JPH05213821A - 新規なトリフルオロ乳酸誘導体、液晶組成物及び光スイッチング素子 - Google Patents

新規なトリフルオロ乳酸誘導体、液晶組成物及び光スイッチング素子

Info

Publication number
JPH05213821A
JPH05213821A JP2294392A JP2294392A JPH05213821A JP H05213821 A JPH05213821 A JP H05213821A JP 2294392 A JP2294392 A JP 2294392A JP 2294392 A JP2294392 A JP 2294392A JP H05213821 A JPH05213821 A JP H05213821A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
liquid crystal
group
crystal composition
switching element
phase
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2294392A
Other languages
English (en)
Inventor
Akihisa Yokoyama
明久 横山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Eneos Corp
Original Assignee
Nippon Mining Co Ltd
Nikko Kyodo Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Mining Co Ltd, Nikko Kyodo Co Ltd filed Critical Nippon Mining Co Ltd
Priority to JP2294392A priority Critical patent/JPH05213821A/ja
Publication of JPH05213821A publication Critical patent/JPH05213821A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 広い温度範囲でスメクチックC相を示し、大
きな自発分極を有する液晶材料を提供し、これを光スイ
ッチング素子に適用して、その応答速度を高める。 【構成】 一般式〔I〕で表される新規なトリフルオロ
乳酸誘導体。 〔上式中、R1 ,R2 はそれぞれ、置換もしくは非置換
のアルキル基を示す。A,D,Eはそれぞれ、置換若し
くは非置換の1,4−フェニレン基、1,4−シクロヘ
キシレン基、2,5−ピリミジレン基又は2,5−ピリ
ジレン基を示し、置換基は、ハロゲン原子、メチル基、
トリフルオロメチル基、メトキシ基、シアノ基、ヒドロ
キシル基からなる群より選ばれる。Xは、単結合、−O
−、−COO−、−OCO−、−OCOO−又は−CO
−を示す。Y,Zはそれぞれ、−COO−、−OCO
−、−OCH2 −、−CH2 O−又は単結合を示す。n
は、0又は1を示す。〕

