JPH05213129A - 自動車助手席のニーボルスター装置 - Google Patents
自動車助手席のニーボルスター装置Info
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- JPH05213129A JPH05213129A JP4042201A JP4220192A JPH05213129A JP H05213129 A JPH05213129 A JP H05213129A JP 4042201 A JP4042201 A JP 4042201A JP 4220192 A JP4220192 A JP 4220192A JP H05213129 A JPH05213129 A JP H05213129A
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- 210000003127 knee Anatomy 0.000 title claims abstract description 105
- 239000013585 weight reducing agent Substances 0.000 abstract 1
- XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N Iron Chemical compound [Fe] XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 8
- 229910052742 iron Inorganic materials 0.000 description 4
- 230000035939 shock Effects 0.000 description 4
- 238000010521 absorption reaction Methods 0.000 description 3
- 230000001012 protector Effects 0.000 description 3
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 2
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 description 2
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 2
- 230000000452 restraining effect Effects 0.000 description 2
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 2
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 2
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- 210000003141 lower extremity Anatomy 0.000 description 1
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- Instrument Panels (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ニーボルスター前板および膝部がインストル
メントパネル内部に侵入しないように押えると共に、重
量を軽減させる。 【構成】 自動車2の助手席8側インストルメントパネ
ル3にニーボルスター前板6を設け、このニーボルスタ
ー前板6の車両前方側の左右両端にフック部14を突出さ
せる。そして、フック部14をインストルメントパネル3
の内部前側の左右に設けた側板ステー5に挿通させる。
これによって、自動車の衝突時にはニーボルスター前板
6の変形により、側板ステー5と、ニーボルスター前板
6のフック部14とが噛合ってニーボルスター前板6の大
きな変形を防止することができる。
メントパネル内部に侵入しないように押えると共に、重
量を軽減させる。 【構成】 自動車2の助手席8側インストルメントパネ
ル3にニーボルスター前板6を設け、このニーボルスタ
ー前板6の車両前方側の左右両端にフック部14を突出さ
せる。そして、フック部14をインストルメントパネル3
の内部前側の左右に設けた側板ステー5に挿通させる。
これによって、自動車の衝突時にはニーボルスター前板
6の変形により、側板ステー5と、ニーボルスター前板
6のフック部14とが噛合ってニーボルスター前板6の大
きな変形を防止することができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は自動車の衝突時に乗員の
膝部の衝撃を吸収する自動車助手席のニーボルスター装
置に関するものである。
膝部の衝撃を吸収する自動車助手席のニーボルスター装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】自動車には、衝突時に助手席側乗員の膝
部の衝撃を吸収するニーボルスター装置を装着したもの
がある。この装置は助手席側乗員の膝部および下肢が衝
突する部分に鉄板等で構成される衝撃吸収板を配設した
ものである。このニーボルスター装置の一般的なものを
図7および図8によって説明する。図はニーボルスター
