JPH05213341A - 容器の蓋体及びその製造方法 - Google Patents

容器の蓋体及びその製造方法

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JPH05213341A
JPH05213341A JP4162810A JP16281092A JPH05213341A JP H05213341 A JPH05213341 A JP H05213341A JP 4162810 A JP4162810 A JP 4162810A JP 16281092 A JP16281092 A JP 16281092A JP H05213341 A JPH05213341 A JP H05213341A
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lid
spout
container
base material
pair
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JP4162810A
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Elmar Mock
モック エルマー
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Tetra Laval Holdings and Finance SA
Original Assignee
Tetra Laval Holdings and Finance SA
Tetra Alfa Holdings SA
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Abstract

(57)【要約】 【目的】製造及び組立てのための作業工程を少なくし、
成形型を簡素化することができるとともに、開封後に再
び密封することができる蓋体を提供する。 【構成】熱可塑性材料から成る蓋体(ふたたい)は、注
出口部分11と該注出口部分11の開口を閉じる蓋部分
12から成る。前記熱可塑性材料は互いに特性の異なる
基材と補助材から成り、前記蓋部分12と注出口部分1
1は、一対のシール面と型係止手段によって密に、少な
くとも部分的に互いに可逆的に連結される。前記一対の
シール面は、基材から成るシール面と補助材から成るシ
ール面から成る。注出口部分11と蓋部分12間が前記
シール面によって密封され、また、型係止手段によって
蓋体を繰り返し開閉することが可能になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、容器の蓋体(ふたた
い)及びその製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、被覆カートンから成る流動体用の
容器は、特に食品産業で飲料用容器として普及してい
る。これらの容器は、無限に続くホースのように生産さ
れ、作業工程中に流動体例えば液体が充填(じゅうて
ん)され、両側が閉じられ、続いて縁を折りたたんで例
えば直方体とされる。このようにして製造された容器に
は、流動体が完全に充填される。該容器は、開放前に少
なくとも一つの角を上方へ折り曲げて押しつぶすことが
でき、続いて、角を切り取ると、流動体をオーバフロー
させることなく容器を開放することができる。上方に折
り曲げられた角は、注出口として利用することができ
る。
【0003】また、カートン容器の場合は、一端が開放
された空の状態であらかじめ生産され、次に、流動体が
充填され、折りたたみ及び溶着によって開放端が閉じら
れる。この種のカートン容器の場合、液体を完全に充填
することができない。また、このカートン容器では、通
常、折りたたみによって注出口が作られ、該注出口を引
き裂くことによって開放することができる。カートン容
器の引裂きは非可逆的な開放を意味する。カートン容器
は一度開放されると、再び密閉することができない。こ
の点でカートン容器の利用性が制限される。
【0004】前記カートン容器の利用可能性を高くする
ため、種々の材料から成る種々の蓋体が提供されてお
り、それらの材料によって、カートン容器は最初に開封
した後でも再び密閉することができるようにしてある。
この種の蓋体は充填前にカートン容器に装着され、密閉
状態を形成する。この場合、蓋体は注入口として利用さ
れない。
【0005】そこで、容器を改良し、蓋体の利用性を高
めることが可能であるが、価格の上昇を抑制するため