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、安定なサーモトロピッ
クな液晶状態をとり得る新規なトリフルオロ乳酸誘導
体、これを含む液晶組成物及び光スイッチング素子に関
するものである。本発明のトリフルオロ乳酸誘導体は、
例えば、液晶テレビ等のディスプレイ用、光プリンター
ヘッド、光フーリエ変換素子、ライトバルブ等、液晶や
エレクトロケミクロミズムを利用するオプトエレクトロ
ニクス関連素子の素材として有用な液晶材料として利用
できる。
【0002】
【従来の技術】現在、液晶化合物が表示材料として種々
の機器で応用され、時計、電卓、小型テレビなどに実用
化されている。これらは、ネマチック液晶材料を主成分
としたセルを用い、TN型あるいはSTN型と呼ばれる
表示方式のものが採用されている。この場合のセルは、
液晶化合物の誘電異方性Δεと電場Eとの弱い相互作用
(ΔεE2 /2)に基づく作動であり、電場に対する応
答速度が数msecと遅いことが欠点としてあげられてい
る。そのため、テレビに用いた場合、駆動方式として画
素ごとにスイッチング素子を配置、付加したアクティブ
マトリクス方式が主として用いられ、大画面化を図る上
で障害の一つになっている。
【0003】しかし、1975年にR.B.Meyer らによっ
て合成された4−(4−n−デシルオキシベンジリデン
アミノ)ケイ皮酸−2−メチルブチルエステル(DOBAMB
C)を代表例とする強誘電性液晶の出現と、それを用いた
N.A.Clark らの提案した新しい表示方式(Applied Phy
s. Lett. 1980, 36. 899)により、μsec オーダーの高
速応答性及び電場を切っても液晶分子の配向が変わらな
い特性(メモリー性)を有する液晶セルが可能となっ
た。これらの材料を用いた表示素子を使えば、スイッチ
ング素子などを用いないマルチプレックス駆動による単
純マトリクス方式による液晶テレビが可能となり、アク
ティブマトリクスのものに比べ、生産性やコスト、信頼
性さらに大画面化などの面でははるかに有利なものとな
る。
【0004】このため、現在まで多くの強誘電性液晶材
料が合成され、提案されてきた。これらの強誘電性液晶
材料を表示材料として用いるためには、いくつかの物性
が要求される。その中でも基本的なものとしては、室温
近傍の広い温度範囲(−20〜60℃)でスメクチックC相
を示し、高速応答性を有する点が挙げられる。この条件
を単独の化合物で満たすことは困難であり、一般に広い
温度範囲でスメクチックC相を示す低粘性の非キラル液
晶混合物に、大きな自発分極を有する液晶化合物を少量
添加することが行われる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記の混合において、
できる限り少量の添加で高速応答を得るために、液晶化
合物が大きな自発分極を有することが重要である。その
ため、不斉炭素上に大きな分極を有する様々な原子ある
いは基(酸素原子、カルボニル基、塩素原子、フッ素原
子、シアノ基など)を導入する試みがなされてきたが、
未だに十分な高速応答を誘起する材料は得られていない
のが実状である。本発明の課題は、広い温度範囲でスメ
クチックC相を示し、大きな自発分極を有する液晶材料
を提供することであり、また、こうした液晶材料を光ス
イッチング素子に適用することによって、その応答速度
を高めることである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、下記の一般式
〔I〕で表される新規なトリフルオロ乳酸誘導体に係る
ものである。
【化2】 〔R1 ,R2 はそれぞれ、置換もしくは非置換のアルキ
ル基を示す。A,D,Eはそれぞれ、置換若しくは非置
換の1,4−フェニレン基、1,4−シクロヘキシレン
基、2,5−ピリミジレン基又は2,5−ピリジレン基
を示し、置換基は、ハロゲン原子、メチル基、トリフル
オロメチル基、メトキシ基、シアノ基、ヒドロキシル基
からなる群より選ばれる。Xは、単結合、−O−、−C
OO−、−OCO−、−OCOO−又は−CO−を示
す。Y,Zはそれぞれ、−COO−、−OCO−、−O
CH2 −、−CH2 O−又は単結合を示す。nは、0又
は1を示す。〕
【0007】上記一般式〔I〕で示した化合物のR1
2 のアルキル基の炭素数、あるいは置換基の有無はそ
の化合物が液晶状態を取り得る温度域等の物性に影響を
持つものであり、目的によって適宜選定され得るもので
ある。A,D,Eは、置換若しくは非置換の1,4−フ
ェニレン基、1,4−シクロヘキシレン基、2,5−ピ
リミジレン基又は2,5−ピリジレン基である。以下、
非置換の場合について、構造式を列挙する。
【0008】
【化3】
【0009】
【作用】本発明者は、多数のフッ素含有不斉構造につい
て詳細に検討したところ、上記の骨格を有する新規なト
リフルオロ乳酸誘導体が、広い温度範囲でスメクチック
C相を示し、大きな自発分極を有することを見出した。
そして、このトリフルオロ乳酸誘導体を非キラル混合液
晶に少量添加することによって、高速応答を実現できる
ことが判った。本発明者は、かかる知見に基づき、本発
明を完成した。
【0010】
【実施例】本発明で用いるトリフルオロ乳酸エステル
は、以下の手順で合成することができる。
【化4】
【0011】すなわち、トリフルオロプロペンオキシド
を硝酸酸化して、トリフルオロ乳酸とする(特願平3−
103630、参考特願平3−060979:本出願時
未公開)。その後、これを酸触媒の存在下に、エステル
化することにより、得ることができる(特願平3−26
1241:本出願時未公開)。一般式〔I〕の化合物
は、次のようにして得られる。
【0012】
【化5】
【0013】即ち、コア部分を備えたカルボン酸と、ト
リフルオロ乳酸エステルの水酸基とを、エステル化する
ことにより得られる。また、コア部分の一部を備えたカ
ルボン酸を、トリフルオロ乳酸エステルの水酸基とエス
テル化した後、最後にコア部分を完成させてもよい。
【0014】次に、更に具体的な実験例について述べ
る。 (合成例1と液晶性の評価)4−(4′−オクチルオキシビフェニル−4−カルボニ
ルオキシ)安息香酸2,2,2−トリフルオロ−1−ヘ
キシルオキシカルボニルエチル 4−ヒドロキシ安息香酸2,2,2−トリフルオロ−1
−ヘキシルオキシカルボニルエチルの合成 4−ベンジルオキシ安息香酸クロリド1.19g 、3,3,
3,−トリフルオロ乳酸ヘキシル1.01g 、乾燥ピリジン
15mlをフラスコにとり、室温で1晩攪拌した。飽和炭酸
水素ナトリウム水溶液を加え、エーテルで抽出した。有
機層を飽和塩化ナトリウム水溶液で洗浄した。無水硫酸
マグネシウムで乾燥後溶媒を留去して得られた油状物
を、シリカゲルカラムクロマトグラフィーで精製して、
4−ベンジルオキシ安息香酸 2,2,2−トリフルオ
ロ−1−ヘキシルオキシカルボニルエチル1.70g (収率
88%) を得た。
【0015】上で得た4−ベンジルオキシ安息香酸
2,2,2−トリフルオロ−1−ヘキシルオキシカルボ
ニルエチル1.70g 、5%パラジウム炭素0.34g 、酢酸エ
チル30mlをフラスコにとり、水素雰囲気下、室温で4時
間攪拌した。パラジウム炭素を濾過で除いた後、溶媒を
留去することにより、白色結晶の4−ヒドロキシ安息香
酸 2,2,2−トリフルオロ−1−ヘキシルオキシカ
ルボニルエチル1.28g (収率95%) を得た。この構造式
と理化学的特性とを以下に示す。
【0016】
【化6】
【0017】
【表1】
【0018】4−(4′オクチルオキシビフェニル−4
−カルボニルオキシ)安息香酸 2,2,2−トリフル
