JPH05213593A - フォークリフトの制御装置 - Google Patents

フォークリフトの制御装置

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JPH05213593A
JPH05213593A JP2249192A JP2249192A JPH05213593A JP H05213593 A JPH05213593 A JP H05213593A JP 2249192 A JP2249192 A JP 2249192A JP 2249192 A JP2249192 A JP 2249192A JP H05213593 A JPH05213593 A JP H05213593A
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JP
Japan
Prior art keywords
clamp
opening
closing
relief valve
attachment
Prior art date
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Pending
Application number
JP2249192A
Other languages
English (en)
Inventor
Kanji Aoki
完治 青木
Yukio Uchiyama
幸夫 内山
Toshiyuki Midorikawa
利幸 緑川
Tsuruji Kitabayashi
鶴治 北林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
M H I SAGAMI HIGHTECH KK
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
MHI Sagami High Tech Ltd
Original Assignee
M H I SAGAMI HIGHTECH KK
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
MHI Sagami High Tech Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by M H I SAGAMI HIGHTECH KK, Mitsubishi Heavy Industries Ltd, MHI Sagami High Tech Ltd filed Critical M H I SAGAMI HIGHTECH KK
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 ロールクランプ等、荷物を挾持するアタッチ
メントを装着したフォークリフトを用いる荷役におい
て、荷物を握り潰すことなく良好な荷降ろし作業を行な
い得るフォークリフトの制御装置を提供する。 【構成】 作業者に操作されクランプ指令値を出力する
ボリューム28と、前記開閉用油圧シリンダの圧油を供
給するための油圧管路に配設された開閉度の調整可能な
リリーフバルブと、ボリュームから出力されたクランプ
指令値に基づいてリリーフバルブに対する開閉度を計算
して前記リリーフバルブに対して出力し、前記アタッチ
メントによるクランプ力を調整するコントローラ20と
を有するものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はフォークリフトの制御装
置に関し、特にロールクランプ、ベールクランプ等のア
タッチメントを装着したフォークリフトに適用して有用
なものである。
【0002】
【従来の技術】フォークリフトは、積載した荷物を上下
させるマストを車体の前方に備え、場所間の移動ができ
るようにした荷役用の産業車両である。
【0003】上記フォークリフトには、荷物の形状、種
類等に応じて各荷物の良好な荷役作業を実行することが
できるよう、各種のアタッチメントが用意されている。
このアタッチメントの一種として円筒状の製品、例えば
ロール紙を挾持して昇降、運搬する際に有用なロールク
ランプがある。
【0004】図3にロールクランプを装着したフォーク
リフトの一例を示す。同図に示すように、リフトシリン
ダ1は、左右一対のアウターマスト2に固定され、ピス
トンロッド1aの伸縮に伴ないアウターマスト2をガイ
ドとして左右一対のインナーマスト3を昇降するように
なっている。アウターマスト2は車体7の前方でこの車
体7に固定してある。この結果、インナーマスト3の昇
降に伴ないチェーン6に懸架してあるブラケット5及び
荷物を挾持するロールクランプ4からなる昇降部が昇降
する。
【0005】チルトシリンダ8は、アウターマスト2及
びインナーマスト3とともに昇降部を前方及び後方に傾
動するためのものである。すなわち、荷降ろしの場合に
は前方に傾動するとともに、荷上げ及び荷物の運搬時に
は後方に傾動し、夫々の作業性を良好に保つとともに安
全性も確保するようになっている。
【0006】クランプシリンダ9はそのピストンロッド
9aの伸縮により、基端部のヒンジ部4a,4bを回動
中心として回動するロールクランプ4の2個のクランプ
片4c,4dを回動してこのロールクランプ4を開閉す
るものである。
【0007】作業機レバー10a,10b,10cは、
これらをオペレータが操作することによりコントローラ
11及び電磁比例制御弁を介してリフトシリンダ1、チ
ルトシリンダ8及びクランプシリンダ9の動作を制御す
るものであり、緊急停止を行なうための安全スイッチ1
3とともにジョイステックボックス14に収納してあ
る。作業機レバー10e,10dは各種のアタッチメン
トを取付けた場合に対処するべく予備的に設けたもので
ある。シートスイッチ15は運転席16にオペレータが
坐ったとき動作するスイッチでその出力信号はコントロ
ーラ11に送出する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上述の如く、クランプ