装置を模式的に示したもので、1は自動車2の助手席側
インストルメントパネル3の部分に設けられたニーボル
スター装置である。ニーボルスター装置1は、インスト
ルメントパネル3の内側に配設され、両端部が図示しな
いフロントピラーに固着された、インパネメンバ4に固
定した二個の側板ステー5に、鉄板等からなるニーボル
スター前板6を取付けたものである。
部の衝撃を吸収するニーボルスター装置を装着したもの
がある。この装置は助手席側乗員の膝部および下肢が衝
突する部分に鉄板等で構成される衝撃吸収板を配設した
ものである。このニーボルスター装置の一般的なものを
図7および図8によって説明する。図はニーボルスター
装置を模式的に示したもので、1は自動車2の助手席側
インストルメントパネル3の部分に設けられたニーボル
スター装置である。ニーボルスター装置1は、インスト
ルメントパネル3の内側に配設され、両端部が図示しな
いフロントピラーに固着された、インパネメンバ4に固
定した二個の側板ステー5に、鉄板等からなるニーボル
スター前板6を取付けたものである。
【0003】これらニーボルスター前板6、二個の側板
ステー5およびインパネメンバ3で囲まれた空間部が小
物入れであるグローブボックス7(図9参照)の取付位
置になる。そして、自動車2の衝突の際には助手席8側
の乗員9の膝部10が矢印(図7参照)のようにニーボル
スター1に衝突しニーボルスター前板6の部分が変形し
て膝部10の衝撃が吸収される。
ステー5およびインパネメンバ3で囲まれた空間部が小
物入れであるグローブボックス7(図9参照)の取付位
置になる。そして、自動車2の衝突の際には助手席8側
の乗員9の膝部10が矢印(図7参照)のようにニーボル
スター1に衝突しニーボルスター前板6の部分が変形し
て膝部10の衝撃が吸収される。
【0004】このようにニーボルスター装置1の取付位
置にはグローブボックス7があり、特に、膝部10が当接
するニーボルスター前板6の位置がリッド11となるため
ニーボルスター前板6の強度に問題があった。また、ニ
ーボルスター前板6が取付けられるインストルメントパ
ネル3のニーボルスター前板6の周囲の部分、すなわち
グローブボックス7でいえば、リッド11が取付られるイ
ンストルメントパネル3側開口部の周囲の部分の衝撃吸
収性に問題があった。
置にはグローブボックス7があり、特に、膝部10が当接
するニーボルスター前板6の位置がリッド11となるため
ニーボルスター前板6の強度に問題があった。また、ニ
ーボルスター前板6が取付けられるインストルメントパ
ネル3のニーボルスター前板6の周囲の部分、すなわち
グローブボックス7でいえば、リッド11が取付られるイ
ンストルメントパネル3側開口部の周囲の部分の衝撃吸
収性に問題があった。
【0005】そこで、これを回避するためにグローブボ
ックス7のリッド11を、図9に示すように、膝部10等の
衝突部位12に設けないで他の部位に設け、すなわち膝部
10が当接する位置にリッド11がこないようにするとグロ
ーブボックス7の取付位置の自由度が制限される問題が
発生した。
ックス7のリッド11を、図9に示すように、膝部10等の
衝突部位12に設けないで他の部位に設け、すなわち膝部
10が当接する位置にリッド11がこないようにするとグロ
ーブボックス7の取付位置の自由度が制限される問題が
発生した。
【0006】そこで、図10ないし図12に示すように、グ
ローブボックス7のリッド11を鉄板からなるニーボルス
ター前板6を挟んだ厚みAのあるものとして形成して強
度を増し、さらに、リッド11が取付けられるインストル
メントパネル3側開口部の全周囲にもニーボルスター前
板11と同じ吸収板で形成したニーボルスター部材13を配
置して衝撃の吸収性を向上させるようにしていた。
ローブボックス7のリッド11を鉄板からなるニーボルス
ター前板6を挟んだ厚みAのあるものとして形成して強
度を増し、さらに、リッド11が取付けられるインストル
メントパネル3側開口部の全周囲にもニーボルスター前
板11と同じ吸収板で形成したニーボルスター部材13を配
置して衝撃の吸収性を向上させるようにしていた。
【0007】なお、車両のニープロテクター構造とし
て、特開平2-164638号公報に開示されているものがあ
る。この公報に開示されているものは、ニープロテクタ
前板の上側部分を下側部分より高剛性にしたものであ
り、また、上側部分に膝部の移動を阻止するストッパを
設けたものである。また、自動車用ニーパッド構造とし
て、特開平3-546 号公報に開示されたものもある。この
公報に開示されたものは、合成樹脂製ニーパネルを衝撃
荷重により塑性変形する金属支持部材によって車体に結
合させたものである。
て、特開平2-164638号公報に開示されているものがあ
る。この公報に開示されているものは、ニープロテクタ
前板の上側部分を下側部分より高剛性にしたものであ
り、また、上側部分に膝部の移動を阻止するストッパを
設けたものである。また、自動車用ニーパッド構造とし
て、特開平3-546 号公報に開示されたものもある。この
公報に開示されたものは、合成樹脂製ニーパネルを衝撃
荷重により塑性変形する金属支持部材によって車体に結
合させたものである。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】以上説明した上記従来
