JPH0521422Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0521422Y2
JPH0521422Y2 JP1987125823U JP12582387U JPH0521422Y2 JP H0521422 Y2 JPH0521422 Y2 JP H0521422Y2 JP 1987125823 U JP1987125823 U JP 1987125823U JP 12582387 U JP12582387 U JP 12582387U JP H0521422 Y2 JPH0521422 Y2 JP H0521422Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ink
recording paper
sublimation
information
image receiving
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1987125823U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6430270U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1987125823U priority Critical patent/JPH0521422Y2/ja
Publication of JPS6430270U publication Critical patent/JPS6430270U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0521422Y2 publication Critical patent/JPH0521422Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Thermal Transfer Or Thermal Recording In General (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は熱転写記録装置を用いて画像情報、文
字情報等の情報を印写するときに使用される熱転
写用記録紙に関する。
〔従来技術〕
かかる熱転写用記録紙としては従来、昇華型イ
ンク用のものと溶融型インク用のものとが使い分
けられている。即ち、昇華型インク用の記録紙に
前記情報を印写する場合は多階調情報が鮮やかに
表現できる一方、溶融型インク用の記録紙に前記
情報を印写する場合は文字等の図形の輪郭を鮮や
かに表現できるため、昇華型インク用の記録紙は
主に画像情報を印写するときに使用される一方、
溶融型インク用の記録紙は主に文字情報を印写す
るときに使用されている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
然るにかかる従来技術においては、画像情報及
び文字情報の両情報を1枚の記録紙に印写する場
合に適した熱転写用記録紙がないという問題点が
あつた。これは、昇華型インク用の記録紙を使用
する場合は画像部分が鮮やかに印写できるものの
文字部分の輪郭が不明瞭となるからであり、また
溶融型インク用の記録紙を使用する場合は文字部
分が鮮やかに印写できるものの画像部分の多階調
表現が十分に行えないからであり、いずれのタイ
プの記録紙も画像情報及び文字情報の両情報を1
枚の記録紙に印写する場合に適した熱転写用記録
紙とはいい難かつた。
本考案はかかる事情に鑑みなされたものであ
り、画像情報及び文字情報の両情報を1枚の記録
紙に印写する場合に適した熱転写用記録紙を提供
することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案に係る熱転写用記録紙は、画像印写部と
なる昇華型インク用受像部と、文字印写部となる
溶融型インク用受像部とを共に有することを特徴
としている。
〔作用〕
かかる熱転写用記録紙を用いる場合は、昇華型
インク用受像部に対して昇華型インクを用いて画
像情報を印写し、また溶融型インク用受像部に対
して溶融型インクを用いて文字情報を印写する。
〔実施例〕
以下本考案をその実施例を示す図面に基づいて
詳述する。
第1図は本考案に係る熱転写用記録紙の平面
図、第2図は熱転写記録装置の構成を模式的に示
す側面図、第3図はインクシートの平面図であ
り、図中1は葉書等として利用され得る単葉の熱
転写用記録紙であり、該記録紙1は、画像印写部
となる昇華型インク用受像部1Aと、文字印字部
となる溶融型インク用受像部1Bとからなつてい
る。そして該記録紙1は記録紙搬送ローラ12及
び圧接ローラ13間を経ることによつて記録紙搬
送ローラ12による駆動力が付与され、プラテン
4とサーマルヘツド5との対接間を通過せしめら
れるようになつている。
また2はインクシートロール22から引き出さ
れるインクシートであり、該インクシート2は合
成樹脂からなる薄い基材シートにイニシヤライズ
用ブラツク2I、昇華型インクイエロー2Y、昇
華型インクマゼンタ2M、昇華型インクシアン2
C及び溶融型インクブラツク2Bの各色要素から
夫々なるインク層が面順次に設けられたものであ
る。なお、上述の昇華型インクは昇華染料系のイ
ンクであり、溶融型インクは顔料系ワツクス型の
インクである。そして前記インクシート2はガイ
ドローラ3を経てプラテン4とサーマルヘツド5
との対接間を通り、更にインクシート搬送ローラ
6及び圧接ローラ7間を通過した後、ガイドロー
ラ8を経て巻取ローラ9に巻き取られるようにな
つている。
そして前記熱転写用インクシート2の各インク
層の長さは少なくとも前記記録紙1の長さ以上に
(例えば記録紙1の長さと同じ長さに)設定され
ており、熱転写用インクシート2と記録紙1とが
重ね合わされてプラテン4とサーマルヘツド5と
の対接間を通過せしめられるに際して、記録紙1
は、その一部の昇華型インク用受像部1Aがイン
クシート2の昇華型インク層の部分と合致せしめ
られると共に残りの溶融型インク用受像部1Bが
インクシート2の溶融型インク層の部分と合致せ
しめられるようになつている。
また前記プラテン4はモータ18によつて正逆
両方向へ回転駆動されるが、その回動制御は制御
部19から発せられる制御信号に基づいて行われ
るようになつている。更に前記サーマルヘツド5
は軸14を回動中心として回動自在に構成される
と共にその下端がスプリング15によつてヘツド
表面がプラテン4に接近する方向(第2図におい
ては時計方向)へ回動付勢されるが、その回動付
勢制御は制御部19から発せられる制御信号に基
づいて行われるようになつている。そして該制御
信号に基づいてサーマルヘツド5が前記方向へ回
動付勢されると、その表面の発熱素子はインクシ
ート2及び記録紙1をこの順序で介してプラテン
4に押圧し得るようになつている。なお前記制御
部19へは、識別部20にて文字情報であるか画
像情報であるかが判定された後の入力信号が、そ
れが文字情報である場合にはキヤラクタジエネレ
