JPH05214713A - 透明なプラスチック製窓ガラスおよび該窓ガラスからなる防音壁 - Google Patents
透明なプラスチック製窓ガラスおよび該窓ガラスからなる防音壁Info
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- JPH05214713A JPH05214713A JP4243202A JP24320292A JPH05214713A JP H05214713 A JPH05214713 A JP H05214713A JP 4243202 A JP4243202 A JP 4243202A JP 24320292 A JP24320292 A JP 24320292A JP H05214713 A JPH05214713 A JP H05214713A
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- plastic
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- glazing
- thread
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- A—HUMAN NECESSITIES
- A01—AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
- A01M—CATCHING, TRAPPING OR SCARING OF ANIMALS; APPARATUS FOR THE DESTRUCTION OF NOXIOUS ANIMALS OR NOXIOUS PLANTS
- A01M29/00—Scaring or repelling devices, e.g. bird-scaring apparatus
- A01M29/06—Scaring or repelling devices, e.g. bird-scaring apparatus using visual means, e.g. scarecrows, moving elements, specific shapes, patterns or the like
- A01M29/08—Scaring or repelling devices, e.g. bird-scaring apparatus using visual means, e.g. scarecrows, moving elements, specific shapes, patterns or the like using reflection, colours or films with specific transparency or reflectivity
-
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- A01—AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
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- A01M29/00—Scaring or repelling devices, e.g. bird-scaring apparatus
- A01M29/30—Scaring or repelling devices, e.g. bird-scaring apparatus preventing or obstructing access or passage, e.g. by means of barriers, spikes, cords, obstacles or sprinkled water
- A01M29/32—Scaring or repelling devices, e.g. bird-scaring apparatus preventing or obstructing access or passage, e.g. by means of barriers, spikes, cords, obstacles or sprinkled water specially adapted for birds, e.g. spikes
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- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E01—CONSTRUCTION OF ROADS, RAILWAYS, OR BRIDGES
- E01F—ADDITIONAL WORK, SUCH AS EQUIPPING ROADS OR THE CONSTRUCTION OF PLATFORMS, HELICOPTER LANDING STAGES, SIGNS, SNOW FENCES, OR THE LIKE
- E01F8/00—Arrangements for absorbing or reflecting air-transmitted noise from road or railway traffic