技術においては、グローブボックス7のリッド11を鉄板
等からなるニーボルスター前板6を挟んだ厚みAのある
ものとし、さらに、リッド11が取付けられるインストル
メントパネル3側開口部の全周囲にもニーボルスター前
板11と同じ吸収板で形成したニーボルスター部材13を配
置していたので、リッド11とインストルメントパネル3
の両方に吸収板である鉄板等が取付けられることになり
重量がアップする問題が発生した。
技術においては、グローブボックス7のリッド11を鉄板
等からなるニーボルスター前板6を挟んだ厚みAのある
ものとし、さらに、リッド11が取付けられるインストル
メントパネル3側開口部の全周囲にもニーボルスター前
板11と同じ吸収板で形成したニーボルスター部材13を配
置していたので、リッド11とインストルメントパネル3
の両方に吸収板である鉄板等が取付けられることになり
重量がアップする問題が発生した。
【0009】そこで、重量を軽減させるためにグローブ
ボックス7のリッド11側の厚みAを薄くすると、図13に
示すように、グローブボックス7のリッド11だけが膝部
7の矢印方向の衝突で変形し、膝部10がインストルメン
トパネル3の内部に、すなわちグローブボックス7の内
部に入り込み乗員の拘束力が減少するという問題が発生
した。
ボックス7のリッド11側の厚みAを薄くすると、図13に
示すように、グローブボックス7のリッド11だけが膝部
7の矢印方向の衝突で変形し、膝部10がインストルメン
トパネル3の内部に、すなわちグローブボックス7の内
部に入り込み乗員の拘束力が減少するという問題が発生
した。
【0010】なお、特開平2-164638号公報に開示されて
いる車両のニープロテクター構造は前板の上部の剛性を
下部より高くしたものなので、弱い部分に膝部が当接し
た場合、膝部が内部に入り込んでしまう虞がある。ま
た、特開平3-546 号公報に開示された自動車用ニーパッ
ド構造は塑性変形する金属支持部材によって合成樹脂製
ニーパネルを支持しているので、取付構造が複雑になる
虞がある。
いる車両のニープロテクター構造は前板の上部の剛性を
下部より高くしたものなので、弱い部分に膝部が当接し
た場合、膝部が内部に入り込んでしまう虞がある。ま
た、特開平3-546 号公報に開示された自動車用ニーパッ
ド構造は塑性変形する金属支持部材によって合成樹脂製
ニーパネルを支持しているので、取付構造が複雑になる
虞がある。
【0011】本発明は上記従来の問題を解決するために
なされたもので、ニーボルスター前板と側板ステーとを
フックによって結合してニーボルスター前板および膝部
がインストルメントパネル内部に侵入しないように押え
ると共に重量を軽減させた自動車助手席のニーボルスタ
ー装置を提供することを目的とする。
なされたもので、ニーボルスター前板と側板ステーとを
フックによって結合してニーボルスター前板および膝部
がインストルメントパネル内部に侵入しないように押え
ると共に重量を軽減させた自動車助手席のニーボルスタ
ー装置を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するための手段として、自動車の助手席側インストルメ
ントパネルにニーボルスター前板を設け、該ニーボルス
ター前板の車両前方側の左右両端にフック部を突出させ
ると共に、該フック部をインストルメントパネル内部前
側の左右に設けた側板ステーに挿通させ、自動車の衝突
時に該側板ステーと前記ニーボルスター前板とが噛合う
ように位置設定したことを特徴とするものである。
するための手段として、自動車の助手席側インストルメ
ントパネルにニーボルスター前板を設け、該ニーボルス
ター前板の車両前方側の左右両端にフック部を突出させ
ると共に、該フック部をインストルメントパネル内部前
側の左右に設けた側板ステーに挿通させ、自動車の衝突
時に該側板ステーと前記ニーボルスター前板とが噛合う
ように位置設定したことを特徴とするものである。
【0013】
【作用】本発明はこのように自動車の助手席側インスト
ルメントパネルに設けられたニーボルスター前板の車両
前方側の左右両端にフック部を突出させ、このフック部
をインストルメントパネル内部の前側左右に設けた側板
ステーに挿通させたので、自動車の衝突時には膝部がニ
ーボルスター前板に当たり、ニーボルスター前板の変形
により側板ステーと、ニーボルスター前板のフック部と
が噛合ってニーボルスター前板の大きな変形を防止する
ことが可能となる。
ルメントパネルに設けられたニーボルスター前板の車両
前方側の左右両端にフック部を突出させ、このフック部
をインストルメントパネル内部の前側左右に設けた側板
ステーに挿通させたので、自動車の衝突時には膝部がニ
ーボルスター前板に当たり、ニーボルスター前板の変形
により側板ステーと、ニーボルスター前板のフック部と
が噛合ってニーボルスター前板の大きな変形を防止する
ことが可能となる。
【0014】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1および図2に
ついて、図7ないし図13と同一部材には同一の符号を付
して説明する。図において、1は自動車の助手席側のイ
ンストルメントパネル3に設けられたニーボルスター装
置である。このニーボルスター装置1は、インパネメン
バ4に取付けた左右2個の側板ステー5、および側板ス