に、各種の条件を満たさなければならない。以下のリス
トは、これらの条件の重要性の高いものを優先順位に従
ってリストアップしたものである。 −蓋体は、食品との接触に適していて、生態学的にも問
題がなく、低価格の材料で製造されなくてはならない。 −蓋体は、低コストで製造され、容器に装着されなくて
はならない。すなわち、製造及び組立てのための作業を
できる限り少なくし、かつ、最適な製造工程と組立工程
が必要になる。 −蓋体は、何回も開放し、密閉することができる蓋部分
を備えなくてはならない。 −蓋体は、注出口部分を備えなくてはならない。該注出
口部分によって注出口が成形されるため、カートン容器
は折りたたまなくてよい。 −蓋体は、開放する前に、容器を手荒に運んでも破損し
ないようにしなければならない。 −蓋体は、容器を最初に開封する場合に多くの労力を要
することなく開放することができなくてはならない。 −蓋体は衛生的に扱うことができ、通常の扱いでは、注
出口を開放している間に蓋体を手で支持している必要が
ないようにしなければならない。 −蓋体は、容器を通常に使用した時に便利なように、全
体が容器と連結されなくてはならない。すなわち、最初
の開封の際にごみになる部分がなく、また、蓋部分は永
久的な連結手段によって注出口部分に取り付けられる
が、連結手段が注出を妨げてはならない。 −蓋体は、高度な美観的要求を満たすことができるよう
に、多様な形状や色に適するものでなくてはならない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来の容器の蓋体においては、内側が被覆されたカートン
容器に装着され又は装着することができる種々の蓋体は
周知であるが、理想的な蓋体としての前記条件を満たす
ものはない。すなわち、この種の蓋体においては、例え
ば、最初に開封される新しい状態で、注出口部分とねじ
キャップ又はスナップキャップがつぎ枝リングを介して
相互に連結されている。この場合、蓋体全体が熱可塑性
材料で成形される。注出口部分とつぎ枝リングの先端を
破断させて開放されるこれらキャップにおいては、つぎ
枝リングと注出口部分はそれぞれ個々に作られ、組み立
てられ、溶着される。そして、蓋体は通常、溶着によっ
て容器の内側被覆体に装着され、その際、容器との溶着
及びつぎ枝リングと注出口部分の溶着が同じ作業工程内
で行われる。
【0007】前記条件リストと比較すると、該蓋体はそ
の製造及び組立てのために非常に多くの作業工程を必要
とし、特に、衛生上の理由からつぎ枝リングと注出口部
分を組み立てた後に掃除工程が必要となる。さらに、つ
ぎ枝リングは、最初の開封後にごみになる。そして、ね
じキャップ又はスナップキャプは、開放する際に容器か
ら完全に取り外さなくてはならないため、紛失すること
がある。また、ねじキャップは常に丸くしなければなら
ず、スナップキャップも丸い方がよく、いずれも形状が
非常に制限される。
【0008】開放する場合に除去しなければならないシ
ールダイヤフラムを、注出口部分の内部に有する蓋体も
この欠点を有する。この種のシールダイヤフラムは、最
初に開封する前の補助シールとして利用される。この種
のシールダイヤフラムは、指を注出口の開口に差し込む
だけで除去することができるが、衛生的ではない。注出
口の開口内にシールダイヤフラムを備えた他の蓋体は、
差込部分を備えており、手動による又は自動的なねじキ
ャップによるねじ抜きを行う際に差込部分がシールダイ
ヤフラムに当たる。この種の蓋体は、多数の製造工程に
よってのみ製造することが可能であるが、差込部分に通
気口を備えるため、成形時に比較的狭い注出口でも樹脂
が滞溜(たいりゅう)することがない。
【0009】また、スナップキャップを備えた蓋体は一
体成形することができ、その際、スナップキャップと注
出口部分(追加のシールダイヤフラムの有無にかかわら
ない。)は連結部分を介して相互に連結される。この連
結部分はスナップキャップと注出口部分間の永久的な連
結部として利用される。この種の蓋体は、単一の作業工
程で製造することができるが、ある時点で閉鎖されなけ
ればならず、別の作業工程が必要になる。
【0010】作業工程は、十分な安定性を有するシール
ダイヤフラムを注出口部分内に成形することによって少
なくすることができ、その場合、最初に開封する前に容
器において十分に安定した蓋体を提供する。この種の蓋
体を前記条件リストと比較した場合、単一の作業工程で
製造することは可能であるが、複雑な成形が必要にな
る。スナップキャップは、形状にあまり制限を受けない