- E01F8/0005—Arrangements for absorbing or reflecting air-transmitted noise from road or railway traffic used in a wall type arrangement
- E01F8/0017—Plate-like elements
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- Birds (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
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- Catching Or Destruction (AREA)
- Devices Affording Protection Of Roads Or Walls For Sound Insulation (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 環境を損なわずに野鳥を保護する透明なプラ
スチック製窓ガラスを提供する。 【構成】 該窓ガラスは、破断した場合に生じるすべて
の破片を実質的に保持するモノフィラメントのプラスチ
ックの糸が埋め込まれており、該糸がハイコントラスト
である。
スチック製窓ガラスを提供する。 【構成】 該窓ガラスは、破断した場合に生じるすべて
の破片を実質的に保持するモノフィラメントのプラスチ
ックの糸が埋め込まれており、該糸がハイコントラスト
である。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、プラスチック製窓ガラ
スが破断した場合にばらばらの破片の形成および落下を
阻止するかまたは低下させるのに適した、埋め込まれた
モノフィラメントのプラスチックの糸を有する透明なプ
ラスチック製窓ガラスに関する。この形式のプラスチッ
ク製窓ガラスは特に防音壁に適している。
スが破断した場合にばらばらの破片の形成および落下を
阻止するかまたは低下させるのに適した、埋め込まれた
モノフィラメントのプラスチックの糸を有する透明なプ
ラスチック製窓ガラスに関する。この形式のプラスチッ
ク製窓ガラスは特に防音壁に適している。
【０００２】
【従来の技術】この形式の防音壁は、欧州特許公開第０
４０７８５２号明細書（米国特許第５０４０３５２号明
細書に相当）から公知である。この公知形式のプラスチ
ック製窓ガラスは、ばらばらの破片の形成および落下を
阻止することにおいて優れている。前記プラスチック製
窓ガラスには野鳥を保護するために使用される付加的な
ストリップ、装飾模様または形状物が埋め込まれてい
る。
４０７８５２号明細書（米国特許第５０４０３５２号明
細書に相当）から公知である。この公知形式のプラスチ
ック製窓ガラスは、ばらばらの破片の形成および落下を
阻止することにおいて優れている。前記プラスチック製
窓ガラスには野鳥を保護するために使用される付加的な
ストリップ、装飾模様または形状物が埋め込まれてい
る。
【０００３】オーストリア国特許第２６３２９８号明細
書から、部分的に金属被覆された織物が鋳造により埋め
込まれている半透明の構造パネルが公知である。該織物
は構造パネルの補強材であるが、破断した場合に個々の
破片が形成されるのを阻止することができない、それと
いうのも、構造パネルを構成するプラスチック材料の高
い強度のために織物が構造パネルと一緒に破断する。更
に、織物内の微細な採光口が構造パネルが透明であるこ
とを妨げ、それにより構造パネルは照明部材としてのみ
適当であり、窓ガラスとしては適当でない。更に、金属
被覆された織物は反射作用または反射を生じることがあ
り、これが一方では外観を損ない、他方では片側からそ
うでないのに透明であるようにみえることがある。
書から、部分的に金属被覆された織物が鋳造により埋め
込まれている半透明の構造パネルが公知である。該織物
は構造パネルの補強材であるが、破断した場合に個々の
破片が形成されるのを阻止することができない、それと
いうのも、構造パネルを構成するプラスチック材料の高
い強度のために織物が構造パネルと一緒に破断する。更
に、織物内の微細な採光口が構造パネルが透明であるこ
とを妨げ、それにより構造パネルは照明部材としてのみ
適当であり、窓ガラスとしては適当でない。更に、金属
被覆された織物は反射作用または反射を生じることがあ
り、これが一方では外観を損ない、他方では片側からそ
うでないのに透明であるようにみえることがある。
【０００４】西独国実用新案登録第８４３５２８３号明
細書から、破断した場合に生じる個々の部分を外側のケ
ーブルにより保持する、透明な構造パネルが公知であ
る。該当する破片はかなり大きく、かつなお比較的大き
な、ほかのばらばらの破片に分解することができる。従
来のストリップ等をこれら公知の構造パネルに、たとえ
ば野鳥の保護手段として加えることができる。
細書から、破断した場合に生じる個々の部分を外側のケ
ーブルにより保持する、透明な構造パネルが公知であ