テー5に挿通したフック部14を有するリッド11(図10参
照)を兼ねたニーボルスター前板6とから概略構成され
ている。このニーボルスター前板6と左右の側板ステー
5およびインパネメンバ4とで囲まれる部分がグローブ
ボックス7の取付空間部となる。
ついて、図7ないし図13と同一部材には同一の符号を付
して説明する。図において、1は自動車の助手席側のイ
ンストルメントパネル3に設けられたニーボルスター装
置である。このニーボルスター装置1は、インパネメン
バ4に取付けた左右2個の側板ステー5、および側板ス
テー5に挿通したフック部14を有するリッド11(図10参
照)を兼ねたニーボルスター前板6とから概略構成され
ている。このニーボルスター前板6と左右の側板ステー
5およびインパネメンバ4とで囲まれる部分がグローブ
ボックス7の取付空間部となる。
【0015】グローブボックス7のリッドを兼ねたニー
ボルスター前板6は助手席8(図7参照)の前に配設さ
れて、自動車の衝突時には助手席8乗員の膝部10が当接
するようになっている。そして、図1においては下側の
ヒンジ15を回動中心として開閉するようにされている。
このニーボルスター前板6の車両前方側の左右両端には
上下縦に3個ずつのフック部14が形成されている。ま
た、側板ステー5はグローブボックス7の側板となるも
ので、左右に2個配設されてその前側先端はインパネメ
ンバ4に固着されている。
ボルスター前板6は助手席8(図7参照)の前に配設さ
れて、自動車の衝突時には助手席8乗員の膝部10が当接
するようになっている。そして、図1においては下側の
ヒンジ15を回動中心として開閉するようにされている。
このニーボルスター前板6の車両前方側の左右両端には
上下縦に3個ずつのフック部14が形成されている。ま
た、側板ステー5はグローブボックス7の側板となるも
ので、左右に2個配設されてその前側先端はインパネメ
ンバ4に固着されている。
【0016】側板ステー5の他端はニーボルスター前板
6に設けたフック部14が挿通するキャッチホール16が形
成されている。これによってニーボルスター前板6が乗
員の膝部10に対向しているときには、すなわちグローブ
ボックス7のリッドを閉じたときには、図3および図4
に示すように、ニーボルスター前板6のフック部14が側
板ステー5のキャッチホール16に挿通していることにな
る。この場合、フック部14およびキャッチホール16はニ
ーボルスター前板6すなわちリッドの開閉を妨げないも
のである。
6に設けたフック部14が挿通するキャッチホール16が形
成されている。これによってニーボルスター前板6が乗
員の膝部10に対向しているときには、すなわちグローブ
ボックス7のリッドを閉じたときには、図3および図4
に示すように、ニーボルスター前板6のフック部14が側
板ステー5のキャッチホール16に挿通していることにな
る。この場合、フック部14およびキャッチホール16はニ
ーボルスター前板6すなわちリッドの開閉を妨げないも
のである。
【0017】次に、本実施例の作用を説明する。このよ
うに自動車の助手席側インストルメントパネル3に設け
られたニーボルスター前板6の車両前方側の左右両端に
フック部14を突出させ、このフック部14をインストルメ
ントパネル3内部の前側左右に設けた側板ステー5のキ
ャッチホール16に挿通させたので、自動車1の衝突時に
は助手席側の乗員の膝部10がニーボルスター前板6に当
たって乗員の膝部10を拘束する。この膝部10の当接によ
りニーボルスター前板6が変形し、側板ステー5のキャ
ッチホール16とニーボルスター前板6のフック部14とが
噛合ってニーボルスター前板6の大きな変形を防止する
ことが可能となる。
うに自動車の助手席側インストルメントパネル3に設け
られたニーボルスター前板6の車両前方側の左右両端に
フック部14を突出させ、このフック部14をインストルメ
ントパネル3内部の前側左右に設けた側板ステー5のキ
ャッチホール16に挿通させたので、自動車1の衝突時に
は助手席側の乗員の膝部10がニーボルスター前板6に当
たって乗員の膝部10を拘束する。この膝部10の当接によ
りニーボルスター前板6が変形し、側板ステー5のキャ
ッチホール16とニーボルスター前板6のフック部14とが
噛合ってニーボルスター前板6の大きな変形を防止する
ことが可能となる。
【0018】
【発明の効果】本発明は以上説明したように、自動車の
助手席側インストルメントパネルに設けられたニーボル
スター前板の車両前方側の左右両端にフック部を突出さ
せ、このフック部をインストルメントパネル内部の前側
左右に設けた側板ステーに挿通させたので、自動車の衝
突時には膝部がニーボルスター前板に当たり、ニーボル
スター前板の変形により側板部材とニーボルスター前板
のフック部とが噛合ってニーボルスター前板の大きな変
形を防止することができる。これによって、ニーボルス
ター前板および膝部がインストルメントパネル内部に侵
入しないように押えられることになり、乗員の拘束力が
向上する。
助手席側インストルメントパネルに設けられたニーボル
スター前板の車両前方側の左右両端にフック部を突出さ
せ、このフック部をインストルメントパネル内部の前側
左右に設けた側板ステーに挿通させたので、自動車の衝
突時には膝部がニーボルスター前板に当たり、ニーボル
スター前板の変形により側板部材とニーボルスター前板
のフック部とが噛合ってニーボルスター前板の大きな変