が、材料に関しては大きな制限を受ける。すなわち、蓋
体は、例えば溶着によって容器、通常は容器の被覆体に
気密に連結されなければならず、それによって材料が制
限される。また、カートン容器は通常ポリエチレンで被
覆されているので、高度な美観的要求を満たすことがで
きない。
【0011】最初に、破断箇所に沿って開封され、再び
閉鎖する場合にシール機能を有するように、一方のシー
ルリップにシールダイヤフラムを形成した蓋体について
も類似のことがいえる。この種の蓋体は、コストが低く
一体成形することができるが、新しい状態では露出した
破断箇所によって指などを傷付けやすい。また、これら
の蓋体は高度な美観的要求を満たすことができない。し
かも、この種の蓋体は最初に開封した後は、十分なシー
ル性を確保することができない。
【0012】このように、従来の蓋体は、条件リストの
すべてを満たすことができない。本発明は、前記従来の
容器の蓋体の問題点を解決して、製造及び組立てのため
の作業工程が少なく、複雑な成形型が不要で、開放後の
シール性を確保することができる容器の蓋体及びその製
造方法を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】そのために、本発明の容
器の蓋体においては、注出口部分と該注出口部分の開口
を閉じる蓋部分を備え、熱可塑性材料から成る。前記注
出口部分と蓋部分は、一対のシール面と型係止手段によ
って気密に、少なくとも部分的に互いに連結される。そ
して、前記一対のシール面は、基材から成るシール面と
補助材から成るシール面から成る。
【0014】前記熱可塑性材料は互いに特性の異なる基
材と補助材から成り、前記注出口部分及び蓋部分の少な
くとも一方は複数の材料から成る。また、ほぼ管形状の
注出口部分と、該注出口部分の開口を閉じる蓋部分を備
え、熱可塑性材料から成る容器の蓋体においては、前記
注出口部分が容器の開口の周囲において容器に固定され
る接合手段を備え、前記注出口部分と蓋部分は、一対の
シール面と型係止手段によって気密に、少なくとも部分
的に互いに連結され、前記注出口部分及び蓋部分は、基
材から成る領域及び補助材から成る少なくとも一つの領
域を備える。そして、前記基材と補助材は特性が異な
り、前記一対のシール面は、基材から成るシール面と補
助材から成るシール面から成る。
【0015】また、前記注出口部分及び蓋部分の少なく
とも一方を、複数の材料で成形することができるととも
に、一つの材料から成る少なくとも一つの領域が、前記
蓋部分にも注出口部分にも延びるようにすることができ
る。そして、蓋部分にも注出口部分にも延びる少なくと
も一つの領域は、蓋部分から注出口部分への移行部分に
少なくとも一つの破断箇所を有し、該破断箇所は注出口
部分の開口の周囲に配置される。
【0016】前記注出口部分と蓋部分を連結する型係止
手段は、注出口部分に設けられた少なくとも一つの隆起
部と、該隆起部に対応して蓋部分に設けられた溝で構成
することができる。また、基材から成る領域は、蓋部分
から離れた注出口部分の端部においてフランジ状の接合
リングを形成することができる。その場合、基材は容器
を被覆する材料と同じ材料で成形され、容器を被覆する
材料に接合リングが溶着される。
【0017】そして、注出口部分と蓋部分間で一対のシ
ール面を形成する二つの材料は、互いに熱膨張係数が異
なる。また、基材及び補助材を、ポリエチレンとポリス
チロール、ポリプロピレンとスチロールブタジエン、及
びポリプロピレンとポリエチレンの組合せで構成するこ
とができ、補助材は基材の数パーセントとするとよい。
【0018】また、本発明の容器の蓋体の製造方法にお
いては、第1の成形型によって第1の材料から成る第1
射出成形部を成形し、前記第1の成形型を第2の成形型
と交換し、第2の成形型によって第2の材料から成る第
2射出成形部を成形するとともに、前記第1射出成形部
は、第2の成形型の少なくとも一部分を構成するように
する。
【0019】
【作用】本発明によれば、前記のように蓋体は、注出口
部分と該注出口部分の開口を閉じる蓋部分を備え、熱可
塑性材料から成る。前記注出口部分と蓋部分は、一対の
シール面と型係止手段によって気密に、少なくとも部分
的に互いに可逆的に連結される。そして、前記一対のシ
ール面は、基材から成るシール面と補助材から成るシー
ル面から成る。
【0020】前記熱可塑性材料は互いに特性の異なる基
材と補助材から成り、前記注出口部分及び蓋部分の少な
くとも一方は複数の材料から成る。また、ほぼ管形状の