る。該当する破片はかなり大きく、かつなお比較的大き
な、ほかのばらばらの破片に分解することができる。従
来のストリップ等をこれら公知の構造パネルに、たとえ
ば野鳥の保護手段として加えることができる。
【０００５】“Schweizer Ingenieur und Architek
t”，No.13，(1988)，379〜380頁から、破断した場合に
ばらばらの破片に分解する防音ガラスが公知である。野
鳥を保護するために、たとえば幅５ｍｍの鉛直のストリ
ップが窓ガラス上にエッチングされている。この付加的
な複雑な形状は経費がかかり、窓ガラスを汚す危険を増
加させ、かつ外観を損なう。
t”，No.13，(1988)，379〜380頁から、破断した場合に
ばらばらの破片に分解する防音ガラスが公知である。野
鳥を保護するために、たとえば幅５ｍｍの鉛直のストリ
ップが窓ガラス上にエッチングされている。この付加的
な複雑な形状は経費がかかり、窓ガラスを汚す危険を増
加させ、かつ外観を損なう。
【０００６】１つの部分に鋳造するかまたは個々の鋳造
板からなる層に重ね合わせた、野鳥を保護する素子をプ
ラスチック製窓ガラスに埋め込むことは経費がかかるの
で、実際には野鳥を保護するマークまたは素子をプラス
チック製窓ガラスの外側にはりつける。しかしながら、
外側にはりつけた、野鳥を保護する素子は風化し、かつ
ガラスの清掃を阻止する。該素子は窓ガラスの外観を損
なうというもう１つの欠点を有し、かつ窓ガラスの透明
度の利点が大幅に失われる。猛禽類の個々のシルエット
を窓ガラスにはりつけてある場合は、これらのシルエッ
トは環境を損なわないが、いくつかの猛禽類のシルエッ
トは野鳥の保護よりも外観のために役立つ。
板からなる層に重ね合わせた、野鳥を保護する素子をプ
ラスチック製窓ガラスに埋め込むことは経費がかかるの
で、実際には野鳥を保護するマークまたは素子をプラス
チック製窓ガラスの外側にはりつける。しかしながら、
外側にはりつけた、野鳥を保護する素子は風化し、かつ
ガラスの清掃を阻止する。該素子は窓ガラスの外観を損
なうというもう１つの欠点を有し、かつ窓ガラスの透明
度の利点が大幅に失われる。猛禽類の個々のシルエット
を窓ガラスにはりつけてある場合は、これらのシルエッ
トは環境を損なわないが、いくつかの猛禽類のシルエッ
トは野鳥の保護よりも外観のために役立つ。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の課題
は、環境を損なわずに野鳥を保護する、冒頭に記載の形
式のプラスチック製窓ガラスを製造することであった。
透明なプラスチック製窓ガラスの外観は、複雑化したま
たは経費のかかる方法を必要とせずに維持されるべきで
ある。
は、環境を損なわずに野鳥を保護する、冒頭に記載の形
式のプラスチック製窓ガラスを製造することであった。
透明なプラスチック製窓ガラスの外観は、複雑化したま
たは経費のかかる方法を必要とせずに維持されるべきで
ある。
【０００８】
【課題を解決するための手段】前記課題は、冒頭に記載
の形式の透明なプラスチック製窓ガラスにおいて、内部
のプラスチックの糸がハイコントラストであることによ
り解決される。
の形式の透明なプラスチック製窓ガラスにおいて、内部
のプラスチックの糸がハイコントラストであることによ
り解決される。
【０００９】プラスチックの糸は製造するために使用さ
れるプラスチックが透過率０〜６５％（ＤＩＮ ５０３
３（比色分析）および５０３６（材料の放射線測定およ
び光度分析特性）により測定した）を有する場合はハイ
コントラストである。材料またはプラスチックの糸は有
利には０〜３０％、特に０〜１０％の透過率を有する。
約０％の透過率が特に有利である。コントラストを得る
ためにはまた、プラスチックの糸は、たとえば異なる色
を有することにより背景から際立っていなければならな
い。金属被覆された糸は、たとえば窓ガラスの前方の空
を空に向かって反射するかまたはたとえば太陽の好まし
くない反射作用または反射を生じる場合は、この目的の
ためには不適当である。暗色の糸、特に黒い糸を使用す
るのが有利である。ハイコントラストの糸により、飛ん
でいる野鳥は透明な壁を障害物として認識することがで
き、その間に野鳥はなお余裕をもって、数メートル離れ
たところから、プラスチック壁を迂回することができ
る。
れるプラスチックが透過率０〜６５％（ＤＩＮ ５０３
３（比色分析）および５０３６（材料の放射線測定およ
び光度分析特性）により測定した）を有する場合はハイ
コントラストである。材料またはプラスチックの糸は有
利には０〜３０％、特に０〜１０％の透過率を有する。
約０％の透過率が特に有利である。コントラストを得る
ためにはまた、プラスチックの糸は、たとえば異なる色
を有することにより背景から際立っていなければならな
い。金属被覆された糸は、たとえば窓ガラスの前方の空
を空に向かって反射するかまたはたとえば太陽の好まし
くない反射作用または反射を生じる場合は、この目的の
ためには不適当である。暗色の糸、特に黒い糸を使用す
るのが有利である。ハイコントラストの糸により、飛ん