形を防止することができる。これによって、ニーボルス
ター前板および膝部がインストルメントパネル内部に侵
入しないように押えられることになり、乗員の拘束力が
向上する。
【図1】本発明の一実施例を示す斜視図である。
【図2】図1の片側の側板ステーの部分を拡大して示し
た斜視図である。
た斜視図である。
【図3】図2のAーA線に沿う断面図である。
【図4】図2のBーB線に沿う断面図である。
【図5】図3に示したニーボルスター前板に膝部が衝突
したときの上面断面図である。
したときの上面断面図である。
【図6】図5のニーボルスター前板が膝部によって押さ
れたところを示す上面断面図である。
れたところを示す上面断面図である。
【図7】ニーボルスター装置を説明する模式図である。
【図8】ニーボルスター前板に膝部があったところを模
式的に示す斜視図である。
式的に示す斜視図である。
【図9】リッドの取付位置を変えた従来のグローブボッ
クスの斜視図である。
クスの斜視図である。
【図10】グローブボックスに設けた従来のニーボルス
ター装置の斜視図である。
ター装置の斜視図である。
【図11】グローブボックスに設けた従来のニーボルス
ター装置の斜視図である。
ター装置の斜視図である。
【図12】グローブボックスに設けた従来のニーボルス
ター装置の断面図である。
ター装置の断面図である。
【図13】従来のグローブボックスのリッドが押込まれ
たところを示す斜視図である。
たところを示す斜視図である。
1 ニーボルスター 2 自動車 3 インストルメントパネル 5 側板ステー 6 ニーボルスター前板 8 助手席 14 フック部
Claims (1)
- 【請求項1】 自動車の助手席側インストルメントパネ
ルにニーボルスター前板を設け、該ニーボルスター前板
の車両前方側の左右両端にフック部を突出させると共
に、該フック部をインストルメントパネル内部前側の左
右に設けた側板ステーに挿通させ、自動車の衝突時に該
側板ステーと前記ニーボルスター前板とが噛合うように
位置設定したことを特徴とする自動車助手席のニーボル
スター装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4042201A JPH05213129A (ja) | 1992-01-31 | 1992-01-31 | 自動車助手席のニーボルスター装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4042201A JPH05213129A (ja) | 1992-01-31 | 1992-01-31 | 自動車助手席のニーボルスター装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05213129A true JPH05213129A (ja) | 1993-08-24 |
Family
ID=12629401
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4042201A Pending JPH05213129A (ja) | 1992-01-31 | 1992-01-31 | 自動車助手席のニーボルスター装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05213129A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6921128B2 (en) * | 2003-05-06 | 2005-07-26 | Lear Corporation | Universal energy absorbing bracket |
US8328230B1 (en) | 2012-01-30 | 2012-12-11 | Ford Global Technologies, Llc | Active bolster with internal tear ribs for a contoured inflation shape |
US10351088B2 (en) * | 2015-03-11 | 2019-07-16 | Kyoraku Co., Ltd. | Knee bolster |
-
1992
- 1992-01-31 JP JP4042201A patent/JPH05213129A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6921128B2 (en) * | 2003-05-06 | 2005-07-26 | Lear Corporation | Universal energy absorbing bracket |
US8328230B1 (en) | 2012-01-30 | 2012-12-11 | Ford Global Technologies, Llc | Active bolster with internal tear ribs for a contoured inflation shape |
US10351088B2 (en) * | 2015-03-11 | 2019-07-16 | Kyoraku Co., Ltd. | Knee bolster |
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