注出口部分と、該注出口部分の開口を閉じる蓋部分を備
え、熱可塑性材料から成る容器の蓋体においては、前記
注出口部分が容器の開口の周囲において容器に固定され
る接合手段を備え、前記注出口部分と蓋部分は、一対の
シール面と型係止手段によって気密に、少なくとも部分
的に互いに連結され、前記注出口部分及び蓋部分は、基
材から成る領域及び補助材から成る少なくとも一つの領
域を備える。
【0021】したがって、注出口部分と蓋部分間の型係
止手段によって蓋体を何回でも開閉することができる。
前記注出口部分と蓋部分間のシールは、シール結合を形
成する一対のシール面の状態によって保証される。そし
て、前記基材と補助材は特性が異なり、前記一対のシー
ル面は、基材から成るシール面と補助材から成るシール
面から成り、前記注出口部分及び蓋部分の少なくとも一
方が、複数の材料から成る。
【0022】蓋部分を注出口部分に安定して連結するた
めに必要な型係止手段は、形状(例えば、ねじによる閉
鎖)によって、又は弾性力(スナップ閉鎖)によって構
成することができる。また、一つの材料から成る少なく
とも一つの領域が前記蓋部分にも注出口部分にも延びる
ようにすることができる。そして、蓋部分にも注出口部
分にも延びる少なくとも一つの領域は、蓋部分から注出
口部分への移行部分に少なくとも一つの破断箇所を有す
る。該破断箇所は注出口部分の開口の周囲に配置され、
蓋体が新しい状態で補助シール手段を構成する。
【0023】前記注出口部分と蓋部分を連結する型係止
手段は、注出口部分に設けられた少なくとも一つの隆起
部と、該隆起部に対応して蓋部分に設けられた溝で構成
することができる。また、基材から成る領域は、蓋部分
から離れた注出口部分の端部においてフランジ状の接合
リングを形成することができる。その場合、基材は容器
を被覆する材料と同じ材料で形成され、容器を被覆する
材料に接合リングが溶着される。
【0024】そして、注出口部分と蓋部分間で一対のシ
ール面を形成する二つの材料は、互いに熱膨張係数を異
ならせることができる。その場合、熱膨張係数に対応し
て、成形部分がシール面を介して軽い応力を受ける。ま
た、温度を制御して、異なる材料間を軽く溶着させ、蓋
体が新しい状態で補助シールを形成することができる。
もちろん、この補助シール機能は最初に開封する際にな
くなる。
【0025】また、基材及び補助材を、ポリエチレンと
ポリスチロール、ポリプロピレンとスチロールブタジエ
ン及びポリプロピレンとポリエチレンの組合せで構成す
ることができ、補助材は基材の数パーセントとするとよ
い。これらの材料の組合せは、すべての食品との接触に
適合し、生態学的に問題がなく、しかも、コストを低く
することができる。
【0026】この場合、蓋体は、複数材料射出成形技術
で異なる材料を充填することによって製造される。すな
わち、本発明の容器の蓋体の製造方法においては、第1
の成形型によって第1の材料から成る第1射出成形部を
成形し、該第1射出成形部を十分に冷却した後、前記第
1の成形型を第2の成形型と交換し、第2の成形型によ
って第2の材料から成る第2射出成形部を成形する。こ
の時、前記第1射出成形部によって第2の成形型の少な
くとも一部分を構成する。
【0027】したがって、第1の材料と第2の材料間に
接触面を有する射出成形品を得ることができる。第2の
材料は、第1の材料と多量に混合することなく成形する
ことができるような条件の下に、幅広い範囲で自由に選
択される。また、同一の成形工程を更に加えることによ
って、三つ以上の材料から成る射出成形品を成形するこ
とができ、装飾のため、第2の材料と色が異なる更に別
の材料を使用して、別の領域を形成することもできる。
【0028】前記複数材料射出成形技術によれば、複雑
な組立工程によってのみ製造することができるような互
いに単体化した部材を成形することができる。つまり、
型係止手段によって連結される部分を製造することがで
き、該型係止手段は、材料の構成や弾性によって可逆的
又は非可逆的構造を形成することができる。複数材料射
出成形技術によれば、異なる材料を選択したり成形工程
で加えるエネルギ量を操作することによって、材料間の
接触面に影響を与えることができる。
【0029】すなわち、使用される熱可塑性材料やエネ
ルギ特性によって、射出成形中に既に成形された第1の
材料に対する第2の材料の溶融量や混合量が変化する。
したがって、二つの材料の組合せを変えたり、成形工程
で加えられるエネルギを制御することによって、互いに
特性が非常に異なる接触面を形成することができる。例
