JPH0521390A - 半導体製造装置 - Google Patents
半導体製造装置Info
- Publication number
- JPH0521390A JPH0521390A JP17116191A JP17116191A JPH0521390A JP H0521390 A JPH0521390 A JP H0521390A JP 17116191 A JP17116191 A JP 17116191A JP 17116191 A JP17116191 A JP 17116191A JP H0521390 A JPH0521390 A JP H0521390A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- chamber
- semiconductor manufacturing
- process chamber
- opened
- pressure
- Prior art date
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- Pending
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- Drying Of Semiconductors (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ロードチャンバーとプロセスチャンバーとの
差圧をなくしてパーティクルの舞い上がりを抑えた半導
体製造装置を得ることを目的とする。 【構成】 ロードチャンバー2とプロセスチャンバー1
との間に、新たにバイパスライン6を設け、チャンバー
ゲートバルブ3を開ける前にこのバイパスライン6を開
ける。バイパスライン6を通じてロードチャンバー2と
プロセスチャンバー1との圧力が等しくなってから、チ
ャンバーゲートバルブ3を開ければ差圧によるパーティ
クルの舞い上がりが抑えられる。
差圧をなくしてパーティクルの舞い上がりを抑えた半導
体製造装置を得ることを目的とする。 【構成】 ロードチャンバー2とプロセスチャンバー1
との間に、新たにバイパスライン6を設け、チャンバー
ゲートバルブ3を開ける前にこのバイパスライン6を開
ける。バイパスライン6を通じてロードチャンバー2と
プロセスチャンバー1との圧力が等しくなってから、チ
ャンバーゲートバルブ3を開ければ差圧によるパーティ
クルの舞い上がりが抑えられる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、プロセスチャンバー
とロードチャンバーとがゲートバルブを介して隔離され
た半導体製造装置に関するものである。
とロードチャンバーとがゲートバルブを介して隔離され
た半導体製造装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図3は例えば従来の半導体製造装置の一
例を示す真空系統図である。図において1はプロセスチ
ャンバー、2はロードチャンバー、3はプロセスチャン
バー1とロードチャンバー2とを分離するチャンバーゲ
ートバルブ、4は先端部がプロセスチャンバー11に接
続されたプロセスチャンバー排気系、5は先端部がロー
ドチャンバー2に接続されたロードチャンバー排気系で
ある。
例を示す真空系統図である。図において1はプロセスチ
ャンバー、2はロードチャンバー、3はプロセスチャン
バー1とロードチャンバー2とを分離するチャンバーゲ
ートバルブ、4は先端部がプロセスチャンバー11に接
続されたプロセスチャンバー排気系、5は先端部がロー
ドチャンバー2に接続されたロードチャンバー排気系で
ある。
【0003】従来の半導体製造装置は上記のように構成
され、例えばプロセスチャンバー1は、常に高真空に保
たれている。カセット8内に積層されたウエハ10を加
工する際にはロードチャンバー2を大気に開放してカセ
ット8をセットし、ロードチャンバー2をある設定圧力
まで真空引きするか設定時間真空引きする。この後、チ
ャンバーゲートバルブ3が開きプロセスチャンバー1へ
ハンドリングアーム7によってウエハ10がローディン
グされる。ローディングが完了するとチャンバーゲート
バルブ3が閉じて、ウエハ10のドライエッチングが開
始される。
され、例えばプロセスチャンバー1は、常に高真空に保
たれている。カセット8内に積層されたウエハ10を加
工する際にはロードチャンバー2を大気に開放してカセ
ット8をセットし、ロードチャンバー2をある設定圧力
まで真空引きするか設定時間真空引きする。この後、チ
ャンバーゲートバルブ3が開きプロセスチャンバー1へ
ハンドリングアーム7によってウエハ10がローディン
グされる。ローディングが完了するとチャンバーゲート
バルブ3が閉じて、ウエハ10のドライエッチングが開
始される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の半導体製造装置
は、以上のように構成されているので、チャンバーゲー
トバルブ3を開く際に、必ずプロセスチャンバー1とロ
ードチャンバー2との間の差圧により気流が発生する。
この気流により、装置内部のパーティクルが舞い上が
り、そのうちウエハ10の表面に付着したパーティクル
が加工時にパターン欠陥を引き起こし、ウエハの歩留り
を低下させるという課題があった。
は、以上のように構成されているので、チャンバーゲー