でいる野鳥は透明な壁を障害物として認識することがで
き、その間に野鳥はなお余裕をもって、数メートル離れ
たところから、プラスチック壁を迂回することができ
る。
【００１０】特に有利な構成においては、プラスチック
の糸は太さ１ｍｍ〜５ｍｍである。特に、太さ範囲が
１．８ｍｍ〜３．０ｍｍ、有利には２．０ｍｍ〜２．５
ｍｍである場合に、必要な特性、すなわちプラスチック
製窓ガラスへの簡単な入射、破断した場合の十分な強
度、十分な野鳥の保護、および窓ガラスの全体にわたる
透明度を実質的に損なわないことに関して特に有利であ
ることが判明した。
の糸は太さ１ｍｍ〜５ｍｍである。特に、太さ範囲が
１．８ｍｍ〜３．０ｍｍ、有利には２．０ｍｍ〜２．５
ｍｍである場合に、必要な特性、すなわちプラスチック
製窓ガラスへの簡単な入射、破断した場合の十分な強
度、十分な野鳥の保護、および窓ガラスの全体にわたる
透明度を実質的に損なわないことに関して特に有利であ
ることが判明した。
【００１１】一般に、窓ガラス内の糸は、窓ガラスが側
面にはめこまれているために、水平方向に伸びている。
その場合には破断した場合の結合に特に有利である。一
般に糸は互いに平行に配置されている。好ましくはまた
は必要な場合には、２層の糸を窓ガラスに埋め込むこと
ができ、その際、２つの方向に伸びているのが有利であ
り、異なる層の糸の角度が９０°であるのが特に有利で
ある。外側からはこの構成は格子状の織物のようにみえ
る。
面にはめこまれているために、水平方向に伸びている。
その場合には破断した場合の結合に特に有利である。一
般に糸は互いに平行に配置されている。好ましくはまた
は必要な場合には、２層の糸を窓ガラスに埋め込むこと
ができ、その際、２つの方向に伸びているのが有利であ
り、異なる層の糸の角度が９０°であるのが特に有利で
ある。外側からはこの構成は格子状の織物のようにみえ
る。
【００１２】一般に、隣接する糸の間隔は多くとも１０
０ｍｍである、それというのもこの間隔よりはなれると
野鳥の保護または破片の保護特性が著しく低下するから
である。特に糸が水平に伸びる場合は、野鳥が水平の障
害物を垂直の障害物より認識しにくいと思われるので、
５０ｍｍまでの糸の間隔が有利である。
０ｍｍである、それというのもこの間隔よりはなれると
野鳥の保護または破片の保護特性が著しく低下するから
である。特に糸が水平に伸びる場合は、野鳥が水平の障
害物を垂直の障害物より認識しにくいと思われるので、
５０ｍｍまでの糸の間隔が有利である。
【００１３】ハイコントラストの糸の表面密度、すなわ
ちすべてのプラスチック製窓ガラスの中の糸に覆われた
表面のパーセント割合は一般に２．５〜２５％である。
特に水平の糸の場合には少なくとも５％、特に有利には
６〜１０％の表面密度が有利である。鉛直の糸の場合に
は表面密度はわずかに少なくできる、従ってこの場合に
は有利な範囲は５〜８％である。この表面密度を下回る
と野鳥を保護する効果は急激に低下し、一方これらの値
を上回ると糸は依然としてかなり遠くから認識できるが
外観を損なう、すなわちプラスチック製窓ガラスの有利
な透明作用が大幅に失われる。
ちすべてのプラスチック製窓ガラスの中の糸に覆われた
表面のパーセント割合は一般に２．５〜２５％である。
特に水平の糸の場合には少なくとも５％、特に有利には
６〜１０％の表面密度が有利である。鉛直の糸の場合に
は表面密度はわずかに少なくできる、従ってこの場合に
は有利な範囲は５〜８％である。この表面密度を下回る
と野鳥を保護する効果は急激に低下し、一方これらの値
を上回ると糸は依然としてかなり遠くから認識できるが
外観を損なう、すなわちプラスチック製窓ガラスの有利
な透明作用が大幅に失われる。
【００１４】典型的な窓ガラスの厚さは４〜４０ｍｍ、
有利には１２〜２５ｍｍである。窓ガラスは一般に１．
５ｍ×１ｍ〜２ｍ×３ｍの寸法で製造する。特殊な用途
のためには、これより大きいかまたは小さい寸法が可能
である。
有利には１２〜２５ｍｍである。窓ガラスは一般に１．
５ｍ×１ｍ〜２ｍ×３ｍの寸法で製造する。特殊な用途
のためには、これより大きいかまたは小さい寸法が可能
である。
【００１５】一般的には、窓ガラスは実質的に透明であ
り、有利には無色またはわずかに色味を帯びた、すなわ
ち曇った褐色である。一般に、無色透明のプラスチック
製窓ガラスは少なくとも７０％の透過率を有する。９０
〜９５％の透過率が有利である。一般に、色味を帯びた
ガラスは４５〜７５％、一般には５０〜６０％の透過率
を有する。糸の吸収と色味を帯びた窓ガラスの吸収とが
相乗して、糸は付加的にハイコントラストの素子として
認識できる。
り、有利には無色またはわずかに色味を帯びた、すなわ
ち曇った褐色である。一般に、無色透明のプラスチック
製窓ガラスは少なくとも７０％の透過率を有する。９０
〜９５％の透過率が有利である。一般に、色味を帯びた
ガラスは４５〜７５％、一般には５０〜６０％の透過率
を有する。糸の吸収と色味を帯びた窓ガラスの吸収とが
相乗して、糸は付加的にハイコントラストの素子として
認識できる。
【００１６】
【実施例】本発明の実施例を図面により詳細に説明す
る。
る。