えば、二つの材料を相互にかつ強固に溶融させたり、容
易に接着させたり、接着させることなく容易に接触させ
たりすることができる。溶融した接触面を形成するため
には、例えば色の異なる同一の材料を充填して成形すれ
ばよい。この場合、溶融の強度は、別の材料による成形
中における接触面の温度に依存する。接着されることの
ない接触面は、可塑状態で混合しない材料を隣接させて
成形することによって得ることができる。
【0030】二つの材料として、温度に応じて混合する
ものを選択すると、接触面の温度に応じて固着強度を変
えることができる。異なる固着強度は、また、いわゆる
ポリブレンド方法によっても変えることができ、その場
合、第2の材料に加えられる第1の材料の百分率が変え
られる(例えば、固着強度を小さくする場合には10%
とする。)。
【0031】この種の複数材料射出成形技術によって、
注出口部分と蓋部分とから成る蓋体を単一の作業工程
で、特に、閉鎖された状態で成形することができる。注
出口部分と蓋部分の間で必要となる一対のシール面は、
二つの異なる材料から成る接触面によって形成される。
この場合、二つの異なる材料は、強く相互に溶着される
ことがなく、互いに分離することができるようなものが
選択される。
【0032】この蓋体は、単一方法による多段の工程に
よって、直接容器に装着することができる形で製造され
る。したがって、成形後の作業工程が不要であり、蓋体
の内面を外の物体と接触させることができ、また、特別
な掃除工程が不要であり、衛生的である。
【0033】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
ながら詳細に説明する。図1は本発明の実施例を示す蓋
体の断面図、図2は本発明の実施例を示す蓋体の部分断
面図である。ここで、注出口部分11が基材Aから成る
基材領域を、蓋部分12が補助材Bから成る補助材領域
を有し、両者で単体を構成している。
【0034】注出口部分11は、ほぼ管形状(丸形状又
は非丸形状)部分で構成され、蓋部分12から離れた端
部に、例えば、容器Gの内側被覆層に溶着されるフラン
ジ状の接合リング14が形成されている。該接合リング
14と注出口部分11の注ぎ口管15も基材Aから成
る。そして、容器Gの内側被覆層と接合リング14を容
易に溶着することができるように、ポリエチレンの内側
被覆層に対しては基材Aとしてポリエチレンが使用され
る。型係止手段として、蓋部分12に対向する注ぎ口管
15の外周上端に隆起部16が形成されている。基材領
域は蓋部分12における注ぎ口管15の開口全体にわた
って延び、その際、開口の周縁に破断箇所18が設けら
れる。
【0035】蓋部分12は基材A及び補助材Bから成
り、内部領域21が基材Aによって形成され、この内部
領域21の両面を包囲する外部領域22が補助材Bによ
って形成される。その際、すべての領域には、成形によ
って開口が設けてある。蓋部分12は隆起部16に対応
した溝を有する。補助材Bから成る外部領域22は、注
ぎ口管15の外側をウエブ24の形で容器壁の下まで延
び、その箇所で容器Gと接合リング14に挟まれ締結さ
れる。ウエブ24は、例えば蓋部分12と注出口部分1
1間の永久的な連結部として利用される。
【0036】前記注ぎ口管15の内側及び(又は)外側
に、注出口部分11と蓋部分12間の一対のシール面が
設けられる。該シール面は、注出口部分11側における
基材Aから成るシール面と、蓋部分12側における補助
材Bから成るシール面で構成される。また、所定の基材
Aに対して、材料を溶融し過ぎることがなく、一対の隣
接するシール面を形成することができるような補助材B
が選択される。シール面間で蓋体を開放する労力が小さ
くて済むような溶着が行われるとともに、蓋体の新しい
状態で補助シール機能を発生する。良好にシールを行う
ためには、注出口部分11と蓋部分12間にわずかな応
力があるとよい。この応力によって一対のシール面が互
いに押圧される。
【0037】例えば、補助材Bの熱膨張係数を大きく、
基材Aの熱膨張係数を小さくすると、補助材Bは冷却す
る際に大きく収縮し、それによって外側のシール面は隆
起部16の領域が押圧される。また、基材Aの熱膨張係
数を補助材Bの熱膨張係数より大きくすると、注ぎ口管
15は蓋部分12以上に収縮し、内側のシール面が押圧
される。良好にシールを行うためのこれらの押圧力は、
対応する材料を選択したり、連続溶着の際に二つの材料
の温度が同一にならないような溶着方法を使用したり、
異なる二つの材料の領域を適切に成形したりして変える