オロ−1−ヘキシルオキシカルボニルエチルの合成 4′−オクチルオキシビフェニル−4−カルボン酸クロ
リド0.41g 、上で得た4−ヒドロキシ安息香酸 2,
2,2−トリフルオロ−1−ヘキシルオキシカルボニル
エチル0.34g 、乾燥ピリジン10mlをフラスコに取り、室
温で1晩攪拌した。飽和炭酸水素ナトリウム水溶液を加
え、エーテルで抽出した。有機層を飽和塩化ナトリウム
水溶液で洗浄した。無水硫酸マグネシウムで乾燥後溶媒
を留去して得られた粗結晶を、シリカゲルカラムクロマ
トグラフィー及びエタノールからの再結晶で精製するこ
とにより、4−(4′オクチルオキシビフェニル−4−
カルボニルオキシ)安息香酸 2,2,2−トリフルオ
ロ−1−ヘキシルオキシカルボニルエチル0.43g (収率
67%) を得た。この構造式と理化学的性質とを以下に示
す。
【0019】
【化7】
【0020】
【表2】
【0021】液晶性の評価 上で得られた化合物を、ポリイミドを塗布しラビング処
理を施した透明電極付きガラス板からなる厚さ3μm の
セルに注入し、−2℃/分の割合で降温しながらクロス
ニコルの偏光顕微鏡で観察したところ、129 ℃で等方性
液体からスメクチックA相に変化し、90℃でキラルスメ
クチックC相に変化し、室温以下まで結晶化しなかっ
た。また、昇温時は、54℃で結晶からキラルスメクチッ
クC相に変化した。また、80℃における自発分極の値を
三角波法(30Vpp 、100Hz)で測定したところ、33.4nC/
cm2 であった。
【0022】(合成例2及び液晶性の評価)4−(3′−フルオロ−4′−オクチルオキシビフェニ
ル−4−カルボニルオキシ)安息香酸 2,2,2−ト
リフルオロ−1−ヘキシルオキシカルボニルエチルの合
3′−フルオロ−4′−オクチルオキシビフェニル−4
−カルボン酸クロリド0.45g 、合成例1で得た4−ヒド
ロキシ安息香酸 2,2,2−トリフルオロ−1−ヘキ
シルオキシカルボニルエチル0.34g 、乾燥ピリジン10ml
をフラスコに取り、室温で1晩攪拌した。飽和炭酸水素
ナトリウム水溶液を加え、エーテルで抽出した。有機層
を飽和塩化ナトリウム水溶液で洗浄した。無水硫酸マグ
ネシウムで乾燥後、溶媒を留去して得られた粗結晶を、
シリカゲルカラムクロマトグラフィー及びエタノールか
らの再結晶で精製することにより、4−(3′−フルオ
ロ−4′−オクチルオキシビフェニル−4−カルボニル
オキシ)安息香酸 2,2,2−トリフルオロ−1−ヘ
キシルオキシカルボニルエチル0.47g (収率71%)を得
た。この構造式と理化学的性質とを以下に示す。
【0023】
【化8】
【0024】
【表3】
【0025】液晶性の評価 上で得られた化合物を、ポリイミドを塗布しラビング処
理を施した透明電極付きガラス板からなる厚さ3μm の
セルに注入し、−2℃/分の割合で降温しながらクロス
ニコルの偏光顕微鏡で観察したところ、110 ℃で等方性
液体からスメクチックA相に変化し、70℃でキラルスメ
クチックC相に変化し、室温以下まで結晶化しなかっ
た。また、昇温時は、49℃で結晶からキラルスメクチッ
クC相に変化した。また、60℃における自発分極の値を
三角波法(30Vpp 、100Hz)で測定したところ、35.1nC/c
m2であった。
【0026】(合成例3及び液晶性の評価)4−(4−(5−デシルピリミジニル−(2))フェニ
ルカルボニルオキシ)安息香酸 2,2,2−トリフル
オロ−1−ヘキシルオキシカルボニルエチルの合成 4−(5−デシルピリミジニル−(2))安息香酸0.40
g 、合成例1で得た4−ヒドロキシ安息香酸 2,2,
2−トリフルオロ−1−ヘキシルオキシカルボニルエチ
ル0.34g 、ジシクロヘキシルカルボジイミド0.28g 、4
−ジメチルアミノピリジン0.04g 、乾燥ジクロロメタン
10mlをフラスコに取り、室温で1晩攪拌した。生じた結
晶をろ過で除き、溶媒を留去して得られた粗結晶を、シ
リカゲルカラムクロマトグラフィー及びエタノールから
の再結晶で精製することにより、4−(4−(5−デシ
ルピリミジニル−(2))フェニルカルボニルオキシ)
安息香酸 2,2,2−トリフルオロ−1−ヘキシルオ
キシカルボニルエチル0.58g (収率89%) を得た。この
構造式と理化学的性質とを以下に示す。
【0027】
【化9】
【0028】
【表4】
【0029】液晶性の評価 上で得られた化合物を、ポリイミドを塗布しラビング処
理を施した透明電極付きガラス板からなる厚さ3μm の
セルに注入し、−2℃/分の割合で降温しながらクロス
ニコルの偏光顕微鏡で観察したところ、101 ℃で等方性
液体からスメクチックA相に変化し、63℃でキラルスメ
クチックC相に変化し、28℃で結晶化した。また、昇温
時は、55℃で結晶からキラルスメクチックC相に変化し
た。また、53℃における自発分極の値を三角波法(30Vp
p 、100Hz)で測定したところ、17.3nC/cm2であった。
【0030】(液晶組成物及び光スイッチング素子の作
製と評価)下記のスメクチック液晶化合物(1), (2),
(3), (4)を混合し、母体液晶組成物Aを製造した。混合
比は、(1) を30.0重量%、(2) を25.0重量%、(3) を1
0.0重量%、(4) を35.0重量%とした。
【0031】
【化10】
【0032】この液晶組成物Aは、以下に示す相転移挙
動を示した。
【表5】
【0033】ここで、Crは結晶相、ScはスメクチックC
相、SA はスメクチックA相、Nはネマチック相、Iは
等方相を示す。この液晶組成物Aは、不斉炭素を有する
化合物を含まないので、強誘電的な挙動は示さない。
【0034】この液晶組成物Aを94.3重量%、合成例2
で得た最終生成物5.7 重量%を混合し、液晶組成物Bを
得た。この液晶組成物Bは、以下に示す相転移挙動を示
した。
【0035】
【表6】 Crは結晶相、ScはカイラルスメクチックC相、SA はス
メクチックA相、Chはコレステリック相、Iは等方相を
示す。
【0036】また、この液晶組成物Bを、ポリイミドを
塗布しラビング処理を施した透明電極付きガラス板から
なる厚さ2μm のセルに注入し、等方性液体の状態か
ら、ゆるやかに降温し、コレステリック相を配向させ
た。更に温度を下げ、スメクチックA相を経てキラルス
メクチックC相の状態にしたところ、良配向のセルが容
易に得られた。そのセルをクロスニコルの偏光顕微鏡で
観察しながら、セルに電界を印加すると、明瞭なスイッ
チング動作が観測された。上記セルに、25℃で20Vpp の
矩形波を印加し、透過光量をフォトダイオードで測定
し、光スイッチング動作を検出したところ、その透過光
量が10%から90%まで変化するのに要する時間は、193
μs と非常に高速であった。
【0037】
【発明の効果】本発明の新規なトリフルオロ乳酸誘導体
は、サーモトロピックに安定な液晶状態をとりうるし、
特に、安定なSC 相をとりうる。しかもキラルでない液
晶に添加することにより、自発分極が大きくて応答速度
が速い強誘電性液晶組成物となる等、オプトエレクトロ
ニクス関連素子の素材として極めて優れた効果を奏する
ものである。従って本発明は、たとえば、液晶テレビな
どのディスプレイ用、光プリンターヘッド、光フーリエ
変換素子、ライトバルブなど、液晶やエレクトロケミク
ロミズムを利用するオプトエレクトロニクス関連素子の
素材として有用な液晶材料といえる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C07C 69/84 9279−4H 69/92 9279−4H 69/94 9279−4H C07D 239/26 8615−4C C09K 19/20 7457−4H 19/34 7457−4H