シリンダ9へ電磁比例制御弁から圧油を供給することに
より、ロールクランプ4のクランプ辺4c,4dを開閉
させて円筒状の製品を挾持して持ち上げることができ
る。ここで、ロールクランプ4による挾持圧力、即ちク
ランプ力は、クランプシリンダ9に給排される圧油の圧
力により決定される。
【0009】そこで、クランプシリンダ9と電磁比例制
御弁との間の油路にオーバロードリリーフバルブを設け
ることにより、ロールクランプ4による挾持圧力が過大
となるのを防止していた。しかし、上記オーバロードリ
リーフバルブは、逃がす圧力がスプリング等により機械
的に一定値に設定されており、荷物の種類により簡単に
その圧力を調整することが出来るものではなかった。ま
た、ロールクランプ4により取り扱う荷物の種類は多岐
にわたっており、柔らかい材質の荷物を取り扱うと、ロ
ールクランプ4により握り潰される虞があった。一方、
柔らかい荷物に対応するため、オーバロードバルブの設
定圧力を低くしすぎると、重い荷物を持ち上げることが
出来なくなる。
【0010】本発明は、上記従来技術に鑑み、荷物を挾
持するロールクランプ等のアタッチメントを装着したフ
ォークリフトを用いる荷役において、荷物を握り潰すこ
とななく安全に把持することができるフォークリフトの
制御装置を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する本発
明の構成は、
【0012】開閉用油圧シリンダの伸縮により円筒状製
品をその外周面から挾持するとともにこの挾持を解除す
るロールクランプ等のアタッチメントを有し、さらに昇
降用油圧シリンダのピストンロッドの伸縮に伴ないチェ
ーンに懸架したブラケットを昇降し、該ブラケットに装
着した前記アタッチメントで挾持した荷物を昇降するフ
ォークリフトの制御装置であって、作業者に操作されク
ランプ指令値を出力するボリュームと、前記開閉用油圧
シリンダの圧油を供給するための油圧管路に配設された
開閉度の調整可能なリリーフバルブと、前記ボリューム
から出力されたクランプ指令値に基づいて前記リリーフ
バルブに対する開閉度を計算して前記リリーフバルブに
対して出力し、前記アタッチメントによるクランプ力を
調整するコントローラとを有することを特徴とする。
【0013】
【作用】上記構成の本発明によれば、荷物の種類、特に
材質に応じてボリュームを調整することにより、クラン
プ力を簡単に増減することができる。この為、柔らかい
材質の荷物であっても、クランプ力を減少させることに
より、握り潰すことなく安全に挾持することが可能とな
る。
【0014】
【実施例】以下、本発明について図面に示す実施例を参
照して詳細に説明する。
【0015】図1及び図2に本発明の一実施例を示す。
本実施例は、図3に示すロールクランプ4を有するフォ
ークリフトに適用されるものであり、その開閉及びクラ
ンプ力調整の為の油圧回路並びにコントローラとを備え
ている。即ち、コントローラ20は、図1に示すよう
に、クロック21、CPU22、A/Dコンバータ2
3、電磁弁駆動回路24、RAM25、ROM26及び
電源回路27から構成されており、A/Dコンバータ2
2は作業機レバー10及びボリューム28と接続してい
る。
【0016】作業機レバー10は、ポテンショメータで
形成されており、操作量に比例する電流値がレバー操作
信号S1 としてコントローラ20へ出力される。レバー
操作信号S1は、A/Dコンバータ23によりデジタル
信号に変換されてから、CPU22へ送られる。ボリュ
ーム28から出力されるクランプ力指令値S2も同様に
A/Dコンバータ23によりデジタル信号に変換されて
から、CPU22へ送られる。CPU22は、RAM2
5又はROM26に記憶された各種のソフトウェアに記
述された機能を実現して各種の演算を行うものであり、
演算処理はクロック発生部21のクロックに同期する。
CPU22の演算結果に基づいて電磁弁駆動回路24が
駆動されて、流量制御信号S3,S4、リリーフバルブ開
閉値信号S5が油圧回路29へ出力される。
【0017】油圧回路29は、図2に示すように油路切
換弁30、電磁制御弁31,32、電磁制御弁33及び
ポンプ34等から構成されており、コントローラ20に
より制御される。即ち、油路切換弁30は、ポンプ34
からクランプシリンダ9までの油路中に配設され、電磁
制御弁31,32が取り付けられている。電磁制御弁3
1,32は、パイロット圧が加えられており、流量制御
信号S3,S4を入力すると、油路切換弁30を摺動させ
てクランプシリンダ9へ油圧を給排するようになってい
る。また、流量制御信号S3,S4の大きさにより、クラ
ンプシリンダ9の操作量を変えることができるようにな
っている。
【0018】一方、電磁制御弁33は、油路切換弁30
からクランプシリンダ9へ油圧を供給する油路中にリリ
ーフバルブとして配置されており、リリーフバルブ開閉
値信号S5により、その開閉量を調整可能である。従っ
て、リリーフバルブ開閉値信号S5の大きさにより、リ
リーフバルブである電磁制御弁33の開閉値を調整する
ことにより、ランプシリンダ9への油圧の一部を逃がす
ことができる。この為、リリーフバルブ開閉値信号S5
の大きさにより、ロールクランプ4のクランプ力を適宜
な大きさに調整することが可能である。
【0019】上記構成を有する本実施例におけるクラン
プ力制御のフローチャートを図4に示す。先ず、初期化
した後、CPU22はボリューム28によるクランプ力
指令値S 2を読み込み、これに応じたリリーフバルブ開
閉値信号S5を計算する。クランプ力指令値S2とリリー
フバルブ開閉値信号S5との対応するテーブルは予めR
OM26等に記憶させておく。
【0020】次いで、作業機レバー10によるレバー操
作信号S1から、クランプシリンダ9の開閉を判断し、
更に、レバー操作信号S1に対応する流量制御信号S3
4を計算する。レバー操作信号S1とクランプシリンダ
9の開閉及び流量制御信号S3,S4との関係は予めRO
M26等に記憶させておく。作業機レバー10が中立位