ことができる。
【0038】前記蓋体において、蓋部分12を注出口部
分11から外す際に、基材領域が破断箇所18に沿って
破断し、二つの部分に分離される。その際、新しい状態
で注出口部分11から蓋部分12に達する基材領域が形
成していた補助シールが破断される。補助材領域は、ウ
エブ24の領域で変形されるが、そのまま破断されず維
持され、注出口部分11と蓋部分12は相互に永久的に
連結される。
【0039】図1及び図2で示す実施例以外の実施例が
考えられる。 −注ぎ口管15の注ぎ口の形状を円形以外のものにする
ことができる。すなわち、蓋部分12と注出口部分11
間に永久的な連結部が形成されているので、わずかに対
称性を有する開口上に蓋部分12を特別の注意を要する
ことなく容易に載せることができる。 −基材領域を、注出口部分11に限定して形成すること
ができ、その場合、新しい状態で破断箇所18による補
助シールは不要になる。 −補助材領域を、蓋部分12に限定して形成することが
できる。その場合、ウエブ24を無くし、蓋部分12と
注出口部分11間の永久的な連結部を不要とすることが
できる。 −注出口部分11に至る補助材領域を、型係止手段によ
って容器Gと接触させることなく、基材領域に固着させ
ることができる。 −蓋体、特に蓋部分12は、他の機能や装飾に役立つ第
3の材料から成る領域を有することができる。 −蓋部分12を3層(B/A/B)構造でなく、2層
(B/A又はA/B)構造とすることができる。 −接合リング14は、外部を被覆した容器Gの外表面と
連結することができる。
【0040】蓋体は、図3〜図10において説明する2
段射出成形工程によって閉鎖された状態で製造される。
図3は本発明の実施例を示す容器の蓋体の製造方法の第
1の工程図、図4は本発明の実施例を示す容器の蓋体の
製造方法の第2の工程図、図5は本発明の実施例を示す
容器の蓋体の製造方法の第3の工程図、図6は本発明の
実施例を示す容器の蓋体の製造方法の第4の工程図、図
7は本発明の実施例を示す容器の蓋体の製造方法の第5
の工程図、図8は本発明の実施例を示す容器の蓋体の製
造方法の第6の工程図、図9は本発明の実施例を示す容
器の蓋体の製造方法の第7の工程図、図10は本発明の
実施例を示す容器の蓋体の製造方法の第8の工程図であ
る。
【0041】図3は、基材A(図1)の第1射出成形部
を成形するための成形部品を示している。これらの成形
部品は、相対的に移動する各部材31〜36と、分離手
段、例えば部材31に対して可動なロッド37と、突出
手段(この状態では図示されない。)と射出ノズル38
から成る。図4は、第1射出成形部を成形するための成
形部品の位置を示している。この状態で各部材31〜3
6は密閉した成形型を形成する。すなわち、部材31〜
33は静止させたままとし、部材34〜36をそれらに
対して移動(矢印方向)させると成形型が形成される。
【0042】図5は、射出ノズル38から射出された基
材Aによって第1射出成形部30を成形している状態を
示している。図6〜図8は、第1射出成形部30を成形
した後に成形型を交換する状態を示している。すなわ
ち、部材34〜36が除去(図6の矢印方向)され、部
材41〜43及び射出ノズル46と交換(図8の矢印方
向)される。さらに、部材31がロッド37を残して移
動(図8の矢印方向)し、第1射出成形部30と部材3
1間に新しいキャビティが形成される。この時、前記第
1射出成形部30は、ロッド37によって最初の位置に
保持される。そして、第1射出成形部30、ロッド3
7、部材31(新しい位置)、部材32,33(元の位
置)及び部材41〜43は、仕上成形品のための密閉成
形型を形成する。
【0043】図9は、射出ノズル46を介して供給され
る補助材Bの成形中の状態を示している。図10は、部
材41〜43の型開きの状態(大きい矢印方向)と、突
出手段47,48によって部材31〜33から第2射出
成形部40を突き出した状態(小さい矢印方向)を示し
ている。
【0044】全成形工程は、例えば、二つの成形作業場
所(図3〜図6の工程に対して一方の成形作業場所が、
図7〜図10の工程に対して他方の成形作業場所が必要
になる。)で行われ、これらの成形場所間を部材31〜
33が往復する。サイクル時間、すなわち、蓋体を製造
するために必要な時間は、図3〜図6の工程又は図7〜
図10の工程を実施するのに必要な時間に等しい。並列
的に動作する多数の成形場所を設けることによって、こ
のサイクル時間を短くすることができる。