トバルブ3を開く際に、必ずプロセスチャンバー1とロ
ードチャンバー2との間の差圧により気流が発生する。
この気流により、装置内部のパーティクルが舞い上が
り、そのうちウエハ10の表面に付着したパーティクル
が加工時にパターン欠陥を引き起こし、ウエハの歩留り
を低下させるという課題があった。
【0005】この発明は、上記のような課題を解消する
ためになされたもので、チャンバーゲートバルブが開く
際の、プロセスチャンバーとロードチャンバーとの差圧
をなくすることによって気流の発生をなくし、パーティ
クルの舞い上がりを抑えることのできる半導体製造装置
を得ることを目的とする。
ためになされたもので、チャンバーゲートバルブが開く
際の、プロセスチャンバーとロードチャンバーとの差圧
をなくすることによって気流の発生をなくし、パーティ
クルの舞い上がりを抑えることのできる半導体製造装置
を得ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明に係る半導体製
造装置は、プロセスチャンバーとロードチャンバーとを
接続するバイパスラインを備えたものである。
造装置は、プロセスチャンバーとロードチャンバーとを
接続するバイパスラインを備えたものである。
【0007】
【作用】この発明においては、バイパスラインを通じて
ロードチャンバーとプロセスチャンバーとの真空度が等
しくなった段階で、チャンバーゲートバルブが開くた
め、差圧による気流は発生しない。
ロードチャンバーとプロセスチャンバーとの真空度が等
しくなった段階で、チャンバーゲートバルブが開くた
め、差圧による気流は発生しない。
【0008】
【実施例】実施例1.以下、この発明の一実施例を図に
ついて説明する。図1において6はロードチャンバー2
とプロセスチャンバー1とを接続する可変コンダクタン
スのバイパスラインである。プロセスチャンバー1は常
に高真空に保たれている。ウエハ10を加工する際には
ロードチャンバー2を大気に開放してカセット8をセッ
トし、ロードチャンバー2をある設定圧力まで真空引き
するか、ある設定時間真空引きする。この後、パーティ
クルを巻き上げないようにバイパスライン6が徐々に開
きプロセスチャンバー1とロードチャンバー2の圧力が
等しくなる。この後、チャンバーゲートバルブ3が開き
プロセスチャンバー1へハンドリングアーム7によって
ウエハ10がローディングされる。ローディングが完了
するとチャンバーゲートバルブ3が閉じて、ウエハ10
のドライエッチングが開始される。
ついて説明する。図1において6はロードチャンバー2
とプロセスチャンバー1とを接続する可変コンダクタン
スのバイパスラインである。プロセスチャンバー1は常
に高真空に保たれている。ウエハ10を加工する際には
ロードチャンバー2を大気に開放してカセット8をセッ
トし、ロードチャンバー2をある設定圧力まで真空引き
するか、ある設定時間真空引きする。この後、パーティ
クルを巻き上げないようにバイパスライン6が徐々に開
きプロセスチャンバー1とロードチャンバー2の圧力が
等しくなる。この後、チャンバーゲートバルブ3が開き
プロセスチャンバー1へハンドリングアーム7によって
ウエハ10がローディングされる。ローディングが完了
するとチャンバーゲートバルブ3が閉じて、ウエハ10
のドライエッチングが開始される。
【0009】実施例2.本実施例では、図2に示すよう
にバイパスライン6のプロセスチャンバー1側にフィル
ター9が付設されている。このため、フィルター9によ
り、ロードチャンバー2側からプロセスチャンバー1へ
のパーティクルの流入は、防止され、さらに気流の発生
はフィルター9により緩和されるので、パーティクル舞
い上がりは抑制される。
にバイパスライン6のプロセスチャンバー1側にフィル
ター9が付設されている。このため、フィルター9によ
り、ロードチャンバー2側からプロセスチャンバー1へ
のパーティクルの流入は、防止され、さらに気流の発生
はフィルター9により緩和されるので、パーティクル舞
い上がりは抑制される。
【0010】実施例3.なお、実施例1,実施例2で
は、この発明をドライエッチング用の半導体製造装置に
適用した場合について述べたが、CVD用の半導体製造
装置についてもこの発明は適用できる。
は、この発明をドライエッチング用の半導体製造装置に
適用した場合について述べたが、CVD用の半導体製造
装置についてもこの発明は適用できる。
【0011】
【発明の効果】以上発明したように、この発明の半導体
製造装置によれば、プロセスチャンバーとロードチャン
バーとを接続するバイパスラインを備えたことにより、
チャンバーゲートバルブを開いたときパーティクルの舞
い上がりは抑えられ、パターン欠陥が発生せず、ウエハ
の歩留りが向上するという効果がある。
製造装置によれば、プロセスチャンバーとロードチャン
バーとを接続するバイパスラインを備えたことにより、
チャンバーゲートバルブを開いたときパーティクルの舞
い上がりは抑えられ、パターン欠陥が発生せず、ウエハ
の歩留りが向上するという効果がある。
【図1】この発明の実施例1の半導体製造装置を示す真
空系統図である。
空系統図である。
【図2】この発明の実施例2の半導体製造装置を示す真
空系統図である。
空系統図である。
【図3】従来の半導体製造装置の一例を示す真空系統図
である。
である。
1 プロセスチャンバー 2 ロードチャンバー 3 チャンバーゲートバルブ 6 バイパスライン