置にある場合には、レバー操作信号S1は出力されな
い。その後、演算値である流量制御信号S3,S4、リリ
ーフバルブ開閉値信号S5を各電磁制御弁31,32,
33へ出力する。
【0021】電磁制御弁31,32は流量制御信号
3,S4により作動し、油路切換弁30の油路を切り換
えて、クランプシリンダ9へ圧油を給排する。これによ
り、ロールクランプ4が開閉して、荷物を把持する状
態、或いは把持を解除する状態となる。作業機レバー1
0が中立位置にあり、流量制御信号S3,S4が出力され
ない場合には、油路切換弁30は中央位置にあり、クラ
ンプシリンダ9へは圧油が給排されない。この状態で
は、ロールクランプ4は停止した状態となる。
【0022】この状態において、リリーフバルブ開閉値
信号S5により、電磁制御弁33が作動してその開閉度
が調整されると、クランプシリンダ9に対する圧油の一
部の油圧が逃げることになる。この為、ロールクランプ
4によるクランプ力は、所定の圧力に減少することにな
る。これは、ロールクランプ4の開閉、停止の状態に係
わらず行われる。従って、本発明では、作業者が取り扱
う荷物に応じた適切なクランプ力をボリューム28によ
り与えることで、安全に荷物を取り扱うことができる。
即ち、柔軟な荷物の場合には、ボリューム28を調整し
て、電磁制御弁33からより多くの油圧を逃がすことに
より、クランプ力を減少させることにより、柔軟な荷物
であっても握り潰すことがなくロールクランプ4により
把持できる。また、重量のある荷物の場合には、ボリュ
ーム28を調整して、電磁制御弁33を閉じて油圧を逃
がさないようにして、クランプ力を増大させることによ
り、重量のある荷物であっても確実に把持して昇降させ
ることが出来る。
【0023】なお、上記実施例ではアタッチメントとし
てロールクランプ4を用いた場合を説明したが、荷物を
挾持することにより荷役を行なうアタッチメント、例え
ばベールクランプも使用可能である。
【0024】
【発明の効果】以上実施例とともに具体的に説明したよ
うに、本発明によれば、挾持する荷物の種類により、適
宜にクランプ力を調整することが出来るので、柔軟な荷
物であっても握り潰すことなく安全に挾持することが可
能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るコントローラを示す構
成図である。
【図2】本発明の一実施例に係る油圧系統を示す説明図
である。
【図3】本発明の適用されるフォークリフトを示す斜視
図である。
【図4】クランプ力制御を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 リフトシリンダ 1a ピストンロッド 4 ロールクランプ 5 ブラケット 6 チェーン 9 クランプシリンダ 9a ピストンロッド 11 コントローラ 17a 油圧管路 18a 油圧センサ 20 コントローラ 21 クロック 22 CPU 23 A/Dコンバータ 24 電磁弁駆動回路 25 RAM 26 ROM 27 電源回路 28 ボリューム 30 油路切換弁 31 電磁制御弁 32 電磁制御弁 33 電磁制御弁 34 ポンプ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 内山 幸夫 神奈川県相模原市田名3000番地 三菱重工 業株式会社相模原製作所内 (72)発明者 緑川 利幸 神奈川県相模原市田名3000番地 エム・エ イチ・アイさがみハイテック株式会社内 (72)発明者 北林 鶴治 神奈川県相模原市田名3000番地 エム・エ イチ・アイさがみハイテック株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 開閉用油圧シリンダの伸縮により円筒状
    製品をその外周面から挾持するとともにこの挾持を解除
    するロールクランプ等のアタッチメントを有し、さらに
    昇降用油圧シリンダのピストンロッドの伸縮に伴ないチ
    ェーンに懸架したブラケットを昇降し、該ブラケットに
    装着した前記アタッチメントで挾持した荷物を昇降する
    フォークリフトの制御装置であって、 作業者に操作されクランプ指令値を出力するボリューム
    と、 前記開閉用油圧シリンダの圧油を供給するための油圧管
    路に配設された開閉度の調整可能なリリーフバルブと、 前記ボリュームから出力されたクランプ指令値に基づい
    て前記リリーフバルブに対する開閉度を計算して前記リ
    リーフバルブに対して出力し、前記アタッチメントによ
    るクランプ力を調整するコントローラとを有することを
    特徴とするフォークリフトの制御装置。
JP2249192A 1992-02-07 1992-02-07 フォークリフトの制御装置 Pending JPH05213593A (ja)

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JP2249192A JPH05213593A (ja) 1992-02-07 1992-02-07 フォークリフトの制御装置

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JP2249192A JPH05213593A (ja) 1992-02-07 1992-02-07 フォークリフトの制御装置

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JPH05213593A true JPH05213593A (ja) 1993-08-24

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JP2249192A Pending JPH05213593A (ja) 1992-02-07 1992-02-07 フォークリフトの制御装置

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19990323