【００１７】図１には本発明による透明なプラスチック
製窓ガラス１が部分的に示されている。該窓ガラスはア
クリルガラス（ＰＭＭＡ）からなり、厚さ２０ｍｍを有
する。内部のプラスチックの糸２はモノフィラメントで
あり、黒色に染色されたポリアミドからなる。ポリアミ
ドの透過率は実質的に０である。窓ガラス材料は透明で
あり、光透過率９２％を有する。ポリアミドの糸２は直
径２．０ｍｍを有し、プラスチックの糸の表面密度６．
７％に相当して平均間隔３０ｍｍで配置されている。
製窓ガラス１が部分的に示されている。該窓ガラスはア
クリルガラス（ＰＭＭＡ）からなり、厚さ２０ｍｍを有
する。内部のプラスチックの糸２はモノフィラメントで
あり、黒色に染色されたポリアミドからなる。ポリアミ
ドの透過率は実質的に０である。窓ガラス材料は透明で
あり、光透過率９２％を有する。ポリアミドの糸２は直
径２．０ｍｍを有し、プラスチックの糸の表面密度６．
７％に相当して平均間隔３０ｍｍで配置されている。
【００１８】野外試験において、２ｍ×２ｍの寸法の前
記形式の窓ガラスのほかに、同じ太さおよび同じ表面密
度の、染色されていない（すなわち透明の）ポリアミド
の糸を有する同じ大きさの窓ガラスおよび従来の野鳥を
保護するストリップをはりつけた窓ガラスを製造した。
黒色に染色された糸は正常視の人間には６ｍはなれては
っきりと見えたが、外観を損なわなかった。黒味を帯び
たポリアミドの糸は１０ｍはなれてなお認識できたが、
通過する観察者の注目を引かなかった。２０ｍはなれる
と黒色のポリアミド糸は認識するのが困難であり、透明
なポリアミド糸を有するプラスチック製窓ガラスと実際
には際立った違いがなかった。これと比較すると、野鳥
の保護手段を有する従来の透明な窓ガラスは、条片の場
合でも正方形の網の場合でも２０ｍはなれて注目を引い
た。従来のはりつけた窓ガラスは本発明による窓ガラス
に比べて外観がかなり劣ってみえ、かつ窓ガラスを通し
て視界が大幅に妨げられた。
記形式の窓ガラスのほかに、同じ太さおよび同じ表面密
度の、染色されていない（すなわち透明の）ポリアミド
の糸を有する同じ大きさの窓ガラスおよび従来の野鳥を
保護するストリップをはりつけた窓ガラスを製造した。
黒色に染色された糸は正常視の人間には６ｍはなれては
っきりと見えたが、外観を損なわなかった。黒味を帯び
たポリアミドの糸は１０ｍはなれてなお認識できたが、
通過する観察者の注目を引かなかった。２０ｍはなれる
と黒色のポリアミド糸は認識するのが困難であり、透明
なポリアミド糸を有するプラスチック製窓ガラスと実際
には際立った違いがなかった。これと比較すると、野鳥
の保護手段を有する従来の透明な窓ガラスは、条片の場
合でも正方形の網の場合でも２０ｍはなれて注目を引い
た。従来のはりつけた窓ガラスは本発明による窓ガラス
に比べて外観がかなり劣ってみえ、かつ窓ガラスを通し
て視界が大幅に妨げられた。
【００１９】本発明による窓ガラスは、野鳥の保護手段
を有する従来の窓ガラスよりも製造する経費が少なく、
しかも（滑らかな表面のために）水で簡単に清掃するこ
とができるという利点を有していた。
を有する従来の窓ガラスよりも製造する経費が少なく、
しかも（滑らかな表面のために）水で簡単に清掃するこ
とができるという利点を有していた。
【図１】本発明による、ポリアミドからなる糸が埋め込
まれたプラスチック製窓ガラスの斜視図である。
まれたプラスチック製窓ガラスの斜視図である。
１ 窓ガラス、 ２ 糸
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ペーター ゼールマン オーストリア国 ウィーン ドライシュテ ンデガッセ ３−２ (72)発明者 ハインツ ヴァハター オーストリア国 エーベルガッシング ネ ルケンガッセ ８
Claims (14)
- 【請求項１】 破断した場合に生じる破片を実質的に保
持する内部のプラスチックの糸を有する透明なプラスチ
ック製窓ガラスにおいて、糸がハイコントラストである
ことを特徴とする透明なプラスチック製窓ガラス。 - 【請求項２】 糸が黒色に染色されている請求項１記載
のプラスチック製窓ガラス。 - 【請求項３】 糸がモノフィラメントである請求項１ま
たは２記載のプラスチック製窓ガラス。 - 【請求項４】 糸が１ｍｍ〜５ｍｍの範囲内の太さを有
する請求項１から３までのいずれか１項記載のプラスチ
ック製窓ガラス。 - 【請求項５】 厚さが１．８ｍｍ〜２．５ｍｍの範囲内
にある請求項４記載のプラスチック製窓ガラス。 - 【請求項６】 糸が水平方向に伸びている請求項１から
５までのいずれか１項記載のプラスチック製窓ガラス。 - 【請求項７】 糸の間隔が多くとも５０ｍｍである請求
項６記載のプラスチック製窓ガラス。 - 【請求項８】 糸の表面密度が５〜２５％である請求項
６または７記載のプラスチック製窓ガラス。 - 【請求項９】 糸が鉛直方向に伸びている請求項１から
５までのいずれか１項記載のプラスチック製窓ガラス。 - 【請求項１０】 糸の間隔が多くとも１００ｍｍである
請求項９記載のプラスチック製窓ガラス。 - 【請求項１１】 糸の表面密度が２．５〜２０％である