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 【請求項1】 内部でウエハを加工するプロセスチャン
バーと前記ウエハをロードするロードチャンバーとがチ
ャンバーゲートバルブを介して隔離された半導体製造装
置において、前記プロセスチャンバーと前記ロードチャ
ンバーとを接続し、プロセスチャンバーとロードチャン
バーとを同圧にするバイパスラインを備えたことを特徴
とする半導体製造装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17116191A JPH0521390A (ja) | 1991-07-11 | 1991-07-11 | 半導体製造装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17116191A JPH0521390A (ja) | 1991-07-11 | 1991-07-11 | 半導体製造装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0521390A true JPH0521390A (ja) | 1993-01-29 |
Family
ID=15918126
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17116191A Pending JPH0521390A (ja) | 1991-07-11 | 1991-07-11 | 半導体製造装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0521390A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2000052741A1 (en) * | 1999-03-04 | 2000-09-08 | Memc Electronic Materials, Inc. | Pressure equalization system for chemical vapor deposition reactors |
DE10203833A1 (de) * | 2002-01-31 | 2003-08-21 | Wacker Siltronic Halbleitermat | Verfahren und Vorrichtung zur Differenzdruckregelung an Epitaxiereaktoren |
US6624582B2 (en) | 2000-03-16 | 2003-09-23 | Nec Electronics Corporation | Method of an apparatus for performing circuit-processing, method of and apparatus for controlling the motion of the circuit-processing performance apparatus, and information storage medium |
-
1991
- 1991-07-11 JP JP17116191A patent/JPH0521390A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2000052741A1 (en) * | 1999-03-04 | 2000-09-08 | Memc Electronic Materials, Inc. | Pressure equalization system for chemical vapor deposition reactors |
US6624582B2 (en) | 2000-03-16 | 2003-09-23 | Nec Electronics Corporation | Method of an apparatus for performing circuit-processing, method of and apparatus for controlling the motion of the circuit-processing performance apparatus, and information storage medium |
DE10203833A1 (de) * | 2002-01-31 | 2003-08-21 | Wacker Siltronic Halbleitermat | Verfahren und Vorrichtung zur Differenzdruckregelung an Epitaxiereaktoren |
US6869481B2 (en) | 2002-01-31 | 2005-03-22 | Siltronic Ag | Method and device for regulating the differential pressure in epitaxy reactors |
DE10203833B4 (de) * | 2002-01-31 | 2007-02-08 | Siltronic Ag | Verfahren und Vorrichtung zur Differenzdruckregelung an Epitaxiereaktoren |
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