ータ21を経た上で、またそれが画像情報である
場合には直接的に入力されるようになつている。
またかかる制御部19から発せられる制御信号に
基づいて前記インクシート搬送ローラ6及び前記
記録紙搬送ローラ12も回転駆動制御されるよう
になつている。
更に前記インクシート2の搬送経路におけるプ
ラテン4とサーマルヘツド5との対接間の上流側
には、色センサ16及び光源17がインクシート
2を挾んで配設されているが、該色センサ16
は、光源17からの光をインクシート2を介して
検出することによつてインクシート2の各色要素
を検知するものである。
そして前記記録紙1即ち本考案に係る記録紙1
に対し、上述の熱転写記録装置を用いて画像情報
及び文字情報の両情報からなる入力信号に基づく
印写を行うわけであるが、該入力信号は、前記記
録紙1の昇華型インク用受像部1Aに対して熱転
写用インクシート2のうちの昇華型インク即ち昇
華形インクイエロー2Y、昇華型インクマゼンタ
2M及び昇華型インクシアン2Cを3回重ねて用
いて画像情報を印写すべき内容のものと、前記記
録紙1の溶融型インク用受像部1Bに対して熱転
写用インクシート2のうちの溶融型インク即ち溶
融型インクブラツク2Bを用いて文字情報を印写
すべき内容のものとを含んでいる。
そして、該入力信号に基づく印写を行う場合、
先ず識別部20にて前記入力信号が文字情報であ
るか画像情報であるかを判定する。そして該信号
が画像情報である場合の処理、すなわち前記記録
紙1の昇華型インク用受像部1Aに対し、インク
シート2の昇華型インクイエロー2Y、昇華型イ
ンクマゼンタ2M及び昇華型インクシアン2Cを
用いて前記画像情報を印写する処理を先ず行う。
具体的には、インクシート搬送ローラ6が回転駆
動されることによつてインクシート2が搬送さ
れ、その昇華型インクイエロー2Yの始端が色セ
ンサ16によつて検出されると、かかる検出から
所定時間経過後、インクシート搬送ローラ6と共
に記録紙搬送ローラ12も記録紙1を送り出す方
向(第2図においては反時計方向)へ回転駆動さ
れ、記録紙1がインクシート2と同速度で搬送さ
れる。そしてこの状態でサーマルヘツド5の発熱
素子を発熱させることによつて前記昇華型インク
イエロー2Yの転写が行われる。なお、前記所定
時間とはプラテン4とサーマルヘツド5との対接
間を若干越えて搬送されるに要する時間である。
然して昇華型インクイエロー2Yの転写が終了す
るとインクシート搬送ローラ6はその回転が一時
的に停止せしめられ、記録紙搬送ローラ12が記
録紙1を引き戻す方向(第2図においては時計方
向)へ回転駆動され、記録紙1が引き戻される。
この引き戻し量は、上述の昇華型インクイエロー
2Yの転写時に搬送した量に等しい。そしてかか
る引き戻しが終了した後、記録紙搬送ローラ12
は停止し、インクシート搬送ローラ6が再び回転
駆動され、インクシート2の昇華型インクマゼン
タ2Mの始端が色センサ16によつて検出される
と、以後上述の昇華型インクイエロー2Yの転写
時と同様にして昇華型インクマゼンタ2Mの転写
が行われる。更に昇華型インクマゼンタ2Mの転
写が終了すると、上述と同様の操作を繰り返して
昇華型インクシアン2Cの転写が行われ、前記画
像情報の印写が完了する。なお、インクシート2
のイニシヤライズ用ブラツク2Iは、それを検知
することにより、インクシート2を更に搬送する
と次に昇華型インクイエロー2Yが送り出される
ことが確認できることとなり、初期設定用として
の機能を果たす。
次に、前記入力信号が文字情報である場合の処
理、即ち前記記録紙1の溶融型インク用受像部1
Bに対し、インクシート2の溶融型インクブラツ
ク2Bを用いて前記文字情報(該情報はキヤラク
タジエネレータ21を経た上で用いられる)を印
写する処理を行う。具体的には、前記画像情報の
印写が完了した状態のインクシート搬送ローラ6
を更に回転駆動させると、インクシート2の溶融
型インクブラツク2Bの始端が色センサ16によ
つて検出されるが、かかる検出から前述の場合と
同様の所定時間が経過した後、インクシート搬送
ローラ6と共に記録紙搬送ローラ12も記録紙1
を送り出す方向(第2図においては反時計方向)
へ回転駆動され、予め前述の如く引き戻されてい
た記録紙1がインクシート2と同速度で搬送され
る。そしてこの状態でサーマルヘツド5の発熱素
子を発熱させることによつて前記溶融型インクブ
ラツク2Bの転写が行われ、前記文字情報の印写
が完了する。
かくして本考案の記録紙1に対し、画像情報及
び文字情報の両情報を印写する場合は、画像情報
は昇華型インク用受像部1Aに印写され、文字情
報は溶融型インク用受像部1Bに印写されるた
め、画像情報も文字情報も記録紙1に対して鮮や
かに印写されることとなる。
なお、上述の実施例においては、熱転写用記録
紙が葉書等として利用され得る単葉紙であつた
が、該記録紙はロール紙であつてもよく、またフ
アンフオールド紙であつてもよい。
また上述の実施例におけるインクシート2に替
え、各色要素の境界部に色境界識別部を備えたも
のを使用し、該色境界識別部をフオトセンサ等に
て検出することとしても、本考案の記録紙には前
記情報が鮮やかに印写されることには変わりがな
い。
また前記記録紙1における昇華型インク受像部
1Aと溶融型インク受像部1Bとの領域配分につ
いては、第1図に示した配分以外にも種々の態様
が考えられるのはいうまでもない。例えば第4図
イ,ロ,ハに示すように種々の態様が考えられ
る。即ち、第4図イに示す如く昇華型インク用受
像部1Aと溶融型インク用受像部1Bとの配置が
第1図の場合と逆になつたもの、第4図ロに示す
如く溶融型インク用受像部1Bが昇華型インク用
受像部1Aにて囲繞されたもの、第4図ハに示す
如く昇華型インク用受像部1Aが溶融型インク用
受像部1Bにて囲繞されたもの等、種々の態様が
考えられる。
〔効果〕
以上詳述した如く本考案の熱転写用記録紙を用
いることにより、1枚の記録紙に対して比較的簡
易に文字情報も画像情報も鮮やかに印写すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る熱転写用記録紙の平面
図、第2図は熱転写装置の構成を模式的に示す側
面図、第3図はインクシートの平面図、第4図
イ,ロ,ハは本考案に係る熱転写用記録紙の他の
実施例を示す平面図である。 1……熱転写用記録紙、1A……昇華型インク
用受像部、1B……溶融型インク用受像部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 画像印写部となる昇華型インク用受像部と、文
    字印写部となる溶融型インク用受像部とを共に有
    することを特徴とする熱転写用記録紙。
JP1987125823U 1987-08-18 1987-08-18 Expired - Lifetime JPH0521422Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987125823U JPH0521422Y2 (ja) 1987-08-18 1987-08-18