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記の一般式〔I〕で表される新規なト
    リフルオロ乳酸誘導体。 【化1】 〔R1 ,R2 はそれぞれ、置換もしくは非置換のアルキ
    ル基を示す。A,D,Eはそれぞれ、置換若しくは非置
    換の1,4−フェニレン基、1,4−シクロヘキシレン
    基、2,5−ピリミジレン基又は2,5−ピリジレン基
    を示し、置換基は、ハロゲン原子、メチル基、トリフル
    オロメチル基、メトキシ基、シアノ基、ヒドロキシル基
    からなる群より選ばれる。Xは、単結合、−O−、−C
    OO−、−OCO−、−OCOO−又は−CO−を示
    す。Y,Zはそれぞれ、−COO−、−OCO−、−O
    CH2 −、−CH2 O−又は単結合を示す。nは、0又
    は1を示す。〕
  2. 【請求項2】 請求項1記載のトリフルオロ乳酸誘導体
    のうち少なくとも一種を光学活性液晶材料として含有
    し、かつ少なくとも一種の非光学活性液晶材料を含有す
    る液晶組成物。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の液晶組成物を構成要素と
    する光スイッチング素子。
JP2294392A 1992-02-07 1992-02-07 新規なトリフルオロ乳酸誘導体、液晶組成物及び光スイッチング素子 Pending JPH05213821A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2294392A JPH05213821A (ja) 1992-02-07 1992-02-07 新規なトリフルオロ乳酸誘導体、液晶組成物及び光スイッチング素子