請求項９または１０記載のプラスチック製窓ガラス。 - 【請求項１２】 窓ガラスの厚さが４〜４０ｍｍの範囲
内にある請求項１から１１までのいずれか１項記載のプ
ラスチック製窓ガラス。 - 【請求項１３】 窓ガラスの厚さが１２〜２５ｍｍの範
囲内にある請求項１２記載のプラスチック製窓ガラス。 - 【請求項１４】 請求項１から１３までのいずれか１項
記載のプラスチック製窓ガラスよりなる防音壁。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| DE4130467A DE4130467A1 (de) | 1991-09-13 | 1991-09-13 | Transparente kunststoffscheibe mit vogelschutz und deren verwendung |
| DE4130467.5 | 1991-09-13 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05214713A true JPH05214713A (ja) | 1993-08-24 |
| JP3345051B2 JP3345051B2 (ja) | 2002-11-18 |
Family
ID=6440519
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP24320292A Expired - Lifetime JP3345051B2 (ja) | 1991-09-13 | 1992-09-11 | 透明なプラスチック製窓ガラスおよび該窓ガラスからなる防音壁 |
Country Status (7)
| Country | Link |
|---|---|
| EP (1) | EP0531982B1 (ja) |
| JP (1) | JP3345051B2 (ja) |
| AT (1) | ATE131887T1 (ja) |
| DE (2) | DE4130467A1 (ja) |
| DK (1) | DK0531982T3 (ja) |
| ES (1) | ES2081014T3 (ja) |
| HK (1) | HK12697A (ja) |
Families Citing this family (17)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| IT1283844B1 (it) | 1996-08-28 | 1998-04-30 | Atohaas Holding Cv | Lastre antiframmentazione a base di polimeri acrilici |
| DE19848028C2 (de) * | 1998-10-17 | 2001-06-07 | Roehm Gmbh | Transparente Kunststoffscheibe aus Acrylglas, Verfahren zu ihrer Herstellung sowie Verwendung |
| DE19906989A1 (de) * | 1999-02-19 | 2000-09-14 | Roehm Gmbh | Lärmschutzwandsegment |
| FR2791720B1 (fr) * | 1999-03-30 | 2001-04-27 | Atochem Elf Sa | Plaques anti-fragmentation en polymere thermoplastique et leur utilisation comme murs antibruit |
| FR2791721B1 (fr) * | 1999-03-30 | 2001-04-27 | Atochem Elf Sa | Plaques anti-fragmentation en polymere thermoplastique, notamment polymere acrylique et leur utilisation comme murs antibruit |
| ES2219989T3 (es) | 1999-12-22 | 2004-12-01 | ROHM GMBH & CO. KG | Laminas de plastico trnsparente de cristal acrilico, procedimiento para su fabricacion y su uso. |
| US6641903B2 (en) | 1999-12-29 | 2003-11-04 | Roehm Gmbh & Co. Kg | Transparent plastic pane of acrylic glass, process for making the same and use of the same |
| KR100648844B1 (ko) * | 1999-12-30 | 2006-11-24 | 룀 게엠베하 | 아크릴 유리로 이루어진 투명한 플라스틱 판 및 이의 제조방법 |
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