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987125823U JPH0521422Y2 (ja) 1987-08-18 1987-08-18

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6430270U JPS6430270U (ja) 1989-02-23
JPH0521422Y2 true JPH0521422Y2 (ja) 1993-06-01

Family

ID=31376768

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1987125823U Expired - Lifetime JPH0521422Y2 (ja) 1987-08-18 1987-08-18

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0521422Y2 (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5621895A (en) * 1979-07-31 1981-02-28 Fujitsu Ltd Heat transcription recording method
JPS6127290A (ja) * 1984-07-17 1986-02-06 Dainippon Printing Co Ltd 昇華転写記録用被熱転写シートの製造方法

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5621895A (en) * 1979-07-31 1981-02-28 Fujitsu Ltd Heat transcription recording method
JPS6127290A (ja) * 1984-07-17 1986-02-06 Dainippon Printing Co Ltd 昇華転写記録用被熱転写シートの製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6430270U (ja) 1989-02-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4525212B2 (ja) 熱転写プリンタ
JPS61108588A (ja) 記録紙送り制御方式
JP3305622B2 (ja) 2色ラベルプリンタ
JPH0858125A (ja) 熱転写印刷装置及び熱転写印刷方法
JPH0521422Y2 (ja)
JP2870574B2 (ja) 熱転写印刷装置
JP2003154694A (ja) 中間転写印刷装置
JP3974432B2 (ja) 中間転写式プリンタ
JP4343036B2 (ja) プリンタ
JPH0858124A (ja) 熱転写印刷装置
JP7363603B2 (ja) 熱転写システムおよび熱転写方法
JPH07101432A (ja) 両面印字プリンタ
JPS61291158A (ja) 感熱転写形プリンタ装置
JP2008207447A (ja) 画像形成装置
JP2536728B2 (ja) 熱転写プリンタ
JPH0611826Y2 (ja) 転写印刷装置
JPH0726141U (ja) 熱転写式プリンタ
JPH0345821Y2 (ja)
JP3263273B2 (ja) 感熱式複写紙への印字方法
JPH04166388A (ja) カラー転写シート及びその使用方法
JP3101182B2 (ja) サーマルプリンタ
JP2905003B2 (ja) 熱転写プリンタ
KR0132871B1 (ko) 열전사 프린터의 프린팅방법 및 그 장치
JP2868375B2 (ja) 熱転写プリンタ
JPH0383668A (ja) サーマルプリンタ装置