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2294392A JPH05213821A (ja) 1992-02-07 1992-02-07 新規なトリフルオロ乳酸誘導体、液晶組成物及び光スイッチング素子

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05213821A true JPH05213821A (ja) 1993-08-24

Family

ID=12096710

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2294392A Pending JPH05213821A (ja) 1992-02-07 1992-02-07 新規なトリフルオロ乳酸誘導体、液晶組成物及び光スイッチング素子

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH05213821A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008273862A (ja) * 2007-04-27 2008-11-13 Yunimatekku Kk 3,3,3−トリフルオロ−2−ヒドロキシ−2−トリフルオロメチルプロパン酸エステルの製造法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008273862A (ja) * 2007-04-27 2008-11-13 Yunimatekku Kk 3,3,3−トリフルオロ−2−ヒドロキシ−2−トリフルオロメチルプロパン酸エステルの製造法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0110299B1 (en) Smectic liquid crystal compounds and liquid crystal compositions
US4911861A (en) Polyphenyl-based ester compounds and liquid crystal compositions containing same
WO1987005012A2 (en) Liquid crystal compounds, mixtures and devices
JP2760836B2 (ja) ジオキサン系液晶物質
JPH0711251A (ja) フェロエレクトリック液晶ディスプレイ装置
EP0258298B1 (en) Liquid crystal compounds containing two or more chiral centers
JPH0645573B2 (ja) 液晶化合物および液晶組成物
US5424005A (en) Liquid crystal compounds
JPH05213821A (ja) 新規なトリフルオロ乳酸誘導体、液晶組成物及び光スイッチング素子
JPH0745439B2 (ja) トラン化合物および液晶組成物
JP2925682B2 (ja) 新規なエステル化合物、これを含む液晶組成物及び光スイッチング素子
JP2585716B2 (ja) 新規な光学活性エステル化合物及びその製造方法
JP2923001B2 (ja) 新規なエステル化合物、これを含む液晶組成物および光スイッチング素子
JP2575782B2 (ja) 新規な光学活性エステル化合物
JP2796722B2 (ja) 光学素子用液晶
EP0354355A1 (en) Optically active compound and liquid crystal composition
JP2854406B2 (ja) βーケトカルボン酸誘導体
JP2953538B2 (ja) 液晶組成物
JP2580254B2 (ja) 新規な光学活性エステル化合物及びその製造方法
JP2561128B2 (ja) 光学活性化合物及びその用途
JPH0751535B2 (ja) 光学活性化合物及び液晶組成物
JP2938623B2 (ja) 新規なフェニルキノリン化合物、これを含む液晶組成物および光スイッチング素子
JP2742548B2 (ja) 光学活性化合物およびそれを含む液晶組成物
JP2865891B2 (ja) 新規なエステル化合物、これを含む液晶組成物および光スイッチング素子
JP2919930B2 (ja) カルボン酸エステル化合物および液晶化合物