【0045】複数材料射出成形技術による成形に必要な
費用を所定の範囲内に納めるために、成形品を極度に複
雑な形とすることなく、サイクル時間、すなわち図3〜
図6の各工程の成形サイクルのために必要な時間をでき
る限り短くすることが重要である。例えば、成形部分を
薄くして十分に冷却することができるようにすると、部
材31,34〜36,41〜43の移動中に、次の工程
を行うことができ、サイクル時間が短縮される。とりわ
け、機械的な強度を保証するために一定の厚さが必要と
なる部分を、2層又は3層の材料で成形することによっ
てそれが達成される。
【0046】なお、本発明は前記実施例に限定されるも
のではなく、本発明の趣旨に基づいて種々変形すること
が可能であり、これらを本発明の範囲から排除するもの
ではない。
【0047】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、蓋体が注出口部分と該注出口部分の開口を閉じる
蓋部分を備え、熱可塑性材料から成る。前記注出口部分
と蓋部分は、一対のシール面と型係止手段によって気密
に、少なくとも部分的に互いに可逆的に連結される。そ
して、前記一対のシール面は、基材から成るシール面と
補助材から成るシール面から成る。
【0048】前記熱可塑性材料は互いに特性の異なる基
材と補助材から成り、前記注出口部分及び蓋部分の少な
くとも一方は複数の材料から成る。したがって、注出口
部分と蓋部分間の型係止手段によって蓋体を何回でも開
閉することができる。また、一つの材料から成る少なく
とも一つの領域が前記蓋部分にも注出口部分にも延びる
ようにすることができる。そして、蓋部分にも注出口部
分にも延びる少なくとも一つの領域は、蓋部分から注出
口部分への移行部分に少なくとも一つの破断箇所を有す
る。該破断箇所は注出口部分の開口の周囲に配置され、
蓋体の新しい状態での補助シール手段となる。
【0049】そして、注出口部分と蓋部分間で一対のシ
ール面を形成する二つの材料は、互いに熱膨張係数を異
ならせることができる。その場合、熱膨張係数に対応し
て成形部分がシール面を介して軽い応力を受ける。ま
た、温度を制御して異なる材料間を軽く溶着させ、新し
い状態で補助シールを形成することもできる。また、基
材及び補助材を、ポリエチレンとポリスチロール、ポリ
プロピレンとスチロールブタジエン、及びポリプロピレ
ンとポリエチレンの組合せで構成することができる。ま
た、補助材は基材の数パーセントとするとよい。これら
の材料の組合せは、すべての食品との接触に適合し、生
態学的に問題がなく、しかも、コストも低い。
【0050】この場合、蓋体は、複数材料射出成形技術
で異なる材料を充填することによって製造される。すな
わち、本発明の容器の蓋体の製造方法においては、第1
の成形型によって第1の材料から成る第1射出成形部を
成形し、該第1射出成形部を十分に冷却した後、前記第
1の成形型を第2の成形型と交換し、第2の成形型によ
って第2の材料から成る第2射出成形部を成形する。こ
の時、前記第1射出成形部によって第2の成形型の少な
くとも一部分を形成する。
【0051】したがって、第1の材料と第2の材料間に
接触面を有する射出成形品を得ることができる。この複
数材料射出成形技術によれば、複雑な組立工程によって
のみ製造することができるような単体化した部材を、少
ない作業工程で容易に成形することができる。
【0052】また、型係止手段によって連結される部分
を製造することができ、この型係止手段は、材料の構成
や弾性によって可逆的又は非可逆的構造を形成すること
ができる。そして、異なる材料を選択したり成形工程で
加えるエネルギを制御することによって、材料間の接触
面に影響を与えることができる。すなわち、使用される
熱可塑性材料やエネルギ特性によって射出成形中に既に
成形された第1の材料に対する第2の材料の溶融量や混
合量が変化する。したがって、互いに特性が非常に異な
る接触面を形成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す蓋体の断面図である。
【図2】本発明の実施例を示す蓋体の部分断面図であ
る。
【図3】本発明の実施例を示す容器の蓋体の製造方法の
第1の工程図である。
【図4】本発明の実施例を示す容器の蓋体の製造方法の
第2の工程図である。
【図5】本発明の実施例を示す容器の蓋体の製造方法の
第3の工程図である。
【図6】本発明の実施例を示す容器の蓋体の製造方法の
第4の工程図である。
【図7】本発明の実施例を示す容器の蓋体の製造方法の
第5の工程図である。
