度と予め当該制御部
    に入力された算出式により前記機器の周囲空気の装置露
    点温度を算出するとともに、この装置露点温度と前記吹
    出空気温度の計測値とを比較して、装置露点温度よりも
    吹出空気温度の計測値が低い場合は、冷却対象の機器の
    表面に結露する可能性がある旨の警告表示信号を出力
    し、この警告表示信号を入力して警告表示をする警告表
    示器を設けたことを特徴とする空気調和装置。
  2. 【請求項2】 容量制御可能な圧縮機と、凝縮器、膨張
    弁及び蒸発器とを備え、前記各々の部品を配管を介して
    接続して冷媒冷凍サイクルを構成し、前記圧縮機の容量
    制御を行う制御部と、前記蒸発器を通過して冷却された
    吹出空気の温度を計測しその計測値を前記制御部に送る
    温度センサと、吹出空気温度の目標値を入力して前記制
    御部に送る設定部とを備え、前記制御部は、前記設定部
    により入力された吹出空気温度の目標値を目標として、
    予め当該制御部に入力された制御式に従い前記圧縮機の
    容量制御をする空気調和装置において、冷却された空気
    が送られる冷却対象の機器の表面温度、周囲温度及び周
    囲湿度を計測する表面温度センサ、周囲温度センサ及び
    周囲湿度センサを設け、前記制御部は、前記周囲温度及
    び周囲湿度と予め当該制御部に入力された算出式により
    前記機器の周囲空気の装置露点温度を算出するととも
    に、この装置露点温度と前記表面温度とを比較して、装
    置露点温度よりも表面温度が低い場合は、冷却対象の機
    器の表面に結露する可能性がある旨の警告表示信号を出
    力し、この警告表示信号を入力して警告表示をする警告
    表示器を設けたことを特徴とする空気調和装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載の空気調和装置にお
    いて、冷却対象の機器の表面に結露する可能性がある旨
    の警告表示信号を出力する遠隔への出力接点を設けたこ
    とを特徴とする空気調和装置。
  4. 【請求項4】 請求項1又は3記載の空気調和装置にお
    いて、前記設定部より吹出空気温度の上限値を設定し、
    算出した装置露点温度よりも前記吹出空気温度の計測値
    が低い場合は、圧縮機容量制御の吹出空気温度目標値を
    前記吹出空気温度上限値に変更して吹出空気温度を上昇
    させて、冷却対象の機器の表面への結露防止を図るとと
    もに、これにより吹出空気温度を上昇させても、なお、
    装置露点温度より吹出空気温度の計測値が低い場合は、
    警告表示を警告表示器によりすること、もしくは遠隔へ
    の警告表示信号の出力を行うことを特徴とする空気調和
    装置。
  5. 【請求項5】 請求項2又は3記載の空気調和装置にお
    いて、前記設定部より吹出空気温度上限値を設定し、算
    出した装置露点温度よりも前記機器の表面温度が低い場
    合は、圧縮機容量制御の吹出空気温度目標値を前記吹出
    空気温度上限値に変更して吹出空気温度を上昇させて、
    冷却対象の機器の表面への結露防止を図るとともに、吹
    出空気温度を上昇させても、なお、装置露点温度より機
    器の表面温度が低い場合は、警告表示を警告表示器によ
    りすること、もしくは遠隔への警告表示信号の出力を行
    うことを特徴とする空気調和装置。
  6. 【請求項6】 圧縮機、蒸発器、凝縮器、再熱器及び送
    風機を有してなる冷凍サイクルにより、二重床を有する
    電算機室において床下空調をする空気調和装置におい
    て、二重床内における電子計算機の近傍に配置した温度
    センサ及び湿度センサと、この温度センサ及び湿度セン
    サの検出結果に基づいて電子計算機へ送る冷却空気の温
    度及び湿度を制御する制御部とを有し、前記湿度センサ
    は、電子計算機及び空気調和装置の空調停止時において
    も二重床内の湿度を検出して検出結果を前記制御部へ伝
    送し、この停止時の湿度を入力した前記制御部は、該停
    止時の湿度が予め設定してある基準湿度を超えた場合
    に、前記冷凍サイクルにおける送風機のみを運転させ、
    該停止時の湿度が所定の湿度以下になった時に該送風機
    の運転を停止させることを特徴とする空気調和装置。
  7. 【請求項7】 圧縮機、蒸発器、凝縮器、再熱器及び送
    風機を有してなる冷凍サイクルにより、二重床を有する
    電算機室において床下空調をする空気調和装置におい
    て、二重床内における電子計算機の近傍に配置した温度
    センサ及び湿度センサと、この温度センサ及び湿度セン
    サの検出結果に基づいて電子計算機へ送る冷却空気の温
    度及び湿度を制御する制御部とを有し、前記湿度センサ
    は、電子計算機及び空気調和装置の空調停止時において
    も二重床内の湿度を検出して検出結果を前記制御部へ伝
    送し、この停止時の湿度を入力した前記制御部は、該停
    止時の湿度が予め設定してある基準湿度を超えた場合
    に、前記冷凍サイクルを構成する前記圧縮機、蒸発器、
    凝縮器及び再熱器を動作させ、前記蒸発器を通過した冷
    却空気を前記再熱器で加熱することにより、温度を変え
    ずに除湿のみする除湿運転制御をするとともに、湿度セ
    ンサの検出結果が所定の基準値未満となる状態を維持す
    る除湿運転制御をすることを特徴とする空気調和装置。
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