【図8】本発明の実施例を示す容器の蓋体の製造方法の
第6の工程図である。
【図9】本発明の実施例を示す容器の蓋体の製造方法の
第7の工程図である。
【図10】本発明の実施例を示す容器の蓋体の製造方法
の第8の工程図である。
【符号の説明】
11 注出口部分 12 蓋部分 A 基材 B 補助材 14 接合リング 15 注ぎ口管 16 隆起部 18 破断箇所 G 容器

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 熱可塑性材料から成り、注出口部分と該
    注出口部分の開口を閉じる蓋部分を備えた容器の蓋体に
    おいて、(a)前記注出口部分と蓋部分は、一対のシー
    ル面と型係止手段によって気密に、少なくとも部分的に
    互いに連結され、(b)前記一対のシール面は、基材か
    ら成るシール面と補助材から成るシール面から成ること
    を特徴とする容器の蓋体。
  2. 【請求項2】 前記基材と補助材は、互いに特性の異な
    る材料である請求項1記載の容器の蓋体。
  3. 【請求項3】 前記注出口部分及び蓋部分の少なくとも
    一方は、複数の材料から成る請求項1記載の容器の蓋
    体。
  4. 【請求項4】 熱可塑性材料から成り、ほぼ管形状の注
    出口部分と、該注出口部分の開口を閉じる蓋部分を備え
    た容器の蓋体において、(a)前記注出口部分は、容器
    の開口の周囲において容器に固定される接合手段を備
    え、(b)前記注出口部分と蓋部分は、一対のシール面
    と型係止手段によって気密に、少なくとも部分的に互い
    に連結され、(c)基材から成る領域及び補助材から成
    る少なくとも一つの領域が設けられ、(d)前記基材と
    補助材は特性が異なり、(e)前記一対のシール面は、
    基材から成るシール面と補助材から成るシール面から成
    ることを特徴とする容器の蓋体。
  5. 【請求項5】 前記注出口部分及び蓋部分の少なくとも
    一方が、複数の材料から成る請求項4記載の容器の蓋
    体。
  6. 【請求項6】 一つの材料から成る少なくとも一つの領
    域が、前記蓋部分にも注出口部分にも延びる請求項4記
    載の容器の蓋体。
  7. 【請求項7】 蓋部分にも注出口部分にも延びる少なく
    とも一つの領域は、蓋部分から注出口部分への移行部分
    に少なくとも一つの破断箇所を有し、該破断箇所は、注
    出口部分の開口の周囲に配置される請求項6記載の容器
    の蓋体。
  8. 【請求項8】 注出口部分と蓋部分が連結される型係止
    手段は、注出口部分に設けられた少なくとも一つの隆起
    部と、該隆起部に対応して蓋部分に設けられた溝から成
    る請求項4記載の容器の蓋体。
  9. 【請求項9】 基材から成る領域は、蓋部分から離れた
    注出口部分の端部においてフランジ状の接合リングを形
    成し、基材は容器を被覆する材料と同じであり、容器を
    被覆する材料に前記接合リングが溶着される請求項4〜
    8のいずれかに記載の容器の蓋体。
  10. 【請求項10】 注出口部分と蓋部分間で一対のシール
    面を形成する二つの材料は、互いに熱膨張係数が異なる
    請求項4〜9のいずれかに記載の容器の蓋体。
  11. 【請求項11】 基材及び補助材が、ポリエチレンとポ
    リスチロール、ポリプロピレンとスチロールブタジエ
    ン、及びポリプロピレンとポリエチレンの組合せのいず
    れか一つから成る請求項4〜10のいずれかに記載の容
    器の蓋体。
  12. 【請求項12】 補助材は基材の数パーセントである請
    求項4〜11のいずれかに記載の容器の蓋体。
  13. 【請求項13】 (a)第1の成形型によって第1の材
    料から成る第1射出成形部を成形し、(b)前記第1の
    成形型を第2の成形型と交換し、(c)第2の成形型に
    よって第2の材料から成る第2射出成形部を成形すると
    ともに、(d)前記第1射出成形部は、第2の成形型の
    少なくとも一部分を構成する請求項1〜12のいずれか
    に記載の容器の蓋体の製造方法。
JP4162810A 1991-09-17 1992-06-22 容器の蓋体及びその製造方法 Pending JPH05213341A (ja)

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